JP2825323B2 - ボイスコイル型リニアモータ - Google Patents

ボイスコイル型リニアモータ

Info

Publication number
JP2825323B2
JP2825323B2 JP17622890A JP17622890A JP2825323B2 JP 2825323 B2 JP2825323 B2 JP 2825323B2 JP 17622890 A JP17622890 A JP 17622890A JP 17622890 A JP17622890 A JP 17622890A JP 2825323 B2 JP2825323 B2 JP 2825323B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voice coil
linear motor
type linear
guide rail
saddle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP17622890A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0467761A (ja
Inventor
研二 庄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP17622890A priority Critical patent/JP2825323B2/ja
Publication of JPH0467761A publication Critical patent/JPH0467761A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2825323B2 publication Critical patent/JP2825323B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Reciprocating, Oscillating Or Vibrating Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、磁気ディスク装置や光ディスク装置にお
いて、キャリッジを往復直線運動させることによりその
キャリッジを所定の位置に位置ぎめするボイスコイル型
リニアモータに関するものである。
[従来の技術] 第3図は例えば特開昭61−182971号公報に示された従
来のボイスコイル型リニアモータを示す斜視図であり、
図において(1)はキャリッジ、(2)はこのキャッジ
(1)の両側に設けられた外側ヨーク、(3)はこの外
側ヨーク(2)に固定された永久磁石、(4)はこの外
側ヨーク(2)と一体化して磁気回路を構成する中央鉄
心、(5)は永久磁石(3)と中央鉄心(4)との間に
発生する磁界と交差し、キャリッジ(1)を取り囲むよ
うに取付けられたボイルコイル、(6)はキャリッジ
(1)に設けられたベアリング、(7)はこのベアリン
グ(6)の回転によるそのキャリッジ(1)の往復直線
運動のガイドとして、そのボイスコイル(5)を貫くよ
うに配置された直線レールである。ここで、ボイスコイ
ル(5)は左右一体型で、「ロ」の字状をしており、キ
ャリッジ(1)を介してキャリッジ(1)の両側の磁気
回路の間の通って、キャリッジ(1)の周りを取囲むよ
うに構成されている。
次に、ボイスコイル型リニアモータの動作について説
明する。ボイスコイル(5)に通電するとフレミングの
法則によって、ボイスコイル(5)に直線レール(7)
の長手方向に力が加わり、キャリッジ(1)とボイスコ
イル(5)とから構成される可動部が直線レール(7)
に沿って移動する。ボイスコイル(5)に通電する電流
の極性を変えると、その可動部は反対方向に移動し、往
復直線運動となる。
さらに、ベアリング(6)と直線レール(7)とから
構成された案内機構にかわり、小形化、組立の容易性、
および標準化による低コスト化を目的として案内機構の
機能をユニット化したガイドレールが実用化されてい
る。第4図はユニット化したガイドレールを示す一部破
断斜視図であり、(8)はベースに固定され案内機構の
土台となる固定台(9)とその固定台(9)に移動可能
に配置された可動ステージ(10)とから構成されたガイ
ドレールである。第5図,第6図はそれぞれユニット化
したガイドトールを適用した従来のボイスコイル型リニ
アモータを示す斜視図および断面図であり、第3図と同
一または相当部分は同一符号を付し、その説明は省略す
る。図において、ガイドレール(8)はキャリッジ
(1)の下部に配置され、そのガイドレール(8)を構
成する固定台(9)はベースに固定され、可動ステージ
(10)はキャリッジ(1)に固定されている。ここで、
ボイスコイル(5)はキャリッジ(1)の一端に固定さ
れ、さらにガイドレール(8)の固定部(10)の高さよ
り高い位置に配置することによつて、ガイドレール
(8)を適用した案内機構による往復直線運動を実現し
ている。
[発明が解決しょうとする課題] 従来のボイスコイル型リニアモータは以上のように構
成されているので、ボイスコイル(5)をガイドレール
(8)の固定部(10)の高さより高い位置に配置しなけ
ればならず、永久磁石(3)と中央鉄心(4)との間に
位置するボイスコイル(5)のコイル長は駆動力発生に
寄与することから減らすことができず、リニアモータの
薄形化ができないという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、十分な駆動力が得られるとともに、薄形化
できるボイスコイル型リニアモータを得ることを目的と
する。
[課題を解決するための手段] この発明に係るボイスコイル型リニアモータは、ボイ
スコイルのガイドレールとの対向面に鞍形状の鞍形部を
形成したものである。
[作 用] この発明におけるボイスコイル型リニアモータは、ボ
イスコイルのガイドレールとの対向面に鞍形部を形成す
ることにより、磁気回路とボイスコイルとの相対位置関
係を変えずにそのボイスコイルの鞍形部でガイドレール
の高さが吸収され、十分な駆動力を確保して全体の高さ
を薄くする。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図、第2図はそれぞれこの発明の一実施例を示す
斜視図および断面図であり、上記従来装置と同一または
相当部分は同一符号を付し、その説明は省略する、図に
おいて、(11)はボイスコイル(5)の下面のガイドレ
ール(8)との対向面に形成された鞍形状の鞍形部であ
る。ボイスコイル(5)に形成された鞍形部(11)は深
さLを有し、この鞍形部(11)にガイドレール(8)が
収納され、外側ヨーク(2)、永久磁石(3)、中央鉄
心(4)およびボイスコイル(5)はLだけ低く配置さ
れている。
上記のように構成されたボイスコイル型リニアモータ
においては、ボイスコイル(5)に通電する電流を切り
換えることによりキャリッジ(1)はガイドレール
(8)の可動ステージ(10)とともに往復直線運動を行
ない、その電流の電流値、通電時間、極性を制御するこ
とによりキャリッジ(1)を所定の目標位置に位置ぎめ
することができる。この往復直線運動の時に、ボイスコ
イル(5)は鞍形部(11)によって固定台(9)上と衝
突することなく通過することができる。その上、鞍形部
(11)を形成することによって、永久磁石(3)と中央
鉄心(4)との間に位置する部分のボイスコイル(5)
の長さを減らすことなく、外側ヨーク(2)、永久磁石
(3)、中央鉄心(4)およびボイスコイル(5)を鞍
形部(11)の深さ分だけ低く配置することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明のボイスコイル型リニ
アモータによれば、ボイスコイルのガイドレールとの対
向面に鞍形状の鞍形部を形成したので、ボイスコイル型
リニアモータの駆動力を変えることなく薄形化できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるボイスコイル型リニ
アモータを示す斜視図、第2図は第1図の断面図、第3
図は従来のボイスコイル型リニアモータの一例を示す斜
視図、第4図はガイドレールの一例を示す一部破断斜視
図、第5図はそれぞれガイドレールを用いた従来のボイ
スコイル型リニアモータの一例を示す斜視図、第6図は
第5図の断面図である。 (1)はキャリッジ、(2)は外側ヨーク、(3)は永
久磁石、(4)は中央鉄心、(5)はボイスコイル、
(8)はガイドレール、(11)は鞍形部である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャリッジとボイスコイルとを有し往復直
    線運動をする可動部と、この可動部の下方に設けられ前
    記可動部の往復直線運動のガイドとなるガイドレール
    と、前記ガイドレールの両側に平行に配置され前記ボイ
    スコイルに交差する一定の強度の磁界を発生させる外側
    ヨーク、永久磁石および中央鉄心からなる磁気回路とを
    備えたボイスコイル型リニアモータにおいて、前記ボイ
    スコイルは前記ガイドレールとの対向面に鞍形状の鞍形
    部を有するように形成したことを特徴とするボイスコイ
    ル型リニアモータ。
JP17622890A 1990-07-05 1990-07-05 ボイスコイル型リニアモータ Expired - Lifetime JP2825323B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17622890A JP2825323B2 (ja) 1990-07-05 1990-07-05 ボイスコイル型リニアモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17622890A JP2825323B2 (ja) 1990-07-05 1990-07-05 ボイスコイル型リニアモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0467761A JPH0467761A (ja) 1992-03-03
JP2825323B2 true JP2825323B2 (ja) 1998-11-18

Family

ID=16009875

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17622890A Expired - Lifetime JP2825323B2 (ja) 1990-07-05 1990-07-05 ボイスコイル型リニアモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2825323B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013069156A1 (ja) * 2011-11-11 2013-05-16 日本車輌製造株式会社 レーザ加工機用ステージ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0467761A (ja) 1992-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0384385U (ja)
JP2825323B2 (ja) ボイスコイル型リニアモータ
US5091710A (en) Step linear actuator
JP3214075B2 (ja) リニアモータ
JP2789543B2 (ja) Xyテーブル
JP2675983B2 (ja) 電磁アクチュエータ
JP3935235B2 (ja) Xy移動用アクチュエータおよび半導体接続装置
JP2002096233A (ja) リニアスライダ
JP2611974B2 (ja) キヤリツジ組立体
JPS59156149A (ja) リニヤモ−タ
JPH0119588Y2 (ja)
JP2562343Y2 (ja) チャッキング用アクチュエータ
JPH09261942A (ja) リニアパルスモータ
JP3268101B2 (ja) 位置決め装置
JPH0445430Y2 (ja)
JPS6268058A (ja) ボイスコイル型リニアモ−タ
JPH055831Y2 (ja)
JP2005080317A (ja) 小型スライド装置
JPS63160076U (ja)
JP3222605B2 (ja) 直線駆動装置
JPS59156150A (ja) リニヤモ−タ
JPH0217295Y2 (ja)
JP2704108B2 (ja) 磁気ヘッド駆動装置の磁気回路
JPS63202175U (ja)
JPH02114376U (ja)