JP2826199B2 - 水圧弁用硬質材固定板 - Google Patents
水圧弁用硬質材固定板Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K3/00—Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing
- F16K3/02—Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor
- F16K3/04—Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor with pivoted closure members
- F16K3/06—Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor with pivoted closure members in the form of closure plates arranged between supply and discharge passages
- F16K3/08—Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor with pivoted closure members in the form of closure plates arranged between supply and discharge passages with circular plates rotatable around their centres
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16K—VALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
- F16K11/00—Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves
- F16K11/02—Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit
- F16K11/06—Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only sliding valves, i.e. sliding closure elements
- F16K11/072—Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only sliding valves, i.e. sliding closure elements with pivoted closure members
- F16K11/074—Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only sliding valves, i.e. sliding closure elements with pivoted closure members with flat sealing faces
- F16K11/0746—Multiple-way valves, e.g. mixing valves; Pipe fittings incorporating such valves with all movable sealing faces moving as one unit comprising only sliding valves, i.e. sliding closure elements with pivoted closure members with flat sealing faces with two or more closure plates comprising a single lever control
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- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水圧弁用硬質固定板に
関し、特にいわゆる捩じ込み水栓に使用され、板中心に
対して非対称に設けた通路開口をもつ水圧弁用硬質固定
板に関する。
関し、特にいわゆる捩じ込み水栓に使用され、板中心に
対して非対称に設けた通路開口をもつ水圧弁用硬質固定
板に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明が係わる固定板は同様な可動板と
共に形成する一対の板として使用され、この一対の板は
流入口と流出口との間の弁内に取り付けられる。各板の
作用面はラップ仕上げ面をなし、両板のラップ仕上げ面
は相互に接触配置されて水密効果を上げるようになって
いる。可動板は制御部材によって固定板に対して回動可
能であり、両板の通路開口が相互に整列するとき弁は最
大流を流し、両板の通路開口が径方向で反対側にあると
流れが遮断され、中間位置にあると部分的に流れる。こ
の弁の制御範囲は約180度である。
共に形成する一対の板として使用され、この一対の板は
流入口と流出口との間の弁内に取り付けられる。各板の
作用面はラップ仕上げ面をなし、両板のラップ仕上げ面
は相互に接触配置されて水密効果を上げるようになって
いる。可動板は制御部材によって固定板に対して回動可
能であり、両板の通路開口が相互に整列するとき弁は最
大流を流し、両板の通路開口が径方向で反対側にあると
流れが遮断され、中間位置にあると部分的に流れる。こ
の弁の制御範囲は約180度である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記一対の板の問題点
を述べると、通路開口が非対称位置に設けられているの
で、板に加えられる水圧による力も非対称で歪みの集中
化が生じる。両板を形成する硬質材は一般に脆いほうで
あるので、上記歪み集中化の下で極めて小さな亀裂が生
じ、硬質材の小さな切粉が発生する。これらの切粉は、
対をなす両板の分離面であるラップ仕上げ面間に閉じこ
められる。そして、上記面は通路開口以外で全面積に亘
り拡がっているので上記切粉は容易には除去されない。
時が経つにつれ切粉による溝がラップ仕上げ面にでき、
弁の確実な動作が極めて困難になる。
を述べると、通路開口が非対称位置に設けられているの
で、板に加えられる水圧による力も非対称で歪みの集中
化が生じる。両板を形成する硬質材は一般に脆いほうで
あるので、上記歪み集中化の下で極めて小さな亀裂が生
じ、硬質材の小さな切粉が発生する。これらの切粉は、
対をなす両板の分離面であるラップ仕上げ面間に閉じこ
められる。そして、上記面は通路開口以外で全面積に亘
り拡がっているので上記切粉は容易には除去されない。
時が経つにつれ切粉による溝がラップ仕上げ面にでき、
弁の確実な動作が極めて困難になる。
【0004】同種の板でも上記した問題が生じないもの
があるが、この場合板は径方向で反対側に位置する2個
の通路開口を有する。水圧による力は常に対称的であり
対称力は歪みを集中化しないから亀裂が生ぜず、硬質材
切粉が発生しない。しかし通路開口が上記のように対称
的に形成されている板の制御範囲は90度しかなく、この
制限された範囲では弁の正確な制御を容易に行うことが
できない。
があるが、この場合板は径方向で反対側に位置する2個
の通路開口を有する。水圧による力は常に対称的であり
対称力は歪みを集中化しないから亀裂が生ぜず、硬質材
切粉が発生しない。しかし通路開口が上記のように対称
的に形成されている板の制御範囲は90度しかなく、この
制限された範囲では弁の正確な制御を容易に行うことが
できない。
【0005】前記に鑑み、本発明の目的は、板中心に対
して非対称に設けた通路開口をもつ弁の固定板を改良し
て水密ラップ仕上げ面の損傷を防止することにあり、固
定板とこれに協動する可動板の亀裂によって発生する硬
質材切粉に起因するラップ面損傷を、上記切粉を除去す
ることによって防止する。
して非対称に設けた通路開口をもつ弁の固定板を改良し
て水密ラップ仕上げ面の損傷を防止することにあり、固
定板とこれに協動する可動板の亀裂によって発生する硬
質材切粉に起因するラップ面損傷を、上記切粉を除去す
ることによって防止する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によると、前記の
目的を達成するために、固定板のラップ仕上げ作用面上
の1表面領域は板中心に関し通路開口と反対側に、該通
路開口を囲む表面領域と同一レベルに設けられ、通路開
口に隣接しない他の表面領域は凹み表面領域であり板周
縁側へ開口している。
目的を達成するために、固定板のラップ仕上げ作用面上
の1表面領域は板中心に関し通路開口と反対側に、該通
路開口を囲む表面領域と同一レベルに設けられ、通路開
口に隣接しない他の表面領域は凹み表面領域であり板周
縁側へ開口している。
【0007】前記によると、固定板の通路開口の周りの
ラップ仕上げ作用面は全表面部分が一様レベルにあり、
固定板との対をなす可動板のラップ作用面と確実に協動
できるので弁の水密性を損なうことがない。さらに固定
板の作用面の1表面領域は、板中心に関して通路開口と
は反対側の表面部分をなし通路開口を囲む表面部分と同
一レベルに設けられるから、固定板と協動する可動板を
確実に支持し、非対称力の作用の下で可動板が固定板に
対して傾くのを防止する。一方、固定板の作用面の凹み
表面領域は、弁制御毎の両板間相対変位に起因してラッ
プ面間に発生する切粉を、該相互協動ラップ面から迅速
に排出する。凹み表面領域は板の周縁側へ開口している
ので、余分な切粉がラップ面間に入り堆積することがな
く、弁を流れる水流によって切粉が除去される。
ラップ仕上げ作用面は全表面部分が一様レベルにあり、
固定板との対をなす可動板のラップ作用面と確実に協動
できるので弁の水密性を損なうことがない。さらに固定
板の作用面の1表面領域は、板中心に関して通路開口と
は反対側の表面部分をなし通路開口を囲む表面部分と同
一レベルに設けられるから、固定板と協動する可動板を
確実に支持し、非対称力の作用の下で可動板が固定板に
対して傾くのを防止する。一方、固定板の作用面の凹み
表面領域は、弁制御毎の両板間相対変位に起因してラッ
プ面間に発生する切粉を、該相互協動ラップ面から迅速
に排出する。凹み表面領域は板の周縁側へ開口している
ので、余分な切粉がラップ面間に入り堆積することがな
く、弁を流れる水流によって切粉が除去される。
【0008】好ましくは、作用面の凹み領域はリムによ
って非凹み領域に対する境界が定められ、少なくとも一
部のリムが板の幾何学的中心と非同軸である。したがっ
て、固定板の非凹み表面領域のリムは可動板の変位の度
に可動板のラップ面に摺擦作用を及ぼす。この摺擦作用
によって可動板のラップ面上の切粉が積極的に移動さ
れ、切粉は凹み領域に落ち込み、水流によって該領域か
ら除去される。
って非凹み領域に対する境界が定められ、少なくとも一
部のリムが板の幾何学的中心と非同軸である。したがっ
て、固定板の非凹み表面領域のリムは可動板の変位の度
に可動板のラップ面に摺擦作用を及ぼす。この摺擦作用
によって可動板のラップ面上の切粉が積極的に移動さ
れ、切粉は凹み領域に落ち込み、水流によって該領域か
ら除去される。
【0009】板の凹み領域を非凹み領域から分離するリ
ムの少なくとも一部が、板の幾何学的中心から見てほぼ
半径方向に形成されていると上記摺擦作用の効果が最大
となる。
ムの少なくとも一部が、板の幾何学的中心から見てほぼ
半径方向に形成されていると上記摺擦作用の効果が最大
となる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて詳細に説明す
る。図7に示すように、本発明が適用されるいわゆる捩
じ込み水栓は水栓本体Aを有し、この本体はねじ部Bを
介して弁群のマニホルド(図示せず)へ捩じ込まれ、パ
ッキングCによってマニホルドに対して水密に保たれ
る。水栓本体Aの底部はパッキングDを介し流入口開口
に連通して水流を制御する。水流は矢印F1に沿って流
れ込んでから、矢印F2に示すように水栓本体Aの側部
開口を介してマニホルドへ流れ込む。硬質材の固定板E
は通路開口Fを有し、本体A内でパッキングD上に回動
不能に装着される。同様に通路開口Hをもつ可動板Gが
固定板Eに重ねられ該固定板に回転可能に接触する。図
示の位置では2枚の板E、Gの通路開口F、Hは互いに
整列していないので閉成状態が得られる。また、本体A
内には軸KがパッキングJによって水密装着され、この
軸の外側端には制御ハンドル(図示せず)用の歯結合L
が形成されている。軸Kの内側端には制御ヘッドMが設
けられ、この制御ヘッドはキーNを介して可動板Gに係
合し、制御ハンドルから軸Kに与えられた回転変位を可
動板へ与える。硬質材の板E、Gは流れ制御部材を形成
しこれら一対の板のうち固定板の方に本発明を適用でき
る。
る。図7に示すように、本発明が適用されるいわゆる捩
じ込み水栓は水栓本体Aを有し、この本体はねじ部Bを
介して弁群のマニホルド(図示せず)へ捩じ込まれ、パ
ッキングCによってマニホルドに対して水密に保たれ
る。水栓本体Aの底部はパッキングDを介し流入口開口
に連通して水流を制御する。水流は矢印F1に沿って流
れ込んでから、矢印F2に示すように水栓本体Aの側部
開口を介してマニホルドへ流れ込む。硬質材の固定板E
は通路開口Fを有し、本体A内でパッキングD上に回動
不能に装着される。同様に通路開口Hをもつ可動板Gが
固定板Eに重ねられ該固定板に回転可能に接触する。図
示の位置では2枚の板E、Gの通路開口F、Hは互いに
整列していないので閉成状態が得られる。また、本体A
内には軸KがパッキングJによって水密装着され、この
軸の外側端には制御ハンドル(図示せず)用の歯結合L
が形成されている。軸Kの内側端には制御ヘッドMが設
けられ、この制御ヘッドはキーNを介して可動板Gに係
合し、制御ハンドルから軸Kに与えられた回転変位を可
動板へ与える。硬質材の板E、Gは流れ制御部材を形成
しこれら一対の板のうち固定板の方に本発明を適用でき
る。
【0011】図1、図2は水圧弁用の従来の一対の板の
構造を示し、一方の板は可動、他方の板は固定である。
図1の可動板の作用面はラップ仕上げ面1であり、この
面は板の半分よりも若干広く、一方で板の半分よりも若
干狭い通路開口3の周りの周縁2を形成している。一
方、図2の従来の固定板の作用面はラップ仕上げ面4で
あり、この面は板の半分よりも若干広く、一方で板の半
分よりも若干狭い通路開口6の周りの周縁5を形成して
いる。また、図示しない支持部材に対して固定板の位置
を決めるための突起7を幾つか設けることができる。前
記した通常の構造においては、可動板の面1、2も固定
板の面4、5も全体が1つの平面上にある。本発明を適
用するに際して、可動板1−3についての変更はなく従
来通りであり、本発明によって改良した固定板、従来の
固定板のいずれとも適宜に協動することができる。
構造を示し、一方の板は可動、他方の板は固定である。
図1の可動板の作用面はラップ仕上げ面1であり、この
面は板の半分よりも若干広く、一方で板の半分よりも若
干狭い通路開口3の周りの周縁2を形成している。一
方、図2の従来の固定板の作用面はラップ仕上げ面4で
あり、この面は板の半分よりも若干広く、一方で板の半
分よりも若干狭い通路開口6の周りの周縁5を形成して
いる。また、図示しない支持部材に対して固定板の位置
を決めるための突起7を幾つか設けることができる。前
記した通常の構造においては、可動板の面1、2も固定
板の面4、5も全体が1つの平面上にある。本発明を適
用するに際して、可動板1−3についての変更はなく従
来通りであり、本発明によって改良した固定板、従来の
固定板のいずれとも適宜に協動することができる。
【0012】図3に示す本発明の実施例において、固定
板は従来と同様に、周縁5に囲まれた通路開口6と場合
により位置決め突起7とを有するが、図2の従来板で一
平面上にあった表面4がこの実施例では、部分10,12,
14からなり通路開口6の周りの周縁5と同一面上にある
領域と、これと異なり若干凹み、通路17を介し板の周囲
へ開口している領域16とに分けれている。
板は従来と同様に、周縁5に囲まれた通路開口6と場合
により位置決め突起7とを有するが、図2の従来板で一
平面上にあった表面4がこの実施例では、部分10,12,
14からなり通路開口6の周りの周縁5と同一面上にある
領域と、これと異なり若干凹み、通路17を介し板の周囲
へ開口している領域16とに分けれている。
【0013】非凹み部分10は、従来と同じ周縁5と共に
通路開口6の周囲を定めているので、水圧に対して固定
板は可動板1−3と確実に協動することができる。一
方、非凹み部分12、14上に協動可動板が支持されるの
で、固定板は機械的にも可動板と確実に協動することが
できる。これに対し凹み部分16は、固定板と可動板とが
接触しない領域を形成するので、発生した硬質切粉は該
凹み部分に収容され害を及ぼさない。さらに、この領域
16は通路17を介し板の周縁に開口しているので前記切粉
は領域16内に長時間とどまることができず、弁動作時に
上記通路にも流れる水流の部分によって除去される。つ
まり、弁制御時に可動板が変位すると、非凹み表面領域
の部分12、14を画定しているリム13、15が可動板のラッ
プ仕上げ面を擦り該ラップ仕上げ面上の切粉を押しや
る。非凹み領域の部分10のリム11も同様な摺擦作用を行
う。
通路開口6の周囲を定めているので、水圧に対して固定
板は可動板1−3と確実に協動することができる。一
方、非凹み部分12、14上に協動可動板が支持されるの
で、固定板は機械的にも可動板と確実に協動することが
できる。これに対し凹み部分16は、固定板と可動板とが
接触しない領域を形成するので、発生した硬質切粉は該
凹み部分に収容され害を及ぼさない。さらに、この領域
16は通路17を介し板の周縁に開口しているので前記切粉
は領域16内に長時間とどまることができず、弁動作時に
上記通路にも流れる水流の部分によって除去される。つ
まり、弁制御時に可動板が変位すると、非凹み表面領域
の部分12、14を画定しているリム13、15が可動板のラッ
プ仕上げ面を擦り該ラップ仕上げ面上の切粉を押しや
る。非凹み領域の部分10のリム11も同様な摺擦作用を行
う。
【0014】図4に示す本発明の実施例において、固定
板は従来と同様に、周縁5に囲まれた通路開口6と場合
により位置決め突起7とを有するが、図2の従来板で一
平面上にあった表面4がこの実施例では、部分10,24か
らなり通路開口6の周りの周縁5と同一面上にある領域
と、これと異なり若干凹んで溝を形成し、板の端部27を
介し板の周囲へ開口している領域26とに分けられてい
る。
板は従来と同様に、周縁5に囲まれた通路開口6と場合
により位置決め突起7とを有するが、図2の従来板で一
平面上にあった表面4がこの実施例では、部分10,24か
らなり通路開口6の周りの周縁5と同一面上にある領域
と、これと異なり若干凹んで溝を形成し、板の端部27を
介し板の周囲へ開口している領域26とに分けられてい
る。
【0015】非凹み部分10は、従来と同じ周縁5と共に
通路開口6の周囲を定めているから、水圧に対して固定
板は可動板1−3と確実に協動することができる。一
方、非凹み部分24上に協動可動板が支持されるので、固
定板は機械的にも可動板と確実に協動することができ
る。つまり溝26は、両板のラップ仕上げ面を離れた切粉
が落ち込んでいく領域を形成し、この領域内の切粉は、
溝26の端部27を流れる水流によって除去される。この場
合、非凹み面領域10のリム11と非凹み面領域24のリム25
とが可動板のラップ仕上げ面上で摺擦作用を行う。
通路開口6の周囲を定めているから、水圧に対して固定
板は可動板1−3と確実に協動することができる。一
方、非凹み部分24上に協動可動板が支持されるので、固
定板は機械的にも可動板と確実に協動することができ
る。つまり溝26は、両板のラップ仕上げ面を離れた切粉
が落ち込んでいく領域を形成し、この領域内の切粉は、
溝26の端部27を流れる水流によって除去される。この場
合、非凹み面領域10のリム11と非凹み面領域24のリム25
とが可動板のラップ仕上げ面上で摺擦作用を行う。
【0016】最後に図5、図6に示す本発明の実施例に
おいて、固定板は従来と同様に、周縁5に囲まれた通路
開口6と場合により位置決め突起7とを有するが、図2
の従来板で一平面にあった表面4がこの実施例では、部
分10、34からなり通路開口6の周りの周縁5と同一面上
にある領域と、これと異なり若干凹んで板の約半分の面
積を占め、板の領域37を介し板の周囲へ広く開口してい
る領域36とに分けられている。
おいて、固定板は従来と同様に、周縁5に囲まれた通路
開口6と場合により位置決め突起7とを有するが、図2
の従来板で一平面にあった表面4がこの実施例では、部
分10、34からなり通路開口6の周りの周縁5と同一面上
にある領域と、これと異なり若干凹んで板の約半分の面
積を占め、板の領域37を介し板の周囲へ広く開口してい
る領域36とに分けられている。
【0017】非凹み部分10は、従来と同じ周縁5と共に
通路開口6の周囲を定めているので、水圧に対して固定
板は可動板1−3と確実に協動することができる。一
方、非凹み部分34上に協動可動板が支持されるので、固
定板は機械的にも可動板と確実に協動することができ
る。領域34を通路開口6に対して径方向で反対の位置に
設けることによって、領域34は短いにも拘らず効果的な
支持作用を行うことができる。つまり凹み領域36は、両
板のラップ仕上げ面を離れた切粉が落ち込んで行く領域
を形成し、この領域内の切粉は、周囲領域37を流れる水
流によって除去される。この場合、非凹み面領域10のリ
ム11、特に非凹み面領域34のリム35が可動板のラップ仕
上げ面上で摺擦作用を行う。
通路開口6の周囲を定めているので、水圧に対して固定
板は可動板1−3と確実に協動することができる。一
方、非凹み部分34上に協動可動板が支持されるので、固
定板は機械的にも可動板と確実に協動することができ
る。領域34を通路開口6に対して径方向で反対の位置に
設けることによって、領域34は短いにも拘らず効果的な
支持作用を行うことができる。つまり凹み領域36は、両
板のラップ仕上げ面を離れた切粉が落ち込んで行く領域
を形成し、この領域内の切粉は、周囲領域37を流れる水
流によって除去される。この場合、非凹み面領域10のリ
ム11、特に非凹み面領域34のリム35が可動板のラップ仕
上げ面上で摺擦作用を行う。
【0018】リム35はほぼ径方向に位置するのでその作
用が特に効果的である。この実施例では、凹み領域36が
広くかつ板の周囲の領域37において外側へ充分に開いて
いるから、切粉の除去を特に効果的に行うことができ
る。さらに、図5、図6の実施例で非凹み領域の部分34
は周方向が短いため、亀裂発生した切粉が速やかにリム
35に達し凹み部分36へ落ち込むので、板の作用面がかな
りの長さに亘って傷付けられることなく切粉が除去され
る。
用が特に効果的である。この実施例では、凹み領域36が
広くかつ板の周囲の領域37において外側へ充分に開いて
いるから、切粉の除去を特に効果的に行うことができ
る。さらに、図5、図6の実施例で非凹み領域の部分34
は周方向が短いため、亀裂発生した切粉が速やかにリム
35に達し凹み部分36へ落ち込むので、板の作用面がかな
りの長さに亘って傷付けられることなく切粉が除去され
る。
【0019】上記したように本発明は種々の異なる態様
で実施できるが、これら全ての態様が上記した目的を達
成するのに適している。したがって、実施例の広い選択
が可能であり本発明を適宜に適用できる。もちろん、上
記以外の実施例、変更、技術的に等価な手段との交換も
可能である。
で実施できるが、これら全ての態様が上記した目的を達
成するのに適している。したがって、実施例の広い選択
が可能であり本発明を適宜に適用できる。もちろん、上
記以外の実施例、変更、技術的に等価な手段との交換も
可能である。
【図1】本発明で使用する固定板と協動する従来の可動
板を示す作用面正面図である。
板を示す作用面正面図である。
【図2】本発明を適用することによる改良が未だなされ
ていない固定板を示す作用面正面図である。
ていない固定板を示す作用面正面図である。
【図3〜図5】本発明が適用された固定板の3つの異な
る実施例を示す作用面正面図である。
る実施例を示す作用面正面図である。
【図6】図5の固定板のVI−VI線断面図である。
【図7】図1〜図5の板が使用されるいわゆる捩じ込み
水栓の縦断面図である。
水栓の縦断面図である。
A 弁本体 B 接続ねじ部 C,D パッキング E 固定板 F 固定板の通路開口 G 可動板 H 可動板の通路開口 J 内部パッキング K 回転軸 L 歯結合 M 制御ヘッド N 制御ヘッドのキー F1 流入口 F2 流出口 1 可動板のラップ仕上げ面 2 可動板の縁 3 可動板の通路開口 4 固定板のラップ仕上げ面 5 固定板の縁 6 固定板の通路開口 7 位置決め突起 10,12,14,24,34 非凹み面領域 11,13,15,25,35 非凹み面領域のリム 16,26,36 凹み面領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フランセスコ クナープ イタリア共和国,パビア,ビア ブリガ ータ パビア10番地 (56)参考文献 特開 昭62−233572(JP,A) 実開 昭62−183175(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16K 3/08 F16K 11/06 - 11/078
Claims (7)
- 【請求項1】 水圧弁用硬質固定板で板中心に対して非
対称に設けた通路開口をもつものにおいて、前記固定板
のラップ仕上げ作用面上の1表面領域は板中心に関し通
路開口と反対側に、該通路開口を囲む表面領域と同一レ
ベルに設けられ、通路開口に隣接しない他の表面領域は
凹み表面領域であり、板周縁側へ開口していることを特
徴とする水圧弁用硬質固定板。 - 【請求項2】 作用面の凹み領域は複数個のリムによっ
て非凹み領域に対する境界が定められ、少なくとも一部
のリムが板の幾何学的中心と非同軸であり摺擦作用を行
うことを特徴とする請求項1の水圧弁用硬質固定板。 - 【請求項3】 板の凹み領域は非凹み領域から分離する
リムの少なくとも一部が、板の幾何学的中心から見てほ
ぼ半径方向に形成されていることを特徴とする請求項1
の水圧弁用硬質板。 - 【請求項4】 板の非凹み領域が実質的直径方向部分
と、板の周縁に沿う分断部分とを備えていることを特徴
とする請求項1の水圧弁用硬質固定板。 - 【請求項5】 板の凹み領域が該板の直径にほぼ一致す
る溝であることを特徴とする請求項1の水圧弁用硬質固
定板。 - 【請求項6】 板の非凹み領域が実質的直径方向部分
と、径方向で通路開口と反対側にあり、側面境界が板の
幾何学的中心から見てほぼ半径方向のリムによって定め
られている部分とを備えることを特徴とする請求項1の
水圧弁用硬質固定板。 - 【請求項7】 板の非凹み領域が極めて少ない周方向拡
がりをもつことを特徴とする請求項1の水圧弁用硬質固
定板。
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