JP2834673B2 - 床下収納装置 - Google Patents

床下収納装置

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JP2834673B2
JP2834673B2 JP6142511A JP14251194A JP2834673B2 JP 2834673 B2 JP2834673 B2 JP 2834673B2 JP 6142511 A JP6142511 A JP 6142511A JP 14251194 A JP14251194 A JP 14251194A JP 2834673 B2 JP2834673 B2 JP 2834673B2
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正一 追田
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Daydo Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は床下収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】台所や居間等の床下の空間を利用して各
種の物を収納する場合、従来、水平状の床面部に収納物
取出口を設けて、収納物取出口から、収納物を入れたバ
スケット等を、手の届く範囲の床下面に直接載置して収
納していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これでは、手が届いて
も奥の方にある収納物は、その出し入れに手間が掛かる
問題がある。しかも、収納物取出口から全く手の届かな
い床下の奥の方のスペースを有効に活用できず、数多く
の収納物を収納できない問題もある。
【0004】そこで、本発明は、多くの数量を収納でき
て収納物取出口が小さくて済む床下収納装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、床面部に収納物取出口を設けると共に、
その床下に、エンドレス状の水平レールと、エンドレス
状に連動連結されると共に該水平レールに沿って上記収
納物取出口に順次送られる複数個の収納台と、を設け
と共に、一対の連結片を鉛直軸心廻りに揺動開閉自在に
枢着すると共に、隣合う収納台の側縁部が相互に近接・
開脚自在なように、一対の該連結片の揺動端部を、隣合
う該収納台の背部に、夫々固着した。
【0006】さらに、環状に閉じたエントルス状の水平
レールの内側の空間部に補強用支柱を配設し、該支柱に
て、該空間部に対応する床面部を支持した。また、環状
に閉じたエンドレス状の水平レールの内側の空間部に、
収納台と別の収納部を設けると共に、該収納部に対応す
る床面部に、収納部用取出口を設けた。
【0007】さらに、モータと、モータ駆動により同一
方向へ連動回転すると共に隣合う収納台の側方間隙より
も大きな軸心間隔をもって配設した一対のピニオンギヤ
と、を備え、該ピニオンギヤが順次噛合する水平のラッ
ク部を、該収納台の背部に設けた。
【0008】また、手動ハンドル付きのシャフトと、該
シャフトの回転により同一方向へ連動回転すると共に隣
合う上記収納台の側方間隙よりも大きな軸心間隔をもっ
て配設した一対のピニオンギヤと、を備え、該ピニオン
ギヤが順次噛合する水平のラック部を、該収納台の背部
に設けた。
【0009】さらに、収納台に背板材を付設し、該背板
材に、ピニオンギヤが順次噛合する多数本のスリットを
水平方向等ピッチで形成し、多数本の該スリットをもっ
てラック部を構成した。
【0010】また、収納台が、水平レールに沿って走行
する主ローラと、主ローラよりも外側に配設されて該主
ローラと共に該収納台を支持する副ローラと、を備え、
床下に敷設された水平基枠に、上記副ローラが転動する
水平走行路を有するプラスチック製のカバー部材を設け
ると共に、該水平走行路の内側に水平レールを配設し
た。
【0011】さらに、水平レールは、その横断面形状に
於て、中央寄りの一対の鉛直状ガイド面と、該ガイド面
から外側へ伸びる一対の水平状重量支持面と、を有し、
主ローラが、重量支持面とガイド面の交わる隅部に斜め
に接して転動するように、配置されたものである。
【0012】
【作用】一の収納台を走行させれば、それに連なって他
の収納台も走行し、収納台は水平レールに沿ってエンド
レス状に回転するので、収納物を収納した所望の収納台
を簡単に収納物取出口まで送ることができる。従って、
奥の方にあった収納物でも、容易に取り出すことができ
ると共に、収納スペースが収納物取出口の大きさに制限
されない。
【0013】また、隣合う収納台はその背部に於て一対
の揺動開閉自在な連結片にて連結されているので、隣合
う収納台の側方間隙を最小限に抑えることが可能とな
る。さらに、水平レールは環状に閉じたエンドレス状で
あるので、水平レールの内側には何も無い空間部が余る
ことになるが、この空間部に支柱を配設して床面部を支
持すれば、床面部の補強ができて、床下のスペースを無
駄なく活用できる。あるいは、この空間部を収納部とし
てさらに利用できる。
【0014】収納台は、ピニオンギヤ、ラック部等を設
けることにより、手動走行・電動走行何れでも可能であ
り、収納台の走行中に、隣合う収納台の側方間隙によっ
て一方のピニオンギヤが空転する場合でも、他方のピニ
オンギヤが必ずラック部に噛合するので、収納台が止ま
らずに確実に走行する。このラック部は、背板材の多数
本のスリットをもって構成すれば、背板材自体をラック
部に兼用できることとなる。
【0015】また、床下に水平基枠及びカバー部材を敷
設すれば、プラスチック製のカバー部材の上に副ローラ
を転動させることができるので、その転動にともなって
生じる騒音の減少を図れる。また、主ローラが、水平レ
ールの重量支持面とガイド面の交わる隅部に斜めに接し
て転動するように構成すれば、水平レールのコーナ部に
おいても、主ローラの内端面がガイド面に擦れずに、収
納台が軽快かつスムースに走行する。
【0016】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳説する。
【0017】図1は、本発明に係る床下収納装置の一実
施例を示し、この収納装置は、居間、台所、玄関等の水
平状の床面部8に収納物取出口4を設けると共に、その
床下5に、エンドレス状の水平レール6と、エンドレス
状に連動連結されると共に該水平レール6に沿って収納
物取出口4に順次送られる複数個の収納台7…と、を設
けたものである。
【0018】具体的には、収納物取出口4には、開閉扉
1を設け、収納物取出口4は、収納台7の真上に配置す
る。
【0019】また、図2に示すように、収納台7は、水
平状の保持部10と、水平レール6に沿って走行する一
対の主ローラ11,11と、主ローラ11よりも外側に
配設されて主ローラ11と共に収納台7を支持する副ロ
ーラ12と、を備えている。
【0020】保持部10は、図例では、平板材の左右側
縁部を鉛直状に起立させてなり、前板材3と背板材13
が鉛直状に固着されて付設される。この保持部10に、
収納物取出口4を介して、図示省略の小物や道具その他
の各種収納物を入れるバスケット2等を出し入れして載
置状に収納したり、あるいは、バスケット2等を使用せ
ずに直接収納物を保持部10に収納する。
【0021】図2と図3に示すように、副ローラ12
は、保持部10乃至前板材3の前端部中央の下面に水平
軸心A廻りに回転自在に設けられ、水平レール6が敷設
された水平の床下面14を転動する。
【0022】主ローラ11,11は、背板材13の下部
の側端に、一対の連結片15,15と支持体16等を介
して付設される。連結片15,15は鉛直軸心B廻りに
揺動開閉自在に枢着され、隣合う収納台7,7の側縁部
7a,7aが相互に近接・開脚自在なように、一対の連
結片15,15の揺動端部19,19を、隣合う収納台
7,7の背部(背板材13)に、夫々固着する。
【0023】このようにすれば、収納台7…の走行を止
めた時に、慣性で収納台7…が相互にぶつからず、隣合
う収納台7,7の側方間隙Eを最小限に抑えることが可
能となる。従って、収納台7…の数を増やせると共に、
装置全体の設置スペースに占める収納台7の割合が多く
なり、スペースを有効活用できる。
【0024】図4と図5に示すように、連結片15は、
長円形断面の貫孔17を有する首部18と、首部18か
ら拡開状に延伸する揺動端部19と、からなり、全ての
連結片15…は、同一形状・構造で兼用可能となってい
る。即ち、図例の如く収納台7,7を連結する場合に
は、一対の連結片15,15の一方を上下に反転させて
使用する。
【0025】連結片15,15の貫孔17,17には、
支持体16に立設された軸部材20を挿通し、ボルトナ
ット結合等にて、支持体16と連結片15,15を相互
に鉛直軸心B廻りに揺動自在に連結する。
【0026】支持体16は、その両端の下方屈曲部16
a,16aが内側へ傾斜しており、この下方屈曲部16
aに、主ローラ11を、その端面が沿うようにして、傾
斜軸心C廻りに回転自在に枢着される。この傾斜軸心C
は水平面に対して所定角度傾斜する。
【0027】軸部材20は、連結片15,15の連結
と、支持体16及び主ローラ11の取付け支持を兼用さ
せてある。しかも、隣合う収納台7,7で主ローラ11
を兼用しているので、部品点数が少なくて済むと共に、
製作が容易となり、コストダウンを図れる利点がある。
【0028】水平レール6は、その横断面形状に於て、
中央寄りの一対の鉛直状ガイド面21,21と、該ガイ
ド面21,21の下端から外側へ伸びる一対の水平状重
量支持面22,22と、を有している。
【0029】主ローラ11は、重量支持面22とガイド
面21の交わる隅部23の幅に対応させた軸心方向幅と
し、主ローラ11が隅部23に斜めに接して転動するよ
うに配置する。この主ローラ11の転動面及び隅部23
の断面形状は、円弧状として一致させるのが好ましい。
【0030】このようにすれば、水平レール6のコーナ
部6a(図3参照)においても、主ローラ11の内端面
がガイド面21に擦れずに、収納台7が軽快かつスムー
スに走行するので、水平レール6及び主ローラ11の損
傷を防止できて、強い送り力を必要としない。
【0031】しかも、一対の主ローラ11,11で水平
レール6を挟むようにして転動するので、収納台7の走
行中の横揺れを防止できる。なお、水平レール6はプラ
スチック製とするのが好ましく、主ローラ11が転動す
る際の騒音を減少できる利点がある。
【0032】しかして、図3に示すように、水平レール
6のコーナ部6aを収納台7が走行する場合には、隣合
う収納台7,7の側縁部7a,7aは相互に、該収納台
7,7を連結する連結片15,15の揺動軸心を中心に
開脚すると共に、水平レール6の直線部6bを収納台7
が走行する場合には、隣合う収納台7,7の側縁部7
a,7aが相互に閉脚し平行状に近接する。
【0033】この収納台7…は、図1に示すように、水
平レール6に沿ってエンドレス状に回転すると共に、一
の収納台7を走行させれば、それに連なって他の収納台
7…も走行し、簡単に所望の収納台7を収納物取出口4
まで送ることができる。
【0034】また、図2と図6に示すように、収納台7
…は、手動にて送りが与えられるように構成される。即
ち、手動ハンドル44付きのシャフト45と、シャフト
45の回転により同一方向へ連動回転する一対のピニオ
ンギヤ25,25と、を備え、ピニオンギヤ25が順次
噛合する水平のラック部26が、収納台7の背部に設け
られる。
【0035】なお、図2と図6ではラック部26の構造
を相違させた例を示しており、図6ではラック部26を
ラックギヤをもって構成し、また、図2では、図7に示
すように、背板材13に、ピニオンギヤ25が順次噛合
する多数本のスリット29…を水平方向等ピッチで形成
し、多数本のスリット29…をもってラック部26を構
成している。このようにすれば、背板材13自体をラッ
ク部26に兼用できて、部品点数が少なくなる。このス
リット29…をプレス加工で打ち抜いて形成すれば、加
工の手間が掛からず、コストダウンを図れる利点もあ
る。
【0036】しかして、図2と図6に示すように、手動
ハンドル44は、回転を容易とする起伏自在なノブ44
aを備えており、開閉扉1を閉めた場合に、ノブ44a
が邪魔にならないように配慮してある。
【0037】シャフト45は、床下面14に立設された
取付部材27に鉛直軸心F廻り回転可能に枢着すると共
に、取付部材27に、ピニオンギヤ25,25を相互に
噛合させずに鉛直軸心D,D廻りに回転自在に枢着す
る。
【0038】シャフト45の下端部には駆動ギヤ28が
固着され、駆動ギヤ28が両ピニオンギヤ25,25と
噛合する。従って、手動ハンドル44を回転させれば、
駆動ギヤ28を介してピニオンギヤ25,25が同一方
向へ連動回転し、その回転運動がラック部26にて直線
運動に変換されて収納台7…に送りが与えられる。
【0039】このシャフト45やピニオンギヤ25,2
5等の駆動部は、隣合う収納台7,7のラック部26,
26が一直線状に揃う位置であって、収納物取出口4に
対応する位置に配設する。さらに、両ピニオンギヤ2
5,25は、隣合う収納台7,7の側方間隙Eよりも大
きな軸心間隔Pをもって配設し、両ピニオンギヤ25,
25が一方のラック部26に同時に噛合すると共に、側
方間隙Eを跨ぐようにして隣合う収納台7,7のラック
部26,26に、ピニオンギヤ25,25が夫々噛合す
るように構成する。
【0040】従って、手動ハンドル44の回転による収
納台7…の走行中に、側方間隙Eによって一方のピニオ
ンギヤ25が空転する場合でも、他方のピニオンギヤ2
5が必ずラック部26に噛合するので、側方間隙Eがあ
っても、収納台7…が止まらずに確実に連続して走行す
る。
【0041】なお、シャフト45やピニオンギヤ25,
25等の駆動部を省略して、手等で直接収納台7に送り
を与えてもよい。あるいは、手動ではなく、電動にて収
納台7に送りを与えるようにしてもよい。例えば、シャ
フト45にかえて、図6の仮想線の如く減速機付きのモ
ータ24を取付部材27に設け、モータ24の回転軸に
駆動ギヤ28を固着すればよい。このモータ24の駆動
及び停止は、図示省略のスイッチ操作にて行えるように
する。
【0042】ところで、図1と図2に示すように、水平
レール6は環状に閉じたエンドレス状であるので、水平
レール6の内側には平面視長円形状の空間部Vが余るこ
とになる。そこで、この空間部Vに支柱35を適数本配
設し、支柱35…にて、空間部Vに対応する床面部8を
支持する。このようにして、空間部Vを、床面部8の補
強のために利用でき、床下5のスペースを無駄なく活用
できる。
【0043】また、空間部Vに支柱35…を設けずに、
収納台7と別の収納部9を設けてもよい。その場合に
は、収納部9に対応する床面部8に、図示省略の収納部
用取出口を設けるか、あるいは、収納台7の収納物取出
口4を収納部9まで拡大して兼用する。
【0044】次に、図8〜図10は、他の実施例で、床
下5に敷設された水平基枠30に、副ローラ12が転動
する水平走行路31を上面に有するプラスチック製のカ
バー部材32を設けると共に、水平走行路31の内側に
水平レール6を配設した場合を示している。
【0045】水平基枠30は、下面側に長手方向のスリ
ット33を有する矩形状断面の角筒体を、図8と図9の
如く枠組みしてなり、アジャスター34を介して床下面
14に敷設される。
【0046】図9〜図11に示すように、カバー部材3
2は、水平走行路31の直線部位に対応する帯板状の直
線対応部32aと、水平走行路31のコーナ部に対応す
るコーナ対応部32bと、からなり、直線対応部32a
とコーナ対応部32bを組み合わせて水平走行路31を
形成する。
【0047】カバー部材32は、その断面形状に於て水
平基枠30の上面及び側面に沿うように形成され、水平
基枠30にカバー部材32を被せることにより、直線対
応部32aとコーナ対応部32bが位置決めされて、長
円環状に閉じたエンドレス状の水平走行路31を簡単に
形成できるようになっている。
【0048】この実施例は、図8に示すように、床下面
14が凹凸のある土面等で、副ローラ12がスムースに
走行できない場合に有用であると共に、プラスチック製
のカバー部材32の上を副ローラ12が転動するので、
その転動にともなって生じる騒音の減少を図れる。
【0049】また、同図の実施例では、長円環状に閉じ
たエンドレス状の上水平レール36が、水平レール6と
相対面するように、支持枠37を介して、設けられる。
上水平レール36は、下方に開口する凹溝38を長手方
向全周に有し、凹溝38内に上ローラ39がスライド自
在に挿入される。
【0050】この上ローラ39は、上側の連結片40,
40を連結する連結軸41の上端に設けられる。上側の
連結片40,40は、下側の連結片15,15と同一構
成のものであり、(図3と同様にして)隣合う収納台
7,7をその背部上方で連結し、その揺動軸心Iと、下
側の連結片15,15の揺動軸心Bを一致させる。
【0051】図例のようにすれば、上ローラ39と主ロ
ーラ11,11の共働により、鉛直方向と、水平方向で
あって水平レール6と直交方向に、収納台7が振れるの
が規制されて、収納台7の浮き上がりや脱輪を防止でき
る利点がある。
【0052】同図の実施例に於て、上述以外の構成につ
いては、前実施例と同じであるので説明は省略する。
【0053】なお、本発明は上述の実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
る。
【0054】例えば、上記各実施例に於て、水平レール
6は、図12に示すような断面形状のものであってもよ
く、図例の水平レール6は、略凹の字型断面形状の本体
部42と、横倒略L字型断面の副部43と、からなり、
副部43の上面が重量支持面22となると共に、副部4
3の上面より上方の本体部42の側面がガイド面21と
なる。
【0055】また、水平レール6は、図1の如く平面視
が長円形状のものに限定されず円形状や楕円形状等種々
の形状のものとするも自由で、収納台7の数の増減も自
由である。さらに、収納台7の保持部10の構造・形状
の変更も自由である。
【0056】また、収納台7…を連結する連結片15の
構造・形状の変更も自由であり、収納台7…の連結方法
についても、連結片15を用いずに、帯、紐、ワイヤ等
の可撓性牽体でもってエンドレス状に連結してもよく、
その場合には、収納台7に直接主ローラ11を設ける。
【0057】さらに、収納物取出口4の位置及びその大
きさの変更は自由である。さらに、主ローラ11及び副
ローラ12の数の変更も自由で、主ローラ11を、重量
支持面22とガイド面21の隅部23に斜めに接して転
動させずに、重量支持面22のみに転動させるも自由で
ある。
【0058】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載するような著大な効果を奏する。
【0059】請求項1記載の床下収納装置によれば、床
下5のデッドスペースを広範囲に有効活用できる。ま
た、簡単に所望の収納台7を収納物取出口4まで送るこ
とができるので、収納物取出口4を収納台7に合わせて
小さくでき、収納物の出し入れに手間が掛からない。し
かも、収納台7…は水平レール6に沿ってエンドレス状
に回転するので、収納物取出口4から全く手の届かない
奥の方のスペースにも収納物を収納して出し入れでき、
多くの数量を収納可能である。また、隣合う収納台7,
7を相互に近接させることができて、収納台7…の数を
増やせると共に、装置全体の設置スペースに占める収納
台7の割合が多くなり、収納スペースが増す。
【0060】請求項2記載の床下収納装置によれば、
状に閉じたエンドレス状の水平レール6の内側の余った
空間部Vを無駄なく活用できて、収納装置全体が広い面
積にわたる場合でも、床面部8の撓み等を防止するに十
分な強度を得ることができる。
【0061】請求項3記載の床下収納装置によれば、環
状に閉じたエンドレス状の水平レール6の内側の余った
空間部Vを収納部9として無駄なく活用できて、収納台
7…のみよりも一層収納スペースを増やすことができ
る。
【0062】請求項4記載の床下収納装置によれば、
納台7…を電動で送ることができて楽である。しかも、
隣合う収納台7,7の側方間隙Eによって一方のピニオ
ンギヤ25が空転する場合でも、他方のピニオンギヤ2
5が必ずラック部26に噛合するので、収納台7…が止
まるようなことがなく、確実かつ安定した走行を得る
とができる。
【0063】請求項5記載の床下収納装置によれば、隣
合う収納台7,7の側方間隙Eによって一方のピニオン
ギヤ25が空転する場合でも、他方のピニオンギヤ25
が必ずラック部26に噛合するので、収納台7…が止ま
るようなことがなく、確実かつ安定した走行を得ること
ができる。
【0064】請求項6記載の床下収納装置によれば、
板材13自体をラック部26に兼用できて、部品点数が
少なくなり、しかも、スリット29の加工は容易である
から、コストダウンを図り得る。
【0065】請求項7記載の床下収納装置によれば、
ラスチック製のカバー部材32の上を副ローラ12が転
動するので、収納台7…の静粛かつスムースな走行が可
能となる。特に、床下面14が凹凸のある土面等で、副
ローラ12のスムースな走行が困難な場合に有用であ
る。
【0066】請求項8記載の床下収納装置によれば、
平レール6のコーナ部6aにおいても、主ローラ11の
内端面がガイド面21に擦れずに、収納台7が軽快かつ
スムースに走行するので、水平レール6及び主ローラ1
1の損傷を防止できると共に、小さな力で収納台7を走
行させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す平面図である。
【図2】要部断面側面図である。
【図3】要部拡大平面図である。
【図4】主ローラ及び連結片を示す側面図である。
【図5】連結された連結片を示す平面図である。
【図6】駆動部を示す平面図である。
【図7】ラック部の変形例を示す背面図である。
【図8】他の実施例を示す要部断面側面図である。
【図9】水平基枠の平面図である。
【図10】カバー部材の平面図である。
【図11】水平基枠にカバー部材を取付けた状態を示す要
部断面図である。
【図12】水平レールの変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
4 収納物取出口 5 床下 6 水平レール 7 収納台 7a 側縁部 8 床面部 9 収納部 11 主ローラ 12 副ローラ 13 背板材 15 連結片 19 揺動端部 21 ガイド面 22 重量支持面 23 隅部 24 モータ 25 ピニオンギヤ 26 ラック部 29 スリット 30 水平基枠 31 水平走行路 32 カバー部材 35 支柱 44 手動ハンドル 45 シャフト B 鉛直軸心 E 側方間隙 P 軸心間隔 V 空間部

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面部8に収納物取出口4を設けると共
    に、その床下5に、エンドレス状の水平レール6と、エ
    ンドレス状に連動連結されると共に該水平レール6に沿
    って上記収納物取出口4に順次送られる複数個の収納台
    7…と、を設けると共に、一対の連結片15,15を鉛
    直軸心B廻りに揺動開閉自在に枢着すると共に、隣合う
    収納台7,7の側縁部7a,7aが相互に近接・開脚自
    在なように、一対の該連結片15,15の揺動端部1
    9,19を、隣合う該収納台7,7の背部に、夫々固着
    たことを特徴とする床下収納装置。
  2. 【請求項2】 環状に閉じたエンドレス状の水平レール
    6の内側の空間部Vに補強用支柱35を配設し、該支柱
    35にて、該空間部Vに対応する床面部8を支持した請
    求項1記載の床下収納装置。
  3. 【請求項3】 環状に閉じたエンドレス状の水平レール
    6の内側の空間部Vに、収納台7と別の収納部9を設け
    ると共に、該収納部9に対応する床面部8に、収納部用
    取出口を設けた請求項1記載の床下収納装置。
  4. 【請求項4】 モータ24と、モータ24駆動により同
    一方向へ連動回転すると共に隣合う収納台7,7の側方
    間隙Eよりも大きな軸心間隔Pをもって配設した一対の
    ピニオンギヤ25,25と、を備え、該ピニオンギヤ2
    5が順次噛合する水平のラック部26を、該収納台7の
    背部に設けた請求項1,2又は3記載の床下収納装置。
  5. 【請求項5】 手動ハンドル44付きのシャフト45
    と、該シャフト45の回転により同一方向へ連動回転す
    ると共に隣合う上記収納台7の側方間隙Eよりも大きな
    軸心間隔Pをもって配設した一対のピニオンギヤ25,
    25と、を備え、該ピニオンギヤ25が順次噛合する水
    平のラック部26を、該収納台7の背部に設けた請求項
    1,2又は3記載の床下収納装置。
  6. 【請求項6】 収納台7に背板材13を付設し、該背板
    材13に、ピニオンギヤ25が順次噛合する多数本のス
    リット29…を水平方向等ピッチで形成し、多数本の該
    スリット29…をもってラック部26を構成した請求項
    4又は5記載の床下収納装置。
  7. 【請求項7】 収納台7が、水平レール6に沿って走行
    する主ローラ1 1と、該主ローラ11よりも外側に配設
    されて該主ローラ11と共に該収納台7を支持する副ロ
    ーラ12と、を備え、床下5に敷設された水平基枠30
    に、上記副ローラ12が転動する水平走行路31を有す
    るプラスチック製のカバー部材32を設けると共に、該
    水平走行路31の内側に水平レール6を配設した請求項
    1,2,3,4,5又は6記載の床下収納装置。
  8. 【請求項8】 水平レール6は、その横断面形状に於
    て、中央寄りの一対の鉛直状ガイド面21,21と、該
    ガイド面21,21から外側へ伸びる一対の水平状重量
    支持面22,22と、を有し、主ローラ11が、該重量
    支持面22とガイド面21の交わる隅部23に斜めに接
    して転動するように、配置された請求項7記載の床下収
    納装置。
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