JP2836385B2 - 安全ネット付き枠組棚 - Google Patents

安全ネット付き枠組棚

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JP2836385B2
JP2836385B2 JP18851492A JP18851492A JP2836385B2 JP 2836385 B2 JP2836385 B2 JP 2836385B2 JP 18851492 A JP18851492 A JP 18851492A JP 18851492 A JP18851492 A JP 18851492A JP 2836385 B2 JP2836385 B2 JP 2836385B2
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俊二 信川
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  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば自動倉庫の棚
などに安全ネットを取付けるのに採用される安全ネット
付き枠組棚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば自動倉庫は、図5〜図7
に示す構成である。すなわち枠組棚10は、前後および左
右に所定間隔をあけて支柱11が立設され、そして前後の
支柱11間は、水平材12と斜材13とを介して互いに連結固
定される。また左右の支柱11間は、枠組棚10の背面の所
定位置で横方向に連続する横ビーム14を介して互いに連
結固定される。枠組棚10の背面側において、支柱11と横
ビーム14の交差部にはブレース取付け板15が設けられ、
これらブレース取付け板15間にブレース16がクロス状に
取付けられる。
【0003】各支柱11には、それぞれ左右の支柱11に向
かって水平方向に突出する腕木17が着脱自在に取付けら
れ、また前後で対向した腕木17の遊端間には腕木レール
18が連結される。そして左右の腕木レール18間で、パレ
ツトを介して荷を、または直接に荷を支持すべく構成さ
れる。
【0004】前記支柱11は、互いに対向する外板部19お
よび内板部20と左右の側板部21とを有し、内板部20の中
央に長手方向に亘ってスリット22を形成することで、断
面がほぼC字の型材状に形成される。そして内板部20に
はスリット22の端縁から90度外側に折り曲げられて突出
する左右一対の連結板部23がスリット22に沿って互いに
対向して形成される。この連結板部23間には水平材12お
よび斜材13の端部が挿入されてリベットなどにより連結
固定される。
【0005】そして外板部19と左右の側板部21には、前
記腕木17側の係合片が係脱自在な係止孔24,25がそれぞ
れ所定の位置に形成されており、これら係止孔24,25に
係合片を係合させることで、支柱11に対して腕木17が離
脱自在に取付けられる。
【0006】前記枠組棚10は通路26を置いて一対が配設
され、そして両枠組棚10の端部外方に荷捌き装置27を配
設するとともに、両荷捌き装置27間に制御装置28を配設
している。また通路26内には、枠組棚10と荷捌き装置27
との間で荷の受け渡しを行う出し入れ装置(クレーン)
が配設されている。
【0007】前記枠組棚10の端部外面には安全ネット29
が配設されている。ここで安全ネット29は、額縁状で四
隅に孔30を形成してなる外枠体31と、この外枠体31に溶
接により連結したエキスパンドメタル32とから構成され
ている。この安全ネット29は、支柱11の外側の側板部21
に固定されるのであり、その際に、外枠体31の孔30に合
致するように側板部21に孔33が形成され、そして合致さ
せた両孔30,33を利用してリベット34を打ち込むことに
より固定している。
【0008】また制御装置28の部分には柵体34が配設さ
れ、この柵体34は、構成部材である枠体35に対して、同
様な構成により安全ネット29が配設されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来構成にお
いては、安全ネット29はリベット36を打ち込むことで固
定していることから、現場ではリベット36の加熱設備や
リベット打ち装置などが必要になり、その固定は簡単に
行えなかった。そして枠組棚10に対して安全ネット29を
配設するに際しては、外枠体31に対してエキスパンドメ
タル32を溶接により連結したり、側板部21に孔33を形成
したりすることから、加工作業などに手間がかかり、ま
たこれらの加工作業などにより組み立て現場の環境を悪
化させていた。
【0010】本発明の目的とするところは、現場では特
別な設備や装置を必要とせず、しかも加工作業を行うこ
となく簡単な操作により安全ネットを配設し得る安全ネ
ット付き枠組棚を提供する点にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく
発明の安全ネット付き枠組棚は、前後および左右に所定
間隔をあけて支柱が立設され、各支柱の左右両側には係
止孔が形成され、前後の支柱の左右に、係止孔を介して
腕木を取付け可能とした枠組棚であって、この枠組棚の
左右方向の端部にネット取付け用連結具を介して安全ネ
ットを取り付けるに、安全ネットは複数の線材を交差し
配列して形成するとともに、ネット取付け用連結具は
体とフックボルトとからなり、前記本体は、線材に内側
から係合自在な係合用凹部を形成するとともに、前記フ
ックボルトのロッド部が摺動自在なロッド挿通部を係合
用凹部の方向に形成し、前記フックボルトの先端に、前
記支柱の係止孔に係合自在なフック部を形成するととも
に、基端には螺子部を形成し、この螺子部に螺合するナ
ットを前記本体の内端に当接自在に構成している。
【0012】
【作用】かかる本発明の構成によると、枠組棚の左右方
向の端部に安全ネットを取付けるに、ナットを緩めてフ
ック部から離間させたフックボルトと、このフックボル
トのロッド部をロッド挿通部に位置させた本体とからな
るネット取付け用連結具が所定数準備される。そして、
まず線材に対して係合用凹部を内側から係合させたの
ち、フック部を支柱における端側の不使用の係止孔に係
合させる。
【0013】次いでナットを螺合して締付け操作するこ
とで、このナットが内端に当接して本体をフック部に接
近移動させることになり、以て線材を枠組棚の支柱に対
向させ得る。このネット取付け用連結具を使用した作業
は安全ネットの複数箇所で行われ、これにより安全ネッ
トは、張られた状態で枠組棚の左右方向の端部に取付け
られる。なお、逆の作業により枠組棚から安全ネットを
除去し得る。このような簡単な操作により安全ネットを
配設した枠組棚を得られる。
【0014】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図1〜図4に基づ
いて説明する。なお、上述した従来例と同一またはほぼ
同一構成物は同一符号を付して詳細は省略する。すなわ
ち10は枠組棚、11は枠組棚の支柱、12は水平材、13は斜
材、17は腕木、18は腕木レール、19は外板部、20は内板
部、21は側板部、22はスリット、23は連結板部、24は係
止孔、25は係止孔をそれぞれ示す。
【0015】本実施例において安全ネット1は、縦線材
2と横線材3とを碁盤目状に配列して連結することで形
成される。そして安全ネット1を支柱11に取付けるため
に使用されるネット取付け用連結具4は、本体5とフッ
クボルト6とからなり、ここでフックボルト6は、先端
に前記係止孔25に係合自在なフック部6aを形成し、そ
して中間をロッド部6bに形成するとともに、基端には
螺子部6cを形成している。
【0016】前記本体5は板材をU字状に成形すること
で形成され、その一対の平行板部に、縁の縦線材2A
(または横線材3A)に内側から係合自在な係合用凹部
8を形成するとともに、湾曲部の内部に、前記フックボ
ルト6のロッド部6bが摺動自在なロッド挿通部9を係
合用凹部8の方向に形成している。前記フックボルト6
の螺子部6cに螺合するナット7が設けられ、このナッ
ト7は、前記本体5の内端5aに当接自在に構成され
る。
【0017】上記実施例において支柱11間に安全ネット
1を取付けるに、ナット7を緩めてフック部6aから離
間させたフックボルト6と、このフックボルト6のロッ
ド部6bをロッド挿通部9に位置させた本体5とからな
る連結具4が所定数準備される。そして、まず縁の縦線
材2Aに対して係合用凹部8を内側から係合させたの
ち、フック部6aを支柱11の係止孔25に係合させる。
【0018】ここで支柱11は、中間に配置するときには
両側の係止孔25が腕木17を取付けるために使用される
が、端部に配置される支柱11は、外側の係止孔25は不使
用となり、この不使用の係止孔25を利用してフック部6
aが係合される。
【0019】上述のように係合を行ったのちナット7を
螺合して締付け操作することで、このナット7が内端5
aに当接して本体5をフック部6aに接近移動させるこ
とになり、以て縦線材2Aを支柱11の所定の位置に対向
させ得る。この連結具4を使用した作業は安全ネット1
の複数箇所で行われ、これにより安全ネット1は、張ら
れた状態で一対の支柱11間に取付けられる。なお、逆の
作業により支柱11間から安全ネット1を除去し得る。
【0020】上記実施例では、枠組棚10の支柱11に対し
て安全ネット1を配設する形式を述べたが、これは柵体
34の枠体35に対しても同様にして安全ネット1を配設し
得るものである。また上記実施例では、安全ネット1に
対してネット取付け用連結具4を横方向から作用させて
いるが、これは上下方向から作用させてもよく、また斜
め方向から作用させてもよい。
【0021】上記実施例では、縁の縦線材2aにネット
取付け用連結具4を作用させているが、これは縁から二
本目や三本目の縦線材にネット取付け用連結具4を作用
させてもよい。
【0022】そして上記実施例では、縦線材2と横線材
3とを碁盤目状に配列し連結した安全ネット1を示して
いるが、これは斜め線材を交差し配列して形成した安全
ネット1も、支柱11などに同様にして配設し得る。
【0023】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、現場では特
別な設備や装置を必要とすることなく、ネット取付け用
連結具の簡単な操作のみで、枠組棚の左右方向の端部
安全ネットを取付けることができるとともに、除去も簡
単かつ容易に行うことができ、しかも組み立て現場での
加工作業を不要にできて作業環境を向上できる。これに
より、簡単な操作により安全ネットを配設した枠組棚を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、安全ネット付き枠組
棚の要部の斜視図である。
【図2】同ネット取付け用連結具使用部の平面図であ
る。
【図3】同ネット取付け用連結具の縦断面図である。
【図4】同安全ネット付き枠組棚の要部の平面図であ
る。
【図5】従来例を示し、自動倉庫の要部の斜視図であ
る。
【図6】同安全ネット付き枠組棚の要部の斜視図であ
る。
【図7】同安全ネット付き枠組棚の要部の平面図であ
る。
【符号の説明】
安全ネット 2 縦線材 2a 縁の縦線材 3 横線材 3a 縁の横線材 4 ネット取付け用連結具 5 本体 5a 内端 6 フックボルト 6a フック部 6b ロッド部 6c 螺子部 7 ナット 8 係合用凹部 9 ロッド挿通部 10 枠組棚 11 支柱 12 水平材 13 斜材 17 腕木 18 腕木レール 19 外板部 20 内板部 21 側板部 24 係止孔 25 係止孔 26 通路 27 荷捌き装置 28 制御装置 34 柵体 35 枠体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 1/00 - 1/20 E04H 17/16 E04G 21/32 F16B 7/06 F16G 11/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後および左右に所定間隔をあけて支柱
    が立設され、各支柱の左右両側には係止孔が形成され、
    前後の支柱の左右に、係止孔を介して腕木を取付け可能
    とした枠組棚であって、この枠組棚の左右方向の端部に
    ネット取付け用連結具を介して安全ネットを取り付ける
    に、安全ネットは複数の線材を交差し配列して形成する
    とともに、ネット取付け用連結具は本体とフックボルト
    とからなり、前記本体は、線材に内側から係合自在な係
    合用凹部を形成するとともに、前記フックボルトのロッ
    ド部が摺動自在なロッド挿通部を係合用凹部の方向に形
    成し、前記フックボルトの先端に、前記支柱の係止孔に
    係合自在なフック部を形成するとともに、基端には螺子
    部を形成し、この螺子部に螺合するナットを前記本体の
    内端に当接自在に構成したことを特徴とする安全ネット
    付き枠組棚
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KR100893175B1 (ko) * 2007-07-23 2009-04-17 석진케이에스기업 주식회사 메쉬펜스 고정구조
JP4787308B2 (ja) * 2008-12-01 2011-10-05 日本碍子株式会社 焼成用棚組
JP6038029B2 (ja) * 2011-07-26 2016-12-07 村田機械株式会社 自動倉庫のラック

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