JPS6037458A - 可撓性背板つきピストンリング - Google Patents
可撓性背板つきピストンリングInfo
- Publication number
- JPS6037458A JPS6037458A JP14508883A JP14508883A JPS6037458A JP S6037458 A JPS6037458 A JP S6037458A JP 14508883 A JP14508883 A JP 14508883A JP 14508883 A JP14508883 A JP 14508883A JP S6037458 A JPS6037458 A JP S6037458A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston ring
- backplate
- slit
- flexible
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J9/00—Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction
- F16J9/12—Details
- F16J9/14—Joint-closures
- F16J9/18—Joint-closures with separate bridge-elements
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
従来の切れ目つきピストンリングの切れ目は第1図に示
す(a)直角形,(b)斜め形,(c)段付き形,のよ
うに各種あるが,切れ目が若干拡がつたさいの切れ目か
らのガスのもれは防ぐことができなかつた。本発明はそ
のような切れ目からのガスのもれを少しでも減少するた
めに,切れ目の背中にその切れ目を橋わたしして閉塞す
る形状の可撓性の背板を付けたピストンリングに関する
ものである。
す(a)直角形,(b)斜め形,(c)段付き形,のよ
うに各種あるが,切れ目が若干拡がつたさいの切れ目か
らのガスのもれは防ぐことができなかつた。本発明はそ
のような切れ目からのガスのもれを少しでも減少するた
めに,切れ目の背中にその切れ目を橋わたしして閉塞す
る形状の可撓性の背板を付けたピストンリングに関する
ものである。
第2図は本発明の一実施例のピストンリングの切れ目付
近の断面であり,第3図は第2図の実施例を斜め上方よ
り見たスケツチである。1と2は固いプラスツクで作ら
れたピストンリングの切れ目3を狭む両端部である。本
発明はこの両端部分1と2の背中にそれぞれ段付き部分
4,5不設け,その上にテフロンのような比較的やわら
かい可撓性のある材料で作られ,かつ両端部1,2と同
じ厚さを持ち十分可撓性のある可撓性背板6を置き,そ
の片側は段付き部分4に接着し,他端はくちばし状の突
起7を設けて,その突起7が常に段付き部分5の上に触
れるように構成したものである。
近の断面であり,第3図は第2図の実施例を斜め上方よ
り見たスケツチである。1と2は固いプラスツクで作ら
れたピストンリングの切れ目3を狭む両端部である。本
発明はこの両端部分1と2の背中にそれぞれ段付き部分
4,5不設け,その上にテフロンのような比較的やわら
かい可撓性のある材料で作られ,かつ両端部1,2と同
じ厚さを持ち十分可撓性のある可撓性背板6を置き,そ
の片側は段付き部分4に接着し,他端はくちばし状の突
起7を設けて,その突起7が常に段付き部分5の上に触
れるように構成したものである。
ここでこの第2図の可撓性背板の作用を説明する。いま
同図の矢印のように背部より圧力がかかると,背面板は
点線のように切れ目3の方向に密着し,突起7は段付き
部分4に押し付4られてガスのもれを止める。また熱膨
張などで切れ目3の間隙幅が変化しても突起7が段付き
部4の上を滑るのでその変化に対応できる。
同図の矢印のように背部より圧力がかかると,背面板は
点線のように切れ目3の方向に密着し,突起7は段付き
部分4に押し付4られてガスのもれを止める。また熱膨
張などで切れ目3の間隙幅が変化しても突起7が段付き
部4の上を滑るのでその変化に対応できる。
ついで第4図に第2図の実施例のピストンリングを二枚
重ね合わせて一組とした組み合わせピストンリングをピ
ストンに装着したさいの断面図を示す。また第5図に第
4図のXX′断面を上から見た平面断面図を示す8,9
はそれぞれ本発明によるピストンリングで第2図の実施
例に示すものと一致する。この二個のピストンリングは
その切れ目10,11か互いにほぼ180度を向く位置
になるようピン12によつて組み合わせられ12枚一組
となつている。13はバツクアツプリングである。14
,15,はピストンとシリンダーである。さて16,1
7はピストンリング8,9の切れ目部分に備えられた可
撓性背板で,図のように切れ目を覆つている。
重ね合わせて一組とした組み合わせピストンリングをピ
ストンに装着したさいの断面図を示す。また第5図に第
4図のXX′断面を上から見た平面断面図を示す8,9
はそれぞれ本発明によるピストンリングで第2図の実施
例に示すものと一致する。この二個のピストンリングは
その切れ目10,11か互いにほぼ180度を向く位置
になるようピン12によつて組み合わせられ12枚一組
となつている。13はバツクアツプリングである。14
,15,はピストンとシリンダーである。さて16,1
7はピストンリング8,9の切れ目部分に備えられた可
撓性背板で,図のように切れ目を覆つている。
いま第4図で上方から圧力が加わると,この組み合わせ
リングはリングみぞ18の下方壁に押し付けられ,とく
にピストンリング8の切れ目10は上方リング9の側面
とリングみぞの下方壁,および本発明による可撓性背板
16の三者で密封されてもれが防止される。また逆に下
方から圧力不変りると上方のピストンリング9が効果を
生ずる。
リングはリングみぞ18の下方壁に押し付けられ,とく
にピストンリング8の切れ目10は上方リング9の側面
とリングみぞの下方壁,および本発明による可撓性背板
16の三者で密封されてもれが防止される。また逆に下
方から圧力不変りると上方のピストンリング9が効果を
生ずる。
第6図と第7図は本発明の他の実施例であつて金属性の
切れ目つきピストンリング19,20に薄すい金属板よ
りなる可撓性背板21,22を,23,24等で溶接し
たものであり,その作用と効果は第5図までの実施例と
同様である。
切れ目つきピストンリング19,20に薄すい金属板よ
りなる可撓性背板21,22を,23,24等で溶接し
たものであり,その作用と効果は第5図までの実施例と
同様である。
以上のように本発明は,可撓性背板を切れ目付近に設け
ることによつてガス漏洩を減少させたピストンリングを
提供するもので,ピストンリング本体と可撓性背板とは
全く異なる材料でよいので,前者には耐磨耗性,後者に
は可撓性の良好な材質を選ぶことができる利点があり,
従来の切れ目つきリングのもつていた多くの特長もその
まま生きるので,従来より性能の良いピストンリングを
低価格で得ることができる。
ることによつてガス漏洩を減少させたピストンリングを
提供するもので,ピストンリング本体と可撓性背板とは
全く異なる材料でよいので,前者には耐磨耗性,後者に
は可撓性の良好な材質を選ぶことができる利点があり,
従来の切れ目つきリングのもつていた多くの特長もその
まま生きるので,従来より性能の良いピストンリングを
低価格で得ることができる。
第1図は従来の切れ目つきピストンリング三種類の切れ
目の形を示すスケツチ図,第2図は本発明の一実施例の
ピストンリングの切れ目付近の断面図であり,第3図は
第2図の実施例を斜め上方から見たスケツチ図である。 第4図,第5図は第2図のピストンリングを2枚組み合
わせて一組とした組み合わせピストンリングをピストン
およびシリンダーに装着したさいの側面断面図および平
面断面図である。第6図,第7図は本発明の他の実施例
をそれぞれ示す。 1,2;ピストンリングの両端部 3,10,11;切れ目
目の形を示すスケツチ図,第2図は本発明の一実施例の
ピストンリングの切れ目付近の断面図であり,第3図は
第2図の実施例を斜め上方から見たスケツチ図である。 第4図,第5図は第2図のピストンリングを2枚組み合
わせて一組とした組み合わせピストンリングをピストン
およびシリンダーに装着したさいの側面断面図および平
面断面図である。第6図,第7図は本発明の他の実施例
をそれぞれ示す。 1,2;ピストンリングの両端部 3,10,11;切れ目
Claims (1)
- 切れ目つきピストンリングの該切れ目の両側部分の背中
にその切れ目を橋わたしして閉塞する形状を有し,かつ
該ピストンリングと同じ軸方向厚さを持つ背面板を置き
,その背面板の一端は該ピストンリングの切れ目の片側
部分の背中に接着もしくは溶接し,他端は自由とし,か
つ該背面板には適当な可撓性を持たせた可撓性背板つき
ピストンリング。およびそのような可撓性背板つきピス
トンリングを2枚重ね合わせて一組とした組み合わせピ
ストンリング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14508883A JPS6037458A (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 可撓性背板つきピストンリング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14508883A JPS6037458A (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 可撓性背板つきピストンリング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6037458A true JPS6037458A (ja) | 1985-02-26 |
Family
ID=15377100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14508883A Pending JPS6037458A (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 可撓性背板つきピストンリング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6037458A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1559934A1 (en) * | 2004-01-29 | 2005-08-03 | Enrico Braghieri | Piston rings particularly for two-stroke engines |
US8720901B2 (en) | 2007-02-01 | 2014-05-13 | Nok Corporation | Seal ring |
US12038089B2 (en) | 2021-06-16 | 2024-07-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Piston ring |
-
1983
- 1983-08-10 JP JP14508883A patent/JPS6037458A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1559934A1 (en) * | 2004-01-29 | 2005-08-03 | Enrico Braghieri | Piston rings particularly for two-stroke engines |
US8720901B2 (en) | 2007-02-01 | 2014-05-13 | Nok Corporation | Seal ring |
US12038089B2 (en) | 2021-06-16 | 2024-07-16 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Piston ring |
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