JP2835550B2 - 文書作成編集装置 - Google Patents

文書作成編集装置

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JP2835550B2
JP2835550B2 JP4093333A JP9333392A JP2835550B2 JP 2835550 B2 JP2835550 B2 JP 2835550B2 JP 4093333 A JP4093333 A JP 4093333A JP 9333392 A JP9333392 A JP 9333392A JP 2835550 B2 JP2835550 B2 JP 2835550B2
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佐敏 山内
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、文書作成編集装置、よ
り具体的には、入力された原文に対応する目的文を作成
する文書作成編集装置に関する。 【0002】 【従来の技術】このような文書作成編集装置には、例え
ば自動翻訳装置や文書作成装置などがある。特に、それ
らの装置の前編集(プリエディット)および後編集(ポ
ストエディット)では、適切な目的文が作成されたか否
かを簡潔に把握できることが要求される。 【0003】そのためには、できるだけコンパクトな形
で目的文が出力されること,すなわち、例えばCRT表
示装置に表示されたり、印字装置にて印字出力されるこ
とが望ましい。翻訳装置を例にとれば、例えば原文書に
図,表,コラム等の枠や線等を含む場合、訳文書におい
てそれらの枠や線等に対応する部分が空白となったり、
そのまま枠や線等を含む形で出力されたりすると、訳文
書の内容の迅速な把握に支障をきたすことがある。 【0004】また、操作者は、文の処理に際し原文と訳
文の対応関係を明確に把握することが要求される。 【0005】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、原文書と目的文書との対応関係を操作者が明確に把
握できる文書作成編集装置を提供することを目的として
いる。また、本発明は、原文書がテキストのみならずイ
メージや図形などを含む場合にも、原文テキストから目
的文テキストを生成する際、原文テキストと目的文テキ
ストとの対応関係を操作者が明確に把握できる文書作成
編集装置を提供することを目的としている。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記の目的を達成させる
ため、本発明は、原文書中の原文テキストに対する目的
文テキストを作成する文書作成編集装置において、ド
ュメント情報,チャプタ情報,ページ情報の文書管理情
報、および、少なくともキャラクタコードによる原文テ
キスト情報を有するドキュメントファイルとして前記原
文書を記憶する記憶手段と、該ドキュメントファイルか
前記原文テキスト情報を取り出す取り出し手段と、
原文テキスト情報を翻訳部へ転送し、目的文テキストを
受理する受理手段とを有し、該目的文テキストは前記原
文テキストに対応付けて記憶されることを特徴としてい
る。また、本発明は、原文書中の原文テキストに対する
目的文テキストを作成する文書作成編集装置において、
前記原文書は、テキスト情報のみならずイメージ情報,
図形情報を含むことが可能であって、イメージ情報ある
いは図形情報をも含むことの可能な前記原文書中よりテ
キスト情報のみを取り出す取り出し手段と、該テキスト
情報を翻訳部へ転送し、目的文テキストを受理する受理
手段とを有し、該目的文テキストは前記原文テキストに
対応付けて記憶されることを特徴としている。 【0007】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1を参照すると、本発明による文書作成編集
装置を自動翻訳装置に適用した実施例が示されている。
この実施例は、原文として入力された日本語文を目的
文、この例では英語文に翻訳する和英自動翻訳装置であ
る。これは基本的には、その翻訳機能を実行する翻訳部
10、ドキュメントを編集するエディタ12、システム
の入力装置としてのイメージスキャナ14およびキーボ
ード16、入力装置を制御する入力制御部18、画情報
を可視表示する表示装置20、その制御装置である表示
制御部22、ドキュメントファイル記憶部24、ならび
に訳文一時記憶部26を含む処理システムで構成されて
いる。 【00】また、本発明は、原文書中の原文テキストに対
する目的文テキストを作成する文書作成編集装置におい
て、原文書は、テキスト情報のみならずイメージ情報,
図形情報を含むことが可能であって、イメージ情報ある
いは図形情報をも含むことの可能な原文書中より、テキ
スト情報のみを取り出す取り出し手段と、該テキスト情
報を翻訳部へ転送し、目的文テキストを受理する受理手
段とを有し、原文テキストと目的文テキストを関連付け
て管理することを特徴としている。 【0008】スキャナ14は、入力制御部18によって
制御可能に接続され、原稿28に記録されている画情報
を光学的に読み取ってイメージデータを本システムに入
力する走査装置である。このイメージデータは、画素ド
ットを表わすデータの形でシステムに入力される。 【0009】キーボード16は、やはり入力制御部18
によって制御可能に接続され、図2に外観を示すよう
に、例えばカナ,英数字,記号などの文字キー52、お
よび制御キーを有する入力装置である。これは、文字キ
ー52の操作により文字列を文字コードの形で、また制
御キーの操作とにより制御コマンドを制御コードの形で
受け入れる。 【0010】文字キー52にはスペースバー52aが含
まれる。また制御キーには、シフトキーなどの通常の機
能キー54、頁移動キー56、文選択カーソルキー5
8、文字選択カーソルキー60および翻訳実行キー62
などが含まれる。 【0011】頁移動キー56は、表示装置20の表示画
面50に表示されている文書のページをスクロールする
指示を与える制御キーである。文選択カーソルキー58
は、表示画面50に表示されている原文書中の原文また
は目的文書中の目的文を指定する文選択カーソルを制御
し、原文書または目的文書のうち表示画面50に表示さ
れている方の文書中における文選択カーソルの移動に連
動させて他方の文書中の文選択カーソル所有フラグの値
がオンである位置を後述するフレーム内容レコード40
中で移動させることにより、表示画面50に表示される
文書を他方の文書に切り替えた場合に、それまで表示さ
れていた文書中の文選択カーソルが置かれていた文に対
応する他方の文書中の文に文選択カーソルを置いて他方
の文書を表示させる働きを持つカーソル制御キーであ
る。文字選択カーソルキー60は、例えば挿入や重ね打
ちなど、文字を入力,走査する位置を指示するカーソル
を移動させる制御キーである。翻訳実行キー62は、翻
訳対象となる原文の翻訳の実行を指示する制御キーであ
る。 【0012】このキーボード16は、翻訳実行キー62
および文選択カーソルキー58を備えている点が通常の
文書編集装置のそれと異なっている。なお、本実施例で
は、グラフデータを簡単な操作にて作成するために、マ
ウス64がキーボード16に接続されている。 【0013】本実施例では入力制御部18にはこの他
に、例えば通信回線30やフロッピーディスク装置3
2、磁気テープ装置などの他の入力装置も接続すること
ができる。 【0014】入力制御部18は、エディタ12に接続さ
れ、これらの入力装置で受け入れた入力データを識別し
て整理し、エディタ12に送る制御装置である。 【0015】表示装置20は、表示制御部22に接続さ
れ、文字および図形を含む画情報を可視表示する表示画
面50(図2)を有し、例えばCRTなどのディスプレ
イ装置が有利に使用される。表示制御部22は、表示装
置20を制御し、エディタ12からテキスト、イメー
ジ、グラフなどを受けて画面50にこれを表示させる制
御装置である。これによって本実施例では、ビットマッ
プ表示が可能である。テキストは、文字コードで構成さ
れたコードデータであり、イメージは、画素ドットを示
すデータであり、グラフは、例えばエディタ12のグラ
フ作成機能で作成された画像データである。 【0016】表示装置20および表示制御装置22に加
えて、目的文書を印字出力する印字装置およびその制御
装置をエディタ12に接続可能なように構成してもよ
い。また、フロッピーディスク、磁気テープなどのファ
イル記憶装置や、通信回線に目的文書を出力可能に構成
してもよい。 【0017】エディタ12は、キーボード16から入力
された操作者の指示コマンドに応動するドキュメント編
集装置である。これは、ドキュメントファイル34を作
成し、入力制御部18から転送されたテキスト、イメー
ジ、グラフなどのデータをドキュメントファイル記憶部
24に蓄積させ、その内容を更新し、訳文一時記憶部2
6に蓄積されている目的文テキストをドキュメントファ
イル34のフレーム内容レコード40に収容する。 【0018】翻訳部10は、本装置の中枢をなす機能部
であり、エディタ12に接続され、エディタ12から受
けた原文テキストを目的文テキストに変換してエディタ
12に返送する翻訳機能を有する。本実施例では、原文
の日本語を目的文の英語に変換する和英の翻訳機能を有
する。 【0019】ドキュメントファイル記憶装置24にはド
キュメントファイル34が格納され、これは、ドキュメ
ント・チャプタ・ページ情報表36、フレームプロフィ
ール表38およびフレーム内容レコード40を含む。 【0020】ここでドキュメントデータの構成に触れる
と、1つの文書すなわちドキュメントは1つ以上の章す
なわちチャプタからなり、各章は1つ以上のページから
なり、各ページは1つ以上のフレームからなる。「フレ
ーム」とは、キャラクタ(文字)、イメージ、グラフの
いずれか、またはそれらの組合せを含み、本装置におけ
る1つのまとまった処理単位である。したがって1つの
ページそれ自体も1つのフレームを構成する。また、フ
レームの一部または全部が他のフレームに含まれてもよ
い。 【0021】フレームには、キャラクタ、イメージおよ
びグラフのいずれか単独、またはそれらの2つもしくは
3つの組合せによって種類1から7までの7種類のフレ
ームがある。種類1はキャラクタ(C)のみのフレー
ム、種類2はイメージ(I)のみのフレーム、種類3は
グラフ(G)のみのフレーム、種類4はCとIを含むフ
レーム、種類5はIとGを含むフレーム、種類6はCと
Gを含むフレーム、種類7はCとIとGを含むフレーム
である。 【0022】原文書の例を図3に示すが、フレーム0は
種類1であり、そのフレーム内容レコード40の例を図
12に示す。また、フレーム1は種類2であり、そのフ
レーム内容レコード40の例を図14に示す。これはイ
メージデータであり、画素ドットが16進数の配列で示
されている。さらに、フレーム2は種類7であり、その
フレーム内容レコード40の例を図15に示す。 【0023】ドキュメント・チャプタ・ページ情報表3
6には、ドキュメントの総チャプタ数、チャプタごとの
ページ数、ページごとのフレーム数などのドキュメント
情報が収容される。その例を図10A,図10Bに示
す。ドキュメント・チャプタ・ページ情報表36は、ド
キュメント・ディスクリプタ120,チャプタリスト1
22およびページリスト124からなる。 【0024】ドキュメント・ディスクリプタ120は、
チャプタ数、総ページ数、フレーム数などのドキュメン
ト情報およびチャプタリストのポインタを含み、このポ
インタによってチャプタリスト122が指定される。 【0025】チャプタリスト122は、各チャプタごと
に用意され、そのドキュメントの全チャプタの情報と、
ページリスト124のポインタが含まれる。このポイン
タによってページリスト124が指定される。 【0026】ページリスト124には、各チャプタの全
ページの情報と、フレームプロフィール表38のポイン
タが記録される。 【0027】フレームプロフィール表38は、各フレー
ムごとにフレームの位置(相対座標)、サイズ、種類、
フレーム番号(No.)などのフレーム情報を収容す
る。その例を図11に示す。フレームプロフィール表3
8は、ページリスト124のポインタによって指示さ
れ、フレーム番号(No.)をキーとしてフレーム情報
および内容をアクセスすることができる。 【0028】フレームプロフィール表38において、
「親子の属性」は、「0」がそのフレームに子のフレー
ムがないことを示し、「1」は子フレームがあることを
示す。また、「種類」は、前述のフレームの種類を示
す。「位置・サイズ」は、フレームの始点および終点を
ミリメートル単位で示す。「フレームワク線属性」は、
フレームを形成するワク線の属性を示し、1は標準の実
線、2は太い実線、3は極太の実線、4は細い実線、5
は標準の破線を示す。 【0029】またフレーム内容レコード40は、各フレ
ームごとにカーソル所有フラグ、フラグ、始点、ピッ
チ、文字コード、フォント情報など、フレームの内容に
ついてのデータを収容する。原文および目的文もこれに
格納される。その例を図12に示す。これは、図3に示
すフレーム0を例示し、これは種類1のフレームであ
る。 【0030】図13に示すように、1つのフレームにお
けるある文の始点座標は、その文の先頭の文字フォント
102aの始点106のそのフレームの始点100に対
する縦横座標によってミリメートル単位で記述される。
また文字フォント102間のピッチ104はやはりミリ
メートル単位で記述される。なお、ミリメートル単位で
なくドット数で規定してもよい。本実施例では1mm当
り12ドットのドット密度である。始点およびピッチの
最大は「FE」である。また16進コード「FFFF」
はキャラクタの終りを示す。 【0031】訳文一時記憶部26は、エディタ12の制
御によって、翻訳部10から順次転送される目的文テキ
ストを一時記憶する記憶装置である。その内容は、最終
的にはドキュメントファイル記憶装置に転送され、フレ
ーム内容レコード40に蓄積される。 【0032】操作者は、キーボード16を操作し、図5
に示す操作フローにしたがって原文書を入力する。ま
ず、原文書の名称を付与するなど、原文書を定義するデ
ータを入力して原文ドキュメントを定義する(20
0)。次に、前述の約束に従って章、頁、フレームをそ
れぞれ定義し(202,204,206)、原文を入力
する。こうしてフレーム、頁、章が順次入力され、1つ
の原文書が完成する。これに従ってエディタ12は、そ
の文書についてのドキュメントファイル34を作成し、
記憶部24に登録する。入力された原文は、フレーム内
容レコード40に一旦格納される。また、後に詳述する
ように、キーボード16からの指示に応じて表示画面5
0に表示される。 【0033】このようにして入力された原文書の例を図
3に示す。これからわかるように、この原文書140
は、1つのページがフレーム0を構成し、これには原文
1〜9が含まれている。またこのフレーム0にはさら
に、イメージフレーム1、グラフ・イメージフレーム
2、原文a〜cからなるキャラクタフレーム3が含まれ
ている。なお本実施例では、これらのフレーム番号は、
フレームの識別とともにそれら相互間の優先順位も示し
ている。 【0034】翻訳実行キー62を操作すると、これに応
動してエディタ12は、図6に示す動作フローに従って
翻訳処理を実行する。翻訳処理はフレーム単位でその優
先順に従って、それに含まれる文字列について順次行な
われる(234,236)。フレームポインタ231
(図10B)は翻訳の対象となるフレームを指示する
(230,232,242,244)。 【0035】エディタ12はまず、フレーム内容レコー
ド40の原文書よりキャラクタ部分を取り出し、キャラ
クタ部分をテキスト単位でフレーム番号とともに翻訳部
10に転送する(238,240)。翻訳部10では、
エディタ12より送られたテキストを順次翻訳してエデ
ィタ12に目的文として返送する。この目的文は、エデ
ィタ12によって訳文一時記憶部26に一旦蓄積され
る。1つのフレーム中のテキストがすべて翻訳部10へ
転送されると、次のフレーム(242)、次のページ
(246,268)、次の章(270)について転送が
順次行なわれて行く。 【0036】このように本実施例では、原文書のテキス
トのみが翻訳部10に送られ、目的文書に変換される。
したがって、図4に目的文書142の例を示すように、
目的文書は訳文のテキストのみを含み、枠や線等はな
い。これについては後に詳述する。 【0037】訳文一時記憶部26の目的文書は、エディ
タ12によって図7に示すフローに従ってドキュメント
ファイル34に格納される。このフローでは、目的文書
すなわち翻訳済みドキュメントが定義され(260)、
次いで章、頁が定義される(262,264)。これら
が定義された領域へ訳文すなわち目的文が格納される
(266)。 【0038】ここでは、頁全体を前述の種類1の1つの
フレームとみなし、各頁はそれぞれそのフレーム1個の
みからなるものとみなして訳文をフレーム内容レコード
40に格納する。 【0039】このような訳文の始点の位置座標(X,
Y)は、本実施例では次のように設定される。横座標X
については、訳文の頁の最初の文については、予め定め
られた定数値にセットされる。第2文以降については、
前文の最後の文字の横座標の値にその文字の幅とピッチ
を加えた値にセットされる。ただし、その値に文の最初
の文字の幅を加えた値がフレームの右端を越える場合
は、改行の処理を行なう。また縦座標Yは、訳文の頁の
最初の行に入る文については、予め定められた定数値に
セットされる。第2行以下の行に入る文については本実
施例では、前の行の文の縦座標Y1に対するその行の文
の縦座標Y2の差Y2−Y1が、これに対応する原文に
おけるそれらの縦座標の差の1/1.58倍となるよう
に縦座標Y2が設定される。 【0040】訳文における文字のピッチは、次式を満た
すようにセットされる。 【0041】 【数1】 (訳文で使用されるフォント種における文字幅の平均値+訳文のピッチ) =(原文のフォント種における文字幅の平均値+原文のピッチ)/1.58 【0042】なお本実施例では、この変換係数の値1/
1.58は、日本語を英語に翻訳する際の文字数の増加
率を勘案して、訳文がその原文と同程度のサイズのフォ
ーマットに収容されるように経験的に選定された値であ
る。従ってこの場合、訳文の頁は原文の頁に比較して約
2.5倍の文字を収容する。 【0043】この実施例は和英の翻訳装置であるが、そ
れ以外の言語間の翻訳を実行する場合は、本装置の初期
設定において、その変換における文字数の変化率に応じ
て適切な値の始点座標およびピッチの変換係数を選択
し、セットする。 【0044】目的文書は、キーボード16から指示を与
えることにより表示画面50に表示される。その際、目
的文書は、目的文の行間隔が、前述のように、原文書に
おけるそれの1/1.58倍で表示される。この目的文
書の例を図4に示す。目的文書142には、図3におけ
るフレーム0に対応する領域において、原文1〜9、お
よび同a,b,cに対応する訳文1〜9、および同a,
b,cが含まれている。また、原文のフレーム2におけ
る文字「売上高」,「月」等に対応する文字“sale
s”,“month”等が含まれている。ただし、枠や
線等はない。 【0045】キーボード16の文選択カーソルキー58
を操作すると、これに応動して表示制御部22およびエ
ディタ12は、表示画面50に表示されている文書にお
いて文選択カーソルを移動させる。画面50に原文書が
表示されているときは、これを目的文書の表示に切り換
える。その際、画面50に表示されていた原文書におい
て文選択カーソルで指示されていた原文に対応する目的
文が、新たに画面50に表示された目的文書において文
選択カーソルにて指示される。 【0046】同様に、画面50に目的文書が表示されて
いるときは、これを原文書の表示により切り換える。そ
の際、画面50に表示されていた目的文書において文選
択カーソルで指示されていた目的文に対応する原文が、
新たに画面50に表示された原文書において文選択カー
ソルにて指示される。 【0047】表示画面50に原文書が表示されている場
合の文選択カーソルの移動は、図8A〜図8Dに示すフ
ローにしたがって表示制御部22およびエディタ12に
よって制御される。 【0048】キーボード16の文選択カーソルキー58
を操作すると(302),それがカーソル上昇キーであ
れば(304)、現在文選択カーソルが置かれている文
が入っているフレームの表示画面中に表示されている部
分の中に、その文より前の文が存在するかどうかを調べ
る(306,307)。前の文が存在しなければ、より
前のフレームがあるか否かを判定し(308)、その結
果が肯定であれば、原文書および目的文書のフレーム内
容レコード40中の現在オンであるカーソル所有フラグ
(図12)をオフにし、表示画面に表示されている原文
書のフレーム群における、現在文選択カーソルが置かれ
ているフレームの1つ前のフレームのフレーム内容レコ
ード40中の、表示画面に表示されている最後の文のカ
ーソル所有フラグをオンにし、目的文書のフレーム内容
レコード中において、この新たにカーソル所有フラグが
オンになった文に対応する文のカーソル所有フラグをオ
ンにする(314)。次に原文書のフレーム内容レコー
ド40のカーソル所有フラグが「1」である行の始点情
報で指示される位置にカーソルを表示する(322)。 【0049】ステップ306,307において、前の文
が存在することがわかれば、原文書および目的文書のフ
レーム内容レコード40中のカーソル所有フラグが現在
オンである文の1つ前の文のカーソル所有フラグをオン
にし、それまでオンであったカーソル所有フラグをオフ
にして(318)、ステップ322に移行する。 【0050】同様にして、ステップ304で文選択カー
ソルキー58の操作がカーソルの下降を指示していれ
ば、現在文選択カーソルが置かれている文が入っている
フレームの表示画面中に表示されている部分の中に、そ
の文より後の文が存在するかどうかを調べる(310,
311)。後の文が存在しなければ、より後のフレーム
があるか否かを判定し(308)、その結果が肯定であ
れば、原文書および目的文書のフレーム内容レコード4
0中の現在オンであるカーソル所有フラグをオフにし、
表示画面に表示されている原文書のフレーム群におけ
る、現在文選択カーソルが置かれているフレームの1つ
後のフレームのフレーム内容レコード40中の、表示画
面に表示されている最初の文のカーソル所有フラグをオ
ンにし、目的文書のフレーム内容レコード中において、
この新たにカーソル所有フラグがオンになった文に対応
する文のカーソル所有フラグをオンにして(316)、
ステップ322に移行する。 【0051】ステップ310,311において、後の文
が存在することがわかれば、原文書および目的文書のフ
レーム内容レコード40中のカーソル所有フラグが現在
オンである文の次の文のカーソル所有フラグをオンに
し、それまでオンであったカーソル所有フラグをオフに
して(320)、ステップ322に移行する。 【0052】表示画面50に目的文書が表示されている
場合の文選択カーソルの移動は、図9A〜図9Cに示す
フローに従って表示制御部22およびエディタ12によ
って制御される。 【0053】キーボード16の文選択カーソルキー58
を操作すると(332)、それがカーソル上昇キーであ
れば(334)、そのとき表示画面に表示されているペ
ージのうちの最初のページのフレームのフレーム内容レ
コード40の最初の文におけるカーソル所有フラグを調
べる(336)。これがオフであれば、カーソル所有フ
ラグがオンである文がフレーム中の最初の文であるかど
うかを調べる(340)。最初の文であれば、目的文書
の表示画面に表示されているページのうち、文選択カー
ソルが現在置かれている文を含んでいるページより1つ
前のページのフレームのフレーム内容レコード40中の
最後の文のカーソル所有フラグをオンにし、それまでオ
ンであったカーソル所有フラグをオフにする。また、原
文書のフレーム内容レコード中において、この新しくカ
ーソル所有フラグがオンになった文に対応する文のカー
ソル所有フラグをオンにし、それまでオンであったカー
ソル所有フラグをオフにする(344)。次に、フレー
ム内容レコード40のカーソル所有フラグが「1」であ
る行の始点情報で指示される位置にカーソルを表示する
(352)。ステップ340にて、カーソル所有フラグ
がオンである文がフレーム中の最初の文でなければ、目
的文書および原文書のフレーム内容レコード40中のカ
ーソル所有フラグが現在オンである文の1つ前の文のカ
ーソル所有フラグをオンにし、それまでオンであったカ
ーソル所有フラグをオフにして(348)ステップ35
2に移行する。 【0054】ステップ334にて、文選択カーソルキー
58の操作がカーソルの下降を指示していれば、そのと
き表示画面に表示されているページのうちの最後のペー
ジのフレームのフレーム内容レコード40の最後の文に
おけるカーソル所有フラグを調べる(338)。これが
オフであれば、カーソル所有フラグがオンである文がフ
レーム中の最後の文であるかどうかを調べる(34
2)。最後の文であれば、目的文書の表示画面に表示さ
れているページのうち、文選択カーソルが現在置かれて
いる文を含んでいるページの次のページのフレームのフ
レーム内容レコード中の最初の文のカーソル所有フラグ
をオンにし、それまでオンであったカーソル所有フラグ
をオフにし、また、原文書のフレーム内容レコード中に
おいて、この新しくカーソル所有フラグがオンになった
文に対応する文のカーソル所有フラグをオンにし、それ
までオンであったカーソル所有フラグをオフにする(3
46)。目的文書および原文書のフレーム内容レコード
40中のカーソル所有フラグが現在オンである文の次の
文のカーソル所有フラグをオンにし、それまでオンであ
ったカーソル所有フラグをオフにして(350)、ステ
ップ352に移行する。 【0055】このように本実施例によれば、目的文書に
枠や線等がなく、従って、そうでなければ原文書におけ
る枠や線等の存在により生じたであろう空白部分が生ず
ることなく、コンパクトな形で目的文書が表示される。
また、目的文書に枠や線等を含めない処理は、その分だ
け処理プログラムが簡素化され、処理の実行速度も速
い。さらに、目的文書における各文の配列は、原文書に
おけるフレームの順序に対応しており、かつ、目的文書
と原文書との表示の切り換えに際しては、互いに対応し
ている原文および目的文を文選択カーソルにより明示で
きるので、原文書内の文と目的文書内の文との対応関係
が容易に把握できる。 【0056】前述のコンパクトな文書表示は、原文書に
含まれる図やグラフを省略した簡略な形の目的文書を提
供する。また、原文に対応する目的文が、また目的文に
対応する原文が、簡略な操作にて明確な対応関係で表示
される。 【0057】 【発明の効果】以上に説明したように本発明によれば、
原文書中の原文テキストに対する目的文テキストを作成
する文書作成編集装置において、ドキュメント情報,チ
ャプタ情報,ページ情報の文書管理情報、および、少な
くともキャラクタコードによる原文テキスト情報を有す
るドキュメントファイルとして前記原文書を記憶する記
憶手段と、該ドキュメントファイルから前記原文テキス
ト情報を取り出す取り出し手段と、該原文テキスト情報
を翻訳部へ転送し、目的文テキストを受理する受理手段
とを有し、該目的文テキストは前記原文テキストに対応
付けて記憶されるので、原文書と目的文書との対応関係
を操作者が明確に把握できる。また、本発明によれば、
原文書中の原文テキストに対する目的文テキストを作成
する文書作成編集装置において、前記原文書は、テキス
ト情報のみならずイメージ情報,図形情報を含むことが
可能であって、イメージ情報あるいは図形情報をも含む
ことの可能な前記原文書中よりテキスト情報のみを取り
出す取り出し手段と、該テキスト情報を翻訳部へ転送
し、目的文テキストを受理する受理手段とを有し、該目
的文テキストは前記原文テキストに対応付けて記憶され
ので、原文書がテキストのみならずイメージや図形な
どを含む場合にも、原文テキストから目的文テキストを
生成する際、原文テキストと目的文テキストとの対応関
係を操作者が明確に把握できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による文書作成編集装置を自動翻訳装置
に適用した実施例を示す機能ブロック図である。 【図2】図1に示す装置の外観斜視図である。 【図3】図1に示す実施例に適用される原文書の例を示
す図である。 【図4】図1に示す実施例に適用される目的文書の例を
示す図である。 【図5】図1に示す実施例における処理動作例を示すフ
ローチャートである。 【図6】図1に示す実施例における処理動作例を示すフ
ローチャートである。 【図7】図1に示す実施例における処理動作例を示すフ
ローチャートである。 【図8A】図1に示す実施例における処理動作例を示す
フローチャートである。 【図8B】図1に示す実施例における処理動作例を示す
フローチャートである。 【図8C】図1に示す実施例における処理動作例を示す
フローチャートである。 【図8D】図1に示す実施例における処理動作例を示す
フローチャートである。 【図9A】図1に示す実施例における処理動作例を示す
フローチャートである。 【図9B】図1に示す実施例における処理動作例を示す
フローチャートである。 【図9C】図1に示す実施例における処理動作例を示す
フローチャートである。 【図10A】図1に示す実施例におけるドキュメントフ
ァイルの構成を説明するための図である。 【図10B】図1に示す実施例におけるドキュメントフ
ァイルの構成を説明するための図である。 【図11】図1に示す実施例におけるドキュメントファ
イルの構成を説明するための図である。 【図12】図1に示す実施例におけるドキュメントファ
イルの構成を説明するための図である。 【図13】図1に示す実施例におけるドキュメントファ
イルの構成を説明するための図である。 【図14】図1に示す実施例におけるドキュメントファ
イルの構成を説明するための図である。 【図15】図1に示す実施例におけるドキュメントファ
イルの構成を説明するための図である。 【符号の説明】 10 翻訳部 12 エディタ 20 表示装置 22 表示制御部 34 ドキュメントファイル 50 表示画面 56 頁移動キー 58 文選択カーソルキー 60 文字選択カーソルキー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−77969(JP,A) 特開 昭60−49448(JP,A) 特開 昭58−101365(JP,A) 特公 平3−46869(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 17/21 - 17/22 G06F 17/27 - 17/28

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.原文書中の原文テキストに対する目的文テキストを
    作成する文書作成編集装置において、ドキュメント情
    報,チャプタ情報,ページ情報の文書管理情報、およ
    び、少なくともキャラクタコードによる原文テキスト情
    報を有するドキュメントファイルとして前記原文書を記
    憶する記憶手段と、該ドキュメントファイルから前記原
    文テキスト情報を取り出す取り出し手段と、該原文テキ
    スト情報を翻訳部へ転送し、目的文テキストを受理する
    受理手段とを有し、該目的文テキストは前記原文テキス
    トに対応付けて記憶されることを特徴とする文書作成編
    集装置。 2.原文書中の原文テキストに対する目的文テキストを
    作成する文書作成編集装置において、前記原文書は、テ
    キスト情報のみならずイメージ情報,図形情報を含むこ
    とが可能であって、イメージ情報あるいは図形情報をも
    含むことの可能な前記原文書中よりテキスト情報のみを
    取り出す取り出し手段と、該テキスト情報を翻訳部へ転
    送し、目的文テキストを受理する受理手段とを有し、
    目的文テキストは前記原文テキストに対応付けて記憶さ
    れることを特徴とする文書作成編集装置。
JP4093333A 1992-03-19 1992-03-19 文書作成編集装置 Expired - Lifetime JP2835550B2 (ja)

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