JP2839079B2 - ラベル用紙 - Google Patents

ラベル用紙

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JP2839079B2
JP2839079B2 JP18303895A JP18303895A JP2839079B2 JP 2839079 B2 JP2839079 B2 JP 2839079B2 JP 18303895 A JP18303895 A JP 18303895A JP 18303895 A JP18303895 A JP 18303895A JP 2839079 B2 JP2839079 B2 JP 2839079B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自転車駐車場の
駐車券等に好適なラベル用紙に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図6,図7,図8に示すよう
に、自転車駐車場等の駐車券1は、表面に所定情報が印
刷されたラベル用紙2の裏面の所定位置に両面テープ3
(基材4の両面に粘着剤5が塗布され、片面に剥離紙6
が貼付されている)が接着されている。
【0003】そして、自転車駐車場使用者は、駐車券1
を購入した後、剥離紙6を剥がして、自転車のハンドル
7等に駐車券1を巻き付けて粘着剤5により接着固定し
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の駐
車券1等では、ラベル用紙2は経本状,ロール状等で保
管,管理されるため、粘着剤5のはみ出しや、剥離紙6
が脱落した場合など、ラベル用紙2のブロッキングが発
生し、ラベル用紙2の汚れ、プリント加工時におけるプ
リントジャム等の不具合が生じるという欠点が指摘され
ていた。
【0005】同様に、両面テープ3が貼付されていない
場合においても、ラベル用紙2の接着不良が発生すると
いう不具合があるとともに、ラベル用紙2の色調が白色
であった場合、白色の剥離紙6のついた両面テープ3を
貼付した場合、剥離紙6の所在が確認しずらく、剥離紙
6の剥離作業がやりずらい等の欠点が指摘されていた。
【0006】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、剥離紙の脱落や粘着剤の未塗布等を素早く
確認でき、しかも、剥離紙の剥離作業をやり易くしたラ
ベル用紙を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明に係るラベル用紙は、用紙の所
定個所に印刷処理を施し、この印刷の表面に粘着剤を介
して剥離紙が貼着されてなり、上記剥離紙が、その下層
に位置する上記印刷処理個所の印刷濃度を変化させるこ
とのできる半透明状であることを特徴とする。請求項2
記載の発明に係るラベル用紙は、用紙の粘着剤処理個所
の印刷には、文字,図形,絵柄,記号等の印刷表示がさ
れていることを特徴とする。
【0008】上記構成により、印刷の上に剥離紙が貼付
された場合と剥離紙が貼付されない場合とでは、印刷の
濃度差が生じるため、剥離紙の脱落や粘着剤の未塗布等
をセンサで素早く検知することができるとともに、剥離
紙の位置ずれにも有効に適用できる。
【0009】また半透明状態の剥離紙を使用した場合、
半透明状態の剥離紙を通して印刷の彩色が確認できるた
め、剥離紙の所在が明確となり、剥離紙の剥がし作業も
円滑に行なうことができる。
【0010】更に、粘着剤処理箇所の印刷として、文
字,図形,絵柄,記号等を印刷処理すれば、取扱い方法
等の表示に利用することも可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るラベル用紙の
実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明
する。
【0012】図1,図2は本発明に係るラベル用紙を自
転車駐車場の駐車券に使用した形態を示すラベル用紙を
それぞれ表面側、裏面側からみた各平面図、図3は同ラ
ベル用紙の要部断面図、図4はセンサにより剥離紙の有
無を検出する作業を示す説明図、図5は本発明に係るラ
ベル用紙の別形態を示す平面図である。
【0013】図1乃至図3において、自転車駐車場の駐
車券としてのラベル用紙10は、その表面に例えば、利
用上の注意等の所定情報11が印刷されているととも
に、キリトリ線12を介して領収書13が分離できるよ
うに構成されている。
【0014】そして、図2,図3に示すように、ラベル
用紙10の裏面所定箇所に粘着剤20が塗布されてお
り、その表面側に半透明状の剥離紙30が貼付されてい
る。
【0015】従って利用者は、ラベル用紙10を購入し
た後、領収書13を切り取り、残りの用紙10を図2に
示すように剥離紙30を剥離操作して、自転車のハンド
ル等に巻き付けた状態で接着固定している。
【0016】ところで、本発明は、剥離紙30の脱落、
あるいは粘着剤20の充分な塗布が行なわれているかど
うかを製品作製時に適切に管理できるように、粘着剤2
0の塗布箇所におけるラベル用紙10の裏面所定箇所に
ベタ印刷14が施されていることが特徴である。
【0017】したがって、図4に示すように、剥離紙3
0が適切に貼付されている場合(a)と、剥離紙30が
脱落している場合(b)と、剥離紙30が大きくずれて
貼付された場合(c)とをセンサ40で検知すれば、半
透明状の剥離紙30が脱落している場合(b)と、剥離
紙30が大きくずれて貼付された場合(c)では、印刷
層14が鮮明にセンサ40により検知され、半透明状の
剥離紙30が適切に貼付されている場合(a)では、印
刷層14の濃度が半透明状の剥離紙30により低下する
ため、両者の識別が可能となり、簡単に修復作業をする
ことができる。
【0018】同様に、粘着剤20が塗布されていない場
合においても、剥離紙30はないため、センサ40によ
り簡単に検知でき、修復作業を簡単に行なうことがで
き、ラベル用紙10のブロッキングを確実に防止できる
とともに、ラベル用紙10の接着不良等も未然に防止で
きる。
【0019】更に、半透明状態の剥離紙30を通して印
刷層14の彩色を確認できるため、剥離紙30の所在が
明確となり、剥離紙30の位置ずれも防止できるととも
に、剥離紙30を剥離する作業もやり易くなり、作業性
の向上をもたらすことができる。つまり、上記実施形態
のラベル用紙は、印刷層14(剥離紙30下層の印刷処
理個所)の印刷濃度を変化させることのできる半透明状
の剥離紙30を備えるものである。このため、剥離紙3
0を透かして印刷層14の印刷色を確認でき、剥離紙の
所在が明確となり、剥離紙の剥離作業の容易化等を図れ
ると同時に、さらに本ラベル用紙の製造工程における剥
離紙貼着位置の修復作業の容易化をも図ることができる
ものである。すなわち、剥離紙30が適切に貼着されて
いる場合には、剥離紙30下層の印刷層の印刷濃度が全
体的に万遍なく低下し薄く変化して見えるが、剥離紙3
0が少しでもずれて貼着配置されていたり、又は剥離紙
30が脱落していると、そのずれや脱落の部分では、剥
離紙30による印刷濃度の変化が何ら生ぜず、印刷層1
4の印刷濃度がそのままの状態で残されるので、このよ
うな濃度変化の状況から剥離紙14が適切に貼着されて
いるか否かを容易に識別することができ、簡単に剥離紙
貼着位置の修復作業を行うことができるものである。
【0020】次に図5は本発明に係るラベル用紙の第2
実施形態を示すもので、同様に自転車駐車場の駐車券に
適用したラベル用紙10を裏面側から見た平面図であ
り、この場合、ラベル用紙10の裏面所定箇所、すなわ
ち粘着剤20の塗布箇所に白抜き文字15を形成するよ
うな印刷層16が印刷されている。
【0021】この場合においても印刷層16に半透明状
の剥離紙30が貼付されている場合と、されていない場
合との濃度差により、剥離紙30の脱落状態や粘着剤2
0の未塗布等を簡単に検知することがてきるとともに、
特にこの実施形態においては取扱方法等の表示に有効に
利用でき、使い勝手が向上するという利点がある。
【0022】上述した実施形態は、半透明状の剥離紙を
使用した形態について説明したが、有色の剥離紙を使用
した場合においても、印刷層14とのコントラストを利
用して剥離紙の脱落などを有効に検知出来る。
【0023】また、剥離紙は、粘着剤塗布面積より大き
なサイズにすることで保管時の剥離剤のはみ出し防止に
つながる。
【0024】尚、上記実施形態は、自転車駐車場の駐車
券として本発明に係るラベル用紙を適用したものである
が、駐車券の他に有効に適用できることは言うまでもな
く、手荷物用タグ等にも応用が可能である。
【0025】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明に係るラベル
用紙は、以下に記載する格別の作用効果を有する。
【0026】(1)請求項1記載の発明によれば、用紙
の所定箇所に印刷処理を施し、この印刷の表面に粘着剤
を介して剥離紙が貼着されるという構成であるから、剥
離紙が脱落した場合や、大きくずれて貼付された場合等
にセンサで簡単に検知できるため、手直し作業等が即座
に行なえ、用紙のブロッキングを未然に防止することが
できるという効果を有する。
【0027】(2)請求項1記載の発明によれば、用紙
の所定箇所に印刷処理を施し、この印刷の表面に粘着剤
を介して剥離紙が貼着されるという構成であるから、粘
着剤塗布工程で粘着剤の塗布が行なわれない場合におい
ても、剥離紙が欠落するためセンサにより確実に検知で
き、手直し作業をすることでラベル用紙の接着不良を確
実に防止することができるという効果を有する。
【0028】(3)請求項1記載の発明によれば、用紙
の所定箇所に印刷処理を施し、この印刷の表面に粘着剤
を介して半透明状態の剥離紙が貼着されるという構成で
あるから、剥離紙の位置ずれが防止できるとともに、剥
離紙の所在の確認も明確に行なえ、剥離紙の剥離作業に
おける作業性を著しく向上することができるという効果
を有する。
【0029】(4)請求項2記載の発明によれば、用紙
の粘着剤処理箇所の印刷には、文字,図形,絵柄,記号
等の印刷表示がされているというものであるから、ブロ
ッキング防止、接着不良の防止に加えて取扱い方法等の
表示に利用でき、情報量を増大させることができるとい
う効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラベル用紙を駐車券に適用した実
施形態を示す用紙の表面側から見た平面図。
【図2】図1に示すラベル用紙を裏面側からみた平面
図。
【図3】図2中III −III 線断面図。
【図4】本発明に係るラベル用紙の剥離紙の有無、位置
ずれをセンサで検知する状態を示す説明図。
【図5】本発明に係るラベル用紙の第2実施形態を示す
もので、用紙裏面側から見た平面図。
【図6】従来の駐車券を裏面側からみた平面図。
【図7】図6中VII −VII 線断面図。
【図8】従来の駐車券の使用状態を示す説明図
【符号の説明】
10 ラベル用紙 14,16 印刷層 20 粘着剤 30 剥離紙 40 センサ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙の所定個所に印刷処理を施し、この
    印刷の表面に粘着剤を介して剥離紙が貼着されてなり、 上記剥離紙が、その下層に位置する上記印刷処理個所の
    印刷濃度を変化させることのできる半透明状であること
    を特徴とするラベル用紙。
  2. 【請求項2】 用紙の粘着剤処理個所の印刷には、文
    字,図形,絵柄,記号等の印刷表示がされていることを
    特徴とする請求項1記載のラベル用紙。
JP18303895A 1995-07-19 1995-07-19 ラベル用紙 Expired - Fee Related JP2839079B2 (ja)

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