JP2830763B2 - 束配線設計装置 - Google Patents

束配線設計装置

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JP2830763B2
JP2830763B2 JP7021629A JP2162995A JP2830763B2 JP 2830763 B2 JP2830763 B2 JP 2830763B2 JP 7021629 A JP7021629 A JP 7021629A JP 2162995 A JP2162995 A JP 2162995A JP 2830763 B2 JP2830763 B2 JP 2830763B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、束配線設計装置に係わ
り、たとえば、プリント基板上に設ける配線の経路を、
束配線単位で設計する束配線設計装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プリント基板等に設ける配線の自
動設計が行われるようになってきている。このような自
動設計の対象となるプリント基板上には、多数の回路素
子用のピンが設けられることになるが、それらの回路素
子の中には、複数の信号線によって接続する必要がある
2つの回路素子の組み合わせが多数存在するのが一般的
である。このため、特開平1−293700号公報や特
開平4−361375号公報に開示されている技術で
は、1本の配線ごとではなく、束配線単位で配線設計が
行われている。これらの公報に記載の技術は類似したも
のであり、以下、特開平1−293700号公報を基
に、従来の自動設計手順を説明する。
【0003】図9に、特開平1−293700号公報に
記載されている自動配線装置の機能ブロック図を示す。
なお、この図では、データの流れを実線の矢印によっ
て、制御の流れを破線の矢印によって表示してある。
【0004】図示してあるように、自動配線装置は、設
計データベース31と、設計データベース31内のデー
タに対して処理を行う手段32ないし37と、処理中の
データを一時的に記憶するための記憶手段である、束線
テーブル38と作業領域39によって構成されている。
【0005】設計データベース31には、プリント基板
に設けられる複数のピンの位置情報(回路素子の配置情
報)と、接続するピンに関する情報(接続情報)と、障
害物の配置に関する情報などが記憶されており、束線検
出手段32は、設計データベース31内のデータを基
に、設計する必要がある束線(連続して並んだピン間の
配線)の数等を認識し、認識結果を束線テーブル38に
格納するとともに、その認識完了後に、配線モデル作成
手段33を起動する。
【0006】束線検出手段32によって起動された配線
モデル作成手段33は、設計データベース31からピン
の位置情報を取り出し、作業領域39に配線モデルを構
築する。この配線モデルの構築後、配線幅算出手段34
が起動され、配線幅算出手段34は、束線テーブル38
内に記憶されている情報を基に、各束線の配置に必要と
される配線幅を算出する。
【0007】その後、配線幅算出手段34は、配線領域
探索手段35を起動し、配線領域探索手段35は、それ
ぞれの束線が配置可能な配線領域(空き領域)を、作業
領域39内の配線モデル上で探索する。そして、配線幅
を満足する配線領域が探索できなかった場合には、束線
分割手段36を起動する。
【0008】束線分割手段36は、配線幅を満足する配
線領域が得られない接続数Nの束線を、配線領域探索手
段35の探索過程で得られた情報を基に、配置可能な配
線幅を認識し、その配線幅に応じた接続数Mの束線情報
と、接続数N−Mの束線情報とを作成し、それら2種の
束線情報を、束線テーブル38に登録するとともに、元
となった束線情報を束線テーブル38から削除する。
【0009】また、配線領域探索手段35によって、束
線を配置できる領域が探索された際には、経路決定手段
37が起動され、経路決定手段37によって、配線領域
探索手段35が探索した配線領域内における各ピン毎の
配線経路が決定され、設計データベース31に書き込ま
れる。
【0010】すなわち、この配線設計装置では、配線幅
を満足する配線領域が得られる場合には、図10に例示
したように、1つの束配線経路23が、配線経路の決定
対象であるピン21間に設定される。そして、配線幅を
満足する配線領域が得られない場合には、図11に例示
したように、ピン21間に、障害物22を避けた形で、
2つの束配線経路231 、232 が設定される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の配
線設計装置では、束配線単位で(複数本のピン毎に)配
線経路が決定が行われるものの、設計対象となっている
ピンの接続に十分な領域が基板上に見いだせない場合、
束配線の幅を減ずることによって(1つの束配線で接続
されるピン数を減ずることによって)、配線設計が行わ
れる。このため、本来、1つの束配線で接続すべきピン
が、2つあるいはそれ以上の束配線によって接続されて
しまうといったことが、頻繁に生ずるといった問題があ
った。
【0012】そこで、本発明の目的は、本来、1つの束
配線で接続されるべきピンペアが、複数の束配線で接続
されるといったことが発生することが少ない束配線設計
装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
(イ)配線設計を行う基板上に設けられる複数のピンの
位置情報と、配線すべきピンの組み合わせを指定する接
続情報と、配線を形成してはならない領域である配線禁
止領域のサイズと位置とその配線禁止領域が移動可能な
ものであるか否かを示す配線禁止領域情報とを含む設計
データが記憶される設計データ記憶手段と、(ロ)この
設計データ記憶手段内に記憶された位置情報と接続情報
とを基に、束配線の設定を行うピンのペアを特定するピ
ンペア特定手段と、(ハ)このピンペア特定手段によっ
て特定されたピンペアに関する位置情報と配線禁止領域
情報を基に、それらピンペアを接続する束配線の経路を
設定することができるか否かを判定する判定手段と、
(ニ)この判定手段が経路の設定が可能であると判定し
た場合に、その経路をピンペア特定手段によって特定さ
れたピンペアに対する束配線の経路に決定する第1束配
線経路決定手段と、(ホ)判定手段が経路の設定が不可
能であると判定し、かつ配線禁止領域情報が配線禁止領
域を移動可能なものであるとしている場合に、障害物に
沿うような方向でこの障害物が存在しないものとして避
けるべき束配線の経路を暫定的に設定し、この経路と重
ならないような距離だけこの経路と垂直方向で移動距離
が最小となるように配線禁止領域を移動することによっ
て、ピンペア特定手段によって特定されたピンペア間に
束配線の形成が可能な領域を用意する配線禁止領域移動
手段と、(ヘ)この配線禁止領域移動手段によって用意
された領域を、ピンペア特定手段によって特定されたピ
ンペアに対する束配線の経路に決定する第2束配線経路
決定手段とを束配線設計装置に具備させる
【0014】すなわち、請求項1記載の発明では、束配
線設計の基となる設計データとして、障害物が移動可能
であるか否かを示す情報を与えるようにするとともに、
必要な束配線幅の束配線を配置できる領域が基板上に存
在していない場合には、その障害物に関する情報を基
に、障害物の移動によって、その束配線を配置できる領
域が用意されるように束配線設計装置を構成する。
【0015】請求項2記載の発明は、(イ)配線設計を
行う基板上に設けられる複数のピンの位置情報と、配線
すべきピンの組み合わせを指定する接続情報と、配線を
形成してはならない領域である配線禁止領域のサイズと
位置とその配線禁止領域が移動可能なものであるか否か
を示す配線禁止領域情報とを含む設計データが記憶され
る設計データ記憶手段と、(ロ)この設計データ記憶手
段内に記憶された位置情報と接続情報とを基に、束配線
の設定を行うピンのペアを特定するピンペア特定手段
と、(ハ)このピンペア特定手段によって特定されたピ
ンペアに関する位置情報と配線禁止領域情報を基に、そ
れらピンペアを接続する束配線の経路を設定することが
できるか否かを判定する第1判定手段と、(ニ)この第
1判定手段が経路の設定が可能であると判定した場合
に、その経路をピンペア特定手段によって特定されたピ
ンペアに対する束配線の経路に決定する第1束配線経路
決定手段と、(ホ)第1判定手段が経路の設定が不可能
であると判定した場合に、配線禁止領域情報によって移
動可能であるとされている配線禁止領域を移動すること
によって、ピンペア特定手段によって特定されたピンペ
ア間に束配線の形成が可能な領域を用意することができ
るか否かを判定する第2判定手段と、(ヘ)この第2判
定手段が経路の設定が可能であると判定した場合で、か
つ配線禁止領域情報が配線禁止領域を移動可能なもので
あるとしている場合に、障害物に沿うような方向でこの
障害物が存在しないものとして束配線の経路を暫定的に
設定し、この経路と重ならないような距離だけこの経路
と垂直方向で移動距離が最小となるように配線禁止領域
を移動することによって、ピンペア特定手段によって特
定されたピンペア間に束配線の形成が可能な領域を用意
する配線禁止領域移動手段と、(ト)この配線禁止領域
移動手段によって用意された領域を、ピンペア特定手段
によって特定されたピンペアに対する束配線の経路に決
定する第2束配線経路決定手段と、(チ)第2判定手段
が経路の設定が不可能であると判定した場合に、その判
定過程で得られた情報を基に、ピンペア特定手段によっ
て特定されたピンペアの一部に対する束配線の経路を決
定する第3束配線経路決定手段とを束配線設計装置に具
備させる
【0016】すなわち、請求項2記載の発明は、束配線
設計の基となる設計データとして、障害物が移動可能で
あるか否かを示す情報を与えるようにするとともに、必
要な束配線幅の束配線を配置できる領域が基板上に存在
していない場合には、その障害物に関する情報を基に、
障害物の移動によって、その束配線を配置できる領域が
用意され、障害物の移動によってもその束配線を配置で
きる領域が用意できない場合には、束配線の分割(一部
のピンペアに対する束配線経路の決定)が行われるよう
に束配線設計装置を構成する。
【0017】
【実施例】以下、実施例につき本発明を詳細に説明す
る。
【0018】図2に、実施例の束配線設計装置のブロッ
ク図を示す。実施例の束配線設計装置は、プリント基板
に設けられるピン間の配線設計を束配線単位で行う装置
であり、図示してあるように、入力装置11と表示装置
12と中央処理装置(CPU)13とリード・オンリ・
メモリ(ROM)14とランダム・アクセス・メモリ
(RAM)15とディスク記憶装置16(フロッピディ
スク装置+ハードディスク装置)とによって構成されて
いる。
【0019】束配線設計は、プリント基板上のピンに関
する位置情報と、それぞれのピンをどのピンと接続する
かを示す接続情報と、プリント基板上の設けられる障害
物に関する障害物情報とを基に行われ、障害物情報とし
ては、障害物のサイズおよび位置と、その障害物が移動
可能なものであるか否か、移動可能である場合には、ど
こまで移動しても良いかを示す情報が与えられる。
【0020】また、配線経路の設計結果は、これらの情
報に新たな情報を付加していくといった形で保存され
る。以下の説明においては、設計の基となる情報と設計
結果からなる情報を設計データベースと表記する。
【0021】この設計データベースの作成(入力)は、
入力装置11と表示装置12を用いて対話形式で行うこ
とも、ディスク記憶装置16を用いてフロッピディスク
を介した形で行うこともできるようになっており、CP
U13は、ディスク記憶装置16内に記憶された設計デ
ータベースから、必要な情報を、RAM15上に読み出
すことによって、束配線設計処理を進める。
【0022】以下、図1を用いて、実施例の束配線設計
装置の総合的な動作を説明する。なお、この図に示した
流れは、束配線設計の開始を入力装置11を用いて指示
したときに、束配線設計装置内で実行されるものであ
り、各処理は、ROM14に記憶されたプログラムに従
って動作するCPU13によって実現されている。
【0023】図示してあるように、束配線設計の開始が
指示された場合、束配線設計装置は、まず、設計データ
ベース内に記憶されているピンに関する位置情報と接続
情報とを基に、束配線の経路を決定すべきピンペアの特
定を行う(ステップS101)。そして、特定したピン
ペア間に1つの束配線を形成する際に必要となる束配線
幅(パタン幅+クリアランス値)を算出し(ステップS
102)、設計データベース内に記憶されている障害物
に関する情報、束配線が設定されている領域に関する情
報等を用いて、障害物および既存の束配線を迂回する形
で、算出した束配線幅の束配線を配置可能な経路を探索
する(ステップS103)。
【0024】この探索の結果、経路決定対象となってい
る束配線を配置可能な領域が見いだせた場合(ステップ
S104;Y)には、探索した領域内で、各ピンペア用
の配線経路を決定し、設計データベースに、決定した束
配線経路に関する情報を登録する(ステップS10
6)。
【0025】そして、束配線の設定が完了していないピ
ンペアが残っている場合(ステップS107;N)に
は、ステップS101に戻り、次のピンペアに関する処
理を続行する。
【0026】また、算出した束配線幅の束配線を配置可
能な経路が探索できなかった場合(ステップS104;
N)には、障害物を移動することによって、必要とされ
る幅の領域を確保できるか否かを判定(ステップS10
8)する。この判定の際には、設計データベース内に記
憶されている障害物情報(障害物のサイズおよび位置
と、その障害物が移動可能なものであるか否か、移動可
能である場合には、どこまで移動しても良いかを示す情
報)が参照される。
【0027】障害物を移動することによって束配線が形
成できる場合(ステップS108;Y)には、障害物の
移動(設計データベース内の障害物に関する情報の内容
の書き換え)を行い(ステップS109)、ステップS
106に進み、移動によって生じた領域内に束配線を設
定する。
【0028】そして、障害物の移動によっても束配線を
配置することができない場合(ステップS108;N)
には、その判定過程において得られた情報を基に、経路
設定対象に特定されたピンペアの一部に対する束配線経
路を決定し(ステップS110)、残りのピンペアを経
路決定対象のピンペアとして(ステップS111)、ス
テップS102に戻り、そのピンペア用の束配線の設定
を行う。
【0029】このように、実施例の束配線設計装置で
は、必要とされる束配線幅を確保できる領域が基板上に
存在していない場合には、障害物移動によって、その束
配線幅を確保することが試みられる。
【0030】以下、図3ないし図7を用いて、実施例の
束配線設計装置で行われる障害物移動処理(ステップS
108、109)を、更に具体的に説明する。
【0031】たとえば、図3に示したように、移動不可
の障害物22A と移動可能な障害物22B が、ピン2
1、21′間に存在しており、5組みのピンペア用の束
配線が形成できない場合(ステップS108が実行され
る場合)を考える。なお、図において、添字が一致して
いるピン同士がピンペアを構成しているものとする。
【0032】この場合、束配線設計装置は、図4に模式
的に示したように、障害物22B がないものとして、束
配線経路23を暫定的に決定し、その束配線経路23に
重ならないように障害物22B を移動することができる
かどうかを判定する。この際、束配線経路23の設定
は、図示してあるように障害物22A に沿う形で行われ
る。
【0033】そして、移動可能であった場合には、図5
に示したように、障害物22B の移動(設計データベー
スの内容の更新)を行う。なお、図5に示した配置で
は、障害物22A が存在しているため、障害物22B
下方向に移動されているが、障害物の移動がどちらの方
向にも行える場合には、その障害物と重なる配線の方向
とは垂直方向に、かつ、移動距離が最小となるように移
動が行われる。
【0034】すなわち、図6に模式的に示したように、
暫定的に設定された束配線経路23上に、障害物22が
存在しないようにするための移動距離L1 、L2 が算出
され、短い方の移動距離を用いて移動が行われる。この
図に示したケースでは、L1の方が、L2 より短いの
で、障害物22は、図7に示したように、(下方に)移
動されることになる。
【0035】なお、束配線経路23の幅は、既に説明し
たように、クリアランス値を含んだ形で算出されている
ので、これにより、束配線経路23内に設けられる配線
と障害物との間に、所定のクリアランスが存在する形
で、障害物の移動が行われることになる。また、束配線
経路が平行でない部分と重なる障害物に関しては、この
ような処理が、2方向に対して行われる。
【0036】このように、実施例の束配線設計装置で
は、障害物を移動する機能が設けられているため、本
来、1つの束配線で接続されるべきピンペアの大部分に
対して、それぞれ、1つの束配線経路が設定できること
になる。そして、障害物移動によっても、必要とされる
束配線幅が配置できる領域が用意できなかったときに、
初めて、図8に模式的に示したような束配線の分割が行
われる。
【0037】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
束配線設計装置によれば、配線禁止領域が移動可能なも
のであるか否かを示す配線禁止領域情報を設計データ記
憶手段に記憶させておき、配線禁止領域情報が配線禁止
領域を移動可能なものであるとしている場合に、障害物
に沿うような方向でこの障害物が存在しないものとして
束配線の経路を暫定的に設定し、この経路と重ならない
ような距離だけこの経路と垂直方向で移動距離が最小と
なるように配線禁止領域を移動することによって、ピン
ペア特定手段によって特定されたピンペア間に束配線の
形成が可能な領域を用意することにした。このため、
配線禁止領域情報が配線禁止領域を移動可能なものであ
るとしている場合でこの移動を行わなければ束配線の経
路の設定が行えない場合にのみ配線禁止領域を移動する
ことにしているので、配線禁止領域の移動する場合を最
小限にとどめている。また、この移動を行う場合であ
っても、障害物に沿うような方向でこの障害物が存在し
ないものとして束配線の経路を暫定的に設定し、この経
路と重ならないような距離だけこの経路と垂直方向で移
動距離が最小となるように配線禁止領域を移動すること
にしているので、最小限の移動距離で束配線の経路の設
定が可能になるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例による束配線設計装置の動作
手順を示す流れ図である。
【図2】 実施例の束配線設計装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 実施例の束配線設計装置において、障害物の
移動が実行される場合の障害物およびピン配置の一例を
示した配置図である。
【図4】 実施例の束配線設計装置において、障害物の
移動の際に行われる処理の概要を示す模式図である。
【図5】 図3に示した配置に対して、障害物の移動が
行われた場合の、障害物およびピン配置を示した配置図
である。
【図6】 実施例の束配線設計装置における障害物の移
動方向を説明するための、束配線経路および障害物配置
の一例を示した配置図である。
【図7】 図6に示した配置に対して、障害物の移動が
行われた場合の、束配線経路および障害物配置を示した
配置図である。
【図8】 実施例の束配線設計装置において、束配線の
分割が行われる場合の、障害物およびピン配置の一例を
示した配置図である。
【図9】 従来の配線設計装置の構成を示す機能ブロッ
ク図である。
【図10】 従来の配線設計装置における束配線設計結
果の一例を示した配置図である。
【図11】 従来の配線設計装置における束配線設計結
果の他の例を示した配置図である。
【符号の説明】
11 入力装置 12 表示装置 13 CPU 14 リード・オンリ・メモリ(ROM) 15 ランダム・アクセス・メモリ(RAM) 16 ディスク記憶装置 21 ピン 22 障害物 23 束配線経路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線設計を行う基板上に設けられる複数
    のピンの位置情報と、配線すべきピンの組み合わせを指
    定する接続情報と、配線を形成してはならない領域であ
    る配線禁止領域のサイズと位置とその配線禁止領域が移
    動可能なものであるか否かを示す配線禁止領域情報とを
    含む設計データが記憶される設計データ記憶手段と、 この設計データ記憶手段内に記憶された位置情報と接続
    情報とを基に、束配線の設定を行うピンのペアを特定す
    るピンペア特定手段と、 このピンペア特定手段によって特定されたピンペアに関
    する位置情報と前記配線禁止領域情報を基に、それらピ
    ンペアを接続する束配線の経路を設定することができる
    か否かを判定する判定手段と、 この判定手段が経路の設定が可能であると判定した場合
    に、その経路を前記ピンペア特定手段によって特定され
    たピンペアに対する束配線の経路に決定する第1束配線
    経路決定手段と、 前記判定手段が経路の設定が不可能であると判定し、か
    つ前記配線禁止領域情報が配線禁止領域を移動可能なも
    のであるとしている場合に、障害物に沿うような方向で
    この障害物が存在しないものとして避けるべき束配線の
    経路を暫定的に設定し、この経路と重ならないような距
    離だけこの経路と垂直方向で移動距離が最小となるよう
    に前記配線禁止領域を移動することによって、前記ピン
    ペア特定手段によって特定されたピンペア間に束配線の
    形成が可能な領域を用意する配線禁止領域移動手段と、 この配線禁止領域移動手段によって用意された領域を、
    前記ピンペア特定手段によって特定されたピンペアに対
    する束配線の経路に決定する第2束配線経路決定手段と
    を具備することを特徴とする束配線設計装置。
  2. 【請求項2】 配線設計を行う基板上に設けられる複数
    のピンの位置情報と、配線すべきピンの組み合わせを指
    定する接続情報と、配線を形成してはならない領域であ
    る配線禁止領域のサイズと位置とその配線禁止領域が移
    動可能なものであるか否かを示す配線禁止領域情報とを
    含む設計データが記憶される設計データ記憶手段と、 この設計データ記憶手段内に記憶された位置情報と接続
    情報とを基に、束配線の設定を行うピンのペアを特定す
    るピンペア特定手段と、 このピンペア特定手段によって特定されたピンペアに関
    する位置情報と前記配線禁止領域情報を基に、それらピ
    ンペアを接続する束配線の経路を設定することができる
    か否かを判定する第1判定手段と、 この第1判定手段が経路の設定が可能であると判定した
    場合に、その経路を前記ピンペア特定手段によって特定
    されたピンペアに対する束配線の経路に決定する第1束
    配線経路決定手段と、 前記第1判定手段が経路の設定が不可能であると判定し
    た場合に、前記配線禁止領域情報によって移動可能であ
    るとされている配線禁止領域を移動することによって、
    前記ピンペア特定手段によって特定されたピンペア間に
    束配線の形成が可能な領域を用意することができるか否
    かを判定する第2判定手段と、 この第2判定手段が経路の設定が可能であると判定した
    場合で、かつ前記配線禁止領域情報が配線禁止領域を移
    動可能なものであるとしている場合に、障害物に沿うよ
    うな方向でこの障害物が存在しないものとして束配線の
    経路を暫定的に設定し、この経路と重ならないような距
    離だけこの経路と垂直方向で移動距離が最小となるよう
    に前記配線禁止領域を移動することによって、前記ピン
    ペア特定手段によって特定されたピンペア間に束配線の
    形成が可能な領域を用意する配線禁止領域移動手段と、 この配線禁止領域移動手段によって用意された領域を、
    前記ピンペア特定手段によって特定されたピンペアに対
    する束配線の経路に決定する第2束配線経路決定手段
    と、 前記第2判定手段が経路の設定が不可能であると判定し
    た場合に、その判定過程で得られた情報を基に、前記ピ
    ンペア特定手段によって特定されたピンペアの一部に対
    する束配線の経路を決定する第3束配線経路決定手段と
    を具備することを特徴とする束配線設計装置。
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