JP2839286B2 - フィルター洗浄装置 - Google Patents

フィルター洗浄装置

Info

Publication number
JP2839286B2
JP2839286B2 JP16298089A JP16298089A JP2839286B2 JP 2839286 B2 JP2839286 B2 JP 2839286B2 JP 16298089 A JP16298089 A JP 16298089A JP 16298089 A JP16298089 A JP 16298089A JP 2839286 B2 JP2839286 B2 JP 2839286B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filter
cleaning
nozzle
washing
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16298089A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0326312A (ja
Inventor
嘉明 安部
正彦 西室
隆介 佃
啓之 真隅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takenaka Komuten Co Ltd
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
Takenaka Komuten Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd, Takenaka Komuten Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP16298089A priority Critical patent/JP2839286B2/ja
Publication of JPH0326312A publication Critical patent/JPH0326312A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2839286B2 publication Critical patent/JP2839286B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、空調用機器に取付けられているフィルター
を洗浄するためのフィルター洗浄装置に関する。
従来の技術 一般に空調用機器には、その吸込側に空気中の塵埃除
去用のフィルターが取付けられており、除去塵埃等が堆
積すると圧損が大きくなり、空調用機器の性能が低下す
るための定期的にフィルターを洗浄する必要がある。
このようなことから、従来はフィルターを壁に立てか
けて高圧洗浄機の噴射ノズルを手で持ち、フィルターの
汚れを目がけて洗浄水を噴射するという方法でフィルタ
ーを洗浄していた。
発明が解決しようとする課題 前記従来の洗浄方法では、手作業で行うものであるた
め、冬期および夏期においては特に寒暑の面から重労働
であり、また洗浄結果も作業員により異なること、また
洗浄後の乾燥に時間を要す等の課題があった。
本発明はこのような課題を解決するもので、作業員の
労働を軽減し、かつ高い洗浄効果も安定して得られるこ
とを第1の目的とする。第2の目的は洗浄後の乾燥時間
を短縮させることにある。
課題を解決するための手段 第1の目的を達成するために本発明の第1の手段は、
洗浄水を噴出する洗浄用ノズルと、前記洗浄用ノズルか
ら所定の距離を置いて被洗浄物のフィルターを前記洗浄
用ノズルの反対側へ傾倒して支持するワーク受け台とを
備え、前記被洗浄物のフィルターの汚れた面を前記ワー
ク受け台側に配置し、前記洗浄用ノズルと前記ワーク受
け台の一方が駆動装置により平行に移動するようにした
フィルター洗浄装置の構成としたものである。
第2の目的を達成する第2の手段は、洗浄水を噴出す
る洗浄用ノズルと、圧源空気を噴出するエアーノズル
と、前記洗浄用ノズルと前記エアーノズルから所定の距
離を置いて被洗浄物のフィルターを支持するワーク受け
台とを備え、前記洗浄用ノズルおよび前記エアーノズル
と前記ワーク受け台の一方が駆動装置により平行に移動
するフィルター洗浄装置の構成としたものである。
作用 前記第1の手段の構成により、ワーク受け台に支持さ
れたフィルターは、洗浄用ノズルから洗浄水を噴射さ
れ、フィルターまたはワーク受け台が駆動装置により移
動することにより前記フィルターの全面が洗浄され、洗
浄後の水はフィルターが傾倒しているので噴射位置から
反対側へ落ちて行くこととなる。
第2の手段の構成により、ワーク受け台に支持された
フィルターは、洗浄用ノズルから噴射された洗浄水で洗
浄されたのち、エアーノズルによって付着した洗浄水が
吹き飛ばされるものである。
実 施 例 以下、本発明の第1の実施例を第1図および第2図に
もとづき説明する。
図示のように本体1は上部に平板状のフィルター20を
斜め上向きに支持するワーク受け台2を有し、前記ワー
ク受け台2の上下に対応してスライドレール3が設けら
れている。そしてこのスライドレール3の上部に設けた
駆動装置4によって、ワーク受け台2に対面した台車5
がスライドレール3上を摺動するようになっている。
前記台車5の内部には台車5の摺動方向と直角方向に
交わる一直線上に多数の洗浄用ノズル6が設けられた水
管6Aが設けられている。洗浄用ノズル6は洗浄水の供給
を受けるために、前記本体1の下部に設けた洗浄ポンプ
7にフレキシブルホース7Aで接続されている。
上記構成において、フィルター20を汚れた面を正面に
してワーク受け台2に乗せた後、台車5を駆動装置4を
用いてスライドレール3に沿って摺動させる。
洗浄すべきフィルター20の面に台車5に取付けられて
いる洗浄用ノズル6が差し掛かったときに洗浄ポンプ7
を起動させ、洗浄用ノズル6から洗浄水をフィルター20
に噴射すると、洗浄水はその噴射力でフィルター20に付
着した塵埃を付着面より水勢で剥離する。それから塵埃
を含んだ洗浄水はフィルター20の面が傾斜しているから
正面より裏面へ抜け、フィルター面を伝うことな落下す
る。
また洗浄ポンプ7はフィルター20の洗浄が終った位置
で停止し、次に前録駆動装置4が逆転し、台車5はスタ
ート時の所定の位置へ戻る。
以上のように、本実施例によればフィルター20を傾斜
させることにより水切れが良くなり、また洗浄用ノズル
6を直線的に配置し、フィルター面より離れた所定の位
置から洗浄水を噴出しながら駆動装置4により洗浄用ノ
ズル6を摺動させることにより、ノズル数を最少限にす
ることができる。そして洗浄効果について実験の結果を
下表および第3図に示すように新品フィルターとの差は
ほとんどない。
第4図および第5図には、第1の実施例における台車
5の内部に、台車5の摺動方向と直角方向に交わる一直
線上に設けた水管6Aの横に平行して、多数エアーノズル
10を有するエアー管9を配設し、このエアーノズル10に
圧縮空気を供給するコンプレッサー8をフレキシブルホ
ース8Aで接続した第2の実施例を示している。
この構成により、フィルター20をワーク受け台2に乗
せた後、駆動装置4によってスライドレール3の上の台
車5を移動し、フィルター20の面に台車5の水管6Aが接
近すると、洗浄用ノズル6から洗浄水が噴出してフィル
ター20を洗浄する。そしてフィルター20の洗浄が終った
位置で台車5は停止し、同時に洗浄水の噴出も停止す
る。次に駆動装置4が逆転し、台車5は逆の方向、すな
わち元へ戻りはじめる。このときエアー管9のエアーノ
ズル10から圧縮空気が噴出し、先程の洗浄によって水浸
しとなっているフィルター20の水を吹き飛ばす。そして
台車5がスタート時の位置に戻り停止すると圧縮空気の
噴出も停止する。
このように第2の実施例によれば、洗浄後のフィルタ
ー20に含まれた洗浄水をただちに吹き飛ばすものである
から、フィルターの材が吸水性のあるものであっても
変質をおこすことなく速やかに乾燥できるものである。
なお第1実施例および第2実施例に共通して、フィル
ター20のワーク受け台2の保持角度については、第6図
および下表に示すように左右方向に4゜〜45゜、前後方
向に70゜〜90゜の範囲であれば水切り効果の差は生じな
い。
また、実施例において摺動するのは、洗浄用ノズル6
が取付けられている台車5であったが、これは洗浄する
フィルター20を支持するワーク受け台2を摺動しても良
く、また摺動方向についても実施例では左右であった
が、上下方向でも良く、その作用効果に差異を生じな
い。
発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように、本発明によ
れば汚れたフィルター面を洗浄用ノズルに対して反対側
へ傾斜して保持し、その面を洗浄用ノズルを設け、前記
洗浄用ノズルまたはフィルター保持部を機械的に移動す
るものであるから、寒暑および作業者の熟練度合を問わ
ず、しかも、予め洗浄液等に浸漬することなく安定した
洗浄結果が一定の短時間で得られる。
また洗浄後直ちに洗浄水をエアーブローすることによ
り、洗浄後のフィルターの取扱を容易にすることと、フ
ィルターの材が吸水す時間を与えないため変質しない
こと、および乾燥時間を大幅に短縮できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例のフィルター洗浄装置の
断面図、第2図は同フィルター洗浄装置の正面図、第3
図は同洗浄結果比較図、第4図は本発明の第2の実施例
におけるフィルター洗浄装置の断面図、第5図は同フィ
ルター洗浄装置の正面図、第6図は同フィルターの洗浄
時の姿勢による水切比較図である。 2……ワーク受け台、4……駆動装置、5……台車、6
……洗浄用ノズル、10……エアーノズル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佃 隆介 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中工務店東京本店内 (72)発明者 真隅 啓之 東京都中央区銀座8丁目21番1号 株式 会社竹中工務店東京本店内 (56)参考文献 実開 平2−95514(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B01D 41/00 - 41/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗浄水を噴出する洗浄用ノズルと、前記洗
    浄用ノズルから所定の距離を置いて被洗浄物のフィルタ
    ーを前記洗浄用ノズルの反対側へ傾倒して支持するワー
    ク受け台を備え、前記被洗浄物のフィルターの汚れた面
    を前記ワーク受け台側に配置し、前記洗浄用ノズルと前
    記ワーク受け台の一方を駆動装置により平行に移動する
    ように構成したフィルター洗浄装置。
  2. 【請求項2】洗浄水を噴出する洗浄用ノズルと、圧縮空
    気を噴出するエアーノズルと、前記洗浄用ノズルと前記
    エアーノズルから所定の距離を置いて被洗浄物のフィル
    ターを支持するワーク受け台とを備え、前記洗浄用ノズ
    ルおよび前記エアーノズルと前記ワーク受け台の一方が
    駆動装置により平行に移動するように構成したフィルタ
    ー洗浄装置。
JP16298089A 1989-06-26 1989-06-26 フィルター洗浄装置 Expired - Fee Related JP2839286B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16298089A JP2839286B2 (ja) 1989-06-26 1989-06-26 フィルター洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16298089A JP2839286B2 (ja) 1989-06-26 1989-06-26 フィルター洗浄装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0326312A JPH0326312A (ja) 1991-02-04
JP2839286B2 true JP2839286B2 (ja) 1998-12-16

Family

ID=15764930

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16298089A Expired - Fee Related JP2839286B2 (ja) 1989-06-26 1989-06-26 フィルター洗浄装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2839286B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3022828U (ja) * 1995-05-22 1996-04-02 有限会社後藤鉄工所 フィルター自動洗浄装置
JP4867588B2 (ja) * 2006-11-06 2012-02-01 トヨタ紡織株式会社 自動変速機用オイルフィルタ
CN107470228A (zh) * 2017-08-31 2017-12-15 天津铭庆科技有限公司 一种玻璃磨边机的工作台冲洗装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0326312A (ja) 1991-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4089058B2 (ja) 印刷用スクリーンの清掃装置及び清掃方法
USRE41367E1 (en) Sprayless surface cleaner
JP3366061B2 (ja) 両面研磨機定盤の洗浄装置
JP2839286B2 (ja) フィルター洗浄装置
JP3668336B2 (ja) 半導体ウェーハの搬送装置
JP2000034010A (ja) 仕分け機械の回転マットの洗浄装置及びこれを装備した仕分け機械
CN113600518A (zh) 一种台式电脑显示屏表面清洁设备
JP6720659B2 (ja) 基材の液切り装置
KR100632717B1 (ko) 초음파 증폭기를 이용한 세정장치
JPH0839786A (ja) スクリーンマスクの洗浄装置およびスクリーン印刷装置
KR101757546B1 (ko) 마킹기 클리닝장치
JP2015217850A (ja) 航空部品の洗浄装置及び航空部品の洗浄方法
KR102130203B1 (ko) 분리 배출 기능을 갖는 폴리싱 장치
CN208161894U (zh) 一种建筑钢结构除锈装置
KR100448627B1 (ko) 세척성이 우수한 롤 세척장치
JP2009107091A (ja) ガラス板の割断縁整形装置
JP2021034439A (ja) ウェーハ洗浄機構
CN213728275U (zh) 前置沥油装置和清洗设备
JPH06208982A (ja) 半導体ウェーハの洗浄・乾燥装置
CN114952634A (zh) 电视边框自动喷砂设备及工艺
JP2548094B2 (ja) 噴射装置
JPS6338955Y2 (ja)
JPH10235549A (ja) 研磨パッドのドレッシング装置
CN219293514U (zh) 一种空调钣金加工用打磨装置
CN215470014U (zh) 一种可自动进板的板材砂光机

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees