JP2855873B2 - 再生データ検出方式 - Google Patents

再生データ検出方式

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JP2855873B2
JP2855873B2 JP7268091A JP7268091A JP2855873B2 JP 2855873 B2 JP2855873 B2 JP 2855873B2 JP 7268091 A JP7268091 A JP 7268091A JP 7268091 A JP7268091 A JP 7268091A JP 2855873 B2 JP2855873 B2 JP 2855873B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は再生データ検出方式に関
し、特にディジタルVTR、光ディスク装置等に好適
な、状態推移を利用したビットエラー訂正を行う再生デ
ータ検出方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の再生データ検出方式は、
一般に、ディジタルVTR、ディジタル光ディスク記録
装置等では、再生したディジタルデータの識別判定をす
る際、1ビットごとにあるスレッシュホールド電圧を決
め、再生電圧レベルがそのスレッシュホールド電圧を越
えれば“パイ(H)”、再生電圧レベルがそのスレッシ
ュホールド電圧を越えなければ“ロー(L)”と判定す
る方式と用いている。また、従来の再生データ検出方式
としてディスク装置の一部では、パーシャルレスポンス
(1,1)+ビタビ復号法という検出方式が使われてい
る。
【0003】図10は従来の再生データ検出方式の一例
の等化検出方式を示し、(a)は等化検出方式のブロッ
ク図、(b)は(a)の動作タイミング図である。
【0004】図10において、記録側では入力信号をプ
リコーダ(D)301によりNRZ/NRZI変換し、
再生側でパーシャルレスポンス(PR)(1,1)検出
を行う。パーシャルレスポンス(PR)(1,1)検出
は、再生した符号間の相関を利用したデータ検出を行う
方式であり、記録信号“1”に対して再生信号を“…0
01100”とし、その結果3値でレベルを検出する方
式である。
【0005】パーシャルレスポンス(PR)(1,1)
検出後は、ビタビ復号を行う。
【0006】図11は2状態ビタビ復号を示し、(a)
は状態遷移図、(b)はトレリス線図を示す。
【0007】ビタビ復号法は、再生の状態をS0、S1
の2の状態とし、S0で0を入力した時S0へ推移し出
力データを0とし、S0で1を入力したS1へ推移し出
力データを1とし、S1で0を入力したとき出力データ
を0とし、S1で−1を入力した時S0へ推移し出力デ
ータを1とし、この状態推移のルールに違反する入力が
あった時、その違反の状態を検出し、本来の状態を判定
することによりビットエラー訂正を行い、ランダンダム
エラーに対するエラーレートを改良する方式である。更
に、図12にデータを再生する確率を示す。図12か
ら、式(1)〜式(4)が得られる。
【0008】状態S1で1を再生した時、Δyを検出す
る確率P11、状態S1で0を再生した時、Δyを検出す
る確率P10、状態S0で1を再生した時、Δyを検出す
る確率P01、状態S0で0を再生した時、Δyを検出す
る確率P00は、 P11=[(Δy)/√(2πσ2 )]・exp (−yk 2 /(2σ2 )) (1) P10=[(Δy)/√(2πσ2 )]・exp (−(yk −1)/(2σ2 )) (2) P01=[(Δy)/√(2πσ2 )]・exp (−yk 2 /(2σ2 )) (3) P00=[(Δy)/√(2πσ2 )]・exp (−(yk +1)/(2σ2 )) (4)
【0009】ここで、メトリックの長さは、確率の負の
対数で示すことができる。従って、確率の積は、確率の
負の対数の和、即ちメトリック長さの和で示すことがで
きる。
【0010】
【0011】今後、メトリックは、絶対値ではなく、長
さの相対値を論ずるため、前記対数値の和に一定値を加
え、さらに一定値を乗じた後、比較を行う。
【0012】
【0013】ここで、l00,l01,l10,l11を規格化
メトリックと定義し、 l11=l01=0 l10=−yK +0.5 l00=yK +0.5とする。
【0014】ここで、時刻nにおいて、標本値をyn 、
状態S1、状態S0の規格化メトリックを、それぞれm
n (S0)とすると、 mn (S1)=min[mn-1 (S1)+l10,mn-1 (S0)+l01] =min[mn-1 (S1)−yn +0.5,mn-1 (S0)] mn (S0)=min[mn-1 (S1)−l11,mn-1 (S0)+l00] =min[mn-1 (S1),mn-1 (S0)+yn +0.5] となり、上式は図14のように展開できる。
【0015】再生データyとする時、入力データからy
+0.5、−y+0.5を計算し、マージ0として、メ
トリックS1−メトリックS0がy+0.5より大きい
時メトリックS1をメトリックS0、メトリックS0を
メトリックS0+y+0.5とし、マージ1として、メ
トリックS1−メトリックS0がy+0.5とy−0.
5の間にある時メトリックS1をメトリックS0、メト
リックS0をメトリックS1とし、マージ2として、メ
トリックS1−メトリックS0がy−0.5より小さい
時メトリックS1をメトリックS1−y+0.5、メト
リックS0をメトリックS1とする。
【0016】ここで、マージ1は、1つ前の時刻ではマ
ージしないため、時刻nにおけるパス形状が求められて
も、この時点だけではマージせず、出力値を得られな
い。しかし、マージ0ないしマージ2が発生することに
より、パスはマージし、対応する出力系列が得られる。
図13にその例を示す。状態S0→S0、S1→S1に
対して出力0とし、状態S0→S1、S1→S0に対し
て出力1とすることにより出力データが得られる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の再生デ
ータ検出方式における一般的に使われているビットごと
の判定は、ディジタル記録の特徴を行かしたものであ
り、論理が単純で回路が簡単であるという利点を持って
いる。しかしながら、再生電圧にスレッシュホールドを
わずかに越えるようなエラーが発生した場合、これらは
全て直接ビットエラーへつながってしまい、また、1度
発生したエラーは、識別再生ブロックでこれを修正する
ことは不可能であるという欠点がある。
【0018】また、従来の再生データ検出方式における
再生信号の符号間相関を使ったパーシャルレスポンス
(1,1)検出+2状態ビタビ復号法は、再生信号が3
値であることによる相関を使ってビットエラー訂正を行
っているものの、記録側で連続する非符号反転ビットを
最小で2、ないし3の範囲内に抑えてチャンネルビット
に変換し、記録する符号変換方式においは、記録側で連
続する非符号反転ビットを最小で2、ないし3の範囲内
に抑えているという相関を使っておらず、ビットごとの
判定に比べるとビットエラー訂正によるエラーレート改
善は行われているが、本来の記録した符号の能力を十分
に使っていると言えない問題点がある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本第1の本発明の再生デ
ータ検出方式は、データビットを、記録側で連続する非
符号反転ビットが最小で2の範囲内に抑えてチャンネル
ビットに変換し、記録する符号変換方式に対し、再生側
で符号間相関を利用したパーシャルレスポンス(1,
1)検出により再生信号を3値に変換し、レベル判定し
た後、再生の状態をS0,S1,S2,S3の4状態と
し、前記S0で1を入力した時前記S0へ推移し出力デ
ータを0とし、前記S0で0を入力した時前記S1へ推
移し出力データを1とし、前記S1で−1を入力した時
前記S2へ推移し出力データを0とし、前記S2で−1
を入力した時前記S2へ推移し出力データを0とし、前
記S2で0を入力した時前記S3へ推移し出力データを
1とし、前記S3で1を入力した時S0へ推移し出力デ
ータを0とし、この4状態推移のルールに違反する入力
があった時、その違反の状態を検出し、前記4状態を判
定することによりビットエラー訂正を行う。
【0020】本第2の発明の再生データ検出方式は、デ
ータビットを、記録側で連続する非符号反転ビットが最
小で3の範囲内に抑えてチャンネルビットに変換し、記
録する符号変換方式に対し、再生側で符号間相関を利用
したパーシャルレスポンス(1,1)検出により再生信
号を3値に変換し、レベル判定した後、再生の状態をS
0,S1,S2,S3,S4,S5の6状態とし、前記
S0で1を入力した時前記S0へ推移し出力データを0
とし、前記S0で0を入力した時前記S1へ推移し出力
データを1とし、前記S1で−1を入力した時前記S2
へ推移し出力データを0とし、前記S2で−1を入力し
た時前記S3へ推移し出力データを0とし、前記S3で
−1を入力した時前記S3へ推移し出力データを0と
し、前記S3で0を入力した時前記S4へ推移し出力デ
ータを1とし、前記S4で1を入力した時前記S5へ推
移し出力データを0とし、前記S5で1を入力した時前
記S0へ推移し出力データを0とし、この6状態推移の
ルールに違反する入力があった時、その違反の状態を検
出し、前記6状態を判定することによりビットエラー訂
正を行う。
【0021】また、本第1の発明の再生データ検出方式
は、入力データをyとする時、前記入力データからy+
0.5,−y+0.5を計算し、更にある状態をとる確
率を逆数をメトリックと呼ぶ時、マージ0として、メト
リックS2がメトリックS1より小さくメトリックS0
がメトリックS3より小さい時前記メトリックS3を前
記メトリックS2,前記メトリックS2を前記メトリッ
クS2+y+0.5,前記メトリックS1を前記メトリ
ックS0およびメトリックS0をメトリックS0−y+
0.5とし、マージ1として前記メトリックS2がメト
リックS1より小さく前記メトリックS0が前記メトリ
ックS3より大きいか同じの時前記メトリックS3を前
記メトリックS2,前記メトリックS2を前記メトリッ
クS2+y+0.5,前記メトリックS1を前記メトリ
ックS0および前記メトリックS0を前記メトリックS
3−y+0.5とし、マージ2として、前記メトリック
S2が前記メトリックS1より大きいか同じで前記メト
リックS0が前記メトリックS3より小さい時前記メト
リックS3を前記メトリックS2,前記メトリックS2
を前記メトリックS1+y+0.5、前記メトリックS
1を前記メトリックS0および前記メトリックS0を前
記メトリックS0−y+0.5とし、マージ3として、
前記メトリックS2が前記メトリックS1より大きいか
同じで前記メトリックS0が前記メトリックS3より大
きいか同じの時前記メトリックS3を前記メトリックS
2,前記メトリックS2をメトリックS1+y+0.
5,前記メトリックS1を前記メトリックS0および前
記メトリックS0を前記メトリックS3−y+0.5と
し、これらの4状態の推移パターンが、前記マージ0な
いし前記マージ1→前記マージ1→前記マージ0ないし
前記マージ1の時状態S2に、前記マージ0ないし前記
マージ2→前記マージ2→前記マージ0ないし前記マー
ジ2の時状態S0にパスがマージし、その時点までの状
態が安定し、その後状態前記S0,S2に対して出力0
とし、前記状態S1,S3に対して出力1とすることに
より出力データを演算することできる演算手段を有して
いる。
【0022】さらに、本第2の発明の再生データ検出方
式は、入力データをyとする時、前記入力データからy
+0.5、−y+0.5を計算し、更にある状態をとる
確率の逆数をメトリックと呼ぶ時、マージ0として、メ
トリックS3がメトリックS2より小さくメトリックS
0がメトリックS5より小さい時前記メトリックS5を
メトリックS4−y+0.5,前記メトリックS4を前
記メトリックS3,前記メトリックS3を前記メトリッ
クS3+y+0.5,前記メトリックS2を前記メトリ
ックS1+y+0.5,前記メトリックS1を前記メト
リックS0および前記メトリックS0を前記メトリック
S0−y+0.5とし、マージ1として、前記メトリッ
クS3が前記メトリックS2より小さく前記メトリック
S0が前記メトリックS5より大きいか同じの時前記メ
トリックS5を前記メトリックS4−y+0.5,前記
メトリックS4を前記メトリックS3,前記メトリック
S3を前記メトリックS3+y+0.5,前記メトリッ
クS2を前記メトリックS1+y+0.5、前記メトリ
ックS1を前記メトリックS0および前記メトリックS
0をメトリックS5−y+0.5とし、マージ2とし
て、前記メトリックS3が前記メトリックS2より大き
いか同じで前記メトリックS0が前記メトリックS5よ
り小さい時前記メトリックS5を前記S4−y+0.5
とし、前記メトリックS4を前記メトリックS3,前記
メトリックS3を前記メトリックS2+y+0.5,前
記メトリックS2を前記メトリックS1+y+0.5,
前記メトリックS1を前記メトリックS0および前記メ
トリックS0を前記メトリックS0−y+0.5とし、
マージ3として、前記メトリックS3が前記メトリック
S2より大きいか同じで前記メトリックS0が前記メト
リックS5より大きいか同じの時前記メトリックS5を
前記メトリックS4−y+0.5,前記メトリックS4
を前記メトリックS3,前記メトリックS3を前記メト
リックS2+y+0.5,前記メトリックS2を前記メ
トリックS1+y+0.5,前記メトリックS1を前記
メトリックS0および前記メトリックS0を前記メトリ
ックS5−y+0.5とし、これらの6の状態の推移パ
ターンが、前記マージ0ないし前記マージ1→前記マー
ジ0ないし前記マージ1→前記マージ1→前記マージ0
ないし前記マージ1→前記マージ0ないし前記マージ1
の時状態S3に、前記マージ0ないし前記マージ2→前
記マージ0ないし前記マージ2→前記マージ2→前記マ
ージ0ないし前記マージ2→前記マージ0ないし前記マ
ージ2の時状態S0にパスがマージしその時点まで状態
が決定し、その後、前記状態S0,S2,S3,S5に
対して出力0とし、前記状態S1,S4に対して出力1
とすることにより出力データを演算することができる演
算手段を有している。
【0023】
【作用】本発明の再生データ検出方式は、データビット
を、記録側で連続する非符号反点ビットが最小で2ない
し3の範囲内に抑えてチャンネルビットに変換し、記録
する符号変換方式に対し、再生側で符号間の相関を利用
して再生信号を3値に変換し、レベル判定した後、再生
状態を連続する非符号反転ビットが最小で2の時はS
0、S1、S2、S3の4状態とし、連続する非符号反
転ビットが最小で3の時はS0、S1、S2、S3、S
4、S5の6状態とし、各状態における入力レベルを一
定の範囲に制限し、この状態推移のルールに違反する入
力があった時その違反の状態を検出し、本体の状態を判
定することによりビットエラー訂正を行い、ランダムエ
ラーに対するエラーレートを改良することができる。ま
た、連続する非符号反転ビットが最小で2の時はS2と
S1、S0とS3の値の大小によりマージを判定し、S
2ないしS0のパスマージを判定し、出力データを得る
回路を実現し、連続する非符号反転ビットが最小で3の
時はS3とS2、S0とS5の値の大小によりマージ判
定し、S3ないしS0のパスマージを判定し、出力デー
タを得る回路を実現することができ、それによりビット
エラー訂正を行い、ランダムエラーに対するエラーレー
トを改良することができるという作用を持っている。
【0024】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0025】図1は本第1の発明の一実施例を示し、
(a)は本実施例の状態遷移図、(b)は本実施例のト
レリス線図、(c)は本実施例のパーママージ例を示す
図、図2は本第1の発明の一実施例におるマージ別のト
レリス線図を示し、(a)はマージ0の場合、(b)は
マージ1の場合のそれぞれのトレリス線図、図3は本第
1の発明の一実施例におけるマージ別のトレリス線図を
示し、(c)はマージ2の場合、(d)はマージ3の場
合のそれぞれのトレリス線図である。
【0026】図1,図2,図3において、本実施例は非
符号反転ビットが最小で2の範囲内に抑えてチャンネル
ビットに変換した符号について、再生側でPR(1,
1)検出し、4状態ビタビ復号を行った時の例を示す。
【0027】再生の状態をS0、S2、S3の4状態と
し、S0で1を入力した時S0へ推移し出力データを0
とし、S0で0を入力した時S1へ推移し出力データを
1とし、S1で−1を入力した時S2へ推移し出力デー
タを0とし、S2で−1を入力した時S2へ推移し出力
データを0とし、S2で0を入力した時S3へ推移出力
データを1とし、S3で1を入力した時S0へ推移し出
力データを0とし、この状態推移のルールに違反する入
力があった時、その違反の状態を変出し、本来の状態を
判定することによりビットエラー訂正を行い、ランダン
ダムエラーに対するエラーレートを改良する。
【0028】従来の技術で述べた式の導出法を使い、規
格化メトリックを求める。
【0029】規格化メトリックl00,l01,l22
23,l30はl00=−yn +0.5,l01=0,l12
n +0.5,l22=yn +0.5,l23=0,l30
−yn +0.5となる。
【0030】ここで、時刻nにおいて、標本値をyn 、
状態S3、S2、S1、S0の規格化メトリックを、m
n (S3)、mn (S2)、mn (S1)、mn (S
0)とすると、 mn (S3)=mn-1 (S2)+l23=mn-1 (S2) mn (S2)=min[mn-1 (S2)+l22,mn-1 (S1)+l12] =min[mn-1 (S2)+yn +0.5,mn-1 (S1) +yn +0.5] mn (S1)=mn-1 (S0)+l01=mn-1 (S0) mn (S0)=min[mn-1 (S0)+l00,mn-1 (S3)+l30] =min[mn-1 (S0)−yn +0.5,mn-1 (S3) −yn +0.5] となり、これらは図2,図3で示すように展開できる。
【0031】再生データをyとする時、入力データから
y+0.5、−y+0.5を計算し、マージを判定す
る。マージ0として、メトリックS2がメトリックS1
より小さくメトリックS0がメトリックS3より小さい
時メトリックS3をメトリックS2,メトリックS2を
メトリックS2+y+0.5,メトリックS1をメトリ
ックS0およびメトリックS0をメトリックS0−y+
0.5とし、マージ1として、メトリックS2がメトリ
ックS1より小さくメトリックS0がメトリックS3が
大きいか同じの時メトリックS3をメトリックS2,メ
トリックS2をメトリックS2+y+0.5,メトリッ
クS1をメトリックS0およびメトリックS0をメトリ
ックS3−y+0.5とし、マージ2として、メトリッ
クS2がメトリックS1より大きいか同じでメトリック
S0がメトリックS3より小さい時メトリックS3をメ
トリックS2、メトリックS2をメトリックS1+y+
0.5,メトリックS1をメトリックS0およびメトリ
ックS0をメトリックS0−y+0.5とし、マージ3
として、メトリックS2がメトリックS1より大きいか
同じでメトリックS3より大きいか同じの時メトリック
S3をメトリックS2,メトリックS2をメトリックS
1+y+0.5,メトリックS1をメトリックS0およ
びメトリックS0をメトリックS3−y+0.5とす
る。
【0032】その後、次に示す(1),(2)どちらか
が発生することにより、パスはマージし、対応する出力
系列が得られる。図1の(c)にその例を示す。
【0033】(1)連続した3状態がマージ0ないしマ
ージ1→マージ1→マージ0ないしマージ1の時、S2
にパスがマージする。
【0034】(2)連続した3状態がマージ0ないしマ
ージ2→マージ2→マージ0ないしマージ2の時、S0
にパスがマージする。
【0035】パスがマージすることにより状態が得ら
れ、ビットエラーが訂正される。状態S0、S2に対し
て出力0とし、状態S1、S3に対して出力1とするこ
とにより出力データが得られる。
【0036】次に、本第2の発明について説明する。
【0037】図4は本第2の発明の一実施例を示し、
(a)は本実施例の状態遷移図、(b)は本実施例のト
レリス線図、図5は本第2の発明の一実施例におけるパ
ーママージ例を示す図、図6は本第2の発明の一実施例
におけるマージ別のトレリス線図を示し、(a)はマー
ジ0の場合、(b)はマージ1の場合のそれぞれのトレ
リス線図、図7は本第2の発明の一実施例におけるマー
ジ別のトレリス線図を示し、(c)はマージ2の場合、
(d)はマージ3の場合のそれぞれのトレリス線図であ
る。
【0038】図4,図5,図6,図7において、本実施
例は非符号反転ビット最小で3の範囲内に抑えてチャン
ネルビットに変換した符号について、再生側でPR
(1,1)検出し、6状態ビタビ復号を行った時の例を
示す。
【0039】再生の状態をS0、S1、S2、S3、S
4、S5の6状態とし、S0で1を入力した時S0へ推
移し出力データを0とし、S0で0を入力した時S1へ
推移し出力データを1とし、S1で−1を入力した時S
2へ推移し出力データを0としS2で−1を入力した
時S3へ推移し出力データを0とし、S3で−1を入力
した時S3へ推移し出力データを0とし、S3で出力を
入力したときS4へ推移し出力データを1とし、S4で
1を入力した時S5へ推移し出力データを0とし、S5
で1を入力した時S0へ推移し出力データを0とし、こ
の状態推移のルールに違反する入力があった時、その違
反の状態を検出し、本来の状態を判定することによりビ
ットエラー訂正を行い、ランダムエラーに対するエラー
レートを改良する。
【0040】従来の技術で述べた式の導出法を使い、規
格化メトリックを求める。規格化メトリックl00
01,l12,l23,l33,l34,l45,l50は、l00
−yn +0.5,l01=0,l12=yn +0.5,l23
=yn +0.5,l33=yn +0.5,l34=0,l45
=−yn +0.5,l50=−yn +0.5となる。
【0041】ここで、時刻nにおいて、標本値をyn と
し、状態S5〜S0の規格化メトリックをmn (S
5)、mn (S4)、mn (S3)、mn (S2)、m
n (S1)、mn (S0)とすると、 mn (S5)=mn-1 (S4)+l45=mn-1 (S4)−yn +0.5 mn (S4)=mn-1 (S3)+l34=mn-1 (S3) mn (S3)=min[mn-1 (S3)+l33,mn-1 (S2)+l23] =min[mn-1 (S3)+yn +0.5,mn-1 (S2) +yn +0.5] mn (S2)=mn-1 (S1)+l12=mn-1 (S1)+yn +0.5 mn (S1)=mn-1 (S0)+l01=mn-1 (S0) mn (S0)=min[mn-1 (S0)+l00,mn-1 (S5)+l50] =min[mn-1 (S0)−yn +0.5,mn-1 (S5) −yn +0.5] となり、これらは図6,図7に示すように展開できる。
【0042】入力データをyとする時、入力データから
y+0.5、−y+0.5を計算し、マージを判定す
る。マージ0として、メトリックS3がメトリックS2
より小さくメトリックS0がメトリックS5より小さい
時メトリックS5をメトリックS4−y+0.5,メト
リックS4をメトリックS3,メトリックS3をメトリ
ックS3+y+0.5,メトリックS2をメトリックS
1+y+0.5,メトリックS1をメトリックS0およ
びメトリックS0をメトリックS0−y+0.5とし、
マージ1として、メトリックS3がメトリックS2より
小さくメトリックS0がメトリックS5より大きいか同
じの時メトリックS5をメトリックS4−y+0.5メ
トリックS4をメトリックS3,メトリックS3をメト
リックS3+y+0.5,メトリックS2をメトリック
S1+y+0.5,メトリックS1をメトリックS0お
よびメトリックS0をメトリックS5−y+0.5と
し、マージ2としてメトリックS3がメトリックS2よ
り大きいか同じでメトリックS0がメトリックS5より
小さい時メトリックS5をメトリックS4−y+0.5
とし、メトリックS4をメトリックS3,メトリックS
3をメトリックS2+y+0.5,メトリックS2をメ
トリックS1+y+0.5,メトリックS1をメトリッ
クS0およびメトリックS0をメトリックS0−y+
0.5とし、マージ3として、メトリックS3がメトリ
ックS2より大きいか同じかでメトリックS0がメトリ
ックS5より大きいか同じ時メトリックS5をメトリッ
クS4−y+0.5,メトリックS4をメトリックS
3,メトリックS3をメトリックS2+y+0.5,メ
トリックS2をメトリックS1+y+0.5,メトリッ
クS1をメトリックS0およびメトリックS0をメトリ
ックS5−y+0.5とする。
【0043】その後、次に示す(1),(2)どちらか
が発生することにより、パスはマージし、対応する出力
系列が得られる。図5にその例を示す。
【0044】(1)連続した5状態がマージ0ないしマ
ージ1→マージ0ないしマージ1→マージ1→マージ0
ないしマージ1→マージ0ないしマージ1の時、S3に
パスがマージする。
【0045】(2)連続した状態がマージ0ないしマー
ジ2→マージ0ないしマージ2→マージ2→マージ0な
いしマージ2→マージ0ないしマージ2の時、S0にパ
スがマージする。
【0046】パスがマージすることにより状態が得ら
れ、ビットエラーが訂正される。状態S0,S2,S
3,S5に対して出力0として、状態S1,S4に対し
て出力1とすることにより出力データが得られる。
【0047】次に、本発明のハードウェアによる実施例
について図面を参照して説明する。
【0048】図8は本第1の発明の一実施例を示すブロ
ック図である。
【0049】図8において、本実施例は4状態ビタビ復
号の場合を示し、Yn を入力しYn +0.5,yn
0.5を演算する条件演算回路101と、Yn +0.
5,Yn −0.5を入力しmn (S1)〜mn (S3)
を演算し、mn-1(S2)とmn-1 (S3)を大小判定
しマージ0〜マージ3を判定する規格化メトリック演算
・マージ判定回路102と、マージ0,2→2→0,2
ないしマージ0,1→1→0,1の連続を検出し、それ
ぞれS0マージ、S2マージを判定するパスマージ判定
回路103と、S0マージ、S2マージから過去にさか
のぼりデータを判定するためのパスメモリ回路104と
を有して構成している。
【0050】次に、本実施例の動作について説明する。
【0051】条件演算回路101ではデータを4ビット
でA/D変換しYn+0.5,Yn −0.5とを演算す
る。規格化メトリック演算・マージ判定回路102では
n +0.5,Yn −0.5を入力してmn (S1)〜
(S3)を演算し、ここでmn の値は相対値が重要であ
るため、mn (S0)=0とし、mn (S1)〜m
n (S3)はそれぞれmn (S0)との相対値を計算
し、mn-1 (S2)とmn-1 (S1)、0とmn-1 (S
3)を大小判定し、マージ0〜マージ3を判定する。パ
スマージ判定回路103ではマージ0,2→マージ2→
マージ0、2の時は、PMERGE1、0=10になり
S0マージとなり、マージ0,1→マージ1→マージ
0、1の時は、PMERGE1、0=11になりS2マ
ージとなる。パスメモリ回路104ではMERGE1、
0とPMERGE1、0を入力して、状態がどの様に変
化するかを検出する。即ち、PMERGE=10の時パ
スはS0にマージし、11の時、S2にマージする。ま
た、00の時、マージを検出して現在から順番に過去の
状態を決めて行く。このようにして演算を行い、MGE
1、0はマージを、MET1、0は状態をPMG1、0
はパスマージを出力する。また出力データは、状態1,
3に対して“1”であるため、MET0となる。
【0052】図9は本第2の本発明の一実施例の示すブ
ロック図である。
【0053】図9において本実施例は、6状態ビタビ復
号の場合を示し、Yn を入力しYn +0.5,Yn
0.5を演算する条件演算回路201と、Yn +0.
5,Yn −0.5を入力しmn (S1)〜mn (S5)
を演算し、mn-1(S3)とmn-1 (S2),0とm
n-1 (S5)を大小判定し、マージ0〜マージ5を判定
する規格化メトリック演算・マージ判定回路202と、
マージ0,2→0,2→2→0,2→0,2ないしマー
ジ0,1→0,1→1→0,1→0,1の連続を検出
し、それぞれS0マージ,S3マージを判定するパスマ
ージ判定回路203と、S0マージ,S2マージから過
去にさかのぼりデータを判定するためのパスメモリ回路
204とを有して構成している。
【0054】次に本実施例の動作について説明する。
【0055】条件演算回路201ではデータを4ビット
でA/D変換し、Yn+0.5、Yn −0.5を演算す
る。規格化メトリック演算・マージ判定回路202で
は、mn (S1)〜mn (S5)を演算し、ここで、m
n の値は相対値が重要であるため、mn (S0)=0と
し、mn (S1)〜mn (S5)は、それぞれmn (S
0)との相対値を計算している。パスマージ判定回路2
03では、マージ0、2→マージ0,2→マージ2→マ
ージ2→マージ0,2→マージ0,2の時は、PMER
GE1、0=10になりS0マージとなり、マージ0,
1→マージ0.1→マージ1→マージ0,1→マージ
0,1の時は、PMERGE1,0=11になりS3マ
ージとなる。パスメモリ回路204ではMERGE1,
0とPMERGE1,0を入力して、状態がどの様に変
化するかを検出する。即ち、PMERGE=10の時パ
スはS0にマージし、11の時、S3にマージする。ま
た00の時、マージを検出して現在から順に過去に状態
を決めて行く。このようにして演算を行い、MGE1、
0はマージを、MET1、0は状態を、PMG1、0は
パスマージを出力する。また、出力データは状態1、4
に対して“1”であるため、V2LDとなる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、データビ
ットを、記録側で連続する非符号反転ビットが最小で2
ないし3の範囲内に抑えてチャンネルビットに変換し、
記録する符号変換方式に対し、再生側で符号間の相関を
利用して再生信号を3値に変換し、レベル判定した後、
再生の状態を、連続する非符号反転ビットが最小で2の
時はS0,S1,S2,S3の4状態とし、連続する非
符号反転ビットが最小で3の時はS0,S1,S2,S
3,S4,S5の6状態とし、各状態における入力レベ
ルを一定の範囲に制限し、この状態推移のルールに違反
する入力があった時、その違反の状態を検出し、本来の
状態を判定することにより、ビットエラー訂正を行い、
ランダンダムエラーに対するエラーレートを改良する効
果がある。
【0057】また、連続する非符号反転ビットが最小で
2の時はS2とS1、S0とS3の値の大小によりマー
ジを判定し、S2ないしS0のパスマージを判定し、出
力データを得る回路を実現し、連続する非符号反転ビッ
トが最小で3の時はS3とS2、S0とS5の値の大小
によりマージを判定し、S3ないしS0のパスマージを
判定し、出力を得る回路を実現することができ、それに
よりビットエラー訂正を行い、ランダムエラーに対する
エラーレートを改良することができるという効果を有し
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本第1の発明の一実施例を示し、(a)は本実
施例の状態遷移図、(b)は本実施例のトレリス線図、
(c)は本実施例のパーママージ例を示す図である。
【図2】本第1の発明の一実施例におけるマージ別のト
レリス線図を示し、(a)はマージ0の場合、(b)は
マージ1の場合のそれぞれのトレリス線図である。
【図3】本第1の発明の一実施例におけるマージ別のト
レリス線図を示し、(c)はマージ2の場合、(d)は
マージ3の場合のそれぞれのトレリス線図である。
【図4】本第2の発明の一実施例を示し、(a)は本実
施例の状態遷移図、(b)は本実施例のトレリス線図で
ある。
【図5】本第2の発明の一実施例におけるパーママージ
例を示す図である。
【図6】本第2の発明の一実施例におけるマージ別のト
レリス線図を示し、(a)はマージ0の場合、(b)は
マージ1の場合のそれぞれのトレリス線図である。
【図7】本第2の発明の一実施例におけるマージ側のト
レリス線図を示し、(c)はマージ2の場合、(d)は
マージ3の場合のそれぞれのトレリス線図である。
【図8】本第1の発明の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図9】本第2の発明の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図10】従来の再生データ検出方式の一例の等化検出
方式を示し、(a)は等化検出方式のブロック図、
(b)は(a)の動作タイミング図である。
【図11】従来の再生データ検出方式における2状態ビ
タビ復号を示し、(a)は状態遷移図、(b)はトレリ
ス線図である。
【図12】検出確率の説明をするため確率曲線を示す図
である。
【図13】パスマージ例を示す図である。
【図14】トレリス線図をマージ別に示し、(a)はマ
ージ0、(b)はマージ1、(c)はマージ2のそれぞ
れトレリス線図である。
【符号の説明】
101,201 条件演算回路 102,202 規格化メトリック演算・マージ判定
回路 103,203 パスマージ判定回路 104,204 パスメモリ回路 301 プリコーダ(D) 302 パーシャルレスポンス(PR)(1,1)等
化器 303 高域ろ波フィルタ(HPF) 304 ビタビ復号器

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データビットを、記録側で連続する非符
    号反転ビットが最小で2の範囲内に押さえてチャンネル
    ビットに変換し、記録する符号変換方式に対し、再生側
    で符号間相関を利用したパーシャルレスポンス(1,
    1)検出により再生符号を3値に変換し、レベル判定し
    た後、再生の状態をS0、S1、S2、S3の4状態と
    し、前記S0で1を入力した時前記S0へ推移し出力デ
    ータを0とし、前記S0で0を入力した時前記S1へ推
    移し出力データを1とし、前記S1で−1を入力した時
    前記S2へ推移し出力データを0とし、前記S2で−1
    を入力した時前記S2へ推移し出力データを0とし、前
    記S2で0を入力した時前記S3へ推移し出力データを
    1とし、前記S3で1を入力した時S0へ推移し出力デ
    ータを0とし、この4状態推移のルールに違反する入力
    があった時、その違反の状態を検出し、前記4状態を判
    定することによりビットエラー訂正を行い、ランダムエ
    ラーに対するエラーレートを改良することを特徴とする
    再生データ検出方式。
  2. 【請求項2】 データビットを、記録側で連続する非符
    号反転ビットが最小で3の範囲内に抑えてチャンネルビ
    ットに変換し、記録する符号変換方式に対し、再生側で
    符号間相関を利用したパーシャルレスポンス(1,1)
    検出により再生信号を3値に変換し、レベル判定した
    後、再生の状態をS0、S1、S2、S3、S4、S5
    の6状態とし、前記S0で1を入力した時前記S0へ推
    移し出力データを0とし、前記S0で0を入力した時前
    記S1へ推移し出力データを1とし、前記S1で−1を
    入力した時前記S2へ推移し出力データを0とし、前記
    S2で−1を入力した時前記S3へ推移し出力データを
    0とし、前記S3で−1を入力した時前記S3へ推移し
    出力データを0とし、前記S3で0を入力した時前記S
    4へ推移し出力データを1とし、前記S4で1を入力し
    た時前記S5へ推移し出力データを0とし、前記S5で
    1を入力した時前記S0へ推移し出力データを0とし、
    この6状態推移のルールに違反する入力があった時、そ
    の違反の状態を検出し、前記6状態を判定することによ
    りビットエラー訂正を行い、ランダムエラーに対するエ
    ラーレートを改良することを特徴とする再生データ検出
    方式。
  3. 【請求項3】 入力データをyとする時、前記入力デー
    タからy+0.5,−y+0.5を計算し、更にある状
    態をとる確率逆数をメトリックと呼ぶ時、 マージ0として、メトリックS2がメトリックS1より
    小さくメトリックS0がメトリックS3より小さい時前
    記メトリックS3を前記メトリックS2、前記メトリッ
    クS2を前記メトリックS2+y+0.5、前記メトリ
    ックS1を前記メトリックS0およびメトリックS0を
    メトリックS0−y+0.5とし、 マージ1として前記メトリックS2がメトリックS1よ
    り小さく前記メトリックS0が前記メトリックS3より
    大きいか同じ時前記メトリックS3を前記メトリックS
    2、前記メトリックS2を前記メリックS2+y+0.
    5、前記メトリックS1を前記メトリックS0および前
    記メトリックS0を前記メトリックS3−y+0.5と
    し、 マージ2として、前記メトリックS2が前記メトリック
    S1より大きいか同じで前記メトリックS0が前記メト
    リックS3より小さい時前記メトリックS3を前記メト
    リックS2、前記メトリックS2を前記メトリックS1
    +y+0.5、前記メトリックS1を前記メトリックS
    0および前記メトリックS0を前記メリックS0−y+
    0.5とし、 マージ3として、前記メトリックS2が前記メトリック
    S1より大きいか同じで前記メトリックS0が前記メト
    リックS3より大きいか同じの時前記メトリックS3を
    前記メトリックS2、前記メトリックS2を前記メトリ
    ックS1+y+0.5、前記メトリックS1を前記メト
    リックS0+および前記メトリックS0を前記メトリッ
    クS3−y+0.5とし、 これらの4状態の推移パターンが、前記マージ0ないし
    前記マージ1→前記マージ1→前記マージ0ないし前記
    マージ1の時状態S2に、前記マージ0ないし前記マー
    ジ2→前記マージ2→前記マージ0ないしマージ2の時
    状態S0にパスがマージし、その時点までの状態が安定
    し、その後状態前記S0、S2に対して出力0とし、前
    記状態S1、S3に対して出力1とすることにより出力
    データを演算することができる演算手段を有することを
    特徴とする請求項1記載の再生データ検出方式。
  4. 【請求項4】 入力データをyとする時、前記入力デー
    タからy+0.5、−y+0.5を計算し、更にある状
    態をとる確率の逆数をメトリックと呼ぶ時、マージ0と
    して、メトリックS3がメトリックS2より小さくメト
    リックS0がメトリックS5より小さい時前記メトリッ
    クS5をメトリックS4−y+0.5,前記メトリック
    S4を前記メトリックS3,前記メトリックS3を前記
    メトリックS3+y+0.5,前記メトリックS2を前
    記メトリックS1+y+0.5,前記メトリックS1を
    前記メトリックS0および前記メトリックS0を前記メ
    トリックS0−y+0.5とし、マージ1として、前記
    メトリックS3が前記メトリックS2より小さく前記メ
    トリックS0が前記メトリックS5より大きいか同じの
    時前記メトリックS5を前記メトリックS4−y+0.
    5,前記メトリックS4を前記メトリックS3,前記メ
    トリックS3を前記メトリックS3+y+0.5,前記
    メトリックS2を前記メトリックS1+y+0.5、前
    記メトリックS1を前記メトリックS0および前記メト
    リックS0をメトリックS5−y+0.5とし、マージ
    2として、前記メトリックS3が前記メトリックS2よ
    り大きいか同じで前記メトリックS0が前記メトリック
    S5より小さい時前記メトリックS5を前記S4−y+
    0.5とし、前記メトリックS4を前記メトリックS
    3,前記メトリックS3を前記メトリックS2+y+
    0.5,前記メトリックS2を前記メトリックS1+y
    +0.5,前記メトリックS1を前記メトリックS0お
    よび前記メトリックS0を前記メトリックS0−y+
    0.5とし、マージ3として、前記メトリックS3が前
    記メトリックS2より大きいか同じで前記メトリックS
    0が前記メトリックS5より大きいか同じの時前記メト
    リックS5を前記メトリックS4−y+0.5,前記メ
    トリックS4を前記メトリックS3,前記メトリックS
    3を前記メトリックS2+y+0.5,前記メトリック
    S2を前記メトリックS1+y+0.5,前記メトリッ
    クS1を前記メトリックS0および前記メトリックS0
    を前記メトリックS5−y+0.5とし、これらの6の
    状態の推移パターンが、前記マージ0ないし前記マージ
    1→前記マージ0ないし前記マージ1→前記マージ1→
    前記マージ0ないし前記マージ1→前記マージ0ないし
    前記マージ1の時状態S3に、前記マージ0ないし前記
    マージ2→前記マージ0ないし前記マージ2→前記マー
    ジ2→前記マージ0ないし前記マージ2→前記マージ0
    ないし前記マージ2の時状態S0にパスがマージしその
    時点まで状態が決定し、その後、前記状態S0,S2,
    S3,S5に対して出力0とし、前記状態S1,S4に
    対して出力1とすることにより出力データを演算するこ
    とができる演算手段を有することを特徴する請求項2記
    載の再生データ検出方式。
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