JP2842662B2 - 像ブレ防止カメラ - Google Patents

像ブレ防止カメラ

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Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、カメラの手ブレによる画質低下を防止する
装置に関する。
「従来技術およびその問題点」 カメラで特に手持ち撮影を行なう場合には、構え方が
不完全であるとき、暗い被写体でスローシャッタのと
き、撮影が動きながら撮影するとき等に手ブレが発生し
やすい。手ブレの発生した写真は、画像が流れて極めて
見苦しい。この手ブレは、ハード面からはレンズを明る
くしたりフィルム感度を上げてシャッタスピードを高め
ることにより、またソフト面からは撮影者の習熟により
ある程度防ぐことができるが、いずれも限度がある。
このような像ブレを防止するために既に、撮影光軸の
ブレの原因となる手ブレが生じたときに、そのブレの大
きさをカメラに加わる角速度または角加速度として検出
し、この角速度または角加速度に応じ、補正レンズをカ
メラブレの生じた方向と反対の方向に変位させて画像ブ
レの発生を防止するという着想の像ブレ補正装置が提案
されている。
本出願人は、このような手ブレ防止装置に使用して好
適な角加速度センサを提案し(特願平1−84318号)、
さらにこの角加速度センサを用いて補正レンズを駆動す
る手ブレ防止装置を提案している(特願平1−126183
号)。
これらの手ブレ防止装置は、基本的には、手ブレの方
向と大きさをセンサにより検出し、これと反対の方向に
補正レンズを駆動して手ブレを打ち消し、像ブレを少な
くするという発想に基づいている。この開発方向は、手
ブレによる像ブレを防止するための一つの方向であり、
さらに発展が期待される。
他方、これらの従来装置は、補正レンズ等の駆動制御
系を要するため、カメラの小型化の要求とは相容れない
面がある。特に像ブレの防止要求は、初心者が主に用い
るコンパクトカメラにおいて強く、補正レンズを駆動す
る像ブレ防止装置をコンパクトカメラに搭載するのは、
大きさ、コストの両面において、大きな問題がある。
「発明の目的」 本発明は、このような補正レンズを用いた像ブレ補正
装置とは異なる発想により、手ブレによる像ブレを防止
することを目的とする。
別言すると、本発明は、補正レンズを用いることな
く、像ブレを防止できる装置を得ることを目的とする。
「発明の概要」 本発明は、シャッタの開動作が開始されてから、許容
値を超える手ブレが発生したときは、測光値に基づく露
光が完了する前でも、シャッタを強制的に閉じることに
より、像ブレの発生を抑制するという着想に基づいて完
成されたものである。
この着想によると、上記のような場合には写真は露光
不足となるが、フィルムのラチチュード(露出許容値)
によって露光不足はカバーすることができ、像ブレの認
められる写真より遥かに良好な写真を得ることができ
る。
本発明はさらに、特願平1−230992号で本出願人が提
案した像ブレ防止カメラと組み合わせると、より理想的
な像ブレ防止ができる。すなわち、特願平1−230992号
では、シャッタの開動作を開始させるタイミングとし
て、手ブレが発生したときにはその手ブレが収まるのを
待ってシャッタのレリーズを開始させるという思想に基
づくものである。
この特願平1−230992号によるシャッタの開動作のタ
イミングと、本発明によるシャッタの閉動作のタイミン
グとを組み合わせれば、より理想的に像ブレの防止がで
きることが理解される。
本発明はまず、カメラに加わる角速度を検出する角速
度検出手段と、シャッタが開動作を開始した後、この角
速度検出手段によって検出される角速度が許容値以上と
なったときにシャッタに閉成信号を発するシャッタ強制
閉成手段と備えたことを特徴とするものである。
このシャッタ強制閉成手段は、シャッタが開動作を開
始した後、角速度検出手段の出力の積分値が一定値以上
となったときにシャッタに閉成信号を発するものであっ
てもよい。
そして、この像ブレ防止カメラに、特願平1−230992
号で提案した次のシャッタ開動作制御手段を加えれば、
より好ましい。すなわちこのシャッタ開動作制御手段に
より、シャッタの開動作を、角速度検出手段によって検
出される角速度が一定値以下であるときに可能とするの
である。
このシャッタ開動作制御手段はさらに、角速度検出手
段によって検出される角速度が減少傾向であるときにシ
ャッタの開動作を可能とするものであれば、さらに好ま
しい。角速度が減少傾向にあることは、手ブレが収束に
向かっていることを示している。
角速度を検出するために用いられる角加速度センサ
は、すべての方向の手ブレによる像ブレを防止するため
には、直交する2方向の成分を検出するべく、2組を設
けることが好ましい。しかし、最も手ブレが生じやすい
方向、例えば上下方向の角加速度のみを検出して、その
手ブレが収まった時点でシャッタが切れるようにして
も、一定の効果を得ることができる。
上記構成の本発明は、手ブレの大きさを検出するセン
サは要するが、補正レンズを駆動するものではないた
め、その駆動系が不要である。シャッタの閉成介しおよ
び開口開始の制御は、カメラに通常搭載されるCPUによ
るソフト処理で行なうことができ、よって安価で小型の
像ブレ防止装置が得られる。
「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。この実施
例は、特願平1−230992号で提案したシャッタの開動作
のタインミングを、本発明による閉動作のタイミングに
組み合わせた実施例である。
第1図は本発明を実施したカメラ11を示すもので、直
交する2方向の角加速度を検出する角加速度センサ12
a、12bが搭載されている。角加速度センサ12aは、レン
ズ光軸13の水平方向Hのブレ成分の角加速度を検出す
る。角加速度センサ12bは、レンズ光軸13の垂直方向V
の角加速度を検出する。このような角加速度センサは、
本出願人の提案した特願平1−84318号に記載のもの、
あるいは、松下電子部品株式会社製の角加速度センサ
『EYK−G02C』(品番)を用いることができる。この『E
YK−G02C』は、振動している音叉によって生じたコリオ
リの力を利用したもので、2個のバイモルフをT字形に
配置したジャイロ信号検出部、音叉駆動回路および信号
処理回路よりなっている。
第2図は、角加速度センサ12aと12bを含む、本発明の
手ブレ防止装置の回路構成の第一実施例である。角加速
度センサ12aと12bはそれぞれ、該センサ12a、12bの出力
を積分し角速度に変換する積分回路14a、14b、および絶
対値回路15a、15bを介してコンパレータ16a、16bに接続
されている。コンパレータ16a、16bは、絶対値回路15
a、15bの出力レベルを所定の電圧値Vrefと比較し、これ
らがVrefよりも小さい場合にHighレベルの電圧を出力す
る。
コンパレータ16a、16bは、シャッタ動作可能検知回路
18とともに、論理積回路20に接続され、論理積回路20は
さらに測光演算タイマ回路21に接続されている。そして
この測光演算タイマ回路21と論理積回路20の出力は、と
もに、論理積回路22に入力され、この論理積回路22はシ
ャッタ駆動回路23に接続されている。シャッタ動作可能
検知回路18は、例えばAF駆動回路等から構成されるもの
で、シャッタの動作が可能な状態になるとHighレベルの
電圧を出力する。論理積回路20は、コンパレータ16a、1
6bおよびシャッタ動作可能検知回路18の出力がいずれも
Highとなったときに、Highレベルの出力を生じ、論理積
回路20の出力がHighとなると、測光演算タイマ回路21が
動作する。測光演算タイマ回路21は、図示しない測光回
路によって測光された測光結果に基づいた適正な時間幅
パルスを発生するものである。論理積回路22は、論理積
回路20と測光演算タイマ回路21の出力がともにHighのと
きだけ、シャッタ駆動回路23を動作させる。すなわちシ
ャッタ駆動回路23は、手ブレの大きさが許容値内にあれ
ば測光演算タイマ回路21による露光時間だけシャッタを
開くが、シャッタが開いた後測光演算タイマ回路21によ
る露光時間の経過前に手ブレが許容値を越えた場合(論
理積回路20のが出力Lowになったとき)には、シャッタ
を閉じてしまう。すなわち露光不足を承知で、像ブレの
発生を防ぐ。
次に、第3図に基づき本発明装置の動作例を詳細に説
明する。手ブレ振動は、一般的に10Hz程度を上限周波数
とした単振動が不規則に合成されたものと考えられる。
この手ブレ振動の波形例を第3図A−1、B−1に示
す。A−1は、上記H方向成分、B−1は、V方向成分
の手ブレ波形であり、縦軸は、フィルム面上における画
像ブレ量(μm)を示し、横軸は時間(秒)を示してい
る。A−1、B−1の時間軸は、同一タイミングであ
る。
このA−1、B−1の波形は、積分回路14aと14bを経
て、A−2、B−2に示す角速度を示す波形となり、さ
らに絶対値回路15aと15bを経て、A−3、B−3に示す
波形となる。A−2、B−2の波形は、A−1、B−1
の波形の微分波形でもある。
コンパレータ16a、16bは、A−3、B−3の出力波形
とVrefを比較し、出力がVrefより小さいときに、Highの
出力を生じる(C−2、C−3)。このことは、角加速
度センサ12a、12bで検出された角加速度から求めた角速
度の絶対値が一定値(許容値)以下のとき、すなわち手
ブレの絶対値が一定値以下のときに、コンパレータ16
a、16bにHighの出力が生じることを意味する。
他方シャッタ動作可能検知回路18は、AF駆動等が終了
して、シャッタを切れる状態になると、Highの出力を生
じる。よって論理積回路20は、これら3者の出力がいず
れもHighになったときに、測光演算タイマ回路21に動作
信号を与え、このタイマ回路21は被写体輝度に応じた時
間幅のパルスを発生する(C−4、C−5)。論理積回
路22は、論理積回路20のパルスの立ち上がりで、シャッ
タ駆動回路23の動作を開始させ、手ブレが許容値内にあ
れば、測光演算タイマ回路21のパルスの立ち下がりでそ
の動作を終了させる(適正露光)。これに対し、測光演
算タイマ回路21のパルスが立ち下がる前に、論理積回路
20のパルスが立ち下がると(つまり手ブレの大きさが許
容値を越えると)、そのパルスの立ち下がりで、シャッ
タ駆動回路23に閉成信号を発し、これを閉じる(C−
6)。すなわち露光不足の状態でシャッタを閉じ、像ブ
レを防ぐ。
第4図、第5図は本発明の第二の実施例を示す。この
実施例は、手ブレが減少傾向にあることを、シャッタの
開動作開始の条件に加えたものである。
第4図の構成が、第2図の構成と異なるのは、絶対値
回路15a、15bの出力をさらに微分回路24a、24bに入力さ
せたこと、この微分回路24a、24bの出力をコンパレータ
25a、25bに入力させたこと、このコンパレータ25a、25b
の出力を、コンパレータ16a、16bおよびシャッタ動作可
能検知回路18の出力とともに、論理積回路20に入力させ
たこと、コンパレータ16a、16bの出力を別の論理積回路
20′に入力させたこと、およびこの論理積回路20′と測
光演算タイマ回路21の出力を論理積回路22に入力させた
ことである。
コンパレータ25a、25bは、微分回路24a、24bの出力が
負の場合に、Highレベルの電圧を出力する。微分回路24
a、24bの出力が負であるとは、角速度が減少傾向である
ことを示している。
従って、この構成によると、第5図に示すように、第
一の実施例の信号出力(シャッタ動作可能検知回路18、
コンパレータ16aおよび16bのHighレベル出力)に加え、
コンパレータ25aと25bの出力がともにHighレベルになっ
たときに、論理積回路20が測光演算タイマ回路21に動作
信号を与えることとなる(C−1〜7)。
他方、16aおよび16bの出力は別の論理積回路20′に入
力されていて、手ブレが許容値内にあるときだけ、論理
積回路20′の出力はHighとなる。よって、手ブレが許容
値内であってかつ減少傾向であることを条件にシャッタ
駆動回路23の駆動が開始され、手ブレが許容値内にあれ
ば、測光演算タイマ回路21のパルスの立ち下がりでその
動作を終了させる(適正露光)。これに対し、測光演算
タイマ回路21のパルスが立ち下がる前に、論理積回路2
0′のパルスが立ち下がると(つまり手ブレの大きさが
許容値を越えると)、そのパルスの立ち下がりで、シャ
ッタ駆動回路23に閉成信号を発し、これを閉じる(露光
不足)(C−8、9)。
以上の二つの実施例では、シャッタに閉成信号を発す
るタイミングを、手ブレの許容値としての光軸の角速度
と設定値とをコンパレータ16a、16bにより比較して求め
た。この構成によれば、比較的簡単な回路構成で手ブレ
速度の許容限界においてシャッタの閉成信号を発するこ
とができる。しかし厳密に言えば、実際の画面上での像
ブレは手ブレ速度に比例するのではなく、手ブレ速度の
積分値に比例する。第6図と第8図の実施例は、この点
に着目して、許容値ブレ量により正確に対応させてシャ
ッタに閉成信号を発することができるようにしたもので
ある。
第6図の実施例は、第2図に対応するもので、論理積
回路20は、第2図の実施例と同条件で、測光演算タイマ
回路21と、光軸の角速度出力(積分回路14a、14bの出
力)を積分する積分回路26a、26bを起動し、さらに論理
積回路22を介してシャッタ駆動回路23を駆動する。積分
回路26aと26bの出力は、積分値合成回路27により、実画
面上の像ブレ量に比例した値に変換され、コパレータ28
により、設定値と比較される。コンパレータ28の出力は
測光演算タイマ回路21の出力とともに、論理積回路22に
入力されているから、測光演算タイマ回路21とコンパレ
ータ28の両出力のHighを条件にシャッタの開動作がスタ
ートした後、積分値合成回路27の出力が設定値を越えた
とき、すなわち像ブレ量が許容値を越えたときには、測
光演算タイマ回路21による露光時間の経過前でも、シャ
ッタに閉成信号が発せられ、露光を犠牲にして像ブレが
防止される。
第7図は第6図の実施例の動作波形モデルである。こ
の動作波形において、A−1〜C−5までの波形は、第
3図の例と同じである。C−6、C−7およびC−8
は、それぞれ積分値合成回路27、コンパレータ28および
論理積回路22の出力を示しており、この例のように、積
分値合成回路27の出力が一定値を超えれば、適正露光が
完了する前に、シャッタに閉成信号が発せられる。
第8図の実施例は、第4図に対応するもので、論理積
回路20は、第6図の実施例と同様に、測光演算タイマ回
路21と、光軸の角速度出力(積分回路14a、14bの出力)
を積分する積分回路26a、26bを起動し、さらに論理積回
路22を介してシャッタ駆動回路23を駆動する。積分回路
26aと26bの出力は、積分値合成回路積分値合成回路27に
より、実画面上の像ブレ量に比例した値に変換され、コ
パレータ28により、設定値と比較される。コンパレータ
28の出力は測光演算タイマ回路21の出力とともに、論理
積回路22に入力されているから、測光演算タイマ回路21
と積分値合成回路27の両出力のHighを条件にシャッタの
開動作がスタートした後、積分値合成回路27の出力が設
定値を越えたとき、すなわち像ブレ量が許容値を越えた
ときには、測光演算タイマ回路21による露光時間の経過
前でも、シャッタに閉成信号が発せられ、露光を犠牲に
して像ブレが防止される。
第9図は第8図の実施例の動作波形モデルである。こ
の動作波形において、A−1〜C−7までの波形は、第
5図の例と同じである。C−8、CV−9およびC−10
は、それぞれ積分値合成回路27、コンパレータ28および
論理積回路22の出力を示しており、この例のように、積
分値合成回路27の出力が一定値を超えれば、適正露光が
完了する前に、シャッタに閉成信号が発せられる。
上記実施例は、角速度を検出するために、角加速度セ
ンサ12a,12bを用いたものであるが、角速度センサによ
り角速度を直接検出する場合には、角加速度センサ12a
(12b)と積分回路14a(14b)を、それぞれ角速度セン
サに置き換えることができる。この場合には、第3、
5、7、9図の波形A−1、B−1は、角速度センサの
出力として得ることができる。
また上記実施例では、水平方向と垂直方向の角速度を
検出するため、2つのセンサ12aと12bを用いたが、カメ
ラの光軸ブレは通常上下方向に生じるから、垂直方向の
みにセンサを設けてもよい。また2つのセンサを設ける
場合には、検知方向は、直交する2方向であればよく、
水平と垂直である必要はない。
「発明の効果」 以上のように本発明は、手ブレの大きさを検出して、
像ブレが生じないように補正レンズを駆動するという従
来の思想から離れ、シャッタが開いた後手ブレが許容値
を超えた場合には、適正露光になる前でもシャッタを強
制的に閉じるものであるから、像ブレを抑制することが
できる。露光不足は、例えばフィルムのラチチュードで
対応でき、像ブレの発生した写真より、遥かに良好な写
真が得られる。
そして以上のシャッタの閉動作のタイミングに加え、
さらに、シャッタの開動作のタイミングを、手ブレの大
きさが収まった状態になる迄待って、行なわせるように
すれば、より手ブレのない写真が得られる。
本発明の実現に当たっては、角速度を検出するための
センサ以外は、ソフト処理で対応することができるか
ら、カメラの小型化を妨げることがなく、かつ安価に提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の手ブレ防止装置を備えたカメラの外観
斜視図、 第2図、第3図は本発明の手ブレ防止装置の第一の実施
例を示すもので、第2図は回路図、第3図は像ブレ波形
の例と、その波形に基づく第2図の要素の出力波形例を
示すグラフである。 第4図、第5図は本発明の手ブレ防止装置の第二の実施
例を示すもので、第4図は回路図、第5図は像ブレ波形
の例と、その波形に基づく第4図の要素の出力波形例を
示すグラフである。 第6図、第7図は本発明の手ブレ防止装置の第三の実施
例を示すもので、第6図は回路図、第7図は像ブレ波形
の例と、その波形に基づく第6図の要素の出力波形例を
示すグラフである。 第8図、第9図は本発明の手ブレ防止装置の第四の実施
例を示すもので、第8図は回路図、第9図は像ブレ波形
の例と、その波形に基づく第8図の要素の出力波形例を
示すグラフである。 11……カメラ、12a、12b……角加速度センサ、13……レ
ンズ光軸、14a、14b……積分回路、15a、15b……絶対値
回路、16a、16b……コンパレータ、18……シャッタ動作
可能検知回路、20……論理積回路、21……測光演算タイ
マ回路、22……論理積回路、23……シャッタ駆動回路、
24a、24b……微分回路、25a、25b……コンパレータ、26
a、26b……積分回路、27……積分値合成回路、28……コ
ンパレータ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カメラに加わる角速度を検出する角速度検
    出手段と;シャッタが開動作を開始した後、この角速度
    検出手段によって検出される角速度が許容値以上となっ
    たときにシャッタに閉成信号を発するシャッタ強制閉成
    手段と備えたことを特徴とする像ブレ防止カメラ。
  2. 【請求項2】カメラに加わる角速度を検出する角速度検
    出手段と;シャッタが開動作を開始した後、この角速度
    検出手段の出力の積分値が一定値以上となったときにシ
    ャッタに閉成信号を発するシャッタ強制閉成手段とを備
    えたことを特徴とする像ブレ防止カメラ。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、さらにシャッ
    タの開動作を、上記角速度検出手段によって検出される
    角速度が許容値以下であるときに可能とするシャッタ開
    動作制御手段が設けられている像ブレ防止カメラ。
  4. 【請求項4】請求項3において、シャッタ開動作制御手
    段はさらに、上記角速度検出手段によって検出される角
    速度が減少傾向であるときにシャッタの開動作を可能と
    する像ブレ防止カメラ。
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