JP2840221B2 - O脚矯正用コルセット - Google Patents

O脚矯正用コルセット

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体が直立不動の
起立状態にあるときに、その両膝部が密着状態にならな
い所謂O脚を矯正する際に適用されるO脚矯正用コルセ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、人体が直立不動の起立状態に
あるときに、その両膝部が密着状態にならない所謂O脚
は、矯正技術や熟練を要する人手によって矯正してい
る。
【0003】このO脚の医学的な原因とされているもの
の一つには、骨盤が外側に開く外旋による相乗的な要因
が考えられている。
【0004】即ち、外旋となると、股関節の屈曲、伸
展、内転、外転、内旋、外旋等の分回し運動がし難くな
り、これにより、腸骨大腿靭帯、恥骨大腿靭帯、座骨大
腿靭帯にも悪影響を及ぼし、さらに、これら各大腿靭帯
への悪影響により、大転子が外方して内旋と外旋とのバ
ランスがくずれ、特に、外転筋が強く働くと内転筋(縫
工筋、内転筋群)に悪影響を及ぼす結果、股関節外転筋
群の方が股関節内転筋群よりも強くなるため、膝を閉じ
ようとしても正常に閉じることができずにO脚となって
しまう。
【0005】このように、膝関節に及ぼす縫工筋や大腿
二頭筋のバランスがくずれると、外側広筋や内側広筋に
悪影響を及ぼしてO脚を引き起こしてしまう。
【0006】そこで、本願発明者は、内転筋と外転筋と
のバランスを保つことがO脚を防止するという考えに基
づき、膝関節を強制的に閉じ合わせることにより、大転
子が内方して大腿靭帯のバランスが良くなることに着目
した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、所謂整体の
分野では、伸縮可能な帯状若しくは円筒状のコルセット
(バンドを含む)が腰や手首用として各種開発されてお
り、このようなコルセットに類似させて上述した膝関節
の強制的な閉じ合わせ用とすることが考えられるが、従
来の各種コルセットの役割は関節のズレの固定やズレ防
止のためであるため、O脚のように両膝を強制的に閉じ
合わせるという場合には締め付け強度が緩く、不向きで
あるばかりでなく、両膝の離れている距離等に個人差が
激しい場合の対応が困難であった。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みなされたもので
あって、締め付け強度が強く且つその強度調整を容易に
行うことができるO脚矯正用コルセットを提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】その目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、人体両膝関節部を密着状
態で覆い且つ伸縮性を有する第1締付部材と、該第1締
付部材に一端が固定され且つ他端が前記第1締付部材の
表面に係合可能であると共に前記第1締付部材よりも強
い伸縮性を有する第2締付部材とを備えていることを要
旨とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明のO脚矯正用コルセ
ットの実施の形態を、図面に基づいて説明する。
【0011】図において、O脚矯正用コルセット1は、
人体両膝関節部Nを密着状態で覆い且つ伸縮性を有する
第1締付部材2と、第1締付部材2に一端3a,3aが
固定された一対の第2締付部材3,3とを備えている。
【0012】第1締付部材2は、その両端に位置して比
較的弱い伸縮性並びに通気性を有する布部4,4と、布
部4,4の間に位置してこれらと連結された伸縮部5と
を備え、幅14〜16cm、長さ60〜80cmの帯状
に形成されている。尚、この幅及び長さは体格や年齢等
によって適宜設定することができるもので、特に限定さ
れるものではない。また、第1締付部材2の周縁部は伸
縮性を有する襠6によって補強されている。
【0013】布部4の表面4aは、その略全面が起毛処
理等による雌型面ファスナとなっている。また、布部4
の表面4aは伸縮部5との連結(例えば、縫製)状態を
維持するために布部4と伸縮部5とに跨る塩ビ等の帯体
7,7によって補強されている。布部4の背面4bは直
接人体に接触するために肌触りの易しい布が使用されて
いる。また、一方の布部4の背面4bの端部には表面4
aと係合する雄型面ファスナ8が設けられている。さら
に、布部4の背面4bには帯体7,7と共同して伸縮部
5との連結状態を維持するための肌触りの易しい布体
9,9が設けられている。
【0014】伸縮部5は、第1締付部材2の長手方向に
伸縮可能なゴム等の伸縮部材10,10…が平行に短冊
状に配列されており、その隣接間は幅方向にのみ延在す
る糸状伸縮部材11,11…(図1(B)に一部のみ図
示する)によって連結されており、これにより人体両膝
関節部Nの背面に位置する部分に通気性を持たせてい
る。また、伸縮部材5の表面側の2箇所には、第2締付
部材3,3の一端3a,3aを固定(例えば、縫製)す
ると共に伸縮部材10,10…の幅方向の広がりを防止
するための帯体12,12(帯体7と同じ)が設けられ
ている。さらに、伸縮部材5の背面側の2箇所には帯体
12,12と共同して第2締付部材3,3の一端3a,
3aを固定するための布体13,13(布体9と同じ)
が設けられている。
【0015】帯体12,12と伸縮部材10,10…と
の間には、人体両膝部Nの屈折を許容し且つその屈折に
伴う伸縮部5の幅方向の縮みを防止するように人体上下
方向に延在する樹脂製の弾性保形プレート14,14が
設けられている。
【0016】一方、第2締付部材3,3の端部3b,3
bには、人体両膝関節部Nの背面から両外側を各々経由
して表面に回り込んだ後に、第1締付部材4,4の表面
4a,4aと係合可能な雄型面ファスナ15,15が設
けられおり、この雄型面ファスナ15,15を表面4
a,4aの任意の位置に係合させることにより無段階で
且つ任意方向の締め付け効果を得ることができる。
【0017】尚、この第2締付部材3,3には帯状のゴ
ム部材(例えば、幅5cm前後)等が用いられており、
その伸縮強度は、布部4,4よりも伸縮部5の方が強
く、さらに、伸縮部5よりも第2締付部材3,3の方が
強い設定となっている。
【0018】従って、第1締付部材2は、人体両膝関節
部Nを巻付けるように覆うと共に、両膝を揃える役割を
主として果たし、第2締付部材3,3は両膝を矯正する
べく締め付ける役割を主として果たす。この際、第2締
付部材3,3は、人体の両外側を経由する一対のもの
(伸縮強度は同じ)であるため、左右の締め付けバラン
スを適度に調整することができる。
【0019】上記の構成において、O脚矯正用コルセッ
ト1を使用する場合、その睡眠時において、図2(A)
に示すように、先ず、第1締付部材2によって人体両膝
関節部Nを巻付けるように覆いながら任意の状態で雄型
面ファスナ8を表面4aに係合させて両膝を揃える。こ
の際、O脚矯正用コルセット1は相対的には人体両膝関
節部Nに密着するが、この人体両膝関節部Nの膝裏には
筋肉の隆起に伴って人体表面が凹凸しているため、この
人体表面と伸縮部5との間には若干の隙間ができ、この
隙間と伸縮部5の通気作用とによって蒸れを防止するこ
とができる。
【0020】この後、図2(B)に示すように、第2締
付部材3,3を伸長させつつ人体両膝関節部Nの背面か
ら両外側を各々経由させて表面に回り込ませて任意の位
置で雄型面ファスナ15,15を表面4aに係合させて
両膝を締め付け、これにより人体両膝関節部Nの矯正を
することができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のO脚矯正
用コルセットにあっては、人体両膝関節部を密着状態で
覆い且つ伸縮性を有する第1締付部材と、該第1締付部
材に一端が固定され且つ他端が前記第1締付部材の表面
に係合可能であると共に前記第1締付部材よりも強い伸
縮性を有する第2締付部材とを備えていることにより、
締め付け強度が強く且つその強度調整を容易に行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わるO脚矯正用コルセ
ットを示し、(A)はO脚矯正用コルセットの正面図、
(B)はO脚矯正用コルセットの背面図である。
【図2】同じく、(A)は第1締付部材によって人体両
膝関節部を覆った状態の使用説明図、(B)は第2締付
部材によって人体両膝関節部を締め付けた状態の使用説
明図である。
【符号の説明】
N…人体両膝関節部 1…O脚矯正用コルセット 2…第1締付部材 3…第2締付部材 3a…一端 3b…他端 4…布部 4a…表面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61F 5/02 A41C 1/00 A41C 1/04 A61F 5/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】人体両膝関節部を密着状態で覆い且つ伸縮
    性を有する第1締付部材と、該第1締付部材に一端が固
    定され且つ他端が前記第1締付部材の表面に係合可能で
    あると共に前記第1締付部材よりも強い伸縮性を有する
    第2締付部材とを備えていることを特徴とするO脚矯正
    用コルセット。
  2. 【請求項2】前記第2締付部材は、人体両膝関節部の背
    面から両外側を各々経由して表面に回り込んだ後に前記
    第1締付部材の表面と係合可能な一対の帯状伸縮部材で
    あることを特徴とする請求項1に記載のO脚矯正用コル
    セット。
  3. 【請求項3】前記第1締付部材は、少なくとも人体両膝
    関節部の背面に位置する部分が通気性を有することを特
    徴とする請求項1に記載のO脚矯正用コルセット。
  4. 【請求項4】前記第1締付部材の人体両膝関節部の背面
    に位置する部分には、人体両膝関節部の曲げを許容し且
    つ前記第1締付部材の幅方向の縮みを防止するように人
    体上下方向に延在する弾性保形プレートが設けられてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のO脚矯正用コルセ
    ット。
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