JP2836539B2 - 記録中ベリファイ装置 - Google Patents

記録中ベリファイ装置

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JP2836539B2
JP2836539B2 JP7229320A JP22932095A JP2836539B2 JP 2836539 B2 JP2836539 B2 JP 2836539B2 JP 7229320 A JP7229320 A JP 7229320A JP 22932095 A JP22932095 A JP 22932095A JP 2836539 B2 JP2836539 B2 JP 2836539B2
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    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク記録装
置に関し記録動作を高速化する目的で、特に記録中に記
録状態を確認するベリファイ動作に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクのうち特にイレーザブルな光
ディスクを用いた光磁気ディスク装置や相変化ディスク
装置は、あらかじめ基板に刻まれているグルーブ(案内
溝)に沿って光ディスク媒体にレーザ光を集光照射し、
光ディスク媒体上の磁気マークパタンもしくはアモルフ
ァスマークパタンとして情報を記録する熱記録が行われ
る。このグルーブは通常、スパイラル状に刻まれてお
り、光磁気ディスクの場合には隣接する情報トラックと
なるランド領域への位置決めに利用される。このとき、
情報トラックにはあらかじめセクタ情報を示すセクタフ
ォーマット領域がセクタ先頭領域として刻まれている。
このプリフォーマットを認識して光磁気ディスク装置や
相変化ディスク装置は情報の記録再生を開始する。この
セクタ分割されたデータ領域に情報を記録再生する方式
には従来から種々の方法が採用されている。例えば、5
インチの光磁気ディスク記録装置では、記録にはマーク
ポジション記録方式が用いられる。この方式は2値情報
にしたがって記録マークの中心に情報を持たせて記録す
るものである。再生データの再生識別には読み出し信号
を微分してゼロクロス点を検出し、同時に変調方式で決
まる再生クロックを抽出しデータ検出窓とのタイミング
関係から“0”,“1”のパターンを判定し源データの
情報再生を行っている。
【0003】さらに、大量の情報の記録再生を行う光磁
気ディスク装置では、記録容量を増加させる目的で記録
マークのエッジに情報を持たせるマークエッジ記録方式
が開発されている。この方式によれば、理想的にはマー
クポジション記録に比べ記録密度を倍にできることは周
知である。再生時には、通常は固定スライスレベルでパ
ルス化することでエッジ情報を検出し、同時に変調方式
で決まる再生クロックを抽出しデータ検出窓とのタイミ
ング関係から“0”,“1”のパターンを判定し源デー
タの情報再生を行っている。
【0004】ところが、現行の光磁気ディスク記録装置
は、磁気記録装置のようなオーバライト機能がないこと
と、ゴミ吸着や傷等の欠陥が生じやすいことがあるの
で、データの信頼性確保のためにデータ記録後にベリフ
ァイを行う必要があるとしている。このため、高速記録
ができないといった欠点がある。すなわち、現行ではデ
ータ消去を行い、データ記録し、記録データのベリファ
イを行う3行程(ディスク3回転分の時間)を要する。
【0005】もちろん、最近では光変調オーバライト機
能を持った光磁気ディスク媒体が開発され次世代光ディ
スクではマークエッジ記録と共に標準化が審議されつつ
ある。また光変調オーバライト機能を有するマークポジ
ション記録での相変化ディスクを用いた光ディスク装置
も登場し標準化審議を開始してきている。
【0006】しかしながら、ベリファイ動作は従来製品
に適用されている記録一回転後に行う通常のベリファイ
動作以外、2ビーム構成の光ヘッドや2個の光ヘッドで
動作させる構成など、高価な方法しか提案されていな
い。
【0007】そこで、この高価なベリファイ機能を持っ
た光磁気ディスク記録装置について図11を参照して説
明する。図11は、従来例の光磁気ディスク記録装置の
ブロック図である。記録再生には、再生ビーム20と記
録ビーム2′とを有する2ビームの光ヘッド1′を用い
ている。ここではトラックNへの記録を行う場合を示
す。記録データ101′を記録電流駆動回路5′を通じ
て記録ビーム2′で光磁気ディスク媒体にマークエッジ
記録する。記録されたデータを再生ビーム20で読み出
し、再生アンプ3′に出力する。再生アンプ3′では、
その読み出し信号を増幅しクロック抽出回路21と、再
生データ検出回路22に出力する。クロック抽出回路2
1では、読み出し信号からクロック抽出を行い、再生ク
ロック100′を再生データ検出回路22とタイミング
制御回路6′とデータ比較回路8′に出力する。再生デ
ータ検出回路22では、再生アンプ3′で増幅された読
み出し信号を2値化し、クロック抽出回路21からの再
生クロック100′でラッチして、データ比較回路8′
に出力する。データ比較回路8′では、再生クロック1
00′とタイミング制御回路6′でタイミング合わせを
した遅延記録データ102′と再生データ検出回路出力
103′を入力として、データを比較する。データ比較
後に出力されるのが、記録不良信号104′である。そ
して、ベリファイ判定回路7′で、データ比較回路8′
から記録不良信号104′が出力されたとき、光磁気デ
ィスクに記録された情報信号の記録状態を確認するよう
に制御する。この方式での欠点は、高価なヘッド構成で
かつ、記録するトラック上での2本のビーム位置合わせ
の困難さの問題や、再生クロック抽出が必要であること
など複雑な構成とならざるを得なかった。そのため、磁
気ディスクに比べて2倍以上の記録時間を要するといっ
た課題を残したままであった。
【0008】そこで、光磁気ディスク記録装置での記録
時のベリファイに要する時間を短縮し、記録時間の向上
が図れる手段の一例として、特開平5−62273号公
報「光ディスク記録装置」が提案されている。これは、
記録時に光ヘッドからの再生和信号(公報ではRF信
号)レベルをレベル検出回路で検出する。この再生和信
号レベルが所定値以下になったときのみ、ベリファイを
行い、再生和信号レベルが所定値以上なら記録時のベリ
ファイは行わない構成である。全ての記録データをベリ
ファイしないので、記録時間が向上されるとしている。
【0009】また、光磁気ディスクではないが追記型光
ディスクの例として特開昭57−212629号公報
「光情報記録装置」も提案されている。これは記録中に
反射光量(光磁気ディスクでの再生和信号と同義)をモ
ニタすることでベリファイを行うものであり、上述の
「光ディスク記録装置」と基本的には同じものである。
【0010】これらの方法は、基本的に反射光量の変化
をビットバイビットではなく長時間の変化(エンベロー
プの変化)としてモニタして精密なベリファイをすべき
かどうか、代替セクタとすべきかどうかなどの判定は可
能だが、以下のような欠点を有している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の光ディ
スク記録装置は、反射光量変化によってベリファイを行
う方法において、光磁気ディスク基板表面に付着した油
脂やゴミなどによって反射光量が変化すれば即欠陥だと
判定することになる。しかしながら、光磁気ディスクの
再生信号は、近似的に「光磁気ディスク媒体からの反射
率の平方根」と、「カー回転角」の積で定義される性能
指数からも明らかなように、反射率の低下はカー回転角
の増加に近似的につながることがあるのは公知である。
このため、反射率が単に変化したことで欠陥が生じたと
して即ベリファイを行うのはベリファイの信頼性の点で
問題があった。
【0012】そのため、記録中ベリファイの意味がなく
なり、データ記録からディスク一周以上経過後に行う、
いわゆる精密なベリファイチェックを行わなければなら
ないなど、効率的でない事態が生じると言った問題があ
った。
【0013】また上述の従来方法では、反射光量のエン
ベロープ変化をモニタすることによってベリファイを行
うため、相変化オーバライト媒体のように以前記録して
ある記録マークの影響を顕著に受ける場合には適用でき
ない欠点があった。すなわち、スポット記録の相変化デ
ィスクでは、例えば以前の記録マークのアモルファスマ
ークに今回記録する記録マークが重なると、アモルファ
スマークの反射率が低いため欠陥と誤判定する可能性が
あり、ベリファイの信頼性の点で問題があった。
【0014】また、光ヘッドの劣化等が発生し集光ビー
ムがデフォーカス状態で光磁気ディスク媒体上に照射さ
れたときにも、光磁気ディスク媒体からの反射光量は正
常に出力される状況があり、記録が正常に行われ精密な
ベリファイを行う必要がないと誤判定する可能性があ
り、ベリファイの信頼性の点で問題があった。
【0015】本発明の目的は、上記のごとき欠点を改善
し、各種光ディスクの記録時のベリファイ動作を簡略化
し、記録速度の向上を図ることのできる光ディスク記録
装置における記録中ベリファイ装置を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明の記録
中ベリファイ装置は、光ディスク媒体にマーク列を集光
ビームによって記録し記録中に読み出す再生信号の変化
から記録状態を判定する記録中ベリファイ装置におい
て、前記光ディスク媒体に記録データを記録再生する光
ヘッドと、前記光ヘッドで記録中に記録ビームで読み出
される再生信号を読み出し増幅する再生アンプと、前記
記録データに同期して制御信号を出力するタイミング制
御回路と、前記再生アンプの出力と前記制御信号とを入
力として前記記録データに相当する開始時点から記録終
了時点までの再生信号の状態変化を検出して記録不良信
号を出力する記録状態判定回路とから構成されることを
特徴としている。
【0017】本発明の記録中ベリファイ装置は、光ディ
スク媒体にマーク列を集光ビームによって記録し記録中
に読み出す再生信号の変化から記録状態を判定する記録
中ベリファイ装置において、前記光ディスク媒体に記録
データを記録再生する光ヘッドと、前記光ヘッドで記録
中に記録ビームで読み出される再生信号を読み出し増幅
する再生アンプと、前記記録データに同期して制御信号
を出力するタイミング制御回路と、前記再生アンプの出
力と前記制御信号とを入力として記録データに相当する
開始時点から記録終了時点までの再生信号の状態を検出
して記録不良信号を出力する記録状態判定回路と、前記
記録状態判定回路から記録不良信号が出力されたとき記
録不良セクタ領域を記録中にスキップするか前記光ディ
スクに記録された記録データの記録状態を確認する通常
のベリファイ動作を行うかを判定するベリファイ判定回
路とを有することを特徴としている。
【0018】本発明の記録中ベリファイ装置は、前記記
録状態判定回路が、記録中の再生信号のピーク値を所定
の電位にクランプするクランプ回路と、前記クランプ回
路でクランプされた記録中の再生信号を所定の期間だけ
積分する積分回路と、前記タイミング制御回路からの遅
延記録データを所定の期間だけ積分してしきい値を出力
するしきい値設定回路と、前記積分回路出力としきい値
設定回路の出力とを入力として振幅比較するレベル検出
回路と前記レベル検出回路出力を前記遅延記録データに
同期させて前記記録不良信号を出力する論理回路とから
構成されることを特徴としている。
【0019】本発明の記録中ベリファイ装置は、前記記
録状態判定回路が、前記再生アンプの出力を所定の出力
振幅に設定できる増幅回路と、記録中の再生信号のピー
ク値を所定の電位にクランプするクランプ回路と、前記
クランプ回路でクランプされた記録中の再生信号を所定
の期間だけ積分する積分回路と、前記タイミング制御回
路からの遅延記録データを所定の期間だけ積分してしき
い値を出力するしきい値設定回路と、前記積分回路出力
としきい値設定回路の出力とを入力として振幅比較する
レベル検出回路と前記レベル検出回路出力を前記遅延記
録データに同期させて前記記録不良信号を出力する論理
回路とから構成されることを特徴としている。
【0020】本発明の記録中ベリファイ装置は、前記記
録状態判定回路において、前記レベル検出回路が、前記
積分値と前記しきい値設定回路の出力であるしきい値と
を入力とし振幅比較するコンパレータ回路から構成され
るかもしくは、前記積分値と前記しきい値設定回路の出
力であるしきい値とを入力とし加算または減算する回路
と、前記加算または減算する回路出力としきい値電圧と
を入力として振幅比較するコンパレータ回路とから構成
されることを特徴としている。
【0021】本発明の記録中ベリファイ装置は、前記記
録状態判定回路において、前記しきい値設定回路が、前
記タイミング制御回路の出力である遅延記録データとリ
セット信号を入力として所定の期間だけ積分する積分回
路と、前記積分回路出力と増幅度設定信号とオフセット
加算電圧とを入力としてしきい値を出力する増幅回路と
から構成されることを特徴としている。
【0022】本発明の記録中ベリファイ装置は、光ディ
スク媒体にマーク列を集光ビームによって記録し記録中
に読み出す再生信号の変化から記録状態を判定する記録
中ベリファイ装置において、前記光ディスク媒体に記録
データを記録再生する光ヘッドと、前記光ヘッドで記録
中に記録ビームで読み出される再生信号を増幅出力する
再生アンプと、前記再生アンプの信号出力を入力として
記録中に記録データに相当する開始時点から記録終了時
点までの再生信号の状態を検出する記録状態判定回路1
と、前記記録データに相当する記録終了時点から次の記
録データ開始時点までの再生信号の状態を検出する記録
状態判定回路2と、前記記録状態検出回路1と2の各々
の出力を基に記録不良信号を出力する記録条件判定回路
とから構成されることを特徴としている。
【0023】本発明の記録中ベリファイ装置は、光ディ
スク媒体にマーク列を集光ビームによって記録し記録中
に読み出す再生信号の変化から記録状態を判定する記録
中ベリファイ装置において、前記光ディスク媒体に記録
データを記録再生する光ヘッドと、前記光ヘッドで記録
中に記録ビームで読み出される再生信号を増幅出力する
再生アンプと、前記再生アンプの信号出力を入力として
記録中に記録データに相当する開始時点から記録終了時
点までの再生信号の状態を検出する記録状態判定回路1
と、前記記録データに相当する記録終了時点から次の記
録データ開始時点までの再生信号の状態を検出する記録
状態判定回路2と、前記記録状態判定回路1と2の各々
の出力を基に記録不良信号を出力する記録条件判定回路
と、前記記録条件判定回路から記録不良信号が出力され
たとき記録不良セクタ領域を記録中にスキップするか前
記光ディスク媒体に記録された記録データの記録状態を
確認する通常のベリファイ動作を行うかを判定するベリ
ファイ判定回路とを有することを特徴としている。
【0024】
【発明の実施の形態】光磁気記録の場合には、媒体に対
し相対的にある速度で移動する集光ビームで記録照射す
る領域内での光磁気読み出し信号は、記録パワーが照射
されていても差動増幅の再生アンプで常に読み出してい
るので、媒体での反射光量とカー回転角の積に比例して
近似的に読み出し信号は変化する。例えば記録開始直後
の10ns程度までの光磁気読み出し信号は、記録パワ
ーPwでの媒体反射率と媒体温度でのカー回転角(例え
ばマイナスθk)との積に比例して急激に増加する。そ
の後媒体温度が急激に増加し集光ビーム内の一部領域で
はキュリー点以上(例えば200度C)になるためカー
回転角はなくなる。そのため光磁気読み出し信号は減少
して再生パワーPrのときの振幅レベル以下になり、記
録が終了するまで一定値もしくは減少を続ける。このた
め光磁気読み出し信号はピーク値をとることになる。記
録が終了すると光量は再生パワーPrに戻るため媒体温
度は急激に低下する。このとき記録した領域のカー回転
角はプラスθkになるため、集光ビーム領域内では移動
後の後方ではプラスθk、移動する前方方向はマイナス
θkとなる。このとき、減少を続けていた信号出力はさ
らに減少しすぐに再生時の振幅レベルにまで戻る。この
ため上述のピークとは逆の小さなピークが記録終了直後
に生じることになる。
【0025】このようにして、熱磁気記録が行われたか
どうかの必要条件を観測することができる。十分条件を
測定するには熱磁気記録が終了してから実際に再生パワ
ーで情報再生する必要があるのは言うまでもない。ま
た、反射光量(例えば光磁気再生信号の和信号)のみを
チェックして記録中ベリファイを行うと実際には問題と
ならない光磁気ディスク媒体の微小な傷や、表面のしみ
なども問題があると誤認してしまう可能性が残ってい
る。そこで、記録中の光磁気再生信号を用いて記録中ベ
リファイを行うようにすると、熱磁気記録が実行された
かどうかは確認できる。例えば、磁性膜がなんらかの原
因ではがれたり、腐食したりした場合には、記録中の光
磁気信号は上述のような変化をしないので記録不良を確
認でき記録中ベリファイが可能である。
【0026】他方、光ヘッドの劣化等が発生し集光ビー
ムがデフォーカス状態となった場合には、反射光量は正
常に出力されるが、記録中の光磁気信号は、上述のよう
な変化をしないので、反射光量のみを用いてベリファイ
するよりも信頼性が向上する作用がある。
【0027】一方、相変化光ディスクでは、結晶状態の
上にアモルファスマークを記録し反射光量変化(結晶領
域の反射率Rc>アモルファスマークの反射率Ra)の
みを用いて再生を実現している。記録媒体上に以前の記
録マークのない場合、記録中に集光ビームで記録照射す
る領域内では、読み出し信号は、例えば記録開始直後の
10ns程度まで、記録パワーPwに比例して急激に増
加する。その後媒体温度が急激に増加し集光ビーム内の
一部領域では溶融状態(例えば600度Cで反射率R
m)、一部領域ではアモルファス状態になるため、Rc
>Ra>Rmの関係で、読み出し信号は減少し記録が終
了するまで続く。このため読み出し信号は、例えば正方
向のピーク値をとることになる。記録が終了すると光量
は再生パワーPrに戻るため媒体温度は急激に低下す
る。このとき記録したアモルファスの領域が相対的に増
加することになりさらに急峻に減少する。その後、集光
ビーム領域内ではビームが移動するため結晶領域が増加
し、減少を続けていた信号出力はすぐに再生時の振幅レ
ベルにまで戻る。このため上述の正方向のピークとは逆
の負方向のピークが記録終了直後に生じることになる。
このようにして、熱記録が行われたかどうかの必要条件
を観測することができる。相変化ディスクでは原理的に
反射光量の変化を用いているが、ビットバイビットで記
録中の反射光変化をモニタするため、正確に記録状態を
検出できる。以上のように、記録マークの記録および再
生原理は光磁気と相変化とでは異なるが、記録中に読み
出される信号の変化はほぼ同様であるので、本発明にか
かる記録中ベリファイ装置はどちらにも適用可能であ
る。
【0028】一方、光変調オーバライトのときにも、記
録マークの記録および再生原理は光磁気と相変化とでは
異なるが、記録中に読み出される信号の変化はほぼ同様
である。すなわち、以前の記録マークが存在する状況で
記録ビームで読み出すため以前の記録マークと今回記録
するマークとが重なる場合には、記録中に読み出す信号
変化は、以前の記録マークがないときに比べて信号振幅
が小さくなりSN比が低下し欠陥領域として観測され
る。このため本発明にかかる記録中ベリファイ装置で
は、ビットバイビットで今回記録する記録マークの前後
をモニタすることで、ベリファイの信頼性を向上させる
ことができる。
【0029】また、光ヘッドの劣化等が発生し集光ビー
ムがデフォーカス状態で光磁気ディスク媒体上に照射さ
れたときにも、光磁気ディスク媒体からの反射光量は正
常に出力される状況がありベリファイを行う必要がない
と誤判定する可能性がある。これに対して本発明にかか
る記録中の光信号変化を捉える記録中ベリファイ装置で
は光ディスク記録膜の温度上昇を検出することができる
ため、ベリファイの信頼性が向上する。
【0030】次に、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。まず、請求項1に係る第一の発明につい
て説明する。図1は、本第一の発明の記録中ベリファイ
装置の一実施例のブロック図である。ここでは光磁気デ
ィスクを例に概略の動作を説明するが、非オーバライト
な相変化ディスク、追記ディスクでも同様である。また
ここで変調方式例として(1,7)RLLを用いて説明
する。
【0031】記録再生には、通常の1ビームの光ヘッド
1を用いている。ここではトラックNへの記録を行う場
合を示す。記録クロック100に同期した記録データ1
01を記録電流駆動回路5を通じて記録ビーム2で光磁
気ディスク媒体にマークエッジ記録する。同時に、再生
アンプ3aでは記録中の光磁気情報光をモニタし、記録
状態判定回路4に出力する。記録状態判定回路4では、
光磁気情報光の変化を基に、タイミング制御回路6でタ
イミング合わせした遅延記録データ102とリセット信
号110を用いて、記録不良信号104を検出する動作
を行う。
【0032】図2は、請求項2に係る第二の発明の記録
中ベリファイ装置の一実施例のブロック図である。ここ
でも光磁気ディスクを例に概略の動作を説明するが、非
オーバライトな相変化ディスクでも同様である。図1の
発明例と異なるのは、記録不良信号104を検出し、例
えばラッチ回路とカウンタ回路とで構成されるベリファ
イ判定回路7によってベリファイ判定信号を出力する動
作を行う。ベリファイ判定回路7では、あらかじめシス
テムで設定した記録不良信号の個数を越える記録不良信
号104がカウントされた場合に、ベリファイ判定信号
を出力する。記録不良領域をスキップするか、通常ベリ
ファイ(記録のディスク回転後に行う精密ベリファイ)
を行うかは、例えばあらかじめ設定するカウンタ数で規
定できる。もちろん、精密ベリファイを行わずにスキッ
プした場合には、記録回転後に代替セクタとして交替す
るのは言うまでもない。このように、光ディスク装置応
用によって、記録速度、コスト、信頼性の観点等でベリ
ファイ動作を選択すればよい。なお図2では、記録クロ
ック100をベリファイ判定回路に用いたが記録不良信
号104がクロック同期しているので、回路的には敢え
て用いなくても動作を行える構成にできるが、信頼性を
向上させるために用いた構成で説明した。
【0033】図3及び4は、請求項3および4に係る第
一および第二の発明中の記録状態判定回路例のブロック
図である。図3で示す本記録状態判定回路4は、再生ア
ンプの信号出力31を入力として再生時の信号振幅のピ
ーク値を所定の電位にクランプするクランプ回路5と、
前記クランプ回路5でクランプされた記録中の再生信号
31を所定の期間だけ積分するリセット機能付き積分回
路9aと、遅延記録データ102を所定の期間だけ積分
してしきい値を出力するしきい値設定回路13と、前記
積分回路9aの出力である積分値91としきい値設定回
路13の出力であるしきい値92とを入力として振幅比
較するレベル検出回路10とから構成される。ここでク
ランプ回路は例えば、コンデンサ入力のダイオード回路
で簡単に構成できる。またレベル検出回路は、簡単には
振幅比較する高速なコンパレータで構成してよいが、光
ディスク装置構成上の制御性の都合で、図4に示すよう
に積分値91としきい値92を加算もしくは減算してコ
ンパレータの片側入力とし、基準電位として、D/A等
であらかじめ設定するしきい値電圧200と振幅比較す
るコンパレータから構成してもよい。このとき加算もし
くは減算としているのは各信号の極性が逆極性ならば加
算でよく、同極性なら減算することを意味する。また、
しきい値設定回路13では遅延記録データ102を積分
するリセット機能付きの積分回路9bとしきい値92を
適切な振幅値にする増幅回路14から構成される。積分
回路9bでは例えばTTLレベルで入力される遅延記録
データ102をあらかじめ設定した時定数で積分する。
ここで積分回路としているが積分回路9a、9bはLP
F(低域通過フィルタ)で構成してよい。技術的には同
義である。リセット機能付きとしたのは、リセット機能
なしの積分では積分電位が変動して、正確なレベル検出
ができず、ビットバイビットでの記録中ベリファイがで
きなくなるのを防止するためである。
【0034】一方図4で示す本発明にかかる記録状態判
定回路は、図3の記録状態判定回路4のクランプ回路5
の前段に例えば増幅度を電圧制御できる増幅回路25を
設置した構成である。ここで増幅回路25を設置したの
は、例えばディスクの内周と外周とで集光ビームとディ
スク媒体の相対的な線速度が異なるような場合もしくは
ディスクメーカによって記録再生特性が異なるような場
合、再生アンプ3aからの出力である記録中の読み出し
信号31の波形が異なる。すなわち、ピーク後の振幅レ
ベルの低下量が少なくなり、積分回路9aの出力91が
小さくなる。このため、線速度毎に増幅度を変化設定し
積分信号91の大きさを一定に保つ役割を持つ構成であ
る。したがって、図示していないが増幅度設定には積分
信号91を基に例えばLPFで制御電圧を作成する構成
がある。また図示しないがROMとD/Aを用いてシス
テム制御でディスク線速毎に制御電圧を出力する構成も
とることができる。
【0035】図5は、請求項5に係るレベル検出回路例
のブロック図である。本発明にかかるレベル検出回路の
構成としては、基本的には単純にあらかじめ設定したし
きい値で電圧振幅比較する高速なコンパレータで構成し
てよいが、光ディスク装置の構成上、制御性を向上させ
るために図5に示すように上述した積分値91としきい
値92を加算もしくは減算してコンパレータの片側入力
とし、基準電位としてD/A等であらかじめ設定するし
きい値電圧200と振幅比較するコンパレータから構成
してよい。このとき加算もしくは減算としているのは各
信号の極性が逆極性ならは加算でよく、同極性なら減算
することを意味する。
【0036】また図6には、請求項6に係るしきい値設
定例のブロック図である。本発明にかかるしきい値設定
回路13の構成としては、遅延記録データ102を積分
するリセット機能付きの積分回路9bとしきい値92を
適切な振幅値にする増幅回路14とから構成される。積
分回路9bでは例えばTTLレベルで入力される遅延記
録データ102をあらかじめ設定した時定数で積分する
構成である。この記録データを積分してしきい値信号を
出力する構成を用いると以下のような効果がある。記録
中に読み出される信号を積分するため、積分値は記録マ
ーク長さ(時間)に対する依存性があり、記録マークが
短くなると積分値振幅が小さくなる。そこで、コンパレ
ータのしきい値である基準電位も固定ではなく、記録デ
ータを積分して可変として使用するため、正確な振幅比
較が可能となる。
【0037】次に、本第一の発明の記録中のベリファイ
動作について説明する。図7は、本第一の発明に係る記
録中ベリファイ動作を説明するための図である。301
で示す記録クロック100に同期した記録開始信号であ
る記録ゲート信号(図示せず)に同期して302のよう
に記録パルス幅TWの記録データ101が出力され、光
磁気ディスク媒体に記録される。またなお図では記録方
向(光照射方向)は下向きとして表示している。上述し
たように媒体に対し相対的にある速度で移動する集光ビ
ームで照射する領域内では、近似的に照射する光量とカ
ー回転角の積で読み出し信号31は変化する。なお実際
の回路では記録データのエッジ位置信号までには回路の
時間遅延があるが簡単のため省略している。この読み出
し信号31を入力として、上述したように記録状態判定
回路4では、303で示すようにクランプしてレベルを
固定する。その後リセット付き積分回路で例えば303
に示す斜線の領域だけ積分して積分信号91を得る。な
おリセット機能は例えばアナログスイッチで簡単に構成
できる。このときリセット信号110はタイミング制御
回路6で記録データを基に読み出し信号31に同期する
ようにタイミング調整して出力する。もちろんここで積
分動作をさせているが単なるリセット機能付きのLPF
で実現しても同義であり、304で示すようにLPF時
定数をパルス幅より大きくした単なるリセット機能のフ
ィルタで実現しても同様である。積分動作をさせる理由
としては、ノイズ耐性を向上させる目的である。一方、
しきい値設定回路では、タイミング制御回路で記録デー
タを読み出し信号31に同期するようにタイミング調整
して出力された遅延記録データ102をリセット付き積
分回路9bで積分する。このときのリセット信号110
は上述の積分回路9aで用いたものと同一のものでよく
タイミングを微調整するだけでよい。積分回路9bの出
力はディスク内外周やディスク媒体に応じて増幅度を変
化すると同時にオフセット加算して、最適なしきい値信
号92を出力する構成である。なお305では極性反転
させて表示している。
【0038】次にコンパレータ等で構成されるレベル検
出回路10では、304と305の波形から、306で
示すようにコンパレータレベルを境に記録良好な信号の
みが出力できることになる。このレベル検出回路10の
出力は時間軸でみて前エッジが確定されていない。一
方、後ろエッジは積分回路でリセットしていることもあ
り確定されている。このため307で示すように後ろエ
ッジからある程度前側の時間(例えば10nS程度)位
置で、遅延記録データ102を用いてラッチして遅延記
録データ102の後ろエッジでリセットする論理を用い
る。これによって、記録良好信号はクロック同期した信
号として308のように出力できる。また、遅延記録デ
ータ102と記録良好信号とを基に、例えばEXOR
(排他的論理和)回路でデータ比較することで、記録不
良領域の記録パルス幅TWとして309のように記録不
良信号104を出力することができる。このように論理
回路25はラッチ回路とEXOR回路で構成できる。し
たがって、本発明例では記録不良信号を出力することも
できるし、記録良好信号も出力できることになる。
【0039】次に、請求項7に係る第三の発明について
図8を用いて説明し、同様に記録中のベリファイ動作に
ついて図10を用いて説明する。ここではオーバライト
可能な2−7変調のマークポジション相変化ディスクを
例に概略の動作を説明するが、オーバライト可能な光磁
気ディスクでも同様である。また、本発明では非オーバ
ライトな光磁気および相変化ディスク、追記ディスクに
も適用可能でベリファイの信頼性を更に高めることがで
きる。すなわち、前述の第一および第二の発明とは異な
り、記録光パワーが照射されていない期間もモニタでき
るため、例えば消去状態をもチェックでき、媒体の初期
化不良確認にも適用できることになる。
【0040】記録再生には、通常の1ビームの光ヘッド
1を用いている。ここではトラックNへの記録を行う場
合を示す。401で示す記録クロック100に同期した
402の記録データ101を記録電流駆動回路5を通じ
て記録ビーム2で光ディスク媒体にマークエッジ記録す
る。同時に、再生アンプ3aでは403および404で
示す記録中の反射光情報の差動信号出力32,32′を
記録状態判定回路Aと記録状態判定回路Bに出力する。
もちろん、差動信号出力ではなく同相信号出力を2系統
出力しても同様である。このときには、記録状態判定回
路AまたはBは、極性を判定させた回路構成を採る必要
があり煩雑となるので、ここでは一般的に再生アンプに
用いられる差動増幅器の出力を用いる構成とした。その
ため、記録状態判定回路AおよびBはリセット信号の極
性等を除けば構成上ほとんど同じものを用いてよい。記
録状態判定回路Aは、再生アンプの信号出力32を入力
として、上述の図3または4で説明した記録状態判定回
路を用いて正方向のピーク値(記録データ開始時点に相
当)を403で示すクランプ点でクランプし、記録デー
タに相当する開始時点から記録終了時点までの再生記録
を積分することで状態検出を行う。積分範囲は、タイミ
ング制御回路6からのリセット信号を用いる。一方、記
録状態判定回路Bでは、再生アンプの信号出力32を入
力として、上述の図3または4で説明した記録状態判定
回路を用いて例えば正方向のピーク値(記録データ終了
時点に相当)を404で示すクランプ点でクランプし、
前記記録データに相当する記録終了時点から次の記録デ
ータ開始時点までの再生信号を積分することで状態検出
を行う。このときの積分範囲は、タイミング制御回路6
からのリセット信号を反転させて用いる構成である。こ
の前記記録状態判定回路Aと前記記録状態判定回路Bの
各々の出力は、上述したように405および406で示
す検出信号を遅延記録データを用いて記録良好信号を出
力する。記録条件を判定する記録条件判定回路12は、
記録良好信号を入力とし、特にオーバライト時の記録不
良信号を出力する構成とした。記録条件判定回路12
は、以下のように具体的に構成できる。まず、オーバラ
イトするとき以前の記録マークが今回の記録マーク前エ
ッジ近傍にある場合には、反射光の正側ピークが存在し
ないので、記録状態判定回路Aの出力は0である。ま
た、記録状態判定回路Bでは反射光の負側ピークが存在
するので1である。一方、以前の記録マークが今回の記
録マークの後ろエッジ近傍にある場合には、反射光の正
側ピークは存在するので、記録状態判定回路Aの出力は
1である。また、記録状態判定回路Bでは反射光の負側
ピークが存在しないので0である。したがって、記録条
件判定回路12としては、例えば論理和回路とタイミン
グ制御のためのシフトレジスタで構成することで記録条
件を満たしたかどうかの判定を行うことができる。ま
た、例えば以前の記録マークと記録マークが完全に重な
る場合には、反射光の正側ピークおよび負側ピークが存
在しないか、もしくは小さくなるので記録状態判定回路
Aおよび記録状態判定回路Bの出力は0と判定される。
このため、記録条件判定回路12の出力は0となる。こ
の状態の時では、単純に記録不良と判定される論理とな
るが、前後の時間の記録条件判定回路出力をレジスタに
保持しておいてあらかじめ設定した個数以上が0でなけ
れば、記録不良の信号を出力しない構成としている。こ
のようにして、408で示す遅延記録データと407の
論理回路出力とから409で示す記録不良信号104を
出力できる。
【0041】図9は、請求項8に係る第四の発明の記録
中ベリファイ装置の一実施例のブロック図である。ここ
でも相変化ディスクを例に概略の動作を説明する。図8
の発明例と異なるのは、記録不良信号104を検出し、
例えばラッチ回路とカウンタ回路とで構成されるベリフ
ァイ判定回路7によってベリファイ判定信号を出力する
動作を行う。ベリファイ判定回路7では、あらかじめシ
ステムで設定した記録不良信号の個数を越える記録不良
信号104がカウントされた場合に、ベリファイ判定信
号を出力する。記録不良領域をスキップするか、通常ベ
リファイ(記録のディスク回転後に行う精密ベリファ
イ)を行うかは、例えばあらかじめ設定するカウンタ数
で規定できる。もちろん、精密ベリファイを行わずスキ
ップした場合には、記録回転後に代替セクタとして交替
するのは言うまでもない。このように、光ディスク装置
応用によって、記録速度、コスト、信頼性の観点等でベ
リファイ動作を選択すればよい。なお図9では、記録ク
ロック100をベリファイ判定回路に用いたが記録不良
信号104がクロック同期しているので、回路的には敢
えて用いなくても動作を行える構成にできるが、信頼性
を向上させるために用いた構成で説明した。
【0042】以上のように記録媒体上での記録マークが
記録される条件、すなわち媒体で熱記録条件を満たすか
どうかを常にモニタして、記録データのベリファイを行
うかどうか、代替セクタするかどうかなどの判定を行え
ることになる。
【0043】なお、上記の発明例のうち、光磁気ディス
クの場合に光ヘッドの差動光学検出系やシングル光学検
出系などの記述をしていないが、どちらでも同様な記録
中ベリファイを行うことが可能である。また、本発明で
は、光磁気記録のうちマークエッジ記録の例とオーバラ
イト可能なマークポジション記録の相変化ディスクを例
に述べたが、もちろん従来からの光磁気ディスクのマー
クポジション記録や非オーバライトな相変化ディスク、
追記ディスクにも同様に適用することが可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、従来のベリファイ
構成は、データ記録1周回後でなければ精密なベリファ
イが行えないと言った欠点がある。これを回避するため
2ビーム構成で行うベリファイでは、再生専用ビームの
再生信号からクロックを抽出し、抽出したクロックを基
に記録データを遅延するとともに、再生データを忠実に
検出する必要があり、高価な装置となっていた。本発明
のベリファイ装置では、ベリファイのためにクロック抽
出手段などが不必要であり、信頼性を高く、かつ安価に
ベリファイを実現できる。
【0045】また、本発明を用いると光ディスク記録装
置は、従来光ヘッドのままの1ビーム構成で実現できる
ため、再生ビームヘッド、サーボ回路、再生回路などの
装置コストを大幅に削減でき、またベリファイ動作と記
録動作とを同時に行うことができるため高速記録が可能
で装置性能を向上できるという効果を奏する。
【0046】また、記録中の読み出し信号には記録デー
タの電気的な回り込みなどノイズ源が少なからず存在し
ノイズの重畳した波形となり、記録中ベリファイの信頼
性を低下させる可能性があるが、本発明では積分検出を
行うため重畳したノイズ分は平滑化され信頼性の点でも
向上できる効果がある。
【0047】また、光ヘッドの劣化等が発生し集光ビー
ムがデフォーカス状態で光磁気ディスク媒体上に照射さ
れたときにも、光磁気ディスク媒体からの反射光量は正
常に出力される状況がありベリファイを行う必要がない
と誤判定する可能性がある。これに対して本発明にかか
る記録中の光磁気信号変化を捉える記録中ベリファイ装
置では光磁気ディスク記録膜の温度上昇を検出すること
ができるため、ベリファイの信頼性が向上する効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本第一の発明の記録中ベリファイ装置の一実施
例のブロック図である。
【図2】本第二の発明の記録中ベリファイ装置の一実施
例のブロック図である。
【図3】本発明に係る記録状態判定回路の第一の実施例
のブロック図である。
【図4】本発明に係る記録状態判定回路の第二の実施例
のブロック図である。
【図5】本発明に係るレベル検出回路の一実施例のブロ
ック図である。
【図6】本発明に係るしきい値設定回路の一実施例のブ
ロック図である。
【図7】本発明第一および第2にかかる実施例の記録中
ベリファイ動作を説明するための図である。
【図8】本第三の発明の記録中ベリファイ装置の一実施
例のブロック図である。
【図9】本第四の発明の記録中ベリファイ装置の一実施
例のブロック図である。
【図10】本発明第三および第四にかかる実施例の記録
中ベリファイ動作を説明するための図である。
【図11】従来例の光磁気ディスク記録装置のブロック
図である。
【符号の説明】
1,1′ 光ヘッド 2,2′ 記録ビーム 3a,3′ 再生アンプ 4,4A,4B 記録状態判定回路 5,5′ 記録電流駆動回路 6,6′ タイミング制御回路 7 ベリファイ判定回路 8′ データ比較回路 9a,9b 積分回路 10 レベル検出回路 10′ コンパレータ 12,12′ 記録条件判定回路 13 しきい値設定回路 14 増幅回路 15 加算回路または減算回路 20 再生ビーム 21 クロック抽出回路 22 再生データ検出回路 25 増幅回路 26 ラッチ回路 31 光磁気信号 32,32′ 差動信号出力 100 記録クロック 100′ 再生クロック 101,101′ 記録データ 102,102′ 遅延記録データ 103 記録中再生データ 103′ 再生データ検出回路出力 104,104′ 記録不良信号 105,105′ 記録判定信号 110 リセット信号

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスク媒体にマーク列を集光ビーム
    によって記録し記録中に読み出す再生信号の変化から記
    録状態を判定する記録中ベリファイ装置において、 前記光ディスク媒体に記録データを記録再生する光ヘッ
    ドと、 前記光ヘッドで記録中に記録ビームで読み出される再生
    信号を読み出し増幅する再生アンプと、 前記記録データに同期して制御信号を出力するタイミン
    グ制御回路と、 前記再生アンプの出力と前記制御信号とを入力として前
    記記録データに相当する開始時点から記録終了時点まで
    の再生信号の状態変化を検出して記録不良信号を出力す
    る記録状態判定回路と 前記記録状態判定回路から記録不良信号が出力されたと
    き記録不良セクタ領域を記録中にスキップするか前記光
    ディスクに記録された記録データの記録状態を確認する
    通常のベリファイ動作を行うかを判定するベリファイ判
    定回路と備えることを特徴とする記録中ベリファイ装
    置。
  2. 【請求項2】 前記記録状態判定回路、記録中の再生
    信号のピーク値を所定の電位にクランプするクランプ回
    路と、前記クランプ回路でクランプされた記録中の再生
    信号を指定の期間だけ積分する積分回路と、前記タイミ
    ング制御回路からの遅延記録データを所定の期間だけ積
    分してしきい値を出力するしきい値設定回路と、前記積
    分回路出力としきい値設定回路の出力とを入力として振
    幅比較するレベル検出回路と前記レベル検出回路出力
    を前記遅延記録データに同期させて前記記録不良信号を
    出力する論理回路とを備えることを特徴とする請求項
    載の記録中ベリファイ装置。
  3. 【請求項3】 光ディスク媒体にマーク列を集光ビーム
    によって記録し記録中に読み出す再生信号の変化から記
    録状態を判定する記録中ベリファイ装置において、 前記光ディスク媒体に記録データを記録再生する光ヘッ
    ドと、 前記光ヘッドで記録中に記録ビームで読み出される再生
    信号を読み出し増幅する再生アンプと、 前記記録データに同期して制御信号を出力するタイミン
    グ制御回路と、 前記再生アンプの出力と前記制御信号とを入力として前
    記記録データに相当する開始時点から記録終了時点まで
    の再生信号の状態変化を検出して記録不良信号を出力す
    る記録状態判定回路とを備え、 前記記録状態判定回路が、記録中の再生信号のピーク値
    を所定の電位にクランプするクランプ回路と、前記クラ
    ンプ回路でクランプされた記録中の再生信号を指定の期
    間だけ積分する積分回路と、前記タイミング制御回路か
    らの遅延記録データを所定の期間だけ積分してしきい値
    を出力するしきい値設定回路と、前記積分回路出力とし
    きい値設定回路の出力とを入力として振幅比較するレベ
    ル検出回路と、前記レベル検出回路出力を前記遅延記録
    データに同期させて前記記録不良信号を出力する論理回
    路とを備えることを特徴とする記録中ベリファイ装置。
  4. 【請求項4】 前記記録状態判定回路、前記再生アン
    プの出力を所定の出力振幅に設定できる増幅回路と、記
    録中の再生信号のピーク値を所定の電位にクランプする
    クランプ回路と、前記クランプ回路でクランプされた記
    録中の再生信号を所定の期間だけ積分する積分回路と、
    前記タイミング制御回路からの遅延記録データを所定の
    期間だけ積分してしきい値を出力するしきい値設定回路
    と、前記積分回路出力としきい値設定回路の出力とを入
    力として振幅比較するレベル検出回路と前記レベル検
    出回路出力を前記遅延記録データに同期させて前記記録
    不良信号を出力する論理回路とを備えることを特徴とす
    る請求項1記載の記録中ベリファイ装置。
  5. 【請求項5】 光ディスク媒体にマーク列を集光ビーム
    によって記録し記録中に読み出す再生信号の変化から記
    録状態を判定する記録中ベリファイ装置において、 前記光ディスク媒体に記録データを記録再生する光ヘッ
    ドと、 前記光ヘッドで記録中に記録ビームで読み出される再生
    信号を読み出し増幅する再生アンプと、 前記記録データに同期して制御信号を出力するタイミン
    グ制御回路と、 前記再生アンプの出力と前記制御信号とを入力として前
    記記録データに相当する開始時点から記録終了時点まで
    の再生信号の状態変化を検出して記録不良信号を出力す
    る記録状態判定回路とを備え、 前記記録状態判定回路は、前記再生アンプの出力を所定
    の出力振幅に設定できる増幅回路と、記録中の再生信号
    のピーク値を所定の電位にクランプするクランプ回路
    と、前記クランプ回路でクランプされた記録中の再生信
    号を所定の期間だけ積分する積分回路と、前記タイミン
    グ制御回路からの遅延記録データを所定の期間だけ積分
    してしきい値を出力するしきい値設定回路と、前記積分
    回路出力としきい値設定回路の出力とを入力として振幅
    比較するレベル検出回路と前記レベル検出回路出力を
    前記遅延記録データに同期させて前記記録不良信号を出
    力する論理回路とを備えることを特徴とする記録中ベリ
    ファイ装置。
  6. 【請求項6】 前記記録状態判定回路において、前記レ
    ベル検出回路が、前記積分値と前記しきい値設定回路の
    出力であるしきい値とを入力とし振幅比較するコンパレ
    ータ回路から構成されるかもしくは、前記積分値と前記
    しきい値設定回路の出力であるしきい値とを入力として
    加算または減算する回路と、前記加算または減算する回
    路出力としきい値電圧とを入力として振幅比較するコン
    パレータ回路とを備えることを特徴とする請求項2また
    は請求項4記載の記録中ベリファイ装置。
  7. 【請求項7】 前記記録状態判定回路において、前記し
    きい値設定回路が、前記タイミング制御回路の出力であ
    る遅延記録データをリセット信号を入力として所定の期
    間だけ積分する積分回路と、前記積分回路出力と増幅度
    設定信号とオフセット加算電圧とを入力としてしきい値
    を出力する増幅回路とから構成されることを特徴とする
    請求項2または請求項4記載の記録中ベリファイ装置。
  8. 【請求項8】 前記記録状態判定回路において、前記レ
    ベル検出回路は、前記積分値と前記しきい値設定回路の
    出力であるしきい値とを入力とし振幅比較するコンパレ
    ータ回路を備えるかもしくは、前記積分値と前記しきい
    値設定回路の出力であるしきい値とを入力とする加算ま
    たは減算する回路と、前記加算または減算する回路出力
    としきい値電圧とを入力として振幅比較するコンパレー
    タ回路とを備えることを特徴とする請求項3または請求
    項5記載の記録中ベリファイ装置。
  9. 【請求項9】 前記記録状態判定回路において、前記し
    きい値設定回路は、前記タイミング制御回路の出力であ
    る遅延記録データをリセット信号を入力として所定の期
    間だけ積分する積分回路と、前記積分回路出力と増幅度
    設定信号とオフセット加算電圧とを入力としてしきい値
    を出力する増幅回路とから構成されることを特徴とする
    請求項3または請求項5記載の記録中ベリファイ装置。
  10. 【請求項10】 光ディスク媒体にマーク列を集光ビー
    ムによって記録し記録中に読み出す再生信号の変化から
    記録状態を判定する記録中ベリファイ装置において、 前記光ディスク媒体に記録データを記録再生する光ヘッ
    ドと、 前記光ヘッドで記録中に記録ビームで読み出される再生
    信号を読み出し増幅する再生アンプと、 前記再生アンプの信号出力を入力として記録中に記録デ
    ータに相当する開始時点から記録終了時点までの再生信
    号の状態を検出する記録状態判定回路Aと、 前記記録データに相当する記録終了時点から次の記録デ
    ータ開始時点までの再生信号の状態を検出する記録状態
    判定回路Bと、 前記記録状態検出回路AとBの各々の出力を基に記録不
    良信号を出力する記録条件判定回路とを備え、 前記記録状態判定回路A、Bは、記録中の再生信号のピ
    ーク値を所定の電位にクランプするクランプ回路と、前
    記クランプ回路でクランプされた記録中の再生信号を指
    定の期間だけ積分する積分回路と、前記タイミング制御
    回路からの遅延記録データを所定の期間だけ積分してし
    きい値を出力するしきい値設定回路と、前記積分回路出
    力としきい値設定回路の出力とを入力として振幅比較す
    るレベル検出回路と、前記レベル検出回路出力を前記遅
    延記録データに同期させて前記記録不良信号を出力する
    論理回路とを備えることを特徴とする記録中ベリファイ
    装置。
  11. 【請求項11】 光ディスク媒体にマーク列を集光ビー
    ムによって記録し記録中に読み出す再生信号の変化から
    記録状態を判定する記録中ベリファイ装置において、 前記光ディスク媒体に記録データを記録再生する光ヘッ
    ドと、 前記光ヘッドで記録中に記録ビームで読み出される再生
    信号を読み出し増幅する再生アンプと、 前記再生アンプの信号出力を入力として記録中に記録デ
    ータに相当する開始時点から記録終了時点までの再生信
    号の状態を検出する記録状態判定回路Aと、 前記記録データに相当する記録終了時点から次の記録デ
    ータ開始時点までの再生信号の状態を検出する記録状態
    判定回路Bと、 前記記録状態検出回路AとBの各々の出力を基に記録不
    良信号を出力する記録条件判定回路とを備え、 前記記録状態判定回路は、前記再生アンプの出力を所定
    の出力振幅に設定できる増幅回路と、記録中の再生信号
    のピーク値を所定の電位にクランプするクランプ回路
    と、前記クランプ回路でクランプされた記録中の再生信
    号を所定の期間だけ積分する積分回路と、前記タイミン
    グ制御回路からの遅延記録データを所定の期間だけ積分
    してしきい値を出力するしきい値設定回路と、前記積分
    回路出力としきい値設定回路の出力とを入力として振幅
    比較するレベル検出回路と前記レベル検出回路出力を
    前記遅延記録データに同期させて前記記録不良信号を出
    力する論理回路とを備えることを特徴とする記録中ベリ
    ファイ装置。
  12. 【請求項12】 前記記録状態判定回路A、Bにおい
    て、前記レベル検出回路は、前記積分値と前記しきい値
    設定回路の出力であるしきい値とを入力とし振幅比較す
    るコンパレータ回路を備えるかもしくは、前記積分値と
    前記しきい値設定回路の出力であるしきい値とを入力と
    し加算または減算する回路と、前記加算または減算する
    回路出力としきい値電圧とを入力として振幅比較するコ
    ンパレータ回路とを備えることを特徴とする請求項10
    または請求項11記載の記録中ベリファイ装置。
  13. 【請求項13】 前記記録状態判定回路A、Bにおい
    て、前記しきい値設定回路は、前記タイミング制御回路
    の出力である遅延記録データをリセット信号を入力とし
    て所定の期間だけ積分する積分回路と、前記積分回路出
    力と増幅度設定信号とオフセット加算電圧とを入力とし
    てしきい値を出力する増幅回路とを備えることを特徴と
    する請求項10または請求項11記載の記録中ベリファ
    イ装置。
  14. 【請求項14】 光ディスク媒体にマーク列を集光ビー
    ムによって記録し記録中に読み出す再生信号の変化から
    記録状態を判定する記録中ベリファイ装置において、 前記光ディスク媒体に記録データを記録再生する光ヘッ
    ドと、 前記光ヘッドで記録中に記録ビームで読み出される再生
    信号を読み出し増幅する再生アンプと、 前記再生アンプの信号出力を入力として記録中に記録デ
    ータに相当する開始時点から記録終了時点までの再生信
    号の状態を検出する記録状態判定回路Aと、 前記記録データに相当する記録終了時点から次の記録開
    始時点までの再生信号の状態を検出する記録状態判定回
    路Bと、 前記記録状態検出回路AとBの各々の出力を基に記録不
    良信号を出力する記録条件判定回路と、 前記記録条件判定回路から記録不良信号が出力されたと
    き記録不良セクタ領域を記録中にスキップするか前記光
    ディスク媒体に記録された記録データの記録状態を確認
    する通常のベリファイ動作を行うかを判定するベリファ
    イ判定回路とを備えることを特徴とする記録中ベリファ
    イ装置。
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