JP2831146B2 - 空調機の遠隔監視操作システム - Google Patents

空調機の遠隔監視操作システム

Info

Publication number
JP2831146B2
JP2831146B2 JP3052777A JP5277791A JP2831146B2 JP 2831146 B2 JP2831146 B2 JP 2831146B2 JP 3052777 A JP3052777 A JP 3052777A JP 5277791 A JP5277791 A JP 5277791A JP 2831146 B2 JP2831146 B2 JP 2831146B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
monitoring
signal line
air conditioner
monitoring device
remote
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3052777A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04292742A (ja
Inventor
文男 青井
眞 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP3052777A priority Critical patent/JP2831146B2/ja
Publication of JPH04292742A publication Critical patent/JPH04292742A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2831146B2 publication Critical patent/JP2831146B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空調機の運転状態を遠
隔監視すると共に空調機の運転を遠隔操作する空調機の
遠隔監視操作システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、従来の空調機の運転状態監視シ
ステムでは、空調機の必要な個所に監視用のセンサを設
置し、該センサからの情報により空調機の運転状態を空
調機近傍にある現地の監視装置を通じて監視していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の空調機の運転状
態監視システムでは、監視用に特別のセンサを追加設置
する必要があるため、設置工事に時間と労力を必要とす
る。また、従来の構成では空調機の遠隔操作を行おうと
すると、別途に遠隔監視システムを構築しなければなら
なかった。
【0004】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、監視用に特別なセンサを設置することなく、本
来空調機が持っているセンサ等の情報を使って空調機の
運転状態を把握することで遠隔監視・操作を行うことを
可能とした空調機の遠隔監視操作システムを提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するため、室内機と室外機のそれぞれの制御装置間を
制御信号線を介して接続し、室内機と室外機の間で該制
御信号線を介してデータを通信することにより一体の空
調機として作動を行う空調機の遠隔操作システムにおい
て、前記制御信号線上のデータをとらえるために該制御
信号線に直接接続された第1の監視用信号線と、前記空
調機の近傍に設置され、前記第1の監視用信号線を介し
てとらえられた前記制御信号線上のデータを収集する第
1の監視装置と、前記第1の監視装置に第2の監視用信
号線を介して接続され、前記第1の監視装置により収集
され送信される前記データにより前記空調機の運転状態
を遠隔監視する第2の監視装置と、前記第2の監視装置
に設置された遠隔操作手段とを具備し、前記遠隔操作手
段からの指令信号を前記第2の監視用信号線、前記第1
の監視装置および前記第1の監視用信号線を介して前記
室内機の制御装置に送信し、該制御装置による該室内機
運転操作の許可・禁止切換を遠隔操作することを特徴
としている。
【0006】
【作用】空調機の室内機と室外機のそれぞれの制御装置
間の制御信号線からは、空調機の運転状態に依存する温
度等のデータが得られる。この制御信号線上のデータを
通信回線(制御信号線に接続された第1の監視用信号
線)でとらえて現地の監視装置(第1の監視装置)によ
り収集し、通信回線(第2の監視用信号線)を介して遠
隔地の監視装置(第2の監視装置)に送信し、第2の
視装置でデータ収集することにより、容易に空調機の遠
隔監視ができる。
【0007】また、遠隔地の監視装置に設けた遠隔操作
手段から、現地つまり室内機の制御装置での運転操作許
可・禁止の切換指令を入力することで、この指令信号が
通信回線(第2の監視用信号線、第1の監視装置および
第2の監視用信号線)を介して空調機の制御装置に送信
されることによって、制御装置による空調機の運転操作
の許可・禁止切換が遠隔操作される。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明の一実施例に係る空調機の遠隔監
視操作システムの構成を示すブロック図である。同図1
において、室外機1は空調機の被利用側ユニットであ
り、室外温度、室外側熱交換器温度、コンプレッサ吐出
管温度、コンプレッサドーム温度等の温度を検知する温
度センサおよびコンプレッサ電流を検知する電流センサ
等が搭載されている。
【0009】一方、室内機2は空調機の利用側ユニット
であり、制御信号線(通信線路)3を介して室機1と
接続されている。この制御信号線3には、室機1の各
センサからの信号を初めとして、コンプレッサ・オン指
令、冷房・暖房指令等がデータとして通過する。なお、
リモコン12は室内機2を介して空調機の運転操作を行
うためのものである。
【0010】制御信号線3には、第1の監視用信号線4
を介して現地の監視装置(第1の監視装置)5が接続さ
れている。この監視装置5は、信号線4を介して室外機
1と室内機2間で授受される制御信号線3上のデータを
収集する。監視装置5によって収集されたデータは、
2の監視用信号線7を介してモデム6に送られる。信号
線7としては通常RS−232C等の標準的な信号線を
用いることができる。モデム6は、公衆回線(通信回
線)9を経由して遠隔地にあるモデム8へデータを送信
する。モデム8は、RS−232C等の第2の監視用
号線11を介して遠隔地の監視装置(第2の監視装置)
10へデータを送る。
【0011】監視装置10は、信号線11を介して送ら
れてきたデータにより、遠隔地にある空調機、すなわち
室外機1および室内機2の運転状態を遠隔監視する。ま
た、監視装置10には遠隔操作手段13が設けられてお
り、この遠隔操作手段13によって、空調機に備えられ
たリモコン12による空調機の運転操作許可・禁止を切
換えるための切換指令を室内機2の制御装置を経由して
リモコン12へ送信できるようになっている。
【0012】次に、本実施例のシステムの動作を説明す
る。空調機の運転が開始され、例えば冷房運転モードに
おいて徐々に室内温度が設定温度に向かって下がってい
く場合を考える。この場合、室外機1に搭載された吐出
管温度センサの検知温度が徐々に上昇する。
【0013】この時々刻々上昇する吐出管温度のデータ
は、信号線4を介して監視装置5に伝達され、さらに信
号線7、モデム6、公衆回線9、モデム8および信号線
11を経由して、最終的に監視装置10へ到達する。こ
れによって、監視装置10を操作するオペレータは、居
ながらにして遠隔地にある室外機1の吐出管温度の上昇
程度をモニタすることが可能となる。他の温度データや
コンプレッサ電流などのデータについても、同様に監視
装置10を操作するオペレータが遠隔的にモニタするこ
とができる。
【0014】一方、監視装置10に設けられた遠隔操作
手段13によって、オペレータがリモコン12による運
転操作許可・禁止の切換指令を発生させると、この指令
信号が信号線11、モデム8、公衆回線9、モデム6、
信号線7、監視装置5、信号線4および室内機2の制御
装置を経由して、リモコン12へ送信される。これによ
って、リモコン12での空調機の運転開始、運転停止、
室内側熱交換器用ファンの風量の増加または減少、冷房
または暖房運転の切換、室内温度の設定値変更等の操作
の許可・禁止の切換ができる。
【0015】すなわち、監視装置10の遠隔操作手段1
3により、例えばリモコン12での操作禁止指令を入力
すると、この指令信号が信号線11に送出され、モデム
8、公衆回線9、モデム6、信号線7、監視装置5およ
び信号線4を通って室内機2の制御装置に伝送され、リ
モコン12に入力される。これによりリモコン12での
運転開始・停止、ファン風量の増加・減少、冷房・暖房
の切換、室内温度設定値変更等の操作が禁止される。従
って、オペレータは遠隔地からリモコン12での運転操
作を禁止することができる。
【0016】次に、図2を参照して空調機が複数台の場
合の実施例を説明する。図2において、1a,1b,1
cは被利用側ユニットとしての室外機、2a,2b,2
cは利用側ユニットとしての室内機であり、1aと2
a、1bと2b、1cと2cでそれぞれ空調機A,B,
Cを形成する。それぞれの空調機A,B,Cにおいて、
室外機1a,1b,1cと室内機2a,2b,2cと
は、制御信号線3a,3b,3c,3d,3eを介して
接続されている。また、各空調機A,B,Cにはリモコ
ン12a,12b,12cが設けられている。
【0017】現地の監視装置5は、空調機A,B,Cの
それぞれについて、運転状態を表わすデータを制御信号
線3a,3b,3c,3d,3eに接続された信号線4
を通して収集するように構成されている。
【0018】一方、遠隔地の監視装置10において、図
1の実施例と同様にして空調機A,B,Cの運転状態が
監視される。また、監視装置10には遠隔操作手段13
が設けられており、この遠隔操作手段13からリモコン
12a,12b,12cでの運転操作の許可・禁止切換
指令を空調機A,B,Cのリモコン12a,12b,1
2cへ個別にまたは一括して送信できるようになってい
る。これにより、図1の実施例と同様に遠隔地からリモ
コン12a,12b,12cによる運転操作の許可・禁
止の切換ができる。
【0019】なお、図2ては空調機が3台の場合につい
て示したが、2台または4台以上の場合にも同様に遠隔
監視および遠隔運転操作が可能である。また、複数台の
空調機のうち特定の空調機についてのみ、遠隔監視およ
び遠隔運転操作を行うようにしてもよい。
【0020】さらに、上記の実施例では空調機の室外機
と室内機とが分割されているが、一体に構成されていて
もよく、空調機の被利用側ユニット(室内機)と利用側
ユニット(室外機)の制御装置がこれらの各ユニットに
分割搭載され、相互に制御信号線で結合されている構成
であれば、本発明を適用できる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば基
本的に、空調機の利用側および被利用側ユニット間の制
御信号線(通信線路)に空調機の近傍にある現地の監視
装置の検出用信号線を接続するだけで、センサを特別に
設置することなく、モデムや公衆回線を介して遠隔地に
ある監視装置により容易に空調機の運転状態をモニタす
ることができる。
【0022】また、本発明によれば、このような遠隔監
視に使用されるモデムや公衆回線を利用して、遠隔地の
監視装置から容易に空調機の運転操作許可・禁止の切換
操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る空調機の遠隔監視操
作システムの構成を示すブロック図
【図2】 本発明の他の実施例に係る空調機の遠隔監視
操作システムの構成を示すブロック図
【符号の説明】
1,1a〜1c…室外機(空調機の被利用側ユニット) 2,2a〜2c…室内機(空調機の利用側ユニット) 3,3a〜3e…制御信号線(通信線路) 4,11…信号線 5…現地の監視装置 6,8…モデム 9…公衆回線(通信回線) 10…遠隔地の監視装置 12〜12a〜12c…リモコン 13…遠隔制御手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−83836(JP,A) 特開 平2−178557(JP,A) 特開 平2−197748(JP,A) 特開 平2−110242(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 11/02 103

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】室内機と室外機のそれぞれの制御装置間を
    制御信号線を介して接続し、室内機と室外機の間で該制
    御信号線を介してデータを通信することにより一体の空
    調機として作動を行う空調機の遠隔操作システムにおい
    て、前記制御信号線上のデータをとらえるために該制御信号
    線に直接接続された第1の監視用信号線と、 前記空調機の近傍に設置され、前記第1の監視用信号線
    を介してとらえられた前記制御信号線上のデータを収集
    する第1の監視装置と、 前記第1の監視装置に第2の監視用信号線を介して接続
    され、前記第1の監視装置により収集され送信される前
    記データにより前記空調機の運転状態を遠隔監視する第
    2の監視装置と、 前記第2の監視装置に設置された遠隔操作手段とを具備
    し、 前記遠隔操作手段からの指令信号を前記第2の監視用信
    号線、前記第1の監視装置および前記第1の監視用信号
    線を介して前記室内機の制御装置に送信し、該制御装置
    による該室内機の 運転操作の許可・禁止切換を遠隔操作
    することを特徴とする空調機の遠隔操作システム。
JP3052777A 1991-03-18 1991-03-18 空調機の遠隔監視操作システム Expired - Fee Related JP2831146B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3052777A JP2831146B2 (ja) 1991-03-18 1991-03-18 空調機の遠隔監視操作システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3052777A JP2831146B2 (ja) 1991-03-18 1991-03-18 空調機の遠隔監視操作システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04292742A JPH04292742A (ja) 1992-10-16
JP2831146B2 true JP2831146B2 (ja) 1998-12-02

Family

ID=12924289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3052777A Expired - Fee Related JP2831146B2 (ja) 1991-03-18 1991-03-18 空調機の遠隔監視操作システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2831146B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6647317B2 (en) 2000-09-06 2003-11-11 Hitachi Ltd Air conditioner management system
KR20020045034A (ko) * 2000-12-07 2002-06-19 윤종용 공기조화기

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04292742A (ja) 1992-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1698833B1 (en) Multi-air conditioner central control system
JP5084502B2 (ja) 空気調和システム
JP3486167B2 (ja) 多室型空気調和機
KR101400399B1 (ko) 설비기기 제어시스템 및 그 비상제어방법
JP2831146B2 (ja) 空調機の遠隔監視操作システム
JP2005127618A (ja) 空調機の集中管理システム
JP4300069B2 (ja) 空気調和装置及びその制御方法
JP2673835B2 (ja) クリーンルームの風量制御方法
JP5125606B2 (ja) 空調制御システム
EP0857921B1 (en) Controller of air conditioner
JP2651389B2 (ja) 監視システム
JP3448440B2 (ja) 空気調和機
JP2651390B2 (ja) 空調機の遠隔監視操作システム
JP2576670B2 (ja) 空調管理システム装置
JP2651391B2 (ja) 空気調和機の遠隔監視システム
JP3933365B2 (ja) 空気調和装置のメンテナンスシステム
KR102550355B1 (ko) 빌딩제어 시스템 및 그 제어방법
JP2651392B2 (ja) 空気調和機の遠隔監視システム
JPS6024374B2 (ja) 空気調和機用制御装置
KR102560125B1 (ko) 설비통합용 플러그인 제어 시스템
JPH01181031A (ja) 空気調和装置
JP2000186847A (ja) 遠隔監視装置及びこの遠隔監視装置を備えた空気調和システム
JPH03186140A (ja) 空気調和機の制御装置
JP2928661B2 (ja) マルチタイプ空気調和機及びそれに用いられる室外機
JPH10267360A (ja) 空気調和システム

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19980825

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees