JP2841400B2 - 二成分現像剤の製造方法 - Google Patents
二成分現像剤の製造方法Info
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- JP2841400B2 JP2841400B2 JP63311689A JP31168988A JP2841400B2 JP 2841400 B2 JP2841400 B2 JP 2841400B2 JP 63311689 A JP63311689 A JP 63311689A JP 31168988 A JP31168988 A JP 31168988A JP 2841400 B2 JP2841400 B2 JP 2841400B2
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- Japan
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- ball mill
- toner
- carrier
- developer
- cylindrical stirring
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Description
【概要】 電子写真等の記録装置に用いる二成分現像剤を製造す
る方法に関し、 二成分現像剤の撹拌作業を高速化しかつ均一な帯電量
分布を得ることが可能な製造方法を提供することを目的
とし、撹拌すべき現像剤成分を収納した円筒状撹拌容器
を略水平な軸上で当該容器を回転させるローラをそなえ
たボールミル上に載置すると共に前記ボールミルを略垂
直な回転軸を有する回転テーブル上に振動台を介して搭
載し、しかる後、前記回転テーブルの回転とボールミル
のローラによる円筒状撹拌容器の回転及び前記振動台に
よる振動を前記円筒状撹拌容器に同時に与えながら円筒
状撹拌容器中のトナーとキャリアを混合するという製造
方法を提供するものである。
る方法に関し、 二成分現像剤の撹拌作業を高速化しかつ均一な帯電量
分布を得ることが可能な製造方法を提供することを目的
とし、撹拌すべき現像剤成分を収納した円筒状撹拌容器
を略水平な軸上で当該容器を回転させるローラをそなえ
たボールミル上に載置すると共に前記ボールミルを略垂
直な回転軸を有する回転テーブル上に振動台を介して搭
載し、しかる後、前記回転テーブルの回転とボールミル
のローラによる円筒状撹拌容器の回転及び前記振動台に
よる振動を前記円筒状撹拌容器に同時に与えながら円筒
状撹拌容器中のトナーとキャリアを混合するという製造
方法を提供するものである。
本発明は電子写真等の記録装置に用いる二成分現像剤
を製造する方法に関する。 電子写真方式の記録装置は高速かつ高品質な印字が可
能であり、ほとんどの装置はトナーとキャリアからなる
二成分現像剤を用いている。高品質の画像を得るために
は、均一な帯電分布を持った現像剤が必要であり、その
ための製造方法が望まれている。
を製造する方法に関する。 電子写真方式の記録装置は高速かつ高品質な印字が可
能であり、ほとんどの装置はトナーとキャリアからなる
二成分現像剤を用いている。高品質の画像を得るために
は、均一な帯電分布を持った現像剤が必要であり、その
ための製造方法が望まれている。
二成分現像剤を製造する工程において、砕粉化された
トナーとキャリアを均一に撹拌すると共にトナー及びキ
ャリアを摩擦帯電させて二成分現像剤を完成させる工程
がある。 第３図は従来の二成分現像剤の撹拌作業を示すもので
ある。円筒状撹拌容器10に、撹拌すべき二成分現像剤を
容器容量の1/3程度充填する。通常、トナーの粒径は10
μｍ程度、キャリアの粒径は100μｍ程度であり、トナ
ーの混合比は全重量の３〜５％程度である。これらの粒
径及び混合比はトナー及びキャリアの材質、記録紙の材
質等により決定されるものである。図示しないボールミ
ルは２つのローラ21及び22を備え、ローラ21及び22を回
転させることにより円筒状撹拌容器10を回転させる。円
筒状撹拌容器10の回転速度は100回転／分程度であり、
現像剤の材質や重量等により異なるが30〜60分程度を要
する。 円筒状撹拌容器10の回転によりトナーとキャリアが均
一に撹拌され、摩擦帯電によりトナー及びキャリアが均
一に帯電すると、第２図に示すようにキャリアの回りに
均等にトナーが付着する。
トナーとキャリアを均一に撹拌すると共にトナー及びキ
ャリアを摩擦帯電させて二成分現像剤を完成させる工程
がある。 第３図は従来の二成分現像剤の撹拌作業を示すもので
ある。円筒状撹拌容器10に、撹拌すべき二成分現像剤を
容器容量の1/3程度充填する。通常、トナーの粒径は10
μｍ程度、キャリアの粒径は100μｍ程度であり、トナ
ーの混合比は全重量の３〜５％程度である。これらの粒
径及び混合比はトナー及びキャリアの材質、記録紙の材
質等により決定されるものである。図示しないボールミ
ルは２つのローラ21及び22を備え、ローラ21及び22を回
転させることにより円筒状撹拌容器10を回転させる。円
筒状撹拌容器10の回転速度は100回転／分程度であり、
現像剤の材質や重量等により異なるが30〜60分程度を要
する。 円筒状撹拌容器10の回転によりトナーとキャリアが均
一に撹拌され、摩擦帯電によりトナー及びキャリアが均
一に帯電すると、第２図に示すようにキャリアの回りに
均等にトナーが付着する。
しかし、従来の製造方法では摩擦帯電によりトナー及
びキャリアの帯電量が飽和するまでに時間を要する。ま
た、円筒形の中心軸を回転させるので中心軸の平行方向
には現像剤の移動が少なく、長時間撹拌を行っても帯電
量分布が均一にならない問題があった。 本発明は二成分現像剤の撹拌作業を高速化し、かつ均
一な帯電量分布を得ることが可能な製造方法を提供する
ことを目的とする。
びキャリアの帯電量が飽和するまでに時間を要する。ま
た、円筒形の中心軸を回転させるので中心軸の平行方向
には現像剤の移動が少なく、長時間撹拌を行っても帯電
量分布が均一にならない問題があった。 本発明は二成分現像剤の撹拌作業を高速化し、かつ均
一な帯電量分布を得ることが可能な製造方法を提供する
ことを目的とする。
上記目的を達成するために、トナーとキャリアからな
る現像剤成分を撹拌し、トナー及びキャリアを摩擦帯電
させることにより二成分現像剤を製造する方法であっ
て、撹拌すべき現像剤成分を収納した円筒状撹拌容器を
略水平な軸上で当該容器を回転させるローラをそなえた
ボールミル上に載置すると共に前記ボールミルを略垂直
な回転軸を有する回転テーブル上に振動台を介して搭載
し、しかる後、前記回転テーブルの回転とボールミルの
ローラによる回転及び前記振動台による振動を前記円筒
状撹拌容器に同時に与えながら円筒状撹拌容器中のトナ
ーとキャリアを混合することを特徴とする二成分現像剤
の製造方法を行う。
る現像剤成分を撹拌し、トナー及びキャリアを摩擦帯電
させることにより二成分現像剤を製造する方法であっ
て、撹拌すべき現像剤成分を収納した円筒状撹拌容器を
略水平な軸上で当該容器を回転させるローラをそなえた
ボールミル上に載置すると共に前記ボールミルを略垂直
な回転軸を有する回転テーブル上に振動台を介して搭載
し、しかる後、前記回転テーブルの回転とボールミルの
ローラによる回転及び前記振動台による振動を前記円筒
状撹拌容器に同時に与えながら円筒状撹拌容器中のトナ
ーとキャリアを混合することを特徴とする二成分現像剤
の製造方法を行う。
円筒状撹拌容器10は、ボールミル20のローラ21および
22の回転手段、回転テーブル40の回転手段、及び振動台
30の振動手段が同時に与えられることにより複雑な回転
が与えられ、強力な撹拌力た摩擦帯電力を得る。
22の回転手段、回転テーブル40の回転手段、及び振動台
30の振動手段が同時に与えられることにより複雑な回転
が与えられ、強力な撹拌力た摩擦帯電力を得る。
第１図は本発明の一実施例構成図である。図中、10は
円筒状撹拌容器、20はボールミル、21および22はロー
ラ、30は振動台、40は回転テーブルである。 円筒状撹拌容器10はボールミル20上に載置され、ボー
ルミル20は回転テーブル40上で振動台30を介して搭載さ
れる。 円筒状撹拌容器10とボールミル20は従来と同様であ
る。振動台30は例えば内部にモータを有しモータの回転
により機械的に振動を得るものである。回転テーブル40
はテーブル上の円筒状撹拌容器10、ボールミル20及び振
動台30を水平面内で諸に回転させるものであり、ボール
ミル20のローラ21および22が円筒状撹拌容器10を水平方
向の軸で回転するのに対し、回転テーブル40は垂直方向
の軸を持って水平面内で回転する。 ボールミル20のローラ21および22は100回転／分程度
で円筒状撹拌容器10を回転させ、回転テーブル40も同程
度で円筒状撹拌容器10を回転させる。二つの回転軸は直
交しており、円筒状撹拌容器10は、ボールミル20上に載
置されて所定回転方向に回転すると共に、ボールミル20
を別の回転テーブル40上に振動台30を介して搭載したう
えで、水平方向に回転する回転テーブル40上で、円筒状
容器10へのボールミル20のローラ21および22の回転運
動、振動台30による振動、および回転テーブルの回転運
動を同時に行い、円筒状撹拌容器10は複雑な回転が与え
られる。 撹拌時間は、現像剤の粒径や材質などにより異なる
が、従来の方法に比べ約1/2の時間に短縮することがで
きる。現像剤の帯電量分布も従来に比べ均一になる。
円筒状撹拌容器、20はボールミル、21および22はロー
ラ、30は振動台、40は回転テーブルである。 円筒状撹拌容器10はボールミル20上に載置され、ボー
ルミル20は回転テーブル40上で振動台30を介して搭載さ
れる。 円筒状撹拌容器10とボールミル20は従来と同様であ
る。振動台30は例えば内部にモータを有しモータの回転
により機械的に振動を得るものである。回転テーブル40
はテーブル上の円筒状撹拌容器10、ボールミル20及び振
動台30を水平面内で諸に回転させるものであり、ボール
ミル20のローラ21および22が円筒状撹拌容器10を水平方
向の軸で回転するのに対し、回転テーブル40は垂直方向
の軸を持って水平面内で回転する。 ボールミル20のローラ21および22は100回転／分程度
で円筒状撹拌容器10を回転させ、回転テーブル40も同程
度で円筒状撹拌容器10を回転させる。二つの回転軸は直
交しており、円筒状撹拌容器10は、ボールミル20上に載
置されて所定回転方向に回転すると共に、ボールミル20
を別の回転テーブル40上に振動台30を介して搭載したう
えで、水平方向に回転する回転テーブル40上で、円筒状
容器10へのボールミル20のローラ21および22の回転運
動、振動台30による振動、および回転テーブルの回転運
動を同時に行い、円筒状撹拌容器10は複雑な回転が与え
られる。 撹拌時間は、現像剤の粒径や材質などにより異なる
が、従来の方法に比べ約1/2の時間に短縮することがで
きる。現像剤の帯電量分布も従来に比べ均一になる。
上記に説明したように、本発明の製造方法は、トナー
とキャリアの撹拌時間を短縮し、かつトナー及びキャリ
アの帯電量分布もより均一にすることが可能であり、現
像剤の品質向上に寄与する。さらに現像剤の品質向上に
より、記録装置に出力される画像が向上される。
とキャリアの撹拌時間を短縮し、かつトナー及びキャリ
アの帯電量分布もより均一にすることが可能であり、現
像剤の品質向上に寄与する。さらに現像剤の品質向上に
より、記録装置に出力される画像が向上される。
第１図は本発明の一実施例構成図、 第２図は二成分現像剤を示す図、 第３図は従来の二成分現像剤の撹拌作業を示すものであ
る。 図中、10……円筒状撹拌容器 20……ボールミル 30……振動台 40……回転テーブル
る。 図中、10……円筒状撹拌容器 20……ボールミル 30……振動台 40……回転テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B02C 17/14 G03G 9/08 G03G 15/08
Claims (1)
- 【請求項１】トナーとキャリアからなる現像剤成分を撹
拌し、トナー及びキャリアを摩擦帯電させることにより
二成分現像剤を製造する方法であって、 撹拌すべき現像剤成分を収納した円筒状撹拌容器を略水
平な軸上で当該容器を回転させるローラをそなえたボー
ルミル上に載置すると共に前記ボールミルを略垂直な回
転軸を有する回転テーブル上に振動台を介して搭載し、
しかる後、前記回転テーブルの回転とボールミルのロー
ラによる回転及び前記振動台による駆動を前記円筒状撹
拌容器に同時に与えながら円筒状撹拌容器中のトナーと
キャリアを混合することを特徴とする二成分現像剤の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63311689A JP2841400B2 (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 二成分現像剤の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63311689A JP2841400B2 (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 二成分現像剤の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02156266A JPH02156266A (ja) | 1990-06-15 |
| JP2841400B2 true JP2841400B2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=18020281
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63311689A Expired - Fee Related JP2841400B2 (ja) | 1988-12-08 | 1988-12-08 | 二成分現像剤の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2841400B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4919664B2 (ja) * | 2006-01-18 | 2012-04-18 | 厚彦 木村 | 粉砕機 |
| US9377713B2 (en) * | 2012-03-30 | 2016-06-28 | Xerox Corporation | Custom color toner production systems and methods |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS521500B2 (ja) * | 1972-08-12 | 1977-01-14 | ||
| JPS60147747A (ja) * | 1984-01-11 | 1985-08-03 | Hitachi Metals Ltd | 二成分系現像剤の混合方法 |
| JPS62132744U (ja) * | 1986-02-17 | 1987-08-21 |
-
1988
- 1988-12-08 JP JP63311689A patent/JP2841400B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02156266A (ja) | 1990-06-15 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
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