JP2833641B2 - 振動兼回転式削進装置 - Google Patents
振動兼回転式削進装置Info
- Publication number
- JP2833641B2 JP2833641B2 JP5280431A JP28043193A JP2833641B2 JP 2833641 B2 JP2833641 B2 JP 2833641B2 JP 5280431 A JP5280431 A JP 5280431A JP 28043193 A JP28043193 A JP 28043193A JP 2833641 B2 JP2833641 B2 JP 2833641B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main shaft
- vibration
- spindle
- mounting plate
- hydraulic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
Description
ーリング削進機、若しくは小口径の鋼管削進機として使
用するものであり、本発明装置の主軸に油圧サーボシリ
ンダーによる高速上下微振動衝撃力と油圧モーター等に
よる回転力を付与して、それらの力を主軸から接続ロッ
ド(若しくは管)を経て先端の掘削工具に伝達すると共
に、装置全体を主軸軸線方向(上下若しくは左右方向)
へ移動自在に備えることによって、該掘削工具部分に回
転力と主軸軸線移動力(加圧力+装置重量)、それに油
圧サーボシリンダーの強力な高速上下微振動衝撃力の3
者が相乗的に加わって、地盤中の岩盤や玉石その他の破
壊を極めて効果的に行うことができ、よって、あらゆる
土質の地盤に簡単かつ効率的に削進ができ、また、装置
の移動が自在なことと相俟って、長距離削進も容易に行
える、振動兼回転式削進装置を提供するものである。
進機や鋼管削進機は油圧ハンマーやエアーハンマーを用
いたハンマー式のものが多く、ハンマーの打撃を直接に
削進ロッド(管)若しくは接続ロッド(管)の後端部に
加えて、それを先端の掘削工具に伝達して削進するもの
であるため、ハンマーの打撃による金属衝突の騒音が極
めて大きな欠点であった。
ド(管)の寸法が長くなると、直接の打撃によってロッ
ド等に座屈、屈曲が生じるため、長距離の削進は不可能
であった。
若しくは接続ロッド(管)の先端の掘削工具を直接的に
電力、油圧等で回転または振動させて削進する方式の機
械もあるが、この場合、先端の掘削工具の位置まで電
気、油等の配管が必要となり、それらの設置、保守及び
スペースの確保等が容易でなかった。
決すべくなされたものである。即ち、本発明は、高速上
下振動発生用の油圧サーボシリンダーの上下端を上下の
取付板に固定し、該取付板の中央に挿通した主軸を、取
付板と主軸に夫々固定した回転スラスト板で回転自在に
枢支して備え、主軸の一部にギヤを固定すると共に該ギ
ヤを油圧モーター等で回転駆動するように備え、主軸の
先端に接続管若しくは接続ロッド及び掘削工具等の削進
手段を取付けるように備え、また、上記の主軸、油圧サ
ーボシリンダー、油圧モーター等からなる装置全体を、
主軸軸線方向に往復移動自在に備えたことを特徴とす
る、振動兼回転式削進装置によって課題を解決したもの
である。
と、高速上下振動発生用の2本の油圧サーボシリンダー
2、2の上下ロッド端を上下の取付板3、3に固定し、
該取付板3、3の中央に挿通した主軸1を、該主軸1に
固定した上下の回転スラスト板4a、4aと、取付板
3、3に固定した回転スラスト板4b、4bで回転自在
に枢支し、主軸1の一部にギヤ5を固定すると共に該ギ
ヤ5に、油圧モーター6等で回転駆動するギヤ7を噛合
し、主軸1の先端に接続管8a若しくは接続ロッド及び
掘削工具8b等の削進手段8を取付けるように備え、ま
た、フレーム9に上記の主軸1、油圧サーボシリンダー
2、2、油圧モーター6等からなる装置A全体を適宜手
段で主軸軸線方向(上下方向若しくは左右方向)へ往復
移動自在に備えて、本発明振動兼回転式削進装置Aを構
成したものである。なお、符号10は削進手段8へ掘削
用液を流すための掘削液用孔である。
ット)8b等の削進手段8を取付け、油圧サーボシリン
ダー2及び油圧モーター6を運転開始すると、油圧サー
ボシリンダー2が強力な高速上下微振動を発生すると同
時にギヤ7、5を介して主軸1が回転する。
方向(下方若しくは左方)へ移動すると、主軸2の最先
端の掘削工具8bが強力な高速上下微振動衝撃、回転及
び加圧前進を同時相乗的に行って地盤を削進するもので
ある。
高速上下微振動は該油圧サーボシリンダー2の両ロッド
を固定した取付板3、3から回転スラスト板4a、4b
を経て主軸1に直接的に伝達し、該主軸1の高速上下微
振動は減衰することなくそのまま先端の掘削工具8bに
高速上下微振動衝撃力として伝達される。
きは、装置A全体を適宜手段で主軸軸線方向(上方若し
くは右方)へ移動して、主軸1の先端から接続管(ロッ
ド)を順に取り外して行う。
油圧モーター等による回転を同時に主軸に取付けた掘削
工具に伝達し得るため、強力な高速上下微振動衝撃力と
回転力及び加圧加重前進力の3者を同時相乗的に作用せ
しめて、岩盤、玉石、硬軟質地盤その他のあらゆる地盤
に対して極めて強力かつ効率的に削進し得る。
ため、金属打撃騒音の発生がなく、静かに工事を行うこ
とができる大きな効果があると共に、打撃による場合と
異なって接続ロッド(管)の座屈、屈曲を生じることが
ないため、長距離削進を容易に行い得る優れた特長があ
る。
力を必要としないため、電気、油圧等の配管の必要がな
く、それらの設置、保守及びスペース等を省き得る。
度、強弱等を自由にコントロールできると共に、油圧モ
ーター等の回転も速度、強弱を自由にコントロールでき
るため、それらによって装置A全体の振動速度、加圧加
重力も自由にコントロールでき、よって、地盤の土質そ
の他に合わせて、各々を自由にコントロールして、どの
ような地盤に対しても容易かつ効率的に削進し得る。
Claims (1)
- 【請求項1】高速上下振動発生用の油圧サーボシリンダ
ーの上下端を上下の取付板に固定し、該取付板の中央に
挿通した主軸を、取付板と主軸に夫々固定した回転スラ
スト板で回転自在に枢支して備え、主軸の一部にギヤを
固定すると共に該ギヤを油圧モーター等で回転駆動する
ように備え、主軸の先端に接続管若しくは接続ロッド及
び掘削工具等の削進手段を取付けるように備え、また、
上記の主軸、油圧サーボシリンダー、油圧モーター等か
らなる装置全体を、主軸軸線方向に往復移動自在に備え
たことを特徴とする、振動兼回転式削進装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5280431A JP2833641B2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | 振動兼回転式削進装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5280431A JP2833641B2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | 振動兼回転式削進装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07109883A JPH07109883A (ja) | 1995-04-25 |
JP2833641B2 true JP2833641B2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=17624965
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5280431A Expired - Fee Related JP2833641B2 (ja) | 1993-10-14 | 1993-10-14 | 振動兼回転式削進装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2833641B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5058955B2 (ja) * | 2008-12-04 | 2012-10-24 | 三和機材株式会社 | 既設管改築推進装置およびカッターヘッド |
CN112775403B (zh) * | 2021-03-08 | 2024-04-30 | 中冶赛迪技术研究中心有限公司 | 一种快换型双缸电液直驱结晶器振动装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5636275A (en) * | 1979-08-31 | 1981-04-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Acoustic image expanding unit |
-
1993
- 1993-10-14 JP JP5280431A patent/JP2833641B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07109883A (ja) | 1995-04-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6429098B2 (ja) | 掘削機を用いた掘削装置 | |
JP2006169942A (ja) | 振動併用回転式杭打機および振動併用回転式杭打工法 | |
CN101382041A (zh) | 挖掘机型式钻机 | |
JP2833641B2 (ja) | 振動兼回転式削進装置 | |
JP3004903B2 (ja) | 掘削装置 | |
KR102235286B1 (ko) | 굴삭기의 유압식 타격 파일드라이버 | |
US4013319A (en) | Tunneling machine with massive guide for impact tools | |
JP2527674B2 (ja) | 地盤穿孔装置 | |
KR200483502Y1 (ko) | 굴삭기 | |
JP2002097883A (ja) | 地盤穿孔装置 | |
KR20060046824A (ko) | 다중 굴착장치 | |
KR102666840B1 (ko) | 회전햄머를 이용한 암파쇄장치 및 이를 이용한 암파쇄공법 | |
KR20210143141A (ko) | 진동회전체를 이용한 굴착 장치 | |
KR102486334B1 (ko) | 저진동 브리오 리퍼조립체 및 이를 이용한 암파쇄공법 | |
JP3410424B2 (ja) | 杭の引き抜き方法と杭引き抜き用作業機 | |
JP6831706B2 (ja) | 削孔方法 | |
KR102400849B1 (ko) | 진동 회전 리퍼 | |
KR102675334B1 (ko) | 천공기용 스크류의 이물질 제거장치 | |
US1199127A (en) | Excavating and tunneling machine. | |
JPH03125785A (ja) | ダブルヘッダードリルによる表土堀削工法 | |
KR102666633B1 (ko) | 암반천공장치 | |
JP2528732B2 (ja) | 土木工事用のサ―ボ式油圧シリンダ―装置 | |
JP3010198U (ja) | 穿孔機 | |
KR200366406Y1 (ko) | 굴착장치 | |
JPH0533589A (ja) | トンネル等の掘削工法及びその削孔機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081002 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091002 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101002 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111002 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002 Year of fee payment: 15 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |