JP2834573B2 - カテーテル導入シリンジ - Google Patents

カテーテル導入シリンジ

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JP2834573B2 JP2506093A JP50609390A JP2834573B2 JP 2834573 B2 JP2834573 B2 JP 2834573B2 JP 2506093 A JP2506093 A JP 2506093A JP 50609390 A JP50609390 A JP 50609390A JP 2834573 B2 JP2834573 B2 JP 2834573B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 バレルとプランジャーの組合せを備えたカテーテル導
入シリンジであって、バレルとプランジャーの組合せ
が、この組合せ内に配置された弁アセンブリを有するこ
の組合せを貫通して形成されたガイド通路手段を含み、
流体が通過するのを防ぎ、カテーテル又はカテーテルガ
イドワイヤの導入を可能にしている。
背景技術 カテーテルを患者の身体に導入する技術は難しく、危
険なことがよくある。
通常、中央静脈へのカテーテルの設置は以下の方法で
行う。
(1)内部頚静脈又は鎖骨下静脈にカニューレを挿入す
る場合には、患者をトレンデレンブルグ位(Trendelenb
urg position)につかせ、胸部静脈を膨らませる。太腿
の静脈へのカニューレの挿入に関しては、患者を、仰臥
位(flat supine position)につかせる。
(2)視角又は触診により確認される体標認点を用い
て、血液の吸引により静脈が確認される。これは、針を
進めながらシリンジを緩やかに吸引することにより行
う。シリンジに血液が現れたなら、針が、静脈の内腔内
に存在することが確認できる。
(3)カニューレの挿入にあっては、カテーテルが針を
覆っているカテーテル(catheter−over−needle cathe
ter)を、針と離して進め、静脈を下る(又は上る);
或いは、シリンジを針から外し、カテーテルを、針に通
して静脈へ進入させる;或いは、シリンジを針から外
し、ガイドワイヤを、針に通して静脈の内腔へと進入さ
せる。しかる後、針を取り外し、カテーテル又はガイド
ワイヤを所定の位置に残す。ガイドワイヤを用いる場合
には、カテーテルが、糸を通すことによりガイドワイヤ
を覆い、静脈の内腔を下り、そしてガイドワイヤを取り
外す。
深い静脈にカニューレを挿入する場合には、胸の奥の
静脈は、呼吸により生じた圧力を受ける。呼吸の吸気相
の間、負圧が静脈に伝わる。吸気にあっては、正圧が静
脈に伝わる。したがって、鎖骨下静脈又は内部頚静脈が
大気圧に晒されていると、呼気の間に血液が静脈から出
る一方、吸気の間には空気が静脈内に吸引される。この
後者の状況が、潜在的に危険な状況を引き起こすもので
ある。多くの空気が静脈に入り、心臓に行くと、脈拍の
所産として悩に対する空気塞栓になることがある。
カテーテルの挿入のために夥しい数の装置が、開発さ
れ、用いられてきた。
例えば、米国特許第4,274,408号は、プランジャー
が、プランジャーを貫通して延びる中心通路を有するシ
リンジを含む血管にカテーテルガイドワイヤを挿入する
ための装置を開示している。中心通路を含む細い供給管
が、プランジャーの中心通路に摺動可能に配置されてい
る。プランジャー通路は、通常は、プランジャーボディ
ーの内縁のゴムチップにより提供されるシートに収容さ
れた球によりブロックされている。針を血管に挿入し、
しかる後、針が正しく位置していることを確認するた
め、プランジャーを部分的に引抜き、血液がシリンジボ
ディー内に観察できるようにする。次いで、細い供給管
を、中心通路を通して球の先まで摺動させ、球を押退け
てプランジャー通路を開く。細い供給管を更に進め、内
側の端をシリンジの末端壁に接触させる。この状態にお
いては、細い供給管の中心通路は、針の入った内腔(ne
edle lumen)と整合し、連通している。しかる後、カテ
ーテルガイドワイヤを、細い供給管の中心通路及び針の
入った内腔を摺動させて通過させることにより血管に供
給する。次いで、装置をガイドワイヤから外し、ベベル
付きの(beveled)カテーテルを通常の方法でガイドロ
イヤを覆うように挿入する。
米国特許第1,317,314号は、形成されたオリフィス有
するバレルと、外側がネジ切りされていてキャップ型の
針を受け止めるようになっているニップルとを含む皮下
シリンジを示している。中空なキャップが、ネジ山に固
定され、ニップルを納める。加えて、このキャップは、
針を通す端部孔を有し、ニップルの端に対して針の取り
付けカラーを保持するようになっている。
ドイツ特許第2415196号は、可撓性挿入体を通過させ
ることのできる形態になっているピストンを含む皮下シ
リンジに類似したセンサ、カテーテル又は排液管等の可
撓性挿入体を、血管或いは人体又は動物の体における管
等の中空な通路に挿入するのを容易にする装置を開示し
ている。ピストンの運動が、粘稠な媒体及び挿入体をノ
ズルを通してキャビティシステムに送り出すように、粘
稠な媒体が、シリンジボディーに収容されている。
米国特許第4,233,982号、第4,245,635号及び第4,261,
357号も、ボール又は球状要素を含み、弁封止手段とし
て選択的に作用する静脈に使用するカテーテルアセンブ
リを示している。
米国特許第4,483,340号は、ガス抜きに続く軸的に捩
ることにより後退する形態になっている気球要素含むを
膨張カテーテルを開示している。
米国特許第4,314,555号は、カテーテルの管状ハブの
遠位端に取り付けられた近位端を有する可撓性カテーテ
ル管を備えた血管内カテーテルを示している。シールキ
ャップが、シールキャップとカテーテルハブとの間に配
置された可撓性の管を有するカテーテルハブに連結され
ている。カテーテルハブの内壁は、血管を通してカテー
テルを案内するカニューレの外壁とぴったりと当接す
る。位置決めバーが、カニューレのハブに固定され、カ
テーテルの遠位端の方に突出している。ストッパーが、
カテーテルハブに設けられ、位置決めバーの遠位端と係
合する。
米国特許第4,601,706号は、少なくとも三つのチャン
ネル又は内孔を含む長い可撓性の管を有する中央静脈圧
力カテーテルを示している。カテーテルの先端におい
て、気球が管を包み、この気球は、チャンネルのうちの
一つを介して膨張可能である。管の壁にある遠位口及び
近位口が、気球の両側に位置し、それぞれ別の二つのチ
ャンネルに接続されている。カテーテルの先端を、頚静
脈を通して患者の心臓付近の上位空洞静脈(superior c
ave vein)に挿入することができる。気球を膨らませて
血流を部分的に閉塞させ、真っ直ぐな姿勢の患者の頭又
は首の手術部位における血圧を上昇させて出血だけでな
く空気塞栓症も防ぐ。
米国特許第3,215,141号は、均一な内径及び外径を有
する細長い中空な針を備えた静脈に流体を導入するのに
用いる装置を開示している。針の一端が、静脈を穿刺す
るための鋭利な端を提供している。管状針保持要素が、
針の反対側の端に取り外し可能に設けられている。スリ
ーブが、針保持要素をぴったりと覆っている。柔軟な嚢
が一端においてスリーブの外面に固定され、そこから後
方に延びている。嚢の反対側の端は封止されている。可
撓性のカテーテルが、一端が針内にある状態で、嚢内に
位置し、嚢を介して触診することにより嚢の外側に延す
ことが可能である。針の外径が均一なので、静脈の穿刺
孔から針を抜き、針から針保持要素を取り外した後、患
者の身体に対してぴったりと接して位置決めすることが
できる。
米国特許第4,517,979号は、貫通して延びる細長い通
路を有する封止弁アセンブリを備えた取り外し可能な気
球カテーテルを示している。口部分を有する膨張可能な
気球が、封止弁アセンブリの周縁部に接着されている。
小さい直径のカニューレが、封止弁アセンブリ内の通路
を通って延びる遠位端を有している。小さい直径のカニ
ューレは、流体圧力源に接続するようになっている近位
端にあるコネクターターミナルを含んでいる。封止弁ア
センブリは、弁機構を含んでおり、この弁機構は、カニ
ューレに通路を通過させるが、カニューレが取り外され
ている時に、流体が通路を流通するのを防止する。
ドイツ特許第3,014,229号は、カテーテルガイド要素
を、二つの弁座及びスロットのある二つの弁要素を含む
弁キャビティの各々の端に二つの流路を有する二つの部
分に形成することを、カテーテル要素を案内するのを助
ける種々の要素の円錐状部分の使用とともに教示してい
る。
米国特許第4,160,383号は、泌尿器科系の用途に適し
たユニット式のベント−弁アセンブリを示している。
米国特許第2,936,756号、第3,097,646号、第3,308,82
0号、第3,766,916号、第3,853,127号、第3,859,998号、
第4,029,104号、第4,177,814号、第4,200,096号、第4,3
46,698号、第4,424,833号、第4,529,399号、第4,606,34
7号、及び第4,610,655号、並びにフランス特許第2,004,
771号は、弾性プラグ又は膜をシール又は弁としてシリ
ンジと組合せて使用する種々のシリンジ又は医用器具を
示している。
米国特許第3,739,778号及び第3,851,647号は、可動プ
ラグを用いて流体チャンネル又はカテーテルチャンネル
を選択的に封止するカテーテル導入システムを開示して
いる。
米国特許第105,776号、第2,711,734号及び第4,536,82
3号は、流体が、弁ボディーを通って流れるのを選択的
に抑制するように可動な弁要素における吸込みの制御を
開示している。
米国特許第4,243,034号及び第4,464,177号は、流体の
流れを封止又は制御する締め付け構造を示している。
先行技術の追加の例が、米国特許第2,626,604号、第
3,040,743号、第3,335,723号、第3,535,068号、第3,92
0,013号、第3,978,863号、第4,448,195号、及び第4,47
9,497号、ドイツ特許第2,415,196号及び第2,507,119
号、並びにイタリア特許第507,607号に示されている。
発明の開示 本発明は、内に摺動可能に配置されたプランジャーを
有する中空なシリンジバレルを備えた患者の身体にカテ
ーテル又はカテーテルワイヤを導入するためのカテーテ
ル導入シリンジ及び方法に関する。カテーテル導入シリ
ンジは、ガイドワイヤ又はカテーテルを患者の身体に導
入する間に触れる感じを与えることのできるガイドワイ
ヤ又はカテーテルに対する抵抗が最小であるカテーテル
を導入する装置としてだけでなく、通常の気密シリンジ
としても機能することができる。
プランジャーは、第一及び第二のプランジャー要素、
並びにそれらの要素の間に共働的に形成された弁凹部を
備え、作用的に弁アセンブリを収容している。
第一のプランジャー要素は、これを貫通して形成され
た第一の中心に配置されたチャンネル、及びそれを貫通
して形成された第一の弁座を含んでいる。第二のプラン
ジャー要素は、これを貫通して形成された第二の中心に
配置されたチャンネル、及びそれに形成された第二の弁
座を含んでいる。
第一及び第二の弁座は、共働して弁凹部を形成し、そ
の中に弁アセンブリを収容している。弁アセンブリは、
間に共働して弁チャンバーを形成する第一及び第二の弁
要素を備えている。通常は閉じている中央に配置された
スリット又は孔が、各弁要素の中央に形成されている。
中空なシリンジバレルは、この中空なシリンジバレル
のチップに取り付けられている針を支持している。針
は、中空なシリンジバレルのチップから外側に延びる外
側部分と、中空なシリンジバレルのチップ近くに中空な
シリンジバレルを貫通して形成されている孔を有してい
る内側部分を含んでおり、内側部分は、使用の間の全て
の時間において、少なくとも内側部分の一部が少なくと
も部分的に第一の中心に配置されたチャンネル内に配置
されるように、中空なシリンジバレル内に延びている。
使用にあっては、カテーテル導入シリンジを、プラン
ジャーを後退させることにより吸引させ、流体を、内側
針部分に形成された孔を通してシリンジバレルの内部に
進入させることができる。この吸引の間に、第二の弁要
素により、空気が弁チャンバーに入るのを防止する。吸
引を行ったら、今度は、カテーテル導入シリンジの瀉液
を行うことができる。瀉液の間、第一の弁要素は、流体
が第一の中心に配置されたチャンネルを通過して弁チャ
ンバーに進入するのを防止する。斯くして、カテーテル
導入シリンジは、通常のシリンジとして機能する。
しかる後、カテーテル又はカテーテルガイドワイヤ
を、カテーテル導入シリンジを通して血管又は身体に進
入させることができる。カテーテル又はカテーテルガイ
ドワイヤは、弁要素とシールを形成する弁要素内に形成
された中心に配置されたスリット又は孔を通過し、カテ
ーテル又はカテーテルガイドワイヤを導入する間、液体
又は空気の何れかが弁チャンバーを通過するのを防止す
る。
したがって、本明細書において以下に述べる構成によ
り例示される要素の構成、組合せ、及び部品の配置に関
する特徴を含むものであり、本発明の範囲は、請求の範
囲において示されるであろう。
図面の簡単な説明 本発明の性質及び目的を更に十分に理解するため、添
付の図面を考慮して以下の詳細な記述を参照すべきであ
る。
第1図は、プランジャーが前進した状態のカテーテル
導入シリンジの側断面図である。
第2図は、プランジャーが後退した状態のカテーテル
導入シリンジの部分断面図である。
第3図は、弁アセンブリに関する別の実施態様の側断
面図である。
第4図は、カテーテル導入シリンジに関する別の実施
態様の側断面図である。
第5図は、プランジャーが前進した状態の、針に関す
る別の実施態様の側断面図である。
第6図は、プランジャーが後退した状態の、第5図の
針に関する別の実施態様の側断面図である。
第7図は、プランジャーが前進した状態の、針に関す
る更に別の実施態様の側断面図である。
第8図は、プランジャーが後退した状態の、第7図の
針に関する別の実施態様の側断面図である。
第9図は、カテーテル導入シリンジの更にもう一つ別
の実施態様の側断面図である。
第10図は、カテーテル導入シリンジの更になおもう一
つ別の実施態様の側断面図である。
第11図は、J字型カテーテルガイドワイヤ、ワイヤ導
入素子、及びカテーテル導入シリンジの模式図である。
発明を実施するための最良の形態 第1図及び第2図に示すように、本発明は、内に摺動
可能に配置された全体を14で示すほぼ円筒状のプランジ
ャーを有する全体を12で示す中空なほぼ円筒状のシリン
ジバレルを備えたカテーテル又はカテーテルワイヤを患
者の身体に導入するための全体を10で示すカテーテル導
入シリンジに関する。以下で十分に説明するように、カ
テーテル導入シリンジ10は、カテーテルガイドワイヤ又
はカテーテルを患者の身体に導入する間に蝕感を与える
ことのできるカテーテル又はカテーテルガイドワイヤに
対する抵抗が最小であるカテーテル又はカテーテルガイ
ドワイヤを導入する装置としてだけでなく、標準的な気
密シリンジとしても機能することができる。特に、カテ
ーテル導入シリンジは、流体チャンバーを含む中空なシ
リンジバレルと、流体チャンバー内に摺動可能に配置さ
れ、前進位置と後退位置との間を移動可能なプランジャ
ーを備えている。流体チャンバーに配置された孔を含む
ガイド通路手段が、中空なシリンジバレル及びプランジ
ャーを長手方向に貫通して形成されている。弁アセンブ
リが、ガイド通路手段に対して作用的関係に配置され、
カテーテル導入シリンジの瀉液(flushing)又は吸引
(aspirating)の間、又はガイド通路手段を通してカテ
ーテル又はカテーテルガイドワイヤの導入又は引抜きを
行う間に、流体がガイド通路手段を通過するのを防ぎ、
流体が患者の身体から孔を通って流体チャンバーに流れ
込むようにしている。ガイド通路手段は、カテーテル又
はカテーテルガイドワイヤがガイド通路手段内にある
間、カテーテル又はカテーテルガイドワイヤをほぼ真っ
直ぐな形態に維持するような形態になっている。
中空なほぼ円筒状のシリンジバレル12は、全体を19で
示す針を支持する中空なバレルチップ18及び反対側の端
部に形成された指かけ把持要素20を有する中空なほぼ円
筒状のボディー16を備えている。針19は、中空なバレル
チップ18から外側に延びる貫通点23を含む第一の部分、
即ち外側部分21と、第一の部分21の内側の端から中空な
ほぼ円筒状のシリンジバレル12の内部へと内側に延びる
第二の部分、即ち内側部分25とを備えている。孔27が、
中空なバレルチップ18の内側の端29の附近で第二の部分
25を貫通して形成されている一方、円錐状の心合わせ凹
部31が、第二の内側部分25の内側の端33に形成されてい
る。
ほぼ円筒状のプランジャー14は、全体をそれぞれ22及
び24で示す第一及び第二のプランジャー要素、並びにそ
れらのプランジャー要素の間に共働的に形成され、全体
を28で示す弁アセンブリを内に作用的に収容する全体を
26で示す弁凹部を備えている。
第一のプランジャー要素22は、この要素を貫通して形
成された第一の中心に配置されたチャンネル32を有する
ほぼ円筒状のボディー30を備えている。第一のほぼ円筒
状のボディー30の一端は、細くなった部分34を含み、中
央に配置されたシール孔38を有するプランジャーシール
36を受け止めている一方、第一のほぼ円筒状のボディー
の反対側の端は、皿座ぐりした凹部40を含み、第二のプ
ランジャー要素24の一部を収容している。円錐状の心合
わせ凹部44を有する第一の弁座42が、皿座ぐりした凹部
40と、第一の中心に配置されたチャンネル32との間に形
成されている。
第二のプランジャー要素24は、この要素を貫通して形
成された第二の中心に配置されたチャンネル48を有する
ほぼ円筒状のボディー46を備えている。第二のほぼ円筒
状のボディー46の内側の端部は、第一のほぼ円筒状のボ
ディー30の皿座ぐりした凹部40内に収容される細くなっ
た部分50を含む一方、反対側の端部は、内に形成された
円錐状の心合わせ凹部56を有する親指要素(thumb elem
ent)、即ちレスト52を含んでいる。第二の弁座が、第
二のほぼ円筒状のボディー46の細くなった部分50の内端
に形成されている。
第一及び第二の弁座42及び54は、共働的に弁凹部を形
成し、この凹部内に弁アセンブリ28を収容する。弁アセ
ンブリ28は、それぞれ全体を58及び59で示す第一及び第
二の逆止め弁要素を備えており、これらの要素は、共働
してそれらの間に弁チャンバー60を形成する。弁要素58
及び59は、環状フランジ64を有する可撓弾性で中空なほ
ぼ半球の部材62を備えており、環状フランジ64は、ほぼ
半球の部材62の周縁部の周りに形成されている。通常は
閉じている中心に配置されたスリット、即ち孔66が、可
撓弾性で中空なほぼ半球の部材62の各々の中央に形成さ
れている。第一及び第二の弁要素58及び59が移動するこ
と又は逸れることを制限し、それらの要素のシール一体
性を維持するため、全体を68で示す硬質弁支持要素が、
弁チャンバー60内に配置されている。硬質弁支持要素68
は、環状フランジを72を有するほぼ円筒状のボディー70
を備えており、環状フランジ72は、ほぼ円筒状のボディ
ー70の中央部分の周りに形成されている。環状フランジ
72は、環状フランジ64の間に配置されている。円錐状の
心合わせ凹部76を含む中心に配置されたチャンネル74
が、ほぼ円筒状のボディー70を貫通して形成されてい
る。円錐状の心合わせガイド凹部56、テーパー付き心合
わせガイド106、円錐状の心合わせ凹部76、円錐状の心
合わせ凹部44及び円錐状の心合わせ凹部31が、共働して
カテーテル心合わせ手段を形成している。
第1図に示すように、ほぼ円筒状のプランジャー14
が、中空なほぼ円筒状のシリンジバレル12内を完全に進
行した時には、針19の第二の部分、即ち内側部分25の大
部分が、弁アセンブリ28の近くに配置された内側の端33
を有する第一の中心に配置されたチャンネル32内に配置
される。
使用に際し、第2図に示すように、カテーテル導入シ
リンジ10を、ほぼ円筒状のプランジャー14を後退させる
ことにより吸引し、流体が、孔27を通ってほぼ円筒状の
シリンジバレル12の内部へと流れ込むようにする。吸引
の間、第二の弁要素59により、空気が弁チャンバー60に
入ることを防いでいる。吸引をしたならば、今度は、カ
テーテル導入シリンジ10を瀉液させることができる。瀉
液の間、第一の弁要素58は、液体が第一の中心に配置さ
れたチャンネル32を通って弁チャンバー60に流れ込むの
を防止する。斯くして、カテーテル導入シリンジ10は、
通常のシリンジとして機能する。
第2図に示すように、ほぼ円筒状のプランジャー14を
後退させた時に、針19の内側の端は、なお第一の中心に
配置されたチャンネル32内に配置されている。プランジ
ャーストップ77が、ほぼ円筒状のボディー16の内部に形
成され、ほぼ円筒状のプランジャー14を後退させた時
に、プランジャーストップ77がプランジャーシール36と
係合してほぼ円筒状のプランジャー14の後退を制限す
る。この構成では、カテーテル心合わせ手段を用いるこ
とにより、カテーテル又はカテーテルガイドワイヤが、
カテーテル導入シリンジ10を通して血管又は体腔内へ進
むことができる。カテーテル又はガイドワイヤは、第一
及び第二の弁要素58及び59に設けられていてそれらとシ
ールを形成する中心に配置されたスロット、即ち孔66を
通って進み、カテーテル又はガイドワイヤの導入の間
に、液体又は空気の何れかが弁チャンバー60通過するの
を防いでいる。
第11図に模式的に示すように、この構造は、J字形の
先端をしたカテーテルガイドワイヤAとともに用いるの
に特に適している。具体的には、真っ直ぐにしたカテー
テルガイドワイヤAを、ワイヤ導入素子Bを通してカテ
ーテル導入シリンジ10に挿入し、カテーテル導入シリン
ジ10を通過する間、真っ直ぐにされた状態に保持され
る。ガイド通路手段がないと、J字形の先端をしたカテ
ーテルガイドワイヤAは、カテーテル導入シリンジ10内
で元のJ字形に戻ってしまう。このことは、J字形の先
端をしたカテーテルガイドワイヤAが、カテーテル導入
シリンジ10が出てゆくのを妨げ、患者に挿入するのを不
可能にすることになる。
第3図には、別の実施態様である弁アセンブリ28′が
示されている。第一のプランジャー要素22′は、中心に
配置されたチャンネル32′を有する第一のほぼ円筒状の
ボディー30を備えており、中心に配置されたチャンネル
32′は、第一のほぼ円筒状のボディー30を貫通して形成
されている。第一のほぼ円筒状のボディーの一端が、皿
座ぐりした凹部40′と第一の中心に配置されたチャンネ
ル32′との間に形成された円錐状の心合わせ凹部44′を
有する皿座ぐりした凹部40′を含んでいる。第二のプラ
ンジャー要素24′が、第二の中心に配置されたチャンネ
ル48′を有する第二のほぼ円筒状のボディー46′を備え
ており、第二の中心に配置されたチャンネル48′は、第
二のほぼ円筒状のボディーを貫通して形成されている。
第二のほぼ円筒状のボディー46′は、皿座ぐりした凹部
78′を含んでいる。
皿座ぐりした凹部40′及び78′は、共働して弁凹部2
6′を形成し、そのなかに弁アセンブリ28′を収容す
る。弁アセンブリ28′は、共働して弁チャンバー60′を
間に形成するそれぞれ全体を80′及び82′で示す第一及
び第二の弁座内に配置されたそれぞれ全体を58′及び5
9′で示す第一及び第二の逆止め弁要素を備えている。
第一及び第二の弁要素58′及び59′は、環状フランジ
64′を有する可撓弾性で中空なほぼ半球の部材62′を備
えており、環状フランジ64′は、ほぼ半球の部材62′の
周縁部の周りに形成されている。通常は閉じている中心
に配置されたスリット、即ち孔66′が、可撓弾性で中空
なほぼ半球の部材62′の各々の中央に形成されている。
第一及び第二の弁要素58′及び59′が移動すること又は
逸れることを制限し、それらの要素のシール一体性を維
持するため、第一及び第二の弁座80′及び82′が、弁凹
部26′内に配置された全体を68′で示す硬質弁支持要素
内に形成されている。硬質弁支持要素68′は、第一及び
第二の弁座80′及び82′の間に延びる中心に配置された
チャンネル74′を含んでいる。硬質弁支持要素68′内に
は、円錐状の心合わせ凹部76′が形成されている。第1
図に56として示す円錐状の心合わせガイド凹部、円錐状
の心合わせ凹部76′及び円錐状の心合わせ凹部44′が、
共働してカテーテル心合わせ手段を形成している。
第3図に示す別の実施態様である弁アセンブリ28′
は、先に説明した第1図及び第2図に示す弁アセンブリ
と同様の機能を果す。
第4図は、第1図及び第2図の実施態様の更に別の実
施態様であるカテーテル導入シリンジ10″を示す。中空
なほぼ円筒状のシリンジバレル12″が、第1図及び第2
図を参照して説明したように針19を収容する中空なバレ
ルチップ18″及び反対側の端部に形成された指かけ把持
要素20″を有する中空なほぼ円筒状のボディー16″を備
えている。バレルベント84″が、中空なほぼ円筒状のボ
ディー16の側壁を貫通して形成されているが、指かけ把
持要素20″の近くに形成されていることが好ましい。指
かけ把持要素20″は、それぞれほぼ円筒状のプランジャ
ー14″と指かけ把持要素20″との間、及び指かけ把持要
素20″と中空なほぼ円筒状のシリンジバレル12″との間
に気密シールを形成するそれぞれ85″及び87″で示す内
部及び外部封止要素を備えたシリンジバレル封止手段を
更に含む。
ほぼ円筒状のプランジャー14″は、それぞれ全体を2
2″及び24″で示す第一及び第二のプランジャー要素、
及び弁アセンブリ手段を作用的に収容する弁凹部手段を
含んでいる。
第一のプランジャー要素22″は、第一の中心に配置さ
れたチャンネル32″を有する第一のほぼ円筒状のボディ
ー30″を備えており、第一の中心に配置されたチャンネ
ル32″は、第一のほぼ円筒状のボディー30″を貫通して
形成されている。第一のほぼ円筒状のボディー30″の一
端は、細くなった部分34″を含み、中央に配置されたシ
ール孔38″を有するプランジャーシール36″を受け止め
ている一方、第一のほぼ円筒状のボディーの反対側の端
は、皿座ぐりした凹部40″を含み、第二のプランジャー
要素24″の一部を収容している。円錐状の心合わせ凹部
44″を含む第一の弁座86が、第一のプランジャー要素2
2″内に形成されている。
第二のプランジャー要素24″は、第二の中心に配置さ
れたチャンネル48″を有する第二のほぼ円筒状のボディ
ー46″を備えており、第二の中心に配置されたチャンネ
ル48″は、第二のほぼ円筒状のボディー46″を貫通して
形成されている。第二のほぼ円筒状のボディー46″の内
側の端部は、第一のほぼ円筒状のボディー30″の皿座ぐ
りした凹み部分40″内に収容される細くなった部分50″
を含んでいる一方、反対側の端部は、内に形成された円
錐状の心合わせ凹部56″を有する親指要素、即ちレスト
52″を含んでいる。第二の弁座88″が、第二のほぼ円筒
状のボディー46″の細くなった部分50″の内側の端に形
成されている。プランジャーベント90″が、第二のプラ
ンジャー要素24″の側壁を貫通して形成されている。プ
ランジャーベントシール92″が、第二のほぼ円筒状のボ
ディー46″に摺動可能に設置され、以下で更に十分に説
明するように、プランジャーベント90″を選択的に封止
する。
第一及び第二の弁座86″及び88″は、共働して弁凹部
手段を形成し、その中に弁アセンブリ手段の一部を収容
する。弁アセンブリ手段は、共働して弁チャンバー60″
を間に形成するそれぞれ全体を94″及び96″で示す第一
及び第二の弁要素を備えている。第一の弁要素94″は、
環状フランジ64″を有する可撓弾性で中空なほぼ半球の
部材62″を備えており、環状フランジ64″は、ほぼ半球
の部材62″の周縁部の周りに形成されている。通常は閉
じている中心に配置されたスリット、即ち孔66″が、可
撓弾性で中空なほぼ半球の部材62″の中央に形成されて
いる。ほぼ円筒状のスカート98″が、環状フランジ64″
に形成され、第一の弁座86″の側壁100″と係合させる
ことにより、第一の弁要素94″が移動すること又は逸れ
ることを制限し、それらのシール一体性を維持する。第
二の弁要素96″は、第二の弁座88″と親指要素、即ちレ
スト52″の内側の端から延びる接続要素104″との間を
延びる全体を102″で示す可撓弾性の中空管を備えてい
る。可撓弾性の中空管102″の真ん中部分の断面の直径
は、小さくなっており、通常は閉じている中心に配置さ
れたスリット、即ち孔96″を形成している。円錐状の心
合わせ凹部56″、テーパー付き心合わせガイド106″、
及び円錐状の心合わせ凹部44″は、共働してカテーテル
心合わせ手段を形成している。
使用に際し、ほぼ円筒状のプランジャー14″を、プラ
ンジャーベントシール92″を有するほぼ円筒状のシリン
ジバレル12″に挿入するが、指かけ把持要素20″に対し
てプランジャーベント90″が開いている状態で挿入する
のが好ましい。バレルベント84″が閉塞されるので、ほ
ぼ円筒状のプランジャー14″を、今度は十分に後退させ
る。中空なほぼ円筒状のシリンジバレル12″内部に生じ
た正圧は、プランジャーベント90″を通して第二のプラ
ンジャー要素24″に伝達される。第二のプランジャー要
素24″を十分に後退させると、プランジャーベント90″
は、今度はプランジャーベントシール92″により封止さ
れ、第二のプランジャー要素24″の内部の正圧が維持さ
れる。バレルベント84″を大気圧に対して開いた場合に
は、カテーテル導入シリンジ10を吸引し又は瀉液させる
際に、プランジャーベントシール92″は、プランジャー
ベント90″を覆ったままである。第二のプランジャー要
素24″内の正圧は、第二の弁要素96″のシール一体性を
維持する。
カテーテル導入シリンジ10″を吸引すると、液体が、
中空なバレルチップ18″を通って中空なほぼ円筒状のバ
レル12″に進入する。吸引の間、第二の弁要素96″によ
り、空気が弁チャンバー60″に入り込むのを防いでいる
吸引を行ったら、今度はカテーテル導入シリンジ10″を
瀉液させることができる。瀉液の間、第一の弁要素94″
は、液体が、第一の中心に配置されたチャンネル32″を
通って弁チャンバー60″に進入するのを防いでいる。斯
くして、カテーテル導入シリンジ10″は、通常のシリン
ジとして機能する。
しかる後、カテーテルガイドワイヤ又はカテーテル
を、先に説明したように、カテーテル導入シリンジ10″
を通して、血管又は体腔に進入させることができる。
カテーテル心合わせ手段は、第二の中心に配置された
チャンネル48″に形成された円錐状の心合わせ凹部10
6″、及び中空なほぼ円筒状のシリンジバレルチップ1
8″の円錐状の形状をした内側端部108″を更に含んでい
てもよい。
第5図及び第6図は、それぞれ112及び114で示す第一
の部分即ち外側部分、及び第二の部分即ち内側部分を含
む全体を110で示す二片構造の(two piece)針に関する
別の実施態様を示す。穿孔点16を含む第一の部分112
は、中空なバレルチップ18に取り付けられている。第一
の部分112は、中空なバレルチップ18から外側に延びて
いる。第二の部分114は、ほぼ円筒状のプランジャー14
に取り付けられ、第一の部分112内を摺動可能に配置さ
れている。孔118が、プランジャーシール36の内側端の
すぐ近くに第二の部分114を貫通して形成されている一
方、円錐状の心合わせ凹部120が、第二の部分114の内側
端121に形成されている。
第5図に示すように、ほぼ円筒状のプランジャー14
を、中空なほぼ円筒状のシリンジバレル12内で完全に前
進させると、第二の部分即ち内側部分114の外側端122が
第一の部分即ち外側部分112内に配置した状態で、第二
の部分即ち内側部分114の大部分が第一の部分即ち外側
部分112内に配置される。
第6図に示すように、ほぼ円筒状のプランジャー14を
後退させた場合には、第二の部分即ち内側部分114の外
側端122は、第一の部分即ち外側部分112内に配置された
ままである。プランジャーストップ77が、中空なほぼ円
筒状のボディー16の内部に形成され、ほぼ円筒状のプラ
ンジャー14を後退させた時に、プランジャーストップ77
が、プランジャーシール36と係合してほぼ円筒状のプラ
ンジャー14の後退を制限する。
斯くして、第5図及び第6図に示すように、第二の部
分114の外側端122は、ほぼ円筒状のプランジャー14に対
する中空なほぼ円筒状のシリンジバレル12の前進位置又
は後退位置の何れにおいても第一の部分112内に配置さ
れている。
他の点では、第5図及び第6図に示す実施態様の作用
は、第1図及び第2図に示す実施態様と同様である。こ
れらの二つの実施態様は、鎖骨下静脈又は頚静脈に用い
るのに特に適している。
第7図及び第8図は、それぞれ126及び128で示す第一
の部分即ち外側部分、及び第二の部分即ち内側部分を含
む全体を124で示す二片構成の針に関する更に別の実施
態様を示す。鈍点130を含む第一の部分126は、中空のバ
レルチップ18に取り付けられている。鈍点130は、円錐
状にテーパーの付いた端131を含んでいるのが良い。第
一の部分126は、中空のバレルチップ18から外側の延び
ている。第二の部分128は、ほぼ円筒状のプランジャー1
4に取り付けられ、第一の部分126内を摺動可能に配置さ
れている。孔132が、プランジャーシール36の内側端の
すぐ近くに第二の部分128を貫通して形成されている一
方、円錐状の心合わせ凹部134が、第二の部分128の内側
端135に形成されている。
第7図に示すように、ほぼ円筒状のプランジャー14
を、中空なほぼ円筒状のシリンジバレル12内を完全に前
進した時には、穿孔点136が鈍点130から外側に延べてい
る状態で、第二の部分即ち内側部分128の大部分が第一
の部分即ち外側部分126内に配置される。
第8図に示すように、ほぼ円筒状のプランジャー14を
後退させた時には、穿孔点136は、第一の部分即ち外側
部分126内に配置される。プランジャーストップ77が、
ほぼ円筒状のボディー16の内部に形成され、プランジャ
ーシール36と係合してほぼ円筒状のプランジャー14の後
退を制限している。
穿孔点136が、前進位置にある場合には、穿孔点136
は、鈍点130の外側に延びているので、穿孔点136は、針
124を患者の体内に導入する。
しかる後、二片構成の針124を血管と軸的に整合させ
てカテーテル又はカテーテルガイドワイヤの血管への導
入を容易にする際に、患者の血管に裂傷を負わすことを
防止するため、穿孔点136を第一の部分126内に後退させ
てカテーテル導入シリンジ10が回転できるようにする。
次いで、カテーテル又はカテーテルガイドワイヤを、先
に説明したように導入することができる。
そのため、この実施態様は、大腿部に使用するのに適
している。
第9図は、それぞれ202及び204で示す第一の部分即ち
外側部分及び第二の部分即ち内側部分を含む全体を200
で示す二片構成の針に関する更にもう一つの別の実施態
様を示している。穿孔点206を含む第一の部分即ち第一
のセクション202は、全体を208で示す中空なバレルチッ
プ208から外側に延びている。第二の部分即ち第二のセ
クション204は、中空なバレルチップ208から中空なほぼ
円筒状のシリンジバレル12内へと内側に延びている。孔
210が、中空なほぼ円筒状のシリンジバレル12の遠位端
近くに第二の部分204を貫通して形成されている。中空
なバレルチップ208は、第一及び第二の部分202及び204
をそれぞれ作用的に収容して支持する第一のバレルチッ
プセクション即ちニードルハブ214、及び第二のバレル
チップセクション216を備えている。円錐状の心合わせ
凹部220を含む中間チャンネル218が、第一の部分即ち外
側部分202及び第二の部分即ち内側部分204と共軸的に整
合した状態で、第一及び第二のバレルチップセクション
214及び216の間に共働的に形成されている。
第9図に示すように、ほぼ円筒状のプランジャー14
を、中空なほぼ円筒状のシリンジバレル12内で完全に前
進させると、第二の部分即ち内側部分204の内側端部222
が弁アセンブリ28の近くに配置された状態で、第二の部
分即ち内側部分204の大部分が中心に配置されたチャン
ネル32内に配置される。
その他の点では、第9図に示す実施態様の作用は、第
1図及び第2図に示す実施態様と同様である。
第10図は、それぞれ302及び304で示す第一の部分即ち
外側部分及び第二の部分即ち内側部分を含む全体を300
で示す二片構成の針に関するもう一つ別の実施態様を示
している。この構造は、第9図に開示した構造と最も類
似して見えるが、第10図に関する構造的及び機能的な変
更は、いろいろな実施態様の全ての等しく適用すること
ができる。穿孔点306を含む第一の部分即ち第一のセク
ション302は、全体を308で示す中空なバレルチップに取
り付けられている。第一の部分即ち第一のセクション30
2は、中空なバレルチップ308から外側に延びている一
方、第二の部分即ち第二のセクション304は、中空なバ
レルチップ308から中空なほぼ円筒状のシリンジバレル1
2内へと内側に延びている。孔310が、中空なほぼ円筒状
のシリンジバレル12の遠位端の近くに第二の部分304を
貫通して形成されている。中空なバレルチップ300は、
第一及び第二の部分即ちセクション302及び304をそれぞ
れ作用的に収容して支持する第一のバレルチップセクシ
ョン即ち針312及び第二のバレルチップセクション314を
備えている。円錐状の心合わせ凹部318を含む中間チャ
ンネル316が、第一の部分即ち外側部分302及び第二の部
分即ち内即部分304と共軸的に整合した状態で、第一及
び第二のバレル即ちセクション312及び314の間に共働的
に形成されている。
図示のように、ほぼ円筒状のプランジャー14を完全に
押込むと(extended)、チャンバー320が、プランジャ
ーシール36と中空なバレルチップ18の内側端部29との間
に共働的に形成される。この構成では、孔310が、チャ
ンバー310内に配置されている。
使用に際し、穿孔点306は血管に入る。動脈に入る時
には、血液が孔310を通ってチャンバー320に入り込むた
め、動脈の血圧が、ほぼ円筒状のプランジャー14を後退
させる。静脈にカニューレを挿入する時には、ほぼ円筒
状のプランジャー14を後退させることにより、カテーテ
ル導入シリンジ10を吸引させ、チャンバー320内に真空
又は負圧を生じさせ、流体が孔310を通ってほぼ円筒状
のシリンジバレル12の内部に進入するようにする。
その他の点では、第10図に示す実施態様の作用は、他
の実施態様と同様である。
以下の請求の範囲は、本明細書で説明した本発明の包
括的な特徴及び具体的な特徴の全て、並びに、言葉の問
題として、それらの特徴の間に該当する本発明の範囲に
関する全ての記述を網羅する意図であることが理解さる
べきである。
ここにおいて、本発明が説明された。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】患者の体にカテーテル又はガイドワイヤを
    導入するためのカテーテル導入シリンジであって、 流体チャンバーを含む中空なシリンジバレルと、 前記バレル内に摺動可能に配置され、バレルの遠位端に
    ある前進位置と該遠位端から近位端方向に距離を置いた
    後退位置との間で可能なプランジャーと、 前記バレル及び前記プランジャーを貫通して軸線方向に
    延び、カテーテル又はガイドワイヤをガイド通路に導入
    するために前記プランジャーの近位端方向にある入口を
    有するガイド通路を形成する手段であって、前記ガイド
    通路が摺動可能に相互に嵌め合う通路部分を有し、該通
    路部分は前記前進位置と後退位置との間で前記プランジ
    ャーの移動中相互嵌め合い関係を持ちながら互い変位す
    ることができ、 前記通路部分の内の一つにあるオリフィスであって、該
    オリフィスは前記プランジャーが前記前進位置から移動
    させられる時、前記ガイド通路及び前記流体チャンバー
    の間の連通を形成し、及び 前記シリンジの瀉液又は吸入の間、あるいは前記ガイド
    通路を通してカテーテルあるいはガイドワイヤを導入あ
    るいは引抜きする間、該通路を貫通して流体が流れるこ
    とを妨げ、流体が患者の体から前記孔を通過し前記流体
    チャンバーに入ることを可能にし、カテーテル又はガイ
    ドワイヤが前記ガイド通路内に配置されている間、前記
    ガイド通路がカテーテル又はカテーテルガイドワイヤを
    実質上真っ直ぐな形状に維持するように構成されいるこ
    とを特徴とするカテーテル導入シリンジ。
  2. 【請求項2】前記通路孔が、前記バレルの遠位端に隣接
    した流体チャンバー内に形成されることを特徴とする請
    求項1に記載のカテーテル導入シリンジ。
  3. 【請求項3】前記ガイド通路手段がさらに、前記中空な
    シリンジバレルから軸線外方向に延びた第一中空突出部
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載のカテー
    テル導入シリンジ。
  4. 【請求項4】前記ガイド通路手段がさらに、前記プラン
    ジャー内を貫通して軸線内方向に延びた第2部分を有
    し、前記第1位置が第2部分内に摺動可能に受け入れら
    れていることを特徴とする請求項3記載のカテーテル導
    入シリンジ。
  5. 【請求項5】前記第1部分が、前記バレルの遠位端から
    軸線外向きに突出し、前記第1部分は貫通ポイント及び
    遠位端を向いた口に終わっていることを特徴とする請求
    項4記載のカテーテル導入シリンジ。
  6. 【請求項6】前記摺動可能に嵌合する通路部分が、上記
    チャンバー内に軸線内方向に延びた第1中空部分と、上
    記プランジャーから延びた第2中空部分とを包含するこ
    とを特徴とする請求項2記載のカテーテル導入シリン
    ジ。
  7. 【請求項7】前記第1中空部分は前記チャンバー内で延
    びた対向する端部を有し、前記プランジャーを前記中空
    シリンジバレルに対して完全に後退させた時に、前記対
    向した端部が前記プランジャー内に保持されることを特
    徴とする請求項3記載のカテーテル導入シリンジ。
  8. 【請求項8】前記カテーテル導入シリンジが、更に、前
    記プランジャーに設けられた軸線方向を向いたプランジ
    ャーシールと、前記プランジャーを前記中空なシリンジ
    バレルに対して完全に後退させた時に、前記プランジャ
    ーの後退を制限するためにプランジャーシールと係合す
    る、前記中空シリンジバレルの内部に形成されたプラン
    ジャーストップとを包含することを特徴とする請求項7
    記載のカテーテル導入シリンジ。
  9. 【請求項9】前記プランジャーが、バルブ凹みを有し、
    前記バルブ組立体がそこに作用的に配置されていること
    を特徴とする請求項1記載のカテーテル導入シリンジ。
  10. 【請求項10】前記プランジャーを完全に前進させた時
    に、チャンバーが前記プランジャーの遠位端と前記中空
    シリンジバレルの遠位端との間に協働的に形成され、前
    記孔が、前記チャンバーに配置されることを特徴とする
    請求項1記載のカテーテル導入シリンジ。
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