JP2830806B2 - データ再生検出装置 - Google Patents

データ再生検出装置

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JP2830806B2
JP2830806B2 JP7310857A JP31085795A JP2830806B2 JP 2830806 B2 JP2830806 B2 JP 2830806B2 JP 7310857 A JP7310857 A JP 7310857A JP 31085795 A JP31085795 A JP 31085795A JP 2830806 B2 JP2830806 B2 JP 2830806B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタル記録
ディスク装置(光ディスク装置、光磁気ディスク装置、
相変化ディスク装置、ハードディスク装置等)、及びデ
ィジタル記録VTR等のディジタルデータの再生検出装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタル記録ディスク装置、デ
ィジタル記録VTR等では、データをそのまま記録せ
ず、記録符号化した後に記録を行っていた。代表的な記
録符号に1,7符号、2,7符号がある。
【0003】1,7符号の符号変換表を図10に示す。
図10では、2ビットのデータビットを3ビットのチャ
ンネルビットに変換し、あるいは4ビットのデータを6
ビットのチャンネルビットに変換した後、NRZI則で
記録する。NRZI則とは“1”で反転、“0”で非反
転を行い記録するという規則である。1,7符号の大き
い特徴として、図10による変換後、“1”と“1”の
間に“0”が1個以上7個以下存在するという特徴があ
る。
【0004】2,7符号の符号変換表を図11に示す。
図11では、2ビットのデータビットを4ビットのチャ
ンネルビットに変換し、3ビットのデータを6ビットの
チャンネルビットに変換し、あるいは4ビットのデータ
ビットを8ビットのチャンネルビットに変換した後、N
RZI則で記録する。2,7符号の大きい特徴として、
図11による変換後、“1”と“1”の間に“0”が2
個以上7個以下存在するという特徴がある。
【0005】また、両符号とも記録再生時のエラー等に
より復号パターンずれを起こした時に復帰するため、数
百〜数千ビットごとに同期信号を挿入している。これ
は、通常のデータ中には出現しないチャンネルビットパ
ターンを使用し、データと明確に区別できるようにした
ものである。
【0006】ところで最近、1,7符号、2,7符号の
ような連続ビット長が制限された記録符号に対し、ビタ
ビ復号によりビットエラーを訂正する方法が提案されて
いる。例えば1,7符号のような最小反転間隔が2チャ
ンネルビットデータの記録符号を3値検出してビタビ復
号を行う方法に関しては特開平4−307817号公報
「再生データ検出方式」に、2値検出してビタビ復号を
行う方法に関しては特開平4−298865号公報「再
生データ検出方式」に示されており、2,7符号のよう
な最小反転間隔が3チャンネルビットデータの記録符号
を3値検出してビタビ復号を行う方法に関しては特開平
4−307817号公報「再生データ検出方式」に、2
値検出してビタビ復号を行う方法に関しては特開平6−
124549号公報「再生データ検出方式」に示されて
いる。ここでは詳細の記載を省略する。
【0007】また、自動適応化による最適な等化に関し
ては、電子情報通信学会編「ディジタル信号処理」23
1頁〜241頁に記載されている。
【0008】am1〜am5は以下の式で示すことがで
きる。ただし、添字t−2〜tは時刻、signは符
号、Σは積算値、dxは2値判定後入力データの一定量
ディレー値、dyは2値判定後出力データの一定量ディ
レー値、εは出力データの一定量ディレーアナログ値か
らdyを減算した値を示す。
【0009】
【数1】
【0010】
【数2】
【0011】
【発明が解決しようとする課題】1,7符号、2,7符
号のような連続ビット長が制限された記録符号により記
録を行い、再生後高信頼性なるデータを得るディジタル
ディスクレコーダ、ディジタルVTRにおいて、自動適
応等化によりパーシャルレスポンス等化を行い、さらに
その出力を3値/2値、4状態/6状態等のビタビ復号
によりビットエラーを訂正する再生システムはある程度
ビットエラーレートが低く、かつ高信頼性なるデータを
得ることができるものの、自動適応等化とビタビ復号が
それぞれ独立に動作し、直列につながっているため、総
合的にみると最適な再生システムを構成しているとは言
えない。よって本発明の目的は、自動適応等化とビタビ
復号とを統合し動作させることにより、記録再生符号の
ビットエラーレートを低減し、最適なデータを再生検出
することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するため、最小反転間隔が2、3またはそれ以外
の記録符号を用いて記録再生したデータに対して、パー
シャルレスポンス等化を行うトランスバーサルフィルタ
と、前記トランスバーサルフィルタの出力に対してビタ
ビ復号を行うビタビ復号回路と、前記トランスバーサル
フィルタの出力の遅延データまたは前記ビタビ復号回路
の出力を選択し符号判定する選択符号判定回路と、前記
トランスバーサルフィルタの出力の遅延データから前記
ビタビ復号回路の出力を減算し、符号判定を行う減算符
号判定回路と、前記選択符号判定回路と前記減算符号判
定回路の出力をそれぞれ遅延するクロック遅延回路と、
前記クロック遅延回路の出力からビットエラーを最小化
するための前記トランスバーサルフィルタの最適乗算係
を計算し前記トランスバーサルフィルタに出力する
算係数計算回路を設けることにより、自動適応等化とビ
タビ復号を組み合わせて動作させ、ビットエラーレート
を低減し最適なデータを再生検出することが可能であ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】図1は本発明のデータ再生検出装置の構成
の一実施の形態を示すブロック図である。
【0015】11は入力をDX、出力をDYとするトラ
ンスバーサルフィルタである。この例ではタップ数を5
タップとしており、乗算係数をam1,am2,am
3,am4,am5として、パーシャルレスポンス
(1,1)特性を実現している。
【0016】12は入力をDY、出力をsdとするビタ
ビ復号回路である。従来の適応自動等化回路において
は、ここにはハイレベル/ローレベルを判定する2値ビ
ットごとの判定法が使われていた。本発明では、最小反
転間隔が2なる記録符号では3値4状態ビタビ復号また
は2値4状態ビタビ復号を行い、最小反転間隔が3なる
記録符号では3値6状態ビタビ復号または2値6状態ビ
タビ復号を行い、それ以外の記録符号では3値、2値ま
たはそれ以上のレベルによるビタビ復号を行う。なお、
3値またはそれ以上のビットごとの復号方法が行われて
も良い。
【0017】13はビタビ復号出力と位相を合わせるた
めトランスバーサルフィルタ11の入力を遅延し、MZ
F等化を選択した時はそのデータを選択し、ZF等化を
選択した時はビタビ復号回路12の出力sdを選択し、
符号判定してd0を出力する選択符号判定回路である。
【0018】14はビタビ復号出力と位相を合わせるた
めトランスバーサルフィルタ11の出力を遅延し、ビタ
ビ復号回路12の出力sdを減算し、符号判定してe0
を出力する減算符号判定回路である。
【0019】15は選択符号判定回路と減算符号判定回
路の出力をそれぞれ1クロックずつ遅延するクロック遅
延回路である。
【0020】16はクロック遅延回路の出力d0,d
1,d2,e0,e1,e2からパーシャルレスポンス
(1,1)等化を実現し、ビットエラーを最小化するよ
うにトランスバーサルフィルタの最適乗算係数am1,
am2,am3,am4,am5を計算し出力する乗算
係数計算回路である。
【0021】図2にビタビ復号回路の一例を示す。入力
であるDYは、条件演算回路21、3値/2値選択回路
22、マージ演算回路23、パスマージ判定回路24、
パスメモリ回路25、D0〜D2演算回路26、3値2
値選択回路27を経て、D0、D1、D2として出力す
る。なお、D0〜D3に関しては後で説明し、条件演算
回路21〜パスメモリ回路25までのビタビ復号回路の
詳細に関しては、従来の技術の項で挙げた文献に記載さ
れているので、ここでは説明を省略する。
【0022】図3にビットごとの復号回路の一例を示
す。入力DYは、D0〜D2演算回路31、3値/2値
選択回路を経てD0、D1、D2として出力する。
【0023】図8に、図2、図3に共通のD0、D1、
D2を示す。
【0024】D0、D1は状態に対するレベルD0をサ
インビット、D1をその他のビットとし、それを反転し
たものである。特開平4−307817号公報における
3値4状態ビタビ復号のように再生の状態であるS2が
“−1”、S0が“+1”、S1とS3が“0”である
とすれば、S2が“100000”の反転符号としてD
0=0,D1=1、S0が“011111”の反転符号
としてD0=1,D1=0、S1とS3が“00000
0”の反転符号としてD0=1,D1=1である。ま
た、特開平4−307817号公報における3値6状態
ビタビ復号のようにS2とS3が“−1”、S6とS0
が“+1”、S1とS4が“0”とすれば、S2とS3
が“100000”の反転符号としてD0=0,D1=
1、S5とS0が“011111”の反転符号としてD
0=1,D1=0、S1とS4が“000000”の反
転符号としてD0=1,D1=1である。
【0025】特開平4−298865号公報における2
値4状態ビタビ復号のようにS1とS2が“−1”、S
3とS0が“+1”とすれば、S1とS2が“1000
00”の反転符号としてD0=1,D1=0である。ま
た、特開平6−124549号公報における2値6状態
ビタビ復号のようにS1とS2とS3が“+1”、S4
とS5とS0が“−1”とそれまでと+−が逆の状態に
対しては、S1とS2とS3が“011111”の反転
符号としてD0=1,D1=0,S4とS5とS0が
“100000”の反転符号としてD0=0,D1=1
である。
【0026】3値ビットごとの復号に関しては、入力信
号が0.5より大きいとき“011111”の反転符号
としてD0=1,D1=0、入力信号が−0.5より小
さいとき“100000”の反転符号としてD0=1,
D1=1、入力信号が0.5以下かつ−0.5以上のと
き“000000”の反転符号としてD0=1,D1=
1とする。
【0027】また、D2は3値ビタビ復号入力が0のと
きレベルが小さいため計算を行わないための計算不許可
信号である。
【0028】3値ビタビ復号におけるS1,S3のと
き、3値ビットごとの復号における0.5以下かつ−
0.5以上のときにD2=0、それ以外のときD2=1
である。
【0029】図4に、選択符号判定回路を示す。
【0030】MZF等化選択時、式(1)に示すように
トランスバーサルフィルタ11のdx5を遅延し、ビタ
ビ復号回路12の出力sdと位相が一致した時点におけ
るMSBビットつまりサインビットを係数変化方向信号
ddとして送り、ゼロ入力時係数変化禁止フラグZST
=0かつデータが全ビット“0”のときは係数変化禁止
フラグdAE=0を送り係数変化を禁止し、ZST=1
ないし全ビット“0”ではないときは係数変化禁止フラ
グdAE=1を送り係数変化を許可する。
【0031】またZF等化選択時、式(2)に示すよう
にビタビ復号回路12の出力sdにおけるサインビット
に相当するD1を係数変化方向信号ddとして送り、ゼ
ロ入力時係数変化禁止フラグZST=0かつ3値ビタビ
復号におけるS1,S3のとき、ないしZST=0かつ
3値ビットごとの復号における0.5以下かつ−0.5
以上のときは係数変化禁止フラグdAE=0を送り係数
変化を禁止し、ZST=1ないし全ビット“0”ではな
いときは係数変化禁止フラグdAE=1を送り係数変化
を許可する。
【0032】図5に減算符号判定回路を示す。
【0033】ビタビ復号出力と位相を合わせるためトラ
ンスバーサルフィルタ11の出力DYを遅延し、ビタビ
復号回路12の出力sdを減算する。ここで、sdにお
いてD0、D1はビタビ復号の状態データを数値表現
し、MSBビットとそれ以外のビットに分割してそれぞ
れ反転したものであるため、MSBビットをD0、それ
以外のビットをD1とし、DYを加算し、さらに1を加
えることにより、(DY−sd)を計算したと同じ結果
が得られる。ここで、減算結果のサインビットをsep
として送る。
【0034】また、ゼロ入力時係数変化禁止フラグZS
T=0かつ演算結果が全ビット“0”のときは係数変化
禁止フラグeAE=0を送り係数変化を禁止し、ZST
=1ないし全ビット“0”ではないときは係数変化禁止
フラグeAE=1を送り係数変化を許可する。
【0035】即ち、MZF等化選択時、式(1)に示す
ようにsdと位相が一致したdx5のサインビットと、
(sdと位相が一致したDY−sd)のサインビットが
異なっていればam1〜am5を増加する方向に、等し
ければam1〜am5を減少する方向に制御する。
【0036】ZF等化選択時、式(2)に示すようにs
dのサインビットと、(sdと位相が一致したDY−s
d)のサインビットが異なっていればam1〜am5を
増加する方向に、等しければam1〜am5を減少する
方向に制御する。
【0037】図6にクロック遅延回路と乗算係数計算回
路を合わせて示す。
【0038】ULMが係数許容最大値、LLMが係数許
容最小値、STPが係数を1ステップ変化させるための
制御信号カウント値、AEEは係数変化可能(0)/不
能(1)制御信号、PR1〜PR5はam1〜am5の
各プリセット制御信号(0でプリセット)、PD1〜P
D5はam1〜am5の各プリセット値、d0〜d5は
選択符号判定回路出力(dd,dAE)、e0〜e5は
減算符号判定回路出力(sep,eAE)、am1〜a
m5が係数出力である。am1〜am5はそれぞれd0
とe2のmod2加算、d0とe1のmod2加算、d
0とe0のmod2加算、d1とe0のmod2加算、
d2とe0のmod2加算により制御される。61は各
制御回路を示す。
【0039】61の各制御回路を図7に示す。
【0040】係数変化禁止フラグdAEとeAEが両方
“1”のときカウンタ71、72はカウントを開始し、
dd≠sepのとき増加カウンタ71によりカウントア
ップ、dd=sepのとき減少カウンタ72によりカウ
ントアップを行う。そして増加カウンタ71がキャリー
を出力すると係数がULM以下でかつAEE=“0”の
ときのみ定数を“1”増加してカウンタはSTP値に戻
り、減少カウンタ72がキャリーを出力すると係数がL
LM以上でかつAAE=“0”のときのみ定数を“1”
減少してカウンタはSTP値に戻る。また、プリセット
制御信号PR1〜PR5が入力したときam1〜am5
にはプリセットデータPD1〜PD5が出力する。この
ようにして、トランスバーサルフィルタの係数am1〜
am5を制御することができる。
【0041】次に、トランスバーサルフィルタの係数に
ついてであるが、パーシャルレスポンス(1,1)、パ
ーシャルレスポンス(1,2,2,1)のような左右対
称の等化を行うときは、タップ数を偶数タップ(2nタ
ップ)とする。例えばn=6とし、am1,am2,a
m3,am4,am5,am6なる6タップトランスバ
ーサルフィルタとする。そして第1タップと第6タッ
プ、第2タップと第5タップ、第3タップと第4タップ
の係数を同じ値のまま制御する。即ち係数はam1制御
回路、am2制御回路、am3制御回路の3回路とし、
am1制御回路でam1(=am6)を、am2制御回
路でam2(=am5)を、am3制御回路でam3
(=am4)を制御する。
【0042】またここで、am1制御回路でam1(=
am6)のみを制御しam2(=am5),am3(=
am4)を固定にする方法、am2制御回路でam2
(=am5)のみを制御しam1(=am6),am3
(=am4)を固定にする方法、am3制御回路でam
3(=am4)のみを制御しam1(=am6),am
2(=am5)を固定にする方法もある。
【0043】さらにここで、am1制御回路でam1
(=am6)、am2制御回路でam2(=am5)を
制御しam3(=am4)を固定にする方法、am1制
御回路でam1(=am6)、am3制御回路でam3
(=am4)を制御しam2(=am5)を固定にする
方法、am2制御回路でam2(=am5)、am3制
御回路でam3(=am4)を制御しam1(=am
6)を固定にする方法もある。
【0044】さて、次に2,7符号であるが、同期信号
を32ビットとし、データ中に出現しないビット系列を
2回反転して出現させることにより、同期信号中をDC
フリーとして同期検出精度を高めることが可能である。
【0045】図11に示した2,7符号に対しては、同
期信号を、“0010 0000 0010 0100
0010 0000 0010 0100”とする。
NZRI則で記録するため、 Lで開始:LLHH HHHH HHLL LHHH
HHLL LLLLLLHH HLLL Hで開始:HHLL LLLL LLHH HLLL
LLHH HHHHHHLL LHHH これは、2,7符号ではデータ中に8T、即ち“1”と
“1”の間に“0”が7ビット存在するパターンの直後
に3T、即ち“1”と“1”の間に“0”が2ビット存
在するパターンが来ることがないため、8T−3Tパタ
ーンを同期信号で使用したものである。さらに、1同期
信号中8T−3Tパターンを2回反転させて出現させ、
かつ同期信号を“L”と“H”の出現数を一致させるD
Cフリー符号として、同期信号の検出精度を上げたもの
である。
【0046】しかし、このように8T−3Tパターンを
記録すると、記録再生系によっては3Tパターンが8T
パターンの影響を大きく受け、後に8Tの後エッジが3
T側(後方)に1ビットずれることがある。また、パタ
ーンにより8Tの前エッジが前方に1ビットずれること
もある。そこで、同期検出回路においては、8Tの前エ
ッジが前方に1ビットずれたときないし後エッジが後方
に1ビットずれたときでも検出同期信号として出力する
ことにより、同期検出率を上げ、ビットエラーレートを
低減できる。
【0047】また、データと同期信号の接続点で、デー
タビットが変換表に示す単位で区切れず、途中のビット
において同期信号に移行してしまう時、同期信号の位置
にデータビット“010”が存在するものと仮定して符
号変換を行いチャンネルビットとし、その後同期信号の
位置は同期データに置き換えることにより接続点でも通
常の変復調を可能にすることができる。
【0048】接続点を図9に示す。()内が同期信号部
である。
【0049】例えば、データビットが“00110→
(同期)”と続いた時、最初の4データビット“001
1”は8チャンネルビット“00100100”に変換
できるが、第5データビットの“0”はこれだけでは変
換できず、独立した同期信号との接続点が決まらない。
そこで、第6〜8データビットを“010”と仮定し
“0010”として、第9〜16チャンネルビット“0
0001000”に変換する。その後、実際に使用する
のは第9、10チャンネルビットの“00”のみとし、
同期信号“0010 0000 0010 0100・
・・”が続く。結果として11〜16チャンネルビット
に相当する同期信号部には“001000”と、チャン
ネルビットと同じデータが配置される。
【0050】もう一例を示す。例えば、データビットが
“001101→(同期)”と続いた時、最初の4デー
タビット“0011”は8チャンネルビット“0010
0100”に変換できるが、第5、6データビットの
“01”はこれだけでは変換できず、独立した同期信号
との接続点が決まらない。そこで、第7〜9データビッ
トを“010”と仮定し“01010”とする。このと
き変換に必要なのは第5〜7ビットの“010”であ
り、それを第9〜14チャンネルビット“00100
0”に変換する。その後、実際に使用するのは第9〜1
2チャンネルビットの“0010”のみとし、同期信号
“0010 0000 0010 0100・・・”が
続く。結果として13〜14チャンネルビットに相当す
る同期信号部には“00”と、チャンネルビットと同じ
データが配置される。
【0051】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の構成をとる
ことにより、自動適応等化とビタビ復号とを組み合わせ
て統合して動作することによって、ビットエラーコード
を低減して、最適なデータを検出することが可能とな
る。具体的には、2値検出出力として3値ビタビ復号回
路では、例えば、+1,0,−1,2値ビタビ復号回路
では、例えば、+1,−1を出力する。これらのデータ
の信頼性が高くなるため、計算ミスによる収束エラーが
低減し、安定した最適な等化が可能となる。
【0052】また、同期信号を上述したようにすること
により、安定な記録再生が可能となる。また、パターン
一致と1ビットずれを許容することにより、検出もれ、
誤検出の低減を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ再生検出装置の構成の一実施の
形態を示すブロック図。
【図2】本発明のビタビ復号回路の構成の一例を示すブ
ロック図。
【図3】本発明のビットごとの復号回路の構成の一例を
示す図。
【図4】選択符号判定回路の一例を示す図。
【図5】減算符号判定回路の一例を示す図。
【図6】クロック遅延回路及び乗算係数計算回路の一例
を示す図。
【図7】乗積算符号判定回路の一例を示す図。
【図8】各復号方式における本実施の形態におけるD0
〜D2の例を示す図。
【図9】データ/同期接続点における変換表。
【図10】1,7符号変換テーブル。
【図11】2,7符号変換テーブル。
【符号の説明】
11 トランスバーサルフィルタ 12 ビタビ復号回路 13 選択符号判定回路 14 減算符号判定回路 15 クロック遅延回路 16 乗算係数計算回路 21 条件演算回路 22 3値/2値選択回路 23 マージ演算回路 24 パスマージ判定回路 25 パスメモリ回路 26 D0〜D2演算回路 27 3値/2値選択回路 31 D0〜D2演算回路 32 3値/2値選択回路 61 乗積算符号判定回路

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パーシャルレスポンス等化を行うトランス
    バーサルフィルタと、 前記トランスバーサルフィルタの出力に対してビタビ復
    号を行うビタビ復号回路と、 前記トランスバーサルフィルタの出力の遅延データまた
    は前記ビタビ復号回路の出力を選択し符号判定する選択
    符号判定回路と、 前記トランスバーサルフィルタの出力の遅延データから
    前記ビタビ復号回路の出力を減算し、符号判定を行う減
    算符号判定回路と、 前記選択符号判定回路と前記減算符号判定回路の出力を
    それぞれ遅延するクロック遅延回路と、 前記クロック遅延回路の出力からビットエラーを最小化
    するための前記トランスバーサルフィルタの乗算係数
    計算し前記トランスバーサルフィルタに出力する乗算係
    数計算回路とから構成されることを特徴とするデータ再
    生検出装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のデータ再生検出装置にお
    いて適用される記録符号が、最小反転間隔が2または3
    である記録符号であり、 前記ビタビ復号回路が、最小反転間隔が2である記録符
    号に対しては、3値4状態ビタビ復号または2値4状態
    ビタビ復号を行い、最小反転間隔が3なる記録符号に対
    しては、3値6状態ビタビ復号または2値6状態ビタビ
    復号を行うことを特徴とする請求項1に記載のデータ再
    生検出装置。
  3. 【請求項3】 前記ビタビ復号回路が3値ビタビ復号ま
    たはビットごとの復号を行い、前記乗算数計算回路
    が、3値レベルを“+1”、“0”、“−1”とした
    時、“+1”及び“−1”が検出された時には数制御
    を行い、“0”が検出された時には数制御を行わない
    ことを特徴とする請求項1または2記載のデータ再生検
    出装置。
  4. 【請求項4】前記トランスバーサルフィルタでは、左右
    対称なパーシャルレスポンスの等化を行い、前記トラン
    スバーサルフィルタ内のタップ数を偶数(2n)タップ
    とし、第1のタップと第2nのタップの乗算係数を同じ
    値で制御し、第2タップと第2n−1タップの乗算係数
    を同じ値で制御するように線対称のタップにおける乗算
    係数を同じ値で制御することを特徴とする請求項1、2
    または3に記載のデータ再生検出装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載のデータ再生検出装置にお
    いて、前記トランスバーサルフィルタ内のタップ数を偶
    数(2n)タップとしたとき、第k(k<2n)タップ
    と第2n−k+1タップの乗算係数で制御し、他の係数
    を一定の値とすることを特徴とするデータ再生検出装
    置。
  6. 【請求項6】前記トランスバーサルフィルタ内のタップ
    数を2nタップとし、第k1 タップと第2n−k1 +1
    タップ、第k2 タップと第2n−k2 +1タップ、以下
    複数ペアタップの係数を同じ値で制御し、他の係数を一
    定の値とすることを特徴とする請求項5に記載のデータ
    再生検出装置。
  7. 【請求項7】最小反転間隔が3なる記録符号のうち、
    2,7符号において、同期信号を32ビットとし、デー
    タ中に出現しないビット系列を2回反転して出現させ、
    同期信号中をDCフリーとして同期検出精度を高めたこ
    とを特徴とするデータ再生検出装置。
  8. 【請求項8】同期信号として8T−3Tのビット系列が
    2回出現するパターンを使用し、8Tの前エッジが前方
    に1ビットずれた時、または8Tの後エッジが後方に1
    ビットずれた時でも検出同期信号として出力することを
    特徴とする請求項7に記載のデータ再生検出装置。
  9. 【請求項9】データと同期信号の接続点でデータビット
    が変換表に示す単位で区切れず、途中のビットにおいて
    同期信号に移行する場合、同期信号の位置にデータビッ
    ト“010”が存在するものと仮定して符号変換を行い
    チャンネルビットとし、その後同期信号の位置は同期デ
    ータに置き換えることにより接続点でも通常の変復調を
    可能にすることを特徴とする請求項7に記載のデータ再
    生検出装置。
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