JP2843419B2 - 滑り止め装置 - Google Patents

滑り止め装置

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JP2843419B2 JP13939390A JP13939390A JP2843419B2 JP 2843419 B2 JP2843419 B2 JP 2843419B2 JP 13939390 A JP13939390 A JP 13939390A JP 13939390 A JP13939390 A JP 13939390A JP 2843419 B2 JP2843419 B2 JP 2843419B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、車両用タイヤに装着される滑り止め装置に
関し、特に、タイヤに対する装着を容易とした滑り止め
装置の改良に関する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題] この主の滑り止め装置の改良は、従来のいわゆる鎖上
のタイヤチェーンにおける取付け作業性の不便さを解消
し、ジャッキアップせずに、取付け作業に未熟なもので
も容易に装着を可能とする点に主眼がおかれている。
実開平1−81304号公報に示す滑り止め装置は、タイ
ヤホイール側面に固定される固定部と、この固定部から
放射状に伸び、かつ、この放射状部材をタイヤ周方向で
連結する連結部材を有した接地部等で構成し、この接地
部の外側面にスパイクピンを植設している。この滑り止
め装置をプラスチック等の弾性変形部材で構成すれば、
必しもジャックアップせずに、その弾性変形により滑り
止め部材をタイヤのトレッド面を覆うように配置するこ
とができ、その後固定部をタイヤホイールにねじ止め等
により固定することで、その装着を完了させることがで
きる。
しかしながら、滑り止め装置をタイヤに固定させた場
合には、この滑り止め装置が常にタイヤと一体的に回転
することになり、タイヤとその接地面との間に過大な負
荷が作用した場合には、滑り止め装置自体が破損してし
まうとういう危険性があった。
実開昭63−169304号公報に開示されたものは、タイヤ
の外側面配置されるリング状部材より放射状に伸びるラ
ダー型の滑り止め部材を有し、この滑り止め部材の自由
端側にて挿通される締付用ワイヤを有している。そし
て、この締付用ワイヤの一端をラダー型の滑り止め部材
に形成した孔部を介してタイヤ外側面側の前記リング部
材に案内し、この締付用ワイヤをリング状部材の1ヵ所
に固定することで、タイヤへの装着を実現できる。この
滑り止め装置によれば、タイヤへの装着がタイヤ外側面
側での締付用ワイヤの取付けのみで実現できるので、そ
の作業性が著しく改善できるが、ラダータイプの滑り止
め部材は、タイヤ周方向にて滑り止め部材が非連続とな
っており、滑り止め部材の厚さ分の段差がタイヤ周方向
で断続するため、乗り心地に不快感が生じるという問題
点を有している。
一方、特開昭62−122802号公報では、中心部に取付孔
を有する回動板と、この回動板の周縁に続き、タイヤの
トレッド面を全周にわたって覆う円周方向に連続した走
行接地部と、を有する滑り止め装置が開示されている。
この滑り止め装置によれば、タイヤに対して滑り止め装
置全体が回動可能であるので、上述した滑り止め装置の
破損というおそれが少なく、かつ、走行接地部はタイヤ
のトレッド面を全周にわって円周方向に覆うように連続
しているため、乗り心地も改善される。しかしながら、
この滑り止め装置をタイヤに対して回動自在に装着する
ためには、予めタイヤホイールにベース円板をねじ止め
固定しておく必要があり、このベース円板を固定する分
の作業項目が増大する上、タイヤホイール自体もベース
円板を強固に固定するため特殊な構造を有しなければな
らなという問題がある。特に、この滑り止め装置では、
上述した実開昭63−169304号公報の滑り止め装置と異な
り、締付ワイヤ等は一切使用していないため、タイヤへ
の装着保持性は前記回動板およびベース円板の固定にの
み依存しており、その装着保持性を高めるためには構成
が複雑となることが妨げられない。
本発明の目的とするところは、 タイヤのトレッド面と当接する走行接地部を、タイ
ヤの周方向でほぼ連続させることで、車両の乗り心地を
改善すること、 タイヤへの最終的な装着は、締付用ワイヤをタイヤ
の外面側で操作することで行い、装着性を容易とし、か
つ、滑り止め装置をタイヤに対して回動自在とするこ
と、 タイヤが接地した状態にて、タイヤのトレッド面を
覆うように滑り止め部材を配置することができること、 を実現することにより、以って装着作業性の良好でかつ
安価な滑り止め装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、タイヤの外側面に配置される環状枠と、 この環状枠に一端が固定され、その他端側が前記タイ
ヤの外側面,トレッド面を辿って内側面に伸びる滑り止
め部材と、 前記滑り止め部材のタイヤ内側面に位置する端部側を
環状に連結し、その少なくともその一端がタイヤのトレ
ッド面を辿ってタイヤ外側面に引き出され、前記環状枠
に対して引張状態にて係止可能な締付用ワイヤと、 を有し、 前記滑り止め部材は、 前記締結用ワイヤを挿通する共通端部と、 この共通端部より2股に別れ、それぞれ前記トレッド
面を交差して伸びる一対の走行接地部と、 この一対の走行接地部が前記環状枠の異なる位置に固
定される固定端と、 を有する滑り止め片を一組とし、 複数組の滑り止め片を前記締結用ワイヤに挿通して構
成したことを特徴とする。
[作 用] この滑り止め装置をタイヤに装着するためには、まず
環状枠をタイヤの外側面と対向する位置に配置し、締結
用ワイヤの引張力を解除した状態では共通端部側の直径
をタイヤの直径以上に大きくできるので、滑り止め装置
の走行接地部をタイヤのトレッド面を覆うように被せる
ことができる。また、共通端部及び締結用ワイヤをタイ
ヤ内側面に位置させることができる。この際、タイヤが
地面と接する部分が存在するが、共通端部間のピッチを
押し拡げることで、走行接地部をタイヤの接地幅領域の
両側にてトレッド面に被せることができる。この作業
は、一つの固定端部に対して、これと対応する走行接地
部の端部を取り外し可能とすることで、より容易に実現
できる。ただし、タイヤの接地幅領域では締結用ワイヤ
をワイヤ内側面に位置させることのみが不能となる。こ
の状態で、タイヤの接地部分が変わるように回転させる
と、締結用ワイヤの全ての領域をタイヤの内側面に位置
させることができ、締結用ワイヤを引張可能な状態とな
る。
この状態で、タイヤの外側面側に引出されている締結
用ワイヤを引張し、その一端を環状枠に係止すること
で、この滑り止め装置のタイヤに対する装着が完了す
る。
[実施例] 以下、本発明を適用した滑り止め装置の一実施例につ
いて、図面を参照して具体的に説明する。
第1図は実施例にかかる滑り止め装置の概略斜視図で
あり、第2図はこの滑り止め装置のタイヤに対する仮装
着状態を示す図であり、第3図はこの滑り止め装置をタ
イヤに対して装着完了した状態を示す図である。
各図において、タイヤ1の外側面1bと対向する位置に
配置される環状枠10の表面には、例えば8本のフランジ
付ピン12が設けられている。
前記環状枠10には、タイヤ1の外側面1b,トレッド面1
aを辿って内側面1cに伸び、かつ、トレッド面1aと当接
する走行接地部がタイヤ1の周方向で連続する滑り止め
装置20が連結されている。また、前記滑り止め部材20の
タイヤ1の内側面1cに位置する端部側を環状に連結し、
その端部がタイヤ1のトレッド面1aを辿ってタイヤ1の
外側面1bに引き出され、前記環状枠10のピン12に対して
引張状態にて係止可能な締付用ワイヤ40を有している。
前記滑り止め部材20は、前記締結用ワイヤ40を挿通す
る共通端部22と、この共通端部22より2股に別れ、それ
ぞれ前記トレッド面1aを交差して伸びる一対の走行接地
部24a,24bと、この一対の走行接地部24a,24bが前記環状
枠10の異なる位置に固定される固定端26,26と、を有す
る滑り止め片30を一組として構成している。そして、複
数組の滑り止め片30を前記締結用ワイヤ40に挿通して構
成している。
本実施例では、この滑り止め部材20を例えばプラスチ
ックまたは合成ゴムなどの非金属により一体的に形成し
ている。このため、前記滑り止め部材20は、相隣接する
2組の滑り止め片30,30のうち、隣り合う前記固定端26,
26同士を一体的に連結し、共通固定端27としている。さ
らに、一つの共通固定端27に対して、これと対応する走
行接地部24a,24bの端部24a1,24b1が着脱可能に構成され
ている。すなわち、この滑り止め部材20を展開した場合
には、第4図に示すように、長手方向の両端に上記端部
24a1,24b1が位置し、一対の走行接地部24a,24bが幅方向
で前記共通端部22,共通固定端27にて交互に連結されて
ジグザク状に延在する形態となっている。また、一対の
走行接地部24a,24bにはスパイクピン28が植設されてい
る、 第5図(A),(B)に示すように、一対の走行接地
部24a,24bの端部24a1,24b1には、それぞれ係合孔24a2,2
4b2が穿設され、この端部24a1,24b2が着脱自在な共通固
定端27には、2つのフック32,32が固定されている。一
つの共通固定端27に対して、前記端部24a1,24b1を着脱
自在にする構成としては、他の種々の方式を採用でき
る。例えば第6図に示すように、前記端部24a1,24b1
それぞれリング24a3,24b3を取付けることでもよい。こ
の場合、共通固定端27側には、円弧状の一部を切り欠い
た切欠きリング34を設け、レバー36の操作により切欠き
リング35の円弧状切欠き部を閉鎖/開放できる可動部38
を設ける等の構成を採用できる。
前記締結用ワイヤ40は、一対の走行接地部24a,24bの
共通端部22を環状に連結し、その両端部はタイヤ1の内
側面1cよりトレッド面1aを辿って外側面1bに引き出さ
れ、その途中にてクランパ41によりクランプされてい
る。環状枠10に設けられたガイド孔(図示せず)を介し
て、この環状枠10の内縁部より引出された締結用ワイヤ
40の両端には、それぞれゴムバンド42,42を介してリン
グ44,44が連結されている。このリング44,44は、環状枠
10に係止される被係止部の一例であり、環状枠10側の係
止部としての2本の前記フランジ付ピン12,12が用いら
れる。そして、予め締結用ワイヤ40の全長を調整してお
けば、フランジ付ピン12,12に支持することで、この滑
り止め装置をタイヤ1に対して密着して締結保持するこ
とが可能となる。
次に、この滑り止め装置の作用について説明する。
第2図は、本実施例にかかる滑り止め装置のタイヤ1
に対する仮装着状態を示している。
この際、締結用ワイヤ40のリング44,44は、環状枠10
に係止されていないので、締結用ワイヤ40の直径をタイ
ヤ1の直径以上の大きさに広げることができ、この結
果、滑り止め部材20をタイヤ1のトレッド面1aのほぼ全
周を覆うように取付けることができる。ただし、タイヤ
1が地面と接地している領域については、締結用ワイヤ
50をトレッド面1aの下方に挿入することはできない。し
かし、相隣接する共通端部22,22の間隔は、走行接地部2
4の変形により容易に押し拡げられるので、タイヤ1の
接地幅領域を避けた状態にて、走行接地部24a,24bを、
タイヤ1の接地幅領域の両側に挿入することがでる。こ
の作業は、第2図に示すように、相隣合う走行接地部24
a,24bの端部24a1,24b1を、一つの共通固定端27に対して
離脱させておくことで、より容易に実現できる。このよ
うにすれば、滑り止め部材20をタイヤ1のトレッド面1a
によりフィットした状態にて、滑り止め装置の仮装着状
態を達成することが可能となる。タイヤ1の接地幅領域
では、締結用ワイヤ40を第2図に示すように弛ませてお
けば良い。
この仮装着状態が完了した後、車両を駆動してタイヤ
1を回転させる。そうすると、タイヤ1の全周にほぼフ
ィットして仮装着された滑り止め装置は、何ら板止めす
ること無くタイヤ1とほぼ一体的に回転され、駆動前に
接地面によりタイヤ1の内側面1b側に回すことができな
かった領域の締結用ワイヤ40を、タイヤ1の内側面1b側
に位置させることができる。
この後、締結用ワイヤ40を弛めた状態にて、離脱状態
にある走行接地部24a,24bの端部24a1,24b1に設けた係合
孔24a2,24b2を、共通固定端27に固定されているフック3
2,32に係合させる。さらに、締結用ワイヤ40の一端側に
固定されているリング44を、環状枠10の1つのフランジ
付ピン12に係合させる。この係合動作は、他方の端部側
の締結用ワイヤ40が自由状態にあるので、治具等を用い
ずに比較的簡易に行うことができる。締結用ワイヤ40の
他方のリング44については、締結用ワイヤ40を引張さ
せ、滑り止め部材のタイヤ1の内側面1cと位置する側の
環状直径を狭めるようにしながら引張する必要があるた
め、後述する治具等を用い、そのリング44を環状枠10の
他のフランジ付ピン12に係合させる。この結果、この滑
り止め装置は第3図に示すように、タイヤ1に対する装
着が完了することになる。
このようにして装着された滑り止め装置は、締結用ワ
イヤ40の引張のみにより装着されているのでタイヤ1に
対して回動することが可能となり、タイヤ1と地面との
間に過大な負荷が作用した場合にも、滑り止め装置がタ
イヤ1に対して回動することでこの滑り止め層に作用す
る負荷を吸収でき、この際に生ずる滑り止め装置の破損
を確実に防止することができる。
また、このような滑り止め装置によれば、滑り止め部
材20がジグザグ状にタイヤ1の周方向に連続する形とな
っているので、滑り止め部材をラダー型で実現した場合
と比べて、車両の乗り心地性を大幅に改善することがで
きる。また、滑り止め部材20をタイヤ1の周方向で連続
する形としながらも、この滑り止め装置の仮装着を、2
股を有する一対の走行接地部24a,24bの変形により、タ
イヤ1の全周にほぼフィットさせて実現できる。したが
って、別個の手段で仮止めを行なわなくとも、タイヤ1
を回転させることで滑り止め装置もほぼ一体的に回転で
き、締結用ワイヤ40の残りの領域を、タイヤ1の内周面
1c側へ容易に配置することができる。
このように、タイヤ1に対する滑り止め装置の装置
は、タイヤ1の外側面1b側での締結ワイヤ40の係合動作
のみによって実現でき、それ以前の滑り止め装置の仮装
着も、2股構造の走行接地部24a,24bの変形により容易
に実現できるので、取付作業に未熟な者でも、容易に取
付けを行うことが可能となる。しかも、本実施例のよう
な簡易な構成であるので、滑り止め装置の低価格化を実
現できる。さらに、共通端部22,22のピッチを走行接地
部24a,24bの変形により可変できるので、ある範囲の各
種サイズのタイヤ1に適合でき、滑り止め装置の汎用性
を確保することができる効果もある。
次に、前記締結用ワイヤ40を環状枠10に設けられたフ
ランジ付ピン12に係合させるための治具について、第7
図を参照して説明する。
第7図に示す治具50はてこ棒を構成するものであり、
同図(A)に示す中空管52の一端には握り54が設けら
れ、その他端には、同図(B)に示すように中空管52の
先端を半円形状に切欠いた支点用切欠部56が形成され、
その先端には屈曲部56aが形成されている。
この治具50の使用方法としては、同図(A)に示すよ
うに、中空管52に締結用ワイヤ40の先端に設けられたリ
ング44を挿通し、支点用切欠部56をフランジ付ピン12の
フランジ部に当接させる。この際、屈曲部56aがフラン
ジの下面側に位置するので、この治具50がフランジ付ピ
ン12より離脱するおそれを低減できる。このような状態
にて握り54を保持して、同図(A)に示す矢印方向にフ
ランジ付ピン12を支点として治具50を回動させる。そう
すると、てこの原理により、比較的少ない力で締結用ワ
イヤ40を引張させることができる。そして、治具50が環
状枠10に対してほぼ垂直となった位置で、リング44を中
空管52に沿ってフランジ付ピン12側に移動させること
で、このリング44をフランジ付ピン12に係合させること
が可能となる。
第8図および第9図には、他の治具60が示されてい
る。この治具60も同様に、中空管62の一端に握り64が形
成され、その他端側に支点用切欠部66が設けられてい
る。また、中空管62の途中には、締結用ワイヤ40の位置
決め用の溝68が切欠形成されている。そして、この治具
60は、第9図に示すように、支点用切欠部66が環状枠10
の内端面に当接するようにして用いられる。この際、締
結用ワイヤ40の先端側の構成を、第9図に示すようにし
ておくことが好ましい。すなわち、締結用ワイヤ40の先
端には第1のリング44aが設けられ、この第1のリング4
4aはバンド42を介して第2のリング44bと連結されてい
る。さらに、第2のリング44bには被係止用の第3のリ
ング44cが連結されている。締結ワイヤ40をフランジ付
ピン12に係合する際には、第9図(A)に示すように、
治具60の中空管62を第2のリング44bに挿通する。そし
て、同図(A)に示すように、治具60を矢印方向に回動
させることで、被係止部である第3のリング44cをフラ
ンジ付ピン12のほぼ上方に設定でき、この第3のリング
44cをフランジ付ピン12に容易に係合させることができ
る。一方、このフランジ付ピン12より締結用ワイヤ40を
離脱させる際には、治具60の中空管62を第1のリング44
aに挿通する。この場合には、治具60を環状枠10に対し
てほぼ垂直に設定した際には、ゴムバンド42を含めこれ
より先の第2,第3のリング44b,44cには何等の引張力が
作用されないので、フランジ付ピン12に係合されている
第3のリング44cを容易に離脱させることができる。そ
の後、この治具60を第9図(B)に示す方向に回動させ
ることで、締結用ワイヤ40への引張力を容易に解除する
ことが可能となり、滑り止め装置をタイヤ1より離脱さ
せることが可能となる。
第10図は、締結用ワイヤ40の先端側の被係止部の変形
例を示している。同図では、締結用ワイヤ40の両端側を
第1のリング44aに連結し、この第1のリング44aをバン
ド42を介して被係止部である第2のリング44bに連結し
たものである。このようにすれば、上述した治具50また
は治具60を用いて、締結用ワイヤ40の両端を一度に、環
状枠10のフランジ付ピン12に係合させることが可能とな
る。この他、締結用ワイヤ30の一端を環状枠10に固定し
ておき、その他端側のみに上記の被係止部を連結し、こ
の被係止部を前記治具50または治具60を用いてフランジ
付ピン12に係合させることでもよい。
第11図には、締結用ワイヤ40を引張し、これを解除す
るための他の構成例が示されている。同図において、滑
り止め部材20を連結した環状枠70の内側には、この環状
枠70に対して回動可能な回動リング72が設けられてい
る。この回動リング72の一部の周囲には、ギア72aが形
成され、環状枠70に対して回転自在なピニオンギア74と
噛合している。このピニオンギア74には角孔74aが設け
られている。このピニオンギア74を回転するための治具
76は、前記ピニオンギア74の角孔74aに嵌入される角ピ
ン78aと、この角ピン78aとは偏心した位置に一体的に設
けられている握り78bとを有している。また、環状枠70
には、回動リング72の実線矢印方向への回転を規制する
ためのストッパピン80が設けられ、このストッパピン80
は図示しない付勢部材により常時前記ギア72aと係合し
ている。尚、付勢部材の付勢力に抗してこのストッパピ
ン80をギア72aより離脱させることも可能である。一
方、環状枠70のガイド孔(図示せず)より引出される前
記締結用ワイヤ40の一端は、コイルスプリング82に連結
され、このコイルスプリング82の他端は前記回動リング
72に係止されている。
第11図に示す構成によれば、締結用ワイヤ40を引張す
る際には、治具76の角ピン78aをピニオンギア74の角孔7
4aに嵌入し、握り78bを操作してピニオンギア74を時計
方向に回転させる。そうすると、このピニオンギア74と
噛合するギア72aを有する回動リング72が、同図の破線
矢印方向に回転することになる。この結果、コイルスプ
リング82を介して回動リング72に連結されている締結用
ワイヤ40が引出され、締結用ワイヤ40を引張させること
が可能となる。この際、ストッパピン80が常時ギア72a
に係合し、このギア72aの実線矢印方向への回転戻りを
規制しているので、締結用ワイヤ40の所望の引張状態を
確保することができる。一方、締結用ワイヤ40の引張状
態を解除したい場合には、ストッパピン80を操作してギ
ア72aより離脱させることで、回動リング72が実線矢印
方向に回転し、締結用ワイヤ40の引張状態を解除するこ
とが可能となる。
次に、環状枠10に対して滑り止め部材20における共通
固定端27を着脱でき、あるいは環状枠10より共通端部22
に至る滑り止め部材20の長さを変更できる構成につい
て、第12図以下を参照して説明する。
第12図(A),(B)には、ボルト114により共通固
定端27を環状枠10に対して着脱でき、かつ、上記長さを
変更できる構成が示されている。すなわち、環状枠10に
はその厚さ方向の中間部にて共通固定端27を嵌入できる
スリット110が形成され、その表面より前記スリット110
に連通して雌ねじ112が形成されている。この雌ねじ112
にボルト114が螺合できるようになっている。一方、前
記共通固定端27には、環状枠10に取付けられる基端側
に、同図(A)に示すようにボルト114の先端部を嵌入
できる例えば2つの長さ調整孔116が穿設されている。
そして、同図(A)に示すように、雌ねじ112に螺合さ
れるボルト114の先端部を、スリット110に嵌入された共
通固定端27の一方の長さ調整孔116に挿入することで、
共通固定端27を環状枠10に固定することが可能となる。
さらに、ボルト114の先端が嵌入される長さ調整孔116を
変更することで、環状枠10から共通端部22に至る滑り止
め部材20の長さを調整できる。
同図(B)には、共通固定端27の表面に長さ調整用く
ぼみ118を例えば2ヵ所に設けた例が示されている。こ
の場合にも、同様に環状枠10の雌ねじ112に螺合される
ボルト114の先端を、共通固定端27の一方の長さ調整用
くぼみ118に嵌入することで、共通固定端27を環状枠10
に固定できる。そして、長さ調整用くぼみ118を変更す
ることで、上記長さを調整することが可能となる。
なお、第12図(A),(B)の場合、ボルト114を前
記フランジ付ピン12で兼用することが好ましい。
同図(C)には、環状枠10のスリット110に挿入され
る共通固定端27を、押え金具120により押圧保持する構
成が示されている。この押え金具120は、環状枠10に対
して同図の矢印方向に回転可能に支持され、押え金具12
0の閉鎖状態にて、スリット110内の共通固定端27を押圧
保持することができる。逆に、この押え金具120を矢印
方向に解放することで、共通固定端27を環状枠10のスリ
ット110より容易に離脱させることが可能である。そし
て、スリット110に嵌入される共通固定端27の長さを調
整することで、環状枠10より共通端部22に至る滑り止め
部材20の長さ調整を実現できる。
第13図〜第15図には、操作ピン140の操作により、共
通固定端27を環状枠10に対して固定し、長さ調整を実現
できる構成が示されている。
すなわち、環状枠10は断面コ字状に形成され、その開
口端側を覆うように固定板130が連結されている。この
固定板130には、環状枠10の半径方向にて所定間隔毎に
矩形状に切欠かれたスリット132が穿設されている。一
方、共通固定端27には固定金具134が固定され、その先
端部には前記スリット132が嵌入できる爪136が突出形成
されている。さらに、固定金具134の表面より裏面に貫
通するように、操作ピン140が回転自在に支持されてい
る。この操作ピン140の一端には把持部142が形成され、
その他端側には前記スリット132に嵌入できる係合片144
が形成されている。このような構成において、共通固定
端27を環状枠10に固定するには、まず係合片144の長手
方向をスリット132の長手方向と一致させた状態にて、
固定金具134の爪136と、この係合片144とを固定板130に
固定されたスリット132に嵌入する。その後、操作ピン1
40の一端側にある把持部142を90度回転させる。そうす
ると、スリット132の長手方向に対して、係合片144の長
手方向が直交する方向に伸びるため、この係合片144が
スリット132より離脱することが防止でき、この結果共
通固定端27を環状枠10に固定することができる。さら
に、前記爪136,係合片144が嵌入されるスリット132の位
置を変更することで、環状枠10より共通端部22に至る滑
り止め部材20の長さ調整を実現できる。
第16図には、環状枠10側に設けた操作部150の操作に
より、共通固定端27の着脱を実現できる構成が示されて
いる。すなわち、前記固定板130に形成されたスリット1
32の切欠き領域に対して突出するように付勢された係合
突起152が進退可能に取付けられている。なお、操作部1
50を押動することで、付勢力に抗して係合突起152を上
記切欠き領域に存在しないように退避できる。一方、共
通固定端27に取付けられる固定金具154には、前記係合
突起152を嵌入できる孔部156aを有した爪156が2ヵ所に
設けられている。
このような構成によれば、操作部150を例えば押圧す
ることで、係合突起152をスリット132の切欠け領域より
退避させ、この状態にて固定金具154に設けられた2つ
の爪156,156を、2つのスリット132内に嵌入できる。そ
の後、操作部150への押圧を解除することで、例えば付
勢部材(図示せず)の作用により、係合突起152をその
付勢力により爪156に係合させることができ、この結果
共通固定端27を環状枠10に固定することができる。ま
た、爪156,156が挿入されるスリット132の位置を変更す
ることで、環状枠10より共通端部22に至る滑り止め部材
20の長さ調整を実現できる。
以上説明した、第12図〜第16図に示すような構成によ
れば、環状枠10より共通固定端27を容易に離脱できるた
め、例えば滑り止め装置を収納する際には、第17図に示
すように、環状枠10と滑り止め部材20とに分離でき、し
かもジグザグ形状の滑り止め部材20の共通端部22,共通
固定端27側のそれぞれの2股部の角度を縮小できるの
で、コンパクトな収納が実現できる。さらに、上述した
長さ調整機能により、共通端部22,22間の可変ピッチ機
能との組み合わせにより、より広い範囲で各種タイヤに
対するサイズ適合が可能となる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能であ
る。
例えば、上記の各実施例では一対の走行接地部24a,24
bの隣り合う固定端26,26同士を一体的に連結した例を示
したが、これが分離されてそれぞれ環状枠10に固定され
るものでも良く、要は組み立て状態にて、走行接地部が
ジグザグ状に連結され、タイヤ1の周方向で連続する形
態となれば良い。また、締結用ワイヤ40の環状枠10に対
する係止手段についても種々の変形実施が可能であり、
必ずしも上述した治具を用いず、てこを利用したレバー
を環状枠10に一体的に取り付けたものとしても良い。
また、タイヤ1に対する滑り止め装置の仮装着状態を
より確実とするために、第18図に示すような仮止め手段
160を設けることもできる。この仮止手段160は、環状枠
10に設けられたフランジ付ピン12に掛け渡されたゴムバ
ンド162と、このゴムバンド162のほぼ対向する位置にそ
れぞれ挿通して支持されたフック164,164とで構成され
ている。そして、滑り止め装置をタイヤ1の外周に装着
した後、前記フック164,164を、タイヤホイール2の孔2
aに係合させることで、タイヤ1と滑り止め装置とを一
体的に回転させることが可能となる。タイヤ1と共に滑
り止め装置を回転させ、トレッド面1aの全周に滑り止め
装置を掛け渡し、その後滑り止め装置の最終装着動作が
完了した後は、前記フック164,164を孔2aより離脱させ
ればよい。この際、第19図に示すように、このフック16
4,164を締結用ワイヤ40の両端途中に係合させること
で、締結用ワイヤ40の引張力をさらに増大させることが
でき、滑り止め装置の装着テンションを高めることが可
能となる。
第20図には、仮止め手段の他の構成例が示されてい
る。同図において、環状枠170の内側には、固定リング1
72が設けられ、この固定リング172に対して所定の滑り
抵抗にて環状枠170が回転自在に支持される。固定リン
グ172には、例えば3ヵ所にゴムバンド162が掛け渡さ
れ、その中間部にはフック164が支持されている。そし
て、ゴムバンド162を引張させ、フック164をタイヤホイ
ール2の3ヵ所の孔2aに係合させることが可能である。
この実施例によれば、フック164をタイヤホイール2の
孔2aに係合させることで、固定リング172をタイヤホイ
ール2に対して固定することが可能となる。この状態で
タイヤ1を回転させると、固定リング172と環状枠170と
の間には所定の滑り抵抗が存在するため、タイヤ1と共
に固定リング172および環状枠170がほぼ一体的に回転
し、環状枠170に連結された滑り止め部材を、タイヤ1
のトレッド面1aの全周に掛け渡すことが可能となる。従
って、固定リング172およびゴムバンド162,フック164
は、前述した実施例の仮止め手段160に相当することに
なる。この滑り止め装置のタイヤ1に対する仮止めが完
了した後、前述した実施例と同様にして締結用ワイヤ40
をフランジ付ピン12に係合させることで、滑り止め装置
のタイヤ1に対する装着が完了することになる。この
際、ゴムバンド162に設けられているフック164をタイヤ
ホイール2の孔2aより離脱させることは必ずしも要しな
い。すなわち、フック164がタイヤホイール2の孔2aに
係合していても、タイヤ1とその接地面との間に多大な
負荷が作用した場合には、タイヤ1と共に固定リング17
2のみが回転し、環状枠170はこれに追従しないように構
成することができ、この結果、滑り止め装置の破損を防
止することができる。すなわち、環状枠170およびゴム
バンド162,フック164で構成される仮止め手段は、滑り
止め部材をトレッド面1aの全周に掛け渡す際には環状枠
170をタイヤ1と共に一体的に回転させることができる
が、タイヤ1と接地面との間に上記滑り抵抗以上の過大
な負荷が作用した場合には、仮止め手段としての機能を
有せず、滑り止め装置をタイヤ1に対して回動可能に支
持することが実現できる。この場合、固定リング172と
環状枠170との回転を許容し、あるいは規制するための
他の操作部材を設けておくことも可能である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、タイヤのトレッ
ド面と当接する走行接地部が、タイヤの周方向でジグザ
グ形態にてほぼ連続する構成となっているので、ラダー
型チェーンのように走行接地部の厚みがタイヤ周方向で
断続することなく、車両の乗り心地性を改善することが
できる。また、このように走行接地部をタイヤ周方向で
連続させながらも、2股部の角度を変えて共通端部間の
ピッチを容易に可変できるので、滑り止め装置のタイヤ
に対する仮装着作業を簡易化できる。
滑り止め装置のタイヤに対する最終的な装着は、タイ
ヤの外側面側には締結用ワイヤを引張し、環状枠に係合
させることのみにより実現できるので、取付け作業に不
慣れな者にとっても、この滑り止め装置を容易にタイヤ
に対して着脱することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を適用した滑り止め装置の全体構成を
示す概略斜視図、 第2図は、タイヤに対する滑り止め装置の仮装着状態を
示す概略斜視図、 第3図は、滑り止め装置をタイヤに対して装着した状態
を示す概略斜視図、 第4図は、滑り止め部材の展開図、 第5図(A),(B)は、一つの共通固定端と、これと
対応する走行接地部の端部との着脱機構を説明するため
の概略説明図、 第6図は、第5図の機構と同一機能を有する着脱機構の
変形例を示す概略説明図、 第7図(A),(B)は、締結用ワイヤを環状枠に取付
けるために使用する治具の使用状態の説明図,治具先端
部の概略斜視図、 第8図(A),(B)は、治具の変形例を示す正面図,
断面図、 第9図(A),(B)は、第8図に示す治具を用いた締
結ワイヤの装着,離脱時の使用状態を示す説明図、 第10図は、締結用ワイヤ先端部の変形例を示す概略斜視
図、 第11図は、締結用ワイヤを引張保持するための変形例を
示す正面図、 第12図(A),(B),(C)は環状枠のスリットに対
して着脱自在な共通固定端の取付構造を示す概略断面
図、 第13図は、操作ピンを用いて共通固定端の着脱を行う構
成例を示す概略断面図、 第14図は、第13図に示す固定板の平面図、 第15図(A),(B)は、第13図に示す共通固定端先端
部の底面図,側面図、 第16図(A),(B)は、係合突起の進退により共通固
定端の着脱を行う構成例を示す概略説明図、 第17図は、環状枠より滑り止め部材を離脱した収納形態
を説明するための概略斜視図、 第18図は、仮止め手段の一例を示す概略説明図、 第19図は、仮止め手段を締結用ワイヤのテンション付加
に兼用した状態を示す概略説明図、 第20図は、仮止め手段の変形例を示す概略説明図であ
る。 10……環状枠、20……滑り止め部材、 22……共通端部、24……走行接地部、 26……固定端、27……共通固定端、 40……締結用ワイヤ、50,60……治具。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−101110(JP,A) 特開 昭62−77201(JP,A) 実開 昭54−95709(JP,U) 実開 昭63−169304(JP,U) 実開 平1−82907(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60C 27/00 B60C 27/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイヤの外側面に配置される環状枠と、 この環状枠に一端が固定され、その他端側が前記タイヤ
    の外側面,トレッド面を辿って内側面に伸びる滑り止め
    部材と、 前記滑り止め部材のタイヤ内側面に位置する端部側を環
    状に連結し、その少なくともその一端がタイヤのトレッ
    ド面を辿ってタイヤ外側面に引き出され、前記環状枠に
    対して引張状態にて係止可能な締付用ワイヤと、 を有し、 前記滑り止め部材は、 前記締結用ワイヤを挿通する共通端部と、 その共通端部より2股に別れ、それぞれ前記トレッド面
    を交差して伸びる一対の走行接地部と、 この一対の走行接地部が前記環状枠の異なる位置に固定
    される固定端と、 を有する滑り止め片を一組とし、 複数組の滑り止め片を前記締結用ワイヤに挿通して構成
    したことを特徴とする滑り止め装置。
  2. 【請求項2】請求項(1)において、 前記滑り止め部材は、相隣接する2組の滑り止め片のう
    ち、隣り合う前記固定端同士を一体的に連結した共通固
    定端を有することを特徴とする滑り止め装置。
  3. 【請求項3】請求項(1)または(2)において、 一つの固定端に対して、これと対応する走行接地部の端
    部が着脱可能に構成されたことを特徴とする滑り止め装
    置。
  4. 【請求項4】請求項(1)〜(3)のいずれかにおい
    て、 各組の前記滑り止め片の固定端は、前記環状枠に対して
    着脱可能であることを特徴とする滑り止め装置。
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