JP2831241B2 - 本部売上管理装置 - Google Patents

本部売上管理装置

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JP2831241B2
JP2831241B2 JP24323293A JP24323293A JP2831241B2 JP 2831241 B2 JP2831241 B2 JP 2831241B2 JP 24323293 A JP24323293 A JP 24323293A JP 24323293 A JP24323293 A JP 24323293A JP 2831241 B2 JP2831241 B2 JP 2831241B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各販売店を統括管理す
る販売店本部において各商品の各販売店での売上を管理
するために用いられる本部売上管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば大規模なスーパーマーケット等の
ように各地に点在している各販売店を販売店本部が統括
管理するようにしたチェーンストア業界においては、販
売店毎にファイルプロセッサを設置し、このファイルプ
ロセッサにその販売店内に設置されている複数の電子式
キャッシュレジスタ、いわゆるPOS(販売時点情報管
理)端末をインラインの通信回線でもって接続するとも
に、販売店本部に設置されたホストコンピュータに各チ
ェーン店のファイルプロセッサをオンラインの通信回線
でもって接続して、POSシステムを構築している。
【0003】このPOSシステムにおいては、販売店毎
に各POS端末で売上登録された各商品の販売データが
通信回線を通じてファイルプロセッサに送信され、当該
ファイルプロセッサにより各商品の売上合計点数及び売
上合計金額が商品別に集計される。
【0004】こうして、各ファイルプロセッサにより商
品別に集計された売上合計点数及び売上合計金額の売上
精算データは、各販売店の1日の営業が終了する毎に販
売店本部のホストコンピュータによって収集され加工さ
れて、各商品の各販売店での売上げが管理されるように
なっている。
【0005】ここに、販売店本部のホストコンピュータ
は本部売上管理装置として機能し、各販売店のファイル
プロセッサは商品販売データ集計装置として機能する。
【0006】ところで、チェーンストア業界での商品流
通システムは、各販売店を統括管理する販売店本部が生
産業者や卸業者から商品をまとめて大量に仕入れ、それ
を各販売店に分配して販売する。この場合において、各
商品の単価は販売店本部が仕入れ値等から決定してお
り、本部は各商品を配送する際にその商品の単価を指定
する。各販売店は本部が決定した単価に従い各商品を販
売するようになっている。
【0007】ただし、各販売店では必ずしも本部の指示
通りに単価を設定せず、地域の状況等によって実質的に
値下げをしたり値上げをして販売することがある。この
ような売価の変更は、顧客が商品を買上げる際に発生す
る値下げ(値引,割引等)のようにPOS端末での売上
登録データには反映されない。
【0008】このため、各販売店では売価の変更が発生
する毎にその売価変更内容を記録した売価変更伝票を起
票し、それを販売店本部がまとめて管理することによっ
て各販売店での売価変更に対処していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は各
販売店で売価変更が発生する毎に売価変更伝票を起票し
なければならず、また販売店本部も各販売店から集めた
売価変更伝票を管理しなければならず、人為的な負担が
大きかった。
【0010】そこで本発明は、各販売店での売価変更内
容を販売店本部で自動的に把握でき、売価変更伝票の起
票作業及び伝票管理作業を不要にできる本部売上管理装
置を提供しようとするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、各販売店にそ
れぞれ設けられる商品販売データ集計装置を伝送手段を
通じて接続し、これら商品販売データ集計装置により販
売店毎に集計された商品別の売上合計点数及び売上合計
金額の売上精算データを伝送手段を通じて収集し加工し
て各商品の各販売店での売上げを管理する本部売上管理
装置において、販売店毎に本部が指定する各商品の単価
データを予め設定された商品識別コード及び販売店識別
コードとともに記憶する店別商品単価記憶手段と、各販
売店の商品販売データ集計装置からそれぞれ伝送手段を
通じて収集した商品識別コード及び販売店識別コードを
含む商品別売上精算データを一時記憶する商品別売上精
算データ記憶手段と、この商品別売上精算データ記憶手
段により記憶された商品別売上精算データ毎に店別商品
単価記憶手段により記憶された各商品単価のうち商品識
別コード及び販売店識別コードの一致する単価データを
読出し、その単価データに当該商品別売上精算データの
売上合計点数を乗算して得た金額と当該商品別売上精算
データの売上合計金額との差額を売価変更金額として算
出する売価変更金額算出手段と、この算出手段により算
出された売価変更金額を該当する商品識別コード及び販
売店識別コードとともに記憶する売価変更金額記憶手段
と、この売価変更金額記憶手段の記憶内容に基づいて売
価変更レポートを出力するレポート出力手段とを備えた
ものである。
【0012】
【作用】このような構成の本発明であれば、店別商品単
価記憶手段により販売店毎に本部が指定する各商品の単
価データが予め設定された商品識別コード及び販売店識
別コードとともに記憶されている。一方、各販売店の商
品販売データ集計装置からそれぞれ伝送手段を通じて収
集した商品識別コード及び販売店識別コードを含む商品
別売上精算データは商品別売上精算データ記憶手段によ
って一時記憶される。
【0013】しかして、この商品別売上精算データ毎に
前記店別商品単価記憶手段により記憶された各商品単価
のうち商品識別コード及び販売店識別コードの一致する
単価データが読出される。そして、その単価データに当
該商品別売上精算データの売上合計点数を乗算して得た
金額と当該商品別売上精算データの売上合計金額との差
額が売価変更金額として自動的に算出される。こうし
て、算出された売価変更金額は該当する商品識別コード
及び販売店識別コードとともに売価変更金額記憶手段に
よって記憶される。そして、この売価変更金額記憶手段
の記憶内容に基づいて売価変更レポートが自動的に出力
される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
【0015】図1はかかる実施例の全体構成を示す模式
図である。同図においてMは販売店本部、N1,N2は
上記販売店本部Mによって統括管理される販売店(チェ
ーン店)を示す。
【0016】図示するように、販売店本部Mにはホスト
コンピュータ等によって形成される本部売上管理装置1
が設置されている。一方、各販売店N1,N2にはそれ
ぞれ商品売上データ集計装置として機能するファイルプ
ロセッサ2と、商品の販売データを登録するための複数
台のPOS端末3が設置されている。
【0017】ファイルプロセッサ2と各POS端末3と
は、LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)等のイ
ンラインの通信回線4で閉ループ状に接続されている。
一方、本部売上管理装置1と各販売店N1,N2のファ
イルプロセッサ2とは、ISDN(ディジタル総合サー
ビス網)等のオンラインの通信回線5で相互に接続され
ている。
【0018】ここで、ファイルプロセッサ2はインライ
ン接続された各POS端末3にて販売登録された各商品
の販売データを通信回線4を通じて受信することによ
り、各商品の売上合計点数及び売上合計金額を商品別に
集計する機能を果たす。
【0019】本部売上管理装置1は、各販売店N1,N
2のファイルプロセッサ2により販売店毎に集計された
商品別の売上精算データ、いわゆる単品精算データを通
信回線5を通じて収集し加工して各商品の各販売店での
売上げを管理する機能を果たす。
【0020】図2は前記本部売上管理装置1の要部構成
を示すブロック図である。この本部売上管理装置1は、
制御部本体としてCPU(中央処理装置)11を搭載す
るとともに、主記憶部としてROM(リード・オンリ・
メモリ)12及びRAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)13を搭載している。
【0021】また、外部記憶装置としてハードディスク
装置14及びフロッピーディスク装置15を搭載してお
り、前記CPU11とハードディスク装置14とのデー
タ入出力をHDDコントローラ16が制御し、前記CP
U11とフロッピーディスク装置15とのデータ入出力
をFDDコントローラ17が制御する構造となってい
る。
【0022】さらに、前記通信回線5を通じて行われる
データ通信を制御する通信インタフェース18の他、キ
ーボードインタフェース19、プリンタインタフェース
20、表示器インタフェース21等の各入出力機器イン
タフェースを搭載している。そして、キーボードインタ
フェース19には文字キー,数字キー,各種ファンクシ
ョンキー等が配設されたキーボード22が接続され、プ
リンタインタフェース20にはサーマルプリンタ23が
接続され、表示器インタフェース21にはCRT表示装
置24が接続されている。
【0023】前記ハードディスク装置14には、図3に
示すファイル構造の単品精算データファイル25、図4
に示すファイル構造の店別定番商品マスタファイル2
6、図5に示すファイル構造の店別特売商品マスタファ
イル27、図6に示すファイル構造の特売商品実績ファ
イル28、図7に示すファイル構造の売価変更データフ
ァイル29、図8に示すファイル構造の部門実績ファイ
ル30等の各種データファイルが形成されている。
【0024】前記単品精算データファイル25は、図3
に示すように各商品を特定する商品識別コードとしての
単品コード、当該単品コードの商品が販売された販売店
を特定する販売店識別コードとしての店コード、当該単
品コードの商品が属する分類部門を特定する部門コー
ド、当該単品コードの商品の当該販売店での1日の売上
合計点数,売上合計金額及び値引合計金額とその売上日
付の各データからなる単品精算データを一時記憶するフ
ァイルである。
【0025】ここに、単品精算データファイル25は、
各販売店N1,N2のファイルプロセッサ2からそれぞ
れ通信回線5を通じて収集した商品識別コード及び販売
店識別コードを含む商品別売上精算データを一時記憶す
る商品別売上精算データ記憶手段を構成する。
【0026】前記店別定番商品マスタファイル26は、
図4に示すように各商品の単品コードとその商品を販売
する販売店の店コードとその商品の属する部門コードと
に対応して通常販売時の価格である定番単価を記憶する
ファイルである。
【0027】前記店別特売商品マスタファイル27は、
図5に示すように各商品の単品コードとその商品を販売
する販売店の店コードとその商品の属する部門コードと
に対応して特売販売時の価格である特売単価と特売期間
の開始日及び終了日を記憶するファイルである。
【0028】ここに、店別定番商品マスタファイル26
及び店別特売商品マスタファイル27は、販売店N1,
N2毎に販売店本部Mが指定する各商品の単価データを
予め設定された商品識別コード及び販売店識別コードと
ともに記憶する店別商品単価記憶手段を構成する。
【0029】前記特売商品実績ファイル28は、図6に
示すように特売販売される各商品の単品コード及び店コ
ードに対応して特売期間中の売上数量実績及び仕入数量
実績を記憶するファイルである。
【0030】前記売価変更データファイル29は、図7
に示すように単品コード,店コード及び部門コードに対
応して該当商品の該当販売店における売価変更金額を値
上金額と値下金額とに区分して記憶するファイルであ
る。
【0031】ここに、売価変更データファイル29は、
後述する売価変更金額算出手段により算出された売価変
更金額を該当する商品識別コード及び販売店識別コード
とともに記憶する売価変更金額記憶手段を構成する。
【0032】前記部門実績ファイル30は、図8に示す
ように部門コード別にその部門コードに属する商品の売
上変更金額の実績を値上金額と値下金額とに区分して記
憶するファイルである。
【0033】しかして、前記本部売上管理装置1のCP
U11は、各販売店N1,N2が閉店後の予め設定され
た時刻になると、各ファイルプロセッサ2に対して単品
精算データの収集コマンドを送信し、各ファイルプロセ
ッサ2から単品精算データを収集すると、そのデータを
単品精算データファイル25に順次格納して蓄積する。
そして、全販売店N1,N2のファイルプロセッサ2か
ら単品精算データを収集し終えたならば、図9の流れ図
に示す売価変更金額算出,出力処理を実行する。
【0034】先ず、ST(ステップ)1として単品精算
データファイル25から先頭の単品精算データ(単品コ
ード,店コード,部門コード,売上点数,売上金額,値
引金額,売上日付)を読出す。
【0035】次に、ST2としてこの単品精算データの
単品コード及び店コードを検索キーにして店別定番商品
マスタファイル26を検索する。そして、単品コード及
び店コードが一致するデータが存在しなければST1に
戻り、単品精算データファイル25から次の単品精算デ
ータを読出す。
【0036】店別定番商品マスタファイル26に単品コ
ード及び店コードが一致するデータが存在する場合に
は、ST3としてその単品コード及び店コードで店別特
売商品マスタファイル27を検索する。そして、単品コ
ード及び店コードが一致するデータが存在しなければ該
当商品は本日定番単価での販売が指定された商品なので
ST4の定番自動売価変更処理を実行した後、ST1に
戻り、単品精算データファイル25から次の単品精算デ
ータを読出す。
【0037】店別特売商品マスタファイル27に単品コ
ード及び店コードが一致するデータが存在する場合に
は、ST5として単品精算データの売上日付が該当する
特売商品データの特売期間内か否かを判断する。
【0038】そして、売上日付が特売開始日付より前ま
たは特売終了日付よりも後の場合にはやはり該当商品は
本日定番単価での販売が指定された商品なのでST4の
定番自動売価変更処理を実行した後、ST1に戻り、単
品精算データファイル25から次の単品精算データを読
出す。
【0039】これに対し、売上日付が特売開始日付から
特売終了日付までの特売期間内に存在する場合には該当
商品は本日特売単価での販売が指定された商品なのでS
T6の特売自動売価変更処理を実行する。しかる後、S
T7として売上日付が特売終了日付に一致するか、すな
わち本日が当該商品の特売終了日か否かを判断する。
【0040】そして、特売終了日の場合にはST8の特
売終了日自動売価変更処理を実行した後、ST1に戻
り、単品精算データファイル25から次の単品精算デー
タを読出す。特売終了日以前の場合には上記特売終了日
自動売価変更処理を実行せずにST1に戻り、単品精算
データファイル25から次の単品精算データを読出す。
【0041】ここで、ST4,ST6,ST8の各自動
売価変更処理について具体的に説明する。
【0042】ST4の定番自動売価変更処理は、図10
に示すように単品精算データファイル25から読出した
単品精算データから売上点数A,売上金額B,値引金額
Cを抽出するとともに、店別商品マスタファイル26か
ら当該単品精算データと単品コード及び店コードが一致
する定番単価Dを抽出する。そして、この売上点数A,
売上金額B,値引金額C及び定番単価Dを参照して、次
の(1)式により売価変更金額を算出する(売価変更金
額算出手段)。
【0043】 売価変更金額=(定番単価D×売上点数A)−(売上金額B+値引金額C) …(1) そして、この(1)式により算出された売価変更金額が
0円の場合には、該当する販売店では該当商品を定番単
価で販売したので、売価変更データの登録無しにこの定
番自動売価変更処理を終了する。
【0044】これに対し、売価変更金額が正の値の場合
には、該当する販売店では該当商品を定番単価よりも値
下げの売価変更をして販売したので、売価変更データフ
ァイル29の単品コードエリア,部門コードエリア及び
売価変更金額の値下エリアにそれぞれ該当する単品コー
ド,部門コード及び売価変更金額を登録する。
【0045】一方、負の値の場合には、該当する販売店
では該当商品を定番単価よりも値上げの売価変更をして
販売したので、売価変更データファイル29の単品コー
ドエリア,部門コードエリア及び売価変更金額の値上エ
リアにそれぞれ該当する単品コード,部門コード及び売
価変更金額を登録する。しかる後、この定番自動売価変
更処理を終了する。
【0046】ST6の特売自動売価変更処理は、図11
に示すように単品精算データファイルから読出した単品
精算データから売上点数A,売上金額B,値引金額Cを
抽出するとともに、店別特売商品マスタファイル27か
ら当該単品精算データと単品コード及び店コードが一致
する特売単価Eを抽出する。そして、この売上点数A,
売上金額B,値引金額C及び特売単価Eを参照して、次
の(2)式により売価変更金額を算出する(売価変更金
額算出手段)。
【0047】 売価変更金額=(特売単価E×売上点数A)−(売上金額B+値引金額C) …(2) そして、この(2)式により算出された売価変更金額が
0円の場合には、該当する販売店では該当特売商品を特
売単価で販売したので、売価変更データの登録無しにこ
の特売自動売価変更処理を終了する。
【0048】これに対し、売価変更金額が正の値の場合
には、該当する販売店では該当特売商品を特売単価から
さらに値下げの売価変更をして販売したので、売価変更
データファイル29の単品コードエリア,部門コードエ
リア及び売価変更金額の値下エリアにそれぞれ該当する
単品コード,部門コード及び売価変更金額を登録する。
【0049】一方、負の値の場合には、該当する販売店
では該当特売商品を特売単価から値上げの売価変更をし
て販売したので、売価変更データファイル29の単品コ
ードエリア,部門コードエリア及び売価変更金額の値上
エリアにそれぞれ該当する単品コード,部門コード及び
売価変更金額を登録する。しかる後、この特売自動売価
変更処理を終了する。
【0050】ST8の特売終了日自動売価変更処理は、
図12に示すように特売実績ファイル28から当該単品
精算データと単品コード及び店コードが一致する売上数
量Fと仕入数量Gを抽出する。また、店別定番商品マス
タファイル26から当該単品精算データと単品コード及
び店コードが一致する定番単価Dを抽出するとともに、
店別特売商品マスタファイル27から当該単品精算デー
タと単品コード及び店コードが一致する特売単価Eを抽
出する。そして、この売上数量F,仕入数量G,定番単
価D及び特売単価Eを参照して、次の(3)式により売
価変更金額を算出する。
【0051】 売価変更金額=(売上数量F−仕入数量G)×(定番単価D−特売単価E) …(3) そして、この(3)式により算出された売価変更金額が
0円の場合には、該当する販売店では該当商品の特売期
間中は特売商品として仕入れた商品のみを特売単価で販
売したので、売価変更データの登録無しにこの特売終了
日自動売価変更処理を終了する。
【0052】これに対し、売価変更金額が正の値の場合
には、該当する販売店では定番商品として仕入れた商品
を特売商品として売上げるために値下げの売価変更を行
ったので、売価変更データファイル29の単品コードエ
リア,部門コードエリア及び売価変更金額の値下エリア
にそれぞれ該当する単品コード,部門コード及び売価変
更金額を登録する。
【0053】一方、負の値の場合には、該当する販売店
では特売商品として仕入れた商品を定番単価として売上
げるために値上げの売価変更が行われたので、売価変更
データファイル29の単品コードエリア,部門コードエ
リア及び売価変更金額の値上エリアにそれぞれ該当する
単品コード,部門コード及び売価変更金額を登録する。
しかる後、この特売終了日自動売価変更処理を終了す
る。
【0054】こうして、ST1にて単品精算データファ
イル25から単品精算データを順次読出す毎に、上記S
T2以降の処理を繰り返し実行する。そして、ST9と
して単品精算データファイル25の全データについて上
記処理を実行したならば、ST10として売価変更デー
タファイル29に登録された売価変更データを部門別に
集計し、その集計結果を部門実績ファイル30にて一時
格納する。
【0055】しかる後、ST11として上記部門実績フ
ァイル30の内容をプリンタ23により記録紙にレポー
ト出力する。この場合において、単品コード及び店コー
ドは、それぞれ図示しない単品名称マスタファイル及び
店名称マスタファイルに予め設定された商品名及び販売
店名に変換して印字出力する(レポート出力手段)。
【0056】このように構成された本実施例の本部売上
管理装置1においては、ハードディスク装置14に形成
された店別定番商品マスタファイル26によって、販売
店本部が決定した各商品の定番単価が該当する単品コー
ド,部門コード及び店コードに対応して記憶されてい
る。また、店別特売商品マスタファイル27によって、
販売店本部が決定した特売商品の特売単価及び特売期間
が該当する単品コード,部門コード及び店コードに対応
して記憶されている。さらに、特売商品実績ファイル2
8によって、特売商品の特売期間中における売上数量及
び仕入数量が該当する単品コード及び店コードに対応し
て記憶されている。
【0057】さて、各販売店N1,N2が閉店後の予め
設定された時刻になると、本部売上管理装置1から各フ
ァイルプロセッサ2に対して単品精算データの収集コマ
ンドが送信される。これにより各ファイルプロセッサ2
から単品精算データが送信され、この単品精算データは
単品精算データファイル25に順次蓄積される。そし
て、全ての単品精算データを収集し終えると売価変更金
額算出,出力処理が実行される。
【0058】すなわち、単品精算データファイル25に
蓄積された単品精算データ毎に、該当するデータが店別
定番商品マスタファイル26に設定されているか、設定
されている場合には特売商品でありかつ本日が特売期間
中か、また特売期間の最終日か等が判断される。
【0059】そして、店別定番商品マスタファイル26
に設定されてはいるが、特売商品でない、もしくは特売
商品だが本日は特売期間中でない商品の単品精算データ
の場合には、定番自動売価変更処理が実行される。
【0060】例えば、単品精算データの売上点数Aが1
00個、売上金額Bが7000円、値引金額Cが−50
0円、店別定番商品マスタファイル26の定番単価Dが
60円であったとすると(第3図d2,第4図d2参
照)、売価変更金額は前記(1)式により−500円と
なる。すなわち、店コード「100」の販売店では単品
コード「000002」の商品を定番単価60円よりも
値上げをして販売し、1日の該当商品の売上げに対する
値上げ分が500円であることが分かる。この売価変更
金額は単品コード,店コード及び部門コードとともに売
価変更データファイル29の値上げエリアに登録される
(第7図d2参照)。
【0061】一方、特売商品でありかつ特売期間中の商
品の単品精算データの場合には、特売自動売価変更処理
を実行する。
【0062】例えば、単品精算データの売上点数Aが1
00個、売上金額Bが5000円、値引金額Cが−50
0円、店別特売商品マスタファイル27の特売単価Eが
60円であったとすると(第3図d1,第4図d1参
照)、売価変更金額は前記(2)式により1500円と
なる。すなわち、店コード「100」の販売店では単品
コード「000001」の特売商品を特売単価60円よ
りもさらに値上げをして販売し、1日の該当商品の売上
げに対する値下げ分が1500円であることが分かる。
この売価変更金額は単品コード,店コード及び部門コー
ドとともに売価変更データファイル29の値下げエリア
に登録される(第7図d1参照)。
【0063】また、特売商品でありかつ特売期間の最終
日の商品の単品精算データの場合には、特売自動売価変
更処理を実行した後、特売終了日自動売価変更処理を実
行する。
【0064】例えば特売商品実績ファイル28に記憶さ
れた売上数量Fが100個及び仕入数量Gが80個であ
り(第6図d1参照)、かつ店別定番商品マスタファイ
ル26の定番単価Dが50円、店別特売商品マスタファ
イル27の特売単価Eが40円(第3図d3,第4図d
3参照)であったとすると、売価変更金額は前記(3)
式により200円となる。すなわち、店コード「10
0」の販売店では単品コード「000003」の商品に
ついて定番商品として仕入れた商品20個を特売商品と
して販売するために値下げしており、その値下げ分が2
00円であることが分かる。この売価変更金額は単品コ
ード,店コード及び部門コードとともに売価変更データ
ファイル29の値下げエリアに登録される(第7図d3
参照)。
【0065】また、例えば特売商品実績ファイル28に
記憶された売上数量Fが80個及び仕入数量Gが100
個であり(第6図d2参照)、かつ店別定番商品マスタ
ファイル26の定番単価Dが50円、店別特売商品マス
タファイル27の特売単価Eが40円(第3図d4,第
4図d4参照)であったとすると、売価変更金額は前記
(3)式により−200円となる。すなわち、店コード
「100」の販売店では単品コード「000004」の
商品について特売商品として仕入れた商品20個を定番
商品として販売するために値上げしており、その値上げ
分が200円であることが分かる。この売価変更金額は
単品コード,店コード及び部門コードとともに売価変更
データファイル29の値上げエリアに登録される(第7
図d4参照)。
【0066】こうして、単品精算データファイル25に
蓄積された全単品精算データに対して上記処理が終了す
ると、売価変更データファイル29に登録された売価変
更データが部門別に集計されて、その集計結果が部門実
績ファイル30に一時格納される。しかる後、この部門
実績ファイル30の内容がプリンタ23により記録紙に
プリントアウトされて売価変更のレポートとして出力さ
れる。
【0067】従って、販売店本部Aでは、自動的にプリ
ントアウトされた上記売価変更のレポートを確認しさえ
すれば、本部からの指定単価に対して値下げまたは値上
げの売価変更が行った販売店及びその変更金額を把握で
きる。すなわち、本実施例によれば、従来は売価変更伝
票の管理によって得ていたデータを自動的に取得できる
ようになるので、各販売店における売価変更伝票の起票
作業及び販売店本部での売価変更伝票の管理作業が不要
となり、人為的労力の負担軽減を図り得る。
【0068】なお、前記実施例では売価変更レポートを
プリンタ23によって印字出力する場合を示したが、C
RT表示装置24の画面に表示出力させてもよい。ま
た、売価変更データを部門コードで集計せずにレポート
出力してもよい。この他、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
【0069】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、各
販売店から収集した単品精算データと予め作成された商
品マスタファイルの単価データとから自動的に売価変更
金額を算出し、その結果をレポート出力できるので、各
販売店での売価変更内容を販売店本部で自動的に取得す
ることができる。その結果、売価変更伝票の起票作業及
び伝票管理作業を不要にでき、人為的労力の負担軽減を
図り得る本部売上管理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成を示す模式
図。
【図2】同実施例における本部売上管理装置の要部構成
を示すブロック図。
【図3】図2に示す単品精算データファイルの構造図。
【図4】図2に示す店別定番商品データファイルの構造
図。
【図5】図2に示す店別特売商品データファイルの構造
図。
【図6】図2に示す特売商品実績ファイルの構造図。
【図7】図2に示す売価変更データファイルの構造図。
【図8】図2に示す部門実績ファイルの構造図。
【図9】同実施例において本部売上管理装置のCPUが
実行する売価変更金額算出,出力処理を示す流れ図。
【図10】図9における定番自動売価変更処理を具体的
に示す流れ図。
【図11】図9における特売自動売価変更処理を具体的
に示す流れ図。
【図12】図9における特売終了日自動売価変更処理を
具体的に示す流れ図。
【符号の説明】
1…本部売上管理装置 2…ファイルプロセッサ(商品販売データ集計装置) 5…通信回線(伝送手段) 11…CPU(売価変更金額算出手段、レポート出力手
段) 22…キーボード 23…プリンタ(レポート出力手段) 24…CRT表示装置(レポート出力手段) 25…単品精算データファイル(商品別売上精算データ
記憶手段) 26…店別定番商品ファイル(店別商品単価記憶手段) 27…店別特売商品ファイル(店別商品単価記憶手段) 28…特売商品実績ファイル 29…売価変更データファイル(売価変更金額記憶手
段) 30…部門実績ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07G 1/14 G06F 17/60

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各販売店にそれぞれ設けられる商品販売
    データ集計装置を伝送手段を通じて接続し、これら商品
    販売データ集計装置により販売店毎に集計された商品別
    の売上合計点数及び売上合計金額の売上精算データを前
    記伝送手段を通じて収集し加工して各商品の各販売店で
    の売上げを管理する本部売上管理装置において、 販売店毎に本部が指定する各商品の単価データを予め設
    定された商品識別コード及び販売店識別コードとともに
    記憶する店別商品単価記憶手段と、 各販売店の商品販売データ集計装置からそれぞれ前記伝
    送手段を通じて収集した商品識別コード及び販売店識別
    コードを含む商品別売上精算データを一時記憶する商品
    別売上精算データ記憶手段と、 この商品別売上精算データ記憶手段により記憶された前
    記商品別売上精算データ毎に前記店別商品単価記憶手段
    により記憶された各商品単価のうち商品識別コード及び
    販売店識別コードの一致する単価データを読出し、その
    単価データに当該商品別売上精算データの売上合計点数
    を乗算して得た金額と当該商品別売上精算データの売上
    合計金額との差額を売価変更金額として算出する売価変
    更金額算出手段と、 この算出手段により算出された売価変更金額を該当する
    商品識別コード及び販売店識別コードとともに記憶する
    売価変更金額記憶手段と、 この売価変更金額記憶手段の記憶内容に基づいて売価変
    更レポートを出力するレポート出力手段と、を具備した
    ことを特徴とする本部売上管理装置。
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