JP2832415B2 - コネクタにおけるインシュレーター - Google Patents

コネクタにおけるインシュレーター

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成樹脂材で、内部に
複数個の軸方向に透通するコンタクト保持穴を形成した
栓状のインシュレーターを成形し、これらに、それぞれ
コンタクトピンを嵌挿して保持せしめ、そのコンタクト
ピンにコードの芯線を結線して組立てていくコネクタに
おいて、コンタクトピンを保持せしめるインシュレータ
ーについての改良に関する。
【0002】
【従来の技術】コネクターにおけるコンタクトピン1
は、通常、所定の形状に板取りした金属板を折曲げ成形
することで、図1および図2にあるように、前端側には
ピン状の接触端子部10を形成し、その後方の中間部に
は、チャンネル状の胴部11を形成し、後端側には、チ
ャンネル状の接続端子部12を形成した形態のものに作
られている。
【0003】そして、このコンタクトピン1は、後端側
の接続端子部12に、コード3の芯線30の剥き出され
た端末31を接続した状態において、図3にあるように
合成樹脂材にて栓状に成形されるインシュレーター2に
形成しておくコンタクト保持穴20…に、後方から挿し
込んで、前端側のピン状の接触端子部10がインシュレ
ーター2の前面側に突出する状態として、インシュレー
ター2に組付けるようにする。
【0004】しかして、このようにコンタクトピン1…
を組付けるインシュレーター2は、それのコンタクト保
持穴20に挿し込んだコンタクトピン1が、前端側の接
触端子部10を所定の長さで該インシュレーター2の前
面側に突出した状態となるように規制するため、コンタ
クト保持穴20の内面に、例えば、挿し込まれるコンタ
クトピン1の胴部11の前端側に形成しておく衝合部z
と衝合するストッパーSを設けておいて、コンタクトピ
ン1が所定の挿し込み深さに挿し込まれた状態となるよ
うにする。
【0005】さらに、インシュレーター2には、コンタ
クト保持穴20に挿し込んだコンタクトピン1の後方へ
の脱出を阻止するために、コンタクトピン1に設けてお
くランスwと係合する係合部yがコンタクト保持穴20
の内面に設けられる。
【0006】また、インシュレーター2は、このように
挿し込んだコンタクトピン1のランスwと係止させる係
合部yを、コンタクト保持穴20の内面に成形すること
がむづかしいことから、通常、図3にあるように、前半
側2aと後半側2bとに2分して、それらを各別に成形
し、かつ、それらの分割面に、互いに接合することで嵌
り合う嵌合部を形成しておいて、これらを嵌め合わせる
ことで一体的に結合するインシュレーター2とするよう
にしている。
【0007】そして、このとき、後半側2bに形成する
コンタクト保持穴20の後半側の内径よりも、前半側2
aに形成するコンタクト保持穴20の前半側の内径を広
く形成しておくことで、ランスwの後端との係合部yが
接合面に形成されるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く構成される
コネクタにおけるインシュレーター2は、それのコンタ
クト保持穴20に嵌挿するコンタクトピン1のランスw
に係合させてそのコンタクトピン1の脱出を阻止せしめ
るように設ける係合部yを、容易に成形し得るようにす
るため、前半側2aと後半側2bとに分けて成形する
と、コストが嵩むようになる問題がでてくる。
【0009】また、コスト低減のために、一体のものに
成形しようとすると、コンタクトピン1の脱出阻止用の
係合部yを、挿入するコンタクトピン1の胴部11の底
面と対応する部位に形設するようになることで、複数個
所に設けることで困難になり、コンタクトピン1の脱出
阻止が不確実になる問題がでてくる。
【0010】また、コンタクトピン1にランスwを、図
1にあるよう胴部11の左右の両側に一対に設ける場
合、また前述したように胴部11の底面に一個所に限定
して設ける場合の何れにおいても、インシュレーター2
のコンタクト保持穴20には、コンタクトピン1を所定
の姿勢として挿し込むときに、それに設けたランスwと
対応する位置に設けられることで、コンタクトピン1を
挿し込むときに、対応する正しい姿勢とすることが必要
で、このため、コンタクトピン1…をコンタクト保持穴
20に嵌挿して組付ける作業が面倒な問題がある。
【0011】しかも、コンタクトピン1の姿勢を、コン
タクト保持穴20に適合させる作業の必要性は、コンタ
クトピン1の胴部11の前端側に設ける衝合部zと、こ
れが衝合するようにコンタクト保持穴20の内面に設け
るストッパーSとの間においても生じ、これらの間にお
いては、姿勢の狂いにより、コンタクトピン1の前端の
ピン状の接続端子部12につかえや変形を生ぜしめるよ
うになる。
【0012】本発明は、従前手段に生じているこれらの
問題を解消せしめるためになされたものであって、イン
シュレーター2を前半側と後半側とに2分せずに一体に
連続する形態に成形するようにしながら、それに形成す
るコンタクト保持穴20に対するコンタクトピン1…の
挿し込み作業が、著しく容易に行なえるようになる新た
なインシュレーターを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】そして、本発明は、この
目的を達成するための手段として、合成樹脂材により複
数のコンタクト保持穴が前後に透通する栓状に成形する
インシュレーターにおいて、コンタクト保持穴を、前端
部を断面が略円形で、中間部が後面視において前端部の
外周に外接する略四角形で、後端部が中間部より大径で
その中間部に略同芯に連続する空室となる形状に形成
し、後面視において、前端部の周壁の後端面の中間部の
四隅部に露出する部位、挿し込むコンタクトピンの衝合
部が突き当るストッパーに形成し、前端部の周壁の、後
面視において前記中間部の四つの辺縁の各中間に対応す
る部位で、前記ストッパーより前方に寄る位置から前端
に渡る範囲に、前面視で放射方向に刳込む刳込溝を形成
し、それらの後端側の壁面をランスの後端と係止さす係
合部に形成したことを特徴とするコネクタにおけるイン
シュレーターを提起するものである。
【0014】
【作用】このように構成せる本発明によるコネクタにお
けるインシュレーター2は、前半側と後半側とに2分さ
せずに一体に連続する形態に成形してあることで、コス
トの低減が得られるようになる。そして、コンタクトピ
ン1をコンタクト保持穴20に嵌挿して組付けるとき
に、コンタクトピン1の胴部11を、コンタクト保持穴
20の、四角な角穴状に形成してある前後の中間部20
bに対応する姿勢として挿入していけば、この角穴状の
中間部20bに姿勢が規制されて、正しい姿勢となって
挿入されていく。
【0015】これにより、コンタクトピン1に設けてあ
るランスwが、角穴状の中間部20bを通過して丸穴状
の前端部20a内に位置してくると、刳込溝23…内に
張り出し、その溝23の後壁に形成した係合部yに後端
縁が係合する状態となる。
【0016】そして、このとき、係合部yよりも後位に
設けたストッパーSに、コンタクトピン1の衝合部zが
突当ってきて挿し込み深さを規制するようになるので、
コンタクトピン1…を嵌挿して組付ける作業を著しく容
易にする。
【0017】
【実施例】次に実施例を図面に従い詳述する。なお、図
面符号は、従前手段のものと同効の構成部材については
同一の符号を用いるものとする。
【0018】図5は本発明によるコネクタにおけるイン
シュレーター2に組合わせて用いるコンタクトピン1の
斜視図で、同図において、10は前端側のピン状の接触
端子部、11は胴部、12は後端側の接続端子部、w・
w…はランス、zは衝合部を示す。
【0019】このコンタクトピン1は、電導性の良い金
属板を所定の形状に板取りして打抜き、それを折曲げ成
形することで、前述の図5にあるように、前端側のピン
状の接触端子部10と中間の胴部11と後端側の接続端
子部12とが一体に連続する形状に形成した通常のコン
タクトピンと同様の形態のものであり、前端の接触端子
部10は、図6乃至図8にあるように、金属板を丸めて
側縁を突き合わせることで中空のピン状に成形してあ
る。また、後端側の接続端子部12は、接続するコード
3の芯線30を抱き込む抱きラグ120・120が一対
に対向するチャンネル状に成形してあって、ここにコー
ド3の芯線30を挟み込み、その芯線30の内皮から剥
き出した芯線30の端末部31を、ハンダ付け等により
接続し、抱きラグ120・120を折曲げしてかしめ付
けるようにすることについては、従前のコンタクトピン
1と変わりがない。
【0020】しかし、胴部11は、それの前半側が、図
10に示している如く円筒状に成形して円筒状部11a
に形成してあり、また、後半側は、図11に示している
如く、前記円筒状部11aの外径寸法が上下の高さおよ
び左右の巾となる角筒状に成形して、角筒状部11bに
形成してある。
【0021】この円筒状部11aおよび角筒状部11b
の成形は、それらの境界となる部位に、図6の状態にお
いて天井部および床板部の左右の中央部を残して切れ目
を入れることで、この円筒状部11aと角筒状部11b
とを各別に成形するようにしているが、この境界部位に
は切れ目を入れずに連続させておき、絞り出すように成
形することで、円筒状部11aと角筒状部11bとを形
成するようにする場合もある。
【0022】そして、この円筒状部11aと角筒状部1
1bの成形により、円筒状部11aの外周に張り出す角
筒状部11bの四隅部の前面側のこぐちを、インシュレ
ーター2のコンタクト保持穴20に設けるストッパーS
と衝合して、その保持穴20に嵌挿していくコンタクト
ピン1の挿し込み深さを規制する衝合部zに形成してあ
る。
【0023】また、円筒状部11aには、それの周壁の
前端側を除いた左右の両側面に、後端縁が角筒状部11
bの前縁に達する窓穴状の切欠き110を形成し、その
切欠き110内には、それにより切り起される舌片状部
により、前縁側が円筒状部11aの周壁に連続し後端側
が図7の如く左右に拡いていくランスw・wをそれぞれ
形設するようにしている。
【0024】また、角筒状部11bには、それの天井を
形成する部位の後端側に、図8に示している如く、角筒
状部11bの床板を形成する部位に向けて垂直に屈曲す
る折曲壁111・111を形成しておき、かつ、床板と
なる部位の後端部に、図7にあるように折曲壁111・
111の下縁の前面に衝合する突条112を形成するよ
うにしている。
【0025】次に図12は、本発明によるインシュレー
ター2の側面図、図13は同上の正面図、図14は同上
の後面図で、同図において、20…はインシュレーター
2に形成したコンタクト保持穴を示す。
【0026】インシュレーター2は、絶縁材である合成
樹脂材を素材として、組立てるコネクタAのコネクタ本
体aの形状に適応するよう所定の形状に成形し、かつ、
その成形の際に、コンタクトピン1…を嵌挿して組付け
るためのコンタクト保持穴20…を、図13および図1
4に示す如く、整列させて形成する形態のものである。
【0027】このインシュレーター2は、従前にあって
は、通常、図3に示している如く、前半側と後半側に分
けて、各別に成形し、これらを、成形後に嵌め合わせて
一体的に結合し、このときの接合面が、コンタクトピン
1に形成するランスw・wと衝合する係合部yを構成す
るようにしているが、このインシュレーター2にあって
は、ボディbを前半側と後半側とに分割せずに、一体に
連続する形態に成形してある。
【0028】また、インシュレーター2に、組立てるコ
ネクタAのピン数に合わせた数に設定して所定の配列状
態に整列させて形成するそれぞれのコンタクト保持穴2
0…は、図15・図16・図17にあるように、コンタ
クトピン1の胴部11の前半側の円筒状部11aを嵌入
させる前端部20aと、前記胴部11の後半側の各筒状
部11bを嵌入させる中間部20bと、コンタクトピン
1の後端側の接続端子部12を嵌入させる後端部20c
とに分けられ、それぞれ異なる断面形状に形成されてい
る。
【0029】即ち、その中間部20bは、図18にある
ようにコンタクトピン1の胴部11の後半側の角筒状部
11bの外周面の断面形状に対応する略四角な角穴状に
形成してある。
【0030】また、前端部20aは、図19に示す如
く、コンタクトピン1の胴部11の前半側の円筒状部1
1aの外周面の断面形状に対応する丸穴に形成してあ
り、かつ、後面視において、前記角穴状の中間部20b
の四つの辺縁の各中間部位と対応する部位は、ランスw
・wを通過させる際の規制ガイド21…が浅い溝状に形
成してある。
【0031】この規制ガイド21…は、コンタクトピン
1にランスw・wを一対に設けていることから、左右ま
たは上下に一対あればよいものであるが、嵌挿するコン
タクトピン1を、90度回転させた状態時においても対
応させ得るようにするため、上下左右の四個所に形成し
てある。
【0032】そして、この断面が略丸穴状の前端部20
aは、それの前記規制ガイド21と規制ガイド21との
中間に位置する部位22…の後端面が、前述の図18に
おいて鎖線に示している如く、角穴状の中間部20bの
四隅部の前面に位置して、この中間部20bに嵌合して
くるコンタクトピン1の角筒状部11bの四隅部の前端
面に形成される衝合部zと衝合するストッパーSを形成
するようにしてある。
【0033】そしてまた、この略丸穴状の前端部20a
には、図16に示している如く、コンタクト保持穴20
にコンタクトピン1を嵌挿したときのそれのランスw・
wの後端縁と対応する位置から、該前端部20aの前端
に渡る範囲に、ランスw・wがそれのバネ性により外側
に拡くのを許容せしめる刳込溝23…が、前述の規制ガ
イド21…を深く刳り込むように形成してあり、この刳
込溝23の後端側の壁面が、ランスw・wの後端縁と係
合する係合部y・yを形成するようにしてある。
【0034】この刳込溝23…も、一対に形成してあれ
ば足りるものであるが、コンタクト保持穴20にコンタ
クトピン1を嵌挿していくときに、それの胴部11の角
筒状部11bを、コンタクト保持穴20の角穴状の中間
部20bに対して90度づつ回転させても、一対のラン
スw・wが何れかの刳込溝23…に対応するように、上
下左右の四個所に設けてある。
【0035】コンタクト保持穴20の後端部20cは、
図21にあるように、中間部20bの断面形状より一ま
わり大きく、かつ、中間部20bに対して45度回転し
た状態の角穴状に形成してある。
【0036】そして、これにより、中間部20bの四つ
の辺縁の各外側に張り出すようになる四つの隅部のうち
の何れかの一対の隅部が、図22において、鎖線に示す
姿勢でコンタクト保持穴20に挿し込まれるコンタクト
ピン1の胴部11から側方に張り出すランスw・wを誘
導するガイドG…となるようにしてある。
【0037】後端部20cは、このランスw・wを誘導
するガイドG…が、角穴状の中間部20bに対して、所
定の位置において外周方向に張り出すように設けてあれ
ば良く、角穴状に成形しなければならないことはなく、
図23にあるように、角穴状の中間部20bの外径に対
応する径の丸穴で、それの周縁の一部で角穴状の中間部
20bの四つの辺縁のうちの一対の辺縁の、長手方向の
中央部位に、半円弧状のガイドGが外側に張り出すよう
に形成する場合、また、図24にあるように、半円弧状
のガイドG…が、角穴状の中間部20bの四つの辺縁
の、長手方向の中央部の各外側部位に設ける場合等、適
宜の形状に形成してよい。
【0038】また、インシュレーター2に形成するコン
タクト保持穴20…は、それの後端部20c…を四角な
角穴状に成形し、かつ、コンタクトピン1の胴部11を
嵌合させる中間部20b…に対して、45度周方向に回
転させた状態に形成した場合において、その後端部20
c…が、図25に示している如く、従前のインシュレー
ター2に角穴状のコンタクト保持穴20…を形成する場
合と同様の配列状態に形成してよい。
【0039】これにより、中間部20bおよび前端部2
0aは、図26および図27に示している配列状態とな
る。
【0040】そして、このコンタクト保持穴20…に嵌
挿していくコンタクトピン1…は、それの左右に張り出
すランスw・wを、角穴状とした後端部20cの四隅に
より形成したガイドG…に案内させて、姿勢を規制する
ことで、それの胴部11がコンタクト保持穴20の中間
部20bおよび前端部20aと嵌合する姿勢となって嵌
挿されていくようになる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるコネ
クタにおけるインシュレーターは、前半側と後半側とに
2分することなく一体に連続するように成形しながら、
それに形成したコンタクト保持穴20にコンタクトピン
1を嵌挿して組付けるときに、そのコンタクト保持穴2
0の前後の中間部20bを四角な角穴状に形成してある
ことで、これに適合させてコンタクトピン1に挿し込ん
でいくことにより、コンタクトピン1の姿勢が、この角
穴状の中間部20bの壁面を定規として所定の姿勢に整
えられて、その中間部20bに連続する丸穴状の前端部
20aの壁面に設けた刳込溝23およびそれの後端面の
壁面に設けた係合部yに、コンタクトピン1のランスw
を正しく係合するようになる。
【0042】そして、このとき、後面視において角穴状
の中間部20bの四隅部に張出してくる丸穴状の前端部
20aの周壁の後端面がストッパーSとなって、コンタ
クトピン1の挿し込み深さを所定の深さに規制するよう
になる。
【0043】従って、本発明によるコンタクトにおける
インシュレーターは、低コストで成形できるようにしな
がら、コンタクトピンの組付けが著しく容易に行なえる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従前のコネクタにおけるコンタクトピンの斜視
図である。
【図2】同上のコンタクトピンの縦断側面図である。
【図3】同上コンタクトピンのインシュレーターに組付
ける行程途上の縦断側面図である。
【図4】同上コンタクトピンを組付けて組立てたコネク
タの一部破断した側面図である。
【図5】本発明によるコネクタにおけるコンタクトピン
の斜視図である。
【図6】同上コンタクトピンの側面図である。
【図7】同上コンタクトピンの平面図である。
【図8】同上コンタクトピンの縦断側面図である。
【図9】同上コンタクトピンの正面図である。
【図10】同上コンタクトピンの図6における I−I 線
の縦断面図である。
【図11】同上コンタクトピンの図6におけるII-II 線
縦断面図である。
【図12】同上コンタクトピンを組付けるインシュレー
ターの側面図である。
【図13】同上インシュレーターの後面図である。
【図14】同上インシュレーターの正面図である。
【図15】同上インシュレーターのコンタクト保持穴の
コンタクトピンを嵌挿した状態の縦断側面図である。
【図16】同上コンタクト保持穴のコンタクトピンを嵌
挿した状態の横断平面図である。
【図17】同上コンタクト保持穴のコンタクトピンを嵌
挿した状態の縦断側面図である。
【図18】同上コンタクト保持穴の図17におけるIII-
III 線断面図である。
【図19】同上コンタクト保持穴の図16におけるIV-I
V 線断面図である。
【図20】同上コンタクト保持穴の図17におけるV-V
線断面図である。
【図21】同上コンタクト保持穴の後面図である。
【図22】同上コンタクト保持穴の作用の説明図であ
る。
【図23】同上コンタクト保持穴の別の実施例の後面図
である。
【図24】同上コンタクト保持穴のさらに別の実施例の
後面図である。
【図25】同上コンタクト保持穴に対するコンタクトピ
ンの挿込状態の説明図である。
【図26】同上のコンタクト保持穴に対するコンタクト
ピンの角筒状部の嵌合状態の説明図である。
【図27】同上のコンタクト保持穴に対するコンタクト
ピンの円筒状部の嵌合状態の説明図である。
【符号の説明】
A…コネクタ、a…コネクタ本体、b…ボディ、G…ガ
イド、S…ストッパー、w…ランス、y…係合部、z…
衝合部、1…コンタクトピン、10…接触端子部、11
…胴部、11a…円筒状部、11b…角筒状部、110
…切欠き、111…折曲壁、112…突条、12…接続
端子部、120…抱きラグ、2…インシュレーター、2
a…前半側、2b…後半側、20…コンタクト保持穴、
20a…前端部、20b…中間部、20c…後端部、2
1…規制ガイド、22…部位、23…刳込溝、3…コー
ド、30…芯線、31…端末部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂材により複数のコンタクト保持
    穴20…が前後に透通する栓状に成形するインシュレー
    ター2において、コンタクト保持穴20を、前端部20
    aを断面が略円形で、中間部20bが後面視において前
    端部20aの外周に外接する略四角形で、後端部20c
    が中間部20bより大径でその中間部20bに略同芯に
    連続する空室となる形状に形成し、後面視において、前
    端部20aの周壁の後端面の中間部20bの四隅部に露
    出する部位、挿し込むコンタクトピン1の衝合部zが突
    き当るストッパーS…に形成し、前端部20aの周壁
    の、後面視において前記中間部20bの四つの辺縁の各
    中間に対応する部位で、前記ストッパーS…より前方に
    寄る位置から前端に渡る範囲に、前面視で放射方向に刳
    込む刳込溝23…を形成し、それらの後端側の壁面をラ
    ンスwの後端と係止さす係合部y…に形成したことを特
    徴とするコネクタにおけるインシュレーター。
  2. 【請求項2】 コンタクト保持穴20の後端部20c
    を、後面視において、中間部20bに対し45度旋回し
    た状態で中間部20bに略外接する四角な角穴状に形成
    した請求項1記載のコネクタにおけるインシュレータ
    ー。
  3. 【請求項3】 コンタクト保持穴20の後端部20c
    を、後面視において、中間部20bに対し45度旋回し
    た状態で中間部20bに略外接する四角な角穴状に形成
    し、その後端部20c…が、それの上下および左右の各
    辺縁をインシュレーター2の後端面に上下および左右方
    向に沿わせた姿勢として所定の配列状態に整列させて装
    設した請求項1記載のコネクタにおけるインシュレータ
    ー。
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