JP2827117B2 - 自動水栓の作動杆 - Google Patents

自動水栓の作動杆

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JP2827117B2 JP10378397A JP10378397A JP2827117B2 JP 2827117 B2 JP2827117 B2 JP 2827117B2 JP 10378397 A JP10378397 A JP 10378397A JP 10378397 A JP10378397 A JP 10378397A JP 2827117 B2 JP2827117 B2 JP 2827117B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽用フロート式
自動給水栓の水位を簡単に調整できるようにした浴槽
用、自動定水位給水栓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来は、自動止水後フロートを取り外し
て再吐水するように操作をし、また、次回使用時には、
吊紐の長さをフロートの高さがが希望水位になるような
位置に目測で取り付けていた。又、実開平6−2268
0に示されたものでは、フロートを作動杆に掛止して再
吐水し、収納も兼ねるようにしているが吊紐の長さを簡
単に調節することは出来なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って入浴する人によ
り、又は、その時々の都合にもよって希望の水位が変わ
ることがある。その場合、吊紐の長さをその都度、適度
に調節して取り付ける必要がある。又、自動止水後、フ
ロートを取り外し、あるいは、横型作動杆に掛止して再
吐水する操作をするのは面倒であり、又取り外した場合
は、その保管場所が要る。本発明は、上記観点に鑑み創
作されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明では、フロートを、横型作動杆の先端に吊
紐で浴槽内に吊下し、その浮力によって弁体を開閉させ
る自動定水位給水栓において、次の各条件を具備する。 (A)横型作動杆の先端部分に、キヤップの側面部分を
内側向きに、また、中央部分の外周にカラーを、それぞ
れ固着する。 (B)円筒状の転輪つまみの先端に凹状の巻胴を設け、
その内径が横型作動杆の外周と、また、外径は、キヤッ
プ側面の裏側と、それぞれ遊嵌状態に設ける。 (C)転輪つまみの後部内周面とカラーの外周面を、遊
嵌状態に設ける。 (D)キヤップの側面下部に吊紐用の通し穴を設け、そ
こに吊紐を通してその先端を巻胴に固定し、他端をフロ
ートに掛止して浴槽内に吊下する。 (E)圧縮用のばねを転輪つまみ内のカラーと、巻胴間
に挿入し、キヤップと巻胴との接触面の摩擦力でフロー
トが随意位置で静止するように、ばねの押圧力を調整し
たものである。また、請求項2の発明では、前記カラー
を横型作動杆上でスライドさせ、位置をずらせて固定で
きるような構成としている。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
き説明する。第1図、第2図では、フロート式横型作動
杆利用の定水位自動水栓において、頭部の取付部と突起
部を除き丸棒状の横型作動杆4の先端部分にキヤップ5
を内向きで軸方向と直角に設ける。円筒状の転輪つまみ
6の先端部に凹部の巻胴7を形成し、その内径を横型作
動杆4の外径と、又先端の外周面はキヤップ5の内周面
と、夫々、回転自在に設ける。なお、巻胴7の外周面は
キヤップ5の側面内の位置に収まり、そのキヤップ5の
側面下部には、吊紐3が通過できる内径の通し穴11を
設ける。転輪つまみ6の後部内側に面する横型作動杆4
の外周面に円板状のカラー9を設けて固着し、転輪つま
み6の内径部分と回転自在に設ける。巻胴7の内側、側
壁面に設けた吊紐固定用穴10に吊紐3を通して抜止の
結び目を作って固定し、他端を吊紐通し穴11より浴槽
内に吊下してフロート2を掛止する。圧縮用コイルばね
8を、転輪つまみ6内のカラー9と、巻胴7の間に挿入
し、キヤップ5の内面と、巻胴7の外端面との接触面の
摩擦力で、フロート2を、手で下へ降ろしたり、転輪つ
まみを回して吊り紐3を巻き上げて、該フロートを水面
上へ吊り上げたりしても随意位置で静止できるようにば
ねの押圧力を調整する。又接触面に凹凸を付けて摩擦力
を増やしたり、転輪つまみ6の外径にローレット加工を
施すと転輪つまみの操作が円滑に行える。
【0006】図3は他の実施形態を示す要部断面図であ
る。前記固着して設けたカラー9を、止めねじ等で、横
型作動杆上を横へずらせて固定し直すことが出来るもの
で、ばねの押圧力を自由に変えることが出来、フロート
の動作を安定して操作が出来る。
【0007】
【発明の効果】請求項1の発明では、貯水開始にあた
り、希望水位の位置まで手でフロートを下げるだけで、
上部の蛇口をあければ、定水位で自動止水し、又、止水
後再吐水するのには、転輪つまみを指で数回、回して吊
紐を巻き上げ、フロートを水面より上げて、横型作動杆
を押し下げればよく、操作は簡単である。
【0008】請求項2の発明では、接触面の摩擦力の低
下などによるフロートの滑り止めのためカラーの位置を
変えてばねの押圧力を調節するのに便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に関わる使用状態を示す側
面断面図である。
【図2】同実施形態における要部を拡大した部分断面図
である。
【図3】他の実施形態における要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 自動水栓 2 フロート 3
吊紐 4 横型作動杆 5 キヤップ 6
転輪つまみ 7 巻胴 8 ばね 9
カラー 10 吊紐固定用穴 11 通し穴

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロートを、横型作動杆の先端に吊紐で浴
    槽内に吊下し、その浮力によって弁体を開閉させる自動
    定水位給水栓において、次の各条件を具備することを特
    徴とする自動水栓の作動杆。 (A)横型作動杆の先端部分に、キヤップの側面部分を
    内側向きに、また、中央部分の外周にカラーを、それぞ
    れ固着する。 (B)円筒状の転輪つまみの先端に凹状の巻胴を設け、
    その内径が横型作動杆の外周と、また、外径は、キヤッ
    プ側面の内面と、それぞれ遊嵌状態に設ける。 (C)転輪つまみの後部内周面とカラーの外周面を、遊
    嵌状態に設ける。 (D)キヤップの側面下部に吊紐用の通し穴を設け、そ
    こに吊紐を通してその先端を巻胴に固定し、他端をフロ
    ートに掛止して浴槽内に吊下する。 (E)圧縮用のばねを転輪つまみ内のカラーと、巻胴の
    間に挿入し、キヤップと巻胴との接触面の摩擦力でフロ
    ートが随意位置で静止出来るように、ばねの押圧力が調
    整してある。
  2. 【請求項2】前記カラーを、横型作動杆上でスライドさ
    せ、位置をずらせて固定できるような構成としたことを
    特徴とする請求項1記載の自動水栓の作動杆。
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