JP2825762B2 - カブリオレ型自動車のための格納可能な折り畳みフード - Google Patents

カブリオレ型自動車のための格納可能な折り畳みフード

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JP2825762B2
JP2825762B2 JP6184670A JP18467094A JP2825762B2 JP 2825762 B2 JP2825762 B2 JP 2825762B2 JP 6184670 A JP6184670 A JP 6184670A JP 18467094 A JP18467094 A JP 18467094A JP 2825762 B2 JP2825762 B2 JP 2825762B2
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    • B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
    • B60J7/20—Vehicle storage compartments for roof parts or for collapsible flexible tops
    • B60J7/202—Vehicle storage compartments for roof parts or for collapsible flexible tops being characterised by moveable cover parts for closing the gap between boot lid and rearmost seats
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    • B60J7/00—Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs
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  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、フードフレームを備え
たカブリオレ型自動車のための格納可能な折り畳みフー
ド（折り畳み幌）であって、折り畳みフードの下側の閉
鎖部を形成するフードクランプと、折り畳みフードを受
容するフードケースと、このフードケースをそれぞれ開
放若しくは閉鎖するフードカケースカバーとを有してお
り、該フードケースカバーが、車体側に支えられた旋回
ホルダを介して閉鎖位置に旋回可能であって、この位置
で折り畳みフードが、フードクランプに設けられそれぞ
れロック装置に係合する少なくとも１つの閉鎖部を介し
て被覆位置でフードケースカバーに固定されている形式
のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】カブリオレ型自動車のための公知の格納
可能な折り畳みフードにおいては、車体後部範囲で、フ
ードクランプを備えた折り畳みフードが閉鎖位置つまり
被覆位置で、フードケースカバーに錠止されるようにな
っていて、この際にそれぞれ閉鎖ピンが回転係止装置の
フォーク状回転係止部材と協働して、フードケースカバ
ーが液圧式の伝動装置を介して開放位置若しくは閉鎖位
置に旋回可能である。このために設けられた伝動部材と
しての液圧式の駆動シリンダは泥よけ若しくはリヤハッ
チの下側の車体範囲に配置されているので、構造的なコ
ストも必要スペースも不都合に高められ、このような形
式の解決策は、特に４人乗り用のカブリオレ型自動車の
ためには適していない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、冒頭に述べたようなカブリオレ型自動車のための格
納可能な折り畳みフードを改良して、安価な技術的費用
で可動な、しかもスペースが節約されて配置された伝動
部材を備え、フードケースカバーにおいて、折り畳みフ
ードをいたわりながら確実に密に固定することができる
ようにすることである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題を解決した本発
明の構成によれば、フードケースカバーに操作装置が設
けられており、該操作装置は、閉鎖過程中に旋回ホルダ
を介して、次のような水平な制御運動つまり、フードク
ランプの閉鎖部にロック装置が係合し、折り畳みフード
がプレロードを受けて被覆位置にもたらされるような水
平な制御運動をフードケースカバーに少なくとも段階的
に伝達するようになっており、フードケースカバーは閉
鎖過程時に、前記操作装置によって、閉鎖部の運動軌道
と交差する折り畳み位置に旋回せしめられ、この折り畳
み位置で、フードクランプに設けられた閉鎖部が、ロッ
ク装置の係止開口に係合し、これによって、折り畳みフ
ードとフードケースカバーとが一緒に、旋回／ずらし運
動を介して、フードシートを緊張する被覆位置にもたら
されるようになっており、フードケースカバーに、この
フードケースカバーの前側の縁部範囲で車両縦軸線に対
して左右対称に配置され、閉鎖位置でそれぞれ車体側に
保持された対抗軸受に係合するキャッチフックが設けら
れている。
【０００５】
【発明の効果】フードクランプとフードケースカバーと
の共通の運動を行なうために使用可能な操作装置を備え
た格納可能な折り畳みフードの本発明の構成によれば、
安価な構造的なコストでこれらの構造部材の作用接続が
可能であって、閉鎖手段を簡略化ししかも安価なコスト
によって、フードクランプ及びフードケースカバーのロ
ック及びロック解除の自動制御が得られる。
【０００６】操作装置によって、フードケースカバー
に、閉鎖過程中に旋回／ずらし運動を伝達することがで
き、またこの操作装置によって、閉鎖部とロック装置と
を同時に係合接続することによって折り畳みフードに全
体的に、フードシートを保護しながら均一に緊締する力
を伝達することができ、ひいては折り畳みフードは閉鎖
状態で、折り畳み箇所のない滑らかなフードシートの輪
郭形状が得られ、これによって走行中の雑音を減少させ
ることができる。
【０００７】安価なコストによって駆動可能な操作装置
には、小さい構造の伝動ユニットを設けることができる
ので、このような形式の折り畳みフードは、自動車の後
部範囲で狭い所要スペースを有する４に乗り用のカブリ
オレ型自動車のために特に適している。
【０００８】
【実施例】以下に図面に示した実施例について本発明の
構成を具体的に説明する。
【０００９】図１には全体を符号１で示したカブリオレ
型自動車の後部範囲が示されている。このカブリオレ型
自動車の閉鎖された（広げられた）折り畳みフード２
は、フードシート３に組み込まれたリヤウインドーガラ
ス４を有している。このリヤウインドーガラスの下側
で、折り畳みフード２がトランクルームボンネット５と
同一平面に存在するフードケースカバー６上に載せられ
ている。
【００１０】図２で断面した側面図及び図１によって明
らかなように、折り畳みフード２はフードフレーム７を
備えており、このフードフレーム７の後ろ側の閉鎖部
は、Ｕ字形のフードクランプ８によって形成されてい
る。フードケースカバー６によって形成された載設面の
下側には、フードシェル９を介してフードケース１０が
形成されており、このフードケース１０内には、カブリ
オレ型自動車（図示せず）の開放した走行位置のための
折り畳まれたフード２が侵入旋回可能である。このため
に、閉鎖位置にあるフードケースカバー６（図１）が、
折り畳みフード２が外されると開放位置（図３）に旋回
せしめられる。折り畳みフード２はフードケース１０内
に挿入され、次いでフードケースカバー６によって覆わ
れる。
【００１１】次いでカブリオレ型自動車を閉鎖した状態
で使用するために、前記折り畳み過程とは逆の連続でフ
ードケースカバーを開放し、折り畳みフード２をフード
フレーム７によって下方へ旋回させ、一方ではフロント
ガラス（図示せず）に当接する閉鎖位置（図１）にもた
らし、この閉鎖位置で他方では折り畳みカバー２は、フ
ードクランプ８に存在し、それぞれの閉鎖装置１２に係
合する少なくとも１つの閉鎖部１３を介して、フードケ
ースカバー６上での設置位置で固定される（図２）。
【００１２】図１の破断した部分図で示されているよう
に、フードケースカバー６は自動移動させるために、有
利な構成によれば全体が符号１５で示された操作装置を
備えている。この操作装置１５は、閉鎖過程中にそれぞ
れの旋回ホルダ１６の範囲内でフードケースカバー６に
少なくとも段階的に、次のような水平な制御運動を伝達
する。つまりフードクランプ８に設けられた閉鎖部１３
にロック装置１２が係合し（図５）、折り畳みフード２
がプレロード（予荷重）を受けて被覆位置（図１）に移
動せしめられるような水平な制御運動を伝達する。
【００１３】図３及び図４に示したそれぞれの運動段階
によれば、一方ではフードケースカバー６が操作装置１
５によって矢印１４．１の方向で、また他方では折り畳
みフード２が、閉鎖過程時にフードフレーム７によって
矢印１４．２の方向で次のように旋回せしめられる。つ
まり、閉鎖部１３がロック装置１２の運動軌道に交差す
る折り畳み位置（図５）に達するように旋回せしめられ
る。この折り畳み位置では、閉鎖部１３がそれぞれの係
止開口１７内でロック装置１２によって捕まえられて、
この結合位置で折り畳みフード２とフードケースカバー
６とが共に、旋回／及び摺動運動を介して、フードシー
ト３を緊張する被覆位置にもたらされる。
【００１４】フードフレーム７の構成部材とフードケー
スカバー６の構成部材との、このような作用的な関係に
よって、カブリオレ型自動車１は、フードシート３の範
囲で全体的に折り畳み箇所のない滑らかな外側輪郭を有
し（図１）、高速の走行速度において、閉鎖状態（フー
ドを張った状態）で十分な騒音減少が得られる。リヤウ
インドガラス４は、加熱可能な堅固な構造で、狭い縁部
範囲３ａ内においてのみ有利には小さく限定された視野
が形成されるように、フードシート３の範囲内に組み込
むことができる。
【００１５】図２及び図５に示した側面図によれば、フ
ードケースカバー６に２つのキャッチフック１９が設け
られており、これら２つのキャッチフック１９は、その
前縁部範囲が、車両縦軸線に対して左右対称に配置され
ていて、閉鎖位置でそれぞれ１つの、車体側面で保持さ
れた対抗軸受１８に係合する。これによって、ロック装
置１２及び閉鎖部１３の範囲内で形成されたロックに対
して付加的に、フードケースカバー６はさらに安定化さ
せられ、高速の走行速度においてもフードケースカバー
６のフードクランプ８の被覆範囲でのシール性が保証さ
れる。
【００１６】図４に示された車体後部範囲の破断図によ
れば、操作装置１５には、車両縦軸線２１の範囲内の内
側で車体後部２２に支えられた変向レバー２３が設けら
れており、この変向レバー２３は、第１の自由脚２４
で、フードケースカバー６に向けられた接続部材２５を
有している。この接続部材２５は、それぞれ車両縦軸線
２１に対して直角に突き出るクロスステー２６，２７を
介して、一方側が車体後部２２の縁部側に支えられ、他
方側がフードケースカバー６を保持する平行四辺形ヒン
ジ２８，２９に接続されている。
【００１７】この場合に、変向レバー２３は有利な構成
によれば、第２の自由脚２４ａの範囲内で、液圧式のシ
リンダとして構成された伝動部材３１を備えており、こ
の伝動部材３１は、一方では支持部３２を介して車体後
部２２で保持されていて、他方では、伝達レバー２３
（図６）にヒンジ結合されていて、この伝達レバー３３
を介して変向レバー２３に運動を伝達することができ
る。この場合の伝達レバー３３の運動範囲はストッパ部
材３４を介して制限されている。
【００１８】接続部材２５の範囲内では、変向レバー２
３は有利な構成によれば、溝内でガイドされた滑動部材
対３５として構成されたプッシュピンを有しており、こ
れによって、２つのクロスステー２６，２７に、運動導
入時において同時に、逆転可能な回転運動を伝達して、
フードカケースカバー６としての自動的な開放若しくは
閉鎖運動が得られる。
【００１９】図６に示した変向レバー２３の拡大した詳
細図によれば、伝達レバー３３に運動を伝達するため
に、ボーデンワイヤ３６を設けてもよい。このボーデン
ワイヤ３６によって同時に構成部材の緊急ロックが得ら
れる。同様に、ボーデンワイヤ３６に他方では伝動部材
（図示せず）を設けることができ、この伝達部材は、車
体の側面範囲にスペースを節約して配置することができ
る。
【００２０】滑動部材対３５を介して接続部材２５の範
囲で伝達された、フードケースカバー６のための調節運
動は、クロスステー２６，２７の終端範囲がそれぞれヒ
ンジピン３７の形状のヒンジに接続されていることによ
って（図７）、クロスステー２６，２７を介して、この
クロスステーの終端範囲に設けられた平行四辺形ヒンジ
２８，２９に伝達される。
【００２１】平行四辺形ヒンジ２８，２９自体は、ヒン
ジピン３７（図７）の範囲内で、フードカケースカバー
６（図示せず）に固定された保持プレート３９を有して
おり、この保持プレート３９は、この保持プレートから
突き出る接続レバー４０を備えており、この接続レバー
４０は、縁部側に配置された左右対称の２つの制御レバ
ー４１，４２を有している。制御レバー４１と４２との
間で接続レバー４０には引張りレバー４３が支承されて
おり、この引張りレバー４０は、２つの制御レバー４
１，４２と一緒に旋回可能に、車体後部２２に設けられ
た支承ブロック４４で支えられている。
【００２２】このような形式の平行四辺形ヒンジ１６に
よって、前記旋回／ずらし運動は、高いガイド精度でフ
ードケースカバー６に伝達され、安価なコストで、フー
ドケースカバー６との接続位置で折り畳みフード２を保
護しながら注意深く緊張することができる。
【００２３】図８に示したロック装置１２の拡大した詳
細図によれば、このロック装置１２は、有利には、係止
フック４７として構成された閉鎖部１３をフラップ４７
を介して受容する鉢形の錠止部材４８として構成されて
いる。支持部４９を介してフードクランプ８（図５）で
支えられた係止フック４６は、ロック過程中にフラップ
４７に向かって押しつけられ、このフラップは、マイク
ロスイッチ５０に接近する際に、液圧シリンダとして構
成された、フードフレーム７の伝達部材５１にフィード
バックされた信号を発信し、これによって閉鎖過程が終
了する。
【００２４】前記ロック装置１２とは別に付加的に、フ
ードケースカバー６は、図９で拡大した詳細図で示され
た２つのキャッチフック１９を備えている。これらのキ
ャッチフック１９は、側方の後部範囲（図４）に示され
た対応する対抗軸受１８内に導入される。破線で示され
たキャッチフック１９の接続位置によれば、このキャッ
チフック１９がフードケースカバー６の閉鎖過程時に電
気式の接点センサ５３を有するスイッチ片５４を介し
て、対抗軸受１８に設けらたキャッチピン５５と係合せ
しめられることが明らかである。これによってフードカ
ケースカバー６は、操作装置１５若しくは、この操作装
置１５と機能的に関連しているロック装置１２を介し
て、及び負荷的にキャッチフック１９を介して固定位置
に位置決めされる。
【００２５】この場合、スイッチ片５４を介して、ばね
弾性的に支えられたアダプター５６によってマイクロス
イッチ５７で次のような信号が発信される。つまり、フ
ードケースカバーの閉鎖過程時に、それ以上の駆動が中
止されるか、若しくは折り畳みカバー２の開放過程時
に、フードカケースカバー６をさらに制御するための相
応の解除信号が、相応の電気式の接続ライン５８を介し
てさらに発信される。
【図面の簡単な説明】
【図１】閉鎖位置にある折り畳みフードを備えたカブリ
オレ型自動車の一部破断した後部を示す図である。
【図２】図１のＩＩ−ＩＩ線に沿った、後部範囲の側面
図である。
【図３】開放位置にあるフードケースカバーを備えた、
図１と同様の、一部破断した車体後部を示す図である。
【図４】閉鎖過程で協働するフードケースカバー及び折
り畳みフードを備えた、図３と同様の、一部破断した車
体後部を示す図である。
【図５】図４のＶ−Ｖ線に沿った車体後部範囲の断面し
た側面図である。
【図６】フードケースカバーに設けられた変向レバーの
詳細を示す拡大した斜視図である。
【図７】フードケースカバーと車体との間に設けられた
平行四辺形ヒンジの詳細を示す拡大した斜視図である。
【図８】閉鎖部を備えたロック装置の詳細を示す拡大し
た斜視図である。
【図９】対抗軸受に係合するキャッチフックの側面図で
ある。
【符号の説明】
１ カブリオレ型自動車、 ２ 折り畳みフード（又は
幌）、 ３ フードシート、 ４ リヤウィンドーガラ
ス、 ５ トランクルームボンネット、 ６フードケー
スカバー、 ７ フードフレーム、 ８ フードクラン
プ、 ９ フードシェル、 １０ フードケース、 １
２ ロック装置、 １３ 閉鎖部、１４．１，１４．２
矢印方向、 １５ 操作装置、 １６ 旋回ホルダ、
１７ 係止開口、 １８ 対抗軸受、 １９ キャッ
チフック、 ２１ 車両縦軸線、 ２２ 車体後部、
２３ 変向レバー、 ２４，２４ａ 自由脚部、 ２５
接続部材、 ２６，２７ クロスステー、 ２８，２
９ 平行四辺形ヒンジ、 ３１ 伝動部材、 ３２ 支
持部、 ３３ 伝達レバー、 ３４ ストッパ部材、
３５ 滑動部材対、 ３６ ボーデンワイヤ、 ３７
ヒンジピン、３９ 保持プレート、 ４０ 接続レバ
ー、 ４１，４２ 制御レバー、 ４３引っ張りレバ
ー、 ４４ 支承ブロック、 ４６ 係止フック、 ４
７ フラップ、 ４８ 鉢形の錠止部材、 ４９ 支持
部、 ５０ マイクロスイッチ、５１ 伝動部材、 ５
３ 接点センサ、 ５４ スイッチ片、 ５５ キャッ
チピン、 ５６ アダプター、 ５７ マイクロスイッ
チ、 ５８ 接続ライン
フロントページの続き (72)発明者 ハイコ クレーメ ドイツ連邦共和国 オスナブリュック フリードリッヒ−ヴァケット−シュトラ ーセ 11 (56)参考文献 特開 平５−185846（ＪＰ，Ａ) 特公 平５−39816（ＪＰ，Ｂ２) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B60J 7/00 - 11/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 フードフレーム（７）を備えたカブリオ
    レ型自動車のための格納可能な折り畳みフードであっ
    て、折り畳みフード（２）の下側の閉鎖部を形成するフ
    ードクランプ（８）と、折り畳みフード（２）を受容す
    るフードケース（１０）と、このフードケース（１０）
    をそれぞれ開放若しくは閉鎖するフードケースカバー
    （６）とを有しており、該フードケースカバー（６）
    が、車体側に支えられた旋回ホルダ（１６）を介して閉
    鎖位置に旋回可能であって、この閉鎖位置で折り畳みフ
    ード（２）が、それぞれロック装置（１２）に係合す
    る、フードクランプ（８）に設けられた少なくとも１つ
    の閉鎖部（１３）を介して被覆位置でフードケースカバ
    ー（６）に固定されている形式のものにおいて、フードケースカバー（６）に操作装置（１５）が設けら
    れており、該操作装置（１５）は、閉鎖過程中に旋回ホ
    ルダ（１６）を介して、次のような水平な制御運動つま
    り、フードクランプ（８）の閉鎖部（１３）にロック装
    置（１２）が係合し、折り畳みフード（２）がプレロー
    ドを受けて被覆位置にもたらされるような水平な制御運
    動をフードケースカバー（６）に少なくとも段階的に伝
    達するようになっており、 フードケースカバー（６）は閉鎖過程時に、前記操作装
    置（１５）によって、閉鎖部（１３）の運動軌道と交差
    する折り畳み位置に旋回せしめられ、この折り畳み位置
    で、フードクランプ（８）に設けられた閉鎖部（１３）
    が、ロック装置（１２）の係止開口（１７）に係合し、
    これによって、折り畳みフード（２）とフードケースカ
    バー（６）とが一緒に、旋回／ずらし運動を介して、フ
    ードシート（３）を緊張する被覆位置にもたらされるよ
    うになっており、 フードケースカバー（６）に、このフードケースカバー
    （６）の前側の縁部範囲で車両縦軸線（２１）に対して
    左右対称に配置され、閉鎖位置でそれぞれ車体側に保持
    された対抗軸受（１８）に係合するキャッチフック（１
    ９）が設けられている ことを特徴とする、カブリオレ型
    自動車のための格納可能な折り畳みフード。
  2. 【請求項２】 操作装置（１５）に、車体縦軸線（２
    １）の範囲内で内側で車体後部（２２）に支えられた変
    向レバー（２３）が設けられており、該変向レバー（２
    ３）が第１の自由脚（２４）で、フードケースカバー
    （６）に向かって延びる接続部材（２５）を有してお
    り、該接続部材（２５）が、車両縦軸線（２１）に対し
    てそれぞれ直角に折り曲げられたクロスステー（２６，
    ２７）を介して、一方では縁部側で車体後部（２２）に
    支えられ他方ではフードケースカバー（６）を保持する
    平行四辺形ヒンジとして構成された旋回ホルダ（１６）
    に接続されており、変向レバー（２３）が第２の自由脚
    （２４ａ）で伝動部材（３１）を有している、請求項１
    記載の格納可能な折り畳みフード。
  3. 【請求項３】 変向レバー（２３）が第１の自由脚部
    （２４ａ）の範囲で、直接又はボーデンワイヤ（３６）
    を介して伝動部材（３１）にヒンジ接続された伝達レバ
    ー（３３）を備えており、該伝達レバー（３３）の運動
    範囲がストッパ部材（３４）を介して制限されている、
    請求項２記載の格納可能な折り畳みフード。
  4. 【請求項４】 変向レバー（２３）が接続部材（２５）
    で、２つのクロスステー（２６，２７）に同時に、逆転
    可能な回転運動を伝達する滑動部材対（３５）を備えて
    いて、クロスステー（２６，２７）が外側の端部で、そ
    れぞれヒンジピン（３７）を形成しながら平行四辺形ヒ
    ンジ（１６）に接続されている、請求項３記載の格納可
    能な折り畳みフード。
  5. 【請求項５】 平行四辺形ヒンジ（１６）がそれぞれ、
    フードケースカバー（６）に固定された保持プレート
    （３９）と、この保持プレートから突き出る、縁部側で
    制御レバー（４１，４２）を備えた接続レバー（４０）
    と、これらの制御レバー（４１，４２）の間に配置され
    た引張りレバー（４３）とを有しており、この引張りレ
    バー（４３）が制御レバー（４１，４２）と共に旋回可
    能に車体後部（２２）で支えられている、請求項１記載
    の格納可能な折り畳みフード。
  6. 【請求項６】 ロック装置（１２）が、閉鎖部（１３）
    を、マイクロスイッチ（５０）に接続されたフラップ
    （４７）を介して受容する鉢形の錠止部材（４８）とし
    て構成されている、請求項１から５までのいずれか１項
    記載の格納可能な折り畳みフード。
  7. 【請求項７】 各キャッチフック（１９）が、電気的な
    接点センサ（５３）を有するスイッチ片（５４）を介し
    て、対抗軸受（１８）に存在するキャッチピン（５５）
    に係合接続されるようになっている、請求項１から６ま
    でのいずれか１項記載の格納可能な折り畳みフード。
  8. 【請求項８】 フードケース（１０）内に存在する折り
    畳みフード（２）において、フードケースカバー（６）
    が、操作装置（１５）及びそれぞれキャッチフック（１
    ９）を介してそのカバー位置で固定されている、請求項
    １から７までのいずれか１項記載の格納可能な折り畳み
    フード。
JP6184670A 1993-08-07 1994-08-05 カブリオレ型自動車のための格納可能な折り畳みフード Expired - Fee Related JP2825762B2 (ja)

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DE9311798.1 1993-08-07
DE9311798U DE9311798U1 (de) 1993-08-07 1993-08-07 Versenkbares Faltverdeck für ein Cabriolet-Fahrzeug

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JPH0752656A JPH0752656A (ja) 1995-02-28
JP2825762B2 true JP2825762B2 (ja) 1998-11-18

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