JP2829126B2 - 巻線型電線皮剥ぎ方法及びその装置 - Google Patents
巻線型電線皮剥ぎ方法及びその装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、点火ケーブル等に使用される巻線型電線に
適した巻線型電線皮剥ぎ方法及びその装置に関する。
適した巻線型電線皮剥ぎ方法及びその装置に関する。
（従来の技術） 従来、自動車エンジンの点火回路に使用される点火ケ
ーブルとして、巻線型雑音防止電線があり、この種の巻
線型電線は第６図に示される如く、中心のアラミド繊維
等からなるテンションメンバー１と、その外周を被覆し
てなるフェライト粉を混練せしめたシリコンゴム層２
と、シリコンゴム層２外周にその長手方向に沿って螺旋
状に巻装されたステンレス線等の金属線からなる抵抗線
３と、この巻装された抵抗線３層外周を被覆するEPゴム
等からなる絶縁層４と、絶縁層４外周に備えられたガラ
ス繊維からなる編組５と、編組５層外周を被覆するシリ
コンゴム等からなるシース層６とから構成されていた。
例えば実公平１−32253号公報に開示の如くである。
ーブルとして、巻線型雑音防止電線があり、この種の巻
線型電線は第６図に示される如く、中心のアラミド繊維
等からなるテンションメンバー１と、その外周を被覆し
てなるフェライト粉を混練せしめたシリコンゴム層２
と、シリコンゴム層２外周にその長手方向に沿って螺旋
状に巻装されたステンレス線等の金属線からなる抵抗線
３と、この巻装された抵抗線３層外周を被覆するEPゴム
等からなる絶縁層４と、絶縁層４外周に備えられたガラ
ス繊維からなる編組５と、編組５層外周を被覆するシリ
コンゴム等からなるシース層６とから構成されていた。
例えば実公平１−32253号公報に開示の如くである。
そしてテンションメンバー１とシリコンゴム層２によ
って抵抗線３が巻装される可撓性の巻芯７が構成され、
絶縁層4,編組５及びシース層６によって抵抗線３層を被
覆する被覆外層８が構成されている。
って抵抗線３が巻装される可撓性の巻芯７が構成され、
絶縁層4,編組５及びシース層６によって抵抗線３層を被
覆する被覆外層８が構成されている。
次にこの巻線型電線10に端子金具を装着する従来手順
を第7A図〜第7D図に基づき説明する。
を第7A図〜第7D図に基づき説明する。
最初に、巻取ドラム等から順次供給される電線10を第
7A図に示される如く、所定長さＬに切断する（電線切断
工程）。
7A図に示される如く、所定長さＬに切断する（電線切断
工程）。
次に第7B図に示される如く、電線10の端部被覆外層8a
を剥ぎ取り、抵抗線３が外部に露出した露出抵抗線部12
を形成する（皮剥ぎ工程）。この端部被覆外層8aを剥ぎ
取る際、抵抗線３が巻芯７に巻装された構成であるた
め、端部被覆外層8aと抵抗線３相互間の摩擦抵抗や引掛
かりによって、端部被覆外層8aの電線10長手方向移動に
伴い、巻芯７に巻装された抵抗線３にほぐれが発生する
難点があった。
を剥ぎ取り、抵抗線３が外部に露出した露出抵抗線部12
を形成する（皮剥ぎ工程）。この端部被覆外層8aを剥ぎ
取る際、抵抗線３が巻芯７に巻装された構成であるた
め、端部被覆外層8aと抵抗線３相互間の摩擦抵抗や引掛
かりによって、端部被覆外層8aの電線10長手方向移動に
伴い、巻芯７に巻装された抵抗線３にほぐれが発生する
難点があった。
そこで、次工程として第7C図に示される如く、所定長
さｌの露出抵抗線部12を確保した位置で、導体切断刃13
により抵抗線３及び巻芯７を切断し（導体切断工程）、
遊端側の露出抵抗線部12を除去することによって抵抗線
３のほぐれ部分を除去していた。
さｌの露出抵抗線部12を確保した位置で、導体切断刃13
により抵抗線３及び巻芯７を切断し（導体切断工程）、
遊端側の露出抵抗線部12を除去することによって抵抗線
３のほぐれ部分を除去していた。
その後、第7D図に示される如く、露出抵抗線部12をシ
ース層６外周面側に折り曲げ、この折り曲げ部分を端子
金具14で抱持状に圧着する（端子圧着工程）ことによっ
て、抵抗線３と端子金具14とが電気的に接続され、電線
10端部に対する端子金具14の装着作業が終了する。
ース層６外周面側に折り曲げ、この折り曲げ部分を端子
金具14で抱持状に圧着する（端子圧着工程）ことによっ
て、抵抗線３と端子金具14とが電気的に接続され、電線
10端部に対する端子金具14の装着作業が終了する。
また電線10の他端部も前述同様工程により端子金具14
が装着される。
が装着される。
（発明が解決しようとする課題） しかしながら、従来の端子金具14を装着する際の電線
10の皮剥ぎ方法によれば、皮剥ぎ工程完了後に導体切断
工程に移行する方式である。従って、この導体切断工程
に際しては、第7C図に示される如く、露出抵抗線部12は
一端側のみが電線10主体側に支持された片持ち状態であ
り、また巻芯７は柔軟な可撓性を有しているため、容易
にたわみが生じる不安定な状態であり、ここに、露出抵
抗線部12は直線状態を維持し難く、若干のたわみや屈曲
が通常生じている。このたわみや屈曲の度合いや方向に
よっては、第８図に示される如く、導体切断工程におい
て導体切断刃13が切断位置に下降する際、露出抵抗線部
12に接触して露出抵抗線部12が大きく屈曲され、露出抵
抗線部12が切断位置より逃げる状態が発生する場合があ
った。この状態にあっては、導体切断刃13が切断動作を
行っても露出抵抗線部12の端部の切断が行われず、抵抗
線３のほぐれ部分の除去ミスが発生する問題があった。
10の皮剥ぎ方法によれば、皮剥ぎ工程完了後に導体切断
工程に移行する方式である。従って、この導体切断工程
に際しては、第7C図に示される如く、露出抵抗線部12は
一端側のみが電線10主体側に支持された片持ち状態であ
り、また巻芯７は柔軟な可撓性を有しているため、容易
にたわみが生じる不安定な状態であり、ここに、露出抵
抗線部12は直線状態を維持し難く、若干のたわみや屈曲
が通常生じている。このたわみや屈曲の度合いや方向に
よっては、第８図に示される如く、導体切断工程におい
て導体切断刃13が切断位置に下降する際、露出抵抗線部
12に接触して露出抵抗線部12が大きく屈曲され、露出抵
抗線部12が切断位置より逃げる状態が発生する場合があ
った。この状態にあっては、導体切断刃13が切断動作を
行っても露出抵抗線部12の端部の切断が行われず、抵抗
線３のほぐれ部分の除去ミスが発生する問題があった。
そして、この状態で端子圧着工程が施されれば、第９
図に示される如く、ほぐれた抵抗線３がシース層６と端
子金具14間より外部に突出し、その後の点火プラグ用の
接続キャップ等の組付けに際し、抵抗線３のほぐれがよ
り助長され、点火ケーブルとして自動車に装着された場
合において、ほぐれた抵抗線３部分よりリークが発生
し、エンジントラブルの原因ともなっていた。
図に示される如く、ほぐれた抵抗線３がシース層６と端
子金具14間より外部に突出し、その後の点火プラグ用の
接続キャップ等の組付けに際し、抵抗線３のほぐれがよ
り助長され、点火ケーブルとして自動車に装着された場
合において、ほぐれた抵抗線３部分よりリークが発生
し、エンジントラブルの原因ともなっていた。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、所定長さの露出
抵抗線部12を形成するに際して、抵抗線３のほぐれ部分
がより確実に除去できる巻線型電線皮剥ぎ方法及びその
装置を提供することを目的とする。
抵抗線部12を形成するに際して、抵抗線３のほぐれ部分
がより確実に除去できる巻線型電線皮剥ぎ方法及びその
装置を提供することを目的とする。
（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため、本発明の方法として、可撓
性巻芯上に抵抗線が巻装され、この巻装された抵抗線層
外周を被覆して被覆外層が備えられてなる巻線型電線
の、端部被覆外層を皮剥ぎして露出抵抗線部を形成する
巻線型電線皮剥ぎ方法において、電線を固定クランプで
固定保持した状態で、その電線端部の被覆外層にストリ
ップ刃によって電線長手方向と交差する方向の切込みを
入れた後、その端部被覆外層をストリップ刃によって電
線長手方向に剥ぎ取ると共に、この剥ぎ取りによって端
部被覆外層が抵抗線側から完全に離脱する前の露出抵抗
線部の前記固定クランプと前記ストリップ刃による両側
支持状態で、端部被覆外層が剥ぎ取られた位置における
抵抗線及び巻芯を切断して露出抵抗線部を形成する方法
を提供する。
性巻芯上に抵抗線が巻装され、この巻装された抵抗線層
外周を被覆して被覆外層が備えられてなる巻線型電線
の、端部被覆外層を皮剥ぎして露出抵抗線部を形成する
巻線型電線皮剥ぎ方法において、電線を固定クランプで
固定保持した状態で、その電線端部の被覆外層にストリ
ップ刃によって電線長手方向と交差する方向の切込みを
入れた後、その端部被覆外層をストリップ刃によって電
線長手方向に剥ぎ取ると共に、この剥ぎ取りによって端
部被覆外層が抵抗線側から完全に離脱する前の露出抵抗
線部の前記固定クランプと前記ストリップ刃による両側
支持状態で、端部被覆外層が剥ぎ取られた位置における
抵抗線及び巻芯を切断して露出抵抗線部を形成する方法
を提供する。
また、上記方法を実施するため、本発明の装置とし
て、可撓性巻芯上に抵抗線が巻装され、この巻装された
抵抗線層外周を被覆して被覆外層が備えられてなる巻線
型電線の、端部被覆外層を皮剥ぎして露出抵抗線部を形
成する巻線型電線皮剥ぎ装置において、電線を両側より
挟持して固定保持する固定クランプと、電線端部の被覆
外層に対し、電線長手方向と交差する方向より出退自在
に突出して被覆外層に切込みを入れるストリップ刃を備
え、該ストリップ刃の切込み状態でストリップ刃を電線
長手方向端部側に移動操作させる外層剥ぎ取り機構と、
前記ストリップ刃の電線長手方向端部側移動によって端
部被覆外層が抵抗線側から完全に離脱する前の露出抵抗
線部の前記固定クランプと前記ストリップ刃による両側
支持状態で、端部被覆外層が剥ぎ取られた位置に出退自
在に突出して抵抗線及び巻芯を切断する切断機構とが備
えられてなる装置を提供する。
て、可撓性巻芯上に抵抗線が巻装され、この巻装された
抵抗線層外周を被覆して被覆外層が備えられてなる巻線
型電線の、端部被覆外層を皮剥ぎして露出抵抗線部を形
成する巻線型電線皮剥ぎ装置において、電線を両側より
挟持して固定保持する固定クランプと、電線端部の被覆
外層に対し、電線長手方向と交差する方向より出退自在
に突出して被覆外層に切込みを入れるストリップ刃を備
え、該ストリップ刃の切込み状態でストリップ刃を電線
長手方向端部側に移動操作させる外層剥ぎ取り機構と、
前記ストリップ刃の電線長手方向端部側移動によって端
部被覆外層が抵抗線側から完全に離脱する前の露出抵抗
線部の前記固定クランプと前記ストリップ刃による両側
支持状態で、端部被覆外層が剥ぎ取られた位置に出退自
在に突出して抵抗線及び巻芯を切断する切断機構とが備
えられてなる装置を提供する。
（作用） 本発明の方法によれば、巻線型電線の端部の皮剥ぎを
行う場合、端部被覆外層が抵抗線側から完全に離脱する
前に、即ち端部被覆外層を剥ぎ取り方向に引張る剥ぎ取
り過程途中において、既に端部被覆外層が剥ぎ取られた
所定位置で抵抗線及び巻芯を切断するために、端部被覆
外層が剥ぎ取られた切断される側の露出抵抗線部は電線
主体側の固定クランプと端部被覆外層側のストリップ刃
とで所謂、両持ち状に支持されており、ここに露出抵抗
線部は略直線状に支持された安定した状態で切断され、
所定の設定位置で確実に切断できる。
行う場合、端部被覆外層が抵抗線側から完全に離脱する
前に、即ち端部被覆外層を剥ぎ取り方向に引張る剥ぎ取
り過程途中において、既に端部被覆外層が剥ぎ取られた
所定位置で抵抗線及び巻芯を切断するために、端部被覆
外層が剥ぎ取られた切断される側の露出抵抗線部は電線
主体側の固定クランプと端部被覆外層側のストリップ刃
とで所謂、両持ち状に支持されており、ここに露出抵抗
線部は略直線状に支持された安定した状態で切断され、
所定の設定位置で確実に切断できる。
また本発明の装置によれば、外層剥ぎ取り機構のスト
リップ刃を電線側に突出させて被覆外層に切込みを入
れ、この切込み状態でストリップ刃を電線長手方向端部
側に移動操作させれば端部被覆外層が剥ぎ取られて行
く。そして端部被覆外層が抵抗線側から完全に離脱する
前に、即ち端部被覆外層を剥ぎ取り方向に引張る剥ぎ取
り過程途中において、切断機構が作動し、既に端部被覆
外層が剥ぎ取られた所定位置で抵抗線及び巻芯を切断す
る。
リップ刃を電線側に突出させて被覆外層に切込みを入
れ、この切込み状態でストリップ刃を電線長手方向端部
側に移動操作させれば端部被覆外層が剥ぎ取られて行
く。そして端部被覆外層が抵抗線側から完全に離脱する
前に、即ち端部被覆外層を剥ぎ取り方向に引張る剥ぎ取
り過程途中において、切断機構が作動し、既に端部被覆
外層が剥ぎ取られた所定位置で抵抗線及び巻芯を切断す
る。
この際、端部被覆外層から剥ぎ取られた切断される側
の露出抵抗線部は電線主体側の固定クランプと端部被覆
外層側のストリップ刃とで所謂、両持ち状に支持されて
おり、ここに露出抵抗線部は略直線状に支持された安定
状態で切断されるため、所定の設定位置で確実に切断で
きる。
の露出抵抗線部は電線主体側の固定クランプと端部被覆
外層側のストリップ刃とで所謂、両持ち状に支持されて
おり、ここに露出抵抗線部は略直線状に支持された安定
状態で切断されるため、所定の設定位置で確実に切断で
きる。
（実施例） 以下、本発明の皮剥ぎ方法及びその装置の実施例を図
面に基づき説明する。
面に基づき説明する。
第４図は自動車用巻線型雑音防止電線等の巻線型電線
10に端子金具14を装着する端子取付装置の概略図を示
し、巻取ドラム等から順次供給される電線10を所定長さ
Ｌに切断する電線切断ステーション21と、電線10の端部
を皮剥ぎすると共に露出抵抗線部12を所定位置で切断し
て、所定長さｌの露出抵抗線部12を形成する皮剥ぎ切断
ステーション22と、端子金具14を電線10端部に装着する
端子圧着ステーション23とを備えている。
10に端子金具14を装着する端子取付装置の概略図を示
し、巻取ドラム等から順次供給される電線10を所定長さ
Ｌに切断する電線切断ステーション21と、電線10の端部
を皮剥ぎすると共に露出抵抗線部12を所定位置で切断し
て、所定長さｌの露出抵抗線部12を形成する皮剥ぎ切断
ステーション22と、端子金具14を電線10端部に装着する
端子圧着ステーション23とを備えている。
25はチェーンベルト等からなる搬送コンベヤで、無端
状に構成され、間欠的に循環回走自在とされている。ま
た搬送コンベア25には長手方向に所定間隔を有して開閉
操作自在な対の搬送クランプ26が多数設けられている。
状に構成され、間欠的に循環回走自在とされている。ま
た搬送コンベア25には長手方向に所定間隔を有して開閉
操作自在な対の搬送クランプ26が多数設けられている。
なお、第４図は端子取付装置の一側部を開示してお
り、他側部にも同様に、電線10の他端部を皮剥ぎして切
断する皮剥ぎ切断ステーション22,端子金具14を装着す
る端子圧着ステーション23,搬送コンベヤ25等が備えら
れている。
り、他側部にも同様に、電線10の他端部を皮剥ぎして切
断する皮剥ぎ切断ステーション22,端子金具14を装着す
る端子圧着ステーション23,搬送コンベヤ25等が備えら
れている。
そして、所定長さＬに切断された電線10はその両側部
が搬送クランプ26によってクランプされ、搬送コンベア
25の所定方向Ｐの循環回走によって皮剥ぎ切断ステーシ
ョン22,端子圧着ステーション23へと順次搬送され、所
定の処理が施された後、図示省略の取出し部で、搬送ク
ランプ26が開操作され、端子金具14が装着された電線10
が取出される。
が搬送クランプ26によってクランプされ、搬送コンベア
25の所定方向Ｐの循環回走によって皮剥ぎ切断ステーシ
ョン22,端子圧着ステーション23へと順次搬送され、所
定の処理が施された後、図示省略の取出し部で、搬送ク
ランプ26が開操作され、端子金具14が装着された電線10
が取出される。
前記電源切断ステーション21及び端子圧着ステーショ
ン23には夫々、従来同様の電源切断装置及び端子圧着装
置が設置されており、皮剥ぎ切断ステーション22に本発
明に係る皮剥ぎ装置28が設置されている。
ン23には夫々、従来同様の電源切断装置及び端子圧着装
置が設置されており、皮剥ぎ切断ステーション22に本発
明に係る皮剥ぎ装置28が設置されている。
皮剥ぎ装置28には、第1A図〜第1D図，第２図に示され
る如く、電線10の被覆外層８を剥ぎ取るための外層剥ぎ
取り機構29と、抵抗線３及び巻芯７を切断するための切
断機構30及び電線10の端部を両側より挟持して固定状に
保持するための開閉操作自在な対の固定クランプ31が備
えられている。
る如く、電線10の被覆外層８を剥ぎ取るための外層剥ぎ
取り機構29と、抵抗線３及び巻芯７を切断するための切
断機構30及び電線10の端部を両側より挟持して固定状に
保持するための開閉操作自在な対の固定クランプ31が備
えられている。
外層剥ぎ取り機構29は、搬送コンベヤ25の搬送方向Ｐ
と直交する方向Ｑに摺動自在として皮剥ぎ装置28本体側
に支持された移動台32と、皮剥ぎ装置28本体側に固定状
に設けられたエアシリンダ等よりなる進退操作シリンダ
33とを備え、進退操作シリンダ33のピストンロッド33a
が移動台32に連動連結されている。そしてピストンロッ
ド33aの出退により、移動台32が前記Ｑ方向に進退操作
されるよう構成されている。
と直交する方向Ｑに摺動自在として皮剥ぎ装置28本体側
に支持された移動台32と、皮剥ぎ装置28本体側に固定状
に設けられたエアシリンダ等よりなる進退操作シリンダ
33とを備え、進退操作シリンダ33のピストンロッド33a
が移動台32に連動連結されている。そしてピストンロッ
ド33aの出退により、移動台32が前記Ｑ方向に進退操作
されるよう構成されている。
移動台32の搬送コンベヤ25側の一側上面には搬送方向
Ｐと平行に配置されたガイド体35が設けられ、ガイド体
35上に対の支持体36がガイド体35に沿って前記Ｐ方向と
平行に摺動自在に嵌合支持されている。また各支持体36
の搬送コンベヤ25側の互いに対向する内側面側には、夫
々ストリップ刃37が対向状に装着されている。一方、移
動台32の他側上面には、エアシリンダ等よりなる開閉操
作シリンダ38が固定状に設けられ、そのピストンロッド
38aと各支持体36とが夫々リンク機構39により連動連結
されており、ピストンロッド38aの出退により、リンク
機構39を介して各支持体36が互いにガイド体35に沿って
遠近操作され、ここに対向するストリップ刃37が互いに
開閉操作される。なお両支持体36の接近位置がストッパ
等により調整自在とされており、ストリップ刃37の閉位
置が調整可能とされている。
Ｐと平行に配置されたガイド体35が設けられ、ガイド体
35上に対の支持体36がガイド体35に沿って前記Ｐ方向と
平行に摺動自在に嵌合支持されている。また各支持体36
の搬送コンベヤ25側の互いに対向する内側面側には、夫
々ストリップ刃37が対向状に装着されている。一方、移
動台32の他側上面には、エアシリンダ等よりなる開閉操
作シリンダ38が固定状に設けられ、そのピストンロッド
38aと各支持体36とが夫々リンク機構39により連動連結
されており、ピストンロッド38aの出退により、リンク
機構39を介して各支持体36が互いにガイド体35に沿って
遠近操作され、ここに対向するストリップ刃37が互いに
開閉操作される。なお両支持体36の接近位置がストッパ
等により調整自在とされており、ストリップ刃37の閉位
置が調整可能とされている。
切断機構30はエアシリンダ等より構成される昇降機構
（図示省略）により上下方向に昇降操作自在として皮剥
ぎ装置28本体側に支持されており、その切断機構30の下
部には下端側が拡開状とされた対の切断刃42が備えられ
ている。そして対の切断刃42は開閉操作機構（図示省
略）による開閉操作によって露出抵抗線部12を切断可能
に構成されている。
（図示省略）により上下方向に昇降操作自在として皮剥
ぎ装置28本体側に支持されており、その切断機構30の下
部には下端側が拡開状とされた対の切断刃42が備えられ
ている。そして対の切断刃42は開閉操作機構（図示省
略）による開閉操作によって露出抵抗線部12を切断可能
に構成されている。
また各固定クランプ31はそれぞれ上端部が支軸43で支
持され、クランプ操作機構（図示省略）により支軸43の
軸芯回りに回動操作され、ここに下端側を開閉操作自在
として構成されている。固定クランプ31近くには、電線
10を所定高さに案内する上ガイド44,下ガイド45が備え
られており、上ガイド44及び下ガイド45の搬送方向Ｐ後
方側には搬送方向Ｐに対して漸次下降する上ガイド面44
a及び搬送方向Ｐに対して漸次上昇する下ガイド面45aが
夫々形成されている。
持され、クランプ操作機構（図示省略）により支軸43の
軸芯回りに回動操作され、ここに下端側を開閉操作自在
として構成されている。固定クランプ31近くには、電線
10を所定高さに案内する上ガイド44,下ガイド45が備え
られており、上ガイド44及び下ガイド45の搬送方向Ｐ後
方側には搬送方向Ｐに対して漸次下降する上ガイド面44
a及び搬送方向Ｐに対して漸次上昇する下ガイド面45aが
夫々形成されている。
皮剥ぎ装置28は以上のように構成されており、皮剥ぎ
装置28の作動順序に従って皮剥ぎ方法を説明する。
装置28の作動順序に従って皮剥ぎ方法を説明する。
電線切断ステーション21で所定長さＬに切断された電
線10は搬送コンベヤ25によって皮剥ぎ切断ステーション
22に搬送される。この際、電線10の端部は上・下ガイド
44,45によって所定高さに案内され、所定位置で搬送コ
ンベヤ25が停止する。この搬送コンベヤ25の停止を制御
部（図示省略）で検出し、その検出によってクランプ操
作機構が作動されて固定クランプ31が開状態から閉操作
され、電線10を挟持し、ここに電線10は移動不能に所定
位置で固定保持される。一方、第1A図に示される状態よ
り進退操作シリンダ33が作動してピストンロッド33aが
突出操作され、移動台32が電線10側に前進移動して第1B
図に示される状態となる。
線10は搬送コンベヤ25によって皮剥ぎ切断ステーション
22に搬送される。この際、電線10の端部は上・下ガイド
44,45によって所定高さに案内され、所定位置で搬送コ
ンベヤ25が停止する。この搬送コンベヤ25の停止を制御
部（図示省略）で検出し、その検出によってクランプ操
作機構が作動されて固定クランプ31が開状態から閉操作
され、電線10を挟持し、ここに電線10は移動不能に所定
位置で固定保持される。一方、第1A図に示される状態よ
り進退操作シリンダ33が作動してピストンロッド33aが
突出操作され、移動台32が電線10側に前進移動して第1B
図に示される状態となる。
このピストンロッド33aの突出状態を検出して、開閉
操作シリンダ38のピストンロッド38aが後退操作され
る。このピストンロッド38aの後退によりリンク機構39
を介して両支持体36がガイド体35の案内下、近接操作さ
れ、ここにストリップ刃37が開状態から閉操作され（第
1C図参照）、電線10端部の被覆外層８に電線10長手方向
と直交する方向の切込みが入れられる。
操作シリンダ38のピストンロッド38aが後退操作され
る。このピストンロッド38aの後退によりリンク機構39
を介して両支持体36がガイド体35の案内下、近接操作さ
れ、ここにストリップ刃37が開状態から閉操作され（第
1C図参照）、電線10端部の被覆外層８に電線10長手方向
と直交する方向の切込みが入れられる。
前記ピストンロッド38aの後退状態を検出して、進退
操作シリンダ33のピストンロッド33aが所定長さ後退操
作される（第1D図参照）。この後退によって電線10主体
側と切込みにより分離された端部被覆外層8aは、両スト
リップ刃37の後退によって電線10長手方向に剥ぎ取られ
て行く（皮剥ぎ工程）。そしてピストンロッド33aの前
記後退位置にあっては、第３図に示される如く、端部被
覆外層8aは巻芯７及び抵抗線３からは完全に離脱せず、
巻芯７及び抵抗線３の端部は端部被覆外層8aに被覆され
た状態にある。
操作シリンダ33のピストンロッド33aが所定長さ後退操
作される（第1D図参照）。この後退によって電線10主体
側と切込みにより分離された端部被覆外層8aは、両スト
リップ刃37の後退によって電線10長手方向に剥ぎ取られ
て行く（皮剥ぎ工程）。そしてピストンロッド33aの前
記後退位置にあっては、第３図に示される如く、端部被
覆外層8aは巻芯７及び抵抗線３からは完全に離脱せず、
巻芯７及び抵抗線３の端部は端部被覆外層8aに被覆され
た状態にある。
次に、ピストンロッド33aの後退位置を検出して昇降
機構が作動され、切断機構30が下降操作され、切断機構
30の両切断刃42が露出抵抗線部12両側に位置した所定の
切断位置に下降する（第1D図参照）。その下降位置を検
出して両切断刃42が開状態から閉操作され、ここに端部
被覆外層8aが剥ぎ取られた位置で抵抗線３及び巻芯７が
切断され（導体切断工程）、所定長さｌの露出抵抗線部
12が形成される。
機構が作動され、切断機構30が下降操作され、切断機構
30の両切断刃42が露出抵抗線部12両側に位置した所定の
切断位置に下降する（第1D図参照）。その下降位置を検
出して両切断刃42が開状態から閉操作され、ここに端部
被覆外層8aが剥ぎ取られた位置で抵抗線３及び巻芯７が
切断され（導体切断工程）、所定長さｌの露出抵抗線部
12が形成される。
両切断刃42の閉操作後、外層剥ぎ取り機構29,切断機
構30,固定クランプ31はそれぞれ初期状態に復帰され、
搬送コンベヤ25は搬送方向Ｐに移動され、皮剥ぎされた
電線10は端子圧着ステーション23へと搬送される。
構30,固定クランプ31はそれぞれ初期状態に復帰され、
搬送コンベヤ25は搬送方向Ｐに移動され、皮剥ぎされた
電線10は端子圧着ステーション23へと搬送される。
本発明の実施例は以上のように構成されており、端部
被覆外層8aを剥ぎ取り方向に引張る剥ぎ取り過程途中に
おいて、既に端部被覆外層8aが剥ぎ取られた位置で抵抗
線３及び巻芯７を切断する方法であり、皮剥ぎされた露
出抵抗線部12は電線10主体側の固定クランプ31と端部被
覆外層8a側のストリップ刃37とで所謂、両持ち状に支持
されると共に、電線10長手方向に引張り力が付与された
状態で保持されており、ここに露出抵抗線部12は略直線
状の安定した状態で切断され、従って所定の設定位置で
確実に切断でき、抵抗線３端部のほぐれ部分の除去が確
実に行える。
被覆外層8aを剥ぎ取り方向に引張る剥ぎ取り過程途中に
おいて、既に端部被覆外層8aが剥ぎ取られた位置で抵抗
線３及び巻芯７を切断する方法であり、皮剥ぎされた露
出抵抗線部12は電線10主体側の固定クランプ31と端部被
覆外層8a側のストリップ刃37とで所謂、両持ち状に支持
されると共に、電線10長手方向に引張り力が付与された
状態で保持されており、ここに露出抵抗線部12は略直線
状の安定した状態で切断され、従って所定の設定位置で
確実に切断でき、抵抗線３端部のほぐれ部分の除去が確
実に行える。
また従来における皮剥ぎ工程と導体切断工程を同じ位
置で略同時に行う方式としているため、作業性に優れ、
しかも同じステーション22に具備させているため、装置
全体のコンパクト化が図れる。
置で略同時に行う方式としているため、作業性に優れ、
しかも同じステーション22に具備させているため、装置
全体のコンパクト化が図れる。
なお、上記の端部被覆外層8aの皮剥ぎ工程において、
第５図に示される如く、端部被覆外層8aが巻芯７からは
完全に離脱しているが、ほぐれた抵抗線３からは完全に
離脱していない位置で導体切断工程を施す構造としても
よい。この際にも、露出抵抗線部12は両持ち状に支持さ
れるため、露出抵抗線部12のたわみや屈曲の発生が有効
に防止でき、確実な切断が行える。
第５図に示される如く、端部被覆外層8aが巻芯７からは
完全に離脱しているが、ほぐれた抵抗線３からは完全に
離脱していない位置で導体切断工程を施す構造としても
よい。この際にも、露出抵抗線部12は両持ち状に支持さ
れるため、露出抵抗線部12のたわみや屈曲の発生が有効
に防止でき、確実な切断が行える。
（発明の効果） 以上のように、本発明の巻線型電線皮剥ぎ方法及びそ
の装置によれば、端部被覆外層の剥ぎ取り過程途中にお
いて皮剥ぎされた位置の抵抗線及び巻芯を切断する方式
であるため、切断される側の抵抗線及び巻芯は所謂、固
定クランプとストリップ刃とで両持ち状に支持されてお
り、略直線状の安定した状態で切断でき、従って、所定
の設定位置で確実に切断でき、切断ミスが防止でき、こ
こに抵抗線端部のほぐれ部分がより確実に除去できる。
の装置によれば、端部被覆外層の剥ぎ取り過程途中にお
いて皮剥ぎされた位置の抵抗線及び巻芯を切断する方式
であるため、切断される側の抵抗線及び巻芯は所謂、固
定クランプとストリップ刃とで両持ち状に支持されてお
り、略直線状の安定した状態で切断でき、従って、所定
の設定位置で確実に切断でき、切断ミスが防止でき、こ
こに抵抗線端部のほぐれ部分がより確実に除去できる。
第1A図，第1B図，第1C図，第1D図〜第５図は本発明の実
施例を示し、第1A図〜第1D図はそれぞれ皮剥ぎ工程の作
動順序を示す説明図、第２図は要部斜視説明図、第３図
は導体切断工程の要部拡大図、第４図は本装置を具備し
た端子取付装置の概略平面図、第５図は他の実施例を示
す導体切断工程の要部拡大図、第６図は従来の巻線型電
線の構造を示す斜視図、第7A図〜第7D図は夫々従来の端
子取付工程を示す要部説明図、第８図は切断ミス状態を
示す斜視説明図、第９図は切断ミスの電線に端子金具が
装着された状態を示す説明図である。 ３……抵抗線、７……巻芯、 ８……被覆外層、10……電線、 12……露出抵抗線部、28……皮剥ぎ装置、 29……外層剥ぎ取り機構、 30……切断機構、37……ストリップ刃
施例を示し、第1A図〜第1D図はそれぞれ皮剥ぎ工程の作
動順序を示す説明図、第２図は要部斜視説明図、第３図
は導体切断工程の要部拡大図、第４図は本装置を具備し
た端子取付装置の概略平面図、第５図は他の実施例を示
す導体切断工程の要部拡大図、第６図は従来の巻線型電
線の構造を示す斜視図、第7A図〜第7D図は夫々従来の端
子取付工程を示す要部説明図、第８図は切断ミス状態を
示す斜視説明図、第９図は切断ミスの電線に端子金具が
装着された状態を示す説明図である。 ３……抵抗線、７……巻芯、 ８……被覆外層、10……電線、 12……露出抵抗線部、28……皮剥ぎ装置、 29……外層剥ぎ取り機構、 30……切断機構、37……ストリップ刃
Claims (2)
- 【請求項１】可撓性巻芯上に抵抗線が巻装され、この巻
装された抵抗線層外周を被覆して被覆外層が備えられて
なる巻線型電線の、端部被覆外層を皮剥ぎして露出抵抗
線部を形成する巻線型電線皮剥ぎ方法において、 電線を固定クランプで固定保持した状態で、その電線端
部の被覆外層にストリップ刃によって電線長手方向と交
差する方向の切込みを入れた後、その端部被覆外層をス
トリップ刃によって電線長手方向に剥ぎ取ると共に、こ
の剥ぎ取りによって端部被覆外層が抵抗線側から完全に
離脱する前の露出抵抗線部の前記固定クランプと前記ス
トリップ刃による両側支持状態で、端部被覆外層が剥ぎ
取られた位置における抵抗線及び巻芯を切断して露出抵
抗線部を形成することを特徴とする巻線型電線皮剥ぎ方
法。 - 【請求項２】可撓性巻芯上に抵抗線が巻装され、この巻
装された抵抗線層外周を被覆して被覆外層が備えられて
なる巻線型電線の、端部被覆外層を皮剥ぎして露出抵抗
線部を形成する巻線型電線皮剥ぎ装置において、 電線を両側より挟持して固定保持する固定クランプと、
電線端部の被覆外層に対し、電線長手方向と交差する方
向より出退自在に突出して被覆外層に切込みを入れるス
トリップ刃を備え、該ストリップ刃の切込み状態でスト
リップ刃を電線長手方向端部側に移動操作させる外層剥
ぎ取り機構と、前記ストリップ刃の電線長手方向端部側
移動によって端部被覆外層が抵抗線側から完全に離脱す
る前の露出抵抗線部の前記固定クランプと前記ストリッ
プ刃による両側支持状態で、端部被覆外層が剥ぎ取られ
た位置に出退自在に突出して抵抗線及び巻芯を切断する
切断機構とが備えられてなることを特徴とする巻線型電
線皮剥ぎ装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2331248A JP2829126B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 巻線型電線皮剥ぎ方法及びその装置 |
| DE69108184T DE69108184T2 (de) | 1990-11-28 | 1991-11-12 | Entmantelungsverfahren elektrischer Kabel und Entmantelungsvorrichtung. |
| EP91119271A EP0487969B1 (en) | 1990-11-28 | 1991-11-12 | Electrical cable stripping method and stripping device |
| US07/799,526 US5138910A (en) | 1990-11-28 | 1991-11-27 | Electrical cable stripping method and stripping device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2331248A JP2829126B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 巻線型電線皮剥ぎ方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04200215A JPH04200215A (ja) | 1992-07-21 |
| JP2829126B2 true JP2829126B2 (ja) | 1998-11-25 |
Family
ID=18241561
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2331248A Expired - Fee Related JP2829126B2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | 巻線型電線皮剥ぎ方法及びその装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5138910A (ja) |
| EP (1) | EP0487969B1 (ja) |
| JP (1) | JP2829126B2 (ja) |
| DE (1) | DE69108184T2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5412864A (en) * | 1991-12-02 | 1995-05-09 | The Okonite Company | Method for removing outer protective layer from electrical cable |
| US7257878B2 (en) | 1995-11-06 | 2007-08-21 | Beat Locher | Continuous cable processing apparatus |
| US6023996A (en) * | 1997-10-23 | 2000-02-15 | Amherst International, Inc. | Optical fiber preparation unit |
| EP1096628B1 (de) * | 1999-11-01 | 2004-07-07 | Schleuniger Holding AG | Verfahren und Einrichtung zum Abtrennen der Abschirmung von einem Kabel |
| JP2005229770A (ja) * | 2004-02-16 | 2005-08-25 | Yazaki Corp | シールド電線の編組切断装置 |
| JP2006280149A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Tyco Electronics Amp Kk | 電線ストリップ方法 |
| EP2216866A3 (en) | 2009-02-06 | 2011-07-13 | HID Global GmbH | Method to strip a portion of an insulated wire |
| JP5530242B2 (ja) * | 2010-04-26 | 2014-06-25 | 日特エンジニアリング株式会社 | 線材の皮膜剥離装置及びその皮膜剥離方法 |
| EP2747225B1 (en) * | 2012-12-20 | 2017-10-04 | Schleuniger Holding AG | Method and device for removing a screen from a cable |
| CN103269007B (zh) * | 2013-05-22 | 2015-04-08 | 东莞市森佳机械有限公司 | 电线剥皮剪纱机 |
| US9966742B2 (en) | 2014-07-29 | 2018-05-08 | The Boeing Company | Apparatus for cable processing |
| CN106129907B (zh) * | 2016-06-23 | 2018-07-03 | 河南虹光精工电气有限公司 | 一种电线夹紧机构 |
| DE102016226261A1 (de) * | 2016-12-28 | 2018-06-28 | Leoni Kabel Gmbh | Adaptiervorrichtung, Halteklammer und Verfahren zum Positionieren eines Leiterpaares eines zu messenden Kabels |
| US10587101B2 (en) * | 2017-03-29 | 2020-03-10 | The Boeing Company | Cable processing apparatus and method therefore |
| US10742005B2 (en) | 2017-04-25 | 2020-08-11 | The Boeing Company | Cable processing apparatus and method |
| CN107598994B (zh) * | 2017-10-09 | 2019-04-30 | 江阴市永昌交通机械部件有限公司 | 一种拉索切断剥皮装置 |
| CN109347007B (zh) * | 2018-11-05 | 2024-03-08 | 珠海格力智能装备有限公司 | 剥皮机构 |
| CN112072449A (zh) * | 2020-08-24 | 2020-12-11 | 南京涵曦月自动化科技有限公司 | 基于多芯线加工设备的加工方法 |
| CN114054639A (zh) * | 2021-02-25 | 2022-02-18 | 金鹏科技(长沙)有限公司 | 一种复合线材的加工方法 |
| CN112908575B (zh) * | 2021-03-02 | 2022-07-26 | 国网福建省电力有限公司三明市沙县区供电公司 | 一种自动抽取电缆芯并除氧化层设备 |
| CN114725754B (zh) * | 2022-04-25 | 2023-09-26 | 广东电网有限责任公司 | 线缆处理装置 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE187161C (ja) * | ||||
| JPS5814654A (ja) * | 1981-07-18 | 1983-01-27 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | フアクシミリ通信方式 |
| DE3213431C1 (de) * | 1982-04-10 | 1983-07-21 | Feintechnik R. Rittmeyer & Co, 4400 Münster | Halbautomatische Vorrichtung zum Abisolieren der Enden von Leitern mit Isolationseinschneidmessern |
| JPS6051714A (ja) * | 1983-08-31 | 1985-03-23 | Nippon Zeon Co Ltd | エポキシ樹脂組成物 |
| US4689882A (en) * | 1984-10-22 | 1987-09-01 | United Technologies Automotive, Inc. | Hand tool and method for removing insulation from wire-wound ignition cable |
| US4942789A (en) * | 1988-07-18 | 1990-07-24 | Eubanks Engineering Co. | Apparatus for step stripping wire means |
-
1990
- 1990-11-28 JP JP2331248A patent/JP2829126B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-11-12 EP EP91119271A patent/EP0487969B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-11-12 DE DE69108184T patent/DE69108184T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-11-27 US US07/799,526 patent/US5138910A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5138910A (en) | 1992-08-18 |
| DE69108184T2 (de) | 1995-09-28 |
| JPH04200215A (ja) | 1992-07-21 |
| EP0487969B1 (en) | 1995-03-15 |
| DE69108184D1 (de) | 1995-04-20 |
| EP0487969A2 (en) | 1992-06-03 |
| EP0487969A3 (en) | 1992-07-08 |
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