JP2832135B2 - プロテクタ - Google Patents

プロテクタ

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JP2832135B2
JP2832135B2 JP5221362A JP22136293A JP2832135B2 JP 2832135 B2 JP2832135 B2 JP 2832135B2 JP 5221362 A JP5221362 A JP 5221362A JP 22136293 A JP22136293 A JP 22136293A JP 2832135 B2 JP2832135 B2 JP 2832135B2
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protector
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peripheral wall
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宣生 片寄
広明 山田
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Yazaki Corp
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Yazaki Sogyo KK
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  • Details Of Indoor Wiring (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、配索後の電線、ワイヤ
ハーネス、光ファイバー等を保護するプロテクタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のプロテクタの一例を、図
4及び図5に示す(実開平2−17919号公報参
照)。
【0003】図4及び図5のようにプロテクタ1は、プ
ロテクタ本体3とカバー11とから構成されている。プ
ロテクタ本体3は、底板5と、底板5の両側から立設さ
れた一対の側壁7とを有し、底板5と側壁7とは、線条
体であるワイヤハーネスWを収容する断面コ字状の収容
凹部9を形成している。また、カバー11は、プロテク
タ本体3の上面開口を閉止する平板状の蓋体13と、蓋
体13の両端から立設された側板15とを備え、側板1
5はプロテクタ本体3の側壁7に係止固定される。蓋体
13には、収容凹部9に貫通する円形状の嵌合孔17が
形成されている。
【0004】クランプ21は、板状のクランプ本体25
と、クランプ本体25から突設されたクリップ23を備
えている。クランプ本体25は、例えば別のワイヤハー
ネスや他の部品等を支持固定するため、若しくはプロテ
クタ1を車体側に固定するため等に用いられる。
【0005】クリップ23を嵌合孔17から収容凹部9
に押込むと、クリップ23は弾性変形して収容凹部9に
挿入される。これにより、クリップ23とクランプ本体
25との間に蓋体13が挟持されたいわゆる嵌合状態と
なり、クランプ21がプロテクタ1の蓋体13に取付け
られる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図4及び図
5に示すプロテクタ1では、蓋体13は平板状であるた
め、クリップ23を収容凹部9に押込む際に蓋体13が
撓んでしまい、クリップ23を容易に挿入できない場合
があった。
【0007】また、クリップ23の挿入時にその先端2
3aがワイヤハーネスWに当たってしまうことがあり、
これによりクランプ21の嵌合作業が困難となるおそれ
があった。特にワイヤハーネスWの収容量が多い場合
は、クリップ23が十分に挿入されず、クランプ21の
嵌合状態が不安定となるおそれもあった。
【0008】そこで本発明は、クランプの嵌合作業を容
易に行うことができるプロテクタを提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる発明
は、内部に複数の線条体が収容される収容凹部を備え、
この収容凹部に貫通する嵌合孔からクランプのクリップ
を該収容凹部側に押込み自在にしたプロテクタにおい
て、前記プロテクタの外面に突部を突設し、この突部
該プロテクタの外面に立設された略円筒状の周壁部
と、この周壁部の上部を塞ぐように設けられた嵌合部に
より構成し、この嵌合部に前記クランプのクリップが
合される前記嵌合を設けると共に、該嵌合部の大きさ
を前記クランプの取付けに要する最小有効面積となるよ
うに設定しことを特徴とする。
【0010】また、請求項2にかかる発明は、内部に
数の線条体が収容される収容凹部を備え、この収容凹部
に貫通する嵌合孔からクランプのクリップを該収容凹部
側に押込み自在にしたプロテクタにおいて、前記プロテ
クタの外面に突部を突設し、この突部該プロテクタ
の外面に立設された略円筒状の周壁部と、この周壁部の
上部を塞ぐように設けられた嵌合部により構成し、この
嵌合部に前記クランプのクリップが嵌合される前記嵌合
孔を設けると共にこれら周壁部と嵌合部内に嵌合され
た前記クリップを収容する収容部を設け、この収容部の
高さを前記クリップの突出高さよりも大きく形成し
とを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、嵌合部に対して的確
な大きさ及び形状となる突部を形成することができるの
で、クランプの嵌合時に撓みや変形等を起こさない充分
な強度の突部を形成することにより、クランプの嵌合作
業の容易化を図ることができる。
【0012】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
プロテクタの突部に、さらに嵌合されたクランプを収容
する収容部を設けたので、クランプがプロテクタの内部
に収容された線条体に当たることがなく、クランプの嵌
合作業をより容易に行うことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0014】図1は本発明の一実施例にかかるプロテク
タ31を示す斜視図、図2は図1のA−A断面図、図3
はクランプ21が嵌合されたプロテクタ31を図2と同
位置で示した断面図である。なお、従来と同一の構成部
分については、同一の符号を付してその説明を省略す
る。
【0015】図1のようにプロテクタ31には、カバー
11と一体的に突部33が設けられている。
【0016】突部33は、蓋体13の外面に立設された
略円筒状の周壁部35と、周壁部35の上部を塞ぐよう
に設けられた嵌合部37により構成されている。嵌合部
37は円盤状に形成され、嵌合部37の中央には円形状
の嵌合孔39が設けられている。図2のように、突部3
3の内部空間は収容部41を構成し、前記嵌合孔39は
外部側から収容部41に貫通している。
【0017】クリップ23を嵌合孔39から収容部41
に押込むと、図3のようにクリップ23は弾性変形して
収容部41に挿入される。これにより、クリップ23と
クランプ本体25との間に嵌合部37が挟持されたいわ
ゆる嵌合状態となり、クランプ21がプロテクタ31の
蓋体13に取付けられる。
【0018】ここで図2のように、嵌合部37の外径D
は、嵌合部37の大きさがクランプ21の取付けに要す
る最小有効面積となるように設定されている。これによ
り、クリップ23を挿入する際に嵌合部37が撓みにく
く、クランプ21を容易に嵌合することができる。
【0019】また収容部41の高さHは、クリップ23
の突出高さhよりも大きく形成されている。これによ
り、嵌合孔39から挿入されたクリップ23は収容部4
1に収容されるので、図3のようにクリップ23の先端
23aがワイヤハーネスWに当たることがなく、クラン
プ21の嵌合作業を容易に行うことができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、クランプの嵌合時に撓みや変形等を起こさ
ない充分な強度の突部を形成することにより、クランプ
の嵌合作業の容易化を図ることができる。
【0021】請求項2記載の発明によれば、クランプが
プロテクタの内部に収容された線条体に当たることがな
く、クランプの嵌合作業をより容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるプロテクタを示す斜
視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】クランプが嵌合されたプロテクタを図2と同位
置で示した断面図である。
【図4】従来のプロテクタを示す斜視図である。
【図5】図4のB−B断面図である。
【符号の説明】
21 クランプ 31 プロテクタ 33 突部 37 嵌合部 41 収容部 W ワイヤハーネス(線条体)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に複数の線条体が収容される収容凹
    部を備え、この収容凹部に貫通する嵌合孔からクランプ
    のクリップを該収容凹部側に押込み自在にしたプロテク
    タにおいて、 前記プロテクタの外面に突部を突設し、この突部
    プロテクタの外面に立設された略円筒状の周壁部と、こ
    の周壁部の上部を塞ぐように設けられた嵌合部により構
    成し、この嵌合部に前記クランプのクリップが嵌合され
    前記嵌合を設けると共に、該嵌合部の大きさを前記
    クランプの取付けに要する最小有効面積となるように設
    定したことを特徴とするプロテクタ。
  2. 【請求項2】 内部に複数の線条体が収容される収容凹
    部を備え、この収容凹部に貫通する嵌合孔からクランプ
    のクリップを該収容凹部側に押込み自在にしたプロテク
    タにおいて、 前記プロテクタの外面に突部を突設し、この突部
    プロテクタの外面に立設された略円筒状の周壁部と、こ
    の周壁部の上部を塞ぐように設けられた嵌合部により構
    成し、この嵌合部に前記クランプのクリップが嵌合され
    前記嵌合孔を設けると共にこれら周壁部と嵌合部内
    嵌合された前記クリップを収容する収容部を設け、こ
    の収容部の高さを前記クリップの突出高さよりも大きく
    形成したことを特徴とするプロテクタ。
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