JP2826716B2 - 電気溶接機用アース側接続装置 - Google Patents

電気溶接機用アース側接続装置

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JP2826716B2
JP2826716B2 JP7338437A JP33843795A JP2826716B2 JP 2826716 B2 JP2826716 B2 JP 2826716B2 JP 7338437 A JP7338437 A JP 7338437A JP 33843795 A JP33843795 A JP 33843795A JP 2826716 B2 JP2826716 B2 JP 2826716B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として車両の鈑
金修理加工に使用するスポット溶接機の一対の電極棒の
内のアース側を接続する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スポット溶接機を使用して車両の鈑金修
理加工を行う場合、例えば、ドアの凹み部分を平滑にす
る場合、修理位置と電気的に通じたドアの縁部に塗料剥
離部分を形成し、該塗装剥離部分に、電極装着筒を備え
たアース用フラット板(本発明の説明におけるアダプタ
ー(A) に相当するもの)を重ねて、小型万力(例えば、
しゃこ万力)によりクランプ固定(クランプ式アース)
し、電極装着筒にアース側の電極棒を固定接続した後、
先端にワッシャー溶植用チップ等を装着した他方の電極
棒で、凹み部分にワッシャーを溶接し、このワッシャー
を、先端部にフックを有し後端部にストッパを有するシ
ャフトに、ハンマーを移動自在に支持させた構成の鈑金
用プーラ装置を用いて引き出して平滑にするなど、凹み
の度合い等に応じたチップを用いて行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の車両の鈑金修理
加工におけるアース側固定手段によれば、クランプ固定
であるためにアース位置はドアーの縁部等に限定され、
またこの限定によって、修理位置とアース位置との間隔
が離れている場合には、その間の電気抵抗熱によって修
理部分以外の塗装部分が変色したり、修理後において
は、離れた位置の二か所の全体として広い面積にわたっ
て塗装しなければならず、しかも修理後の塗料の経時変
化がそれぞれの塗装面に分散顕出され、外観上の体裁を
悪くする点に欠点があった。
【0004】また別のアース手段として、電極装着筒を
一体化したボディのアース用フラット面を断面形状が角
歯ラック状に形成し、歯間に歯高よりも低い磁石を介在
させたマグネット式アースも使用されている。該マグネ
ット式アースによれば、前記クランプ式アースのように
アース位置が限定されない利点はあるが、ボディのアー
ス側面積が広いために、修理面とは別に塗料剥離面を広
く形成する必要があり、しかも歯間のマグネットに除去
が困難な鉄粉等が吸着されて高熱化と、周囲の塗料に変
化を与えて変色を招く等の欠点があった。
【0005】本発明は、上記従来のアース手段の欠点を
解消し、アース接続位置が限定されることなく、導通性
が確保される任意の位置に簡単且つ安定的に取付けてア
ース接続が確実にできる電気溶接機用アース側接続装置
の提供を課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の電気溶接機用ア
ース側接続装置は、溶接機の一方の電極棒(E1)を、直接
又は板状先端部(B) の形成されたアダプター(A) を介し
て脱着自在に保持固定することができる、アース用接触
面(11)を形成したアース基体(1) に、前記アース用接触
面(11)を水平基準として、自由端部が上下方向に弾性変
形する弾性板(2) を固定し、該弾性板(2) の自由端部
に、先端を弾頭形としたチップ(3) を交換可能に保持す
る複数のチップホルダー(4) を、平均的間隔でしかも絶
縁を確保して回転自在に且つチップ(3) の先端部を溶接
固定した場合の弾性板(2) の復元弾力がアース基体(1)
を水平基準の下方向へ作用するように取付けたことを特
徴としている。
【0007】上記した電気溶接機用アース側接続装置
は、例えば、既に修理面として塗料の剥離されている車
両のドアー部分の一部に、溶接機の一方の電極棒(E1)を
保持させたアース基体(1) のアース用接触面(11)を手で
押し付けた状態で、他方の電極棒(E2)を用いて、各チッ
プホルダー(4) の頭を、弾性板(2) の弾発力に抗して順
次押圧して、チップホルダー(4) のチップ(3) の先端
を、塗装を剥離したドアー面にスポット溶接する。
【0008】これによりチップホルダー(4) を支持する
弾性板(2) は、弾性変形による力で、中央部となるアー
ス基体(1) のアース用接触面(11)を、ドアーのアース面
に強く押しつけるようになって、アース基体(1) がドア
ーのアース面から不用意に外れるようなことがなく確実
且つ強固にアース接続することができ、これが維持され
るようになる。
【0009】そして、スポット溶接機によるドアー修理
が終った段階で、ドアーからアース側接続装置を除去す
る場合には、各チップホルダー(4) に回転力を付与し
て、チップのスポット溶接部分に捩じり力を作用させて
外すのである。除去した後は、チップの先端の状態に応
じて、次期使用のために必要があるものは研磨し、場合
によっては、チップを交換する。これらの作業は、次期
作業開始時に行ってもよい。
【0010】なおアース基体(1) は、アース側の電極棒
(E1)を接続するアダプター(A) を使用する場合には、ア
ダプター(A) の板状先端部(B) が挿入できるように二股
に形成し、挿入した板状先端部(B) を螺子手段により押
圧固定するように構成し、また、電極棒(E1)を直接接続
する場合には挿入孔(12)を設け、挿入した電極棒(E1)を
螺子手段により固定する構成とする。もしくは、いずれ
の場合でも使用できるように、板状先端部(B) を挟着す
る部分に、対峙する半円弧で形成した挿入孔を形成し
て、便利性を良好とする。
【0011】また、チップホルダー(4) の頭部に、溶接
機の他方の電極棒(E2)の先端又は該電極棒(E2)に保持さ
せたチップを的確に接触させる当接凹部(41a) を形成し
た場合には、アース側接続装置の固定作業を良好とする
ことができる。
【0012】さらに、ドアーからアース側接続装置を除
去する場合の作業性を良くするために、チップホルダー
(4) の頭部に、チップ(3) を中心軸線(C) を中心として
回転させるレバー(43)又はスパナを使用するようにした
多角軸部を具備させる。
【0013】また弾性板(2) は、アース基体取付部(21)
の周囲に2乃至4本の弾性変形アーム(24)を、チップホ
ルダー(4) の取付け中心がアース基体(1) の平面上中心
をセンターとする同一半径線上であって等角度間隔で延
出した構成として、アース面に対するアース基体(1) の
アース用接触面(11)の接触を平均的とし且つ安定的な固
定を確保することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】及び
【実施例】上記の電気溶接機用アース側接続装置の、各
部品の材料、製作、組立てについては、当業者であれば
現在の技術的常識に基づき、材料を選択し、製作し、組
立てることができるものであるが、その具体的な実施の
形態について、以下図面に基づき説明する。
【0015】図1は本発明に係る電気溶接機用アース側
接続装置であって、一対が装着されるチップホルダー
(4) については一方のみを示し、一部の部品を破断して
示した分解斜視図、図2は組み立て状態の断面図、図3
は使用状態の説明図であって、小ネジ、ワッシャ等の組
み立て部品を除いて、アース基体(1) と、弾性板(2)
と、一対のチップ(3) と、一対のチップホルダー(4)
と、押圧固定操作体(5) の7要素から構成されている。
【0016】アース基体(1) は真鍮製であって、アース
用接触面(11)を形成する下基板(12)の上部に、外下基板
(12)の後端起立壁(13)を介して張り出した上基板(14)を
一体に設け、側面視して二股状となった間を、アース側
の電極棒(E1)を接続するアダプター(A) の板状先端部
(B) を挿入支持する挿入空間(15)として正面に開口さ
せ、上基板(14)の中央には、後記支持ナット(52)を固定
するための貫通する雌螺子穴(16)と、その周囲に弾性板
(2) を固定するための盲雌ネジ(17)を設け、さらに下基
板(12)と上基板(14)の自由端部両側相互を、間隔規制ネ
ジ棒(18)で連結した構成となっている。
【0017】弾性板(2) にはバネ鋼板を使用し、前記ア
ース基体(1) の上基板(14)に対応させてナット装着用穴
(22)及び4個の固定用孔(23)を穿設したアース基体取付
部(21)を中央として左右対称に弾性変形アーム(24)を延
設し、その自由端部にホルダー取付用孔(25)を形成した
構成であり、前記アース基体(1) の上基板(14)に4本の
小ネジ(a) で固定する。
【0018】一対のチップホルダー(4) は、それぞれ真
鍮等の導電部材からなるホルダー主体(41)とこれに螺合
する止めナット(42)、レバー(43)及びジュラコン等の絶
縁部材からなるブッシュ(44)、リング(45)とから構成さ
れており、前記ホルダー主体(41)は、上部から順に、上
端に当接凹部(41a) を形成した頭軸(41b) と、レバー取
付用ネジ孔(41c) とチップ固定用ネジ孔(41d) を径方向
に設けた胴部(41e) と、挟着用鍔部(41f) と、雄螺子軸
(41g) とを同一軸線上に一体形成し、雄螺子軸(41g) の
下端面を挿入口とするチップ挿入孔(41h) を前記チップ
固定用ネジ孔(41d) を通過する深さに形成した構成とす
る。
【0019】またブッシュ(44)は座鍔部分(44a) と装着
用軸部(44b) に前記雄螺子軸(41g)を通す軸孔(44c) を
貫通させた構成に、リング(45)は前記ブッシュ(44)の装
着用軸部(44b) が嵌合する嵌合穴(45a) を貫設した構成
とし、前記弾性板(2) の自由端部のホルダー取付用孔(2
5)にブッシュ(44)の装着用軸部(44b) を貫通させてリン
グ(45)を嵌合させ、さらにその軸孔(44c) にホルダー主
体(41)の雄螺子軸(41g) を上側から貫通させて止めナッ
ト(42)で取付け、先端を弾頭形とした鉄製の一対のチッ
プ(3) の取付軸(31)をチップ挿入孔(41h) に突っ込んで
チップ固定用ネジ孔(41d) から小ネジ(b) で固定すると
ともに、レバー取付用ネジ孔(41c) に、レバー(43)の根
元部分のネジ部(43a) を螺着する。この場合、各チップ
(3) の先端は、アース基体(1) のアース用接触面(11)の
水平延長面より浮いた位置として、それぞれのチップ
(3) を溶接した場合に、弾性板(2) の弾性変形による力
がアース基体(1) に作用して、アース用接触面(11)がア
ース面に押圧接触されるようにすることが必要である。
【0020】押圧固定操作体(5) は、溶接機の一方の電
極棒(E1)を、直接又は板状先端部(B) の形成されたアダ
プター(A) を介して脱着自在に保持固定する構成となっ
ており、その具体的構成の一例を説明すると、押圧子(5
1a) を先端部に、また回り止めカット部(51b) を形成し
た後端部の端面に固定用盲雌ネジ(51c) をそれぞれ形成
した押圧用螺子棒(51)と、該押圧用螺子棒(51)と螺合す
る押圧用ネジ孔(52a)と前記アース基体(1) の上基板(1
4)の雌螺子穴(16)に螺着固定するための雄螺子筒(52b)
を具備する支持ナット(52)と、該支持ナット(52)に螺合
して上方へ突出した押圧用螺子棒(51)の後端部が嵌合す
る固定軸孔(53a) 及び皿小ネジ(c) を貫通させて押圧用
螺子棒(51)に螺合させる通し孔(53b) を有し、皿小ネジ
(c) を隠す化粧板(53c) を接着し、周囲にローレット(5
3d) を形成した操作摘み(53)とから構成する。
【0021】なお上記実施例は、溶接機の一方の電極棒
(E1)を挿入固定するアダプター(A)の板状先端部(B) を
挿入支持するために、板状先端部(B) に対応する正面開
口の挿入空間(15)を形成したアース基体(1) について図
示説明したが、図4のアース基体(1) に示すように、電
極棒(E1)を直接挿入する挿入孔(12)を設け、挿入した電
極棒(E1)を螺子手段により固定するようにすることもで
き、また、図5に示すように、アダプター(A) の板状先
端部(B) を挿入できる挿入空間(15)と、電極棒(E1)を直
接挿入する挿入孔(12)を併設した構成とすることもでき
る。
【0022】またこれらの挿入空間(15)、挿入孔(12)
は、必ずしも正面側に開口する必要はなく、上方に開口
させる構成とすることもでき、さらに、チップ(3) を中
心軸線(31)を中心として回転させるハンドル(41)の代わ
りに多角軸部を形成して、スパナ等の工具わ用いて回転
させるようにしてもよい。
【0023】さらにまた弾性板(2) は、アース基体取付
部(21)の周囲に3乃至4本の弾性変形アーム(22)を、チ
ップホルダー(4) の取付け中心がアース基体(1) の平面
上中心をセンターとする同一半径線上であって等角度間
隔で延出した構成として、アース基体(1) を安定的に固
定するようにすることもできる。
【0024】上記した電気溶接機用アース側接続装置
は、例えば、図3に示すように、既に修理面として塗料
の剥離されている車両のドアー部分の一部に、溶接機
(W) の一方の電極棒(E1)を接続したアダプター(A) の板
状先端部(B) を保持させたアース基体(1) のアース用接
触面(11)を手で押し付けた状態で、他方の電極棒(E2)を
用いて、各チップホルダー(4) の頭を、弾性板(2) の弾
発力に抗して順次押圧し、チップホルダー(4) のチップ
(3) の先端を、塗装を剥離したドアー面にスポット溶接
するか、アース基体(1) のアース用接触面(11)をアース
面に近付けて手で支持した状態において、両方の電極棒
(E1)(E2)の先端をそれぞれのチップホルダー(4) の頭か
ら押し付けて、チップ(3) の先端を同時にドアー部分へ
接触させることにより溶接固定してアースを完了させ、
後は従来の修理手段の要領で、例えば、凹み部分(J) 等
の修理は、先端にワッシャー溶植用チップ(T) 等を装着
した他方の電極棒(E2)を用いて、凹み部分(J) にワッシ
ャー(w) を溶接し、このワッシャーを(w) 、先端部にフ
ックを有し後端部にストッパを有するシャフトに、ハン
マーを移動自在に支持させた構成の鈑金用プーラ装置
(図示せず)を用いて引き出して平滑にするなど、凹み
の度合い当に応じたチップを用いて行うのである。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電気
溶接機用アース側接続装置は、溶接機の一方の電極棒(E
1)を、直接又は板状先端部(B) の形成されたアダプター
(A) を介して脱着自在に保持固定することができる、ア
ース用接触面(11)を形成したアース基体(1) に、前記ア
ース用接触面(11)を水平基準として、自由端部が上下方
向に弾性変形する弾性板(2) を固定し、該弾性板(2) の
自由端部に、先端を弾頭形としたチップ(3) を交換可能
に保持する複数のチップホルダー(4) を、平均的間隔で
しかも絶縁を確保して回転自在に且つチップ(3) の先端
部を溶接固定した場合の弾性板(2) の復元弾力がアース
基体(1) を水平基準の下方向へ作用するように取付けた
構成としたから、既に修理面として塗料の剥離されてい
る部分の一部をアース面として利用することが可能とな
り、従来のように、アース位置がドアーの縁部等に限定
されず、またアース接続のための塗装剥離を必要とせ
ず、修理部分として剥離された部分の一部の狭い面積部
分を利用してアース接続を行うことができる。
【0026】しかも、アース基体(1) の広いアース接続
面(11)の押圧によりアースされるようになるから、低い
接触抵抗によるアース接続が可能となって、アース接続
部の加熱による障害を解消し、確実なアース接続と維持
及び装置の安全固定を確保することができる。
【0027】また請求項2に記載のように、アース基体
(1) は、アース側の電極棒(E1)を接続するアダプター
(A) を使用する場合には、アダプター(A) の板状先端部
(B) が挿入できるように二股に形成し、挿入した板状先
端部(B) を螺子手段により押圧固定するようにし構成
し、請求項3に記載のように、電極棒(E1)を直接接続す
る場合には挿入孔(12)を設け、挿入した電極棒(E1)を螺
子手段により固定する構成とし、請求項4に記載のよう
に、いずれの場合でも使用できるように、板状先端部
(B) を挿入する部分と、対峙する半円弧で形成した挿入
孔部分を併設することによって、アース側電極棒のアー
ス手段を任意に選択することができる。
【0028】また、請求項5にきさいのように、チップ
ホルダー(4) の頭部に他方の電極棒(E2)を当接する当接
凹部(41a) を形成することにより、電極棒(E2)の先端又
は該電極棒(E2)に保持させたチップを的確に接触させる
ことができて、アース側接続装置の固定作業性を良好と
することができる。
【0029】そして請求項6に記載のように、チップホ
ルダー(4) の頭部に、チップ(3) を中心軸線(31)を中心
として回転させるレバー(43)又は多角軸部を具備させる
ことにより、ドアーからアース側接続装置を除去する場
合の作業性を良くする。
【0030】また請求項7に記載のように、弾性板(2)
を、アース基体取付部(21)の周囲に2乃至4本の弾性変
形アーム(24)を、チップホルダー(4) の取付け中心がア
ース基体(1) の平面上中心をセンターとする同一半径線
上であって等角度間隔で延出した構成とすることによ
り、アース面に対するアース基体(1) のアース用接触面
(11)の接触を平均的とし且つコードの引っ張りが作用し
ても安定的な固定を確保して良好なアース状態を維持す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電気溶接機用アース側接続装置で
あって、一対が装着されるチップホルダー(4) について
は一方のみを示し、一部の部品を破断して示した分解斜
視図である。
【図2】本発明に係る電気溶接機用アース側接続装置の
組み立て状態の断面図である。
【図3】本発明に係る電気溶接機用アース側接続装置の
使用状態の説明図である。
【図4】本発明に係る電気溶接機用アース側接続装置を
構成するアース基体(1) の他の実施例の正面図である。
【図5】本発明に係る電気溶接機用アース側接続装置を
構成するアース基体(1) のさらに他の実施例の正面図で
ある。
【符号の説明】
(1) アース基体 (11) アース用接触面 (12) 下基板 (13) 後端起立壁 (14) 上基板 (15) 挿入空間 (16) 雌螺子穴 (17) 盲雌ネジ (18) 間隔規制ネジ棒 (2) 弾性板 (21) アース基体取付部 (22) ナット装着用穴 (23) 固定用孔 (24) 弾性変形アーム (25) ホルダー取付用孔 (3) チップ (31) 取付軸 (4) チップホルダー (41) ホルダー主体 (41a) 当接凹部 (42) 止めナット (43) レバー (44) ブッシュ (45) リング (5) 押圧固定操作体 (51) 押圧用螺子棒 (52) 支持ナット (53) 操作摘み

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶接機の一方の電極棒(E1)を、直接又は
    板状先端部(B) の形成されたアダプター(A) を介して脱
    着自在に保持固定することができる、アース用接触面(1
    1)を形成したアース基体(1) に、前記アース用接触面(1
    1)を水平基準として、自由端部が上下方向に弾性変形す
    る弾性板(2) を固定し、該弾性板(2)の自由端部に、先
    端を弾頭形としたチップ(3) を交換可能に保持する複数
    のチップホルダー(4) を、平均的間隔でしかも絶縁を確
    保して回転自在に且つチップ(3) の先端部を溶接固定し
    た場合の弾性板(2) の復元弾力がアース基体(1) を水平
    基準の下方向へ作用するように取付けたことを特徴とす
    る電気溶接機用アース側接続装置。
  2. 【請求項2】 アース基体(1) が、アダプター(A) の板
    状先端部(B) を挿入できるように二股に形成し、挿入し
    た板状先端部(B) を螺子手段により押圧固定するように
    した構成である請求項1記載の電気溶接機用アース側接
    続装置。
  3. 【請求項3】 アース基体(1) が、電極棒(E1)を直接挿
    入する挿入孔(12)を設け、挿入した電極棒(E1)を螺子手
    段により固定するようにした構成である請求項1記載の
    電気溶接機用アース側接続装置。
  4. 【請求項4】 アース基体(1) が、アダプター(A) の板
    状先端部(B) を挿入できるように二股に形成した部分
    に、電極棒(E1)を直接挿入する挿入孔(12)を併設した構
    成である請求項1記載の電気溶接機用アース側接続装
    置。
  5. 【請求項5】 チップホルダー(4) の頭部に、溶接機の
    他方の電極棒(E2)の先端又は該電極棒(E2)に保持させた
    チップを的確に接触させる当接凹部(41a) を形成した請
    求項1、2、3又は4記載の電気溶接機用アース側接続
    装置。
  6. 【請求項6】 チップホルダー(4) の頭部に、チップ
    (3) を中心軸線(C) を中心として回転させるレバー(43)
    又は多角軸部を具備した請求項1、2、3、4又は5記
    載の電気溶接機用アース側接続装置。
  7. 【請求項7】 弾性板(2) は、アース基体取付部(21)の
    周囲に2乃至4本の弾性変形アーム(24)を、チップホル
    ダー(4) の取付け中心がアース基体(1) の平面上中心を
    センターとする同一半径線上であって等角度間隔で延出
    した構成である請求項1、2、3、4、5又は6記載の
    電気溶接機用アース側接続装置。
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