JP2829896B2 - トランスミッションのインターロック装置 - Google Patents

トランスミッションのインターロック装置

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JP2829896B2
JP2829896B2 JP32574593A JP32574593A JP2829896B2 JP 2829896 B2 JP2829896 B2 JP 2829896B2 JP 32574593 A JP32574593 A JP 32574593A JP 32574593 A JP32574593 A JP 32574593A JP 2829896 B2 JP2829896 B2 JP 2829896B2
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巧 豊島
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Hino Motors Ltd
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Hino Jidosha Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、殊に主変速機変速段を
ロー・ハイ切替する副変速機を備えたトランスミッショ
ンのインターロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば前進9段の多段変速機は図2で示
すように、主変速機1aと、この主変速機1aと縦列し
た副変速機1bとから構成され、主変速機1aは、ケー
シング2にドライブピニオンシャフト3(入力軸)と、
このドライブピニオンシャフト3と同軸線の第1メイン
シャフト5aと、この第1メインシャフト5aと同軸線
上で分割された第2メインシャフト5b(出力軸)と、
前記第1メインシャフト5aと平行な軸線の第1カウン
タシャフト4aと、前記第1カウンタシャフト4aと同
軸線上で分割され、前記第2メインシャフト5bと平行
な軸線の第2カウンタシャフト4bとがベアリングを介
して回転可能に軸承され、前記ドライブピニオンシャフ
ト3と一体のドライブピニオンギヤ6と第1カウンタシ
ャフト4aに固設したドリブンギヤ7とが常時噛み合
い、前記第1メインシャフト5aには第1速ギヤ8,後
退ギヤ9,第2速ギヤ10,第3速ギヤ11,第4速ギ
ヤ12がベアリングを介して遊転軸承され、第1カウン
タシャフト4aに設けられているカウンタギヤと噛合
し、第1速ギヤ8と後退ギヤ9とを切替えるスリーブ3
0a、と、第2速ギヤ10と第3速ギヤとを切替えるス
リーブ30bと、第4速ギヤ12と第5速ギヤとなるド
ライブピニオンギヤ6とを切替えるスリーブ30cを備
えている。
【0003】また、副変速機1a側は、第1メインシャ
フト5aに設けたハイドライブギヤ15と第2メインシ
ャフト5bにベアリングを介して遊転軸承したロードラ
イブギヤ16とを備え、第2カウンタシャフト4bに
は、前記ハイドライブギヤ15と噛合したハイ副軸ギヤ
13と前記ロードライブギヤ16と噛合したロー副軸ギ
ヤ14とを有し、このハイドライブギヤ15とロードラ
イブギヤ16とを切替えるスリーブ30dを備えてい
る。
【0004】前記主変速機1aのスリーブ30a〜30
cの切替えはパワーシフトシリンダ40で行われ、副変
速機1bのスリーブ30dはエアシリンダ50によって
行われる。従って、副変速機1bのスリーブ30dによ
ってロードライブギヤ16と第2メインシャフト5aと
を結合した状態では主変速機1aの第1速〜第5速が第
2メインシャフト5bに出力し、副変速機1bのスリー
ブ30dによってハイドライブギヤ15と第2メインシ
ャフト5aとを結合した状態では主変速機1aの第1速
〜第4速の切替えにより副変速機1bで第6速〜第9速
に増速されて第2メインシャフト5bに出力する。
【0005】そこで、前記副変速機1bのロー・ハイ切
替動作開始から完了までの間は主変速機1aの変速作動
を拘束するインターロックが必要がある。従来のインタ
ーロック装置は図3で示すように、主変速機1a側にシ
フタロッド45と平行して作動軸41を設け、この作動
軸41と副変速機制御用のエアシリンダ50のロッド5
1とをジョイント52で結合し、エアシリンダ50によ
る切替え作動により作動軸41を軸移動させてボール4
4を介してロックピン46を押圧し、前記シフタロッド
45の軸移動を拘束させ、副変速機1b側の切替えが完
了すると、ボール44が作動軸41に設けた凹溝42,
43に嵌まり込んでロックピン46の押圧を解放し、シ
フタロッド45のロックを解除する構造である。
【0006】尚、副変速機制御用のエアシリンダ50は
バルブガイド55の操作によってエアタンク53とエア
シリンダ50の前後室に接続した配管途中に配置された
切替えバルブ54を切替えることにより作動され、作動
軸41に接触したスイッチ56によってハイ切替えラン
プ57又はロー切替えランプ58の点灯で確認できるよ
うになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のインターロ
ック装置では、主変速機1a側の作動軸41と副変速機
制御用のエアシリンダ50のロッド51とのリンク機構
や作動軸41の軸移動によるボール44とロックピン4
6とによるシフタロッド45のロック及びロック解除機
構が機械的構造であるため、構造が複雑で加工が面倒で
ありコスト高となっている問題があった。
【0008】本発明の目的は、上記の問題点を解消した
トランスミッションのインターロック装置を提供するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の特徴とする構成は、パワーシフトシリンダ
によって各変速段ギヤに変速制御される主変速機と、こ
の主変速機と縦列しエアシリンダによってロードライブ
ギヤとハイドライブギヤとに切替制御される副変速機と
からなるトランスミッションにおいて、エア源と前記副
変速機制御用のエアシリンダとの間のエア配管に配置さ
れ、ロー・ハイ切替スイッチによって開閉制御される第
1及び第2電磁弁と、前記副変速機制御用のエアシリン
ダによるロー・ハイ切替作動を検出する副変速機切替検
出スイッチと、エア源と前記パワーシフトシリンダとの
間のエア配管に配置され、前記副変速機切替検出スイッ
チによって副変速機の切替動作開始から完了までの間エ
ア供給を遮断して主変速機の変速作動を拘束する第3電
磁弁とを備えたものである。
【0010】
【作用】上記の構成により、ロー・ハイ切替スイッチの
切替操作によって第1電磁弁又は第2電磁弁を開口して
副変速機制御用のエアシリンダを作動して副変速機のロ
ードライブギヤ又はハイドライブギヤに切替える。この
エアシリンダの作動による副変速機の切替動作を副変速
機切替検出スイッチで検出し、その検出信号によって第
3電磁弁を閉止し、副変速機の切替動作開始から完了ま
での間パワーシフトシリンダへのエア供給を遮断して主
変速機の変速作動を拘束(インターロック)する。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1において、1aは主変速機でありパワーシリン
ダ40を備え、このパワーシリンダ40によって図略の
マニアルシフトレバーによるシフト操作力をアシストす
る。
【0012】1bは副変速機であり、図2で示すよう
に、第1メインシャフト5aに設けたハイドライブギヤ
15と第2メインシャフト5bにベアリングを介して遊
転軸承したロードライブギヤ16とを備え、第2カウン
タシャフト4bには、前記ハイドライブギヤ15と噛合
したハイ副軸ギヤ13と前記ロードライブギヤ16と噛
合したロー副軸ギヤ14とを有し、エアシリンダ50に
よって前記ハイドライブギヤ15とロードライブギヤ1
6とを切替えるスリーブ30dを備えている。
【0013】本発明は上記の構成において、エアタンク
53と前記副変速機制御用のエアシリンダ50との間の
エア配管22に第1電磁弁23a及び第2電磁弁23b
を配置する。この第1電磁弁23a及び第2電磁弁23
bはロー・ハイ切替スイッチ21による切替信号によっ
て開閉制御されるようになっている。
【0014】前記ロー・ハイ切替スイッチ21は主変速
機1a側に配置され、図略の操作レバーによってセレク
トされるスイッチガイド軸20によりロー側又はハイ側
に切替えられ、ロー側信号は配線21aを介して第1電
磁弁23aに送られ、ロー側信号は配線21bを介して
第2電磁弁23bに送られるようになっている。
【0015】前記副変速機制御用のエアシリンダ50の
ピストンにはロッド51が結合され、このロッド51に
は軸線方向の2個所に凹溝51a,51bが設けられて
いる。この凹溝51a,51bが設けられている側のロ
ッド51にはロー側検出スイッチ24aとハイ側検出ス
イッチ24bとが軸線方向に並列して配設され、前記ロ
ー・ハイ切替スイッチ21の配線21a,21bとそれ
ぞれ接続している。
【0016】また、エアタンク53と前記パワーシフト
シリンダ40との間のエア配管25には第3電磁弁26
が配置され、この第3電磁弁26と前記ハイ側検出スイ
ッチ24aとロー側検出スイッチ24bとが配線を介し
て接続されている。
【0017】上記の構成による本発明では、スイッチガ
イド軸20によりロー・ハイ切替スイッチ21がハイ側
に切替えられると、その信号によって第2電磁弁23b
が開口してエアタンク53のエアをエアシリンダ50の
後室に供給してロッド51を前進軸移動させ、スリーブ
30dによってハイドライブギヤ15と第2メインシャ
フト5aとを結合してハイ側に切替える。
【0018】前記ハイ側に切替えの開始時点では、ロッ
ド51の前進軸移動によって凹溝51aに没入していた
ハイ側検出スイッチ24bの作動子はロッド51の外周
面に乗り上げてスイッチONとし、第3電磁弁26に通
電して第3電磁弁26を閉止する。これにより、エアタ
ンク53からパワーシフトシリンダ40へのエアの供給
が遮断され、主変速機1aはインターロック状態にな
る。この第3電磁弁26は閉止された状態は副変速機の
切替動作完了までである。この時ロー側検出スイッチ2
4aの作動子はロッド51の凹溝51bに没入してスイ
ッチOFF状態になっている。
【0019】前記ロー・ハイ切替スイッチ21がロー側
に切替えられたときは、その信号により第1電磁弁23
aが開口し、エアシリンダ50の前室にエアが供給さ
れ、ピストンを介してロッド51が後退軸移動して副変
速機1bのスリーブ30dによってロードライブギヤ1
6と第2メインシャフト5aとを結合してロー側に切替
える。
【0020】この時ロッド51の凹溝51bに没入して
いたロー側検出スイッチ24aの作動子はロッド51の
外周面に乗り上げてスイッチONとし、第3電磁弁26
に通電して第3電磁弁26を閉止する。これにより、エ
アタンク53からパワーシフトシリンダ40へのエアの
供給が遮断され、主変速機1aはインターロック状態に
なる。尚、この時ハイ側検出スイッチ24bの作動子は
ロッド51の凹溝51aに没入してスイッチOFF状態
になっている。
【0021】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、主副
多段変速機において、エア源と副変速機制御用のエアシ
リンダとの間のエア配管にロー・ハイ切替スイッチによ
って開閉制御される第1及び第2電磁弁を配置し、前記
副変速機制御用のエアシリンダによるロー・ハイ切替作
動を検出する副変速機切替検出スイッチと、エア源と主
変速機のパワーシフトシリンダとの間のエア配管に配置
され、前記副変速機切替検出スイッチによって副変速機
の切替動作開始から完了までの間エア供給を遮断して主
変速機の変速作動を拘束する第3電磁弁とを備えた構成
であるから、副変速機制御用のエアシリンダへのエア配
管の取り回しが簡素化されると共に、電気的にインター
ロック制御を行うため、構造が簡単になりコストダウン
が得られる格別な効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成図
【図2】主副多段変速機の断面図
【図3】従来のインターロック装置の構成図
【符号の説明】
1a 主変速機 1b 副変速機 2 ケーシング 3 ドライブピニオン 4a 第1カウンタシャフト 4b 第2カウンタシャフト 5a 第1メインシャフト 5b 第2メインシャフト 15 ハイドライブギヤ 16 ロードライブギヤ 21 ロー・ハイ切替スイッチ 23a 第1電磁弁 23b 第2電磁弁 24a ロー側検出スイッチ 24b ハイ側検出スイッチ 26 第3電磁弁 40 パワーシフトシリンダ 50 副変速機制御用のエアシリンダ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パワーシフトシリンダによって各変速段
    ギヤに変速制御される主変速機と、この主変速機と縦列
    しエアシリンダによってロードライブギヤとハイドライ
    ブギヤとに切替制御される副変速機とからなるトランス
    ミッションにおいて、エア源と前記副変速機制御用のエ
    アシリンダとの間のエア配管に配置され、ロー・ハイ切
    替スイッチによって開閉制御される第1及び第2電磁弁
    と、前記副変速機制御用のエアシリンダによるロー・ハ
    イ切替作動を検出する副変速機切替検出スイッチと、エ
    ア源と前記パワーシフトシリンダとの間のエア配管に配
    置され、前記副変速機切替検出スイッチによって副変速
    機の切替動作開始から完了までの間エア供給を遮断して
    主変速機の変速作動を拘束する第3電磁弁とを備えたこ
    とを特徴とするトランスミッションのインターロック装
    置。
JP32574593A 1993-12-01 1993-12-01 トランスミッションのインターロック装置 Expired - Lifetime JP2829896B2 (ja)

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CN104930184B (zh) * 2015-06-05 2017-03-22 王建军 一种基于杆式操纵杆的挂挡助力及挡位锁定装置
CN115182994B (zh) * 2022-06-27 2023-12-08 陕西法士特齿轮有限责任公司 一种互锁集成阀、保护气路系统及其控制方法

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