JP2826790B2 - 3,4−ジヒドロカルボスチリル誘導体 - Google Patents

3,4−ジヒドロカルボスチリル誘導体

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JP2826790B2
JP2826790B2 JP4362035A JP36203592A JP2826790B2 JP 2826790 B2 JP2826790 B2 JP 2826790B2 JP 4362035 A JP4362035 A JP 4362035A JP 36203592 A JP36203592 A JP 36203592A JP 2826790 B2 JP2826790 B2 JP 2826790B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は医薬品として有用な3,
4−ジヒドロカルボスチリル誘導体に関するものであ
る。
【0002】さらに詳しく述べれば、本発明は血小板凝
集抑制作用を有し、抗血小板剤等として有用な、一般式
【0003】
【化2】
【0004】(式中のRおよびRはどちらか一方が
ニトロ基であり、他方は水素原子であり、Zはスルホニ
ル基、スルフィニル基、硫黄原子または酸素原子であ
る)で表される3,4−ジヒドロカルボスチリル誘導体
およびその薬理学的に許容される塩に関するものであ
る。
【0005】
【従来の技術】本発明の前記一般式(I)で表される
3,4−ジヒドロカルボスチリル誘導体のような化合物
として、式
【0006】
【化3】
【0007】で表される化合物が製造されており、強心
剤の製造中間体として有用である旨記載されているが、
それ自体の薬理作用については何ら報告されていない
(特開昭57−77676号)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、血小
板凝集抑制作用を有し、抗血小板剤等として有用な3,
4−ジヒドロカルボスチリル誘導体を提供することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、抗血小板
剤等として有用な化合物を見出すべく鋭意研究した結
果、前記一般式(I)で表されるある種の3,4−ジヒ
ドロカルボスチリル誘導体が、強力な血小板凝集抑制作
用を発揮するという知見を得、本発明を成すに至った。
【0010】本発明の一般式(I)で表される3,4−
ジヒドロカルボスチリル誘導体は新規な化合物であり、
以下のようにして製造することができる。すなわち、一
般式
【0011】
【化4】
【0012】(式中のYは酸素原子または硫黄原子であ
る)で表される3,4−ジヒドロカルボスチリル誘導体
を、発煙硝酸、濃硝酸、亜硝酸ナトリウム、亜硝酸カリ
ウム、硝酸ナトリウムまたは硝酸カリウム等のニトロ化
剤を用いて、無溶媒または酢酸、トリフルオロ酢酸、塩
酸、硫酸等の溶媒中で反応させたのち、必要に応じてメ
タクロロ過安息香酸、過酸化水素等で処理することによ
り製造することができる。
【0013】上記製造方法において出発原料として用い
られる前記一般式(II)で表される3,4−ジヒドロ
カルボスチリル誘導体は、以下の方法により得ることが
できる。つまり、一般式
【0014】
【化5】
【0015】(式中のXはハロゲン原子であり、R
よびRは低級アルキル基または両者が結合して低級ア
ルキレン基を形成する)で表されるアセタール誘導体
を、モルホリンまたはチオモルホリンとトリエチルアミ
ン、ピリジン、1,8−ジアザビシクロ〔5,4,0〕
−7−ウンデセン、1,5−ジアザビシクロ〔4,3,
0〕−5−ノネン等の塩基の存在下または過剰の原料を
用いて、N,N−ジメチルホルムアミドやリン酸ヘキサ
メチルトリアミド等の不活性溶媒中または無溶媒で反応
させることにより、一般式
【0016】
【化6】
【0017】(式中のY、RおよびRは前記と同じ
意昧をもつ)で表されるアセタール誘導体とし、塩酸ま
たは硫酸等の鉱酸を用いて含水アルコールまたは含水ア
セトン中でホルミル基の保護基を除去し、次いで、一般
【0018】
【化7】
【0019】(式中のRは水素原子またはアルキル基
であり、Rは水素原子またはアルカリ金属である)で
表されるマロン酸誘導体と、ピペリジン、ピロリジン等
の塩基の存在下、ピリジン、酢酸、エタノール等の溶媒
中で脱水縮合させることにより製した、一般式、
【0020】
【化8】
【0021】(式中のYおよびRは前記と同じ意味を
もつ)で表されるケイ皮酸誘導体を、例えば、パラジウ
ム炭素等のパラジウム系触媒、酸化白金等の白金触媒ま
たはラネーニッケル等のニッケル触媒を用いて、メタノ
ール、エタノール、酢酸、テトラヒドロフラン等の溶媒
中で還元し、さらに、必要に応じて水素化ホウ素ナトリ
ウム等の還元剤を用いてメタノール、エタノール、酢
酸、テトラヒドロフラン等の溶媒中処理することにより
製造することができる。
【0022】また、文献記載の方法またはそれと類似の
方法によっても製造することができる(特開昭57−7
7676号)。
【0023】本発明の前記一般式(I)で表される3,
4−ジヒドロカルボスチリル誘導体は常法に従い、薬理
学的に許容される塩とすることができる。例えば、塩酸
塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、メタンスルホン酸塩、ベン
ゼンスルホン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩、酢酸
塩、クエン酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、フマル酸塩等
の酸付加塩とすることができる。これらの薬理学的に許
容される塩も血小板凝集抑制作用を示し、抗血小板剤等
として有用である。
【0024】本発明の前記一般式(I)で表される3,
4−ジヒドロカルボスチリル誘導体およびその塩を実際
の治療に用いる場合、適当な医薬品組成物、例えば、錠
剤、散剤、顆粒剤、カプセル剤、注射剤などとして経口
的あるいは非経口的に投与される。これらの医薬品組成
物は一般の調剤において行われる製剤学的方法により調
整することができる。
【0025】その投与量は対象となる患者の性別、年
齢、体重、症状の度合などによって適宜決定されるが、
経口投与の場合、概ね成人1日当たり10〜1000m
g、非経口投与の場合、概ね成人1日当たり1〜100
mgの範囲内で投与される。
【0026】
【実施例】本発明の内容を以下の実施例および参考例で
さらに詳細に説明する。なお、各実施例および参考例中
の化合物の融点はすべで未補正である。
【0027】参考例 1 5−モルホリノ−2−ニトロベンズアルデヒド ジメチ
ルアセタール 5−クロロ−2−ニトロベンズアルデヒド ジメチルア
セタール1.0gとモルホリン0.38m1を1,8−
ジアザビシクロ〔5.4.0〕−7−ウンデセン0.6
4mlに溶解し、100℃で3時間加熱撹拌した。反応
終了後、水を加え酢酸エチルで抽出した。水洗の後、硫
酸マグネシウムで乾燥し溶媒を減圧留去した。残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーにて精製し、5−モ
ルホリノ−2−ニトロベンズアルデヒドジメチルアセタ
ール1.0gを得た。
【0028】形 状:黄色油状物 NMR(CDCl,270MHz) δ: 3.30〜3.42(4H,m),3.46(6
H,s),3.82〜3.90(4H,m),6.07
(1H,s),6.78(1H,dd,J=8.9H
z,J=3.0Hz),7.21(1H,d,J=3.
0HZ),8.02(1H,d,J=9.0Hz)
【0029】参考例 2 5−モルホリノ−2−ニトロベンズアルデヒド 5−モルホリノ−2−ニトロベンズアルデヒド ジメチ
ルアセタール540mgをアセトン20mlに溶解し、
2N−塩酸5mlを加え1時間加熱還流した。反応終了
後、水を加え酢酸エチルで抽出した。水洗の後、硫酸マ
グネシウムで乾燥し溶媒を減圧留去し、5−モルホリノ
−2−ニトロベンズアルデヒド368mgを得た。
【0030】形 状:黄色針状晶 NMR(CDCl,270MHz) δ: 3.42(4H,dd,J=5.0Hz,J=
4.5Hz),3.87(4H,dd,J=5.0H
z,J=4.9Hz),6.96(1H,dd,J=
9.0Hz,J=3.0Hz),7.17(1H,d,
J=3.0Hz),8.13(1H,d,J=9.0H
z),10.53(1H,s) 融 点: 167〜168℃
【0031】参考例 3 5−モルホリノ−2−ニトロケイ皮酸 5−モルホリノ−2−ニトロベンズアルデヒド350m
gとピペリジン0.18mlをピリジン10mlに加え
加熱し、マロン酸216mgを加えさらに30分加熱還
流した。反応終了後、溶媒を減圧留去し、塩酸酸性条件
下で生じた析出物をろ取した。これを水洗した後、減圧
下で乾燥し、5−モルホリノ−2−ニトロケイ皮酸20
5mgを得た。
【0032】形 状:黄色粉末 NMR(DMSO−d,270MHz) δ: 3.40〜3.50(4H,m),3.65〜
3.80(4H,m),6.47(1H,d,J=16
Hz),7.05〜7.15(2H,m),8.00〜
8.15(2H,m),12.62(1H,brs) 融 点: 256〜260℃ (分解)
【0033】参考例 4 6−モルホリノ−3,4−ジヒドロカルボスチリル 5−モルホリノ−2−ニトロケイ皮酸190mg、5%
パラジウムカーボン粉末80mgを酢酸4mlとメタノ
ール40m1の混液に懸濁し、水素気流中室温で2時間
撹拌した。反応終了後、5%パラジウムカーボン粉末を
ろ取し、ろ液を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラム
クロマトグラフィーにて精製し、6−モルホリノ−3,
4−ジヒドロカルボスチリル133mgを得た。
【0034】形 状:無色針状晶 NMR(CDCl,270MHz) δ: 2.55〜2,70(2H,m),2.94(2
H,dd,J=8.2Hz,J=6.6Hz),3.0
5〜3.15(4H,m),3.80〜3.95(4
H,m)6.68(1H,d,J=9.4Hz),6.
70〜6.85(2H,m),7.83(1H,br
s) 融 点: 181〜182℃
【0035】参考例 5 2−ニトロ−5−チオモルホリノケイ皮酸エチル チオモルホリンを出発原料にして参考例1および参考例
2と同様の方法により得られた2−ニトロ−5−チオモ
ルホリノベンズアルデヒドとマロン酸エチルカリウム
を、参考例3と同様の方法によって反応させ、2−ニト
ロ−5−チオモルホリノケイ皮酸エチルを得た。
【0036】形 状:橙色粉末 NMR(CDCl,400MHz) δ: 1.34(3H,t,J=7.1Hz),2.7
0〜2.75(4H,m),3.80〜3.90(4
H,m),4.29(2H,q,J=7.1Hz),
6.21(1H,d,J=16Hz),6.75(1
H,d,J=2.9Hz),6.79(1H,dd,J
=9.3Hz,J=2.9Hz),8.12(1H,
d,J=9.3Hz),8.12(1H,d,J=16
Hz) 融 点: 116〜118℃
【0037】参考例 6 2−アミノ−5−チオモルホリノケイ皮酸エチル 2−ニトロ−5−チオモルホリノケイ皮酸エチル86m
g、5%パラジウムカーボン粉末10mgをエタノール
2mlに懸濁し、水素気流中室温で24時間撹拌した。
反応終了後、5%パラジウムカーボン粉末をろ取し、ろ
液を減圧留去した。残査をシリカゲルカラムクロマトグ
ラフィーにて精製し、2−アミノ−5−チオモルホリノ
ケイ皮酸エチル73mgを得た。
【0038】形 状:橙色粉末 NMR(CDCl,270MHz) δ: 1.37(3H,t,J=7Hz),2.70〜
2.85(4H,m),3.30〜3.40(4H,
m),3.70〜3.80(2H,m),4.26(2
H,q,J=7Hz),6.34(1H,d,J=16
Hz)6.67(1H,d,J=9Hz),6.87
(1H,dd,J=9Hz,J=3Hz),6.97
(1H,d,J=3Hz),7.80(1H,d,J=
16Hz) 融 点: 121〜122℃
【0039】参考例 7 6−チオモルホリノ−3,4−ジヒドロカルボスチリル 2−アミノ−5−チオモルホリノケイ皮酸エチル22m
gをメタノール0.5mlに懸濁し、室温下で水素化ホ
ウ素ナトリウム6mgを加え4時間撹拌した。反応終了
後、溶媒を減圧留去し、飽和重曹水を加え塩化メチレン
で抽出した。飽和食塩水で洗浄後、硫酸マグネシウムで
乾燥し溶媒を減圧留去した。残査をシリカゲルカラムク
ロマトグラフィーにて精製し、6−チオモルホリノ−
3,4−ジヒドロカルボスチリル7mgを得た。
【0040】形 状:無色粉末 NMR(CDCl,400MHz) δ: 2.55〜2.65(2H,m),2.74〜
2.80(4H,m),2.88〜2.95(2H,
m),3.40〜3.45(4H,m),6.63(1
H,d,J=8.8Hz),6.70〜6.76(2
H,m),7.37(1H,brs) 融 点: 208〜209℃
【0041】実施例 1 6−モルホリノ−7−ニトロ−3,4−ジヒドロカルボ
スチリル 6−モルホリノ−3,4−ジヒドロカルボスチリル76
mgを酢酸4mlとトリフルオロ酢酸1mlの混液に溶
解し硝酸ナトリウム31mgを加え室温で30分撹拌し
た。反応終了後、溶媒を減圧下にて留去した。残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフィーで精製し、6−モル
ホルノ−7−ニトロ−3,4−ジヒドロカルボスチリル
58mgを得た。
【0042】形 状:橙色粉末 NMR(CDCl,270MHz) δ: 2.67(2H,dd,J=8.1Hz,J=
7.0Hz),3.02(6H,m),3.84(4
H,dd,J=4.6Hz,J=4.4Hz),7.0
1(1H,s),7.03(1H,s),8.91(1
H,brs) 融 点: 210〜212℃
【0043】実施例 2 7−ニトロ−6−チオモルホリノ−3,4−ジヒドロカ
ルボスチリル 6−チオモルホリノ−3,4−ジヒドロカルボスチリル
を出発原料にして実施例1と同様の方法により、7−ニ
トロ−6−チオモルホリノ−3,4−ジヒドロカルボス
チリルを得た。
【0044】形 状:橙色粉末 NMR(CDCl,270MHz) δ: 2.67(2H,m),2.75〜2.85(4
H,m),3.01(2H,m),3.20〜3.30
(4H,m),7.03(1H,s),7.25(1
H,s),8.50(1H,brs) 融 点: 210〜211℃
【0045】実施例 3 7−ニトロ−6−(1−オキソ−チオモルホリノ)−
3,4−ジヒドロカルボスチリル 7−ニトロ−6−チオモルホリノ−3,4−ジヒドロカ
ルボスチリル21mgをクロロホルム1mlとメタノー
ル0.5mlの混液に溶解し、メタクロロ過安息香酸
(80%)16mgを加え氷冷下で15分撹拌した。反
応終了後、溶媒を減圧留去した。残渣をシリカゲルカラ
ムクロマトグラフィーにて精製し、7−ニトロ−6−
(1−オキソーチオモルホリノ)−3,4−ジヒドロカ
ルボスチリル17mgを得た。
【0046】形 状:淡橙色針状晶 NMR(CDCl,270MHz) δ: 267(2H,m),2.90〜3.10(6
H,m),3.12(2H,m),3.82(2H,
m),7.18(1H,s),7.30(1H,s),
8.30(1H,brs) 融 点: 284〜286℃ (分解)
【0047】実施例 4 6−モルホリノ−5−ニトロ−3,4−ジヒドロカルボ
スチリル 参考例1から参考例4および実施例1の方法を実施し、
シリカゲルカラムクロマトグラフィーを用いて分離精製
することにより、6−モルホリノ−5−ニトロ−3,4
−ジヒドロカルボスチリルを得た。
【0048】形 状:黄色粉末 NMR(CDCl,270MHz) δ: 2.60〜2.70(2H,m),2.80〜
2.95(6H,m),3.70〜3.80(4H,
m),6.88(1H,d,J=9Hz),7.16
(1H,d,J=9Hz),8.29(1H,brs) 融 点: 244〜247℃
【0049】実施例 5 6−(1,1−ジオキソ−チオモルホリノ)−7−ニト
ロ−3,4−ジヒドロカルボスチリル7−ニトロ−6−
チオモルホリノ−3,4−ジヒドロカルボスチリル21
mgをクロロホルム1mlとメタノール0.5mlの混
液に溶解し、メタクロロ過安息香酸(80%)35mg
を加え室温で1.5時間撹拌した。反応終了後、溶媒を
減圧留去した。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフ
ィーにて精製し、6−(1,1−ジオキソ−チオモルホ
リノ)−7−ニトロ−3,4−ジヒドロカルボスチリル
18mgを得た。
【0050】形 状:黄色粉末 NMR(CDCl,400MHz) δ: 2.65(2H,m),3.01(2H,m),
3.20〜3.25(4H,m),3.50〜3.55
(4H,m),7.10(1H,s),7.34(1
H,s),8.69(1H,brs) 融 点: 277〜280℃
【0051】実施例 6 アデノシン二リン酸(ADP)誘発血小板凝集阻害作用
【0052】日本白色雄性家兎の総頚動脈より、無麻酔
下に3.8%クエン酸ナトリウム溶液1容に対して血液
9容を採取し、1000rpmで10分間遠心分離して
得た上澄を多血小板血漿(PRP)とした。このPRP
を用いて、ADP20μMによる血小板の凝集をアグリ
ゴメーター(二光バイオサイエンス社製)によって測定
した。
【0053】結果は本発明化合物を1分間前処置した場
合に、6−モルホリノ−7−ニトロ−3,4−ジヒドロ
カルボスチリルは65μM、6−モルホリノ−5−ニト
ロ−3,4−ジヒドロカルボスチリルは200μM、7
−ニトロ−6−チオモルホリノ−3,4−ジヒドロカル
ボスチリルは120μM、7−ニトロ−6−(1−オキ
ソーチオモルホリノ)−3,4−ジヒドロカルボスチリ
ルは42μM、6−(1,1,ジオキソ−チオモルホリ
ノ)−7−ニトロ−3,4−ジヒドロカルボスチリルは
42μM、6−(1,1−ジオキソーチオモルホリノ)
−7−ニトロ−3,4−ジヒドロカルボスチリルは21
0μMで血小板の凝集を50%阻害した。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 佐野 整博 (56)参考文献 特開 昭57−77676(JP,A) 特開 昭58−83677(JP,A) 特開 昭51−125390(JP,A) 特開 昭56−49363(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07D 215/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 (式中のRおよびRはどちらか一方がニトロ基であ
    り、他方は水素原子であり、Zはスルホニル基、スルフ
    ィニル基、硫黄原子または酸素原子である)で表される
    3,4−ジヒドロカルボスチリル誘導体およびその薬理
    学的に許容される塩。
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JPS5649363A (en) * 1979-09-28 1981-05-02 Otsuka Pharmaceut Co Ltd Carbostyril derivative
JPS5777676A (en) * 1980-10-31 1982-05-15 Otsuka Pharmaceut Co Ltd Carbostyril derivative
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