JP2838535B2 - 熱磁気記録媒体およびその製造方法 - Google Patents

熱磁気記録媒体およびその製造方法

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JP2838535B2
JP2838535B2 JP1090423A JP9042389A JP2838535B2 JP 2838535 B2 JP2838535 B2 JP 2838535B2 JP 1090423 A JP1090423 A JP 1090423A JP 9042389 A JP9042389 A JP 9042389A JP 2838535 B2 JP2838535 B2 JP 2838535B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、熱磁気記録または熱磁気転写に用いられる
熱磁気記録媒体とその製造方法に関する。
〈従来の技術〉 磁気テープの接触転写法として熱磁気転写法が知られ
ている(例えば昭和46年度通信学会全国大会S9−7、IE
EE TRANSACTION ON MAGNETICS,VOL.MAG−20.NO.1,JANUA
RY 1984 P19−23等)。
熱磁気転写法では、マスターテープとしてγ−Fe2O3
テープ等を用い、これとCrO2テープを高速度で接触走行
させながら、CrO2キュリー点以上の150℃程度に加熱
し、熱磁気転写により信号を転写する。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかし、従来のCrO2テープは、転写信号の周波数特性
が平坦ではなく、マスターテープの記録時に、エンファ
シスをほどこす必要がある。また、CrO2テープは、キュ
リー点は低いが、保磁力が低いため、外部磁界の影響を
受け易く、記録情報の安定性に問題があった。
本発明の目的は、熱磁気記録や熱磁気転写に際して、
周波数特性が平坦であり、記録情報の安定性が高い熱磁
気記録媒体とその製造方法を提供することにある。
〈課題を解決するための手段〉 このような目的は、下記(1)、(2)の本発明によ
って達成される。
(1)バインダ中に磁性材料を含有する磁性層を有する
熱磁気記録媒体であって、 前記磁性材料が下記式で示される組成を有し、かつ、
キュリー点が250℃以下であることを特徴とする熱磁気
記録媒体。
式 RxFe100-x-y-zByMz (ただし、上記式において、RはYを含む希土類元素の
1種以上であり、MはTi、V、Zr、Cr、Mn、Nb、Ta、H
f、W、Mo、Ni、CuおよびZnの1種以上であって、Mnお
よびCrのうちの少なくとも1種を必須とする。また、
x、yおよびzは原子百分率を表わし、 5≦x≦30、 2≦y≦30、 3≦z≦35 である。) (2)上記(1)の熱磁気記録媒体の製造方法であっ
て、前記磁性材料を、高速急冷法または鋳造法により製
造された合金を粉砕して得る熱磁気記録媒体の製造方
法。
なお、特開昭59−229461号公報には、R(RはYを包
含する希土類元素のうち少なくとも1種)5〜20at%、
B5〜20at%、Fe60〜90at%を主成分とする磁気記録用磁
性合金粉末が開示されている。また、同公報には、本発
明における添加元素Mを含む添加元素が開示されてい
る。
しかし、同公報には、この磁性合金粉末を熱磁気記録
に適用する旨の開示も示唆もなく、この磁性合金粉末の
キュリー点の記載もない。
また、同公報実施例の実施例では、Wを2at%添加し
た合金が記載されているが、本発明者らの研究によれ
ば、この添加量ではキュリー点が250℃を超えてしま
い、熱磁気記録用として不適当である。
〈作用〉 本発明の熱磁気記録媒体は、低いキュリー点を有する
磁性材料を用いるため、熱磁気転写のスレーブ媒体とし
て、あるいは熱磁気記録媒体として好適に用いることが
できる。
特に、本発明の熱磁気記録媒体は、熱磁気転写におけ
るマスター媒体が塗布型媒体であるときのスレーブ媒体
として高い特性を示す。さらに、この場合、マスター媒
体が酸化物磁性材料を用いた塗布型媒体であるときに、
高い効果を発揮する。
〈具体的構成〉 以下、本発明の具体的構成について詳細に説明する。
本発明の熱磁気記録媒体に用いられる磁性材料は、下
記式で示される組成を有する。
式 RxFe100-x-y-zByMz ただし、上記式において、RはYを含む希土類元素の
1種以上であり、MはTi、V、Zr、Cr、Mn、Nb、Ta、H
f、W、Mo、Ni、CuおよびZnの1種以上であり、MnCrの
1種以上を必須とする。また、x、yおよびzは原子百
分率を表わし、 5≦x≦30、 2≦y≦30、 3≦z≦35、 より好ましくは 7≦x≦20、 5≦y≦20、 8≦z≦20 である。
xが上記範囲未満であると保磁力が低下し、上記範囲
を超えると残留磁束密度が低下する。
Rについてさらに説明すれば、RはYを含む希土類元
素の1種以上であるが、高い磁気特性を得るために、R
として特にNdおよび/またはPrを含むことが好ましい。
Ndおよび/またはPrの含有量は、R全体の60%以上であ
ることが好ましい。
yが上記範囲未満であると保磁力が低下し、上記範囲
を超えると残留磁束密度が低下する。
Bの一部を、C、N、Si、P、Ga、Ge、S、Oで置換
してもよい。置換量は、Bの50%以下であることが好ま
しい。
zが上記範囲未満であるとキュリー点が高くなり過
ぎ、上記範囲を超えると残留磁束密度が低下する。
なお、zの好ましい範囲は、8〜20である。
Mを添加することによりキュリー点が低下し、熱磁気
転写および熱磁気記録が容易となる。すなわち、転写お
よび記録のために必要な熱エネルギーが小さくて済み、
また、基板が樹脂で形成されている場合でも、転写時お
よび記録時の加熱に際して基板の変形、ソリ等が生じる
ことがない。
Mについて詳述すると、キュリー点を低下されるため
にはMnおよびCrから選択される1種以上の元素、さらに
はこれとTiおよびVから選択される1種以上の元素を含
むことが好ましく、特にMnが効果的である。この場合、
Mnの含有量は4at%以上であることが好ましい。
なお、Feの一部をCoで置換してもよい。
置換量は10%以下とすることが好ましい。
Coで置換することにより、粉末時および媒体としたと
きの耐食性が向上する。
このような組成は、原子吸光法、蛍光X線法、ガス分
析法等によって容易に測定できる。
上記組成の磁性材料は、実質的に正方晶系の結晶構造
の主相のみを有するか、このような主相と、非晶質およ
び/または結晶質の副相とを有することが好ましい。
R−T−B化合物(TはFeおよび/またはCo)として
安定な正方晶化合物はR2T14B(R=11.76at%、T=82.
36at%、B=5.88at%)であり、主相は実質的にこの化
合物から形成される。
このような組成を有する磁性材料は、下記のような形
状および寸法であることが好ましい。
形状は多少扁平状であり、主面の平均径を平均厚さで
除して得られるアスペクト比は、2〜10であることが好
ましい。この範囲のアスペクト比とすることによりS/N
比が良好となり、また経時変化が少なくなり、安定とな
る。
主面平均径は0.5〜3μm、特に0.5〜2μmであるこ
とが好ましい。
平均厚さは0.2〜2μm、特に0.2〜1.5μmであるこ
とが好ましい。
また、平均粒径0.2〜3μmの球状ないし不定形状の
粉体であってもよい。
このような磁性材料の製造方法に特に制限はないが、
高速急冷法、鋳造法などにより製造された合金を粉砕し
て得ることが好ましい。
高速急冷法としては、いわゆる液体急冷法を用いるこ
とが好ましい。
液体急冷法は、水冷等により冷却された金属製の回転
体の表面に、ノズルから原料溶湯を射出して高速で急冷
凝固させ、薄帯状の材料を得る方法であり、ディスク
法、単ロール法(片ロール法)、双ロール法等がある。
本発明で用いる液体急冷法に特に制限はないが、単ロ
ール法が最も適当である。
なお、これらの他、アトマイズ法、溶射法等の高速急
冷法を用いてもよい。
このような高速急冷により得られた薄帯あるいはアト
マイズ粉は、保磁力を調整するために、熱処理が施され
ることが好ましい。
熱処理時の保持温度は400〜900℃、特に500〜800℃で
あることが好ましく、温度保持時間は0.01〜200時間、
特に0.05〜20時間であることが好ましい。また、熱処理
時の雰囲気は、真空または不活性ガス雰囲気中であるこ
とが好ましい。
薄帯あるいはアトマイズ粉を粉砕し、磁性材料を得
る。
粉砕は、ボールミル、振動ミル、ジェットミル等の機
械的な粉砕手段により行なってもよく、水素を吸蔵させ
ることにより粉砕してもよい。
このような高速急冷法により製造された磁性材料は、
熱的安定性が高い。従って、磁気特性の経時変化が少な
く、熱磁気記録の繰り返しによっても磁気特性の変化が
少ないものである。
本発明で用いる磁性材料は、このような高速急冷の
他、鋳造法等の通常の溶解・冷却により得られたバルク
体の合金をボールミル、振動ミル、ジェットミル、水素
吸蔵粉砕等により粉砕して得ることもできる。
また、通常の溶解・冷却により得られたバルク体ある
いは高速急冷で得られたリボン等を、そのままあるいは
粗粉砕ないし微粉砕し、500〜1000℃のH2中で熱処理
し、脱水素処理を行なったものを所望の粒径に調整した
ものであってもよい。このように処理された材料は、高
速急冷法で作成されたものと同様に熱的安定性が高い。
なお、このような磁性材料の保磁力Hcは3kOe以上、特
に5kOe以上とすることができ、飽和磁化σmは12〜100em
u/g程度、残留磁化σrは5〜70emu/g程度である。
また、キュリー温度Tcは、250℃以下、特に100〜200
℃程度とすることができる。
本発明の熱磁気記録媒体は、このような磁性材料とバ
インダとを含有する磁性層を有する。
上記のような磁性材料をバインダ中に分散することに
より可撓性が向上し、取扱いが容易となる。
用いるバインダとしては、250℃程度以上の加熱に耐
えるものであれば制限はなく、公知の各種熱可塑性樹
脂、熱硬化性樹脂、放射線硬化性樹脂、反応性樹脂等が
使用可能である。
バインダと本発明の磁性材料とは、重量比でバイン
ダ:磁性材料=9:1〜0.4:9.6程度、特に、3:1〜0.6:9.4
程度の量比で磁性層中に含有されればよい。
なお、バインダは2種以上用いてもよく、また、磁性
材料も上記組成範囲内のものを2種以上用いてもよい。
さらに、他の磁性粉を併用してもよい。
これらの他、磁性層には、公知の分散剤、研磨剤、着
色剤、潤滑剤、防錆剤等が含有されていてもよい。
磁性層の厚さは0.5〜30μm程度でよい。
なお、磁性層は複数積層してもよい。
磁性層が設層される基板としては、最大でも180〜250
℃程度の加熱に耐えるものであればよく、公知の各種樹
脂、金属、ガラス等が適用可能である。
なお、媒体の用途に応じ、各種下地層、表面層、中間
層、裏面層が形成されていてもよい。
このようにして得られる本発明の熱磁気記録媒体の飽
和磁化Bmは0.3〜7kG程度、残留磁化Brは0.2〜6kG程度で
ある。
このような熱磁気記録媒体を用いて熱磁気記録を行な
うには以下のような方法がある。
まず、第1に、熱磁気記録である。
この際には、磁性層を上記磁性材料のキュリー点以上
の100〜250℃程度以上に、例えばレーザー光により加熱
して、通常の磁気記録を行なえばよい。
また、その第2は熱磁気転写である。
この際には、マスタ用の信号を担持するγ−Fe2O3
の磁性層と接触させた状態で、上記の温度に加熱して磁
気信号を転写すればよい。
これらいずれの熱磁気記録の場合でも、記録された信
号の周波数特性は、きわめて平坦となる。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を挙げ、本発明をさらに詳細に
説明する。
[実施例1] 原料合金の溶湯を片ロール法を用いて15m/sで高速冷
却し、 Nd16Cr5Mn7B7balFe (ただし、数字は原子百分率を表わす)の組成の薄帯を
得た。
この薄帯を、振動ミルにより粉砕し、主面の平均径1.
8μm、平均厚さ0.8μmの磁性材料サンプルNo.1を得
た。
この磁性材料のHcは、5.5kOe、σmは38emu/g、σrは3
0emu/gであった。また、キュリー温度Tcは、195℃であ
った。
この磁性材料を用い、下記の組成物を作製した。
磁性材料 300重量部 カーボンブラック 6重量部 レシチン 2重量部 硝化綿〔H−1/2秒 15重量部 イソプロピルアルコール30%を塩酢ビ共重合体(UCC
社製VAGH)30%で置換した硝化綿70%のチップ〕 メチルエチルケトン 50重量部 メチルイソブチルケトン 50重量部 これらの組成中、硝化綿チップ、レシチン、メチルエ
チルケトン、メチルイソブチルケトンを撹拌機で良く溶
解した後、これらを磁性材料およびカーボンブラックと
共にボールミル中に投入し、3時間混合し良く湿潤させ
た。
次に、 ポリウレタン樹脂 15重量部 (ビイ・エフ・グッドリッチ社製エステン5701) メチルエチルケトン 200重量部 テトラヒドロフラン 100重量部 潤滑剤(ミリスチン酸ブチル) 3重量部 の組成物を良く混合溶解させた。そしてこれを先の組成
物がはいっているボールミル中に投入し、再び42時間混
合分散して磁性塗料を作製した。
分散後、磁性塗料中のバインダーの水酸基を主体とし
た官能基と反応し架橋し得るイソシアネート化合物(バ
イエル社のデスモジュールL)を5重量部ボールミル中
に添加し、20分間混合をおこなった。
このようにして得られた磁性塗料を、20μm厚のポリ
エステルフィルム上に塗布して磁気テープとし、表面加
工を行なった後、80℃で48時間保持して磁性塗膜の熱硬
化反応を進めた。
さらにこれをスリッタにて切断し、磁気テープサンプ
ルNo.1を得た。、このサンプルのBmは1.4kG、Brは1.1kG
であった。
磁性層の膜厚は10μmとした。
次に、市販のγ−Fe2O3オーディオテープ(TDK株式会
社製)をマスターテープとして、60Hz〜10kHzの信号を
記録した。
このマスターテープと上記テープサンプルNo.1とを2.
5m/sにて接触走行させながら、220℃に加熱して熱磁気
転写を行った。
マスターテープとテープサンプルNo.1との出力比を下
記表1に示す。この場合、マスターテープの記録は100H
z〜10Hzにおいて出力が平坦となるように行い、各転写
テープの100Hzの出力をOdBとして、各周波数における出
力比を算出した。
なお、比較として、CrO2を磁性材料として用いたテー
プサンプルNo.11の周波数特性を表1に示す。このCrO2
は、平均粒径0.5μm、Hcは、0.4kOe、σmは80emu/g、
σrは50emu/gであり、キュリー温度Tcは、120℃であっ
た。また、テープサンプルNo.11のBmは1.9kG、Brは1.2k
Gであった。
表1に示される結果から、本発明の効果が明らかであ
る。
[実施例2] 磁性材料サンプルNo.1に替えて下記表2に示す磁性材
料サンプルを用い、冷却速度10〜30m/sで冷却し、次い
で400〜900℃で熱処理を施した。その後は実施例1と同
様にして各種磁気テープサンプルを作製した。なお、各
磁性材料サンプルの平均径および平均厚さは、磁性材料
サンプルNo.1と同じとした。
これらの磁気テープサンプルに対し160〜270℃にて実
施例1と同様な熱磁気転写を行なったところ、実施例1
の磁気テープサンプルNo.1と同等な結果が得られた。
[実施例3] 実施例1および2で作製した本発明の磁気テープサン
プルに対し、160〜270℃にて磁気記録を行なったとこ
ろ、平坦な周波数特性をもった出力が得られた。
また、上記各実施例の磁性材料サンプルと同組成の合
金を鋳造法により製造し、これらを粉砕して磁性材料を
得、上記と同様にして磁気テープサンプルを作製した。
これらの磁気テープサンプルに対し上記と同様な試験
を行なったところ、上記各サンプルと同等の結果が得ら
れた。
〈発明の効果〉 本発明によれば、例えば100〜250℃における熱磁気転
写や熱磁気記録において、周波数特性の良好な出力を得
ることができる。
また保磁力が高く、一旦記録したのちに消去しにくい
磁性層が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三村 升平 東京都台東区台東1丁目5番1号 東京 磁気印刷株式会社内 (72)発明者 高橋 東幸 東京都台東区台東1丁目5番1号 東京 磁気印刷株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−229461(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 5/706 H01F 1/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バインダ中に磁性材料を含有する磁性層を
    有する熱磁気記録媒体であって、 前記磁性材料が下記式で示される組成を有し、かつ、キ
    ュリー点が250℃以下であることを特徴とする熱磁気記
    録媒体。 式 RxFe100-x-y-zByMz (ただし、上記式において、RはYを含む希土類元素の
    1種以上であり、MはTi、V、Zr、Cr、Mn、Nb、Ta、H
    f、W、Mo、Ni、CuおよびZnの1種以上であって、Mnお
    よびCrのうちの少なくとも1種を必須とする。また、
    x、yおよびzは原子百分率を表わし、 5≦x≦30、 2≦y≦30、 3≦z≦35 である。)
  2. 【請求項2】請求項1の熱磁気記録媒体の製造方法であ
    って、前記磁性材料を、高速急冷法または鋳造法により
    製造された合金を粉砕して得る熱磁気記録媒体の製造方
    法。
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