JP2828981B2 - 液晶ディスプレイパネル - Google Patents

液晶ディスプレイパネル

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JP2828981B2
JP2828981B2 JP32715287A JP32715287A JP2828981B2 JP 2828981 B2 JP2828981 B2 JP 2828981B2 JP 32715287 A JP32715287 A JP 32715287A JP 32715287 A JP32715287 A JP 32715287A JP 2828981 B2 JP2828981 B2 JP 2828981B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は液晶ディスプレイパネルに係り、特に画素の
開口率を低下させることなく、付加容量を増大できる付
加容量の配置法に関する。 〔従来の技術〕 あるゲート線に対応する画素と次段のゲート線の間に
付加容量を設けることに関する従来技術としては、特開
昭59−119329号、特開昭60−87393号、特開昭62−15215
7号などが挙げられる。 第2図は従来技術に係る付加容量を具備したアクティ
ブマトリックス液晶ディスプレイパネルの一画素部を示
す図であり,(a)はその平面図、(b)は第2図
(a)のA2−A2′線断面図、(C)は等価回路図であ
る。一画素を選択する薄膜トランジスタ(以下TFTと略
する)4は、第2図(b)に示すように、ゲート線2、
ゲート絶縁膜11、a−Si:H(i)層8、a−Si:H(n+
層15、信号線1、ソース電極5、画素電極9よりなって
いる。また、付加容量7は第2図(a)に示すように画
素電極9と次段のゲート線3とを重なり合わせて形成す
る。誘電体層は第2図(b)に示すように、ゲート絶縁
膜11をそのまま使用する。ここで、13はゲート配線抵抗
を低減するための抵抗金属配線、12は保護膜である。 付加容量7を設ける目的に関して以下に概説する。TF
Tにゲート線とソース電極5の重なり部分に起因する寄
生容量が存在するため、この寄生容量を介して、ゲート
線2の走査パルスが洩れ込み、画素電極9の電位Vsを変
動させる。この洩れ込み電圧成分は通常、走査パルスの
デューティ比が(1/ゲート線数)であることと、正負方
向に非対称なパルスであるため画素電位に直流成分が加
算された形となる。この直流成分は液晶パネルの焼付き
を生じさせたり、残像特性を劣化させる。従って、付加
容量7を介して次段のゲート線3から直流成分とは逆極
性のパルスを洩れ込ませて直流成分を相殺することが行
なわれる。 また、TFTOFF抵抗が低下した場合に、画素電極9と液
晶を介して対向電極17とで形成される画素容量16が十分
に大きくないと一旦TFT4を介して書き込まれた画素電位
Vsが、次の書き込みまでの期間内に保持できないという
問題が発生する。これは液晶パネルでは黒しずみ、白ヌ
ケといった欠陥を引き起こす。この時、付加容量7は画
素容量16を増大させる効果があるので、上記の問題が発
生しにくくなる。 以上述べた如く、付加容量を設置することは、TFTで
画素選択を行うアクティブマトリックス液晶パネルにお
いては、その画質向上のために有効な方法であることが
知られている。 一方、液晶ディスプレイパネルをカラー化するために
は、赤、緑、青(以下それぞれR、G、Bと略す)の三
色の画素の配列方法が問題になる。配列方法として、現
在、第3図に示すような配列方法として、現在、第3図
に示すような配列方法が提案されている。テレビジョン
学会技術報告ED904,IPD101−7昭和60年11月14日)。第
3図(a)は縦ストライプと呼ばれる配列でR,G,Bの画
素列が縦方向に並んでおり、縦縞が目立ちやすいという
欠点がある。第3図(b)は斜めモザイクと呼ばれる配
列で、R,G,Bの画素列が斜め方向に並んでおり、斜め線
が気になり、画像の輪郭が気になり、画像の輪郭部分が
ギザギザに見える欠点がある。第3図(c)はスクエア
(矩形)配列と呼ばれる配列で1カラー画素内にGが二
点あるために全体に緑がかって見え、色バランスの点で
難点がある。第3図(d)はトライアングル(三角)と
呼ばれる配列で画素が対称になっているため色再現性が
良く、同じ画素数、画素密度で比較した場合、他の第3
図(a),(b),(c)と比較した場合、最も画質の
点で優れている配列である。 従って、液晶カラーテレビ用には第3図(d)のトラ
イアングル配列が最も一般的に用いられる。 しかし、トライアングルの画素配列は、上記第3図
(d)に示すように、あるR,G,B繰り返し画素行(奇数
行とする)と次のR,G,B繰り返し画素行(偶数行)が1.5
画素ピッチあるいは0.5画素ピッチずらした配列である
ため、データ線あるいはゲート線のどちらか一方が鍵の
字状に0.5画素ピッチ分だけジグザグな配線を行う必要
がある。これに伴って、付加容量の設置位置の選択にも
制限が生じる。他の第3図(a),(b),(c)の配
列ではゲート線およびデータ線は画素ピッチのずれがな
いために、配線はゲート線、データ線とも直線で行うこ
とができる。 液晶ディスプレイパネルにおいてトライアングル配置
を行った先行技術には特開昭60−218626号,特開昭61−
208081号及び特開昭63−274985号公報があるが、いずれ
の先行技術にもトライアングル配置に付加容量を適用す
る記載はなく、さらには開口率を低下させない付加容量
の配置に関する記載もない。 〔発明が解決しようとする問題点〕 上記従来技術においては、液晶カラーテレビパネルで
画質上最も優れているとされるR,G,B三色の画素配置法
であるトライアングル配置を行った場合、付加容量の設
置法については配慮がされておらず、所望の付加容量
(通常0.3pFから3pFの範囲にある)を設置すると一画素
の開口率が低下し、パネルの輝度が低下するという問題
があり、開口率を維持しようとすると単位長当りの線密
度が低下するという問題が生じて両立が困難であった。 第4図は上記のように従来例を示した図である。第4
図(a)において、i行のゲート線2とTFTを介して接
続するi画素は、i−1画素とi+1画素と半ピッチゲ
ート線方向にずれて設置されている。従って、i画素に
隣接するj列およびj+1列のデータ線10,1はi画素を
迂回して配線がなされる。この時、データ線10,1は半ピ
ッチ分だけゲート線と平行して配線される部分が生じ
る。平行して走るデータ線10,1はゲート線2,3とのクロ
ストーク容量を低減するために、上下いずれか一方にず
らして配線する必要がある。第4図(a)に示す例で、
j+1列のデータ線1とi行のゲート線2とで選択され
る(i,j+1)画素に着目する。第4図(a)のA4
A4′部分の断面図を第4図(b)に示す。第4図(b)
の基本的な構成は第2図(b)の従来例と同じ構成にな
っている。第4図(a)において、(i,j+1)画素の
画素電極9はi+1行ゲート線3とで付加容量7が構成
されており、j列データ線10はi+1行ゲート線3に対
して、(i,j+1)画素の付加容量7と同じ側に設置さ
れている。従って、付加容量7の幅Wは(行方向の画素
ピッチ)−(行方向の画素ずれピッチ)以下の幅に制限
されてしまう。この場合、十分な大きさの付加容量7を
設けるためにはゲート線幅を広くとってLを大とする
か、一画素の開口部(画素電極9の内側の領域に設定す
る場合が多い)を削って設置するしかない。従って、第
4図の構成方向を採用すると、開口率(従って一画素の
輝度)の低下が、或いは、ゲート線幅を広げるための、
単位長さ当りの走査線本数の減少を免れることは困難で
ある。 そこで、画素ピッチにずれを持つ画素配列を行っても
上記の如き問題点のない付加容量の配置法が必要となっ
た。 〔問題点を解決するための手段〕 上記目的は、列方向に隣接する第1、第2のゲート線
と行方向に隣接する第1、第2のデータ線が交差し、該
ゲート線と該データ線で囲まれる領域に対応して画素電
極を設け、上記データ線を折り曲げることにより隣り合
う行の画素電極を行方向にずらして配置するとともに、
列方向に隣接する第1、第2画素電極と、該第1画素電
極は第1薄膜トランジスタを介して第2データ線に接続
され、該第1薄膜トランジスタのゲート電極は上記第1
ゲート線に接続され、上記第2画素電極は第2薄膜トラ
ンジスタを介して第1データ線に接続され、該第2薄膜
トランジスタのゲート電極は上記第2ゲート線に接続さ
れ、上記第1画素電極と上記第2ゲート線の重なり合う
部分で上記第1画素電極の電位を保持する容量素子を設
け、上記第2データ線を折り曲げて上記第2ゲート線と
上記第2画素電極との間に上記第2データ線を設けたこ
とを特徴とする液晶ディスプレイパネルにより達成され
る。 また上記液晶ディスプレイパネルにおいて、上記容量
素子の長辺を上記第2ゲート線に平行に設けることによ
り達成される。 また上記液晶ディスプレイパネルにおいて、上記第2
ゲート線を分岐し、上記容量素子の長辺を上記第1デー
タ線に平行に設けたことにより達成される。 また上記液晶ディスプレイパネルにおいて、上記第2
ゲート線を分岐し、上記容量素子は上記第1データ線に
平行な部分と上記第2ゲート線に平行な部分とからなる
ことにより達成される。 〔作用〕 上記の構成により、上記平行かつ近接して配置される
データ線にさまたげられることなく重畳部分が形成でき
るので、画素の開口率を低下させることなく所望の付加
容量を確保できる。 〔実施例〕 実施例1 第1図は本発明の一実施例の液晶ディスプレイパネル
配置を示したものである。第1図において、(a)は
(i,j+1)画素およびその周辺を示した平面図、
(b)は(a)におけるA1−A1′部分の断面図を示した
ものである。第1図(b)において、(i,j+1)画素
のTFT部はi行ゲート線2上にゲート絶縁膜11,a−Si:H
(i)パターン8,a−Si:H(n+)層15,j+1行データ線
1,ソース電極5により構成されている。透光性の画素電
極9はソース電極5と電気的に接続されている。付加容
量7は画素電極9とi+1行ゲート線3との間でゲート
絶縁膜11を介在させて重なり合う部分を設けて構成され
る。 上記の構成がなされた後、画素部、配線部上に保護膜
および配向膜が形成される。第1図(a)において、
(i,j+1)画素に隣接するj列のデータ線10はi行の
ゲート線2を乗り越えてからi行ゲート線2と平行に配
線され、次にi+1行ゲート線3を乗り越えてからi+
1ゲート線3と平行に配線されている。従って、(i,j
+1)画素の付加容量7とこれに隣接するj列データ線
10のi+1行ゲート線3と平行な配線部分はi+1行ゲ
ート線3を基準にして互いに反対側に設置される位置関
係になっている(第1図(b)のi+1行ゲート線3と
画素電極9で構成される付加容量とj列信号線10の位置
関係)。またこの関係は、第1図(a)において(i+
1,j−1)画素に着目して見ると、i+1行ゲート線3
と(i+1,j−1)画素の画素電極の間に、j列のデー
タ線のゲート線に平行な配線部分を設けていると見るこ
とも出来る。i+1行のTFTはi行画素の付加容量7と
はi+1行ゲート線を基準にして互いに反対側に設置さ
れているため、お互いに阻害し合うことはない。 また本実施例では、第1図(a)に示すように、i行
のTFTと画素電極の配置は、i+1行のTFTと画素電極の
配置と、ゲート線に垂直な線を中心に線対称な関係に有
るため、TFTとデータ線のゲート線に平行な配線部分
も、お互いに阻害し合うことがない。 上記実施例の構成によれば、第1図(a)から明らか
なように、画素部への張り出し長Lを一定とした場合
に、付加容量7の幅Wは行方向の画素ピッチ以内にまで
広げることができる。第4図(a)の付加容量7の幅W
と本発明の第11図(a)の付加容量7の幅Wとの差は明
瞭である。 また、第4図に示す通りデータ線1とゲート線3が平
行にかつ近接して配置された部分のゲート線3上は、画
素電極9から見た場合デッドスペースと考えられる。 第1図(a)に示す実施例によれば、データ線1と平
行かつ近接した部分のゲート線3上に画素電極9とゲー
ト線3の重畳部を形成し、付加容量を形成するので、開
口率を損なわずに十分な大きさの付加容量を設けること
が出来る効果がある。 尚、本実施例の変形としては次のようなものが考えら
れる。 カラー液晶ディスプレイは画素電極およびTFTが搭載
されたTFT基板と対向電極17およびカラーフィルタが搭
載された対向電極基板が液晶を挾持するように貼り合わ
されて構成されている。対向電極に設置されたR,G,Bの
カラーフィルターはそれぞれTFT基板の一画素電極と対
応するように配置する。一画素のカラーフィルタパター
ンは一画素電極パターンの内側に一定の幅だけ狭めたパ
ターン(これが一画素の開口部となる)にし、カラーフ
ィルタ以外の部分は遮光性の膜で埋めつくす(ブラック
マトリックスと呼ぶ)ことが普通である。従って、一画
素電極9の周囲にはブラックマトリックスの外側にはみ
出さないで付加容量7が設置できるスペースが生じる。
第5図はその一例を示したもので、本発明の応用例の一
つである。第5図(a)の平面図において、(i,j+
1)画素の付加容量7は画素電極9とi+1行ゲート線
からT字形に張り出した部分とで構成される。A5−A5
部分の断面図は第5図(b)に示すようになり、(i,j
+1)画素の付加容量7とj列データ線10の位置関係の
基本的な構成は第1図(b)と同じである。すなわち、
信号線10と平行かつ近接した部分に付加容量7が形成さ
れる。この場合、画素パターンの形状が信号線方向に縦
長の形状の画素パターンとなっており、i+1行ゲート
線の張り出し部分がブラックマトリックスの範囲内にあ
れば、開口率を損うことなく付加容量7を設置できる。
仮に、T字形張り出し部がブラックマトリックスの外側
にはみ出したとしても、開口率の減少は最小限にするこ
とが可能である。 また、第1図と第5図を組み合わせた第6図に示すよ
うな配置法も本発明の有効な応用例の一例である。第6
図においては、(i,j+1)画素の付加容量7はi+1
行ゲート線とT字形に張り出した部分とを用いてL字形
に構成される。A6−A6′部分の断面図は第6図(b)に
示す如く、第5図(b)と同様の構成になっている。す
なわち、ゲート線に対し垂直及び平行の両方向に対し、
信号線10に平行かつ近接して付加容量7が配置されてい
る。第6図(a)の7に示す付加容量の配置法は本発明
の第1図、第2図の配置法と比較して、開口率を損なう
ことなく十分な大きさの付加容量を設置する上で最も有
利な方法である。 本発明の第1図(a)、第5図(a)、第6図(a)
の平面図において、上下方向に鏡面対称に反転させたパ
ターンとし、ゲート線の走査順序をi+1からi方向に
逆転させた駆動方法を採用しても、また、左右方向に鏡
面対称に反転させたパターンとし、信号線の走査順序を
j+1からj方向に逆転させた駆動方法を採用しても本
発明は全く同様に適用することができる。 また、本発明はTFTの半導体層とa−Si:H膜ばかりで
なく、多結晶Siを用いても有効なことは言うまでもない
ことである。 以下、上記実施例の液晶ディスプレイパネルの製造方
法を説明する。 第1図に示すように、透光性ガラス基板14上にCr/Al
二層膜よりなるゲート配線パターン2,3を形成する。こ
の時、Alは配線抵抗の低減するために用い、通常、TFT
形成部(a−Si:H(i)8)および付加容量7のパータ
ンの下はAlを除去し、Crのみを残すように形成する。次
に,プラズマCVD用によりSiN11,a−Si:H(i)8、a−
Si:H(n+)15層を連続的に形成する。ここで、SiNの膜
厚3000Å,a−Si:H(i)膜厚は2000Å,a−Si:H(n+)膜
厚は400Åとした。次に、ドライエッチング法により、
a−Si:H(i),(n+)島状パターン8,15を形成する。
次に、Cr/Al信号線パターン1,10およびソース電極5を
第1図(a),(b)に示すような位置関係に形成す
る。次に、Cr/Al信号線パターン1,10,およびソース電極
5をマスクとして、TFTのチャンネル上のa−Si:H
(n+)層を除去する。次に、ITO画素電極9パターンを
第1図(a),(b)に示す位置関係に形成する。この
時、ゲート線3と画素電極9との重なり部分で形成され
る付加容量7は0.5pFである。次に、画面部全体を被覆
するようSiN保護膜を形成し、TFT基板とする。 一方、別のガラス基板上にR,G,B三色の色フィルター
を第3図(d)に示すトライアングル状に配列させたパ
ターンを形成し、この上に有機樹脂からなる保護膜を形
成し、ITO対向電極16をパネルの画面全体に対応するよ
うに形成し、対向電極基板とする。この時、R,G,B三色
の色フィルターパターンはTFT基板の画素電極9の内側
に一定の幅5μmだけ狭めたパターンとし、色フィルタ
ーパターン以外の部分は非透光性のブラックマトリック
スにする。 次に、TFT基板と対向電極に配向膜を塗布し、所定の
方向にラビング処理を行い、スペーサを分散させた後
に、両者をシール材を用いてのギャップ間隔に貼り合わ
せる。この時、TFT基板の画素電極9と色フィルターパ
ターンは一画素毎にそれぞれ所望の色の画素に対応する
ように位置合わせを行う。次に、両者の基板間のギャッ
プにTN液晶を封入して、カラー液晶ディスプレイパネル
が完成する。 本実施例によれば、第1図(a)に示す如く、信号線
10のゲート線3と平行な配線部分が付加容量7に対し
て、ゲート線3と反対側に設置されているので、付加容
量7はゲート線と平行な方向の画素ピッチ以内の幅にと
ることが出来、開口率を低下させることなくゲート線と
平行な方向に横長で十分な大きさの付加容量を設置する
ことができる。 実施例2 本実施例は先に述べた本発明の変形例の一つである。 TFT基板の製造工程は実施例1と同様に行い、第5図
に示す如きパターンの基板を作製する。第5図(a)に
おいて付加容量7は実施例1と同様に信号線10に阻害さ
れない位置関係にあるので、ゲート線3にTの字状に張
り出し部分を設けることが出来る。これと画素電極9に
より1pFの付加容量7を形成する。この付加容量7はブ
ラックマトリックスの範囲内にあるので、画素の開口率
を低下させることなく良好な画質のカラー液晶ディスプ
レイを得ることができる。 実施例3 本実施例も先に述べた本発明の変形例の一つである。 TFT基板の製造工程は実施例1と同様に行い、第6図
に示す如きパターンの基板を作製する。第6図におい
て、付加容量7は第1図(a)と第5図(a)のパター
ンを合成したL字状に設けられている。第6図に示され
る如き、付加容量7は開口率を低下させることなく、十
分な大きさの付加容量を得るために、実施例1および2
と比較してさらに効果的な方法である。第6図の如き配
置の付加容量7は2pF程度の容量まで開口率を低下させ
ずに設置することが可能である。 〔発明の効果〕 本発明によれば、画質の最も良好とされるR,G,B三色
の画素のトライアングル画素配列により生じたゲート線
と信号線の平行な配線部分に阻害されることなく、一画
素内で効率良く十分な大きさの付加容量を設置できるの
で、一画素の開口率の低下、輝度の減少を招くことな
く、良好な画質(明かるく、残像,焼付がなく、画面内
の明かるさのムラがない)を得ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図(a)は本発明の一実施例の平面図、第1図
(b)は第1図(a)のA1−A1′線断面図、第2図
(a)は従来例の平面図、第2図(b)は第2図(a)
のA2−A2′線断面図、第2図(c)は第2図(b),
(c)の等価回路図、第3図はカラー画素の配列方法を
示した図、第4図(a)は効率の悪い付加容量の配置例
を示した平面図、第4図(b)は第4図(a)のA4
A4′線断面図、第5図(a)は本発明の第2の実施例の
平面図、第5図(b)は第5図(a)のA5−A5′線断面
図、第6図(a)は本発明の第3の実施例の平面図、第
6図(b)は第6図(a)のA6−A6′線断面図。 符号の説明 1……信号線、2……ゲート線、3……隣接するゲート
線、4……TFT、5……ソース電極、6……ゲート・ソ
ース間容量、7……付加容量、 8……a−Si:H(i)、9……画素電極、 10……隣接するデータ線、11……ゲート絶縁膜、 14……基板、15……a−Si:H(n+)、 16……画素容量、17……対向電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松丸 治男 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 塚田 俊久 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 筒井 謙 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 山本 英明 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (56)参考文献 特開 昭60−218626(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.列方向に隣接する第1、第2のゲート線と行方向に
    隣接する第1、第2のデータ線が交差し、該ゲート線と
    該データ線で囲まれる領域に対応して画素電極を設け、
    上記データ線を折り曲げることにより隣り合う行の画素
    電極を行方向にずらして配置するとともに、列方向に隣
    接する第1、第2画素電極と、該第1画素電極は第1薄
    膜トランジスタを介して第2データ線に接続され、該第
    1薄膜トランジスタのゲート電極は上記第1ゲート線に
    接続され、上記第2画素電極は第2薄膜トランジスタを
    介して第1データ線に接続され、該第2薄膜トランジス
    タのゲート電極は上記第2ゲート線に接続され、上記第
    1画素電極と上記第2ゲート線の重なり合う部分で上記
    第1画素電極の電位を保持する容量素子を設け、上記第
    2データ線を折り曲げて上記第2ゲート線と上記第2画
    素電極との間に上記第2データ線を設けたことを特徴と
    する液晶ディスプレイパネル。 2.上記容量素子の長辺を上記第2ゲート線に平行に設
    けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の液晶
    ディスプレイパネル。 3.上記第2ゲート線を分岐し、上記容量素子の長辺を
    上記第1データ線に平行に設けたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の液晶ディスプレイパネル。 4.上記第2ゲート線を分岐し、上記容量素子は上記第
    1データ線に平行な部分と上記第2ゲート線に平行な部
    分とからなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載の液晶ディスプレイパネル。
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