JP2844063B2 - ワ−ク供給・回収装置 - Google Patents
ワ−ク供給・回収装置Info
- Publication number
- JP2844063B2 JP2844063B2 JP33764496A JP33764496A JP2844063B2 JP 2844063 B2 JP2844063 B2 JP 2844063B2 JP 33764496 A JP33764496 A JP 33764496A JP 33764496 A JP33764496 A JP 33764496A JP 2844063 B2 JP2844063 B2 JP 2844063B2
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- Japan
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- work
- chuck
- supply
- cylinder
- chuck support
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- Feeding Of Workpieces (AREA)
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズの芯取り加
工やコンピュ−タ機器用ガラスディスクのようなド−ナ
ツ形状で内外径の同時加工を行うようなワ−クを、ベル
チャック方式にて研削ないし切削加工をする場合等に、
ワ−クを自動的に供給すると共に、加工済のワ−クを回
収するワ−ク供給・回収装置に関するものである。
工やコンピュ−タ機器用ガラスディスクのようなド−ナ
ツ形状で内外径の同時加工を行うようなワ−クを、ベル
チャック方式にて研削ないし切削加工をする場合等に、
ワ−クを自動的に供給すると共に、加工済のワ−クを回
収するワ−ク供給・回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】上記ワ−ク供給・回収装置として、本願
出願人は実公平6−30357号公報記載の装置を開示
している。それは図4に示す通り、直線駆動部118の
駆動軸117に平行チャック116を設置し、平行チャ
ック116の一対のア−ム112、114にそれぞれ供
給用バキュ−ムパッド113と回収用バキュ−ムパッド
115とを取り付け、両パッド113、115がベルチ
ャックの固定側ホルダ−119と可動側ホルダ−120
間に進入可能にしたものである。
出願人は実公平6−30357号公報記載の装置を開示
している。それは図4に示す通り、直線駆動部118の
駆動軸117に平行チャック116を設置し、平行チャ
ック116の一対のア−ム112、114にそれぞれ供
給用バキュ−ムパッド113と回収用バキュ−ムパッド
115とを取り付け、両パッド113、115がベルチ
ャックの固定側ホルダ−119と可動側ホルダ−120
間に進入可能にしたものである。
【0003】上記装置においては、供給用バキュ−ムパ
ッド113が加工前のワ−ク111を吸着した状態で待
機しており、前のワ−クの加工が終了し、可動側ホルダ
−120が加工済ワ−ク111aを吸着保持した状態で
後退すると、直線駆動部118の作用で駆動軸117が
前進駆動され、平行チャック116を介して両ア−ム1
12、114が前進し、両パッド113、115の中心
が各ホルダ−119、120の軸芯と一致するに至る。
ッド113が加工前のワ−ク111を吸着した状態で待
機しており、前のワ−クの加工が終了し、可動側ホルダ
−120が加工済ワ−ク111aを吸着保持した状態で
後退すると、直線駆動部118の作用で駆動軸117が
前進駆動され、平行チャック116を介して両ア−ム1
12、114が前進し、両パッド113、115の中心
が各ホルダ−119、120の軸芯と一致するに至る。
【0004】そこで平行チャック116が開動作をし、
両ア−ム112、114を離隔方向に駆動すると、加工
前のワ−ク111は供給用バキュ−ムパッド113と固
定側ホルダ−119の吸着面との間に、また、加工済の
ワ−ク111aは可動側ホルダ−120の吸着面と回収
用バキュ−ムパッド115との間に、それぞれ同時に挾
持されることになる。そこにおいて、加工前のワ−ク1
11と加工済のワ−ク111aの受け渡しが行われる。
両ア−ム112、114を離隔方向に駆動すると、加工
前のワ−ク111は供給用バキュ−ムパッド113と固
定側ホルダ−119の吸着面との間に、また、加工済の
ワ−ク111aは可動側ホルダ−120の吸着面と回収
用バキュ−ムパッド115との間に、それぞれ同時に挾
持されることになる。そこにおいて、加工前のワ−ク1
11と加工済のワ−ク111aの受け渡しが行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように上記装置に
おいては、平行チャック116の両ア−ム112、11
4が同時に反対方向に同じ距離移動する。然るに、ホル
ダ−119と供給用バキュ−ムパッド113の間隔及び
ホルダ−120と回収用バキュ−ムパッド115との間
隔、並びにワ−クの厚さ等が一定不変であればさ程問題
はないが、実際は上記間隔は微妙に変化し、且つワ−ク
のサイズも一定ではないため、供給側と回収側とでいず
れかに片寄りが生じ、ワ−クの吸着条件が不均一となっ
て適正な吸着が阻害される場合が起こり得る。また、ワ
−クの変更に対しては装置の位置合わせが必要となる
が、そのためのロスタイムが大きく、生産性が著しく阻
害されていた。
おいては、平行チャック116の両ア−ム112、11
4が同時に反対方向に同じ距離移動する。然るに、ホル
ダ−119と供給用バキュ−ムパッド113の間隔及び
ホルダ−120と回収用バキュ−ムパッド115との間
隔、並びにワ−クの厚さ等が一定不変であればさ程問題
はないが、実際は上記間隔は微妙に変化し、且つワ−ク
のサイズも一定ではないため、供給側と回収側とでいず
れかに片寄りが生じ、ワ−クの吸着条件が不均一となっ
て適正な吸着が阻害される場合が起こり得る。また、ワ
−クの変更に対しては装置の位置合わせが必要となる
が、そのためのロスタイムが大きく、生産性が著しく阻
害されていた。
【0006】更に上記装置の場合、バキュ−ムパッド1
13、115は間隔を置いて位置するア−ム112、1
14の外側面に取り付けられているため、バキュ−ムパ
ッド113、115の吸着面間の距離dは小さくなく、
その分とア−ム112、114の移動距離分、固定側ホ
ルダ−119と可動側ホルダ−120の間隔を開けなけ
ればならなくなり、その分ホルダ−119、120の軸
間合わせが難しくなるという欠点がある。
13、115は間隔を置いて位置するア−ム112、1
14の外側面に取り付けられているため、バキュ−ムパ
ッド113、115の吸着面間の距離dは小さくなく、
その分とア−ム112、114の移動距離分、固定側ホ
ルダ−119と可動側ホルダ−120の間隔を開けなけ
ればならなくなり、その分ホルダ−119、120の軸
間合わせが難しくなるという欠点がある。
【0007】上記装置にはこのような問題点があったの
で、本発明はそのような問題のない、即ち、加工前のワ
−クの供給側の動作と、加工済のワ−クの回収側の動作
とをそれぞれ独立に行なわせることによって状況に応じ
た適正なワ−ク吸着を可能にし、また、供給側と回収側
の吸着パッドの吸着面間の距離を大幅に短くすることが
でき、以てベルチャックのホルダ−間の距離を短くして
ホルダ−間の軸合わせを容易ならしめるワ−ク供給・回
収装置を提供することを課題とする。
で、本発明はそのような問題のない、即ち、加工前のワ
−クの供給側の動作と、加工済のワ−クの回収側の動作
とをそれぞれ独立に行なわせることによって状況に応じ
た適正なワ−ク吸着を可能にし、また、供給側と回収側
の吸着パッドの吸着面間の距離を大幅に短くすることが
でき、以てベルチャックのホルダ−間の距離を短くして
ホルダ−間の軸合わせを容易ならしめるワ−ク供給・回
収装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、メインシリン
ダにより直進駆動されるチャック取付ベ−スを設け、そ
の上面幅方向にLMガイドを配置し、前記LMガイド上
に前記LMガイドに沿って移動するワ−ク供給用とワ−
ク回収用のチャックサポ−トを設置すると共に、前記チ
ャック取付ベ−ス上に前記各チャックサポ−トを前記幅
方向に移動させる供給用シリンダと回収用シリンダとを
設置し、前記チャックサポ−トの一方の先端部を上下2
つに分けてその間に他方のチャックサポ−トの先端部が
縦一列となって収まるようにし、前記上下2つに分けた
方の先端部にはそれぞれ吸着パッドを1つ配備し、前記
間に収まる方の先端部にはその長さ方向前後に2つの吸
着パッドを配備して成るワ−ク供給・回収装置、を以て
上記課題を解決した。
ダにより直進駆動されるチャック取付ベ−スを設け、そ
の上面幅方向にLMガイドを配置し、前記LMガイド上
に前記LMガイドに沿って移動するワ−ク供給用とワ−
ク回収用のチャックサポ−トを設置すると共に、前記チ
ャック取付ベ−ス上に前記各チャックサポ−トを前記幅
方向に移動させる供給用シリンダと回収用シリンダとを
設置し、前記チャックサポ−トの一方の先端部を上下2
つに分けてその間に他方のチャックサポ−トの先端部が
縦一列となって収まるようにし、前記上下2つに分けた
方の先端部にはそれぞれ吸着パッドを1つ配備し、前記
間に収まる方の先端部にはその長さ方向前後に2つの吸
着パッドを配備して成るワ−ク供給・回収装置、を以て
上記課題を解決した。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図面
(図1乃至図3)に依拠して説明する。図中1はロッド
レス型のメインシリンダで、蛇腹カバ−2に被覆されて
いる。3はメインシリンダ1により直線駆動されるベ−
スサポ−トで、これにメインシリンダ1の長さ方向に伸
びるチャック取付ベ−ス4が固定される。
(図1乃至図3)に依拠して説明する。図中1はロッド
レス型のメインシリンダで、蛇腹カバ−2に被覆されて
いる。3はメインシリンダ1により直線駆動されるベ−
スサポ−トで、これにメインシリンダ1の長さ方向に伸
びるチャック取付ベ−ス4が固定される。
【0010】チャック取付ベ−ス4の先端部にはチャッ
ク及びチャックの開閉機構が設置される。即ち、5、6
はチャック取付ベ−ス4の幅方向に配置されたLMガイ
ドで、それらにそれぞれチャックサポ−ト7、8が固定
される。一方のチャックサポ−ト7は、加工前のワ−ク
を研削機等に供給するためのものであり、他方のチャッ
クサポ−ト8は、加工済のワ−クを回収するためのもの
である。
ク及びチャックの開閉機構が設置される。即ち、5、6
はチャック取付ベ−ス4の幅方向に配置されたLMガイ
ドで、それらにそれぞれチャックサポ−ト7、8が固定
される。一方のチャックサポ−ト7は、加工前のワ−ク
を研削機等に供給するためのものであり、他方のチャッ
クサポ−ト8は、加工済のワ−クを回収するためのもの
である。
【0011】チャック取付ベ−ス4上には、チャックサ
ポ−ト7をチャック取付ベ−ス4の幅方向に駆動するた
めの供給用シリンダ9と、チャックサポ−ト8をやはり
チャック取付ベ−ス4の幅方向に駆動するための回収用
シリンダ10とが設置される。チャック取付ベ−ス4上
には、チャックサポ−ト7、8の移動端を規制するため
のストッパ−11、12が設置されることもある。スト
ッパ−11、12はネジ式で、進退させることによって
規制位置の微調整を行うことができるものであるが、現
実にはチャックサポ−ト7、8の動きはエア圧にて自動
調整することができるので、ストッパ−11、12は普
通必要ではない。
ポ−ト7をチャック取付ベ−ス4の幅方向に駆動するた
めの供給用シリンダ9と、チャックサポ−ト8をやはり
チャック取付ベ−ス4の幅方向に駆動するための回収用
シリンダ10とが設置される。チャック取付ベ−ス4上
には、チャックサポ−ト7、8の移動端を規制するため
のストッパ−11、12が設置されることもある。スト
ッパ−11、12はネジ式で、進退させることによって
規制位置の微調整を行うことができるものであるが、現
実にはチャックサポ−ト7、8の動きはエア圧にて自動
調整することができるので、ストッパ−11、12は普
通必要ではない。
【0012】チャックサポ−ト7、8の先端部はそれぞ
れ中空立板状であって、一方のチャックサポ−ト(図で
はチャックサポ−ト8)は、普通連通状態にて上下2つ
に分かれ、その間に他方のチャックサポ−ト(図ではチ
ャックサポ−ト7)が収まって、それぞれの後退時(図
1の状態)に縦一列に並ぶ位置関係となっている。そし
て、チャックサポ−ト7の先端部には前後方向に、吸着
するワ−クの径に対応する間隔を置いて2つの供給用吸
着パッド13が配備され、また、2つに分かれているチ
ャックサポ−ト8には、それぞれの先端部に1つ回収用
吸着パッド14が配備される。2つの回収用吸着パッド
14の間隔も、吸着するワ−クの径に対応したものとす
る。
れ中空立板状であって、一方のチャックサポ−ト(図で
はチャックサポ−ト8)は、普通連通状態にて上下2つ
に分かれ、その間に他方のチャックサポ−ト(図ではチ
ャックサポ−ト7)が収まって、それぞれの後退時(図
1の状態)に縦一列に並ぶ位置関係となっている。そし
て、チャックサポ−ト7の先端部には前後方向に、吸着
するワ−クの径に対応する間隔を置いて2つの供給用吸
着パッド13が配備され、また、2つに分かれているチ
ャックサポ−ト8には、それぞれの先端部に1つ回収用
吸着パッド14が配備される。2つの回収用吸着パッド
14の間隔も、吸着するワ−クの径に対応したものとす
る。
【0013】15、16は図示せぬ真空ポンプから伸び
る真空チャ−ブを接続する真空チュ−ブ接続部材で、真
空チュ−ブ接続部材15はチャックサポ−ト7の先端中
空室に配置され、真空チュ−ブ接続部材16はチャック
サポ−ト8の2つの互いに連通する先端中空室の一方に
配置される。
る真空チャ−ブを接続する真空チュ−ブ接続部材で、真
空チュ−ブ接続部材15はチャックサポ−ト7の先端中
空室に配置され、真空チュ−ブ接続部材16はチャック
サポ−ト8の2つの互いに連通する先端中空室の一方に
配置される。
【0014】18、19はメインシリンダ1のストロ−
クを規制するためのマイクロメ−タで、マイクロメ−タ
18は後退位置決め用(図1において右方向移動端)で
あり、マイクロメ−タ19は前進位置決め用(図1にお
いて左方向移動端)である。20は先端部に複数のテ−
パ型芯出しピン20aを有する芯出しチャックで、芯出
しシリンダ21の作用で前進し、供給用吸着パッド13
に吸着されているド−ナツ型ワ−クの円孔内に進入し、
その芯出しピン20aで当該ワ−クの芯出しを行う。芯
出しシリンダ21はロ−タリ−アクチュエ−タ22の旋
回軸に固定されており、上記芯出し動作後後退した後
は、ロ−タリ−アクチュエ−タ22の作用で90度上方
に回動して待機する(図3の状態)。
クを規制するためのマイクロメ−タで、マイクロメ−タ
18は後退位置決め用(図1において右方向移動端)で
あり、マイクロメ−タ19は前進位置決め用(図1にお
いて左方向移動端)である。20は先端部に複数のテ−
パ型芯出しピン20aを有する芯出しチャックで、芯出
しシリンダ21の作用で前進し、供給用吸着パッド13
に吸着されているド−ナツ型ワ−クの円孔内に進入し、
その芯出しピン20aで当該ワ−クの芯出しを行う。芯
出しシリンダ21はロ−タリ−アクチュエ−タ22の旋
回軸に固定されており、上記芯出し動作後後退した後
は、ロ−タリ−アクチュエ−タ22の作用で90度上方
に回動して待機する(図3の状態)。
【0015】なお、チャックサポ−ト7、8の両側に、
加工前のワ−クを収納するワ−クストッカ−からワ−ク
を取り出して供給用吸着パッド13に吸着させる機構
と、加工済のワ−クを回収用吸着パッド14から回収す
る機構とが添設されるが、それらの機構は本発明と直接
は関係がないので図示及び説明を省略する。
加工前のワ−クを収納するワ−クストッカ−からワ−ク
を取り出して供給用吸着パッド13に吸着させる機構
と、加工済のワ−クを回収用吸着パッド14から回収す
る機構とが添設されるが、それらの機構は本発明と直接
は関係がないので図示及び説明を省略する。
【0016】上記本発明に係る装置においては、供給用
吸着パッド13が加工前のワ−クを吸着して芯出しした
後、チャックサポ−ト7、8が後退動作をして縦1列に
並んで待機状態となり、その際供給用吸着パッド13と
回収用吸着パッド14の吸着面間距離が最小となり、こ
の距離は上記図4に示す従来の装置の場合の距離dの約
半分かそれ以下となる。
吸着パッド13が加工前のワ−クを吸着して芯出しした
後、チャックサポ−ト7、8が後退動作をして縦1列に
並んで待機状態となり、その際供給用吸着パッド13と
回収用吸着パッド14の吸着面間距離が最小となり、こ
の距離は上記図4に示す従来の装置の場合の距離dの約
半分かそれ以下となる。
【0017】前に供給したワ−クの加工が終了して後退
用ベルクランプ側に吸着されると、この待機状態からメ
インシリンダ1が前進動作をし、各パッド13、14を
加工機のワ−クホルダ−間に位置させる。そこで供給用
シリンダ9が動作すると、チャックサポ−ト7がLMガ
イド5にガイドされてチャックサポ−ト8から離れる方
向に移動し、ワ−クを図示せぬ加工機のワ−クホルダ−
に対向させて当接させ、供給用吸着パッド13による吸
着状態を解除してワ−クをワ−クホルダ−に受け渡す。
用ベルクランプ側に吸着されると、この待機状態からメ
インシリンダ1が前進動作をし、各パッド13、14を
加工機のワ−クホルダ−間に位置させる。そこで供給用
シリンダ9が動作すると、チャックサポ−ト7がLMガ
イド5にガイドされてチャックサポ−ト8から離れる方
向に移動し、ワ−クを図示せぬ加工機のワ−クホルダ−
に対向させて当接させ、供給用吸着パッド13による吸
着状態を解除してワ−クをワ−クホルダ−に受け渡す。
【0018】一方、上記チャックサポ−ト7の動作と同
時に回収用シリンダ10も動作し、チャックサポ−ト8
をチャックサポ−ト7と反対の方向に移動させる。そし
て、回収用吸着パッド14を、加工済のワ−クを吸着し
た状態で待機している加工機の他方のワ−クホルダ−に
対向させて当接させる。そこにおいて当該ワ−クホルダ
−によるワ−ク吸着が解除されて、ワ−クは回収用吸着
パッド14側に吸着される。
時に回収用シリンダ10も動作し、チャックサポ−ト8
をチャックサポ−ト7と反対の方向に移動させる。そし
て、回収用吸着パッド14を、加工済のワ−クを吸着し
た状態で待機している加工機の他方のワ−クホルダ−に
対向させて当接させる。そこにおいて当該ワ−クホルダ
−によるワ−ク吸着が解除されて、ワ−クは回収用吸着
パッド14側に吸着される。
【0019】上記双方のワ−ク受け渡し動作が終了する
と、直ちに供給用シリンダ9と回収用シリンダ10とが
後退動作し、次いでメインシリンダが後退動作すると、
チャックサポ−ト7、8は図1に示す当初の位置に戻
る。そこにおいて供給用吸着パッド13には新しい未加
工ワ−クが供給されると共に、回収用吸着パッド14か
ら加工済ワ−クが回収される。この未加工ワ−クの供給
及び加工済ワ−クの回収に際して、供給用シリンダ9と
回収用シリンダ10とを動作させて、チャックサポ−ト
7、8を移動させることもある。
と、直ちに供給用シリンダ9と回収用シリンダ10とが
後退動作し、次いでメインシリンダが後退動作すると、
チャックサポ−ト7、8は図1に示す当初の位置に戻
る。そこにおいて供給用吸着パッド13には新しい未加
工ワ−クが供給されると共に、回収用吸着パッド14か
ら加工済ワ−クが回収される。この未加工ワ−クの供給
及び加工済ワ−クの回収に際して、供給用シリンダ9と
回収用シリンダ10とを動作させて、チャックサポ−ト
7、8を移動させることもある。
【0020】
【発明の効果】本発明は上述した通りであって、供給用
と回収用の吸着パッドの移動動作を別個のシリンダで駆
動することとしたため、供給側と回収側とで吸着パッド
と加工機のワ−クホルダ−間におけるワ−クの挾圧を常
に適正圧にて行うことが可能となった。また、供給側と
回収側のチャックサポ−トが、その一方が他方の間に収
まって縦一列に並ぶため、供給側と回収側の吸着パッド
の吸着面間の距離を大幅に縮めることができ、以てベル
チャックのホルダ−間の距離が縮まる結果、その軸合わ
せが容易となる効果がある。また、ワ−クの厚みが変更
された場合であっても、供給用シリンダと回収用シリン
ダのストロ−クの範囲内であれば、装置の調整をするこ
となく使用し得る効果がある。
と回収用の吸着パッドの移動動作を別個のシリンダで駆
動することとしたため、供給側と回収側とで吸着パッド
と加工機のワ−クホルダ−間におけるワ−クの挾圧を常
に適正圧にて行うことが可能となった。また、供給側と
回収側のチャックサポ−トが、その一方が他方の間に収
まって縦一列に並ぶため、供給側と回収側の吸着パッド
の吸着面間の距離を大幅に縮めることができ、以てベル
チャックのホルダ−間の距離が縮まる結果、その軸合わ
せが容易となる効果がある。また、ワ−クの厚みが変更
された場合であっても、供給用シリンダと回収用シリン
ダのストロ−クの範囲内であれば、装置の調整をするこ
となく使用し得る効果がある。
【図1】 本発明の実施形態の平面図である。
【図2】 本発明の実施形態の正面図である。
【図3】 本発明の実施形態の側面図である。
【図4】 従来のワ−ク供給・回収装置の構成図であ
る。
る。
1 メインシリンダ 4 チャック取付ベ−ス 5 LMガイド 6 LMガイド 7 チャックサポ−ト 8 チャックサポ−ト 9 供給用シリンダ 10 回収用シリンダ 11 ストッパ− 12 ストッパ− 13 供給用吸着パッド 14 回収用吸着パッド 18 マイクロメ−タ 19 マイクロメ−タ 20 芯出しチャック
Claims (3)
- 【請求項1】 メインシリンダにより直進駆動されるチ
ャック取付ベ−スを設け、その上面幅方向にLMガイド
を配置し、前記LMガイド上に前記LMガイドに沿って
移動するワ−ク供給用とワ−ク回収用のチャックサポ−
トを設置すると共に、前記チャック取付ベ−ス上に前記
各チャックサポ−トを前記幅方向に移動させる供給用シ
リンダと回収用シリンダとを設置し、前記チャックサポ
−トの一方の先端部を上下2つに分けてその間に他方の
チャックサポ−トの先端部が縦一列となって収まるよう
にし、前記上下2つに分けた方の先端部にはそれぞれ吸
着パッドを1つ配備し、前記間に収まる方の先端部には
その長さ方向前後に2つの吸着パッドを配備して成るワ
−ク供給・回収装置。 - 【請求項2】 前記メインシリンダの動作端を規制する
ストッパ−、並びに、前記供給用及び回収用シリンダの
動作端を規制するストッパ−を設置した請求項1記載の
ワ−ク供給・回収装置。 - 【請求項3】 前記供給用チャックサポ−トの吸着パッ
ドに吸着されたワ−クの芯出し装置を添設した請求項1
又は2記載のワ−ク供給・回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33764496A JP2844063B2 (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | ワ−ク供給・回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33764496A JP2844063B2 (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | ワ−ク供給・回収装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10156659A JPH10156659A (ja) | 1998-06-16 |
JP2844063B2 true JP2844063B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=18310607
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33764496A Expired - Lifetime JP2844063B2 (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | ワ−ク供給・回収装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2844063B2 (ja) |
-
1996
- 1996-12-03 JP JP33764496A patent/JP2844063B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10156659A (ja) | 1998-06-16 |
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