JP2833719B2 - デカブロモジフエニルアルカンの製法 - Google Patents

デカブロモジフエニルアルカンの製法

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JP2833719B2 JP3070404A JP7040491A JP2833719B2 JP 2833719 B2 JP2833719 B2 JP 2833719B2 JP 3070404 A JP3070404 A JP 3070404A JP 7040491 A JP7040491 A JP 7040491A JP 2833719 B2 JP2833719 B2 JP 2833719B2
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    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07C17/10Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of hydrogen atoms
    • C07C17/12Preparation of halogenated hydrocarbons by replacement by halogens of hydrogen atoms in the ring of aromatic compounds
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は主にデカブロモジフエニルアルカ
ンからなる生成物の製造方法に関する。
【0002】ポリブロモジフエニルアルカン例えばデカ
ブロモジフエニルエタンはポリオレフイン及びポリスチ
レンベースの組成物における使用に公知の耐燃剤であ
る。商業的ベースにおいて、ポリブロモジフエニルアル
カンは主に選ばれたポリブロモジフエニルアルカンから
なる生成物として組成物に供給される。生成物はこのも
のを製造する際に用いる方法に特徴的である形態及び不
純物含有量を有する。生成物の物理的特徴例えば熱安定
性が組成物の処理性を限定する場合、生成物に対する加
工者の望みが最良でも限定される。生成物の色調が白色
または少なくともほぼ白色である場合、生成物はある組
成物における使用に適するが、生成物の使用は白色また
は明るい色調に必要とされる組成物に許容され得ない。
【0003】本発明の方法は主にドデカブロモジフエニ
ルアルカンからなり、且つ少なくとも9.0の平均臭素
数を有する白色またはほぼ白色の生成物を生じさせる。
【0004】本法は溶融ジフエニルアルカンを臭素化触
媒及び臭素(Br2)を前もって充填した反応容器に供
給し、その際に溶融ジフエニルアルカンを供給前に非酸
化的雰囲気下で保持し、そして臭素が(i)10ppm
以下の不純物を含み、且つ(ii)供給されるジフエニル
アルカン1モル当り18〜30モルの臭素を与える量で
充填することにより撹拌可能な反応塊を生成させ;反応
塊を供給中に15℃以下の温度で保持し;供給に続いて
反応塊温度を50〜60℃の範囲内に調整し;そして反
応塊からデカブロモジフエニルアルカン主成分の生成物
を回収することからなる。
【0005】供給溶液のジフエニルアルカン部分はRが
炭素原子1〜10個を含むアルキレン基でする下記式に
より表わし得る:
【0006】
【化1】
【0007】好適なR基はそれぞれ好適な反応体、ジフ
エルメタン及び1,2−ジフエルエタンを生成させるメ
チレン及びエチレンである。他のジフエニルアルカンの
例には次のものがある:1−メチル−1,2−ジフエニ
ルエタン、1,4−ジフエニルブタン、1,6−ジフエ
ニルヘキサン、2,3−ジメチル−1,4−ジフエニル
ブタン、2−エチル−3−メチル−1,4−ジフエニル
ブタン、2−メチル−1,7−ジフエニルヘキサン、
1,9−ジフエニルノナン及び1,10−ジフエニルデ
カン。ジフエニルアルカン反応体を種々の経路により製
造し得る。例えばCA97 38651d(特開82/
45114号)及びCA46 7084gに三塩化アル
ミニウムの存在下でベンゼン及び二ハロゲン化エチレン
を反応させ、ジフエニルアルカンを生成させる方法が開
示される。ジフエニルアルカンの他の製造方法には金属
酸化物触媒の存在下にて少なくとも400℃の温度でト
ルエンを二量体化し、ジフエニルエタン及びジフエニル
アルカンを生成させる方法が含まれる。次に後者の生成
物を水流してオレフイン性不飽和(olefinic unsaturat
ion)を除去する。
【0008】種々の不純物を同伴することはジフエニル
アルカン反応体には稀なことではない。これらの不純物
はしばしば最終のデカブロモジフエニルアルカン生成物
の色あせを生じさせる。これらの着色性不純物の例には
ジフエニルメタン並びに1,2−ジフエニルエタンのメ
チル及びエチル誘導体がある。
【0009】不純物含有量を減少させることは常法によ
り達成させることができ、例えばジフエニルアルカンは
再結晶し得る。再結晶法を記載する実施例7を参照。
【0010】ジフエニルアルカンを溶融状態で反応容器
に供給する。かくて、ジフエニルアルカンはその融点以
上ではあるが、分解する程高い温度ではない。ジフエニ
ルエタンに対して、融点は約53〜55℃であり、従っ
てジフエニルエタンは好ましくは55〜80℃の温度で
供給する。溶融ジフエニルエタンの粘度を低下させるこ
とができ、かくて反応容器への供給をより便利にするた
めに高温が好ましい。最も好適な温度は70〜80℃で
ある。
【0011】溶融ジフエニルアルカンを反応容器中に供
給するまで非酸化的雰囲気におくことが本発明の特徴で
ある。かかる雰囲気は殆んどの不活性ガスにより与えら
れる。例えば窒素、アルゴン、ネオン、ヘリウム、クリ
プトン、キセノンなどである。不活性雰囲気を与えるこ
とにより、生成物の色調特性が有利になることが見い出
された。この利点は溶融ジフエニルアルカン原料中での
酸化分解不純物の生成を防止または減少させる結果であ
ることを理論づけられる。分解不純物は多分1−ヒドロ
キシ−1,2−ジフエニルエタン、ベンズアルデヒド、
ベンジルアルコールなどである。かかる不純物は比較的
2及び3により知り得るとおり、明らかに生成物の色調
特性に衝撃を与える。
【0012】また本発明の方法に用いられる臭素は10
ppm以下の有機性不純物例えば油、グリース、カルボ
ニル含有炭化水素、鉄などを含むべきであり、従って生
成物の色調にあっても殆んど衝撃を与えないことが見い
出された。かかる純度の臭素は市販されている。かかる
ものが入手されない場合、臭素の有機性不純物及び含水
量は3対1容量比の臭素及び濃硫酸(94〜98%)を
一緒に混合することにより好適に減少させ得る。2相混
合物が生じ、このものを10〜16時間撹拌する。撹拌
及び静置後、不純物及び水を含む硫酸相を臭素相から分
離する。更に臭素の純度を高めるために、回収した臭素
相を蒸留することができる。
【0013】本発明の方法に用いる臭素化触媒は好まし
くはAlCl3及び/またはAlBr3であるが、アルミ
ニウム粉末、鉄粉、FeCl3及びFeBr3を単独で
か、またはトリハロゲン化アルミニウムと一緒に使用し
得る。行われる工程条件下で必要とされる臭素化の程度
を与えるに十分な触媒活性を与える場合、他の臭素化触
媒も適している。触媒的量が用いられる。代表的には、
触媒は本法に用いるジフエニルアルカン反応体の重量を
ベースとして0.1〜20重量%の範囲内の量で存在さ
せる。好適な量は同一のベースで8〜15重量%の範囲
内であり、9.0〜11.0重量%が最も好ましい。
【0014】臭素化触媒及び臭素はいずれかの順序かま
たは一緒に反応容器に充填し得る。両者を反応塊がジフ
エニルアルカンの添加中に保持される温度の少なくとも
近辺で混合物を生成させるように、このものを充填する
前に冷却することが好ましい。前記のものは好適な技術
であり、多分便利ではないが、充填前に触媒及び臭素を
ジフエニルアルカン添加温度以外の温度にすることがで
きる。充填前に、触媒及び臭素温度が添加温度以上であ
る場合、反応容器中に生じる混合物の温度は所望の添加
温度を得るために低下させ得る。しかしながら、かかる
低温中に大気中の湿気を反応容器中に入れないように注
意すべきである。反応容器中での湿気の存在は多くの臭
素化触媒が水と接触することにより失活するために有害
である。反応容器に充填する臭素(Br2)の量は求め
られる臭素化の程度に効果があり、そして容易に撹拌さ
れる反応塊を与えるに十分な臭素を与えるべきものであ
る。一般に、ジフエニルアルカン原料1モル当り18〜
30モルの臭素が適している。好ましくはジフエニルア
ルカン1モル当り20〜28モルの臭素を用いる。最も
好適な量はジフエニルアルカン1モル当り23〜27モ
ルの臭素の範囲である。反応が完了した後、芳香族置換
に使用されない臭素は反応塊の液体成分であり、そして
撹拌可能な反応塊を与える上記の目的に使用し続ける。
【0015】ジフエニルアルカン添加は一般に所定の時
間にわたって行ない、そして添加速度は反応の規模並び
に温度の制御及び臭化水素発生の取扱に対する能力に依
存する。実験室規模では、添加は代表的には0.5〜
1.5時間必要とし、一方商業的規模では、添加は1.
0〜10.0時間またはそれ以上を含むことができた。
商業的規模では4〜5時間が代表的である。
【0016】ジフエニルアルカン添加中に、反応塊温度
は約15℃以下、好ましくは0〜15℃の範囲内に保持
する。ジフエニルアルカンの臭素化は発熱的であるため
に、上で必要とされる添加温度を得るためには反応塊の
冷却が必要である。反応熱は反応容器を冷却するか、ま
たは熱が上部の冷却器の使用により除去し得るように還
流条件下に反応塊をおくことにより反応塊から除去し得
る。ジフエニルアルカンの添加速度は選ばれた添加温度
に保持する装置の能力に依存する。
【0017】添加が少なくとも実質的に完了した後、反
応塊を50〜60℃範囲内の温度に調整する。選ばれる
温度は反応塊に対して還流条件を与えることができる
が、還流条件は必要とされない。反応塊は好ましくは少
なくとも約9.0の平均臭素数を得るのに必要な時間選
ばれた温度に保持する。平均臭素数は生成物中の各々の
臭素化されたジフエニルアルカン分子上で芳香族置換さ
れた臭素原子の平均数として定義される。かくて、9.
0の平均臭素数は生成物中のジフエニルアルカン分子の
全てが環過臭素化(ring perbrominated)されているの
ではなく、従って生成物中に低級ブロモ同族体例えばノ
ナブロモジフエニルアルカン及びオクタブロモジフエニ
ルアルカンが存在することを示す。平均臭素数が10.
0のに達するに従い、これらの低級ブロモ同族体の量は
減少し、そしてデカブロモ同族体の量が増加する。
【0018】9.0以上の選ばれた平均臭素数を得るた
めに、生成されたままの生成物のサンプリング及び分析
を十分な処理時間を求めるために用いることができる。
実質的に過臭素化された(perbrominated)生成物が望
ましい場合、処理時間は好ましくは反応塊から発生する
HBrを監視することにより求められる。HBr発生の
検出が停止した場合、更に重大な臭素化は起こらず、か
くて処理時間は十分である。一般に、処理時間は2〜5
時間であり、3〜4時間が好ましい。
【0019】処理時間(ride time)後、反応塊は液体
−固体混合物からなる。固体は臭素化されたジフエニル
アルカン、触媒、同伴された臭素及び他の不純物からな
る。液体は殆んど臭素からなる。臭素化されたジフエニ
ルアルカン生成物及びその同伴された(entrained)臭
素の回収は常法で行う。例えば、反応塊を水蒸気ストリ
ッピングし、非同伴の臭素を反応塊から除去し、そして
触媒を失活させる。次に残った固定された水性塩基例え
ばNaOHまたはNa2CO3の溶液で洗浄し、中和し、
そして存在するいずれかのHBrを除去する。最終の水
洗工程はデカブロモジフエニルアルカン中に主な、即ち
50+重量%の生成物を得るために用いる。この生成物
は良好な色調のものであり、そして更に優れた色調を有
するように処理し得る。好適な生成物は95+重量%、
最も好ましくは98+重量%のデカブロモジフエニルア
ルカンを含むものである。
【0020】更に処理は一般に同伴臭素の生成物からの
除去を含む。この除去は生成物を230〜250℃の範
囲内の温度で6〜20時間乾燥器でエージングすること
により行い得る。他の方法は生成物を約70℃以上の温
度に加熱し、続いて熱生成物粒子を分割し(fractur
e)、これによりいずれかの同伴臭素を放出されること
からなる。分割は例えば生成物粒子を粉砕するか、また
は衝撃を与えることにより行い得る。
【0021】本発明のデカブロモジフエニルアルカンを
主とする生成物は実質的にいずれかの可燃性物質を有す
る組成物中で耐燃剤として使用し得る。この物質は高分
子の、例えばセルロース性物質または重合体であり得
る。代表的な重合体には次のものがある:オレフイン重
合体、架橋した及びその他の、例えばエチレン、プロピ
レン及びブチレンの均質重合体;かかるアルキレン単量
体2種またはそれ以上の共重合体並びにかかるアルキレ
ン単量体1種またはそれ以上及びいずれかの他の共重合
可能な単量体の共重合体例えばエチレン/プロピレン共
重合体、エチレン/アクリル酸エチル共重合体及びエチ
レン/酢酸ビニル共重合体;オレフイン性不飽和単量体
の重合体例えばポリスチレン例えば耐衝撃性ポリスチレ
ン及びスチレン共重合体;ポリウレタン;ポリアミド;
ポリイミド;ポリカーボネート;ポリエーテル;アクリ
ル樹脂;ポリエステル、特にポリ(エチレンテレフター
ト)及びポリ(ブチレンテレフタレート);エポキシ樹
脂;アルキド;フエノール;エラストマー例えばブタジ
エン/スチレン共重合体及びブタジエン/アクリロニト
リル共重合体;アクリロニトリル、ブタジエン及びスチ
レンのターポリマー;天然ゴム;ブチルゴム;及びポリ
シロキサン。また重合体は種々の重合体の配合物であり
得る。更に、重合体は適当ならば化学的方法または照射
により架橋し得る。
【0022】組成物に用いる生成物の量は求められる耐
燃性を得るに必要とされる量である。全ての場合に対
し、組成物中の生成物の比率に対する単一の正確な値は
与えられず、その理由はこの比率は特殊な可燃性物質、
他の添加剤の存在及びいずれかの所定の応用に求められ
る耐燃性の度合で変わることにあることは本分野に精通
せる者に明らかである。更に、特殊な組成物中に所定の
耐燃性を達成させるに必要な比率は組成物が調製される
製品の形状に依存し、例えば電気絶縁体、チューブ及び
フイルムは各々異なって挙動する。しかしながら一般
に、本生成物が組成物中でただ1つの耐燃剤である場
合、組成物は5〜40重量%、好ましくは10〜30重
量%の生成物を含有し得る。
【0023】組成物中に無機化合物、特に酸化第二鉄、
酸化亜鉛、ホウ酸亜鉛、第V族元素例えばビスマス、ヒ
素、リン及び特にアンチモンの酸化物を有する生成物を
用いることが特に有利である。これらの化合物の中で、
酸化アンチモンが特に好ましい。かかる化合物を組成物
中に存在させる場合、所定の耐燃性を達成させるために
必要とされる生成物の量は従って減少される。一般に、
生成物及び無機化合物は1:1〜7:1、好ましくは
2:1〜4:1の重量比である。
【0024】本発明の生成物及び上記の無機化合物から
なる耐燃剤系を含む組成物は約40重量%まで、好まし
くは20乃至30重量%間の系を含有し得る。
【0025】組成物中に通常存在するいずれかの添加剤
例えば可塑剤、酸化防止剤、フイラー、顔料及びUV安
定剤を本発明の生成物と共に組成物中に使用し得る。
【0026】熱可塑性重合体及び本発明の生成物を含む
組成物から生成される熱可塑性製品は好ましくは例えば
射出成形、押出成形、圧縮成形などにより製造し得る。
【0027】次の実施例は本明細書に記載の本発明を単
に説明するものであり、そしてかかる発明を限定するも
のではない。
【0028】
【実施例】実施例1 本実施例は比較の目的のために表わす。用いたBr2
本法に用いる前に精製しなかった。ジフエニルエタン反
応体を溶融し、そして周囲大気下でケトル(kettle)に
加えた。ジフエニルエタン反応体はAldrick化学会社か
ら入手し、そしてその純度を高めるために再結晶した。
【0029】500ml入りの樹脂性ケトルに機械的撹
拌機、還流冷却器、温度制御付き温度計、加熱テープを
巻いた滴下濾斗及び苛性スクラバー(caustic scrubbe
r)を取り付けた。ケトルに臭素(400.0g、2.
5モル)を充填し、そして水浴を用いて10℃に冷却し
た。次に無水塩化アルミニウム(2.1g)をケトルに
加えた。ジフエニルエタン(18.2g、0.1モル)
を80℃の滴下濾斗中で溶融した。次に溶融したジフエ
ニルエタンを内容物が10〜17℃であるケトルに加え
た。添加は17分間行った。ケトル内容物を還流温度
(59℃)で3.5時間加熱した。還流後、ケトル内容
物を45℃に冷却し、水(200ml)をこのものに加
えた。ケトル内容物を室温に戻した。次にケトル内容物
を加熱し、そして蒸留して過剰の臭素を除去した。臭素
除去後、ケトル内容物を濾過して固体生成物を回収し、
このものを水、つぎに10%水性HCl、続いて再び水
(2×200ml)で洗浄した。洗浄した生成物を熱風
乾燥器中にて220℃で22時間加熱した。加熱した生
成物(94.0g、96.7%収率)は350〜356
℃の融点ならびにL=84.7、a=0.95、b=1
0.12及びY.I.=20.9のハンター(Hunter)カ
ラー値(Color values)を有していた。 実施例2 本実施例は比較の目的のために表わす。用いた臭素は精
製せず、ジフエニルエタンを溶融し、そして空気の存在
下でケトルに加えた。
【0030】3 l入りの樹脂性ケトルに機械的撹拌
機、サーモ−ウォッチ付き温度計、加熱テープを巻いた
滴下濾斗、加熱マントル及び二重の還流冷却機を取り付
けた。滴下濾斗に粉砕したジフエニルエタン(111.
0g、0.60モル)を充填し、そして加熱テープで徐
々に加熱した。反応器に臭素(2407.0g、15モ
ル)及び触媒(AlCl3、8.9g)を充填した。次
に溶融したジフエニルエタン(55〜66℃に保持)を
臭素及び触媒に60〜75分間にわたって加えた。添加
中に、ケトル温度は25〜30℃に保持した。添加が完
了した後、反応混合物を撹拌し、そして還流温度(60
℃)で4.5時間加熱した。次に水(1000ml)を
ケトルに充填し、そして臭素を100℃のベーパーヘッ
ド(vaporhead)温度で留去した。生成物を濾過し、水
で1回、次にキシレン(250ml)で洗浄した。生成
物を200℃で16時間乾燥器でエージングし、L=7
9.59、a=1.19、b=11.92のハンター・
カラー値及び28.15のイエローネス・インデックス
(Y.I.)を有する灰白色の固体572.0g(98
%)を生成させた。この固体は340〜344℃の融点
及び82.7%の臭素含有量を有していた。
【0031】実施例3 本実施例は本発明の方法を説明する。実施例2に記載の
装置を本実施例に用いた。用いたBr2は臭素及び濃H2
SO4の混合物(容量比3:1)を12〜14時間一緒
に撹拌することにより精製した。その期間後、相の1つ
に精製された臭素を有する2相混合物が得られた。この
臭素相を回収した。この回収した臭素は極めて純粋であ
ったが、臭素を蒸留することにより更に精製を行った。
【0032】ケトルに精製したBr2(130ml、1
50%化学量論的に過剰)を充填し、そして15℃に冷
却した。次にAlCl3(1.8g)を加え、そしてケ
トル内容物を撹拌した。次にケトルにジフエニルエタン
(18.2g、溶融、窒素下)を加えた。ケトル内容物
を10〜17℃間に保持した。ジフエニルエタン添加を
23分間にわたって行った。次にケトル内容物を30分
間撹拌し、そして加温した。次にケトル内容物を59℃
に加熱し(撹拌しながら)、そしてこの温度で3.5時
間保持した。この期間後、水(200ml)を加え、そ
して過剰の臭素をケトルから蒸留した。次にケトル内容
物を濾過して固体生成物を得、このものを水(3×10
0ml)で洗浄した。洗浄した生成物を空気中にて一夜
乾燥した。次に乾燥した生成物を熱風乾燥器中にて21
0℃で24時間、次に250℃で7時間加熱した。
【0033】生成物(93.6g、98%収率)は34
6〜354℃の融点並びにL=84.06、a=1.0
5、b=7.8%及びY.I.17.85のハンター・カ
ラー値を有していた。
【0034】実施例4 (1)ジフエニルエタン添加が完了した後にケトル内容
物を50℃に調整し;(2)洗浄した生成物を100℃
で30分間乾燥し;そして(3)乾燥した生成物を21
0℃で16時間乾燥器でエージングし、続いて240℃
で3時間加熱する以外は実施例3の方法に従った。
【0035】生じた生成物は347〜356℃の融点な
らびにL=87.42、a=0.01、b=6.52及
びY.I.=13.78のハンター・カラー値を有してい
た。 実施例5 ジフエニルエタンが純度98.8%のみである以外は実
施例4の方法に従った。
【0036】最終生成物はL=87.34、a=0.1
0、b=8.22及びY.I.=17.06のハンター・
カラー値を有していた。
【0037】実施例6 (1)臭素をケトルから蒸留した後、50%水性NaO
H 10mlに加え(生じたpH=12);(2)次に
HCl 5mlを加えてpH値を約8に調整し;(3)
グルコン酸ナトリウム2.1gを加え、そしてケトル内
容物を撹拌し;(4)最後の添加後、生じた生成物を水
で洗浄して約7のpH値を得;そして(5)次に生成物
を空気乾燥し、、熱風乾燥器中にて210℃で17時
間、次に245℃で2.5時間置く以外は実施例4の方
法に従った。
【0038】最終生成物はL=86.64、a=0.4
1、b=6.64及びY.I.=14.36のハンター・
カラー値を有していた。
【0039】実施例7 次の実施例はジフエニルエタンの精製方法を説明する。
【0040】1 l入りビーカーにメタノール(300
ml)を充填した。次に粗製ジフエニルエタン(300
g)を加えた。ビーカーの内容物を加熱し、65℃で撹
拌し、次に生じた透明な溶液を室温に徐々に冷却した。
結晶性固体が生じた。固体を濾過し、メタノール120
mlで1回洗浄し、次に乾燥した。回収は274.5g
(91.5%)であった。再結晶した物質は50〜54
℃の融点を有し、これは元の出発ジフエニルエタンに対
する49〜50℃よりやや高かった。出発ジフエニルエ
タンは33.2のY.I.(L=81.2、a=−2.
9、b=16.1)を有し、一方再結晶したジフエニル
エタン物質は2.8のY.I.(L=90.8、a=−
0.4、b=1.4)を有していた。
【0041】本発明の主たる特徴及び態様は以下のとお
りである。
【0042】1.主にデカブロモジフエニルアルカンか
らなり、且つ少なくとも9.0の平均臭素数を有する生
成物を製造する際に、溶融ジフエニルアルカンを臭素化
触媒及び臭素を前もって充填した反応容器に供給し、そ
の際に溶融ジフエニルアルカンを供給前に非酸化的雰囲
気下で保持し、そして臭素が(i)10ppm以下の不
純物を含み、且つ(ii)供給されるジフエニルアルカン
1モル当り18〜30モルの臭素を与える量で充填する
ことにより撹拌可能な反応塊を生成させ;反応塊を供給
中に15℃以下の温度で保持し;供給に続いて反応塊温
度を50〜60℃の範囲内に調整し;そして反応塊から
デカブロモジフエニルアルカン主成分の生成物を回収す
ることからなる、該生成物の製造方法。
【0043】2.充填される臭素の量がジフエニルアル
カン1モル当り臭素23〜27モルを与える、上記1に
記載の方法。
【0044】3.ジフエニルアルカン反応体がジフエニ
ルアルカンである、上記1または2に記載の方法。
【0045】4.ジフエニルエタンを反応容器に供給す
る場合にこのものが55〜80℃の温度である、上記3
に記載の方法。
【0046】5.ジフエニルエタンを窒素雰囲気下で供
給する、上記4に記載の方法。
【0047】6.ジフエニルアルカンの供給に続いて得
られる反応塊温度を2〜5時間保持する、上記1〜5の
いずれかに記載の方法。
【0048】7.反応塊を水蒸気ストリッピングして、
非同伴の臭素をこのものから除去することにより生成物
を回収し、回収した生成物を水性塩基で洗浄して存在す
るいずれかのHBrを中和し、洗浄した生成物をキレー
ト剤で処理していずれかの失活した触媒をこのものから
除去し、そして処理した生成物を水性媒質で洗浄する、
上記1〜6のいずれかに記載の方法。
【0049】8.水性媒質洗浄された生成物を更に処理
した同伴臭素をこのものから除去する、上記7に記載の
方法。
【0050】9.水性媒質洗浄された生成物を70℃以
上の温度に加熱し、次に分割して同伴臭素をこのものか
ら放出させる、上記7に記載の方法。
【0051】10.少なくとも9.0の平均臭素数を有
し、そして11.0乃至18間の黄色指数(Yellowness
Index)(ASTM E323)を有する、主にデカブ
ロモジフエニルアルカンの耐燃性生成物。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C07B 61/00 C07B 61/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主にデカブロモジフエニルアルカンから
    なり、且つ少なくとも9.0の平均臭素数を有する生成
    物を製造する際に、溶融ジフエニルアルカンを臭素化触
    媒及び臭素を前もって充填した反応容器に供給し、その
    際に溶融ジフエニルアルカンを供給前に非酸化的雰囲気
    下で保持し、そして臭素が(i)10ppm以下の不純
    物を含み、且つ(ii)供給されるジフエニルアルカン1
    モル当り18〜30モルの臭素を与える量で充填するこ
    とにより撹拌可能な反応塊を生成させ;反応塊を供給中
    に15℃以下の温度で保持し;供給に続いて反応塊温度
    を50〜60℃の範囲内に調整し;そして反応塊からデ
    カブロモジフエニルアルカン主成分の生成物を回収する
    ことからなる、該生成物の製造方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも9.0の平均臭素数を有し、
    そして11.0乃至18間の黄色指数(Yellowness Ind
    ex)(ASTM E323)を有する、主にデカブロモ
    ジフエニルアルカンの耐燃性生成物。
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