JP2843197B2 - ダイヤフラムフロアの建設方法 - Google Patents
ダイヤフラムフロアの建設方法Info
- Publication number
- JP2843197B2 JP2843197B2 JP4059869A JP5986992A JP2843197B2 JP 2843197 B2 JP2843197 B2 JP 2843197B2 JP 4059869 A JP4059869 A JP 4059869A JP 5986992 A JP5986992 A JP 5986992A JP 2843197 B2 JP2843197 B2 JP 2843197B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reinforcing bar
- diaphragm floor
- plate
- seal plate
- coupler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
Description
原子炉格納容器内に配設されるダイヤフラムフロアの設
置方法に関する。
について説明する。図4は、従来のダイヤフラムフロア
を配設した原子炉格納容器を示す縦断面図、図5は、図
4のダイヤフラムフロアを拡大して示す縦断面図であ
る。
8は、原子炉格納容器1内に設置されている。この原子
炉格納容器1は、鉄筋コンクリート製であり、内側にラ
イナ2を添設した構造となっている。この原子炉格納容
器1の内部は、ダイヤフラムフロア3及びペデスタル4
によって、上部ドライウエル5、下部ドライウエル6及
びサプレッションチャンバ部7に区画されている。この
ダイヤフラムフロア3の下面には、コンクリート打設型
枠代りのシールプレート9が設置されている。このシー
ルプレート9は、原子炉格納容器1の内壁面に取付いて
いるシアプレート10と接合される。このシアプレート10
は、シアプレート10の上部に取付いている鉄筋カプラ11
の突出長さより短いものであった。
のシアプレート10の突出長さは、このシアプレート10の
上部に取付いている鉄筋カプラ11より短い状態であっ
た。このため、ダイヤフラムフロア3のシールプレート
9を上方より据付ける時、このシールプレート9が鉄筋
カプラ11と干渉し、シアプレート10との接合が困難であ
った。
これ以上に長さを延長すると、発生応力が増大し、シア
プレート10の板厚の増加に影響を及ぼすおそれがあっ
た。またシアプレート10の突出長さは、確証試験等で立
証された値であるので、突出長さの変更は困難であっ
た。
ので、ダイヤフラムフロアの下面のシールプレートの据
付けが容易で且つ建設工程の短縮を図れるダイヤフラム
フロアの建設方法を提供することを目的としている。
に、本発明においては、鉄筋コンクリート製原子炉格納
容器に配設され原子炉圧力容器を収納するドライウエル
とプール水を収容するウエットウエルとを区画するダイ
ヤフラムフロアの建設方法において、前記鉄筋コンクリ
ート製原子炉格納容器の内面に添設されたライナに鉄筋
カプラを配設し、この鉄筋カプラの下方にこの鉄筋カプ
ラの突出長さよりも長くシアプレートを前記ライナに形
成し、前記鉄筋カプラの上方よりシールプレートを装荷
し前記シアプレートに取付け、前記鉄筋カプラに鉄筋を
接続し、この鉄筋を中筋として前記シールプレート上部
内面にコンクリートを打設して成ることを特徴とするダ
イヤフラムフロアの建設方法を提供する。
ート製原子炉格納容器の内面に添設されたライナに鉄筋
カプラを配設し、この鉄筋カプラの下方に、この鉄筋カ
プラの突出長さよりも長くシアプレートが前記ライナに
形成される。このため前記鉄筋カプラの上方よりシール
プレートを装荷し、このシールプレートを前記シアプレ
ートに取付けることができる。このようにして、前記シ
ールプレートを分割せずに、一体吊り込みして取付ける
ことが可能となり、建設工程の短縮化を図ることができ
る。
いて説明する。
れたダイヤフラムフロアを有する原子炉格納容器を示す
縦断面図、図2(a)は、図1に示したダイヤフラムフ
ロアの建設前状態を拡大して示す縦断面図、図2(b)
は、図1に示したダイヤフラムフロアの建設後の状態を
拡大して示す縦断面図である。
筋コンクリート製格納容器であり、この内側にライナ10
2 が添設されている。この原子炉格納容器101 の中央部
には、原子炉圧力容器支持用ペデスタル103 が立設さ
れ、このペデスタル103 の上部には原子炉圧力容器104
が据付けられている。このペデスタル103 には、原子炉
遮蔽壁105 が原子炉圧力容器104 を囲むようにして設置
されている。
には、ダイヤフラムフロア106 が水平方向に配置されて
いる。このダイヤフラムフロア106 及びペデスタル103
によって、原子炉格納容器101 の内部は、上部ドライウ
エル107 、下部ドライウエル108 およびウエットウエル
109 に区画される。図2(a)及び(b)を参照して、
前記ダイヤフラムフロア106 の下面に設置されるシール
プレート112 の建設について説明する。
ライナ102 の内壁に、事前に鉄筋カプラ111 が配設され
る。この鉄筋カプラ111 の下方に、この鉄筋カプラ111
の突出長さよりも長くシアプレート110 が前記ライナ10
2 に形成される。このライナ102 に形成されたシアプレ
ート110 の他端は、テーパー状形状部110 aを介して、
長さを小さくし、前記シールプレート112 と同じ厚さを
有するプレート部110bとなっている。ダイヤフラムフ
ロア106 のコンクリート打設型枠を構成するシールプレ
ート112 を地上において溶接にて一体に形成する。
を、前記鉄筋カプラ111 の上方から、この鉄筋カプラ11
1 の突出部を避けながら、シアプレート110 の上部に搭
載する。この重ね合せた前記シールプレート112 の端部
及びシアプレート110 の端部の少なくとも一方を重ね合
せ溶接113 を行う。
接続する。この鉄筋114 を中筋として前記シールプレー
ト112 の上部内面にコンクリート115 を打設してダイヤ
フラムフロア106 を形成する。次にこのような構成から
なる本実施例の作用について説明する。
イナ102 に鉄筋カプラ111 を配設し、この鉄筋カプラ11
1 の下方に、この鉄筋カプラ111 の突出長さより長くシ
アプレート110 が前記ライナ102 に形成される。このた
め、地上にて一体形成されたシールプレート112 を、こ
の鉄筋カプラ111 の突出部との干渉を避けながら、シア
プレート110 の上部に搭載することができる。この重ね
合せた前記シールプレート112 及びシアプレート110 の
端部の少なくとも重ね合せ溶接を行う。
接続する。この鉄筋114 を中筋として前記シールプレー
ト112 の上部内面にコンクリート115 を打設してダイヤ
フラムフロア106 を形成する。このようにして、地上で
一体形成されたシールプレート112 の据付が可能とな
る。
110 の他端の厚さを、シールプレート112 と同様の厚さ
まで小さくしているので、シアプレート110 とライナ10
2 との間に発生する応力は、シアプレート110 の突出長
さを変更する前とほぼ同じである。従って、シアプレー
ト110 の突出長さを、強度評価を変更せずに延長するこ
とができ、シールプレート112 の据付が容易となる。
トの突出長さを、シアプレートの上部に取付いている鉄
筋カプラより長くし、更にシアプレートの突出部の厚さ
をテーパを介してシールプレートと同じ厚さとする。シ
アプレートの突出長さを、強度上変更することなく従来
から延長することができる。このため、シールプレート
を地上にて一体に形成した後、シアプレート上に搭載す
ることが可能となり、建設工程の短縮化を図ることがで
きる。次に本発明の第2実施例を図3を参照して説明す
る。なお図3において、図2と同一部分には同一符号を
付し、その部分の構成の説明は省略する。
0 とシールプレート112 の接合方法が第1の実施例と異
なるものである。即ちシアプレート110 とシールプレー
ト112 とは、突合せ溶接116 が行われる。第2の実施例
においても、第1の実施例と同様の作用効果を得ること
ができる。
ヤフラムフロアの建設方法においては、ダイヤフラムフ
ロアの下面のシールプレートを一体に形成した後に、ラ
イナに設置されたシアプレートに搭載することを可能と
し、建設工程の短縮化を図ることができる。
アの建設方法によって建設されたダイヤフラムフロアを
配設した原子炉格納容器を示す縦断面図。
建設前の状態を拡大して示す縦断面図、(b)は、図1
に示したダイヤフラムフロアの建設後の状態を拡大して
示す縦断面図。
アの建設後の状態を拡大して示す縦断面図。
建設されたダイヤフラムフロアを配設した原子炉格納容
器を示す縦断面図。
態を拡大して示す縦断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 鉄筋コンクリート製原子炉格納容器に配
設され原子炉圧力容器を収納するドライウエルとプール
水を収容するウエットウエルとを区画するダイヤフラム
フロアの建設方法において、前記鉄筋コンクリート製原
子炉格納容器の内面に添設されたライナに鉄筋カプラを
配設し、この鉄筋カプラの下方にこの鉄筋カプラの突出
長さよりも長くシアプレートを前記ライナに形成し、前
記鉄筋カプラの上方よりシールプレートを装荷し前記シ
アプレートに取付け、前記鉄筋カプラに鉄筋を接続し、
この鉄筋を中筋として前記シールプレート上部内面にコ
ンクリートを打設して成ることを特徴とするダイヤフラ
ムフロアの建設方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4059869A JP2843197B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | ダイヤフラムフロアの建設方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4059869A JP2843197B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | ダイヤフラムフロアの建設方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05264772A JPH05264772A (ja) | 1993-10-12 |
JP2843197B2 true JP2843197B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=13125608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4059869A Expired - Lifetime JP2843197B2 (ja) | 1992-03-17 | 1992-03-17 | ダイヤフラムフロアの建設方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2843197B2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-17 JP JP4059869A patent/JP2843197B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05264772A (ja) | 1993-10-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2843197B2 (ja) | ダイヤフラムフロアの建設方法 | |
JP2600961B2 (ja) | 鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との接続構造 | |
US6688057B2 (en) | Structure of liner and primary containment vessel using its structure | |
JPS6318953Y2 (ja) | ||
JP3222597B2 (ja) | 原子炉格納容器内のコンクリート構造物 | |
JP3110059B2 (ja) | 原子力発電所の格納容器建設工法 | |
JPH0560891A (ja) | 鋼板コンクリート製原子炉格納容器及びその構築方法 | |
JPH03295496A (ja) | 原子炉格納容器のトップスラブ建設方法及び原子炉格納容器 | |
JP2669305B2 (ja) | 被覆鋼管コンクリート柱を用いた構造 | |
JPH0672940B2 (ja) | 原子炉格納容器上部構造の建設方法 | |
JPH0862370A (ja) | 原子炉格納容器および原子炉建屋 | |
JPH0542554B2 (ja) | ||
JP2559811B2 (ja) | 原子炉格納容器シールドウォール天井床の施工方法 | |
JPS62157591A (ja) | 原子炉格納容器建設構造および方法 | |
JPS6018785B2 (ja) | 梁取付用金具付鉄筋コンクリート柱あるいはプレストコンクリート柱を製造する方法 | |
JPS6367875B2 (ja) | ||
JP3331729B2 (ja) | 原子炉格納容器を構成するブロックの構築方法 | |
JPH042736B2 (ja) | ||
JPS6338109B2 (ja) | ||
JPH08220274A (ja) | 原子炉格納容器の配管貫通部の建設工法 | |
JP3308761B2 (ja) | 原子炉格納容器の建設工法 | |
JPH03237391A (ja) | 原子力発電所の格納容器建設工法 | |
JPH0652311B2 (ja) | 鉄筋コンクリート製原子炉格納容器の建設工法 | |
JPS6291895A (ja) | 原子炉建屋の築造方法 | |
JPH01206292A (ja) | 原子炉格納容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081023 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081023 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091023 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101023 Year of fee payment: 12 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111023 Year of fee payment: 13 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111023 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023 Year of fee payment: 14 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023 Year of fee payment: 14 |