JP2840233B2 - 無段変速機の変速制御装置 - Google Patents

無段変速機の変速制御装置

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JP2840233B2
JP2840233B2 JP9309657A JP30965797A JP2840233B2 JP 2840233 B2 JP2840233 B2 JP 2840233B2 JP 9309657 A JP9309657 A JP 9309657A JP 30965797 A JP30965797 A JP 30965797A JP 2840233 B2 JP2840233 B2 JP 2840233B2
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60WCONJOINT CONTROL OF VEHICLE SUB-UNITS OF DIFFERENT TYPE OR DIFFERENT FUNCTION; CONTROL SYSTEMS SPECIALLY ADAPTED FOR HYBRID VEHICLES; ROAD VEHICLE DRIVE CONTROL SYSTEMS FOR PURPOSES NOT RELATED TO THE CONTROL OF A PARTICULAR SUB-UNIT
    • B60W2552/00Input parameters relating to infrastructure
    • B60W2552/15Road slope, i.e. the inclination of a road segment in the longitudinal direction

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  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両に装備される無
段変速機の変速制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の車両用無段変速機では高速走行
時において変速比が自動的に高変速比側に設定されるた
め、所謂エンジンブレーキの効果が得られにくいという
特性がある。特に、下り勾配路では重力に影響されて殆
どエンジンブレーキが働かず、逆に加速される場合も生
じ得る。従来では、エンジンブレーキに対する要求があ
るときに、上記無段変速機を手動操作によって低変速比
側に変更することで対処するのが通例であった。
【0003】なお、例えば、特開昭60−263757
号公報には、この種の車両用無段変速機において、走行
時における車両の加減速度を検出し、その検出値を予め
設定してある基準加減速度と比較して目標機関回転速度
を修正することにより、変速比の制御を行う構成が開示
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の自動車用無段変速機においてエンジンブレーキを働か
せるためとはいえ変速比を手動によって変更すること
は、無段変速機のイージードライブ性を向上させる上で
技術課題となる。
【0005】ところで、エンジンブレーキに関するドラ
イバー側の一般的な心理としては、同じエンジンブレー
キを働かせるにしても、例えば平坦路においては微減速
を要求していることが多く、また下り勾配路においては
加速走行を防止できるだけのエンジンブレーキが期待で
きればよいという考え方が強い。つまり、車両の走行速
度が同じであっても、路面勾配に応じてエンジンブレー
キに対する要求が全く異なっているのである。
【0006】なお、上記公報に記載された従来技術で
は、変速比の制御用パラメータとして路面勾配を利用し
ていないため、路面勾配に応じたエンジンブレーキ特性
を得るというドライバー側からの要求について充分に応
えることができるものではない。
【0007】本発明は車両用無段変速機における上記の
実情に対処するもので、路面勾配に応じて適切なエンジ
ンブレーキ制御を行うことのできる無段変速機の制御装
置を実現することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明では、以下のように構成したことを特徴とす
る。
【0009】すなわち、本発明における無段変速機の制
御装置は、図1に示すように、エンジンブレーキ時に所
定の減速度の目標値が得られるように変速比を制御する
変速比制御手段Aと、路面勾配を検出する路面勾配検出
手段Bと、この検出手段Bによって得られた路面勾配に
基づいて上記減速度の目標値を変更する減速度変更手段
Cとから構成される。
【0010】上記の構成によれば、エンジンブレーキ時
に路面勾配検出手段Bによって検出された路面勾配に基
づいて減速度の目標値が減速度変更手段Cによって変更
され、これを受けた変速比制御手段Aが、例えば平坦路
では微減速状態となるように、また下り勾配路では加速
状態とならないように変速比の制御を行うことから、路
面勾配に応じた適切なエンジンブレーキ特性が実現され
ることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0012】図2に示すように、本実施の形態に係る自
動車用の無段変速機1は、エンジン2の出力軸3に連結
されたトルクコンバータ4と、このトルクコンバータ4
の出力側に配置された前進後退切換機構5と、油圧力に
よって変速比が無段階に変化するベルト式無段変速機構
6と、このベルト式無段変速機構6のセカンダリ軸7か
ら出力される回転動力を減速させて差動機構8へ伝達す
る歯車式減速機構9とを備えている。なお、差動機構8
には左右一対の車軸10,10が連結されている。
【0013】先ずトルクコンバータ4について説明する
と、トルクコンバータ4のハウジング11の内部には、
このハウジング11の一側部に設けられてエンジン出力
軸3と一体回転するポンプ12と、同じくハウジング1
1の中間部において上記ポンプ12に相対向配置された
回転自在のタービン13と、このタービン13とポンプ
12との間に介設されてトルク増大作用を行うステータ
14と、上記タービン13の背面側に配置されたロック
アップピストン15とが備えられている。上記のタービ
ン13にはトルクコンバータ4における出力軸としての
タービン軸16が一体回転するよう固定されるととも
に、このタービン軸16に上記ロックアップピストン1
5がスライド可能に取り付けられている。また、ステー
タ14はワンウェイクラッチ17及びステータ軸18を
介してミッションケース壁19によって支持されてい
る。
【0014】そして、上記のハウジング11の内部はロ
ックアップピストン15によってコンバータ室20とロ
ックアップ室21とに区画されており、一方のロックア
ップ室21の作動油圧を解放すれば、他方のコンバータ
室20に充填された作動油の圧力によってロックアップ
ピストン15が押されてハウジング内壁11aに締結
し、これによりトルクコンバータ4がロックアップする
ことになる。一方、逆にロックアップ室21の作動油圧
を昇圧すれば、ロックアップピストン15が上記ハウジ
ング内壁11aから離反し、トルクコンバータ4のロッ
クアップが解除される。つまり、ロックアップピストン
15及びロックアップ室21とによりロックアップクラ
ッチ22が基本的に構成されることになる。
【0015】以上のような構造をしたトルクコンバータ
4とベルト式無段変速機構6との間に設置される前進後
退切換機構5は次のような構成とされている。すなわ
ち、上記タービン軸16と一体回転するキャリヤ23に
は、外側のリングギヤ24に噛合する第1ピニオンギヤ
25と、内側のサンギヤ26に噛合する第2ピニオンギ
ヤ27とが設けられている。そして、リングギヤ24と
内側のキャリヤ23との間には、両者を断接する油圧多
板式の前進用クラッチ28が配設されるとともに、同じ
くリングギヤ24と外側のミッションケース壁19との
間にも、同じく両者を断接する油圧多板式の後退用ブレ
ーキ29が配設されている。なお、上記サンギヤ26は
ベルト式無段変速機構6における入力用のプライマリ軸
30と一体回転するようになっている。
【0016】すなわち、このような前進後退切換機構5
の構成において、後退用ブレーキ29を解放し、かつ前
進用クラッチ28を締結した状態では、リングギヤ24
とキャリヤ23とが一体化されるとともに、リングギヤ
24がミッションケース壁19に対して相対回転可能と
なるため、上記タービン軸16の回転が同方向回転状
態、すなわち前進状態で上記サンギヤ26を介してベル
ト式無段変速機構6のプライマリ軸30へ出力される。
一方、後退用ブレーキ29を締結し、かつ前進用クラッ
チ28を解放した状態では、リングギヤ24がミッショ
ンケース壁19に固定されるとともに、このリングギヤ
24に対してキャリヤ23が相対回転自在となるため、
タービン軸16の回転が第1ピニオンギヤ25及び第2
ピニオンギヤ27を介して反転した状態、すなわち後進
状態で同じくベルト式無段変速機構6のプライマリ軸3
0へ出力されることになる。
【0017】そして、前進後退切換機構5を介してエン
ジン出力が伝達されるベルト式無段変速機構6は、上記
プライマリ軸30に備えられた有効ピッチ径可変のプラ
イマリプーリ31と、同じく上記セカンダリ軸7に備え
られた有効ピッチ径可変のセカンダリプーリ32と、両
者間に巻き掛けられた無端ベルト33とで構成される。
【0018】一方のプライマリプーリ31は、プライマ
リ軸30に固定された固定円錐板31aと、プライマリ
軸30にスライド可能に嵌合された可動円錐板31bと
を両者間にV溝341が形成されるように対向配置され
た構成とされ、可動円錐板31bを固定円錐板31aに
向けて接近させた状態では有効ピッチ径が大きくなり、
逆に可動円錐板31bを固定円錐板31aから遠ざけた
状態では有効ピッチ径が小さくなる。また、他方のセカ
ンダリプーリ32も、セカンダリ軸7に固定された固定
円錐板32aと、セカンダリ軸7にスライド可能に嵌合
された可動円錐板32bとを両者間にV溝342が形成
されるように対向配置した構成とされ、この場合におい
ても可動円錐板32bを固定円錐板32aに接近させた
状態では有効ピッチ径が大きくなり、可動円錐板32b
を固定円錐板32aから遠ざけた状態では有効ピッチ径
が小さくなる。そして、プライマリプーリ31及びセカ
ンダリプーリ32における可動円錐板31b,32bの
背部には、これらの可動円錐板31b,32bをスライ
ドさせるためのプライマリ油室35及びセカンダリ油室
36が各々設けられている。
【0019】次に、このような構成をした無段変速機1
の制御システムについて説明する。
【0020】図3に示すように、コントローラ37によ
って電気的に制御される油圧制御バルブユニット38に
は、油圧ポンプ39によって発生した高圧の作動油が供
給される。なお、この油圧ポンプ39はエンジン2によ
って駆動されるようになっている。
【0021】そして、ベルト式無段変速機構6のプライ
マリプーリ31及びセカンダリプーリ32と、トルクコ
ンバータ4のロックアップクラッチ22と、前進後退切
換機構5の前進用クラッチ28及び後退用ブレーキ29
とには、上記のコントローラ37によって互いに独立し
て制御される作動油圧が油圧制御バルブユニット38を
介して供給されるようになっている。
【0022】例えばベルト式無段変速機構6についてみ
ると、プライマリプーリ31におけるプライマリ油室3
5に上記油圧制御バルブユニット38を介して作動油が
導入されたときには、プライマリプーリ31の有効ピッ
チ径が大きくなるとともに、これに伴ってセカンダリプ
ーリ32の有効ピッチ径が小さくなって変速比が増速方
向に変化する。逆に、プライマリ油室35から作動油を
排出すれば、プライマリプーリ31の有効ピッチ径が小
さくなるとともに、それに伴ってセカンダリプーリ32
の有効ピッチ径が小さくなって変速比が減速方向に変化
する。また、セカンダリプーリ32におけるセカンダリ
油室36には、伝達トルクに応じて無端ベルト33の張
力を常時適切に保持するように調整された作動油が上記
油圧制御バルブユニット38から供給されるようになっ
ている。
【0023】そして、コントローラ37には、車体の走
行速度を検出する車速センサ40、エンジン回転数を検
出するエンジン回転数センサ41、エンジン2のスロッ
トルバルブ(図示せず)の開度を検出するスロットル開
度センサ42、車速の進行方向に沿った加速度を検出す
る加速度センサ43、図示しないフットブレーキの踏込
動作を検出するフットブレーキスイッチ44及び路面勾
配を検出する傾斜センサ45からの信号が各々入力され
るようになっている。
【0024】図4は傾斜センサ45の1例を示してい
る。すなわち、常温下で液体状の水銀46と不活性ガス
とが封入された密閉容器47の内部に、例えば電気抵抗
率が一様な抵抗性素材からなる抵抗素子48が上下方向
に配設されており、この抵抗素子48の上部接続端子4
9が密閉容器47の上壁部を貫通して外部へ露出してい
る。また、上記抵抗素子48の下部接続端子50も密閉
容器47の下壁部を貫通して外部へ露出している。そし
て、測定用直流電源51の+極が上記抵抗素子48の上
部接続端子49に接続されるとともに、同じく測定用直
流電源51の−極がボディアースされている。一方、抵
抗素子48の上記下部接続端子50には、一端側がボデ
ィアースされた出力抵抗52が接続線53を介して接続
されている。なお、一端側が接続線53に接続された極
低抵抗の線材54が上記密閉容器47の下壁部を貫通し
ており、この線材54の他端が密閉容器47の低部に貯
溜された水銀46中に浸漬している。また、上記接続線
53における出力抵抗52の近傍位置には、この出力抵
抗52における電圧変化を取り出すための出力端子55
が設けられている。
【0025】このような傾斜センサ45の構成におい
て、密閉容器47が仮に図の反時計まわりの方向に回動
したとすると、この密閉容器47の内部の水銀46の液
面が、図の2点鎖線で示すように密閉容器47に対して
相対的に前上がりの状態に傾斜し、これにより上記抵抗
素子48の一部が水銀46中に浸漬することになる。そ
の際、上記測定用直流電源51から供給された直流電流
が、上記抵抗素子48の途中から、より電気抵抗の低い
水銀46を経由して上記線材54へ流れることにより、
回路を巡る電流値が水平状態よりも相対的に大きくなっ
て、その分上記出力抵抗52に生じる逆起電力の値が大
きくなる。つまり、上記密閉容器47が水平状態から前
下がりに傾斜すればするほど、大きな電位差が出力抵抗
52に生じることになって、その電位差が傾斜信号とし
て出力端子55から出力されることになるのである。
【0026】次に、本実施の形態の作用を走行時におけ
るコントローラ37の処理動作を示す図5のフローチャ
ートに従って説明する。
【0027】すなわち、コントローラ37は先ずステッ
プS 1において、車速信号、エンジン回転数信号、スロ
ットル開度信号、加速度信号、ブレーキ信号及び傾斜信
号の読取処理を行った上で、ステップS 2で車速信号に
基づいて車速vが20(km/h)以上であるか否かを
判断する。その際、車速vが20(km/h)以上であ
るとの判定結果が得られれば、コントローラ37は次に
ステップS 3でスロットル開度信号に基づいてスロット
ルバルブが全閉状態であるか否かを判断し、スロットル
全閉であると判断するとステップS 4でフットブレーキ
スイッチ44からのブレーキ信号に基づいてフットブレ
ーキが踏込操作されているか否かの判断を行う。なお、
フットブレーキスイッチ44はフットブレーキが所定の
踏込量を越えて踏込操作されたときブレーキ信号を出力
するようになっている。
【0028】そして、コントローラ37はステップS
の結果からブレーキング状態ではないことを確認する
と、先ずステップS 5で傾斜センサ45からの傾斜信号
に基づいて平坦路を走行しているか否かの判断を行う。
平坦路を走行していると判断すると、コントローラ37
はステップS 6を実行して加速度aが−0.1(G)よ
り大きいか否かの判断を行い、YESと判断するとステ
ップS 7で所定のシフトダウン制御を実行してリターン
する。このシフトダウン制御では、上記ベルト式無段変
速機構6におけるプライマリ油室35及びセカンダリ油
室36の作動油圧が、油圧制御バルブユニット38での
作動油の給排制御によって低変速比側に操作され、これ
によりセカンダリ軸7の回転数が低下してエンジンブレ
ーキが働いた状態になる。一方、コントローラ37は上
記ステップS 6でNOと判断すると、ステップS 7を実
行せずにリターンする。この結果、平坦路では加速度a
が−0.1(G)、つまり減速度が0.1(G)に収束
して微減速状態となる。
【0029】次に、コントローラ37は上記ステップS
5において平坦路ではないと判断すると、ステップS
で同じく傾斜センサ45からの傾斜信号に基づいて下り
坂か否かの判断を行う。下り坂であると判断すると、コ
ントローラ37はステップS 9を実行して、加速度aが
0(G)より大きいか否かの判断を行い、YESと判断
するとステップS 10で所定のシフトダウン制御を実行
してリターンする。一方、コントローラ37は上記ステ
ップS 9でNOと判断すると、ステップS 10を実行し
ないでリターンする。この結果、下り坂では加速度aが
±0(G)、つまり減速度も±0(G)に収束して加速
走行状態になることがない。
【0030】このようにして、平坦路と下り勾配路では
目標減速度が異なることから、路面勾配に応じたエンジ
ンブレーキ特性が得られることになる。
【0031】そして、コントローラ37はステップS
5,S 8を実行した結果、平坦路でも下り坂でもないと
判断すると、ステップS 11を実行して通常の変速比制
御を行った後リターンする。
【0032】また、コントローラ37は上記ステップS
4においてブレーキング状態であると判断すると、ステ
ップS 12を実行して所定のシフトダウン制御を行った
後リターンする。この結果、車体にはフットブレーキの
動作による制動力に加えてエンジンブレーキも働いて、
車速vが急速に低下することになる。そして、停止時に
はベルト式無段変速機構6が低変速比状態となってい
る。
【0033】なお、コントローラ37は上記ステップS
2で車速vが20(km/h)未満であると判断したと
きにはステップS 11へジャンプするとともに、ステッ
プS 3でNOと判断したときにもステップS 11へジャ
ンプする。
【0034】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、エンジン
ブレーキ時に路面勾配検出手段によって検出された路面
勾配に基づいて減速度の目標値が減速度変更手段によっ
て変更され、これを受けた変速比制御手段が、例えば平
坦路では微減速状態となるように、また下り勾配路では
加速状態とならないように変速比の制御を行うことか
ら、路面勾配に応じた適切なエンジンブレーキ特性が実
現されて、良好なエンジンブレーキ感をドライバーに与
えることが出来るという効果が得られることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の機能ブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係る無段変速機のスケ
ルトン図である。
【図3】 同じく制御システム図である。
【図4】 同じく傾斜センサの一例を示す概略構成図で
ある。
【図5】 同じく走行時にコントローラが実行する処理
動作を示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 無段変速機 37 変速比制御手段、減速度変更手段(コントロ
ーラ) 45 路面勾配検出手段(傾斜センサ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16H 61/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に装備される無段変速機の変速制御
    装置であって、エンジンブレーキ時に所定の減速度の目
    標値が得られるように変速比を制御する変速比制御手段
    と、路面勾配を検出する路面勾配検出手段と、この検出
    手段によって得られた路面勾配に基づいて上記減速度の
    目標値を変更する減速度変更手段とが備えられているこ
    とを特徴とする無段変速機の変速制御装置。
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US6368247B1 (en) 1999-04-28 2002-04-09 Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Speed ratio control system for continuously variable transmission

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