JP2840576B2 - 屋根の消雪装置 - Google Patents

屋根の消雪装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋根の消雪装置に係
り、詳細には屋根上の積雪が進んで積雪検出手段が段階
的に所定量を検出すると、ハウジング加熱手段、屋根裏
加熱手段を順次作動させて屋根の消雪を行う屋根の消雪
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、屋根の裏面を加熱手段によって加
熱し、屋根上の雪を消す消雪装置にとしては、例えば、
特公平1−21309号公報に示すように、本件出願人
が開発した屋根の消雪装置がある。これは、積雪の重さ
で受皿が上下動する降雪検出手段と、屋根上の降雪の有
無を電解け水で短絡される電極で検出する消雪検出手段
を備え、前記降雪検出手段が所定時間連続して作動した
とき加熱手段を作動して、屋根及び受皿の消雪を開始
し、前記消雪検出手段の電極が開放状態になったときに
加熱を停止させるように構成されている。これにより、
必要最小限の燃料費で消雪が可能となり、残雪が無く完
全に消雪が可能な屋根の消雪装置を提供するものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の屋根の消雪装置においては、以下に述べる第1の課
題があった。すなわち、近年の暖冬化傾向により、冬季
間に湿った重たい雪が降る日が多くなってきた。特に初
雪時や比較的気温が高い日に雪が降り始めると、湿った
雪であるため受皿に積もった少量の雪の重みで降雪検出
手段が積雪を検知して加熱手段を作動させるため、屋根
に積雪が殆どないか、あってもわずかな積雪状態で加熱
動作を行うため、必要以上に加熱手段を作動させてしま
うという課題があった。また、逆に気温が低い日に雪が
降り出した場合には、軽いパウダースノーであるため、
受皿及び屋根に相当量の積雪があってから降雪検出手段
が積雪を検知して加熱手段を作動させるため、加熱手段
の作動にばらつきが生じる。また、上記加熱手段の動作
を停止させる場合は、雪解け水により短絡される消雪検
出手段の電極が開放状態になったことを検知して行って
いたが、縦葺き屋根の場合には、屋根上の残雪にむらが
生じ易く、またむらが生ずると残雪があるにもかかわら
ず電極が開放して加熱手段が停止したり、積雪が殆どな
いのに加熱手段が動作したりして、加熱手段の停止にも
ばらつきが生ずる。また、融雪した水の流れは一様では
ないため、屋根上の消雪検出手段の設ける位置によって
検出したりしなかったりするため、水の流れを正確に検
出することは困難な場合が多かった。従って、加熱手段
の作動や停止にばらつきが生ずるため、燃料費を無駄に
使うおそれがあった。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術の課題を解
決し、雪質等の気象状況に関係なく屋根の積雪を正確に
検知し、必要最小限の燃料費で完全消雪が可能な屋根の
消雪装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は以下に述べる構成を備える。すなわち、積雪を
光電的に検知する高さの異なる第1,第2センサーを備
えた屋根上の積雪を検出するための積雪検出手段と、屋
根の裏面側より加熱して屋根上の積雪を消すための屋根
裏加熱手段と、前記第1,第2センサーにより屋根上の
積雪が進んで所定量に達したことを検出すると、前記屋
根裏加熱手段を作動させて屋根上の消雪を開始し、前記
第2,第1センサーにより屋根の消雪が進んで所定量を
下回ったことを検出すると、前記屋根裏加熱手段の駆動
を停止させるように制御する制御手段と、を装備したこ
とを特徴とする。
【0006】上記構成によれば、積雪を光電的に検知す
る高さの異なる第1センサー及び第2センサーにより屋
根上の積雪が所定量に達したことを検出すると、制御手
段は屋根裏加熱手段を作動させて屋根上の積雪の消雪動
作を開始し、屋根の消雪が進んで前記第2センサー及び
第1センサーの接続が切れて積雪が所定量を下回ったこ
とを検出すると、前記屋根裏加熱手段の駆動を停止させ
るように制御する。
【0007】また、前記積雪検出手段は、ハウジング内
に収納され該ハウジングを加熱するハウジング加熱手段
を備えた場合には、前記制御手段は前記第1センサー及
び第2センサーにより積雪を検出すると、先ずハウジン
グ加熱手段を作動させてハウジング周面に付着した雪を
解かし、次いで前記屋根裏加熱手段を作動させて屋根上
の積雪の消雪動作を開始し、前記第2センサー,第1セ
ンサーの接続が順次切れると前記ハウジング加熱手段、
屋根裏加熱手段の動作を順次停止させる。
【0008】また、第1センサー,第2センサーにより
順次積雪を検出した後、前記屋根裏加熱手段を遅延リレ
ーを介して所定時間遅延させて作動させることによって
は、前記第1,第2センサー間に鳥等の異物が進入して
も、屋根裏加熱手段が誤って作動するのを防止できる。
【0009】また、温度センサーにより検出する気温が
所定温度以下にならないと前記屋根裏加熱手段を作動さ
せないことによっては、予め設定された降雪温度に達す
ると自動的に屋根裏加熱手段を作動可能な状態にするこ
とができる。
【0010】また、前記制御手段は、残雪タイマーのセ
ットにより前記第2センサーがOFFしても、屋根裏加
熱手段の動作状態を自己保持して所定時間消雪を行うこ
とによっては、屋根の積雪量或いは降雪状況に応じた消
雪動作を行うことができる。
【0011】
【発明の実施の態様】以下、本発明の好適な実施の態様
について添付図面と共に詳述する。図1は屋根の縦断面
図、図2は第1,第2センサーの斜視図、図3は消雪装
置全体の配線図、図4は制御盤の配線図である。
【0012】先ず、図1を参照して屋根の消雪装置の概
略構成について説明する。図1において、1は屋根であ
り、短冊状の複数のトタン板1aを長手方向に横にして
隙間無く葺いた横葺き(一文字葺き)に敷設してある。
2,3は積雪検出手段としての高さの異なる第1,第2
センサーであり、上記トタン板1a上に積雪を光電的に
検知する発光側,受光側のセンサーをそれぞれ装備して
いる。4は上記屋根1の裏面側にトタン板1aの横葺き
のピッチにあわせて敷設されたパイプマットである。こ
のパイプマット4には、不凍液(エチレングリコール
等)を循環させるための複数の管路が形成されている。
上記第1,第2センサー2,3を設けたトタン板1aの
下部には必ずパイプマット4が敷設されるように配置さ
れている。5aはボイラであり、パイプマット4に形成
された管路に所定温度に温められた不凍液を加熱する。
上記ボイラ5aにより加熱された不凍液は、循環ポンプ
5bにより往管21及び復管22を介してパイプマット
4内を循環させる。6は制御手段としての制御盤であ
り、上記第1,第2センサー2,3が所定時間ONした
ときにボイラ5aを点火させて加熱した不凍液を循環ポ
ンプ5bによりパイプマット4へ送り込むように動作を
制御する。上記ボイラ5a,循環ポンプ5b,パイプマ
ット4,往管21,復管22により屋根裏加熱手段を構
成している。なお、24は横葺き屋根1に積もった雪が
地上に落雪するのを防ぐアングル材であり、該アングル
材24にも不凍液を循環させるヒートパイプ4cが配設
されている。
【0013】次に、上記第1,第2センサー2,3の構
成について、図2を参照して説明する。この第1,第2
センサー2,3は、横葺き屋根1の任意のトタン板1a
上に配設されており、所定距離を隔てて発光センサー2
a,3a及び受光センサー2b,3bを装備している。
上記第1センサー2は例えば屋根1より高さが約2cm
に、第2センサー3は高さ約5cmとなるようにねじ棒
7に螺合しており、ナット8によりそれぞれ上下で固定
されている。上記第1,第2センサー2,3の高さは任
意に設定できるように構成されている。上記上下2段に
配置された発光センサー2a,3aのうち、上段の発光
センサー3aの下面には、互いに発光した光が受光側で
干渉しないように、仕切り板3cが設けられている。ま
た上記発光センサー2a、3a及び受光センサー2b,
3bは左右に設けた下箱9に収納されており、ハウジン
グとなる上箱10によってそれぞれ被覆される。この上
箱10を下箱9に対して被せた後、ねじ穴11にねじ1
2を嵌め込んで両者を固定するように構成されている。
上記下箱9には切欠9aがそれぞれ形成されており、上
箱10の対向面にはメッシュ状の窓10aがそれぞれ形
成されており、発光側及び受光側の光路を確保してい
る。また、この窓10aは、虫等の進入を防止したり、
夏期のハウジング内の冷却口として有効に作用する。
【0014】上記左右の下箱9内には、ハウジング加熱
手段としてのファンモータ13,羽根車14,電球15
a,15bがそれぞれ装備されている。上記ファンモー
タ13の駆動により羽根車14は回転し、また電球15
a,15bはファンモータ13の駆動負荷となるもので
ある。上記ファンモータ13は、第1センサー2及び第
2センサー3が所定時間ONしない限り起動しないよう
に構成されており、電球15a,15bにより加熱され
た空気を羽根車14を回転させることにより上箱10の
内側より吹き付けて温め、該上箱10の周囲に積もった
雪或いは付着した雪を解かし、センサーの誤検知を防止
するように構成されている。
【0015】また、上記発光センサー2a,3a及び受
光センサー2b,3bの周囲にはシルバーシート16が
巻き付けられており、上記電球15a,15bにより生
じた熱を反射してセンサーの加熱を防止すると共に上箱
10を効率的に加熱するように構成されている。また、
上記発光センサー2a,3aと受光センサー2b,3b
との間であって屋根1の落雪方向下流側には、雪止め用
の雪止めピン17が立設されている。この雪止めピン1
7は、屋根1の積雪が落下しないように積雪状態を保持
してセンサーによる積雪を正確に検出するために設けら
れている。
【0016】次に、前記制御盤6の構成及び動作につい
て図3及び図4に示す配線図を参照して説明する。25
は遅延リレーであり、第2センサー3がONしても所定
時間遅延させて負荷側に接続を行う。26はパワーリレ
ーであり、駆動負荷の大きいボイラ5a,循環ポンプ5
b等の機器に入力信号を増幅して接続するものである。
【0017】27は残雪タイマーであり、第2センサー
3がOFFしても所定時間負荷側の機器を駆動させるも
のである。28は上記残雪タイマー27を動作させるた
めの補助リレーである。29は自己保持リレーであり、
上記残雪タイマー27をセットすることにより前記第2
センサー3がOFFしても、ボイラ5a等の屋根裏加熱
手段の動作状態を保持するものである。
【0018】30は温度センサーであり、負荷側のボイ
ラ5a等の屋根裏加熱手段を所定気温以下(例えば5°
C以下)で作動させる。この温度センサー30は、前記
遅延リレー25が作動しても該温度センサー30が所定
温度を検知しない場合には、負荷側に接続しないメイン
スイッチとしての役割を果たすものである。また、上記
温度センサー30は、適温に設定することにより、夏場
等の非降雪時期に気温が下がったり、鳥や木の葉等の進
入によりボイラ5a等の屋根裏加熱手段が作動するよう
な誤動作を防止する役割も果たすものである。
【0019】31は強制入力スイッチであり、前記遅延
リレー25や補助リレー28から負荷側への接続を自動
又は手動で行うかを切り換える。32は手動タイマーで
あり、上記強制入力スイッチ31の切り換えをタイマー
セットにより行う。
【0020】外気温が例えば5°C以下になると、図4
に示すリレーr0 が接続される。また、屋根1上への降
雪により、積雪が所定量例えば2cmを越えると、第1
センサー2がONするが、負荷側への接続はされない。
更に降雪が進んで、積雪が所定量例えば5cmを越える
と第2センサー3がONする。このとき、図2に示す電
球15a,15bが点灯し、ファンモータ13が起動し
て羽根車14を回転させて熱風を上箱10に吹き付け
て、周囲に積もった或いは付着した雪を解かす。
【0021】上記第2センサー3がONすると、遅延リ
レー25を介して所定時間(例えば5分間)遅延させて
リレーr 2,パワーリレー26,リレーr3 をそれぞれ
接続することにより負荷側に接続し、ボイラ5aや循環
ポンプ5bを起動するように構成されている。これによ
って、発光センサー2a,3aと受光センサー2b,3
b間に鳥等の異物が進入したり、吹雪により雪が発光面
若しくは受光面を閉塞しても、ボイラ5a等の屋根裏加
熱手段が誤って作動するのを防止でき、燃料費を節約で
きる。
【0022】また、上記残雪タイマー27がセットされ
ると、前記第2センサー3がOFFしても、前記自己保
持リレー29によりボイラ5a等の屋根裏加熱手段の動
作状態を保持して所定時間消雪を行うことが可能にな
り、残雪状態や気象状態に応じた消雪動作が可能とな
る。
【0023】屋根1に積もった雪の消雪動作が進行して
第2センサー3がOFFしても、自己保持リレー29に
よりボイラ5a等の屋根裏加熱手段の動作状態を保持し
て消雪動作を続行し、第1センサー2がOFFすると自
己保持リレー29をリセットして負荷側への接続が遮断
されボイラ5a等の屋根裏加熱手段の動作を停止させ
る。尚、上記第1センサー2がOFFしても、屋根1或
いは上箱10に雪が残っている場合が想定されるが、パ
イプマット4等の余熱により十分消雪可能である。
【0024】上記構成によれば、積雪を光電的に検知す
る高さの異なる第1センサー2及び第2センサー3がO
Nし屋根1上の積雪が所定量に達したことを検出する
と、制御盤6はボイラ5a,循環ポンプ5bを作動させ
て屋根1上の積雪の消雪動作を開始する。屋根1上の消
雪が進んで第2センサー3がOFFし更に第1センサー
2がOFFし積雪が所定量を下回ったことを検出する
と、上記ボイラ5a等の駆動を停止させる。従って、雪
質等の気象状況に関係なく屋根の積雪を正確に検知し、
必要最小限の燃料費で完全消雪が可能となる。
【0025】また、積雪検出手段として左右の下箱9及
び上箱10内にファンモータ13,羽根車14,電球1
5a,15bを備え、制御盤6は前記第1センサー2及
び第2センサー3により積雪を検出すると、先ず電球1
5a,15bを点灯させファンモータ13を作動させて
上箱10の周面に付着した雪を解かし、次いで前記ボイ
ラ5a,循環ポンプ5bを作動させて屋根1上の積雪の
消雪動作を開始する。前記第2センサー3,第1センサ
ー2の接続が順次切れると前記ファンモータ13等のハ
ウジング加熱手段、次いでボイラ5a等の屋根裏加熱手
段の動作を順次停止させる。これによって、吹雪等によ
りハウジング周面に付着した雪を解かしてセンサーの光
路を塞ぐことによる誤動作を防止してセンサーの信頼性
を向上させると共に屋根上の積雪及び消雪を正確に検知
することができ、燃料の無駄の無い消雪動作を行うこと
ができる。
【0026】また、前記ボイラ5a等の屋根裏加熱手段
を遅延リレー25を介して所定時間遅延させて作動させ
ることによっては、前記第1,第2センサー2,3間に
鳥等の異物が進入しても、屋根裏加熱手段が誤って作動
するのを防止できる。
【0027】また、温度センサー30により検出する気
温が所定温度以下にならないと前記屋根裏加熱手段を作
動させないように構成したことによっては、予め設定さ
れた降雪温度に達すると自動的に屋根裏加熱手段を作動
可能な状態にすることができ、燃料費の節約と共に操作
性を向上させることができる。
【0028】また、前記制御手段は、残雪タイマーのセ
ットにより前記第2センサーがOFFしても、屋根裏加
熱手段の動作状態を自己保持して所定時間消雪を行うこ
とによっては、屋根の積雪量或いは降雪状況に応じた消
雪動作を行うことができる。
【0029】なお、本発明は前述した実施の態様に限定
されるものではなく、発明の精神を逸脱しない範囲で他
の改変ができるのはもちろんである。
【0030】
【発明の効果】本発明は前述したように、積雪検出手段
により屋根上の積雪が段階的に所定量に達したことを検
出すると、制御手段は、先ずハウジング加熱手段を作動
させてハウジング周面に付着した雪を解かし、次いで屋
根裏加熱手段を作動させて屋根上の積雪の消雪動作を開
始し、積雪の消雪が進んで段階的に所定量を下回ると前
記ハウジング加熱手段次いで屋根裏加熱手段の駆動を順
次停止させるように制御する。従って、雪質や吹雪等の
気象状況に関係なく屋根の積雪を正確に検知し、必要最
小限の燃料費で完全消雪が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】屋根の縦断面図である。
【図2】第1,第2センサーの斜視図である。
【図3】消雪装置全体の配線図である。
【図4】制御盤の配線図である。
【符号の説明】
1─屋根 1a─トタン板 2,3─第1,第2センサー 2a,3a─発光センサー 2b,3b─受光センサー 3c─仕切り板 4─パイプマット 5a─ボイラ 5b─循環ポンプ 6─制御盤 7─ねじ棒 8─ナット 9─下箱 9a─切欠 10─上箱 10a─窓 11─ねじ穴 12─ねじ 13─ファンモータ 14─羽根車 15a,15b─電球 16─シルバーシート 17─雪止めピン 25─遅延リレー 26─パワーリレー 27─残雪タイマー 28─補助リレー 29─自己保持リレー 30─温度センサー 31─強制入力スイッチ 32─手動タイマー

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積雪を光電的に検知する高さの異なる第
    1,第2センサーを備えた屋根上の積雪を検出するため
    の積雪検出手段と、 屋根の裏面側より加熱して屋根上の積雪を消すための屋
    根裏加熱手段と、 前記第1,第2センサーにより屋根上の積雪が進んで所
    定量に達したことを検出すると、前記屋根裏加熱手段を
    作動させて屋根上の消雪を開始し、前記第2,第1セン
    サーにより屋根の消雪が進んで所定量を下回ったことを
    検出すると前記屋根裏加熱手段の作動を停止させるよう
    に制御する制御手段と、 を装備したことを特徴とする屋根の消雪装置。
  2. 【請求項2】 前記積雪検出手段は、ハウジング内に収
    納され該ハウジングを加熱するハウジング加熱手段を備
    え、前記制御手段は前記第1センサー,第2センサーに
    より段階的に積雪を検出すると前記ハウジング加熱手
    段、屋根裏加熱手段を順次作動させ、積雪の消雪が進ん
    で第2センサー,第1センサーの接続が順次切れると前
    記ハウジング加熱手段、屋根裏加熱手段の動作を順次停
    止させることを特徴とする請求項1記載の屋根の消雪装
    置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、第1センサー,第2セ
    ンサーにより 順次積雪を検出した後、屋根裏加熱手段
    を遅延リレーを介して所定時間遅延させて作動させるこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の屋根の消雪
    装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、残雪タイマーのセット
    により前記第 2センサーがOFFしても、屋根裏加熱
    手段の動作状態を自己保持して所定時間消雪を行うこと
    を特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3記載の
    屋根の消雪装置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、温度センサーにより検
    出する気温が 所定温度以下にならないと前記屋根裏加
    熱手段を作動させないことを特徴とする請求項1,請求
    項2,請求項3,又は請求項4記載の屋根の消雪装置。
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