JP2828334B2 - ノルボルナン系スルホンアミド誘導体の製造方法 - Google Patents

ノルボルナン系スルホンアミド誘導体の製造方法

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JP2828334B2 JP2279806A JP27980690A JP2828334B2 JP 2828334 B2 JP2828334 B2 JP 2828334B2 JP 2279806 A JP2279806 A JP 2279806A JP 27980690 A JP27980690 A JP 27980690A JP 2828334 B2 JP2828334 B2 JP 2828334B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、式(I): (式中、R′は保護されていてもよいCH2OHまたはCOO
H、R2は置換基を有していてもよいフェニル、Yは酸素
または置換されていてもよいメチレンを表す) で示されるノルボルナン系スルホンアミド誘導体の製造
方法に関するものである。
[従来技術とその課題] 本発明にかかるノルボルナン系スルホンアミド誘導体
(I)は、一般式: (式中、R2は置換基を有していてもよいフェニル、Yは
置換されていてもよいメチレンまたは酸素、mは0また
は1、nは3または4を表す) で示されるビシクロヘプタン系カルボン酸誘導体の合成
中間体である。
ビシクロヘプタン系カルボン酸誘導体はアラキドン酸
からプロスタグランジンH2(PGH2)を経て生合成される
トロンボキサンA2(TXA2)の受容体拮抗物質であって、
該TXA2の血小板凝集作用および平滑筋凝収作用等を阻害
する作用を有することから、TXA2の諸作用に関連する種
々の疾患の治療および予防に有効と考えられている。そ
のような疾患として、心筋梗塞、脳梗塞、肺塞栓、血栓
症、妊娠毒血症、腎不全並びに気管支収縮作用に基づく
喘息などが挙げられる。また、この誘導体は、クモ膜下
出血後の血管攣縮防止、循環系または消化器系動脈再潅
流後のTXA2によるショックの防止、失血、敗血症、外
傷、心機能障害、内毒素、急性膵臓炎もしくはやけどに
よるショック防止または体外循環中における血小板減少
防止などにも有効である。
本発明らは一連のビシクロヘプタン系カルボン酸誘導
体を合成し、それらを開示した(特開昭63−139161号公
報)。これら化合物の合成中間体の1つであるスルホン
アミド誘導体(I)は通常、下記反応式で示されるよう
に、式(IV)の2−アルコキシカルボニル−3−カルボ
キシ−ノルボルナンを出発物質とし、クルティウス転位
を利用する工程を経て製造されている。
(式中、R1、R2およびYは上記の定義に従う) この従来法は、臨床使用に十分な量のビシクロヘプタ
ン系カルボン酸誘導体の大量生産に適用するには下記の
点で適切とはいえない。
1)NaN3の大量使用に伴う危険性。
2)中間生成物であるアジド化合物の有毒性。
3)アミノ基の保護(上記式Zで示されている)および
脱保護の工程の繁雑さ。
従って、上記の生理活性物質を大量生産するには、こ
れらの問題点を回避して効率良く式(I)の化合物を製
造する方法が必要である。
[課題を解決するための手段] 本発明者らは、大量生産に適した安全かつ簡便な、ノ
ルボルナン系スルホンアミド誘導体(I)の製造方法を
確立するために種々検討を重ねた結果、対応する3−酸
アミド誘導体にホフマン転位を適用し、生成したアミン
をスルホン酸ハロゲン化物と反応させて3−スルホンア
ミド誘導体を調製することにより、上記目的を達成し
た。
即ち、本発明は式(II): (式中、RおよびYは上記の定義に従う) で示されるノルボルナン系酸アミドをホフマン転位の反
応条件下で処理した後、式(III): R2SO2X (III) (式中、R2は上記の定義に従い、Xはハロゲンを表す) で示されるスルホン酸ハロゲン化物を作用させることを
特徴とする式(I)で示されるノルボルナン系スルホン
アミド誘導体の製造方法を提供するものである。
ホフマン転位の反応条件は、当該技術分野において周
知であり、通常、アルカリの存在下で酸アミドに臭素ま
たは塩素を反応させた後、転位させ、さらに加水分解す
ることからなる。あるいは、次亜塩素酸アルカリ金属
塩、例えば、次亜塩素酸ナトリウムもしくは次亜塩素酸
カリウム、または次亜臭素酸アルカリ金属塩、例えば、
次亜臭素酸ナトリウムもしくは次亜臭素酸カリウムのア
ルカリ溶液を用いてもよい。
本発明に用いることができるアルカリの例として、水
酸化ナトリウムまたは水酸化カリウム等を挙げることが
できる。
また、次亜塩素酸アルカリ金属塩または次亜臭素酸ア
ルカリ金属塩のアルカリ溶液を用いる場合、アルカリ溶
液としては、上記アルカリの水溶液を用いる。
次いで、生成物と式:R2SO2Xで示される置換スルホン
酸ハロゲン化物とを、水酸化ナトリウムまたは水酸化カ
リウム等の水酸化アルカリ金属の存在下で反応させる
と、所望のスルホンアミド誘導体(I)が生成する。
本発明の好ましい実施態様では、ホフマン転位反応を
以下の条件下で行う。即ち、式(II)の3−酸アミド
を、次亜塩素酸ナトリウムおよび水酸化ナトリウムの存
在下、温度0〜40℃で5分〜2時間、次いで、60〜200
℃で5分間〜4時間、好ましくは10〜40℃で10分〜2時
間、ついで80〜200℃で5分〜2時間、最も好ましくは1
0〜40℃で10分〜1時間、ついで80〜160℃で5分〜2時
間反応させる。
次いで、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸
化アルカリの存在下、生成物に置換スルホン酸ハロゲン
化物を作用すると、所望のスルホンアミド誘導体(I)
が生成する。
本明細書中、R1において、エステル形成基とは置換さ
れていてもよい炭化水素基を意味する。そのような基と
して、例えば、低級アルキル、低級アルコキシアルキ
ル、ハロゲン化アルキルなどの置換基を有していてもよ
いアルキル、または芳香環に置換基を有していてもよい
アラルキル、フェニルが置換されていてもよいフェナシ
ルなどを挙げることができる。
低級アルキルとは炭素原子数1〜8個の直鎖または分
枝鎖状飽和炭化水素基であって、メチル、エチル、n−
プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−
ブチル、tert−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオ
ペンチル、1,2−ジメチルブチル、ヘキシル、ヘプチ
ル、オクチルなどを挙げることができる。
低級アルコキシとは炭素原子数1〜8個のアルコキシ
であって、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロ
ポキシ、ブトキシ、ペントキシ、ヘキシルオキシ、ヘプ
チルオキシ、オクチルオキシ等を挙げることができる。
低級アルコキシアルキルとは上記定義のアルコキシ基
の水素原子が上記定義のアルキル基で置換されて形成さ
れる基であって、メトキシメチル、エトキシメチルなど
を挙げることができる。
ハロゲン化アルキルとは、1〜4個のハロゲン原子で
置換された上記定義におけるアルキル基であって、2,2,
2−トリクロロエチル、2−ヨードエチルなどを挙げる
ことができる。
ハロゲンとは、塩素、臭素、塩素などを指す。
芳香環に置換基を有していてもよいアラルキルとし
て、ベンジル、p−メトキシベンジル、p−ニトロベン
ジルなどを挙げることができる。
フェニルがが置換されていてもよいフェナシルとして
フェナシル、p−ブロモフェナシル、p−ニトロフェナ
シルなどを挙げることができる。
Yにおいて、メチレンの置換基として、低級アルキ
ル、例えば、メチル、エチルなどを挙げることができ
る。
置換スルホン酸ハロゲン化物の、置換基を有していて
もよいフェニルにおける置換基として、ハロゲン、低級
アルキル、低級アルコキシ、またはヒドロキシなどを挙
げることができる。そのような置換スルホン酸ハロゲン
化物の例として、例えば塩化ベンゼンスルホニル、臭化
ベンゼンスルホニル、塩化メトキシフェニルスルホニ
ル、塩化ヒドロキシフェニルスルホニル、塩化トリルス
ルホニル、臭化ブロムベンゼンスルホニル(例えば、臭
化4−ブロムベンゼンスルホニル)などを挙げることが
できる。
好ましい化合物(II)はRが保護されていてもよいヒ
ドロキシメチル、カルボキシル、またはアルコキシカル
ボニルであり、Yがメチレンである化合物である。ここ
でヒドロキシメチルの保護基とは、アルカリ条件下で安
定な通常用いられているヒドロキシ保護基であれば特に
限定されるものではなく、例えば、エーテル系のメトキ
シメチル、メチルチオメチル、2−メトキシエトキシメ
チル、テトラヒドロピラニル、1−エトキシエチル、ベ
ンジル、4−メトキシベンジルなど、またはシリルエー
テル系のtert−ブチルジフェニルシリルなどを挙げるこ
とができる。また、好ましい置換スルホン酸ハロゲン化
物は塩化ベンゼンスルホニル、臭化ベンゼンスルホニル
または臭化ブロムベンゼンスルホニルである。特に好ま
しい化合物(II)としてRがヒドロキシメチルまたはカ
ルボキシルであって、Yがメチレンである化合物が挙げ
られる。また、特に好ましい置換スルホン酸ハロゲン化
物として、塩化ベンゼンスルホニルまたは臭化4−ブロ
ムベンゼンスルホニルが挙げられる。
上記のごとく本発明方法によれば、2位に保護されて
いてもよいヒドロキシメチル基、カルボキシル基または
そのエステルを、3位にカルバモイル基を有するノルボ
ルナン系酸アミドにホフマン反応を適用することにより
3−アミノ化合物とした後、同一反応系でフェニルスル
ホニル基を導入することにより、効率よく目的化合物
(I)を得ることができる。
本発明方法は、式(I)で示されるスルホンアミド誘
導体の製造に一般的に適用し得るが、とりわけ光学活性
な誘導体(I)の製造において有用である。例えば式
(I)の化合物には以下に示す立体配置を有する化合物
およびその鏡像異性体の各光学異性体が存在している。
これらの光学異性体は、いずれも様々な有機化合物の
合成中間体として有用と考えられるが、特に、式(I
a)で示される光学異性体は、下記のビシクロヘプタン
系カルボン酸(以下、S−145−dと呼称する)で代表
される、高い生理活性を有する光学活性な化合物の合成
中間体として重要である。
しかるに、従来は、上記化合物の製造出発物質(I
a)を効率よく製造する方法が知られていなかったため
に、該化合物の大量生産は容易でなかった。本発明は、
光学異性体(I a)の製造方法を改良し、その結果、上
記S−145−dの製造を容易にするものである。しかし
ながら、本発明方法は特定の光学異性体の製造に限定さ
れるものではなく、任意の形の化合物(I)を、対応す
る出発物質(II)から製造する場合に広く適用し得るこ
とは当業者ならば容易に理解し得ることである。
本明細書においては、以下の理由から、式(I a)の
光学活性なスルホンアミド誘導体を例として、本発明方
法を説明する。
1)臨床上重要な光学活性体S−145−dおよびその類
似体の製造出発物質として光学活性異性体(I a)が用
いられている。
2)生理活性物質S−145−d化合物群の製造過程にお
いて、光学異性体(I a)が危険を伴う、保護−脱保護
操作を要する従来法で調製されている。
出発物質であるノルボルナン系酸アミド誘導体(II)
は、当業者に既知の有機化学の手法により、様々な物質
から合成することができるが、前記の3−カルボン酸
(IV)から調製することが好ましい。光学活性なカルボ
ン酸(IV a)を含む本発明方法の工程の1例は下記反応
式で示される。
光学活性な3−酸アミド(II a)は、光学活性な2−
アルコキシカルボニル−3−カルボキシ−ノルボルナン
(IV a)を、例えば、テトロヒドロフラン等の有機溶媒
中、窒素雰囲気下でトリエチルアミン等の3級アミンと
クロルギ酸エチルと反応させた後、アンモニアで処理す
ることにより製造される。
3−酸アミド誘導体(II a)をそのままで、あるいは
加水分解に付して2位のアルコキシカルボニル基をカル
ボキシル基に変換した後、既述のホフマン転移反応に付
す。加水分解は、例えば、メタノール等のアルコール溶
媒中、水酸化カリウムなどのアルカリを用い、通常の方
法で行う。
また、上記工程の出発物質である(IV a)は例えば本
出願人の出願にかかるEP−A−373931号に記載のアリー
ル酢酸モノエステルから容易に製造することができる。
即ち、式: (式中、Arはアリール基を表す) で示されるアリール酢酸モノエステルを以下の2方法の
いずれかに従って処理すればよい。
(1)中性〜酸性条件下(アルコール中、酸触媒による
エステル化やジアゾメタン等のメチル化剤)でジアルキ
ルエステル化した後、加水素分解してアリール酢酸誘導
体部分を除去する。
(2)適当なアルコール(メタノール等)中、そのアル
コールの金属塩(ナトリウムメチラートなど)の存在下
で加熱する。
例えば、本発明における出発物質(IV a)は、D1を方
法(2)に従って処理することにより、好都合に得るこ
とができる。
化合物(IV)のその他の光学異性体をも同様に処理し
て3−酸アミド(II)に導き、本発明方法に従って対応
するスルホンアミド誘導体(I)を得ることができる。
本発明方法によれば安全、かつ高効率でノルボルナン
系スルホンアミド中間体を得ることができる。このよう
にして調製したスルホンアミド中間体(I)を例えば、
特開昭63−139161号公報記載の方法を含む、当業者の方
法に従って処理することにより、容易に種々の有用な医
薬品を製造することができる(例、化合物(I a)か
ら、S−145−dの製造)。
そのような方法は、例えば以下の反応工程を含む。即
ち、a)水素化リチウムアルミニウム、水素化ホウ素ナ
トリウム、水素化ホウ素リチウム、水素化トリメトキシ
アルミニウムリチウム、水素化トリ−tert−ブトキシア
ルミニウムリチウム、水素化ジイソブチルアルミニウ
ム、ジボラン、Na−Hgなどによって還元または接触還元
し、b)クロム酸化(例えば、PCC、ジョンズ試薬な
ど)、スワーン酸化もしくはピリジン・SO3コンプレッ
クスによる酸化により2−アルデヒド体とし、次いで、
c)メトキシメチルトリフェニルホスホニウムクロリド
をジムシルナトリウム、ジムシルカリウム、n−ブチル
リチウム、カリウムtert−ブトキサイド、リチウムジイ
ソプロピルアミド、ナトリウムアミド、水素化ナトリウ
ムなどの塩基で処理することにより得られるイリドを用
いたウイッチと反応による増炭反応に付す。
以下、実施例により本発明をさらに詳しく説明する
が、これらの実施例はいかなる意味においても本発明を
制限するものではない。
製造例1 2−メトキシカルボニル−3−カルバモノイ
ルノルボルナン(2a) 2−メトキシカルボニル−3−カルボキシノルボルナ
ン(4a)30g(151mM)をテトラヒドロフラン300mlに溶
融し、窒素気流中、0℃にてトリエチルアミン23.2ml
(151mM×1.1)、クロルギ酸エチル15.9ml(151mM×1.
1)を加えて25分間撹拌する。同温度で28%アンモニア
水30.68ml(151mM×3.0)を加えて35分間撹拌する。反
応液を酢酸エチルと水に分配し、酢酸エチル層を2N HCl
200ml、次いで水にて洗浄し、減圧濃縮する。残渣をエ
ーテル−石油エーテルから再結晶し、標題の2−メトキ
シカルボニル−3−カルバイモイルノルボルナン(2a)
25.19g(84.3%)を得る。m.p.110〜112℃(無色プリズ
ム晶)。
IR(KBr);3435、3300、3190、2960、1722、1676、16
58、1618、1436、1415、1312、1225、1201、1182、115
6、1115、671、608cm-1 [α]D 23+42.4±0.8゜ (MeOH,C=1.000) 元素分析(C10H15O3Nとして) 計算値;C:60.90,H:7.67 N:7.10 実測値;C:60.97,H:7.68 N:7.071 H NMR(CDCl3−TMS); δ1.26−1.70(m,6H)、 2.51(br,s,1H)、 2.55−2.61(br,m,1H)、 2.85(dd,J=5.5,1.5Hz,1H)、 3.02−3.12(m,1H)、 3.68(S,3H)、 5.63(br.S,1H) 実施例1 2−カルボキシ−3−フェニルスルホニルア
ミドノルボルナン(I a′) 1)2−カルボキシ−3−カルバモイルノルボルナン
(2a′) 製造例1で調製した3−酸アミド(2a)104.5g(0.53
M)をメタノール300mlに溶解し、10〜15℃にて冷1N KOH
1065ml(0.53M×2.0)を加え、室温にて3.5時間撹拌す
る。氷冷下に濃塩酸を加えてpH約1.0とし、生じた結晶
をろ取し、水洗する。ろ液は1N NaOHで中和(pH7)し、
減圧濃縮してメタノールを除去し、酢酸エチルと2N HCl
にて分配する。水層を塩析して酢酸エチルで抽出する。
全酢酸エチル溶液を合し、塩水で洗い、乾燥後、濃縮し
て結晶を得る。先に得られた結晶と合わせて94gの2−
カルボキシ−3−カルバモイルノルボルナン(2a′)を
得る(96.9%)。m.p.197〜200℃。
IR(KBr);3442、3358、2960、3650−2400、1734、172
2、1648、1620、1393、1315、1237、1190cm-1 元素分析(C9H13NO3として) 計算値;C:58.99,H:7.17 N:7.65 実測値;C:59.11,H:7.18 N:7.791 H NMR(CD3OD−TMS); δ1.20−1.75(m,6H)、 2.56(br.S,1H)、 2.78(d,J=5.2Hz,1H)、 3.09(t,J=5.2Hz,1H) 3.05〜3.19(m,1H) 2)2−カルボキシ−3−フェニルスルホニルアミノノ
ルボルナン(I a′) 次亜塩素酸ナトリウム(14.7%水溶液)141.59g(275
mM)と、2N NaOH 206ml(275mM×1.5)を混ぜて25℃に
て、上記1)で調製した2−カルボキシ−3−カルバモ
イル−ノルボルナン(2a′)50.39g(275mM)を、2N Na
OH 138ml(275mM)に溶解して加え、1時間撹拌する
(温度約30℃まで昇温)。次いで、反応液を浴温125℃
にて撹拌すると30分間で100℃(内温)になる。さらに1
5分間還流し、直ちに室温まで冷却後、氷冷する。次い
で濃塩酸にてpH3〜4に調整した後、酢酸エチルで洗
う。水層を塩化メチレンで洗浄した後、5N NaOHを用い
てpH11とし、25℃で塩化ベンゼンスルホニル52.6ml(27
5mM×1.5)を加えて30分間撹拌する。pH6〜7になった
ところで、5N NaOH 55ml(275mM)を加え、さらに塩化
フェニルスルホニル17.5ml(275mM×0.5)を追加する。
さらに5N NaOH55ml(275mM)を加え、40分間撹拌する。
反応液に酢酸エチルを加えて水層を分取する。次に濃塩
酸を用いて酸性にした後、酢酸エチルで抽出する。MgSO
4にて乾燥後、減圧濃縮し、残渣をトルエン、酢酸エチ
ルの混液から再結晶して2−カルボキシ−3−フェニル
スルホニルアミノノルボルナン(I a′)66.4g(81.8
%)を得る。m.p.157〜159℃。
IR(KBr);3290、3650−2400、1705、1461、1448、142
4、1307、1294、1260、1251、1226、1155、1096、754、
717、690、588、555cm-1 元素分析(C14H17NO4Sとして) 計算値;C:56.93,H:5.80 N:4.74,S:10.85 実測値;C:56.75,H:5.73 N:4.73,S:10.811 H NMR(CD3−TMS); δ1.18−1.77(m,6H)、 2.08(dd,J=4.8,1.6Hz,1H)、 2.28(br.S,1H)、 2.40−2.50(br.m,1H)、 3.77−3.93(m,1H)、 5.24(d,J=7.0Hz,1H)、 7.45−7.67(m,3H)、 7.81−7.95(m,2H) 実施例2 1)2−ヒドロキシメチル−3−カルバモイルノルボル
ナン(2a″) 窒素雰囲気下、製造例1で調製した2−メトキシカル
ボニル−3−カルバモイルノルボルナン(2a)(5.50
g、27.9mmol)をTHF(57.5ml)に溶かし、塩化リチウム
(3.55g、83.8mmol)、水素化ホウ素ナトリウム(3.18
g、84.1mmol)、エタノール(115ml)を加えて室温で終
夜撹拌する。塩化ナトリウムで飽和した2N塩酸とメチル
エチルケトンを加えた後、沈殿をろ過して除く。有機層
を飽和食塩水で洗浄後、乾燥、濃縮し、シリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーに付してクロロホルム−メタノー
ルで精製すると標題の化合物(2a″)(3.60g、21.3mmo
l、収率:76%)が得られる。
融点:135.5〜137.5℃ 元素分析(C9H15NO2として) 計算値;C:63.88,H:8.93 N:8.28 実測値;C:63.70,H:8.86 N:8.27 IR(KRr);3760−3010、2962、2875、1660、1613、143
2、1048cm-1 1 H NMR(CD3OD−TMS); δ1.15−1.36(m,2H)、 1.36−1.70(m,4H)、 1.90−2.07(br.m,1H)、 2.10−2.20(br.m,1H)、 2.20−2.31(m,1H)、 2.49(br.s,1H)、 3.19−3.48(m,2H) 2)2−ヒドロキシメチル−3−フェニルスルホニルア
ミノノルボルナン(I a″) 14.5%次亜塩素酸ナトリウム水溶液(3.09g、6.02mmo
l)と2N水酸化ナトリウム水溶液(4.5ml、9.00mmol)の
混合液に化合物(2a″)(1.02g、6.00mmol)を13mlの
水に溶かして加える。室温で20分間撹拌した後、15分間
還流する。冷却後、5N水酸化ナトリウム水溶液(30ml、
15.0mmol)と塩化ベンゼンスルホニル(1.15ml、9.00mm
ol)を0℃で加え室温で撹拌する。TLCで塩化ベンゼン
スルホニルが消失していた場合は0.38ml(2.98mmol)を
追加する。3時間反応後、2N塩酸を加え酢酸エチルで抽
出する。有機層を水、飽和食塩水で洗浄後、乾燥、濃縮
する。トルエン−酢酸エチルより再結晶することにより
2−ヒドロキシメチル−3−フェニルスルホニルアミノ
ノルボルナン(I a″)(1.11g、3.95mmol、収率:65.8
%)を得る。
融点:118.5〜120.0℃ 元素分析(C14H19NO3Sとして) 計算値;C:59.75,H:6.82 N:4.98,S:11.39 実測値;C:59.83,H:6.91 N:5.02,S:11.33 IR(KBr);3490,3130、2960、2880、1479、1446、132
0、1162、1098、1032、755、688、590、555cm-1 1 H NMR(CDCl3−TMS); δ1.12−1.68(m,7H)、 1.78(br,s,1H)、 2.05(d,J=2.8Hz,1H)、 2.10(br.s,1H)、 3.05−3.18(m,1H)、 3.34(d ABq,A−part,J=7.3,10.8Hz,1H)、 3.42−(d ABq,B−part,J=7.6,10.8Hz,1H)、 5.11(d,J=10.0Hz,1H)、 7.45−7.55(m,3H)、 7.86−7.96(m,2H) 実施例1で調製した2−カルボキシ−3−フェニルス
ルホニルアミド−ノルボルナン(I a)を用い、下記の
反応式で示される反応に従って2−ホルミルメチル体
(d)を製造した。
参考例 1)LAH法 水素化アルミニウムリチウム14.8g(390mM)をテトラ
ヒドロフラン150mlに懸濁し、化合物(1a)28.36g(96m
M)を30mlに溶解し、室温にて45分間で滴下する。さら
に室温にて1.5時間撹拌後、0℃にて酢酸エチルを徐々
に加えて試薬を分解させる。次いで、水を加えて析出す
る沈殿をデカンテーションして除く。沈殿を酢酸エチル
で充分に洗浄し、酢酸エチル溶液を合してMgSO4にて乾
燥後、減圧濃縮する。トルエン−酢酸エチルから再結晶
し、化合物(a)21.0g(77.8%)を得る。無色プリズ
ム晶。m.p.121〜122℃。
元素分析(C14H19NO3Sとして) 計算値;C:59.75,H:6.82 N:4.98,S:11.39 実測値;C:59.83,H:6.91 N:5.02,S:11.33 IR(KBr);3495,3125、2960、1479、1446、1322、118
1、1169、1163、1096、1034、755、688、593、556cm-1 1 H NMR(CDCl3−TMS); δ1.12−1.68(m,7H)、 1.78(br,S,1H)、 2.05(d,J=2.8Hz,1H)、 2.10(br.S,1H)、 3.05−3.18(m,1H)、 3.34(dABq,Apart,J=7.3,10.8Hz,1H)、 3.42−(dABq,Bpart,J=7.6,10.8Hz,1H)、 5.11(d,J=10.0Hz,1H)、 7.45−7.55(m,3H)、 7.86−7.96(m,2H) 2)PCC法 窒素気流中、1)で調製した化合物(a)8.01g(28.
5mM)の塩化メチレン溶液(600ml)にPCC 18.4g(85.4m
M)とモレキュラーシーブス(4A粉末、25.1g)を加え、
30℃にて撹拌する。約1時間後に反応の終了をTLCにて
確認後、シリカゲルカラムを用いて無機物を除き、n−
ヘキサン−酢酸エチル(2:1)で溶出するフラクション
を濃縮し、アルデヒド(b)7.2g(90%)を得る。この
ものは不安定であったので、直ちに次の反応に付す。1 H NMR(CDCl3−TMS); δ1.12−1.84(m,6H)、 2.16−2.34(m,2H)、 2.40−2.51(br.m,1H)、 3.78−3.95(m,1H)、 4.90−5.10(br.m,1H)、 7.45−7.70(m,3H)、 7.82−7.97(m,2H)、 9.57(S,1H) 3)n−BuLiを用いるウイッチヒ反応 窒素気流中、メトキシメチルトリフェニルホスホニウ
ムクロリド31.2g(91mM)をテトラヒドロフラン160mlに
懸濁し、−78℃にてn−BuLi(1.6Mヘキサン溶液、56.0
ml、84mM)を加える。次に0℃にて25分間撹拌後、再び
−78℃にて2)で調製した化合物(b)7.2g(25.8mM)
のテトラヒドロフラン(80ml)溶液を加える。約35分間
で室温に上げ、氷水を加えて、酢酸エチルで抽出する。
水洗後濃縮して残渣をシリカゲルカラムクロマトに付し
て化合物(c)を得る。これを精製することなく90%ギ
酸5.0mlに溶解し、室温で1時間撹拌後炭酸水素ナトリ
ウムにて中和後、酢酸エチルで抽出する。水洗後、濃縮
して残渣をシリカゲルカラムクロマトにて精製し、アル
デヒド(d)3.30g(44%)を得る。m.p.100〜103℃。1 H NMR(CDCl3−TMS); δ1.15−1.80(m,7H)、 1.85(br.S,1H)、 2.26−2.56(m,3H)、 2.74−2.83(m,1H)、 5.21(d,J=8.9Hz,1H) 7.44−7.63(m,3H)、 7.75−7.98(m,2H)、 9.57(S,1H) 元素分析(C15H19NO3Sとして) 計算値;C:61.40,H:6.54 N:4.77,S:10.93 実測値;C:61.39,H:6.51 N:4.90,S:11.02 [発明の効果] 本発明方法によれば安全、かつ高効率でスルホンアミ
ド中間体を得ることができる。このようにして調製した
スルホンアミド中間体を参考例に従って処理することな
どにより、容易に種々の有用な医薬品を製造することが
できる。また、本発明方法をビシクロ[3.1.1]ヘプタ
ン系化合物(例えば、2−カルバモイル−3−カルボキ
シ−7,7−ジメチルビシクロ[3.1.1]ヘプタン)に応用
しても同様に実施できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 311/15,303/36

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式(II): (式中、Rは保護されていてもよいCH2OHまたはCOOR1
    R1は水素またはエステル形成基、Yは酸素または置換さ
    れていてもよいメチレンを表す) で示されるノルボルナン系酸アミドをホフマン転位の反
    応条件下で処理した後、式(III): R2SO2X (III) (式中、R2は置換基を有していてもよいフェニル、Xは
    ハロゲンを表す) で示されるスルホン酸ハロゲン化物を作用させることを
    特徴とする式(I): (式中、R′は保護されていてもよいCH2OHまたはCOOH
    を表し、R2およびYは上記定義に従う) で示されるノルボルナン系スルホンアミド誘導体の製造
    方法。
  2. 【請求項2】ホフマン転位の反応条件が、水酸化アルカ
    リ金属の存在下、次亜塩素酸アルカリ金属塩または次亜
    臭素酸アルカリ金属塩を作用させることである請求項1
    記載の方法。
  3. 【請求項3】水酸化アルカリ金属が水酸化ナトリウムで
    ある請求項2記載の方法。
  4. 【請求項4】置換スルホン酸ハロゲン化物が塩化ベンゼ
    ンスルホニル、臭化ベンゼンスルホニル、および臭化ブ
    ロムベンゼンスルホニルからなる群から選択される請求
    項1記載の方法。
  5. 【請求項5】置換スルホン酸ハロゲン化物が塩化ベンゼ
    ンスルホニルまたは臭化ベンゼンスルホニルである請求
    項4記載の方法。
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