JP2834253B2 - パケツト交換機 - Google Patents

パケツト交換機

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JP2834253B2 JP2605490A JP2605490A JP2834253B2 JP 2834253 B2 JP2834253 B2 JP 2834253B2 JP 2605490 A JP2605490 A JP 2605490A JP 2605490 A JP2605490 A JP 2605490A JP 2834253 B2 JP2834253 B2 JP 2834253B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はパケツト交換機に関し、更に詳しくは、パケ
ツト交換機内の通話路系装置と制御系装置との間の接続
および制御信号の伝達における改良方式に関する。
〔従来の技術〕
従来のデイジタル交換機は、例えば、産業図書発行の
デイジタルコミユニケーシヨンシリーズ「デイジタル電
話交換」1986(pp.117)に記載されているように、伝送
路を収容し、パケツトを交換する通話路系と、通話路系
の各装置、例えば分配通話路装置(以下、スイツチと呼
ぶ)、集線装置,加入者回路等を制御する制御系とから
構成されており、これらの通話路系と制御系との間の制
御情報送受信のために、通話路系の各装置と制御系との
間は通話路バスを介して接続されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
然るに、上記構造のデイジタル交換機は次のような問
題点があつた。
(1)通話路バスによる接続距離が長くなると、雑音が
混ざり、通話路系と制御系との間で送受信される制御情
報信号の信頼性が低下するため、通話路系の各装置と制
御系間の分離、および遠隔化に制約があつた。
(2)各装置間を通話路バスで接続する形式を採用する
と、通話路系の増設等の仕様変更を行う場合、増設した
装置へ伝送路を収容する作業の他に、増設装置と制御系
間に新たに通話路バスを接続する作業が必要となる。
本発明の目的は、通話路系装置と制御系装置との接続
を容易にし、これらの部分の遠隔化に適した構造のパケ
ツト交換機を提供することにある。
本発明の他の目的は、通話路系の増設に伴なう保守作
業を容易にしたパケツト交換機を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明によるパケツト交
換機は、複数の入力線と複数の出力線とを有し、各入力
線から入力されたパケツトを各パケツトに付された識別
情報に従つて選択した出力線の1つに送出するよう動作
するスイツチ手段と、それぞれ端末装置または他の交換
機に接続された1対の入出力回線対応に設けられ、上記
スイツチ手段の1つの入力線および1つの出力線と接続
された複数の回線インタフエース手段と、上記スイツチ
手段の1つの入力線と1つの出力線とに接続された中央
制御手段とを有し、上記中央制御手段と各回線インタフ
エース手段および上記スイツチ手段間の制御情報の送受
信が上記スイツチ手段の入力線または出力線を経由する
制御パケツトを媒体として行なわれるようにしたことを
特徴とする。
上記パケツト交換機において、スイツチ手段は、例え
ば入力線と出力線とを複数の群に分割した多段接続の複
数の単位スイツチで構成され、中央制御手段は上記いず
れかのスイツチ群の初段の1つの入力線と最終段の1つ
の出力線とに接続される。上記各単位スイツチには、例
えばパケツトの輻輳状態を監視したり、1つの入力パケ
ツトを複数の出力線に放送モードで送出したりするため
のスイツチ制御装置が設けられ、これらのスイツチ制御
装置への指令情報やデータの供給、あるいは各スイツチ
制御装置から中央制御手段への状態情報の報告が前記制
御パケツトにより伝達される。一方、各回線インタフエ
ース手段は、入出力回線上のパケツトと交換機内のパケ
ツトのヘツダ交換機能を有し、これらのヘツド交換のた
めの制御情報が前記制御パケツトにより伝達される。
〔作用〕
本発明のパケツト交換機において、制御パケツトの送
出元となる各装置は、各制御パケツトに経路情報を付し
て送出する。各制御パケツトは、上述したスイツチ手段
あるいはこれを構成する単位スイツチのいずれかの入力
線を経由し、経路情報に従つて交換処理され、宛先装置
に到達する。
尚、制御パケツトの発信元となる装置と宛先装置との
間の接続配線の関係で、上記スイツチ手段の1回の通過
だけでは制御パケツトを宛先装置に到達させることがで
きない場合、各送信元装置が制御パケツトを宛先装置と
特定の位置関係にある回線インタフエースに送付するよ
う経路情報を設定し、上記制御パケツトを受信した回線
インタフエースが該制御パケツトをスイツチ手段の入力
線に折り返すよう動作させればよい。こうした制御パケ
ツトの折り返し動作は、各回線インタフエースで行なう
代りに、上記スイツチ手段の入出力線間に接続された制
御パケツト折り返し専用装置により行なつてもよい。
本発明によれば、パケツト交換機における制御系の主
要部である中央制御手段と、通話路系の一部を構成して
上部中央制御手段と制御情報を通信する回線インタフエ
ース手段、あるいはスイツチ制御手段などの要素との間
に、制御情報を送信するための専用の配線を必要としな
い。従つて、通話路系と制御系との遠隔化が容易であ
り、また、交換機の収容回線数を増加させるためのスイ
ツチ機能あるいは回線インタフエースの増設が容易に行
なえるという利点がある。
以下、本発明の実施例を図面を参照に説明する。
〔実施例1〕 (1)全体構成 本発明によるパケツト交換機10の全体構成の1例を第
1図に示す。なお、この例ではパケツト交換機10にATM
(Asynchronous Transfer mode)方式のものを採用して
いる。
図において、回線対応部(回線インタフエース)(10
0−1〜100−l)は、加入者端末装置または隣接パケツ
ト交換機と接続された入力回線600A(600A−1〜600A−
l)および出力回線600B(600B−1〜600B−l)と、後
述するスイツチ部200に接続された出力回線610B(610B
−1〜610B−l)および入力回線610A(610A−1〜610A
−l)を収容する。各回線対応部100は、入力回線600A
からの受信パケツトにスイツチ内部でのパケツト交換用
経路情報(以下、経路情報と略す)を設定し、これを出
力回線610Bを介してスイツチ部200へ引き渡す。また、
スイツチ部200で交換されたパケツトを入力回線610Aか
ら受け取り、これを出力回線600Bを介して隣接するパケ
ツト交換機または加入者端末へ送信する。
スイツチ部200は、m行(群)に配列されて各行
(群)がn段(本実施例ではn=3)からなるマトリク
ス配列された複数個の単位スイツチ210(210−1〜210
m),220(220−1〜220−m),230(230−1〜230−
m)と、各単位スイツチ毎に設けられた複数個のスイツ
チ制御装置240(240−1〜240−m),250(250−1〜25
0−m),260(260−1〜260−m)と、1段目の各単位
スイツチの出力を2段目の全単位スイツチへ供給するた
めの出力回線6201−1〜620m−mと、2段目の各単位ス
イツチ出力を3段目全単位スイツチへ供給するための出
力回線6301−1〜630m−mと、互いに対をなす各単位ス
イツチとスイツチ制御装置との間に設けられた出力回線
640A−1〜660A−m、および入力回線640B−1〜660B−
mから構成される。各単位スイツチ210−1〜230−p
は、回線対応部100または前段の単位スイツチからパケ
ツトを受け取ると、受信パケツトに含まれる経路情報に
基づいて、該パケツトを次段のいずれかの単位スイツチ
または回線対応部100へ出力するよう交換動作する。
中央制御部300は、スイツチ部200のパケツト交換機能
を用いて、自律的に、または制御端末400(後述)から
の指示により、各回線対応部100(100−1〜100−x)
およびスイツチ制御装置240(240−1〜240p),250(25
0−1〜250−p),260(260−1〜260−p)との間で、
経路情報の設定やフロー制御等のための制御情報を格納
したパケツト(以下、制御パケツトと略す)の送受信を
行う。上記動作のために、中央制御部300は、1段目の
任意の単位スイツチ(この例では210−m)の入力側に
接続された出力回線670−Bと、最終段の任意の単位ス
イツチ(この例では2300−m)の出力側に接続された入
力回線670−Aを収容している。このように中央制御部3
00とスイツチ部200間を一組の入出力回線だけで接続す
ると、中央制御部300は、出力回線670−Bと接続されて
いない1段目の他の単位スイツチへのパケツトの送信、
および入力回線670−Aと接続されていない最終段の他
の単位スイツチからのパケツトの受信を直接的には実行
できない。そこで本実施例では、各回線対応部100に制
御パケツトへの経路情報再設定機能と、スイツチ部200
への制御パケツト折り返し機能をもたせた構造とするこ
とにより、上記中央制御部300と全回線対応部およびス
イツチ制御部間の通信を可能にする。なお、入出力回線
670Aと670Bは、切断等の障害を考慮して複数対の回線を
用意してもよい。
端末400は、中央制御部300に対して、回線対応部100,
スイツチ制御装置240,250,260への経路情報設定等の制
御パケツト送信を指示するためのものであり、端末400
と中央制御部300との間は、入出力回線680−Aと680−
Bで接続されている。
ここで、本発明の理解を助けるために、従来のデイジ
タル交換機における制御情報の通信方式について、第2
図を参照して簡単に説明しておく。
従来のデイジタル交換機15は、第1図の中央制御部30
0に対応する中央処理装置301と、回線対応部100に対応
する加入者回線101(101−1〜101−l)および集線装
置102(102−1〜102−m)と、スイツチ部200に対応す
る分配通話路装置201とから構成される。上記分配通話
路装置201は、第1図と同様に、各段m個のn段構造
(本実施例ではn=3)の単位スイツチ211(211−1〜
211−m),221(221−1〜221−m),231(231−1〜23
1−m)と、各単位スイツチを一括制御するスイツチ制
御装置241から構成される。ここで、中央処理装置301は
他の要素との間で制御情報の通信を行なうために、加入
者回線および集線装置との間にそれぞれ入出力回線671
(671−1〜671−m),672(672−1〜672−m)を有
し、各単位スイツチとの間にスイツチ制御部241を介し
て入出力回線641(641−1〜641−m),651(651−1〜
651−m),661(661−1〜661−m)で接続されてい
る。上記構成から明らかな如く、従来の交換機では、加
入者回線101,集線装置102,単位スイツチ211〜231のいず
れを増設する場合にも、バス310またはスイツチ制御部2
41とそれぞれの増設要素との間に入出力回線を増設する
必要性があつた。これに対して、本発明には第1図のパ
ケツト交換機10では、スイツチ部200または回線対応部1
00のいずれに増設が生じた場合でも、中央制御部300と
増設要素との間の経路情報を変更するだけで済み、制御
パケツト通信のための特別な配線(入出力回線)をする
必要はない。
(2)パケツト・フオーマツト 第3図は、本発明によるパケツト交換機10で使用する
パケツト・フオーマツトの1例を示す。
パケツト本体部700は、論理的な通信路である呼を識
別するための呼識別子710(以下VCIと略す)と、ユーザ
データが含まれるユーザデータ部720(以下YDと略す)
から構成される。パケツトがスイツチ部200を通過する
時、スイツチ部200が該パケツトをどの出力回線へ送出
するかを識別できるようにするために、パケツト本体部
700の先頭に経路情報730が付与される。経路情報730
は、R1(730−1),R2(730−2),R3(730−3)の3
つのフイールドから構成される。R1フイールド730−1
は、1段目単位スイツチ210−iから2段目単位スイツ
チ220−1〜220−mへの出力回線620i−1〜620i−m、
またはスイツチ制御装置240−iへの出力回線640A−i
を示し、R2フイールド730−2は、2段目単位スイツチ2
20−iから3段目単位スイツチ230−1〜230−mへの出
力回線630i−1〜630i−m、またはスイツチ制御装置25
0iへの出力回線650A−iを示し、R3フイールド730−3
は、3段目単位スイツチ230−iから回線対応部100−1
〜100−lへの出力回線610A−1〜610A−l、またはス
イツチ制御装置260−iへの出力回線660A−iを示す。
制御パケツトも上記第3図と同様のパケツト・フオーマ
ツトを有し、YDフイールド20に制御情報が設定される。
尚、各回線対応部100が交換機間で通信されるパケツト
と交換機内の制御パケツトとを識別できるように、制御
パケツトVCIフイールド710には、以下に述べるように識
別コード0〜2を専用に割り当てる。VCI=0は中央制
御部300宛,VCI=1はスイツチ制御装置240−1〜260−
m宛,VCI=2は回線対応部100−1〜100−l宛とする。
0〜2以外の識別コードは、交換機間で伝送されるパケ
ツトに使用される。
(3)各部の構成 (3−1)中央制御部300: 第4図は中央制御部300の構成を示すブロツク図であ
る。
中央制御装置部300は、入出力回線670Aおよび70Bと接
続されたスイツチ部インタフエース331と、プログラム
およびデータを格納するためのメモリ320と、上記メモ
リに用意されたプログラムに従つて動作するプロセツサ
(CPU)321と、後述する中央制御部経路情報テーブル31
1と、呼制御のための幾つかのテーブル類312〜31Nと、
制御端末400との間のインタフエース回路341とからな
る。
CPU321は、回線対応部100から呼設定用のパケツトを
受信すると、VCI管理テーブル等の呼制御用テーブル類3
12〜31Nを参照し、ダイヤル番号で特定される通信相手
装置に対する呼制御パケツトの送出を行なう。また、上
記呼設定パケツトを受信した回線対応部に対して、後述
するVCI変換テーブル134に登録すべき上記呼と対応した
VCIおよび経路情報を含む制御パケツトを送信する。ま
た、上記CPU321は、制御端末400からの指示により、中
央制御部経路情報テーブル311への情報設定動作と、各
回線対応部およびスイツチ制御装置がもつ経路情報テー
ブルへの情報設定を指示するための制御パケツト送信動
作を実行する。上記回線対応部またはスイツチ制御装置
から完了報告の制御パケツトを受信すると、制御端末40
0に対して完了報告を行なう。また、自律的にフロー制
御等に関する制御パケツトの送信と完了報告の制御パケ
ツト受信を実行する。
中央制御部経路情報テーブル311は、第5図に示す如
く、宛先装置欄311−1と、出力VCI欄311−2と、経路
情報欄311−3とからなり、宛先装置対応に、パケツト
のフイールド710および730に付与すべき出力VCI(1ま
たは2)と経路情報を記憶している。上記経路情報テー
ブル311は、回線対応部用のレコード領域311Aと、スイ
ツチ制御装置用のレコード領域311Bに大別する。なお、
制御パケツトを回線対応部100で折り返す必要がある場
合、中央制御部経路情報テーブル311は、折り返しをす
る回線対応部100までの経路情報を持つ。
CPU321は、いずれかの宛先装置(回線対応部またはス
イツチ制御装置)に制御パケツトを送信する場合、宛先
装置の識別番号に基づいて中央制御部経路情報テーブル
311を参照し、上記宛先装置と対応する出力VCI311−2
と経路情報311−3を読み出し、これらを宛先装置へ送
付すべき制御情報と共に第3図のパケツトフオーマツト
に組み立て、スイツチ部入出力装置331に引き渡す。一
方、スイツチ部入出力装置331から制御パケツトを受信
すると、CPU321は、該パケツト内制御情報に対応した処
理をする。スイツチ部入出力装置331は、CPU321とスイ
ツチ部200との間の制御パケツトの入出力処理を実行す
る。また、端末インタフエース回路341は、CPU321と制
御端末400と間で交信される指示情報、およびその指示
に対する完了報告等の情報の入出力処理(パラメータチ
エツク等)を実行する。
(3−2)スイツチ部200: 各単位スイツチ210,220,230は、それぞれ受信パケツ
トのR1フイールド730−1,R2フイールド730−2、または
R3フイールド730−3によつて指示された出力回線に、
受信パケツトをハードウエア的に出力するように構成さ
れた自己ルーテイング型のスイツチである。これらのス
イツチと対をなすスイツチ制御装置240,250,260は、中
央制御部300から送られてきた制御パケツトのYDフイー
ルド720に含まれる制御情報に応答してフロー制御に関
する情報収集等の動作を実行し、前記収集情報を含む制
御パケツトを中央制御部300へ送信する。これらの動作
を実行するために、各スイツチ制御装置240〜260は、第
6図に示すスイツチ部経路情報テーブル270を備える。
上記テーブル270は、中央制御部300への出力VCI270−1
と、経路情報270−2を記憶しており、これらの出力VCI
と経路情報が、中央制御部宛の制御パケツトのフイール
ド710と720に設定される。尚、上記制御パケツトが折り
返しを必要とする場合には、折り返しをする回線対応部
100までの経路情報が欄270−2に記憶される。
(3−3)回線対応部100: 回線対応部100の構成を第7図に示す。
受信回路110は隣接交換機からの入力回線600Aを収容
し、受信パケツトをインサータ装置120へ引き渡す。イ
ンサータ装置120は、上記受信回路110および分岐回路15
3からの入力パケツトの衝突回避制御を行い、それぞれ
のパケツトをVCI変換装置130へ引き渡す。インサータ装
置122は、VCI変換装置130および回線対応部制御装置140
からの入力パケツトの衝突回避制御を行い、それぞれの
入力パケツトをスイツチ部への出力回線610Bへ出力す
る。
VCI変換装置130の構成を第8図に示す。VCI分離回路1
32は、信号線121を介して入力されるインサータ装置120
からの入力パケツトに含まれるVCIフイールド710(以
下、入力VCIと略す)を信号線710Aを介してVCI変換テー
ブル134に入力し、YDフイールド720を信号線720を介し
てVCI付加回路135へ引き渡す。VCI変換テーブル134は、
第9図に示す如く、入力VCI710A′対応に出力VCI710B′
と経路情報730′を記憶しており、信号線710Aから入力V
CIが入力されると、これと対応する出力VCI710B′と経
路情報730′を検索し、出力VCIを信号線710Bを介してVC
I付加回路135へ、また、経路情報を信号線730を介して
経路情報付加回路136へそれぞれ引き渡す。VCI付加回路
135は、VCI分離回路132から入力されるYDフイールドの
内容720に、VCI変換テーブル134から受け取つた出力VCI
710B′を付加し、VCI変換されたパケツト本体部を作成
する。このパケツト本体部は、信号線700を介して経路
情報付加回路136へ引き渡される。経路情報付加回路136
は、VCI付加回路135から受取つた上記パケツト本体部
に、VCI変換テーブル134ら受け取つた経路情報730を付
加して、信線131を介してインサータ装置122に渡す。な
お、前述したように、入力VCIの値0〜2は交換機内の
制御パケツト用、その他の値は交換機間のパケツト用に
割当てられている。VCI変換テーブル134は、入力VCI710
A′が「0」の場合、出力VCI710B′には入力VCIと同じ
値、経路情報730′には中央制御部300宛の経路情報を出
力する。また、入力VCI710A′が「1」の場合、出力VCI
710B′には入力VCIと同じ値、経路情報730′には自回線
対応部100iと接続されている1段目単位スイツチ210−
iと対をなすスイツチ制御装置240−i宛の経路情報を
出力する。入力VCI710A′が「2」の場合は、回線対応
部宛を意味しているため、経路情報は未使用となる。
尚、入力回線600から入力される交換機間のパケツトの
うち、呼制御用のパケツトが入力された時は、上記した
中央制御部宛の出力VCIと経路情報がVCI変換テーブルか
ら得られるようになつている。
第7図に戻つて、回線対応部制御装置140は、中央制
御部300から受信した制御パケツト内の制御情報に基づ
いて、VCI変換テーブル141に情報設定を行う。また自律
的に中央制御部300への制御パケツト送信も行う。これ
らの動作のために、回線対応部制御装置140は、回線対
応部経路情報テーブル141に、第6図に示したスイツチ
制御部の経路情報テーブル270と同様に、中央制御部300
への出力VCIと経路情報を持つ。
150は分岐回路151と153とを含む分岐装置であり、ス
イツチ部から入力回線610Aを介して受け取つたパケツト
に含まれるVCI710の値に応じて、該パケツトの分岐先を
決定する。分岐回路151はVCI710=2の場合だけ、該パ
ケツトを信号線152に分岐し、回線対応部制御装置140へ
引き渡す。分岐回路153はVCI710=0または1の場合
に、受信パケツトを信号線154に分岐し、インサータ装
置120へ引き渡す。それ以外のVCIをもつパケツトは送信
回路160へ引き渡される。
送信回路160は、隣接交換機への出力回路600Bを収容
しており、分岐装置150から受け取つたパケツトを上記
隣接交換機へ送出する。
(3−4)制御端末400: 制御端末400は、中央制御部300に対して、中央制御部
経路情報テーブル311への情報設定、および回線対応部
経路情報テーブル141,スイツチ部経路情報テーブル270
への情報設定のための制御パケツトの送信を指示する。
(4)動作の説明 パケツト交換機10内の制御パケツト通信には、中央制
御部300とスイツチ制御装置240,250,260との間のパケツ
ト送受信と、中央制御部300と回線対応部100との間のパ
ケツト送受信とがある。
このうち、第1図のシステム構成で回線対応部100に
おいてパケツトを折り返すことなく通信ができるのは、
以下の(a)〜(c)のケースである。
(a)中央制御部300から、回線670Bが接続されたスイ
ツチ制御装置240−m,スイツチ制御装置250−i(i=1
〜m)、またはスイツチ制御装置260−i(i=1〜
m)への通信。
(b)スイツチ制御装置240−i(i=1〜m)、また
はスイツチ制御装置250−i(i=i〜m),260−m
(回線670Aを収容)から中央制御装置部300への通信。
(c)中央制御部300と回線対応部100−i(i=1〜
m)との間の両方向通信。
逆に、回線対応部でパケツトの折り返しが必要なもの
は以下の(d),(e)のケースである。
(d)中央制御部300から、回線670Bと未接続の初段ス
イツチ制御装置240−i(i=1〜(m−1))への通
信。この場合、中央制御部300は、宛先スイツチ制御装
置240−iの初段単位スイツチ210−iに収容されている
回線対応部100−jに対して制御パケツトを送信し、回
線対応部100−jが該パケツトにスイツチ制御装置240−
i宛の経路情報730を再設定した後、スイツチ部200へ折
り返す動作が必要となる。
(e)回線670Aと未接続の最終段スイツチ制御装置260
−i(i=1〜(m−1))から中央制御部300への通
信。この場合、スイツチ制御装置260−iは、制御パケ
ツトを自分が接続されている単位スイツチ230−iに収
容されているいずれかの回線対応部100へ送信し、上記
回線対応部100が受信パケツトに中央制御部300宛の経路
情報730を再設定した後、これをスイツチ部200へ折り返
す動作が必要となる。
以下に具体的な動作について詳細に説明する。
(4−1)回線対応部での折り返しを必要としない制御
パケツトの送信動作: これは、例えば、中央制御部300から回線対応部100−
1内の回線対応部制御装置140へ制御パケツトを送信す
る場合であり、中央制御部300は、経路情報テーブル311
から検索した上記回線対応部宛の出力VCI(=2)と、
回線対応部100−1への経路情報をパケツトに設定した
後、該パケツトを出力回線670Bに送出する。上記制御パ
ケツトは、初段の単位スイツチ210−mから、2段目の
単位スイツチ220−1〜220−mのいずれかを介して、3
段目の単位スイツチ230−1へ交換され、出力回線610A
−1に出力されて宛先の回線対応部100−1へ引き渡さ
れる。回線対応部100−1では、分岐回路151が、受信パ
ケツトのVCI710の値から該受信パケツトが自回線対応部
宛の制御パケツトであることを認識し、該パケツトを信
号線152に分岐して回線対応部制御装置140へ引き渡す。
(4−2)回線対応部での折り返しを必要とする制御パ
ケツトの送信動作: (a)中央制御部300から出力線670Bが未接続のスイツ
チ制御部、例えば240−1へ送信する場合; 中央制御部300は、経路情報テーブル311から宛先とな
るスイツチ制御装置240−1と対応するレコードを検索
し、該レコードの示す出力VCI311−2(=1)と、上記
宛先スイツチ制御装置240−1と対をなす単位スイツチ2
10−1に収容されている回線対応部100−1への経路情
報311−3とを制御パケツトに設定した後、出力回線670
Bに送出する。該制御パケツトは、初段の単位スイツチ2
10−mから経路情報で推定される2段目のいずれかの単
位スイツチ220−iを介して、3段目の単位スイツチ230
−1へ交換され、出力回線610A−1に出力され、回線対
応部100−1へ引き渡される。上記回線対応部100−1で
は、分岐回路153が、受信パケツトの入力VCI710の値か
ら、これがスイツチ制御装置宛の制御パケツトであるこ
とを認識し、信号線154に分岐する。上記パケツトは、
インサータ装置120を経由してVCI変換装置130へ引き渡
される。VCI変換装置130は、受信パケツトに含まれる入
力VCI710に基づいてVCI変換テーブル134を検索し、該パ
ケツトに、上記入力VCIと同値の出力VCI710と、宛先ス
イツチ制御部240−1への経路情報730(R1=回線640A−
1)とを再設定し、出力回線610B−1に折り返す。上記
パケツトを受信した初段の単位スイツチ210−1では、
該受信パケツトに含まれる経路情報730に基づいて、受
信パケツトを回線640A−1に交換する。これにより、宛
先スイツチ制御装置240−1に制御パケツトが届く。
(b)入力回線670Aに未接続のスイツチ制御装置、例え
ば260−1から中央制御部300へ送信する場合; スイツチ制御装置260−1は、スイツチ部経路情報テ
ーブル270から取り出した中央府御部宛を示すVCI(=
0)と、スイツチ制御装置260−1と対をなす単位スイ
ツチ230−1の出力線の1つに接続された回線対応部100
−1への経路情報とをパケツトに設定した後、該パケツ
トを出力回線660B−1に送出する。上記パケツトは、単
位スイツチ230−1で出力回線610A−1に出力され、回
線対応部100−1へ引き渡される。回線対応部100−1で
は、分岐装置153が、受信パケツトの入力VCIから該受信
パケツトが中央制御装置部300宛の制御パケツトである
ことを認識し、該パケツトを信号線154に分岐する。従
つて、このパケツトは、インサータ装置120を経由してV
CI変換装置130に入力される。VCI変換装置130では、受
信パケツトの入力VCIに基づいてVCI変換テーブル134を
検索し、入力VCIと同値の出力VCIと、中央制御部への経
路情報とを得、これを受信パケツトのフイールド710と7
20に再設定した後、出力回線610B−1に折り返す。上記
パケツトは、経路情報に従つて単位スイツチ210−1か
ら2段のいずれかの単位スイツチ220−iを経て最終段
の単位スイツチ230−mへ交換され、回線670Aを介して
中央制御部300に引き渡される。
(5)増設時の動作 次に、上述したパケツト交換機10内で、回線対応部10
0またはスイツチ部200の増設を行なう場合の動作につい
て説明する。
(5−1)回線対応部100を増設する場合: 例えば第1図に破線で示す如く、新たな回線対応部10
0−(l+1)あるいは100−xを増設する場合、増設し
た回線対応部100を、スイツチ部200の未使用の入出力回
線610A−k,610B−kに接続する。次に、端末400から中
央制御部320に対して、中央制御部経路情報テーブル311
に上記増設装置のための装置番号,出力VCIおよび経路
情報の追加を指示する。中央制御部300が上記指示に従
つた動作を完了、すなわち増設装置へ制御パケツトを送
信できる状態になると、端末400から中央制御装置320に
対して、増設した回線対応部100内のVCI変換テーブル13
4に制御パケツト折り返し用の出力VCIと経路情報を、ま
た、上記回線対応部100内の回線対応部経路情報テーブ
ル141に中央制御部への出力VCIと経路情報をそれぞれ追
加するための制御パケツト送信を指示する。
(5−2)スイツチ部200を増設する場合: 例えば、第1図に破線で示す如く、新たに単位スイツ
チ群210−P〜230−Pとスイツチ制御装置240−P〜260
−Pを増設する場合、増設した各単位スイツチと既存単
位スイツチ間を新たな出力回線6201−P〜620P−1〜63
01−P〜630P−Pを接続する。次に、端末400から中央
制御部320に対して、中央制御部経路情報テーブル311に
各増設装置(スイツチ制御装置)への出力VCIと経路情
報を追加するよう指示する。中央制御部300が上指示に
応答して動作し、増設装置への制御パケツトの送信が可
能な状態になると、端末400から中央制御装置321に対し
て、増設した各スイツチ制御装置内のスイツチ部経路情
報テーブル270に、中央制御部300への出力VCIと経路情
報を追加するための制御パケツトを送信するよう指示す
る。
〔実施例2〕 第10図は、本発明による制御パケツトによる制御情報
通信方式を適用したパケツト交換機の他の実施例を示す
全体構成図である。上記パケツト交換機も交換方式とし
てATMを採用している。
(1)全体構成。
以下、上記パケツト交換機の全体構成を説明する。
回線対応部100′(100′−1〜100′−l)は、制御
パケツトへの経路情報再設定機能と、スイツチ部200へ
のパケツト折り返し機能とを具備しないこと以外、実施
例1と同様である。また、スイツチ部200は、3段目の
各単位スイツチ230−1〜230−mが、制御パケツトを入
力回線690A−i(i=1〜m)からパケツト折り返し部
500−i(i=1〜m)へ引き渡し、1段目の各単位ス
イツチ210−i(i=1〜m)が、パケツト折り返し部5
00−i(i=1〜m)の出力回線690B−iからパケツト
を受け取れるように構成してある以外は実施例1と同様
である。
パケツト折り返し部500−i(i=1〜m)は、中央
制御装置部300と入出力回線670A,670Bで直接接続されて
いない初段の各単位スイツチ(この例では210−m以外
のもの)が、上記中央制御部300との間で制御パケツト
送受信を行なえるようにするためのものであり、受信し
た制御パケツトへの経路情報再設定機能と、スイツチ部
200への上部制御パケツトの折り返し機能とを具備す
る。各パケツト折り返し部500−iは、入力回線690A−
iと出力回線690B−iとにより、スイツチ部の初段およ
び最終段の単位スイツチ210−i,230−iに接続されてい
る。そして入力回線390A−iから受け取つた制御パケツ
トに経路情報を再設定し、該パケツトを出力回線690B−
iよりスイツチ部200へ折り返す。
(2)パケツト・フオーマツト 本実施例で使用する制御パケツトでは、経路情報フイ
ールド730内、R3フイールド730−3にパケツト折り返し
部500−iへの出力回線690A−iを設定することがあ
る。またVCIフイールド710には、パケツト折り返し部宛
のパケツトの場合、値「3」が設定される。パケツトフ
オーマツトは、実施例1と同様、第3図の構成でよい。
(3)各部の構成 (3−1)中央制御部300: 中央制御部経路情報テーブル311に、例えば第11図に
示す如く、各パケツト折り返し部500へ制御パケツトを
送信するための値「3」をもつ出力VCIと経路情報とか
らなるレコード311Cを追加する。尚、制御パケツトの送
信過程でパケツト折り返し部500での折り返しが必要な
場合、上記経路情報テーブル311の経路情報311−3に
は、パケツト折り返しを行なうべきパケツト折り返し部
500までの経路情報を記憶しておく。上記以外は実施例
1と同様である。
(3−2)スイツチ部200: スイツチ制御装置260から送信した制御パケツトをパ
ケツト折り返し部500で折り返す必要がある場合、スイ
ツチ部経路情報テーブル270に上記パケツト折り返し部5
00まで経路情報270−2を与えておくこと以外は実施例
1と同様である。
(3−3)回線対応部100′: 回線対応部100′の構成を第12図に示す。
受信回路110は隣接交換機からの入力回線600Aを収容
し、受信パケツトをVCI変換装置130へ引き渡す。上記VC
I変換装置130は、受信回路110から受け取つたパケツト
に対して、実施例1と同様の処理を施したのち、インサ
ータ装置122へ引き渡す。ただし、VCI変換テーブル134
では、制御パケツトの折り返しを行わない入力VCI=0
〜2の経路情報は未使用となる。
インサータ装置122は、VCI変換装置130および回線対
応部制御装置140からの入力パケツトに対して衝突回避
制御を行い、これらのパケツトをスイツチ部への出力回
線310Bへ引き渡す。上記回線対応部制御装置140は、実
施例1と同様、入力回線610Aからの入力パケツトのう
ち、VCI=2のものだけを分岐回路151から受け取り、受
信パケツト(制御パケツト)の制御情報に応じた動作を
行なう。本実施例では、VCI=2以外のパケツトは送信
回路160を介して出力回線600Bに送出される。
(3−4)パケツト折り返し部500: パケツト折り返し部500の構成を第13図に示す。分岐
回路511は、入力回線690Aからの入力パケツトのうち、V
CI=3のものだけをパケツト折り返し部制御装置530へ
引き渡す。それ以外のパケツト(VCI=0または1のも
の)は、経路情報変換装置520へ引き渡される。
上記経路情報変換装置520の構成を第14図に示す。VCI
分離回路522は、分岐回路511から受け取つた各パケツト
から入力VCI710を分離し、これをスイツチ折り返し部経
路情報変換テーブル525に入力すると共に、該パケツト
の本体部を経路情報付加回路526へ引き渡す。経路情報
変換テーブル525は、第15図に示す如く、入力VCI710対
応に経路情報730′を記憶しており、入力VCI=0に対し
て中央制御部300宛の経路情報を、また入力VCI=1に対
して自パケツト折り返し部500が収容されている1段目
単位スイツチのスイツチ制御装置240宛の経路情報を出
力し、経路情報付加回路526へ引き渡す。経路情報付加
回路526は、VCI分離回路522から入力されたパケツト本
体部に、上記経路情報変換テーブル525から受け取つた
経路情報730′を付加し、信号線521を介してインサータ
装置540へ引き渡す。
第13図に示すパケツト折り返し部制御装置530は、中
央制御部300からの制御パケツトに含まれる制御情報に
もとづいて、上述した経路情報変換テーブル525に情報
設定を行う。また上記制御パケツトに対する応答制御パ
ケツトを送信するために、第16図に示すように、中央制
御部300と対応する出力VCI533−1と経路情報533−2と
を記憶した経路情報テーブル533を備えている。
インサータ装置540は、上述した経路情報変換装置520
とパケツト折り返し部制御装置530からの入力パケツト
の衝突回避制御を行い、これらのパケツトをスイツチ部
への出力回線690Bに出力する。
(4)動作の説明 折り返しを必要としない制御パケツトの送信動作は前
述した実施例1と場合と同様である。パケツト折り返し
部500での折り返しを必要とする制御パケツト送信動作
は次のように行なわれる。
(a)例えば、中央制御部300からスイツチ制御装置240
−1へ制御パケツトを送信する場合: 中央制御部300は、制御パケツトのVCIフイールド710
と経路情報フイールド730に、経路情報テーブル311から
検索した宛先のスイツチ制御装置240−1を示す出力VCI
311−2(=1)と、上記宛先スイツチ制御装置240−1
と対をなす単位スイツチ210−1に収容されるパケツト
折り返し部500−1への経路情報311−3とをそれぞれ設
定し、出力回線670Bに送出する。該パケツトは単位スイ
ツチ210−mから2段目のいずれかの単位スイツチを経
由して3段目の単位スイツチ230−1へ交換され、出力
回線690A−1を介してスイツチ折り返し部500−1へ引
き渡される。スイツチ降り折り部500−1では、分岐回
路151が上記パケツトの入力VCI710により、これがスイ
ツチ制御装置宛の制御パケツトであることを認識し、該
パケツトを経路情報変換装置520に引き渡す。経路情報
変換装置520では、経路情報テーブル525に基づいて、受
信パケツトに入力VCI710と対応した経路情報730(R1=
回線640A−1)を再設定し(出力VCI=入力VCI)、出力
回線690B−1に折り返す。これにより、上記制御パケツ
トは単位スイツチ210−1で回線640A−1に交換され、
スイツチ制御装置240−1へ引き渡される。
(b)例えば、スイツチ制御装置260−1から中央制御
部300へ送信する場合: スイツチ制御装置260−1は、制御パケツトVCIフイー
ルド710と経路情報フイールド730に、スイツチ部経路情
報テーブル270から検索した中央制御部宛を示す出力VCI
270−1(=0)と、スイツチ制御装置260−1の単位ス
イツチ230−1に収容されているパケツト折り返し部500
−1宛の経路情報をそれぞれ設定した後、出力回線660B
−1に送出する。該パケツトは単位スイツチ230−1で
出力回線690A−1に交換され、該出力回線を介してパケ
ツト折り返し部500−1へ引き渡される。上記パケツト
折り返し部500−1では、分岐回路151が受信パケツトの
入力VCI710からこれが中央制御部宛の制御パケツトであ
ることを認識し、該パケツトを経路情報変換装置520に
引き渡す。経路情報変換装置520では、受信パケツトの
経路情報フイールド730に、入力VCI710と対応した中央
制御部300宛の経路情報を再設定し(出力VCI=入力VC
I)、これを出力回線690B−1に折り返す。該パケツト
は経路情報に従つて単位スイツチ210−1から2段目の
いずれかの単位スイツチを介して3段目の単位スイツチ
230−mへ交換され、回線670A−mを介して中央制御部3
00に引き渡される。
(5)増設時の動作 (5−1)回線対応部100を増設する場合: 増設した回線対応部100内のVCI変換テーブル134に制
御パケツト折り返し用の出力VCIと経路情報を追加する
ための制御パケツトを送る必要がないという点を除い
て、実施例1と同様である。
(2)スイツチ部200を設定する場合: 増設した単位スイツチと既存の単位スイツチとの間に
新たに出力回線6201−P〜630P−Pを接続すると共に、
新たに設けたパケツト折り返し部500−Pと増設スイツ
チ部200との間に入出力回線690A−Pおよび690B−Pを
接続する。端末400から中央制御装置300に対して、中央
制御部経路情報テーブル311に増設装置(スイツチ制御
装置およびスイツチ折り返し部)宛の出力VCI311−2と
経路情報311−3を追加するよう指示する。中央制御装
置側で前記指示に対する処理動作を完了し、増設装置へ
制御パケツトを送信できる状態となつた時、端末400か
ら中央制御装置300に対して、増設したパケツト折り返
し部500−Pの経路情報変換装置520にある経路情報変換
テーブル525に制御パケツト折り返し用の経路情報730′
を、また、パケツト折り返し部制御装置部530にある経
路情報テーブルに中央制御部300宛の出力VCIと経路情報
を、また、増設した単位スイツチ内のスイツチ部経路情
報テーブル270に中央制御部宛の出力VCIと経路情報をそ
れぞれ追加するための制御パケツトを送信するよう指示
する。
〔実施例3〕 実施例1を変形した本発明の第3の実施例について説
明する。本実施例では、第1図に示した装置構成のパケ
ツト交換機において、第17図に示すフオーマツトの制御
パケツトを用いる。すなわち、制御パケツトのVCI710に
は「0」を専用に割り当て、交換機間で通信されるパケ
ツトに「0」以外のVCIを使用する。また、各回線対応
部100が制御パケツトの宛先装置を識別できるように、
制御パケツトのユーザデータ部(YD)720に宛先装置識
別子720−1を設け、宛先装置識別子720−1の割当て
は、例えば、0=中央制御部宛,1=スイツチ制御装置
宛,2=回線対応部宛とする。
(1)各部構成 (1−1)中央制御部300: 第5図に示した中央制御部の経路情報テーブル311の
出力VCI311−2の代わりに、上記した宛先装置識別子72
0−1の値を記憶しておき、制御パケツトの出力VCIフイ
ールド710には「0」を固定的に使用する。中央制御部3
00の構成自体は第4図に示した実施例1と同様である。
(1−2)スイツチ部200: 各スイツチ部制御装置240〜260に設ける経路情報テー
ブル270には、出力VCI270−1の代わりに上述した宛先
装置識別子720−1の値を設定しておき、制御パケツト
の出力VCIフイールド710には「0」を固定的に使用す
る。その他の点は実施例1と同様である。
(1−3)回線対応部100: 本実施例で用いる回線対応部100は、第7図からイン
サータ120と分岐回路153を除いた構成、すなわち第12図
に示した第2実施例の回線対応部100′と同様の構成を
適用できる。
受信回路110は隣接交換機に接続された入力回線600A
を収容しており、受信パケツトをVCI変換装置130へ引き
渡す。上記VCI変換装置130は、交換機間の通信パケツト
についてのみVCI変換処理を行なう。従つて第9図に示
したVCI変換テーブル134において、出力VCIには0以外
の任意の値を使用できる。VCI変換装置130は受信回路か
らの入力パケツトをインサータ装置122へ引き渡す。上
記インサータ装置122はVCI変換装置130および回線対応
制御装置140からの入力パケツトの衝突回避制御を行
い、これらのパケツトをスイツチ部へ接続された出力回
線610Bへ出力する。
上記回線対応制御部140が参照する経路情報テーブル1
41には、第18図に示す如く、宛先装置識別子720−1の
値に対応して、中央制御装置宛、あるいはスイツチ制御
装置宛の経路情報141−2を記憶しておく。
上記回線対応制御装置140は、分岐回路151から制御パ
ケツトを受信すると、第19図に示すフローチヤートに従
つて動作をする。
先ず、受信パケツトに含まれる宛先装置識別子720−
1が0かどうかを判定する(ステツプ1001)。上記識別
子が0の場合は、回線対応制御装置140が有する経路情
報変換テーブル141に従つて、中央制御部300宛の経路情
報を上記受信パケツトの経路情報フイールド730に設定
し(1004)、該パケツトをインサータ装置122へ引き渡
す(1006)。宛先装置識別子720−1が0でない場合
は、該宛先装置識別子が1か否かを判定する(1003)。
もし、1の場合は経路情報変換テーブル141に定義され
ているスイツチ制御装置240宛の経路情報を上記受信パ
ケツトの経路情報フイールド730に設定し(1005)、該
パケツトをインサータ122に引き渡す(1006)。宛先装
置識別子720−1が「0」でも「1」でもない場合(宛
先装置識別子=2)は、該受信パケツトのユーザデータ
部に含まれる制御情報に従つて、VCI変換テーブル134へ
の情報設定/解除等の動作を行う(1007)。尚、回線対
応制御装置140が自律的に中央制御部300へ制御パケツト
送信を行う場合は、経路情報変換テーブル141に定義さ
れている中央制御部300宛経路情報を使用する(VCI=0,
宛先装置識別子720−1=0)。
分岐回路151は、スイツチ部から入力回線610Aを介し
て受け取つたパケツトのうち、VCIが0のものだけを回
線対応制御装置140へ引き渡し、それ以外のパケツトは
送信回路160へ引き渡す。
(2)動作の説明 折り返しを必要とする制御パケツトの送信動作につい
て、例えば、中央制御部300からスイツチ制御装置240−
1へ制御パケツトを送信する場合を例にとつて、具体的
に説明する。
中央制御部300は、送信パケツトが制御パケツトであ
ることを示す出力VCI(=0)と、中央制御部経路情報
テーブル311から検索した上記送信パケツトがスイツチ
制御装置240−1宛であることを示す宛先装置識別子
(=1)、およびスイツチ制御装置240−1と対をなす
単位スイツチ210−1に収容されている回線対応部100−
1への経路情報を上記送信パケツトのフイールド710,72
0−1および730にそれぞれに設定した後、出力回線670B
に送出する。該パケツトは単位スイツチ210−mから2
段目のいずれかの単位スイツチを経由して3段目の単位
スイツチ230−1へ交換され、出力回線610A−1を介し
て回線対応部100−1へ引き渡される。
回線対応部100−1では、分岐装置151が上記受信パケ
ツトの入力VCI710からこれが制御パケツトであることを
認識し、該パケツトを回線対応部制御装置140へ引き渡
す。回線対応部制御装置140は、宛先装置識別子720−1
に基づいて経路情報テーブル141から求めた経路情報(R
1=回線640A−1)を上記受信パケツトに再設定し、こ
れを出力回線610B−1に折り返す。単位スイツチ210−
1は、上記出力回線610B−1からの受信パケツトを経路
情報730に基づいて回線640A−1に交換し、スイツチ制
御装置240−1へ引き渡す。
(3)増設時の動作 パケツト交換機10内で回線対応部100およびスイツチ
部200を増設する場合の動作を説明する。
(3−1)回線対応部100−xを増設する場合: 増設した回線対応部100−xとそれを収容するスイツ
チ部との間に入出力回線610A−x,610B−xを接続する。
端末400から中央制御装置300に対して、中央制御部経路
情報テーブル311に上記増設装置への宛先装置識別子311
−2′と経路情報311−3を追加するよう指示する。上
記指示に対する動作が完了し、増設装置への制御パケツ
トを送信できる状態になると、端末400から中央制御装
置321に対して、増設した回線対応部100−x内の経路情
報変換テーブル141に制御パケツト折り返し用の経路情
報を追加させるための制御パケツトの送信を指示する。
(3−2)スイツチ部200−Pを増設する場合: 出力VCI710の代わりに宛先装置識別子720−1を使用
する以外は、前述した実施例1と同様である。
〔実施例4〕 実施例2を変形した本発明の第4の実施例について説
明する。本実施例は、第10図に示した装置構成のパケツ
ト交換機において、第17図に示したユーザデータ部に宛
先装置識別子720−1を有する制御パケツトを用いる。
パケツト折り返し部宛に制御パケツトを送る場合は、宛
先装置識別子720−1に値「3」を設定する。
(1)各部構成 (1−1)中央制御部300: 中央制御部の経路情報テーブル311には、出力VCI311
−2の代わりに、上述した宛先装置識別子の値を設定
し、制御パケツトの出力VCIフイールド710には0を固定
的に使用する。それ以外は実施例2と同様である。
(1−2)スイツチ部200: スイツチ制御装置260から送信した制御パケツトをパ
ケツト折り返し部500で折り返す必要がある場合、スイ
ツチ部経路情報テーブル270に上記折り返しを行なうべ
きパケツト折り返し部500の宛先装置識別子720−1と経
路情報を持たせること以外は実施例3と同様である。
(1−3)回線対応部100′: 分岐回路151が、受信パケツトのうち入力VCI=0のも
のだけを回線対応制御装置140へ引き渡すようにしてお
く。VCI変換テーブル134では、0以外の任意のVCIを交
換機間のパケツト通信に使用可能である。これらの点を
除いて、回線対応部の構成は実施例2と同様である。
(1−4)パケツト折り返し部500: この実施例では、第13図に示したパケツト折り返し部
制御装置530が入力回線690Aからの全ての入力パケツト
を受信し、第20図に示すフローチヤートに従つて経路情
報の書き換えを行ない、経路情報を更新したパケツトを
出力回線690Bに送出するようにする。
従つて、パケツト折り返し部500は、第13図から分岐
回路511,経路情報変換装置520およびインサータ540を除
去した構成でよい。
尚、パケツト折り返し部制御装置530には、宛先装置
識別子720−1の値に対応させて第18図に示すテーブル1
41と同様の経路情報を記憶している経路情報変換テーブ
ルを設けておく。
上記パケツト折り返し部制御装置530は、入力回線690
Aからパケツトを受信すると、該パケツトに含まれる宛
先装置識別子720−1が0か否かを判定する(ステツプ1
101)。上記識別子の値が0の場合は、上記経路情報変
換テーブルに定義されている中央制御部300宛の経路情
報を該パケツトの経路情報フイールド730に設定した後
(1102)、該パケツトをスイツチ部200への出力回線690
Bに出力する(1104)。受信パケツトに含まれる宛先装
置識別子が0でない場合(宛先装置識別子=1)は、上
記経路情報変換テーブルに定義してあるスイツチ制御装
置240宛の経路情報を上記パケツトに設定した後(110
3)該パケツトを出力回線690Bに出力する。上記パケツ
ト折り返し部制御装置530が自律的に中央制御装置部300
宛の制御パケツトを送信する場合は、上記経路情報変換
テーブルに定義してある中央制御部300宛の経路情報を
付加してパケツトを送出する(VCI=0,宛先装置識別子7
20−1=0)。
(2)動作の説明 パケツト折り返し部での折り返しを必要とする制御パ
ケツトの送信動作、例えば中央制御部300からスイツチ
制御装置240−1へ送信する場合の具体的な動作を説明
する。
中央制御部300は制御パケツトであることを示す出力V
CI=0と、中央制御部経路情報テーブル311から検索し
たスイツチ制御装置宛であることを示す宛先装置識別子
(=1)、および宛先スイツチ制御装置240−1と対を
なす単位スイツチ210−1に収容されている。パケツト
折り返し部500−1への経路情報を制御パケツトに設定
とた後、出力回線670Bに送出する。該パケツトは単位ス
イツチ210−mから2段目のいずれかの単位スイツチを
経由して3段目の単位スイツチ230−1へ交換され、出
力回線690A−1からパケツト折り返し部500−1へ入力
される。上記パケツト折り返し部500−1では、制御装
置530が受信パケツトの宛先装置識別子720−1に応じた
経路情報(R1=回線640A−1)を受信パケツトに再設定
し、出力回線690B−1に折り返す。これにより、上記パ
ケツトは単位スイツチ210−1で回線640A−1に出力さ
れ、宛先のスイツチ制御装置240−1に入力される。
(3)増設時の動作 (3−1)回線対応部100を増設する場合: 実施例2と同様である。
(3−2)スイツチ部200を増設する場合: 増設した単位スイツチと既存の単位スイツチ間に出力
回線6201−P〜630P−Pを接続する。また、増設したパ
ケツト折り返し部500−Pと増設したスイツチ部210−P,
230−P間の入出力回線690A−P,690B−Pを接続する。
端末400から中央制御装置300に対して、中央制御部経路
情報テーブル311に増設装置(スイツチ制御装置および
スイツチ折り返し部)への宛先装置識別子と経路情報を
追加するよう指示する。上記指示に対する処理が完了
し、増設装置へ制御パケツトを送信できる状態になつた
時、端末400から中央制御装置300に対して、増設パケツ
ト折り返し部の経路情報変換テーブルに制御パケツト用
の経路情報730を、また、増設した単位スイツチ内のス
イツチ部経路情報テーブル270に中央制御部宛の宛先装
置識別子と経路情報を追加するための制御パケツトを送
信するよう指示する。
〔実施例5〕 実施例1を変形した本発明の第5の実施例5について
説明する。本実施例では、第21図に示すフオーマツトを
もつた制御パケツトを利用する。経路情報フイールド73
0は、R1(730−1)〜R6(730−6)から構成される。
このうち、R1(730−1)〜R3(730−3)は実施例1と
同様である。R4(730−4)は折り返し後のパケツトが
通過する1段目の単位スイツチ210−iから2段目単位
スイツチ220−jまたはスイツチ制御装置240−iへの出
力回線を示し、R5(730−5)は折り返し後の2段目単
位スイツチ220−jから3段目単位スイツチ230−kまた
はスイツチ制御装置250−jを示し、R6(730−6)は折
り返し後の3段目単位スイツチ230−kから回線対応部1
00−Lまたはスイツチ制御装置260−kへの出力回線を
示す。
(1)各部構成 (1−1)中央制御部300: 中央制御部経路情報テーブル311に、第22図に示す如
く、R4〜R6の経路情報が追加されている以外は実施例1
と同様である。例えば送信した制御パケツトを回線対応
部100−iでの追り返す必要がある場合、上記パケツト
のR3を示すフイールド730−3には上記回線対応部100−
iへの出力回線610A−iを指定するコードが設定される
ことになる。
(1−2)スイツチ部200: 各スイツチ制御装置(240,250,260)が、スイツチ部
経路情報テーブル270に、中央制御部300宛の出力VCI270
−1(0を固定的に使用する)と上述したR1〜R6を含む
経路情報270−2(回線対応部100での折り返しが必要な
場合、折り返し後の経路情報を含む)を持つ。上記以外
は実施例1と同様である。
(1−3)回線対応部100: 回線対応部100の構成を第23図に示す。
受信回路110は隣接交換機から入力回線600Aを収容
し、受信パケツトをVCI変換装置130へ引き渡す。
VCI変換装置130は、VCI変換テーブル134の入力VCI710
A′の値として0〜2が使用されない点を除いて実施例
1と同様である。
インサータ装置122はVCI変換装置130,回線対応部制御
装置140、および経路情報シフト装置160からの入力パケ
ツトの衝突回避制御を行い、これらのパケツトをスイツ
チ部への出力回線610Bへ引き渡す。
回線対応部制御装置140は実施例1と同様である。経
路情報シフト装置160は、分岐回路155から受け取つた制
御パケツトの経路情報R4〜R6をR1〜R3の位置へシフト
し、該パケツトをインサータ装置122へ引き渡す。分岐
回路155は、入力回線610Aから入力されるパケツトのう
ち、入力VCI710が0または1のものだけを経路情報シフ
ト装置160へ引き渡す。分岐回路156は、入力パケツトの
うち入力VCI710が2のものだけを回線対応部制御装置14
0へ引き渡し、それ以外のパケツトは送信回路160へ引き
渡す。
(2)動作の説明 折り返しを必要とする制御パケツトの送信の1例とし
て、中央制御部300からスイツチ制御装置240−1へ制御
パケツトを送信する場合動作について説明する。
中央制御部300は、中央制御部経路情報テーブル311か
ら検索した宛先スイツチ制御装置を示すVCI311−2(=
1)と、上記宛先スイツチ制御装置240−1への経路情
報311−3(回線対応部100−1で折り返した後の経路情
報R4〜R5を含む)をパケツトに設定した後、出力回線67
0Bに送出する。上記パケツトは経路情報R1〜R3に従つて
単位スイツチ210−mから単位スイツチ230−1へ交換さ
れ、出力回線610A−1を介して回線対応部100−1へ引
き渡される。回線対応部100−1では、第23図に示した
分岐回路155が受信パケツトの入力VCI710から該入力パ
ケツトがスイツチ制御装置宛の制御パケツトであること
を認識し、これを経路情報シフト装置160に引き渡す。
経路情報シフト装置160は、上記パケツトに含まれる経
路情報R4〜R6をR1〜R3の位置にシフトした後、該パケツ
トをインサータ装置122に入力する。これにより、上記
制御パケツトは出力回線610Bで折り返され、単位スイツ
チ210−1に入力される。単位スイツチ210−1では、受
信パケツトの経路情報R4に従つて、該パケツトを回線64
0A−1に交換する。これにより、上記制御パケツトは宛
先装置であるスイツチ制御装置240−1に到達する。
(3)増設時の動作 (3−1)回線対応部100を増設する場合: 増設した回線対応部100とそれを収容するスイツチ部
との間に入出力回線を接続した後、端末400から中央制
御装置300に対して、中央制御部経路情報テーブル311に
上記増設装置用の出力VCIと経路情報を追加するよう指
示する。中央制御装置が上記指示に対する動作を完了
し、増設装置宛に制御パケツトを送信ができる状態にな
つた時、端末400から中央制御装置300に対して、増設し
た回線対応部100内の経路情報テーブル141に中央制御部
宛制御パケツト送信用の出力VCIと経路情報を追加させ
るための制御パケツトを送信するよう指示する。
(3−2)スイツチ部200を増設する場合: 増設した単位スイツチ210P〜230Pと既存の単位スイツ
チとの間に出力回線6201−P〜630P−Pを接続した後、
端末400から中央制御装置321に対して、中央制御部経路
情報テーブル311に増設装置(スイツチ制御装置240−P
〜260−P)用の出力VCIと経路情報を追加するよう指示
する。中央制御装置が上記指示に関する処理を完了し、
増設装置へ制御パケツトを送信できる状態になつた後、
端末400から中央制御装置321に対して、増設した単位ス
イツチ内の経路情報テーブル270に中央制御部宛制御バ
ケツト送信用の出力VCIと経路情報を追加させるための
制御パケツトを送信するよう指示する。
〔実施例6〕 本実施例は、第21図に示したフオーマツトを有する制
御パケツトを第10図に示した第2実施例のパケツト交換
機に適用した例である。全体構成としては、パケツト折
り返し部500が制御パケツトへの経路情報再設定機能を
必要としないこと以外は実施例2と同様である。
(1)各部構成 (1−1)中央制御部300: 制御パケツトをパケツト折り返し部500−iで折り返
す必要がある場合経路情報のR3フイールドでパケツト折
り返し部500−iへの出力回線690A−iを指定してお
く。これ以外は実施例5と同様である。
(1−2)スイツチ部200: 各スイツチ制御装置240,250,260の経路情報テーブル2
70に、中央制御部300宛の出力VCI(0を固定的に使用す
る)と経路情報を記憶しておく。パケツト折り返し部50
0で制御パケツトの折り返しが必要な場合、折り返し後
の経路情報R4〜R5も予め定義しておく。これ以外は実施
例2と同様である。
(1−3)回線対応部100′: 各回線対応部は実施例2と同様でよい。
(1−4)パケツト折り返し部500: パケツト折り返し部500には、例えば第24図に示す如
く、経路情報シフト装置550を設ける。上記経路情報シ
フト装置550は、第23図に示したものと同様に、入力回
線690Aから受け取つた制御パケツトに含まれる経路情報
730のうち、R4〜R6をR1〜R3の位置にシフトし、該パケ
ツトを信号線690Bを介してスイツチ部200へ折り返す。
(2)動作の説明 折り返しを必要とする制御パケツトの送信、例えば中
央制御部300からスイツチ制御装置240−1宛の制御パケ
ツトを送信する場合の動作について説明する。
中央制御部300は、経路情報テーブル311から宛先スイ
ツチ制御装置240−1と対応する出力VCI311−2(=
1)と経路情報311−3(パケツト折り返し部500−1で
折り返した後の経路情報R4〜R6を含む)を検索し、これ
らを制御パケツトに設定した後、出力回線670Bより送出
する。上記制御パケツトは、経路情報R1〜R3に従つて単
位スイツチ210−mから単位スイツチ230−1へ交換さ
れ、出力回線690A−1を介してパケツト折り返し部500
−1に入力される。上記制御パケツトは、パケツト折り
返し部500−1の経路情報シフト装置550により経路情報
R4〜R6がR1〜R3の位置にシフトされた後、出力回線690B
−1に折り返される。従つて、単位スイツチ210−1が
上記制御パケツトを受信し、経路情報R4に従つてこれを
回線640A−1に交換し、宛先であるスイツチ制御装置24
0−1へ引き渡す。
(3)増設時の動作 (3−1)回線対応部100を増設する場合は、実施例2
と同様である。
(3−2)スイツチ部200を増設する場合: 増設した単位スイツチ210−P,220−P,230−Pと既存
の単位スイツチとの間を出力回線で接続すると共に、増
設したパケツト折り返し部500−Pと増設したスイツチ
部との間に入出力回線690A−P,690B−Pを接続する。端
末400から中央制御装置300に対して、中央制御部経路情
報テーブル311に上記増設装置(スイツチ制御装置240−
P,250−P,260−P)用の出力VCIと経路情報を追加する
よう指示する。上記指示に対する中央制御装置の処理動
作が完了し、増設装置へ制御パケツトを送信できる状態
になつた時、端末400から中央制御装置300に対して、増
設した各スイツチ制御装置内の経路情報テーブル270に
中央制御部宛の制御パケツト送信用の出力VCIと経路情
報を追加させるための制御パケツトを送信するよう指示
する。
〔効果〕
以上の説明から明らかな如く、本発明によるパケツト
交換機は、交換機内の制御系装置と通話路系装置との間
で行なう制御情報の通信を、パケツトスイツチを経由す
る制御パケツトを媒体として行なつているため、制御系
装置と通話路系の各要素との間に制御情報専用の信号線
を設ける必要がなくなり、交換機内の配線が容易になる
という利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示すパケツト交換機の
全体構成の1例を示す図、第2図は従来のパケツト交換
機の構成の1例を示す図、第3図は本発明で制御情報の
通話に適用されるパケツトのフオーマツトの1例を示す
図、第4図は第1図のパケツト交換機における中央制御
部300の構成を示すブロツク図、第5図は第4図の中央
制御部で用いる経路情報テーブル311のデータ構造を示
す図、第6図は第1図に示したパケツト交換機における
各スイツチ制御装置にある経路情報テーブル270のデー
タ構造を示す図、第7図は第1図のパケツト交換機にお
ける各回線対応部100の構成を示すブロツク図、第8図
は第7図の回線対応部におけるVCI変換装置130の構成を
示すブロツク図、第9図は第8図のVCI変換装置におけ
るVCI変換テーブル134のデータ構造を示す図、第10図は
本発明の第2の実施例を示すパケツト交換機の構成図、
第11図は第10図のパケツト交換機における中央制御部内
300にある経路情報テーブル311のデータ構造を示す図、
第12図は第10図のパケツト交換機における回線対応部10
0′の構成を示すブロツク図、第13図は第10図のパケツ
ト交換機におけるパケツト折り返し部500の構成を示す
ブロツク図、第14図は第13図のパケツト折り返し部内に
おける経路情報変換装置520の構成を示すブロツク図、
第15図は第14図の経路情報変換装置における経路情報変
換テーブル525のデータ構造の1例を示す図、第16図は
第13図に示すパケツト折り返し部制御装置530内にある
経路情報テーブルのデータ構造の1例を示す図、第17図
は本発明に適用される他の制御パケツトフオーマツトの
1例を示す図、第18図は、第17図のパケツトフオーマツ
トを第1図の交換機に適用した本発明の第3の実施例に
おける回線対応部経路情報変換テーブル141のデータ構
造の1例を示す図、第19図は上記第3の実施例において
各回線対応部が実行する制御パケツト受信時の動作フロ
ーチヤート、第20図は第17図のパケツトフオーマツトを
第10図の交換機に適用した本発明の第4の実施例におい
て、パケツト折り返し制御部が実行する制御パケツト受
信時の動作フローチヤート、第21図は本発明に適用され
る制御パケツトフオーマツトの更に他の1例を示す図、
第22図は第21図のパケツトフオーマツトを第1図のパケ
ツト交換機に適用した本発明の第5の実施例において、
中央制御部300が参照する経路情報テーブル311のデータ
構造を示す図、第23図は第5の実施例における回線対応
部100の構成の1例を示すブロツク図、第24図は第21図
のパケツトフオーマツトを第10図のパケツト交換機に適
した本発明の第6の実施例におけるパケツト折り返し部
500の構造の1例す示すブロツク図である。 100……回線対応部、200……スイツチ、210,220,230…
…単位スイツチ、240,250,260……スイツチ制御装置、3
00……中央制御装置、400……制御端末、500……パケツ
ト折り返し部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木原 嘉明 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウエアエンジニアリング株 式会社内 (56)参考文献 電子情報通信学会技術研究報告,SS E89−38(1989−7−19),p.37−42 電子情報通信学会技術研究報告,SS E89−53(1989−7−20),p.37−42 電子情報通信学会技術研究報告,SS E88−104(1988−9−29),p.37− 42 電子情報通信学会秋季大会講演論文 集,B−167(1989−8−15),p.3 −16 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の入力線と複数の出力線とを有し、各
    入力線から入力されたパケットを各パケットに付された
    識別情報に従って選択した出力線の1つに送出するよう
    動作するスイッチ手段と、 それぞれ端末装置または他の交換機に接続された1対の
    入出力回線対応に設けられ、上記スイッチ手段の1つの
    入力線および1つの出力線と接続され、前記スイッチ手
    段の出力線から入力された制御パケットを該スイッチ手
    段の入力線に折り返すための手段を有する複数の回線イ
    ンタフェース手段と、及び、 上記スイッチ手段の1つの入力線と1つの出力線とに接
    続された中央制御手段とを有し、 ここで、上記中央制御手段と各回線インタフェース手段
    および上記スイッチ手段間の制御情報の送受信が上記ス
    イッチ手段の入力線または出力線を経由する制御パケッ
    トを媒体として行われ、 前記スイッチ手段が、それぞれ複数入力線と複数出力線
    を有する多段に接続された複数の単位スイッチと、各単
    位スイッチ毎に設けられたスイッチ制御手段とからな
    り、上記各スイッチ制御手段がこれと対をなす単位スイ
    ッチの1つの入力線または出力線を介して前記中央制御
    装置と制御パケットを送受信するようにし、 前記中央制御手段から出力された特定のスイッチ制御手
    段宛の制御パケット、または特定のスイッチ制御手段か
    ら上記中央制御手段宛に送出された制御パケットが上記
    回線インタフェース手段を経由して宛先の手段に到着す
    るようにし、また、 制御パケットの発信元となる各手段が、該制御パケット
    の通過すべき単位スイッチ順に経路情報を定義した形で
    上記各制御パケットを送出し、前記各単位スイッチがそ
    れぞれ特定の順位にある経路情報に従って受信パケット
    の出力線を選択動作し、前記各回線インタフェースが前
    記スイッチ手段から中央制御装置宛またはスイッチ制御
    手段宛の制御パケットを受信した時、該パケットの経路
    情報の順序を変更してから上記スイッチ手段に折り返す
    ことを特徴とするパケット交換機。
  2. 【請求項2】パケット交換機であって、複数の入力線と
    複数の出力線とを有し、各入力線から入力されたパケッ
    トを各パケットに付された識別情報に従って選択した出
    力線の1つに送出するよう動作するスイッチ手段と、 それぞれ端末装置または他の交換機に接続された一対の
    入出力回線対応に設けられ、上記スイッチ手段の1つの
    入力線および1つの出力線と接続された複数の回線イン
    タフェース手段と、及び、 上記スイッチ手段の1つの入力線と1つの出力線とに接
    続された中央制御手段とを有し、 ここで、前記スイッチ手段は、それぞれ複数入力線と複
    数出力線を有する多段に接続された複数の単位スイッチ
    と、各単位スイッチ毎に設けられたスイッチ制御手段か
    らなり、 前記パケット交換機は、更に、前記スイッチ手段を構成
    する複数の単位スイッチが複数のスイッチ群に分離さ
    れ、前記中央制御手段が特定のスイッチ群の初段の単位
    スイッチの1つの入力線と、該特定スイッチ群の最終段
    の単位スイッチの1つの出力線とに接続され、各スイッ
    チ群毎に初段の単位スイッチの1つの入力線と最終段の
    単位スイッチの1つの出力線とに接続されたパケット折
    り返し手段を有し、 ここで、上記中央制御手段と各回線インタフェース手段
    および上記スイッチ手段間の制御情報の送受信が上記ス
    イッチ手段の入力線または出力線を経由する制御パケッ
    トを媒体として行われ、 上記各スイッチ制御手段がこれと対をなす単位スイッチ
    の1つの入力線または出力線を介して前記中央制御装置
    と制御パケットを送受信し、 前記中央制御手段または前記スイッチ制御手段から送出
    された制御パケットのうちの特定のものが上記いずれか
    のパケット折り返し手段を経由して宛先の手段に到着す
    るようにしたことを特徴とするパケット交換機。
  3. 【請求項3】第2請求項に記載のパケット交換機におい
    て、制御パケットの発信元となる各手段が、該制御パケ
    ット宛先となる手段の種類に応じて予め定められている
    論理チャネル番号を該制御パケットの経路情報とを付し
    た形で各制御パケットを送出し、前記各単位スイッチが
    上記経路情報に従って各受信パケットの送出先出力線を
    選択し、前記パケット折り返し手段が前記スイッチ手段
    から中央制御手段宛またはスイッチ制御手段宛の制御パ
    ケットを受信した時、該パケットの経路情報を変更して
    から上記スイッチ手段に折り返すことを特徴とするパケ
    ット交換機。
  4. 【請求項4】第3請求項に記載のパケット交換機におい
    て、制御パケットの発信元になる各手段が、該制御パケ
    ットが通過すべき単位スイッチ順に経路情報を定義した
    形で上記各制御パケットを送出し、前記各単位スイッチ
    が自スイッチと対応する特定の順位にある経路情報に基
    づいて受信パケットの送出先出力線を選択し、前記各パ
    ケット折り返し手段が前記スイッチ手段から前記中央制
    御手段宛または前記スイッチ制御手段宛の制御パケット
    を受信した時、該パケットの経路情報の順序を変更して
    から上記スイッチ手段に折り返すことを特徴とするパケ
    ット交換機。
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