JP2828723B2 - ビデオカメラ装置 - Google Patents

ビデオカメラ装置

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JP2828723B2
JP2828723B2 JP2046415A JP4641590A JP2828723B2 JP 2828723 B2 JP2828723 B2 JP 2828723B2 JP 2046415 A JP2046415 A JP 2046415A JP 4641590 A JP4641590 A JP 4641590A JP 2828723 B2 JP2828723 B2 JP 2828723B2
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Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は、VTRデッキ部とカメラ部を一体に具えてカ
セットテープに映像信号を記録することが出来るビデオ
カメラ装置に関するものである。 (従来の技術) 近年、ビデオテープレコーダ(VTR)の小形化が進ん
でおり、例えば、モードに応じてカセット挿入方向に沿
う装置の奥行き長さを拡縮出来るVTRが提案されている
(特開昭61-271648号
【G11B15/665】)。 該VTRに於いては、回転ヘッドシリンダーを具えたメ
インシャーシ上、供給及び巻取りリール台を具えたリー
ルシャーシが、ヘッドシリンダーに対する接近離間方向
へスライド可能に配備されている。リールシャーシの駆
動は、メインシャーシ上に配備したローディング機構に
よって自動的に行なわれる。 一方、VTRデッキ部とカメラ部を一体に具えたビデオ
カメラ装置に於いては、テープカセットを投入すべきカ
セットホルダーが、キャビネットの開口部に出没可能に
配備され、該カセットホルダーをキャビネット内へ押し
込んでロックすると、カセットホルダー内のテープカセ
ットが信号記録位置にセットされると共に、カセットホ
ルダー自体に形成した蓋面によって前記キャビネット開
口が塞がれる(実開昭63-68197〔G11B33/06〕)。 (解決しようとする課題) ところで、テープカセットを信号記録位置に正確にセ
ットするには、カセットホルダーのロック状態での位置
決め精度を上げる必要がある。 しかし、カセットホルダーのキャビネットとの間に
は、カセットホルダー昇降機構、シャーシ等の部材が介
在し、ロック状態のカセットホルダーとキャビネットと
の相対的な位置決め精度には限界があるから、従来のビ
デオカメラ装置においては、テープカセットの位置決め
精度を優先するため、カセットホルダーをロックした状
態では該カセットホルダーの周囲にある程度の隙間が生
じる様に、キャビネット(1)の開口形状を設計せざる
を得ず、この結果、撮影時における防塵、防水性の点で
問題があった。 本発明の目的は、カセットホルダーとキャビネット開
口を塞ぐ扉とを別体に形成することによって、テープカ
セットの信号記録位置の精度を維持したまま、扉によっ
てキャビネット開口を隙間なく塞ぐことが出来るビデオ
カメラ装置を提供することである。 本発明の他の目的は、VTRデッキ部として、前述の如
くメインシャーシ上にリールシャーシをスライド可能に
配備した拡縮可能なVTR機構を採用することによって、
装置全体の小形化が可能なビデオカメラ装置を提供する
ことである。 (課題を解決する為の手段) 本発明に係るビデオカメラ装置において、VTRデッキ
部(2)は、回転ヘッドシリンダー(53)を具えたメイ
ンシャーシ(5)上に、リール台(61)(62)を具えた
リールシャーシ(6)を回転ヘッドシリンダー(53)に
対して接近離間可能に案内支持すると共に、該リールシ
ャーシ(6)上にカセットホルダー(50)を昇降可能に
支持して構成され、カセットホルダー(50)がロック位
置まで降下した状態でリールシャーシ(6)が往復駆動
され、カセットホルダー(50)内に保持されたテープカ
セットが、回転ヘッドシリンダー(53)へ接近した信号
記録位置まで搬送されるものである。 キャビネット(1)にはカセットホルダー(50)が前
記昇降に伴って出没すべき開口を設けると共に、該開口
部に、カセットホルダー(50)の昇降方向に開閉動作可
能な扉(4)を取り付け、該扉(4)には、カセットホ
ルダー(50)と接触可能な押下げ部が形成されている。 扉(4)を閉じることによって、該扉(4)の押下げ
部がカセットホルダー(50)を前記ロック位置まで押し
下げる。 扉(4)は、カセットホルダー(50)の上面を覆う第
1の蓋部(41)と、該蓋部(41)からカセットホルダー
(50)のカセット投入口(52)を覆う方向へ伸びる第2
の蓋部(42)とを具え、第1の蓋部(41)の基端部がキ
ャビネット(1)に軸支され、第1の蓋部(41)の基端
部近傍に、カセットホルダー上面の回転ヘッドシリンダ
ー(53)側の端部に接触可能な第1の押下げ部が形成さ
れると共に、第2の蓋部(42)の先端部に、カセットホ
ルダー上面のカセット投入口(52)側の端部に接触可能
な第2の押下げ部が形成されている。 又、VTRデッキ部(2)とカメラ部(3)は撮影時の
姿勢で同一水平面上に配備され、VTRデッキ部(2)側
に、扉(4)の表面を含むグリップ部(11)が形成され
ている。 (作用) カセットエジェクト状態にて、扉(4)が開き位置に
保持されると共に、カセットホルダー(50)はキャビネ
ット開口から突出した上昇端に設定されている。 該カセットホルダー(50)のカセット投入口(52)か
らテープカセットを投入した後、扉(4)を閉じると、
この過程で該扉(4)の押下げ部がカセットホルダー
(50)に接触して、カセットホルダー(50)は下降端ま
で押し下げられ、リールシャーシ(6)上にロックされ
る。この結果、カセットホルダー(50)内のテープカセ
ットは、リールシャーシ(6)上のリール台(61)(6
2)に嵌まり込む。 次にリールシャーシ(6)が回転ヘッドシリンダー
(53)へ向って駆動され、最終的にカセットホルダー
(50)内のテープカセットは所定の信号記録位置まで搬
送され、位置決めされる。 VTRデッキ部(2)とカメラ部(3)を撮影時の姿勢
で同一水平面上に配備したビデオカメラに於いては、扉
(4)を閉じた状態で、該扉(4)の表面に形成されて
いるグリップ部(11)を把持して、装置を安定した姿勢
で支持することが出来る。 (発明の効果) 本発明に係るビデオカメラ装置においては、カセット
ホルダー(50)と扉(4)とが別体に形成され、扉
(4)はキャビネット(1)の開口に応じた形状に形成
して、キャビネット(1)へ直接に高精度で取り付ける
ことが出来るから、該扉(4)によってキャビネット開
口を隙間無く塞ぐことが出来、これによって優れた防
塵、防水効果が得られる。 又、VTRデッキ部(2)は、メインシャーシ(5)上
にリールシャーシ(6)をスライド可能に配備した拡縮
可能なVTR機構を採用しているから、撮影時或いは携帯
時には装置全体を縮小して、取扱いを便利にすることが
出来る。 (実施例) 以下、図面に基づき、本発明を8ミリテープカセット
への録画が可能なビデオカメラ装置に実施した一例につ
いて詳述する。 尚、実施例は本発明を説明するためのものであって、
特許請求の範囲に記載の発明を限定し、或は範囲を減縮
する様に解すべきではない。 全体構成 ビデオカメラ装置は、第1図乃至第4図に示す様に、
合成樹脂からなる扁平な形状のキャビネット(1)内
に、VTRデッキ部(2)とカメラ部(3)をコンパクト
に配備して構成され、図示する撮影時の姿勢でVTRデッ
キ部(2)とカメラ部(3)は同一水平面上に配置され
る。 カメラ部(3)は電子ビューファインダー(32)を具
え、キャビネット(1)表面には操作部(31)が配設さ
れている。 VTRデッキ部(2)には、後述のリールシャーシ上に
ホルダー昇降機構を介して支持したカセットホルダー
(50)が配備され、該カセットホルダー(50)にはカセ
ット投入口(52)が設けられている。又、キャビネット
(1)には、前記カセットホルダー(50)が出没すべき
開口部に、水平蓋部(41)及び垂直蓋部(42)からなる
扉(4)が後述の軸支機構によって回動自在に取り付け
られており、該扉(4)の表面にグリップ部(11)が形
成されている。キャビネット(1)には、前記グリップ
部(11)に対向して、右手を差し込むべきベルト(12)
が取り付けられている。更にキャビネット(1)表面に
は、VTRデッキ部(2)の操作部(21)、録画スタート
釦(23)等が配備されている。 キャビネット(1)の前面には、充電式のバッテリー
(13)が着脱可能に取り付けられる。 扉(4)の垂直蓋部(42)の端部には、扉(4)を閉
じ状態でキャビネット(1)にロックするためのロック
爪(43)が設けられ、該ロック爪(43)に連繋するロッ
ク解除釦(14)の操作によって、扉(4)のロックを解
除することが出来る。 キャビネット(1)の内部には、第3図の如く扉
(4)を開いた状態で露出するエジェクト釦(22)が配
設され、該エジェクト釦(22)を操作することによっ
て、カセットホルダー(50)のエジェクト動作を指令す
ることが出来る。 扉の押下げ部及び扉軸支機構の構成 扉(4)の水平蓋部(41)には、第6図の如く上昇端
のカセットホルダー(50)の上面に接触可能な下圧片
(46)が下向きに突設される。該下圧片(46)は結晶性
合成樹脂(例えばポリアセタール)から形成して、カセ
ットホルダー(50)との摩擦抵抗を軽減している。 又、扉(4)の垂直蓋部(42)は、その先端部が第7
図の如く下降途中のカセットホルダー(50)の天板(5
1)に接触可能な形状に形成されている。カセットホル
ダー(50)の天板(51)は前記下圧片(46)と同様、結
晶性合成樹脂から形成して、扉(4)との摩擦抵抗を軽
減している。 従って、第5図のエジェクトモードから扉(4)を閉
じる過程で、第6図の如く先ず扉(4)の下圧片(46)
がカセットホルダー(50)に接触して、カセットホルダ
ー(50)を僅かに押し下げ、次に第7図の如く水平蓋部
(41)の下圧片(46)と垂直蓋部(42)の先端部が同時
にカセットホルダー(50)に接触して、カセットホルダ
ー(50)を更に押し下げ、第8図の如くカセットホルダ
ー(50)がロック位置まで下降した時点では、下圧片
(46)はカセットホルダー(50)から離脱し、垂直蓋部
(42)の先端部のみがカセットホルダー(50)の天板
(51)の端部と接触することとなる。 扉(4)をキャビネット(1)に対して回動可能に取
り付けるための軸支機構は、扉(4)の両側に設けられ
ており、該軸支機構は、第11図乃至第13図に示す如く、
キャビネット(1)に固定した軸受け部(15)と、扉
(4)の基端部に形成した軸支部(40)と、前記受け部
(15)及び軸支部(40)に跨がって嵌入する軸支ピン
(16)とから構成されている。又、扉(4)の軸支部
(40)には結晶性合成樹脂(例えばポリアセタール)か
らなる円弧状の軟係止片(44)が固定され、該軟係止片
(44)はキャビネット(1)の端部に形成した円弧部
(18)との間に介在している。該軟係止片(44)には凸
部(45)が形成され、一方、キャビネット(1)の円弧
部(18)には、第12図の扉閉じ状態及び第13図の扉開き
状態にて夫々前記凸部(45)が係合すべき凹部(17)
(17)が形成されている。従って、扉(4)は開閉の2
位置で夫々軟係止されることになる。 VTRデッキ部の全体構成 VTRデッキ部(2)は、第14図乃至17図に示す様に、
回転ヘッドシリンダー(53)を具えたメインシャーシ
(5)に、供給リール台(61)及び巻取りリール台(6
2)を具えたリールシャーシ(6)を、回転ヘッドシリ
ンダー(53)に対して接近離間可能に配備し、リールシ
ャーシ(6)上には、ホルダー昇降機構(7)を介して
カセットホルダー(50)を昇降可能に支持している。 第14図及び第15図は、リールシャーシ(6)を回転ヘ
ッドシリンダー(53)から離れる方向へ移動させ、メイ
ンシャーシ(5)から最大突出させると共に、カセット
ホルダー(50)をリールシャーシ(6)から上昇させた
状態(エジェクトモード)であり、この状態でテープカ
セット(10)がカセット投入口(52)からカセットホル
ダー(50)内へ投入される。 第16図は、前記エジェクトモードからカセットホルダ
ー(50)を押し下げてリールシャーシ(6)上にロック
した状態(スタンバイモード)である。 第17図は、前記スタンバイモードからリールシャーシ
(6)を回転ヘッドシリンダー(53)側へ後退せしめ、
これに伴ってテープローディング機構、ピンチローラ圧
着機構等(図示省略)を動作させた状態である。 第14図の如くメインシャーシ(5)の両側部に一対の
ガイドシャフト(54)(55)が互いに平行に配設される
と共に、リールシャーシ(6)の両側部には、一対の摺
動部材(63)(64)が配設され、これらのガイドシャフ
ト(54)(55)と摺動部材(63)(64)とは互いに摺動
可能に嵌合し、これによってメインシャーシ(5)上の
リールシャーシ(6)の移動を案内すると共に、両移動
端を規制している。 リールシャーシ(6)を往復駆動する機構としてい
は、周知の種々の駆動機構を採用出来るので、図示及び
説明を省略する。 ホルダー昇降機構 第18図の様に、リールシャーシ(6)の両側部には、
ホルダー昇降機構(7)を介してカセットホルダー(5
0)が支持される。 ホルダー昇降機構(7)は、カセットホルダー(50)
の両側部に夫々配設した左右一対のリンク機構から構成
され、各リンク機構は、第1アーム(71)と第2アーム
(72)を互いに交叉して配備すると共に、該交叉点にて
両アームを相対回転自由に連結すると共に、両アーム間
にはスプリング(73)を張設して、カセットホルダー
(50)を上昇方向に付勢している。 ホルダーロック機構 第第19図乃至第21図の如く、ホルダー昇降機構(7)
には、カセットホルダー(50)を下降位置にて保持する
為のホルダーロック機構(8)が連繋される。 ホルダーロック機構(8)は、第1アーム(71)の摺
動側の端部をメインシャーシ(5)に向かって更に延長
し、該延長端にロックピン(74)をホルダー内部へ向け
て突設している。 一方、カセットホルダー(50)の側板には、カセット
投入口(52)とは反対側の端部に、ロックアーム(82)
を回動自由に軸支し、リールシャーシ(6)の間に張設
したバネ(88)によって反時計方向に付勢している。ロ
ックアーム(82)の自由端には、前記ロックピン(74)
と係合可能な係止片(83)を突設すると共に、該係止片
の近傍部に、押圧ピン(84)を外向きに突設する。尚、
ロックアーム(82)はカセットホルダー(50)に設けた
ストッパー(75)によって反時計方向の回動端が規制さ
れている。 又、リールシャーシ(6)側板の端部には、前記ロッ
クアーム(82)の押圧ピン(84)に対向して、後方に低
く傾くカム部(65)を形成している。 従って、第21図のエジェクトモードからカセットホル
ダー(50)を押し下げると前記押圧ピン(84)がカム部
(65)に当たって、ロックアーム(82)は僅かに時計方
向に回動する。これと同時に第1アーム(71)が水平姿
勢に向かって回動する。更にカセットホルダー(50)を
下降端まで押し下げると、第19図の如く押圧ピン(84)
がカム部(65)から離脱し、バネ(88)の付勢によっ
て、反時計方向に回動する。この結果、ロックアーム
(82)の係止片(83)が第1アーム(71)のロックピン
(74)に係合して、カセットホルダー(50)を下降端に
ロックするのである。 又、前記カム部(65)の内面には、押圧ピン(84)の
下方位置に、検出スイッチ(89)が配設される。該スイ
ッチは、第19図の如くカセットホルダー(50)がロック
された状態にて押圧ピン(84)によって閉じされ、ホル
ダーロック状態を検出する。該検出に基づいてリールシ
ャーシの駆動が開始される。 ホルダーロック解除機構 ホルダーロック機構(8)のロック解除は、メインシ
ャーシ(5)上に配備したスライド板(81)の移動によ
って、ロックアーム(82)を反時計方向に回動せしめ、
係止片(83)とロックピン(74)との係合を解除するこ
とによって行なわれる。尚、スライド板(81)の駆動
は、リールシャーシ(6)の駆動機構からの動力を利用
して行なうことが出来、これには周知の種々の連動機構
が採用可能であるので、図示及び説明を省略する。 リールシャーシ(6)の回転ヘッドシリンダー(53)
から離間する方向の駆動が完了すると、スライド板(8
1)はリールシャーシ後退方向に移動し、第20図の如く
第1突片(86)がロックアーム(82)の先端部(85)を
押圧し、ロックアームを時計方向に回動させる。これに
よって、係止片(83)がロックピン(74)から離脱し、
カセットホルダー(50)のロックが解除される。この結
果、第21図の如くカセットホルダー(50)はスプリング
(73)の付勢によって上昇する。また、これと同時にロ
ックアーム(82)が反時計方向の回動端に復帰する。 その後、スライド板(81)が第21図に二点鎖線で示す
様にリールシャーシ側に復帰され、これによって次のホ
ルダーロック動作を可能にする。 カセットローディング及びエジェクト動作 第2図に示すロック解除釦(14)を操作して、第3図
の如く扉(4)を開き、この状態でエジェクト釦(22)
を操作すると、第4図の如くカセットホルダー(50)が
エジェクトして、テープカセット(10)の投入が可能と
なる。 カセットホルダー(50)にテープカセット(10)を投
入した後、第5図乃至第8図の如く扉(4)を閉じるこ
とによって、カセットホルダー(50)が下降端まで押し
下げられ、該カセットホルダー(50)は前述のロック機
構によってリールシャーシ(6)上のロックされる。 ロック完了と同時にリールシャーシ(6)の駆動が開
始され、第9図の如くリールシャーシ(6)が左方へ移
動し、扉(4)は、垂直蓋部(42)がカセットホルダー
(50)の天板(51)から離脱して、更に閉じることが可
能となる。 その後は、カセットホルダー(50)の移動と扉(4)
の閉じ動作が互いに干渉することなく同時に進行して、
第10図の如くカセットホルダー(50)の駆動が完了した
時点で、扉(4)は完全に閉じることが出来、前記ロッ
ク爪(43)によるロックが行なわれる。 このとき、第17図の如くメインシャーシ(5)及びリ
ールシャーシ(6)の前後方向の距離はL1からL2へ距離
Dだけ短縮されることになる。 又、第10図の如く、扉(4)の水平蓋部(41)とカセ
ットホルダー(50)との間には僅かな隙間が生じるか
ら、扉(4)を押圧しても、該押圧力はカセットホルダ
ー(50)には及ばない。 従って第2図の状態でグリップ部(11)を保持して撮
影する際、グリップ力がカセットホルダーへ直接に伝わ
らず、テープカセットの高さ方向の位置が変化すること
はない。この結果、正確なテープ走行経路が維持され
る。 撮影後、カセットを取り出す場合は、第3図の如く扉
(4)を開き、エジェクト釦(22)を操作する。これに
よって、リールシャーシ(6)の駆動が開始され、最終
的に第5図に示すエジェクト状態となる。 上記ビデオカメラ装置においては、扉(4)とカセッ
トホルダー(50)とが別体に形成されているから、カセ
ットホルダー(50)との相対的な位置関係を考慮するこ
となく、扉(4)の形状を、第2図に示す閉じ状態で隙
間無くキャビネット開口を閉じることが出来る様に設計
することが可能である。 又、扉(4)の表面にグリップ部(11)を形成したこ
とによるグリップ力のカセットホルダー(50)への作用
を回避することが出来る。 又、拡縮可能なVTRデッキ部を装備することによっ
て、第2図に示す扉閉じ状態での装置幅を、従来の固定
式リールシャーシを装備したビデオカメラ装置に比べて
小さく形成することが出来る。 更に、VTRデッキ部(2)及びカメラ部(3)を左右
に配備した扁平なキャビネット形状を有しているから、
右手はグリップ部(11)を保持し、左手はカメラ部
(3)に添えるにより、撮影時の装置姿勢をより安定さ
せることが可能である。 図面及び上記実施例の説明は、本発明を説明するため
のものであって、特許請求の範囲に記載の発明を限定
し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。 又、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請
求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能であ
ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るビデオカメラ装置のカメラ部側か
ら見た斜視図、第2図はVTRデッキ部側から見た斜視
図、第3図は扉を開いた状態の斜視図、第4図はテープ
カセット投入時の斜視図、第5図乃至第10図は扉の閉じ
動作に伴うカセットローディング動作を説明する一部破
断側面図、第11図は扉軸支機構の断面図、第12図は扉閉
じ状態での第11図A−A線に沿う断面図、第13図は扉開
き状態での同上の断面図、第14図はVTRデッキ部のエジ
ェクトモードに於ける正面図、第15図は同上の右側面
図、第16図はスタンバイモードに於ける同上の右側面
図、第17図はプレイモードに於ける同上の右側面図、第
18図はカセットホルダー及びホルダー昇降機構の分解斜
視図、第19図はスタンバイモードに於けるホルダーロッ
ク機構の左側面図、第20図はロック解除動作を示す同上
の左側面図、第21図はエジェクトモードに於ける同上の
左側面図である。 (1)……キャビネット、(11)グリップ部 (2)……VTRデッキ部、(3)カメラ部 (4)……扉、(5)……メインシャーシ (50)……カセットホルダー (6)……リールシャーシ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビネット(1)内にVTRデッキ部
    (2)とカメラ部(3)を配備し、VTRデッキ部(2)
    は、回転ヘッドシリンダー(53)を具えたメインシャー
    シ(5)上に、リール台(61)(62)を具えたリールシ
    ャーシ(6)を回転ヘッドシリンダー(53)に対して接
    近離間可能に案内支持すると共に、該リールシャーシ
    (6)上にカセットホルダー(50)を昇降可能に支持し
    て構成され、カセットホルダー(50)がロック位置まで
    降下した状態でリールシャーシ(6)が往復駆動され、
    カセットホルダー(50)内に保持されたテープカセット
    が、回転ヘッドシリンダー(53)へ接近した信号記録位
    置まで搬送されるビデオカメラ装置に於いて、キャビネ
    ット(1)にはカセットホルダー(50)が前記昇降に伴
    って出没すべき開口を設けると共に、該開口部に、セッ
    トホルダー(50)の昇降方向に開閉動作可能な扉(4)
    を取り付け、該扉(4)には、カセットホルダー(50)
    と接触可能な押下げ部が形成され、扉(4)を閉じるこ
    とによって、該扉(4)の押下げ部がカセットホルダー
    (50)を前記ロック位置まで押し下げることを特徴とす
    るビデオカメラ装置。
  2. 【請求項2】扉(4)は、カセットホルダー(50)の上
    面を覆う第1の蓋部(41)と、該蓋部(41)からカセッ
    トホルダー(50)のカセット投入口(52)を覆う方向へ
    伸びる第2の蓋部(42)とを具え、第1の蓋部(41)の
    基端部がキャビネット(1)に軸支され、第1の蓋部
    (41)の基端部近傍に、カセットホルダー上面の回転ヘ
    ッドシリンダー(53)側の端部に接触可能な第1の押下
    げ部が形成されると共に、第2の蓋部(42)の先端部
    に、カセットホルダー上面のカセット投入口(52)側の
    端部に接触可能な第2の押下げ部が形成されている特許
    請求の範囲第1項に記載のビデオカメラ装置。
  3. 【請求項3】VTRデッキ部(2)とカメラ部(3)は撮
    影時の姿勢で同一水平面上に配備され、VTRデッキ部
    (2)側に、扉(4)の表面を含むグリップ部(11)が
    形成されている特許請求の範囲第1項に記載のビデオカ
    メラ装置。
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