JP2829683B2 - 覆工体構造 - Google Patents
覆工体構造Info
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- JP2829683B2 JP2829683B2 JP3162059A JP16205991A JP2829683B2 JP 2829683 B2 JP2829683 B2 JP 2829683B2 JP 3162059 A JP3162059 A JP 3162059A JP 16205991 A JP16205991 A JP 16205991A JP 2829683 B2 JP2829683 B2 JP 2829683B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- segment
- lining
- lining body
- segments
- shield tunnel
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- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シールドトンネルの内
側に設けられる覆工体構造に関する。
側に設けられる覆工体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シールドトンネルの内壁には、円
弧版状のセグメントをその接合端面で接合した1層の覆
工体が設けられるようになっている。
弧版状のセグメントをその接合端面で接合した1層の覆
工体が設けられるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、セグメントに
作用する応力は、覆工体の断面が円形であるので、軸力
応力が支配的であり、セグメントに作用する曲げ応力は
無視することができるほど小さい。
作用する応力は、覆工体の断面が円形であるので、軸力
応力が支配的であり、セグメントに作用する曲げ応力は
無視することができるほど小さい。
【0004】しかしながら、シールドトンネルの断面積
が大きくなると、セグメントに作用する曲げ応力が無視
できないくらい大きくなるので、この曲げ応力に耐え得
るようにセグメントを設計すると、セグメントの厚さが
非常に大きくなる。この結果、セグメントの重量が大き
くなって搬送や取付が面倒になるとともに、セグメント
の取り付けられる部分が他に利用できないデッドスペー
スとなるといった問題が生ずる。
が大きくなると、セグメントに作用する曲げ応力が無視
できないくらい大きくなるので、この曲げ応力に耐え得
るようにセグメントを設計すると、セグメントの厚さが
非常に大きくなる。この結果、セグメントの重量が大き
くなって搬送や取付が面倒になるとともに、セグメント
の取り付けられる部分が他に利用できないデッドスペー
スとなるといった問題が生ずる。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、シールドトンネルの断面積が大きくなってセグメン
トに作用する曲げ応力が大きくなっても、セグメントの
厚さを増大させなくてもすみ、この結果、その取扱いを
容易にすることができるとともに、セグメントが設置さ
れる部分に他の用途に使用するスペースを確保すること
ができる覆工体構造を提供することを目的とする。
で、シールドトンネルの断面積が大きくなってセグメン
トに作用する曲げ応力が大きくなっても、セグメントの
厚さを増大させなくてもすみ、この結果、その取扱いを
容易にすることができるとともに、セグメントが設置さ
れる部分に他の用途に使用するスペースを確保すること
ができる覆工体構造を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の覆工体構造は、
円弧版状の第1のセグメントを環状に接続して形成され
る第1の覆工体と、円弧版状の第2のセグメントを環状
に接続して形成される第2の覆工体とを備え、この第2
の覆工体は、前記第1の覆工体の内側に隙間をもって配
置されるとともに、前記第1の覆工体に連結部材を介し
て支持されていることを特徴とする。
円弧版状の第1のセグメントを環状に接続して形成され
る第1の覆工体と、円弧版状の第2のセグメントを環状
に接続して形成される第2の覆工体とを備え、この第2
の覆工体は、前記第1の覆工体の内側に隙間をもって配
置されるとともに、前記第1の覆工体に連結部材を介し
て支持されていることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明の覆工体構造によれば、第2の覆工体が
第1の覆工体に連結部材を介して支持されているので、
第1の覆工体または第2の覆工体に曲げ荷重が作用した
場合には、この曲げ荷重が連結部材を介して第1の覆工
体または第2の覆工体に分担される。したがって、従来
のように1層の覆工体により曲げ荷重を支えた場合に比
べて、第1の覆工体及び第2の覆工体に作用する曲げ荷
重が小さくなり、第1の覆工体を構成する第1のセグメ
ント及び第2の覆工体を構成する第2のセグメントの厚
さを、従来に比べて小さくすることが可能となる。した
がって、セグメントの取扱いが容易になる。
第1の覆工体に連結部材を介して支持されているので、
第1の覆工体または第2の覆工体に曲げ荷重が作用した
場合には、この曲げ荷重が連結部材を介して第1の覆工
体または第2の覆工体に分担される。したがって、従来
のように1層の覆工体により曲げ荷重を支えた場合に比
べて、第1の覆工体及び第2の覆工体に作用する曲げ荷
重が小さくなり、第1の覆工体を構成する第1のセグメ
ント及び第2の覆工体を構成する第2のセグメントの厚
さを、従来に比べて小さくすることが可能となる。した
がって、セグメントの取扱いが容易になる。
【0008】また、第2の覆工体が第1の覆工体の内側
に隙間をもって配置されているので、この隙間を他の用
途のために使用するスペースとして利用することが可能
となる。たとえば、間隙内に水道管や電力ケーブルや通
信ケーブルを設置すれば、これらを第2の覆工体の内側
に設置せずにすみ、第2の覆工体の内側のスペースを有
効に活用することが可能となる。
に隙間をもって配置されているので、この隙間を他の用
途のために使用するスペースとして利用することが可能
となる。たとえば、間隙内に水道管や電力ケーブルや通
信ケーブルを設置すれば、これらを第2の覆工体の内側
に設置せずにすみ、第2の覆工体の内側のスペースを有
効に活用することが可能となる。
【0009】
【実施例】以下に図1を参照して本発明の覆工体構造に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0010】地山1にはシールド掘削機により断面が円
形のシールドトンネル2が掘削されている。シールドト
ンネル2の内壁に接するように、円弧版状の第1のセグ
メント3と断面がI字状の第3のセグメント(連結部
材)4とが配置されている。この第1のセグメント3の
シールドトンネル2の軸方向に沿った2つの接合端面3
aのそれぞれには、第3のセグメント4の脚部4aが当
接しており、第1のセグメント3と第3のセグメント4
の脚部4aとが周方向に交互に配置されるようになって
いる。なお、第1のセグメント3と第3のセグメント4
の脚部4aとは図示しない継手金具によって相互に連結
されている。
形のシールドトンネル2が掘削されている。シールドト
ンネル2の内壁に接するように、円弧版状の第1のセグ
メント3と断面がI字状の第3のセグメント(連結部
材)4とが配置されている。この第1のセグメント3の
シールドトンネル2の軸方向に沿った2つの接合端面3
aのそれぞれには、第3のセグメント4の脚部4aが当
接しており、第1のセグメント3と第3のセグメント4
の脚部4aとが周方向に交互に配置されるようになって
いる。なお、第1のセグメント3と第3のセグメント4
の脚部4aとは図示しない継手金具によって相互に連結
されている。
【0011】隣接する第3のセグメント4の頭部4b間
には、円弧版状の第2のセグメント5が、シールドトン
ネル2の軸方向に沿った2つの接合端面5aのそれぞれ
を頭部4bに当接した状態で接合され、第2のセグメン
ト5と第3のセグメント4の頭部4bとが周方向に交互
に配置されるようになっている。なお、前述と同様に、
第3のセグメント4の頭部4bと第2のセグメント5と
は図示しない継手金具によって相互に連結されている。
には、円弧版状の第2のセグメント5が、シールドトン
ネル2の軸方向に沿った2つの接合端面5aのそれぞれ
を頭部4bに当接した状態で接合され、第2のセグメン
ト5と第3のセグメント4の頭部4bとが周方向に交互
に配置されるようになっている。なお、前述と同様に、
第3のセグメント4の頭部4bと第2のセグメント5と
は図示しない継手金具によって相互に連結されている。
【0012】また、第2のセグメント5が第3のセグメ
ント4を介して第1のセグメント3に取り付けられた結
果、第2のセグメント5と第1のセグメント3との間に
隙間6が形成されている。
ント4を介して第1のセグメント3に取り付けられた結
果、第2のセグメント5と第1のセグメント3との間に
隙間6が形成されている。
【0013】本実施例の覆工体の設置手順について説明
する。
する。
【0014】まず、シールド掘削機により地山を掘削し
てシールド掘削機の後方に断面が円形のシールドトンネ
ル2を形成させる。そして、シールド掘削機による掘削
を一時停止し、第1のセグメント3をエレクタによって
持ち上げ、シールドトンネル2の内壁に搬送する。次ぎ
に、第3のセグメント4を同じくエレクタにより持ち上
げて、第1のセグメント3の接合端面3aに第3のセグ
メント4の脚部4aを当接させて継手金具によってこれ
らを相互に連結する。このような操作を順次繰り返して
シールドトンネル2の周方向に交互に第1のセグメント
3と第3のセグメント4とを取り付ける。
てシールド掘削機の後方に断面が円形のシールドトンネ
ル2を形成させる。そして、シールド掘削機による掘削
を一時停止し、第1のセグメント3をエレクタによって
持ち上げ、シールドトンネル2の内壁に搬送する。次ぎ
に、第3のセグメント4を同じくエレクタにより持ち上
げて、第1のセグメント3の接合端面3aに第3のセグ
メント4の脚部4aを当接させて継手金具によってこれ
らを相互に連結する。このような操作を順次繰り返して
シールドトンネル2の周方向に交互に第1のセグメント
3と第3のセグメント4とを取り付ける。
【0015】次ぎに、第2のセグメント5をエレクタに
よって持ち上げて、内方に突出した第3のセグメント4
の頭部4bに、第2のセグメント5の接合端面5aを当
接させて継手金具によりこれらを相互に連結する。この
ような操作を順次繰り返してシールドトンネル2の周方
向に交互に第2のセグメント5と第3のセグメント4と
を取り付ける。
よって持ち上げて、内方に突出した第3のセグメント4
の頭部4bに、第2のセグメント5の接合端面5aを当
接させて継手金具によりこれらを相互に連結する。この
ような操作を順次繰り返してシールドトンネル2の周方
向に交互に第2のセグメント5と第3のセグメント4と
を取り付ける。
【0016】本実施例の覆工体構造においては、第1の
セグメント3または第2のセグメント5に曲げ荷重が作
用した場合、両者は第3のセグメント4により相互に連
結されて、いわゆるトラス構造をなしているので、曲げ
荷重が第1のセグメント3と第2のセグメントに分担さ
れて、1つのセグメントに対する曲げ荷重の負荷が小さ
くなる。したがって、第1及び第2のセグメント3,5
の厚さを小さくすることができ、セグメントの軽量化を
図ることができ、その取扱いが容易となる。
セグメント3または第2のセグメント5に曲げ荷重が作
用した場合、両者は第3のセグメント4により相互に連
結されて、いわゆるトラス構造をなしているので、曲げ
荷重が第1のセグメント3と第2のセグメントに分担さ
れて、1つのセグメントに対する曲げ荷重の負荷が小さ
くなる。したがって、第1及び第2のセグメント3,5
の厚さを小さくすることができ、セグメントの軽量化を
図ることができ、その取扱いが容易となる。
【0017】また、本実施例の覆工体構造においては、
第1のセグメント3と第2のセグメント5との間に隙間
6が形成されている。従来はこの隙間6の部分にはセグ
メントが配置されていたのでデッドスペースになってい
たが、この隙間6を他の用途のためのスペースとして使
用することができる。たとえば、この隙間6に従来覆工
体の内側に配置していた水道管や電力ケーブルや通信ケ
ーブルを配置すれば、第2のセグメント5の内側のスペ
ースにこれらを配置する必要がなくなるので、第2のセ
グメント5の内側のスペースを有効に使用することがで
きる。
第1のセグメント3と第2のセグメント5との間に隙間
6が形成されている。従来はこの隙間6の部分にはセグ
メントが配置されていたのでデッドスペースになってい
たが、この隙間6を他の用途のためのスペースとして使
用することができる。たとえば、この隙間6に従来覆工
体の内側に配置していた水道管や電力ケーブルや通信ケ
ーブルを配置すれば、第2のセグメント5の内側のスペ
ースにこれらを配置する必要がなくなるので、第2のセ
グメント5の内側のスペースを有効に使用することがで
きる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の覆工体構
造によれば、円弧版状の第1のセグメントを環状に接続
して形成される第1の覆工体と、円弧版状の第2のセグ
メントを環状に接続して形成される第2の覆工体とを備
え、この第2の覆工体は、前記第1の覆工体の内側に隙
間をもって配置されるとともに、前記第1の覆工体に連
結部材を介して支持されているので、シールドトンネル
の断面積が大きくなってセグメントに作用する曲げ応力
が大きくなっても、セグメントの厚さを増大させなくて
もすみ、この結果、その取扱いを容易にすることができ
るとともに、セグメントが設置される部分に他の用途に
使用するスペースを確保することができる。
造によれば、円弧版状の第1のセグメントを環状に接続
して形成される第1の覆工体と、円弧版状の第2のセグ
メントを環状に接続して形成される第2の覆工体とを備
え、この第2の覆工体は、前記第1の覆工体の内側に隙
間をもって配置されるとともに、前記第1の覆工体に連
結部材を介して支持されているので、シールドトンネル
の断面積が大きくなってセグメントに作用する曲げ応力
が大きくなっても、セグメントの厚さを増大させなくて
もすみ、この結果、その取扱いを容易にすることができ
るとともに、セグメントが設置される部分に他の用途に
使用するスペースを確保することができる。
【図1】本発明の一実施例の覆工体を示す断面図であ
る。
る。
3 第1のセグメント 5 第2のセグメント 6 隙間
Claims (1)
- 【請求項1】 円弧版状の第1のセグメントを環状に接
続して形成される第1の覆工体と、円弧版状の第2のセ
グメントを環状に接続して形成される第2の覆工体とを
備え、この第2の覆工体は、前記第1の覆工体の内側に
隙間をもって配置されるとともに、前記第1の覆工体に
連結部材を介して支持されていることを特徴とする覆工
体構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3162059A JP2829683B2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 覆工体構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3162059A JP2829683B2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 覆工体構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04360995A JPH04360995A (ja) | 1992-12-14 |
| JP2829683B2 true JP2829683B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=15747314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3162059A Expired - Lifetime JP2829683B2 (ja) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | 覆工体構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2829683B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100382196B1 (ko) * | 2000-05-31 | 2003-05-01 | (주)도화종합기술공사 | 터널 라이닝 콘크리트의 시공장치 |
-
1991
- 1991-06-06 JP JP3162059A patent/JP2829683B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04360995A (ja) | 1992-12-14 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980728 |