JP2826804B2 - 尿潜血検査具 - Google Patents
尿潜血検査具Info
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- G01N33/00—Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
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-
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- A61M25/0067—Catheters; Hollow probes characterised by the distal end, e.g. tips
- A61M25/0082—Catheter tip comprising a tool
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、尿路からの出血、特
に上部尿路からの出血を検査するための尿潜血検査具に
関するものである。
に上部尿路からの出血を検査するための尿潜血検査具に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、尿潜血の有無を検査するための試
験紙が市販されている。この試験部は、採取した尿に直
接浸けて尿潜血の有無を検査するようにしている。
験紙が市販されている。この試験部は、採取した尿に直
接浸けて尿潜血の有無を検査するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の採取した尿に試験紙を浸ける方法では、膀胱から排
出された尿に潜血が有るか無いかは確認できるが、膀胱
に尿を供給する左右一対の腎臓あるいは尿管のいずれか
ら出血しているのかを確認することができないという課
題を有していた。
来の採取した尿に試験紙を浸ける方法では、膀胱から排
出された尿に潜血が有るか無いかは確認できるが、膀胱
に尿を供給する左右一対の腎臓あるいは尿管のいずれか
ら出血しているのかを確認することができないという課
題を有していた。
【0004】そこで、この発明は、左右一対の腎臓ある
いは尿管のいずれから出血しているのかを確認すること
ができる尿潜血検査具を提供することを目的としてなさ
れたものである。
いは尿管のいずれから出血しているのかを確認すること
ができる尿潜血検査具を提供することを目的としてなさ
れたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明の尿
潜血検査具は、膀胱鏡のワーキングチャンネル内に挿入
可能とした挿入部材1の先端部に、この挿入部材1の挿
入中はその表面が被覆され、挿入後はその表面が露出す
るようにした尿潜血検査試験部2を保持したものとして
いる。
潜血検査具は、膀胱鏡のワーキングチャンネル内に挿入
可能とした挿入部材1の先端部に、この挿入部材1の挿
入中はその表面が被覆され、挿入後はその表面が露出す
るようにした尿潜血検査試験部2を保持したものとして
いる。
【0006】さらに、この発明の尿潜血検査具は、膀胱
鏡のワーキングチャンネル内に挿入可能としたカテーテ
ル1aの先端部に、数分以内で溶解すると共に生体に無
害な溶解物質3で被覆された尿潜血検査試験部2を保持
したものとすることができる。
鏡のワーキングチャンネル内に挿入可能としたカテーテ
ル1aの先端部に、数分以内で溶解すると共に生体に無
害な溶解物質3で被覆された尿潜血検査試験部2を保持
したものとすることができる。
【0007】また、この発明の尿潜血検査具は、先端部
に開閉バルブ4を有し、膀胱鏡のワーキングチャンネル
内に挿入可能としたカテーテル1a内に摺動自在に挿入
したワイヤ1bの先端部を前記カテーテル1aの先端部
から出没自在とし、このワイヤ1bの先端部に尿潜血検
査試験部2を保持したものとすることができる。
に開閉バルブ4を有し、膀胱鏡のワーキングチャンネル
内に挿入可能としたカテーテル1a内に摺動自在に挿入
したワイヤ1bの先端部を前記カテーテル1aの先端部
から出没自在とし、このワイヤ1bの先端部に尿潜血検
査試験部2を保持したものとすることができる。
【0008】
【作用】この発明の尿潜血検査具は、上記構成としたた
め、膀胱鏡を使用して尿管口の手前まで挿入し、尿管口
より噴出してくる尿を直視下に、尿潜血検査試験部2を
保持した挿入部材1の先端部で受けることができる。
め、膀胱鏡を使用して尿管口の手前まで挿入し、尿管口
より噴出してくる尿を直視下に、尿潜血検査試験部2を
保持した挿入部材1の先端部で受けることができる。
【0009】
【実施例】以下、この発明の尿潜血検査具の構成を、実
施例として示した図面に基づいて説明する。
施例として示した図面に基づいて説明する。
【0010】図1、2は、この発明の尿潜血検査具の第
一実施例を示しており、膀胱鏡のワーキングチャンネル
内に挿入可能とした挿入部材1の先端部に、この挿入部
材1の挿入中はその表面が被覆され、挿入後はその表面
が露出するようにした尿潜血検査試験部2を保持したも
のとしている。
一実施例を示しており、膀胱鏡のワーキングチャンネル
内に挿入可能とした挿入部材1の先端部に、この挿入部
材1の挿入中はその表面が被覆され、挿入後はその表面
が露出するようにした尿潜血検査試験部2を保持したも
のとしている。
【0011】すなわち、前記挿入部材1は、膀胱鏡のワ
ーキングチャンネル内に挿入可能な程度に柔軟性を有し
たカテーテル1aとしており、このカテーテル1aの先
端部には、生体に無害な溶解物質3で被覆された尿潜血
検査試験部2を保持したものとしている。
ーキングチャンネル内に挿入可能な程度に柔軟性を有し
たカテーテル1aとしており、このカテーテル1aの先
端部には、生体に無害な溶解物質3で被覆された尿潜血
検査試験部2を保持したものとしている。
【0012】図3〜5は、この発明の尿潜血検査具の第
二実施例を示しており、挿入部材1を、先端部に開閉バ
ルブ4を有したカテーテル1a内に、後端部に操作部5
を備えたワイヤ1bを摺動自在に挿入したものとして、
膀胱鏡のワーキングチャンネル内に挿入可能とし、前記
ワイヤ1bの先端部に尿潜血検査試験部2を保持し、こ
のワイヤ1bの先端部をカテーテル1aの先端部から出
没自在としたものとして、挿入部材1の挿入中は尿潜血
検査試験部2の表面が被覆され、挿入後は尿潜血検査試
験部2の表面が露出するようにしている。
二実施例を示しており、挿入部材1を、先端部に開閉バ
ルブ4を有したカテーテル1a内に、後端部に操作部5
を備えたワイヤ1bを摺動自在に挿入したものとして、
膀胱鏡のワーキングチャンネル内に挿入可能とし、前記
ワイヤ1bの先端部に尿潜血検査試験部2を保持し、こ
のワイヤ1bの先端部をカテーテル1aの先端部から出
没自在としたものとして、挿入部材1の挿入中は尿潜血
検査試験部2の表面が被覆され、挿入後は尿潜血検査試
験部2の表面が露出するようにしている。
【0013】カテーテル1aは、膀胱鏡のワーキングチ
ャンネル内に挿入可能な程度に柔軟性を有するものであ
れば特に材質が限定されるものではなく、外径を2〜3
mm程度、長さを35〜45cm程度の寸法に作製され
ている。
ャンネル内に挿入可能な程度に柔軟性を有するものであ
れば特に材質が限定されるものではなく、外径を2〜3
mm程度、長さを35〜45cm程度の寸法に作製され
ている。
【0014】ワイヤ1bは、前記カテーテル1a内に挿
入可能な程度に柔軟性を有するものであれば特に材質が
限定されるものではなく、外径を1〜2mm程度、長さ
を40〜50cm程度の寸法に作製される。
入可能な程度に柔軟性を有するものであれば特に材質が
限定されるものではなく、外径を1〜2mm程度、長さ
を40〜50cm程度の寸法に作製される。
【0015】尿潜血検査試験部2は、図2、6に示した
ように、カテーテル1aまたはワイヤ1bの先端部側面
に形成された溝6内に納まるように、この溝6に接着あ
るいは塗布したものして、挿入部材1の先端部に保持さ
れている。そして、前記尿潜血検査試験部2は、縦を1
mm程度、横を5mm程度の大きさに作製するのが好ま
しく、前記溝6は、この尿潜血検査試験部2が丁度納ま
る程度の大きさに形成されている。実施例では、尿潜血
検査試験部2として、ラブスティックス(マイルス三共
株式会社製の尿検査紙)等の市販の尿潜血検査試験部を
切断したものを使用したが、勿論これに限定されるもの
ではない。
ように、カテーテル1aまたはワイヤ1bの先端部側面
に形成された溝6内に納まるように、この溝6に接着あ
るいは塗布したものして、挿入部材1の先端部に保持さ
れている。そして、前記尿潜血検査試験部2は、縦を1
mm程度、横を5mm程度の大きさに作製するのが好ま
しく、前記溝6は、この尿潜血検査試験部2が丁度納ま
る程度の大きさに形成されている。実施例では、尿潜血
検査試験部2として、ラブスティックス(マイルス三共
株式会社製の尿検査紙)等の市販の尿潜血検査試験部を
切断したものを使用したが、勿論これに限定されるもの
ではない。
【0016】溶解物質3は、数分以内で溶解するものと
しており、実施例ではデンプン膜としたが、生体に無害
なものであれば特に限定されることはない。なお、溶解
物質3を数分以内で溶解するものとしたのは、膀胱鏡の
ワーキングチャンネルに挿入部材1を挿入し尿管口の手
前まで進めるのに要する時間を考慮したからである。
しており、実施例ではデンプン膜としたが、生体に無害
なものであれば特に限定されることはない。なお、溶解
物質3を数分以内で溶解するものとしたのは、膀胱鏡の
ワーキングチャンネルに挿入部材1を挿入し尿管口の手
前まで進めるのに要する時間を考慮したからである。
【0017】開閉バルブ4は、図7に示したように、中
央部に一直線状や十字状等の切れ目7を入れた(この実
施例では十字状の切れ目を入れたものを示している)柔
軟性を有する薄膜8を複数枚、それらの切れ目7が互い
に一致しないように重ね合わせたものとしているが、カ
テーテル1aの先端部からのワイヤ1bの先端部の出没
に伴って開閉する機構を有するものであれば、このよう
な構造に限定されるものではない。
央部に一直線状や十字状等の切れ目7を入れた(この実
施例では十字状の切れ目を入れたものを示している)柔
軟性を有する薄膜8を複数枚、それらの切れ目7が互い
に一致しないように重ね合わせたものとしているが、カ
テーテル1aの先端部からのワイヤ1bの先端部の出没
に伴って開閉する機構を有するものであれば、このよう
な構造に限定されるものではない。
【0018】操作部5は、前記ワイヤ1bの後端部に固
着されており、図8に示したように、このワイヤ1bと
の間にカテーテル1aの後端部の圧入部9を設けると共
に、使用者が摘み易くするため後端に膨出部10を設け
たものとしている。前記圧入部9は、この発明の尿潜血
検査具の使用時にカテーテル1aの後端部を圧入して、
カテーテル1aの先端部からワイヤ1bの先端部を露出
させた状態に維持しておくためのものである。
着されており、図8に示したように、このワイヤ1bと
の間にカテーテル1aの後端部の圧入部9を設けると共
に、使用者が摘み易くするため後端に膨出部10を設け
たものとしている。前記圧入部9は、この発明の尿潜血
検査具の使用時にカテーテル1aの後端部を圧入して、
カテーテル1aの先端部からワイヤ1bの先端部を露出
させた状態に維持しておくためのものである。
【0019】以上のように構成されたこの発明の尿潜血
検査具は、次のようにして使用される。
検査具は、次のようにして使用される。
【0020】先ず、膀胱鏡を経尿道的に挿入し、膀胱内
の尿を排出する。そして、膀胱鏡の二股に分かれたワー
キングチャンネルの一方より、尿管カテーテルを挿入
し、残尿を排出し、その後、空気、炭酸ガスなどの生体
に無害な気体をこの尿管カテーテルより注入し、膀胱を
充満させる。
の尿を排出する。そして、膀胱鏡の二股に分かれたワー
キングチャンネルの一方より、尿管カテーテルを挿入
し、残尿を排出し、その後、空気、炭酸ガスなどの生体
に無害な気体をこの尿管カテーテルより注入し、膀胱を
充満させる。
【0021】そこで、この発明の尿潜血検査具の第一実
施例に示したものでは、カテーテル1aを膀胱鏡のもう
一方のワーキングチャンネルより挿入し、尿管口の手前
まで進める。すると、この時点においては、尿潜血検査
試験部2を被覆していた溶解物質3は溶解され、尿潜血
検査試験部2は露出した状態となるので、この状態で左
右いずれかの尿管口より噴出してくる尿を直視下に、カ
テーテル1aの先端部で受ける。そして、カテーテル1
aの先端部に保持した尿潜血検査試験部2の変色を直接
膀胱鏡で観察することにより、尿潜血の検査を行う。
施例に示したものでは、カテーテル1aを膀胱鏡のもう
一方のワーキングチャンネルより挿入し、尿管口の手前
まで進める。すると、この時点においては、尿潜血検査
試験部2を被覆していた溶解物質3は溶解され、尿潜血
検査試験部2は露出した状態となるので、この状態で左
右いずれかの尿管口より噴出してくる尿を直視下に、カ
テーテル1aの先端部で受ける。そして、カテーテル1
aの先端部に保持した尿潜血検査試験部2の変色を直接
膀胱鏡で観察することにより、尿潜血の検査を行う。
【0022】また、この発明の尿潜血検査具の第二実施
例に示したものでは、カテーテル1aの先端部にワイヤ
1bの先端部を没入させた状態にして、前記膀胱鏡のも
う一方のワーキングチャンネルより挿入し、尿管口の手
前まで進める。そして、操作部5を操作し、図3、9に
示したように、カテーテル1aの先端部からワイヤ1b
の先端部を露出させた状態にして、左右いずれかの尿管
口より噴出してくる尿を直視下に、尿潜血検査試験部2
を保持したワイヤ1bの先端部で受ける。
例に示したものでは、カテーテル1aの先端部にワイヤ
1bの先端部を没入させた状態にして、前記膀胱鏡のも
う一方のワーキングチャンネルより挿入し、尿管口の手
前まで進める。そして、操作部5を操作し、図3、9に
示したように、カテーテル1aの先端部からワイヤ1b
の先端部を露出させた状態にして、左右いずれかの尿管
口より噴出してくる尿を直視下に、尿潜血検査試験部2
を保持したワイヤ1bの先端部で受ける。
【0023】その後、操作部5を再操作し、図4、10
に示したように、カテーテル1aの先端部にワイヤ1b
の先端部を没入させた状態にして、この発明の尿潜血検
査具を引き抜く。そして、尿潜血検査試験部2の変色を
観察することにより、尿潜血の検査を行う。
に示したように、カテーテル1aの先端部にワイヤ1b
の先端部を没入させた状態にして、この発明の尿潜血検
査具を引き抜く。そして、尿潜血検査試験部2の変色を
観察することにより、尿潜血の検査を行う。
【0024】なお、前記操作部5を再操作することな
く、前記ワイヤ1bの先端部を露出させたまま、この発
明の尿潜血検査具の第一実施例に示したもののように、
尿潜血検査試験部2の変色を直接膀胱鏡で観察してもよ
い。
く、前記ワイヤ1bの先端部を露出させたまま、この発
明の尿潜血検査具の第一実施例に示したもののように、
尿潜血検査試験部2の変色を直接膀胱鏡で観察してもよ
い。
【0025】
【発明の効果】この発明の尿潜血検査具は、以上に述べ
たように構成されており、膀胱鏡を使用して尿管口の手
前まで挿入し、尿管口より噴出してくる尿を直視下に、
尿潜血検査試験部2を保持した挿入部材1の先端部で受
けることができるものとなり、したがってこのような尿
潜血検査を行うことにより左右一対の腎臓あるいは尿管
のいずれから出血しているのかを確認することができ
る。
たように構成されており、膀胱鏡を使用して尿管口の手
前まで挿入し、尿管口より噴出してくる尿を直視下に、
尿潜血検査試験部2を保持した挿入部材1の先端部で受
けることができるものとなり、したがってこのような尿
潜血検査を行うことにより左右一対の腎臓あるいは尿管
のいずれから出血しているのかを確認することができ
る。
【図1】この発明の尿潜血検査具の第一実施例を示す一
部省略平面図である。
部省略平面図である。
【図2】この発明の尿潜血検査具の第一実施例における
カテーテルの先端部の尿潜血検査試験部の保持状態を示
す説明図である。
カテーテルの先端部の尿潜血検査試験部の保持状態を示
す説明図である。
【図3】この発明の尿潜血検査具の第二実施例を示す一
部省略平面図であり、カテーテルの先端部からワイヤの
先端部を露出させた状態を示している。
部省略平面図であり、カテーテルの先端部からワイヤの
先端部を露出させた状態を示している。
【図4】この発明の尿潜血検査具の第二実施例を示す一
部省略平面図であり、カテーテルの先端部にワイヤの先
端部を没入させた状態を示している。
部省略平面図であり、カテーテルの先端部にワイヤの先
端部を没入させた状態を示している。
【図5】この発明の尿潜血検査具の第二実施例を示す一
部省略平面図であり、カテーテルからワイヤを抜いた状
態を示している。
部省略平面図であり、カテーテルからワイヤを抜いた状
態を示している。
【図6】この発明の尿潜血検査具の第二実施例における
ワイヤの先端部の尿潜血検査試験部の保持状態を示す説
明図である。
ワイヤの先端部の尿潜血検査試験部の保持状態を示す説
明図である。
【図7】この発明の尿潜血検査具の第二実施例における
カテーテルの先端部の開閉バルブの構造を示す説明図で
ある。
カテーテルの先端部の開閉バルブの構造を示す説明図で
ある。
【図8】この発明の尿潜血検査具の第二実施例における
ワイヤの後端部の操作部の構造を示す説明図である。
ワイヤの後端部の操作部の構造を示す説明図である。
【図9】この発明の尿潜血検査具の第二実施例における
カテーテルの先端部からワイヤの先端部を露出させた状
態を示す拡大斜視図である。
カテーテルの先端部からワイヤの先端部を露出させた状
態を示す拡大斜視図である。
【図10】この発明の尿潜血検査具の第二実施例におけ
るカテーテルの先端部にワイヤの先端部を没入させた状
態を示す拡大斜視図である。
るカテーテルの先端部にワイヤの先端部を没入させた状
態を示す拡大斜視図である。
1 挿入部材 1a カテーテル 1b ワイヤ 2 尿潜血検査試験部 3 溶解物質 4 開閉バルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61B 1/303 A61B 1/307 A61B 1/31 A61B 5/20 G01N 33/50
Claims (3)
- 【請求項1】 膀胱鏡のワーキングチャンネル内に挿入
可能とした挿入部材(1)の先端部に、この挿入部材
(1)の挿入中はその表面が被覆され、挿入後はその表
面が露出するようにした尿潜血検査試験部(2)を保持
したことを特徴とする尿潜血検査具。 - 【請求項2】 膀胱鏡のワーキングチャンネル内に挿入
可能としたカテーテル(1a)の先端部に、数分以内で
溶解すると共に生体に無害な溶解物質(3)で被覆され
た尿潜血検査試験部(2)を保持したことを特徴する尿
潜血検査具。 - 【請求項3】 先端部に開閉バルブ(4)を有し、膀胱
鏡のワーキングチャンネル内に挿入可能としたカテーテ
ル(1a)内に摺動自在に挿入したワイヤ(1b)の先
端部を前記カテーテル(1a)の先端部から出没自在と
し、このワイヤ(1b)の先端部に尿潜血検査試験部
(2)を保持したことを特徴する尿潜血検査具。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7012019A JP2826804B2 (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | 尿潜血検査具 |
US08/541,272 US5665308A (en) | 1995-01-27 | 1995-10-12 | Urine occult blood test apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7012019A JP2826804B2 (ja) | 1995-01-27 | 1995-01-27 | 尿潜血検査具 |
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