JP2843124B2 - 金属磁性粉末の製造方法 - Google Patents

金属磁性粉末の製造方法

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JP2843124B2 JP2174673A JP17467390A JP2843124B2 JP 2843124 B2 JP2843124 B2 JP 2843124B2 JP 2174673 A JP2174673 A JP 2174673A JP 17467390 A JP17467390 A JP 17467390A JP 2843124 B2 JP2843124 B2 JP 2843124B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気記録に用いられる金属磁性粉末の製造方
法に関し、特に比表面積が大きく高保磁力、高分散性で
あり、更に耐食性の優れた金属磁性粉末とその製造方法
に関するものである。
〔従来の技術及び発明が解決しよ4とする課題〕 近年、各種の記録方式の発展は著しいものがあるが、
中でも磁気記録再生装置の小型軽量化の進歩は顕著であ
る。これにつれて磁気テープ・磁気ディスク等の磁気記
録媒体に対する高性能化の要求が大きくなってきてい
る。
磁気記録に対するこのような要求を満足するためには
高い保持力と高い飽和磁化を有する磁性粉末が必要であ
る。従来、磁気記録用の磁性粉末として一般には針状の
マグネタイトやマグヘマイト又はこれらの磁性酸化鉄粉
末をコバルトで変性したいわゆるコバルト含有酸化鉄が
用いられているが、より高出力の媒体を得るためにはよ
り高い保磁力・飽和磁化を持つ強磁性金属粉末いわゆる
メタル磁性粉が用いられ始めている。
メタル磁性粉の製造方法としては種々の方法が提案さ
れているが、経済的な優位性から一般的には、針状のゲ
ーサイトまたはこれを加熱脱水して得られる酸化鉄粒子
を水素等の還元性ガス雰囲気中で加熱して金属鉄にまで
還元する方法が用いられているが、この方法では還元を
高温で行うため、粒子の融着、形状の崩壊等を生じ易く
充分に満足できる性能が得られないため種々の提案がな
されている。その一例は、ゲーサイトに水ガラス処理
後、焼成して還元を行なうもの(特公昭63−49722号公
報)、ゲーサイトを加熱脱水した後その表面に珪素化合
物を付着処理して加熱還元を行なうもの(特開昭59−80
901号公報)、ゲーサイトに燐酸アルミニウムを被着処
理して加熱還元を行なうもの(特開昭63−67705号公
報)等である。
しかし、これらの方法で問題が解決できるのは比較的
粒子径の大きな場合に限られ、最近の高密度記録に対応
する60m2/gにも及び微粒子メタル磁性粉の場合にはとう
てい満足できるものではない。
また、微粒子メタル磁性粉に於いてはもう一つの問題
が存在する。すなわち、メタル磁性粉は化学的に不安定
であり時間の経過と共に飽和磁化が減少するという欠点
があるが、粒子が小さくなるほどこの欠点が目立ってく
る。この欠点の解決のために種々提案がなされている
が、未だ十分満足できる効果を得るには至っていない。
本発明はこのような微粒子メタル磁性粉の製造段階に
おける粒子同志の焼結を防止し、優れた磁気特性を示す
と共に、耐酸化性の優れたメタル磁性粉の製造法を提供
しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、ゲーサイトから、金属磁性粉末(メタ
ル磁性粉)を得る過程について検討を行った結果、ゲー
サイトの表面にケイ素および/またはアルミニウム化合
物層を形成した後、還元し還元の途中で生じるマグネタ
イトの段階で還元を中断し、このマグネタイトに遷移金
属元素化合物層を形成した上にさらにケイ素化合物層を
形成してメタル粉への還元を行なうと、還元時の焼結防
止、形状維持が容易であり得られたメタル粉の耐酸化性
が一段と優れること、さらに、特定の履歴を有するマグ
ネタイトを使用することにより、その効果が一層発揮さ
れることを見出し特許出願済みであるが(特願平1−26
1011号)、さらに検討を重ねた結果、ゲーサイトへのケ
イ素および/またはアルミニウム化合物層の形成後の造
粒、およびマグネタイトへの遷移金属元素化合物層及び
ケイ素化合物層形成後の造粒を特定の条件で行なうこと
により優れた耐食性を維持したまま分散性を改良できる
ことを見出し本発明の完成に至った。
すなわち、本発明は、針状ゲーサイトを造粒する造粒
工程と、これを還元してマグネタイトにする第1還元工
程と、該マグネタイトを水性媒体中で表面処理し、非鉄
遷移金属化合物層を形成させた後造粒する造粒工程と、
これを更に還元して金属にする第2還元工程とからな
る、鉄を主成分とする金属磁性粉末の製造方法であっ
て、第1還元工程及び第2還元工程を粒度48〜100メッ
シュ、嵩密度0.5g/CC以下の造粒物に対して施すことを
特徴とする金属磁性粉末の製造方法に係わるものであっ
て、磁気特性に優れ、形状の優れた、耐酸化性の高い微
細な金属磁性粉を得ようとするものである。
ここで言う造粒工程とは、ゲーサイト又はマグネタイ
トの水スラリーからゲーサイトまたはマグネタイトを濾
別後、濾過ケークを成形、乾燥、粉砕、分級する工程、
あるいは濾別後、濾過ケークを乾燥、粉砕、分級する工
程を意味する。
粒度が48〜100メッシュである造粒物の嵩密度を0.5g/
CC以下とするためには、上記濾過ケークを押出成形後、
連続式または回分式の通風型乾燥器で乾燥し、粉砕、分
級するかまたは上記濾過ケークを通風型乾燥器で乾燥
後、粉砕、分級することにより可能となる。しかし、例
えば、乾燥にロータリーキルン型乾燥器、撹拌型乾燥器
等の混練作用のある乾燥器を用いてはならない。そうす
ると乾燥中に非乾燥物が圧密化し造粒物の嵩密度が0.5g
/CCより大きくなって、得られた金属磁性粉の磁気特性
は劣悪となる。
本発明の効果がいかなる理由により生起するものであ
るかその理由は完全には明らかではないが、嵩密度が0.
5g/CC以下である48〜100メッシュの粒度を持つ造粒物は
粒子の凝集強度が弱く還元時に還元ガスが粒子内部に良
好に拡散して還元が均一に行えるとともに粒子間の焼結
が減少して、分散性に優れたメタル磁性粉が得られるも
のと推測できる。このことにより、優れた磁気特性を持
つ金属磁性粉を得ることができるものと考えられる。
本発明で言うゲーサイトは一般式FeOOHで表わされる
水和酸化鉄を主とした粉末であり、面間隔4.18±0.05、
2.69±0.05、2.45±0.05オングストロームに相当する位
置にX線回折の主要ピークを有し、大気中の加熱により
約12%の重量減少を生じ、ヘマタイトを生成するものを
指しており、鉄以外の元素、例えば結晶変性のために加
えられた媒晶剤等から来る若干量異種元素を含有しても
差し支えない。
本発明に用いられる針状ゲーサイトの軸比、大きさは
一般的に金属磁性粉末の原料として用いられるもので有
れば良いが、長軸径0.2μm以下の粒子径の小さいもの
に於て本発明の効果が特に顕著となる。また、濾過に先
立って、表面にケイ素及び/またはアルミニウム化合物
層を形成した表面処理ゲーサイトにおいて、本発明の効
果が顕著である。
針状ゲーサイト表面にケイ素及び/またはアルミニウ
ム化合物層を形成する場合には、溶液状態からの不溶物
の析出、コロイド状化合物の沈着等の方法を用いること
ができる。これを更に具体的に例示すれば、ゲーサイト
のスラリーに水ガラス、アルミン酸ソーダ等の水溶性化
合物水溶液を加えた後、系のpHを調節することにより不
溶性水酸化物を析出させる方法、ゲーサイトスラリーに
テトラエトキシシラン、トリイソプロポキシアルミニウ
ム等の金属アルコキシドを加え加水分解物を析出させる
方法等が用い得る。
不溶性水酸化物を析出させる方法を用いる場合には、
pH調節の後、系の数時間加熱状態に保つとケイ素及び/
またはアルミニウム化合物層の形成が容易である。ケイ
素化合物層、アルミニウム化合物層は単独あるいは両者
の併用のもので、より好ましい金属磁性粉を得ることが
できるが、なかでも、ケイ素化合物層形成後にアルミニ
ウム化合物層を形成したゲーサイトを使用した場合、本
発明の製造方法によって最終的に得られる金属磁性粉末
の性能は特に好ましいものとなる。又、ゲーサイトへの
ケイ素及び/またはアルミニウム化合物層の形成に先立
ちゲーサイトを充分に分散させることは本発明の効果を
さらに有効にする。
ケイ素及び/またはアルミニウム化合物層の量はゲー
サイト中の鉄原子に対するケイ素およびアルミニウムの
原子比としてそれぞれ2〜10%、4〜15%が好ましく、
特に2.5〜7%、6〜12%の範囲で好ましい結果を得る
ことができる。ケイ素化合物とアルミニウム化合物を併
用する場合のケイ素とアルミニウムの比は原子比として
ケイ素/アルミニウム=1/2〜1/5程度がその積層効果の
顕著な範囲である。
本発明で言うマグネタイトは酸化鉄を主とした酸化物
であり、面間隔2.97±0.05、2.53±0.05、2.10±0.05オ
ングストロームに相当する位置にX線回折の主要ピーク
を有し、大気中での加熱により2.5%以上の重量増加を
生じるものを言い、X線回折で実質的にゲーサイトある
いはヘマタイトおよび金属鉄に相当する回折ピークが認
められない状態の物のことである。
ゲーサイトからマグネタイトへの還元は、例えば、ゲ
ーサイトを嵩密度が0.5g/CC以下の48〜100メッシュの粒
度の持つ造粒物とした後、回転炉型、固定層型、好まし
くは流動層型の反応器を用い、例えば水素気流中で250
〜350℃に保つことによって行われる。この時、還元に
先立って空気中で加熱脱水を行ってもよいが、より優れ
た特性のメタル粉を得るためには還元雰囲気下での加熱
脱水が好ましい。
マグネタイトを更に、水系媒体中で非鉄遷移金属、特
に例えばCo、Ni等による被着処理を行い非鉄遷移金属化
合物層を形成し、更にケイ素又はアルミニウム化合物層
を形成させると、本発明を一層効果的に行うことができ
る。この場合のマグネタイトへの遷移金属化合物層の形
成は、上述のケイ素及び/またはアルミニウム化合物層
の形成と同様、溶液状態からの不溶物の析出、コロイド
状化合物の沈着等により行なうことができる。具体例を
示せば、マグネタイトのアルカリ性スラリーに硫酸コバ
ルト、硫酸ニッケル等の水溶性遷移金属化合物の水溶液
を加え水酸化コバルト、水酸化ニッケルを析出させる方
法が用いられる。このとき硫酸第一鉄のような第一鉄塩
を併用し水酸化第一鉄も同時に析出させる方法も有効で
ある。この場合も、水酸化物析出後の系を加熱状態に保
つことにより遷移金属化合物層がしっかりと形成され
る。これに引き続くケイ素又はアルミニウム化合物層の
形成はゲーサイトに対すると同様の方法を用いることが
できる。又、マグネタイトへの遷移金属化合物層の形成
に先立ち、マグネタイトを充分に分散させることは本発
明の効果をさらに有効にする。
マグネタイトを被覆する遷移金属化合物層の量は、マ
グネタイト中の鉄及び必要により用いる第一鉄塩中の鉄
の和に対し、13原子%以上とする場合に耐酸化性向上の
効果が顕著となる。最外層にケイ素またはアルミニウム
化合物層を形成する場合は、遷移金属元素+鉄に対する
原子比でそれぞれ1〜4%、3〜15%となるように処理
するとき最も好ましい磁気特性向上の効果を得ることが
できる。
このようにして、所望により遷移金属化合物層、ケイ
素またはアルミニウム化合物層を被着したマグネタイト
はそのまま還元できるが更にフェノール樹脂、フラン樹
脂等の熱硬化性樹脂による処理を行なうこともできる。
熱硬化性樹脂による処理の例としてはこれらの樹脂の水
溶性有機溶剤(アセトン、エタノール等)溶液をマグネ
タイトのスラリーに加え不溶化することによって行なわ
れる。
上記のような表面処理を施し、嵩密度0.5g/CC以下の4
8〜100メッシュの粒度を持つ造粒物としたマグネタイト
のメタルへの還元は回炉型、固定層型、好ましくは流動
層型の反応器を用い水素気流中で350〜550℃に保つこと
によって特に好適に行われる。
〔実施例〕
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1 ゲーサイト(長軸径;0.18μm、軸比;8)40kgを、ポ
イズ530(花王(株)製)の3%水溶液400に分散し、
T.K.ホモミキサー(特殊機化工業(株)製)で約1時間
撹拌後、3号ケイソー(SiO2分29%)を5.5kgを加え
た。1時間撹拌した後、希硝酸を加え、系のpHを6.5に
下げ1時間撹拌しながらリフラックスを行なった。その
後50℃以下に冷却し、硫酸バンド水溶液(Al2O3分21
%)120を加え、アンモニア水溶液により系のpHを7.0
とした後、再びリフラックスを1時間行った。
次に、このケイ素化合物層の上にアルミニウム化合物
層を有するゲーサイト(Al/Si/Fe原子比=11.4/3.1/10
0)の水スラリーをフィルタープレスで濾過・洗浄し、
濾過ケークを通風式熱風乾燥器(不二パウダル(株)
製)で乾燥後、乾燥物を粉砕・分級してふるい粒度が48
〜100メッシュである造粒物を得た。造粒物の嵩密度は
0.33g/ccであった。
このケイ素及びアルミニウム化合物処理ゲーサイトを
流動層炉(内径50cm)に仕込み、ガス線速度10cm/秒の
水素/窒素=1/1混合気流中300℃で、X線回折でゲーサ
イト、ヘマタイトのピークが見られなくなるまで還元を
行ないマグネタイトを得た。
ついで、このマグネタイト1kgを苛性ソーダ740gを含
む水溶液5.4に分散し、分散液に窒素ガスを吹き込み
ながら硫酸第一鉄七水塩1450g、硫酸コバルト七水塩980
gを含む水溶液4.6を加えた後、40℃で6時間反応し
た。その後、温度を上げてリフラックスを6時間行なっ
て表面にコバルト化合物層(Co/Fe=20重量%)を有す
るマグネタイトとし、洗浄後ポイズ530を30g水ガラスを
70g加え充分分散を行った後、希硝酸により系のpHを5.5
としてケイ素化合物を付着せしめた。このコバルト化合
物層及びケイ素化合物層を有するマグネタイトの水スラ
リーを濾過・洗浄後、濾過ケークをゲーサイトと同様の
方法でふるい粒度が48〜100メッシュの造粒物とした。
造粒物の嵩密度は0.39g/ccであった。
以上のようにして得たメタル前駆体を流動層炉(内径
6.2cm)に仕込み、ガス線速度14cm/秒の水素気流中450
℃で10時間還元した。還元終了後窒素気流中で冷却し30
℃とした後、ガス線速度14cm/秒で酸素濃度500ppmから
徐々に酸素濃度を上げ最終的に大気にしてメタル磁性粉
1を得た。
得られたメタル磁性粉の静磁気特性及び造粒物の嵩密
度を他の例とともに表1に示す。
次いで、下記塗料配合の配合物をバッチ式サンドミル
で6時間混合後、混合物にコロネートL(日本ポリウレ
タン工業(株)製)2.5重量部を添加し、さらに15分間
混合を行った後、濾過してガラスビーズを分離し、磁性
塗料を調製した。この塗料を10μm厚のPETフィルム上
に乾燥膜厚が3μmになるように塗布し、磁場配向処理
後乾燥してPETフィルム上に磁性層を形成した。次い
で、カレンダー処理により鏡面加工して塗膜1を得た。
得られたテープの静磁気特性を他の例とともに表2に示
す。
<塗料配合> メタル磁性粉 100重量部 レシチン 2 〃 カーボンブラック 3 〃 γ−アルミナ 5 〃 VAGH*1 15 〃 ニッポラン2304*2 10 〃 メチルエチルケトン 150 〃 トルエン 50 〃 シクロヘキサノン 75 〃 (註) *1:ユニオンカーバイド社製塩化ビニル/酢酸ビニル
/ポリビニルアルコール共重合体 *2:日本ポリウレタン工業(株)製のポリウレタン樹
脂 実施例2 実施例1においてゲーサイトへの3号ケイソーによる
処理後の硫酸バンドによる処理を省略し、ケイ素化合物
層を有するゲーサイトとしたこと以外は実施例1と同様
にしてメタル粉2、さらに塗膜2を得た。
実施例3 実施例1においてゲーサイトへの3号ケイソーによる
処理を行なわず、硫酸バンド水溶液による処理だけとし
アルミニウム化合物層を有するゲーサイトとしたこと以
外は実施例1と同様にしてメタル粉3、さらに塗膜3を
得た。
比較例1 実施例1において、ゲーサイト表面へのケイ素及びア
ルミニウム化合物層形成後の造粒工程、およびマグネタ
イト表面へのコバルト化合物層及びケイ素化合物層形成
後の造粒工程において、乾燥を撹拌乾燥器(玉川機械
(株)製)で行ったことを除いては実施例1と同様の操
作によりメタル磁性粉11、塗膜11を得た。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−44809(JP,A) 特開 昭63−88807(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】針状ゲーサイトを造粒する造粒工程と、こ
    れを還元してマグネタイトにする第1還元工程と、該マ
    グネタイトを水性媒体中で表面処理し、非鉄遷移金属化
    合物層を形成させた後造粒する造粒工程と、これを更に
    還元して金属にする第2還元工程とからなる、鉄を主成
    分とする金属磁性粉末の製造方法であって、第1還元工
    程及び第2還元工程を粒度48〜100メッシュ、嵩密度0.5
    g/CC以下の造粒物に対して施すことを特徴とする金属磁
    性粉末の製造方法。
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