JP2837648B2 - 坐剤用成形包装材料 - Google Patents
坐剤用成形包装材料Info
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Description
絞り成形性が良く、低温熱接着性、耐坐剤性(耐油性)
があって長期にわたり優れた密封性を発揮すると共に、
開封の容易な易開封性密封包装用材料に関する。
剤自動充填成形包装機械に、坐剤包装材料コイル1a、
1bを一組として、巻き戻し軸2a、2bが各々垂直方
向になるように装着し、各々の巻き戻し軸2a、2bか
ら坐剤用包装材料が垂直に繰り出され、振り分け状態の
各坐剤用包装材料は、熱接着面同志が向かい合う形で供
給される。
プロピレンフィルム/印刷/接着剤/アルミニウム箔/
ラッカータイプ熱接着層、或は延伸ポリプロピレンフィ
ルム/印刷/接着剤/アルミニウム箔/接着剤/フィル
ムタイプ熱接着層がある。巻き戻された各坐剤用包装材
料は、成形ゾーンで各々別の成形金型によって同一のロ
ケット型に絞り成形(延伸ポリプロピレンフィルムの延
伸方向)がなされ、続いて熱接着ゾーンで左右の同一の
ロケット型を合体熱接着し(頂部は無接着)、続いて溶
融した坐剤を頂部の無接着部分から充填ノズルによって
定量充填する。さらに、第二熱接着ゾーンにおいて頂部
の無接着部分を熱接着することにより、坐剤を完全密封
包装する。図11に完成した包装体を示す。図中、符号
10は坐剤用包装材料、11はロケット型成形部、12
は破断部である。その後、包装体は冷蔵保存される。
て、ラッカーコートタイプと接着剤によって熱接着フィ
ルムを貼り合わせるタイプの二つがあり、その具体的な
例として、次のような坐剤用包装材料がある。
て、塩化ビニール−酢酸ビニール共重合体樹脂が使われ
ていて、その塗布量は坐剤の漏れの危険性を出来るだけ
少なくする為、ラッカーコートの塗布厚みとしては非常
に厚い10μ〜11μを塗布している。本包装材料は安
価な材料であるが、冷間成形の安定性を発揮する為、成
形金型の微妙な調整が必要で生産性が悪い欠点があり、
また、坐剤自動充填成形包装機で製作した坐剤包装材を
冷蔵冷却後、内容物である座剤を取り出す時、密封接着
強度が強すぎる為、易開封性に乏しい欠点がある。
塗布量が多い為、塗布工程における接着剤の有機溶媒の
乾燥を十二分に行うことが必要で、必要以上に品質管理
が煩雑となる欠点がある。
性エチレン−酢酸ビニール共重合体樹脂フィルムを使用
したものがある。
留溶剤の心配は少なく残留溶剤管理が容易で、かつ成形
の生産性が良好であるが、開封性は前記ラッカータイプ
と同様に熱接着強度が強く、老人、女性あるいは子供に
とって開封しにくく、さらに材料及び製造コストが高い
欠点がある。
の熱接着剤層に特殊ポリマーアロイ樹脂フィルム、他方
のコイルの熱接着剤層にアイオノマー樹脂フィルムを使
用したものがある。
述のフィルムタイプと同様、残留溶剤の心配は少なく残
留溶剤管理が容易で、かつ成形の生産性が良好である
が、開封性は、前記ラッカータイプと同様、熱接着強度
が強く老人、女性あるいは子供にとって開封しにくく、
さらに材料及び製造コストが高い欠点が有り、また本タ
イプは、前述のフィルムタイプと違って、二コイルの各
巻き取り包装材料の熱接着剤層が異なる為、混在させな
いよう包装材料の製造管理、及び坐剤充填包装時の包装
材料の管理が煩雑となる欠点がある。
題は、冷間成形加工性が良好で、坐剤包装体の開封が容
易であり、坐剤包装体の冷蔵保存にたいし長期にわたり
優れた密封性を発揮し、また、36.5℃以上に放置に
たいしても同様、長期にわたり優れた密封性を発揮し、
更に製造時の管理が煩雑等の問題点が無く、材料及び製
造コストが低い坐剤密封包装材料を提供することであ
る。
発明の包装材料は、25〜87重量部の低分子量ポリエ
チレン樹脂に対して13〜75重量部のポリブテン−1
樹脂を配合したブレンド樹脂から成る熱接着剤層をアル
ミニウム箔を含む基材の一面に設けたものであって、前
記包装材料の熱接着剤層面同志を熱接着した際の剥離強
度を0.50〜1.20kg/15mm巾としたことを
特徴とする。
ムの貼合せ層のいずれであってもよく、厚みは15〜8
0μmが好ましい。
ミニウム箔の片面に、厚さ20〜80μmの合成樹脂フ
ィルムを積層したものが好ましい。
いて説明する。
0は、基材21の片面に熱接着剤層22を設けたもので
ある。
属箔、延伸ポリプロピレン等の合成樹脂フィルムなどの
単体又は積層体より成り、厚みは50〜200μm程度
が好ましく、勿論成形性が良好でなければならない。
の低分子量ポリエチレン樹脂に、13〜75重量部、好
ましくは20〜30重量部のポリブテン−1樹脂を配合
したブレンド樹脂より成る。低分子量ポリエチレン樹脂
が87重量部を超えポリブテン−1樹脂が13重量部未
満であると、熱接着強度が強すぎて開封性に劣り、低分
子量ポリエチレン樹脂が25重量部未満で、ポリブテン
−1樹脂が75重量部を超えると、同様に熱接着強度が
強くなりすぎ開封性に問題が生じ、実用的でない。
mである。この厚みの範囲も、接着性と開封性のバラン
スを勘案して選択される。また、熱接着剤層22は、コ
ート層であっても、フィルムの貼合せ層であっても同様
である。
を製造するには、坐剤自動充填成形包装機械に成形包装
材料を装着すると、先ずロケット形状に成形加工され、
対向した成形体の頂部を残して周辺部及び側面部分を所
定の巾(約1mm)に、熱接着温度約150℃で熱接着
し、40℃以上に溶解した坐剤を頂部から充填し、次い
で常法にしたがって頂部を、例えば熱密封接着温度15
0℃、熱密封接着時間1秒程度の条件で熱密封接着すれ
ばよい。なお、熱接着条件は、必要に応じて適切に選択
すればよく、特に限定されない。
するため、実施例及び比較例を挙げる。これらの実施例
及び比較例における各種の試験は、以下のようにして行
った。
体を製造する坐剤自動充填成形包装機械としては、SE
RVAC(Hofliger&KARG社製)が用いら
れた。製造工程は上述と同じである。
た坐剤包装材料をロケット型に成形後、サイドシールす
る為、熱接着温度を100〜200℃(20℃間隔)で
熱接着を行い、溶融した座剤を充填した後、更にトップ
シールを行う為、サイドシールと同様、熱接着温度を1
00〜200℃(20℃間隔)で熱接着して各坐剤密封
包装体を製作し、室温20℃、関係湿度65%の恒温恒
湿室に24時間放置冷却後(坐剤が固化)、図2に示す
様に、T剥離、剥離速度100mm/分の条件下で、島
津製作所社製AUTO−GRAPHにて測定した。熱接
着強度が0.50kg/15mm巾未満の場合には、実
用上の密封性に劣り、一方1.20kg/15mm巾を
上回る場合には、易開封性に劣る。すなわち、易開封性
から言って0.50〜1.20kg/15mm巾が良好
で、より好ましくは0.80〜1.10kg/15mm
巾を得る事が必要である。なお、図2中、符号30は坐
剤包装体、32a、32bは上チャック、下チャックで
あり、これらのチャックで熱接着部に連続する包装材料
31a、31bを挟持して引張る。
冷却後)が所定形状に精度良く出来上がっているか観察
した。
冷却後)を40℃雰囲気の孵卵器中に24時間放置し内
容物の坐剤漏れの有無を観察した。
冷却後)を実際に人の手で開封口から開封剥離した後の
剥離面の外観を観察した。
0.923g/cm3 からなる低密度ポリエチレン樹脂
(商品名:スミカセンL211:住友化学工業社製)と
メルトインデックス0.4dg/min、密度0.91
5g/cm3 からなるポリブテン−1樹脂(商品名:シ
ェルポリブチレン0110:シェルジャパン社製)の配
合比率が、低密度ポリエチレン樹脂87重量部に対し
て、ポリブテン−1樹脂13重量部のブレンド樹脂を用
いて、インフレ押し出し機によって、片面コロナ処理を
しながら30μmのフィルムを製膜した後、あらかじ
め、片面に20μm延伸ポリプロピレン(以下OPPと
言う)フィルムと52μmの完全焼鈍アルミニウム箔を
二液硬化ウレタン系接着剤を介して貼り合せた基材の反
対面に二液硬化ウレタン系接着剤を介して、本フィルム
のコロナ処理面と積層し、坐剤用成形包装材料とした。
次いで、坐剤自動充填成形包装機に、上記坐剤用成形包
装材料を供給し坐剤密封包装体を得た。得られた包装体
を室温20℃、関係湿度65%の恒温恒湿室にて一週間
後、二週間後、一ヶ月後、三ヶ月後、六ヶ月後の熱接着
面の対向面同志の接着強度を測定したところ、大きな変
化は無く、0.80〜1.10kg/15mm巾(T剥
離)の範囲内にあり人の手で開封するのに適度な強度で
あった。
が低密度ポリエチレン樹脂80重量部に対して、ポリブ
テン−1樹脂20重量部のブレンド樹脂を用意し、イン
フレ押し出し機によって、片面コロナ処理をしながら3
0μmのフィルムを製膜した後、あらかじめ、片面に2
0μmOPPフィルムと52μmの完全焼鈍アルミニウ
ム箔を二液硬化ウレタン系接着剤を介して貼り合せた基
材の反対面に二液硬化ウレタン系接着剤を介して、本フ
ィルムのコロナ処理面と積層し、坐剤用成形包装材料と
した。次いで、坐剤自動充填成形包装機に、上記坐剤用
成形包装材料を供給し坐剤密封包装体を得た。得られた
包装体を室温20℃、関係湿度65%の恒温恒湿室にて
一週間後、二週間後、一ヶ月後、三ヶ月後、六ヶ月後の
熱接着面の対向面同志の接着強度を測定したところ、大
きな変化は無く、0.80〜1.10kg/15mm巾
(T剥離)の範囲内にあり、人の手で開封するのに適度
な強度であった。
が低密度ポリエチレン樹脂75重量部に対して、ポリブ
テン−1樹脂25重量部のブレンド樹脂を用意し、イン
フレ押し出し機によって、片面コロナ処理をしながら3
0μmのフィルムを製膜した後、あらかじめ、片面に2
0μmOPPフィルムと52μmの完全焼鈍アルミニウ
ム箔を二液硬化ウレタン系接着剤を介して貼り合せた基
材の反対面に二液硬化ウレタン系接着剤を介して、本フ
ィルムのコロナ処理面と積層し、坐剤用成形包装材料と
した。次いで、坐剤自動充填成形包装機に、上記坐剤用
成形包装材料を供給し坐剤密封包装体を得た。得られた
包装体を室温20℃、関係湿度65%の恒温恒湿室にて
一週間後、二週間後、一ヶ月後、三ヶ月後、六ヶ月後の
熱接着面の対向面同志の接着強度を測定したところ、大
きな変化は無く、0.80〜1.10kg/15mm巾
(T剥離)の範囲内にあり、人の手で開封するのに適度
な強度であった。
が低密度ポリエチレン樹脂50重量部に対して、ポリブ
テン−1樹脂50重量部のブレンド樹脂を用意し、イン
フレ押し出し機によって、片面コロナ処理をしながら3
0μmのフィルムを製膜した後、あらかじめ、片面に2
0μmOPPフィルムと52μmの完全焼鈍アルミニウ
ム箔を二液硬化ウレタン系接着剤を介して貼り合せた基
材の反対面に二液硬化ウレタン系接着剤を介して、本フ
ィルムのコロナ処理面と積層し、坐剤用成形包装材料と
した。次いで、坐剤自動充填成形包装機に、上記坐剤用
成形包装材料を供給し坐剤密封包装体を得た。得られた
包装体を室温20℃、関係湿度65%の恒温恒湿室にて
一週間後、二週間後、一ヶ月後、三ヶ月後、六ヶ月後の
熱接着面の対向面同志の接着強度を測定したところ、大
きな変化は無く、0.80〜1.10kg/15mm巾
(T剥離)の範囲内にあり、人の手で開封するのに適度
な強度であった。
低密度ポリエチレン樹脂25重量部に対して、ポリブテ
ン−1樹脂75重量部のブレンド樹脂を用意し、インフ
レ押し出し機によって、片面コロナ処理をしながら30
μmのフィルムを製膜した後、あらかじめ、片面に20
μmOPPフィルムと52μmの完全焼鈍アルミニウム
箔を二液硬化ウレタン系接着剤を介して貼り合せた基材
の反対面に二液硬化ウレタン系接着剤を介して、本フィ
ルムのコロナ処理面と積層し、坐剤用成形包装材料とし
た。次いで、坐剤自動充填成形包装機に、上記坐剤用成
形包装材料を供給し、坐剤密封包装体を得た。得られた
包装体を室温20℃、関係湿度65%の恒温恒湿室にて
一週間後、二週間後、一ヶ月後、三ヶ月後、六ヶ月後の
熱接着面の対向面同志の接着強度を測定したところ、大
きな変化は無く、0.80〜1.10kg/15mm巾
(T剥離)の範囲内にあり人の手で開封するのに適度な
強度であった。
ポリエチレン樹脂20重量部に対して、ポリブテン−1
樹脂80重量部のブレンド樹脂を用意し、インフレ押し
出し機によって、片面コロナ処理をしながら30μmの
フィルムを製膜した後、あらかじめ、片面に20μmO
PPフィルムと52μmの完全焼鈍アルミニウム箔を二
液硬化ウレタン系接着剤を介して貼り合せた基材の反対
面に二液硬化ウレタン系接着剤を介して、本フィルムの
コロナ処理面と積層し、坐剤用成形包装材料とした。次
いで、坐剤自動充填成形包装機に、上記坐剤用成形包装
材料を供給し坐剤密封包装体を得た。得られた包装体を
室温20℃、関係湿度65%の恒温恒湿室にて一週間
後、二週間後、一ヶ月後、三ヶ月後、六ヶ月後の熱接着
面の対向面同志の接着強度を測定したところ、大きな変
化は無いが、熱接着強度が、1.65〜1.90kg/
15mm巾(T剥離)と高く手で開封するのが困難であ
った。
低密度ポリエチレン樹脂90重量部に対して、ポリブテ
ン−1樹脂10重量部のブレンド樹脂を用意し、インフ
レ押し出し機によって、片面コロナ処理をしながら30
μmのフィルムを製膜した後、あらかじめ、片面に20
μmOPPフィルムと52μmの完全焼鈍アルミニウム
箔を二液硬化ウレタン系接着剤を介して貼り合せた基材
の反対面に二液硬化ウレタン系接着剤を介して、本フィ
ルムのコロナ処理面と積層し、坐剤用成形包装材料とし
た。次いで、坐剤自動充填成形包装機に、上記坐剤用成
形包装材料を供給し坐剤密封包装体を得た。得られた包
装体を室温20℃、関係湿度65%の恒温恒湿室にて一
週間後、二週間後、一ヶ月後、三ヶ月後、六ヶ月後の熱
接着面の対向面同志の接着強度を測定したところ、大き
な変化は無いが、熱接着強度が3.20〜3.85kg
/15mm巾(T剥離)と高く人の手で開封するのが困
難であった。
に20μmOPPフィルムと二液硬化ウレタン系接着剤
を介して貼り合せた基材の反対面に二液硬化ウレタン系
接着剤を介して、厚さ50μmの変性エチレン−酢酸ビ
ニール共重合体樹脂フィルムのコロナ処理面と積層し、
坐剤用成形包装材料とした。次いで、坐剤自動充填成形
包装機に、上記坐剤用成形包装材料を供給し坐剤密封包
装体を得た。得られた包装体を室温20℃、関係湿度6
5%の恒温恒湿室にて一週間後、二週間後、一ヶ月後、
三ヶ月後、六ヶ月後の熱接着面の対向面同志の接着強度
を測定したところ、大きな変化は無いが、熱接着強度が
1.40〜1.70kg/15mm巾(T剥離)と高く
人の手で開封するのが困難であった。さらに、熱接着用
フィルムの価格が前記実施例のものよりもコストが高か
った。
に20μmOPPフィルムと二液硬化ウレタン系接着剤
を介して貼り合せた基材の反対面に二液硬化ウレタン系
接着剤を介して、30μmの特殊ポリマーアロイ樹脂フ
ィルムのコロナ処理面と積層し、坐剤用成形包装材料A
とした。
に20μmOPPフィルムと二液硬化ウレタン系接着剤
を介して貼り合せた基材の反対面に二液硬化ウレタン系
接着剤を介して、厚さ30μmのアイオノマー樹脂フィ
ルムのコロナ処理面と積層し、坐剤用成形包装材料Bと
した。次いで、上記材料A及び材料Bをワンセットにし
て、坐剤自動充填成形包装機に供給し坐剤密封包装体を
得た。得られた包装体を室温20℃、関係湿度65%の
恒温恒湿室にて一週間後、二週間後、一ヶ月後、三ヶ月
後、六ヶ月後の熱接着面の対向面同志の接着強度を測定
したところ、大きな変化は無いが、熱接着強度が3.5
0〜3.80kg/15mm巾(T剥離)と高く人の手
で開封するのが困難であった。さらに、いずれの熱接着
フィルムも前記実施例のものよりコストが高かった。
に20μmOPPフィルムと二液硬化ウレタン系接着剤
を介して貼り合せた基材の反対面に塩化ビニール樹脂と
酢酸ビニール樹脂の共重合体樹脂を11g/m2 塗布
し、坐剤用成形包装材料とした。次いで、坐剤自動充填
成形機に、上記坐剤用成形包装材料を供給し坐剤密封包
装体を得た。得られた包装体を室温20℃、関係湿度6
5%の恒温恒湿室にて一週間後、二週間後、一ヶ月後、
三ヶ月後、六ヶ月後の熱接着面の対向面同志の接着強度
を測定したところ、大きな変化は無いが、熱接着強度が
1.55〜1.90kg/15mm巾(T剥離)と高
く、人の手で開封するのが困難であった。さらに冷間成
形性において成形金型の微妙な調整が必要で生産性が悪
い欠点があった。
れた坐剤密封包装体についての熱接着強度を図3に示
す。単位はkg/15mm巾である。
図8に示す。
離面の外観(毛羽立ち)、コスト及び品質管理の難易に
ついて評価した。結果を図9に示す。
ることを示す。
接着剤層を備えた密封包装材料は、柔軟性のある熱接着
剤層によって成形加工性が良好であり、熱接着剤層が耐
油性(植物油)に優れているので坐剤の長期密封保存が
可能であり、密封性に優れているにもかかわらず開封が
容易であって、開封後の熱接着部分の毛羽立ちが無く、
外観がすぐれている等の優れた効果がある。
の方法を示す側面図
図表
Claims (4)
- 【請求項1】 25〜87重量部の低分子量ポリエチレ
ン樹脂に対して13〜75重量部のポリブテン−1樹脂
を配合したブレンド樹脂から成る熱接着剤層を、アルミ
ニウム箔を含む基材の一面に設けた坐剤用成形包装材料
であって、前記包装材料と熱接着剤層面同志を熱接着し
た際の剥離強度が0.50〜1.20kg/15mm巾
となるように前記熱接着剤層の厚さを規制した坐剤用包
装材料。 - 【請求項2】 前記熱接着剤層が前記ブレンド樹脂の塗
布層又は前記ブレンド樹脂から成るフィルムの貼合せ層
のいずれかである請求項1記載の坐剤用成形包装材料。 - 【請求項3】 前記熱接着剤層の厚みが15〜80μm
である請求項1記載の坐剤用成形包装材料。 - 【請求項4】 前記基材が、厚さ30〜100μmのア
ルミニウム箔の片面に厚さ20〜80μmの合成樹脂フ
ィルムを積層したものより成る請求項1記載の坐剤用成
形包装材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7244445A JP2837648B2 (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 坐剤用成形包装材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7244445A JP2837648B2 (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 坐剤用成形包装材料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0986560A JPH0986560A (ja) | 1997-03-31 |
JP2837648B2 true JP2837648B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=17118765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7244445A Expired - Lifetime JP2837648B2 (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 坐剤用成形包装材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2837648B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6079932A (ja) * | 1983-10-07 | 1985-05-07 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 高延伸・ストレツチ性多層フイルム及びその製造法 |
-
1995
- 1995-09-22 JP JP7244445A patent/JP2837648B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0986560A (ja) | 1997-03-31 |
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