JP2828165B2 - ジブクレーン装置 - Google Patents

ジブクレーン装置

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JP2828165B2
JP2828165B2 JP29632194A JP29632194A JP2828165B2 JP 2828165 B2 JP2828165 B2 JP 2828165B2 JP 29632194 A JP29632194 A JP 29632194A JP 29632194 A JP29632194 A JP 29632194A JP 2828165 B2 JP2828165 B2 JP 2828165B2
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undulating
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公正 片上
征男 山岸
一彦 藤本
繁 井上
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66CCRANES; LOAD-ENGAGING ELEMENTS OR DEVICES FOR CRANES, CAPSTANS, WINCHES, OR TACKLES
    • B66C23/00Cranes comprising essentially a beam, boom, or triangular structure acting as a cantilever and mounted for translatory of swinging movements in vertical or horizontal planes or a combination of such movements, e.g. jib-cranes, derricks, tower cranes
    • B66C23/62Constructional features or details
    • B66C23/82Luffing gear

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Jib Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジブクレーンに係り、
詳細には解体撤去時に用いるジブクレーンに関する。
【0002】
【従来の技術】建築工事では、工事の終了前には建築時
に用いていたクレーンの解体撤去作業が行われ、その撤
去作業はいわゆる「タワークレーン」と呼ばれるジブク
レーンが使用されるのが一般的である。
【0003】そして、解体用クレーンとしては解体対象
のクレーンよりも一段小さいサイズのタワークレーンを
所要箇所に新たに設置して作業する工法が採用されてい
る。また、最初に撤去するクレーンサイズが大型の場合
には、まず大型のクレーンを解体するクレーンを用意
し、それからそのクレーンを解体する最終的な解体クレ
ーンが必要となるが、最終的な解体クレーンはいずれに
しても人手により解体し本設のエレベータ等で外部に搬
出可能である事が必須要件である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ジブクレーンは、小型で分解容易であり、解体に便利な
クレーンがないのが実情であった。
【0005】したがって、本発明はクレーンの解体作業
が設置面から2m程度の低いところででき、解体後の部
材が人力で運搬できるジブクレーン装置を提供する事を
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、アウト
リガ(1)の上部に旋回自在に旋回ベース(3)を設
け、その旋回ベース(3)にマスト(5)を取付け、そ
のマスト(5)に沿って昇降する昇降部材(6)にブー
ム(8)の一端を取付け、そのブーム(8)の他端に起
伏ワイヤ(10)を取付け、その旋回ベース(3)のブ
ーム(8)の反対方向に作業床(4)を取付けたジブク
レーン装置において、その昇降部材(6)には昇降用ウ
インチ(7)が設けられ、また前記ブーム(8)は分割
式に構成され、前記作業床(4)には巻上げ用ウインチ
(14)と起伏モータ(13)と固定滑車(13a)と
制御盤(23)とカウンタウエイト(17)とが設けら
れ、前記マスト(5)の頂部には起伏アーム(9a、9
c)の一端および滑車(5a)が回転可能に取付けら
れ、起伏アーム(9a)の他端には固定滑車(11)が
枢着され、起伏モータ(13)で作動する起伏ワイヤ
(12)は前記2つの固定滑車(11、13a)に巻回
され、起伏アーム(9c)の他端はブーム(8)の先端
にワイヤ(10)で接続され、巻上げウインチ(14)
の巻上げワイヤ(15)はマスト(5)の頂部の滑車
(5a)と昇降装置(6)側のブーム(8a)に設けた
滑車(8d)と先端ブーム(8c)に設けた滑車(8
e)とを介してフック(16)に接続されている。
【0007】
【0008】
【0009】
【作用効果の説明】本発明は上記のように構成されてお
り、クレーンの解体撤去を終了し、最終的に解体クレー
ンを解体する場合、まず、昇降部材に設けられたウイン
チを駆動して昇降部材をマストの下端まで降下させ、起
伏装置を駆動してブームの先端がクレーンの設置面に当
接するまでブームを倒して安定させブームの最先端の接
続箇所の前後に台を設置し、巻上げワイヤと起伏ワイヤ
とを取外し、接続箇所のボルトを取外せばブームの先端
部は容易に撤去することができる。
【0010】同様にして、ブームの接続箇所を取外せば
ブームは分解でき、最後に昇降部材とブームとの接続を
取外せばブームの解体は終了する。
【0011】そこで、マストを倒して分解すれば、ジブ
クレーンの解体は終了し、特別な装置や工具は不用であ
り、高所作業もない。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を説
明する。
【0013】図1は本発明にかかるジブクレーンの側面
図を示し、端部にレベル調整ジャッキ2を有するアウト
リガ1の上部には旋回ベース3が設けられ、その旋回ベ
ース3にはマスト5と作業床4とが旋回自在に取付けら
れ、マスト5にはそのマスト5の外周に沿って図示しな
いローラを介して昇降する昇降部材6が設けられ、その
昇降部材6には昇降用ウインチ7および全体を符号8で
示すブームが取付けられ、そのブームは分割式に構成さ
れ(図示の場合は8a、8b、8cの3分割)ている。
【0014】また、ブーム8と作業床4とはマスト5の
反対側に取付けられ、その作業床4には巻上げ用ウイン
チ14、起伏モータ13および固定滑車13a、制御盤
23が取付けられ、作業床4の端部にはカウンタウエイ
ト17が設けられている。
【0015】また、マスト頂部には滑車5aと起伏アー
ム9a、9cの一端とが同軸に回転および回動自在に設
けられ、起伏アーム9a、9cの他端はアーム9bにて
接続されると共に、アーム9aの他端には固定滑車11
が枢着されている。そして、起伏モータ13と固定滑車
11とは固定滑車13aを介して起伏ワイヤ12で接続
され、起伏アーム9cの他端はワイヤ10でターンバッ
クル10aを介してブーム8cの一端に接続されてい
る。
【0016】また、巻上げウインチ14は巻上げワイヤ
15により滑車5a、8dおよびブーム8cの一端の滑
車8eを介してスイーベルフック16に接続されてい
る。
【0017】なお、鎖線で示すAはブーム8を最も起こ
した状態を示し、鎖線で示すBは昇降部材6をマストの
下端に下げた、ブーム8の着脱時の位置を示している。
【0018】以下、解体時の作業に付いて説明する。
【0019】図2において、昇降部材6を昇降ウインチ
7を駆動して下降させる。この場合は起伏ワイヤ、巻上
げワイヤはその儘でよく、ブームの先端の滑車の位置が
降下してくる。
【0020】図3は昇降部材6が最下端まで下がった状
態を示し、ここで起伏モータ13を駆動してブーム8の
先端を設置面まで下げる(ブームの高さは約2m以内に
なる)。
【0021】図4において、ワイヤ類を取外し、ブーム
8cとブーム8bとの接続部に台D1をかって、接続ボ
ルトを取外せばブーム8cは取外すことができる。
【0022】同様に、図5に示すように台D2を用いて
ブーム8bを取外し、図6に示すように昇降部材6から
ブーム8aを取外してから、マスト5の取付けボルトを
取外し、起伏ワイヤと起伏モータとを用いてマストを倒
して解体すれば、すべて人手で運搬可能となり、撤去作
業が容易となる。
【0023】図7は本発明の第2実施例を示し、レベル
調整ジャッキ2を有するアウトリガに替えて、固定式ア
ウトリガ21の上部に旋回ベース3を設けたこと以外第
1実施例と同じであり、作用効果に付いても同様であ
る。
【0024】アウトリガを設置する場所が狭く制約を受
ける場合に有利である。
【0025】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成されている
ので、以下の優れた効果を奏する。
【0026】(1) ジブクレーンの組立て、解体が設
置面から2m以内程度で作業でき、作業が容易で安全で
ある。 (2) 解体後の部材が2人程度の人力で運搬可能であ
る。 (3) 解体のための特別な装置、工具が不用である。 (4) したがって、解体用として最適であり、その他
一般荷役用としても使用できる。 (5) 設置場所により、自立式と固定式のアウトリガ
を選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すジブクレーンの側面
図。
【図2】クレーンの解体作業の第1工程を示す図。
【図3】クレーンの解体作業の第2工程を示す図。
【図4】クレーンの解体作業の第3工程を示す図。
【図5】クレーンの解体作業の第4工程を示す図。
【図6】クレーンの解体作業の第5工程を示す図。
【図7】本発明の第2実施例の要部を示す図。
【符号の説明】
1…アウトリガ 2…レベル調整ジャッキ 3…旋回ベース 4…作業床 5…マスト 6…昇降部材 7…昇降ウインチ 8…ブーム 9a、9b、9c…起伏アーム 13…起伏モータ 14…巻上げウインチ 21…固定アウトリガ
フロントページの続き (72)発明者 藤本 一彦 大阪府大阪市西区阿波座一丁目3番15号 鹿島建設株式会社 大阪支店内 (72)発明者 井上 繁 大阪府大阪市西区阿波座一丁目3番15号 鹿島建設株式会社 大阪支店内 (56)参考文献 実開 昭48−33068(JP,U) 実開 昭62−197690(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66C 23/00 - 23/94

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アウトリガ(1)の上部に旋回自在に旋
    回ベース(3)を設け、その旋回ベース(3)にマスト
    (5)を取付け、そのマスト(5)に沿って昇降する昇
    降部材(6)にブーム(8)の一端を取付け、そのブー
    ム(8)の他端に起伏ワイヤ(10)を取付け、その旋
    回ベース(3)のブーム(8)の反対方向に作業床
    (4)を取付けたジブクレーン装置において、その昇降
    部材(6)には昇降用ウインチ(7)が設けられ、また
    前記ブーム(8)は分割式に構成され、前記作業床
    (4)には巻上げ用ウインチ(14)と起伏モータ(1
    3)と固定滑車(13a)と制御盤(23)とカウンタ
    ウエイト(17)とが設けられ、前記マスト(5)の頂
    部には起伏アーム(9a、9c)の一端および滑車(5
    a)が回転可能に取付けられ、起伏アーム(9a)の他
    端には固定滑車(11)が枢着され、起伏モータ(1
    3)で作動する起伏ワイヤ(12)は前記2つの固定滑
    車(11、13a)に巻回され、起伏アーム(9c)の
    他端はブーム(8)の先端にワイヤ(10)で接続さ
    れ、巻上げウインチ(14)の巻上げワイヤ(15)は
    マスト(5)の頂部の滑車(5a)と昇降装置(6)側
    のブーム(8a)に設けた滑車(8d)と先端ブーム
    (8c)に設けた滑車(8e)とを介してフック(1
    6)に接続されていることを特徴とするジブクレーン装
    置。
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