JP2835605B2 - 鏡 台 - Google Patents

鏡 台

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JP2835605B2
JP2835605B2 JP31713296A JP31713296A JP2835605B2 JP 2835605 B2 JP2835605 B2 JP 2835605B2 JP 31713296 A JP31713296 A JP 31713296A JP 31713296 A JP31713296 A JP 31713296A JP 2835605 B2 JP2835605 B2 JP 2835605B2
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孝典 五島
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GOTO KOGEI JUGEN
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GOTO KOGEI JUGEN
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主鏡の前方に自由
に位置を移動できるサブ鏡を有する鏡台に関する。
【0002】
【従来の技術】主鏡に加えてサブ鏡を有する鏡台は開発
されている。サブ鏡を備える鏡台は、たとえば、実公昭
42−12619号公報、実開昭49−123099号
公報に記載される。
【0003】これ等の公報に記載される鏡台は、図1に
示すように、折曲できるアーム1を介してサブ鏡2を主
鏡5の前方に配設している。この鏡台は、サブ鏡2を使
用して便利に使用できる。とくに、サブ鏡2を手で持つ
必要がなく、サブ鏡2を便利な位置に移動して、主鏡5
のみでは使用できない用途に使用できる。
【0004】ただ、この構造の鏡台は、サブ鏡2を使用
しないときに邪魔になる。また、サブ鏡2をアーム1で
連結して、アーム1とサブ鏡2とが目だつ位置にあるの
で、スッキリと美しいデザインの鏡台とするのが難しい
欠点がある。
【0005】この欠点は、たとえば、実用新案出願公告
第4437号公報に記載されるように、使用しないサブ
鏡とアームとを、主鏡を固定している立枠の背面に装着
する構造で解消できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ただ、サブ鏡とアーム
とを立枠の背面に装着する鏡台は、使用するサブ鏡を、
簡単に便利な位置に移動できない欠点がある。それは、
立枠の背面に装着しているサブ鏡とアームを、組み立て
て連結し、アームを立枠の決められた位置に装着するか
らである。また、この構造の鏡台は、使用しないサブ鏡
を、立枠の背面に収納するのにも手間がかかる。サブ鏡
とアームを分解して、立枠の背面に装着するからであ
る。さらにまた、この構造の鏡台は、立枠の背面にスペ
ースのない位置で使用されると、分解したサブ鏡とアー
ムとを立枠の背面に装着できない。実際の使用状態にお
いて、鏡台は、ほとんど例外なく壁に接近して設置され
る。このため、立枠の背面には、ほとんど隙間がなく、
ここにアームとサブ鏡とを装着するのは、ほとんど不可
能である。
【0007】本発明は、この欠点を解決することを目的
に開発されたものである。本発明の重要な目的は、使用
しないサブ鏡とアームとを、簡単かつ容易に、しかも迅
速に目だたない位置に収納できる鏡台を提供することに
ある。また、本発明の他の大切な目的は、収納したサブ
鏡を使用するときは、主鏡を開いて簡単に使用位置に移
動して便利に使用できる鏡台を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の鏡台は、鏡台本
体3の上に立枠4を装着し、この立枠4に主鏡5を設け
ている。さらに、鏡台は、主鏡5の前方に、配設位置を
移動できるサブ鏡2を備えるとともに、下記の独特の構
成をしている。 (a) 立枠4は、主鏡5の背面に収納部4Aを有す
る。収納部4Aは、サブ鏡2のみでなく、好ましくは、
化粧品等も収納できる大きさとする。 (b) 主鏡5は、収納部4Aの前面を開閉するよう
に、蝶番6を介して立枠4に連結されている。 (c) サブ鏡2は、アーム1を介して立枠4に連結さ
れている。 (d) アーム1は、主鏡5を閉じた状態で、サブ鏡2
を収納部4Aに収納でき、主鏡5を開いて収納部4Aか
ら取り出し、主鏡5を閉じた状態で、主鏡5の前面に移
動できるように構成されている。
【0009】
【作用】本発明の鏡台は、下記のようにして使用する。 サブ鏡2を使用しないとき 収納部4Aの前面を閉塞する主鏡5を開いて、収納部4
Aにサブ鏡2を収納する。その後、主鏡5で収納部4A
の開口部を閉じる。この状態では、サブ鏡2が使用され
ず、主鏡5のみが使用できる鏡台となる。 サブ鏡2を使用するとき 収納部4Aの前面を閉塞する主鏡5を開いて、収納部4
Aからサブ鏡2を引き出す。その後、主鏡5で収納部4
Aの開口部を閉じる。この状態では、サブ鏡2と主鏡5
の両方を使用できる鏡台となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明
の技術思想を具体化するための鏡台を例示するものであ
って、本発明は鏡台を下記のものに特定しない。
【0011】さらに、この明細書は、特許請求の範囲を
理解し易いように、実施例に示される部材に対応する番
号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決す
るための手段の欄」に示される部材に付記している。た
だ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に
特定するものでは決してない。
【0012】図2に示す鏡台は、鏡台本体3の上に、垂
直に立枠4を連結している。立枠4は、図3の斜視図に
示すように、収納部4Aの前面に、蝶番6を介して主鏡
5を開閉できるように連結している。立枠4は、前面の
主鏡5の背面に収納部4Aを設けている。収納部4A
は、前面を開口して、この開口部を、主鏡5で閉塞でき
るようにしている。収納部4Aは、棚や区画を設けて、
化粧品等を収納できるスペースとしている。収納部4A
を有する立枠4は、下端から脚を突出させ、この脚を鏡
台本体3に設けた連結孔に挿入して、立枠4を鏡台本体
3に連結している。図示しないが、立枠は、鏡台本体に
ネジ止することもできる。
【0013】主鏡5は、水平面内で回動して、収納部4
Aを開閉できるように、収納部4Aを構成する側板に蝶
番6を介して連結されている。蝶番6は、1片を側板の
上下2箇所にネジ止して固定し、他の1片を、主鏡5の
背面にネジ止して固定している。主鏡5は、収納部4A
の開口部を閉塞できるように、収納部4Aの横幅よりも
広く、収納部4Aよりも上方に突出する大きさをしてい
る。ただ、主鏡は、収納部の横幅と同じにすることもで
きる。
【0014】立枠4には、アーム1を介してサブ鏡2を
連結している。図に示すサブ鏡2は、横に細長い長方形
で、前面の左部に小鏡2Aを、右部に凹面鏡である円形
の拡大鏡2Bを固定している。拡大鏡2Bと小鏡2Aと
を有するサブ鏡2は、小鏡2Aで広い範囲を見て、拡大
鏡2Bで顔の局部を大きく見ることができるので、極め
て便利に使用できる。
【0015】アーム1は、サブ鏡2を収納部4Aに収納
でき、また、サブ鏡2を主鏡5の前方に移動できるよう
に、サブ鏡2を立枠4に連結する。図に示すアーム1
は、金属ロッドで、両端を上方に直角に折曲して、全体
の形状をコ字状としている。アーム両端の折曲部1A
は、サドル8を介して、回動できるように、立枠4とサ
ブ鏡2に連結している。
【0016】サブ鏡とアームの連結部を図4に、連結部
の拡大断面図を図5に示す。サドル8は、両端に固定片
8Aを有し、この固定片8Aの間に、アーム1の折曲部
1Aに沿って湾曲されているアーチ部8Bを有する。固
定片8Aは、立枠の側板やサブ鏡2の背面にネジ止され
る。アーチ部8Bは、アーム1を回動させるときに、ア
ーム1にねじ込まれたネジ10が移動する横スリット9
を設けている。
【0017】アーム1は、アーチ部8Bの内面を摺動し
て、回動できるように、サドル8に連結される。横スリ
ット9は、アーム1に連結されるネジ10を摺動させ
て、アーム1がサドル8から抜けるのを防止する。さら
に、ネジ10は、横スリット9を通過して、アーム1の
ネジ孔にねじ込まれている。このネジ10は、スプリン
グワッシャ11でアーチ部8Bを弾性的に押圧する。ス
プリングワッシャ11の押圧力は、アーム1の回転力を
調整する。ネジ10を締め込んで、スプリングワッシャ
11が強くアーチ部8Bの表面を押圧すると、アーム1
とサドル8との摩擦抵抗が大きくなって、アーム1は回
動し難くなる。反対に、スプリングワッシャ11の押圧
力を弱くすると、アーム1は回動しやすくなる。アーム
1の回動しやすさは、サドル8をスムーズに移動でき、
かつ、移動した位置に停止できる強度に調整する。スプ
リングワッシャ11で、アーム1とサドル8の摩擦抵抗
を調整できる機構は、使用するにしたがってサドル8が
回りやすくなったときに、ネジ10を締め込んで、サド
ル8を確実に定位置に停止できる特長がある。
【0018】アーム1は、主鏡5が収納部4Aの前面を
閉塞する状態で、サブ鏡2を主鏡5の前に引き出しす
る。サブ鏡2を、主鏡5の前面に移動させるアーム1
は、図6に示すように、主鏡5の下方を通過して、立枠
4の収納部4Aから主鏡5の前方に延長される。したが
って、アーム1は、水平部1Bが主鏡5の下端よりも下
方に位置するように、サドル8を介して立枠4に連結さ
れる。サドル8は、アーム1の折曲部1Aを鉛直な姿勢
で、立枠4とサブ鏡2とに連結する。
【0019】サブ鏡2は、水平面内で回動できると共
に、垂直面内でも回動できるようにして、より便利に使
用できる。図4のサブ鏡2は、垂直面内でも回動できる
ように、サブ鏡本体2aを垂直台2bに連結し、垂直台
2bにアーム1を連結している。サブ鏡本体2aは、水
平蝶番7を介して垂直台2bに連結している。さらに、
図に示すサブ鏡2は、垂直台2bとサブ鏡本体2aとを
折曲アーム12で連結して、水平蝶番7を所定の角度に
折曲した位置に停止している。折曲アーム12は、折曲
できるように2本の金属プレートを回転軸で連結し、さ
らに、その両端を回転軸を介してL金具13に連結し、
L金具13を垂直台2bとサブ鏡本体2aにネジ止して
いる。折曲アーム12を使用することなく、水平蝶番7
を所定の摩擦抵抗で折曲できるようにして、サブ鏡本体
2aを所定の姿勢に保持することもできる。ただ、折曲
アーム12は、より確実にサブ鏡本体2aを所定の姿勢
に保持できる特長がある。
【0020】図に示すサブ鏡2は、垂直台2bの両側に
突出部14を設けている。突出部14は、サブ鏡2を収
納部4Aに収納するときに、収納部4Aの背面に当接し
て、サブ鏡2を定位置に収納させる。
【0021】
【発明の効果】本発明の鏡台は、使用しないサブ鏡とア
ームとを、簡単かつ容易に、しかも迅速に目だたないよ
うに、主鏡の背面に設けた収納部に収納できる。また、
サブ鏡を使用するときは、主鏡を開いて簡単に使用位置
に移動して便利に使用できる特長がある。それは、本発
明の鏡台が、主鏡を開いてサブ鏡を収納部に出し入れで
きるからである。
【0022】さらに、本発明の鏡台は、サブ鏡を、主鏡
の背面に設けた収納部に入れて収納するので、サブ鏡を
使用しない状態では、サブ鏡のない鏡台と同じように、
スッキリと美しいデザインにできる特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】サブ鏡を有する従来の鏡台の要部を示す斜視図
【図2】本発明の実施例の鏡台を示す正面図
【図3】図2に示す鏡台の立枠と主鏡とサブ鏡とを示す
斜視図
【図4】サブ鏡を連結するアームの連結部を示す斜視図
【図5】図4に示す連結部の拡大断面図
【図6】サブ鏡を収納部に出し入れする状態を示す断面
【符号の説明】
1…アーム 1A…折曲部 1B…水平部 2…サブ鏡 2A…小鏡 2B…拡大鏡 2a…サブ鏡本体 2b…垂直台 3…鏡台本体 4…立枠 4A…収納部 5…主鏡 6…蝶番 7…水平蝶番 8…サドル 8A…固定片 8B…アーチ部 9…横スリット 10…ネジ 11…スプリングワッシャ 12…折曲アーム 13…L金具 14…突出部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鏡台本体(3)の上に装着されている立枠
    (4)に主鏡(5)が設けられ、この主鏡(5)の前方に、配設
    する位置を移動できるようにサブ鏡(2)を設けている鏡
    台において、下記の全ての構成を有することを特徴とす
    る鏡台。 (a) 立枠(4)は、主鏡(5)の背面に収納部(4A)を有す
    る。 (b) 主鏡(5)は、収納部(4A)の前面を開閉するよう
    に、蝶番(6)を介して立枠(4)に連結されている。 (c) サブ鏡(2)は、アーム(1)を介して立枠(4)に連
    結されている。 (d) アーム(1)は、主鏡(5)を閉じた状態で、サブ鏡
    (2)を収納部(4A)に収納でき、主鏡(5)を開いて収納部(4
    A)から取り出し、主鏡(5)を閉じた状態で、主鏡(5)の前
    面に移動できるように構成されている。
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