JP2825222B2 - コネクタ装置 - Google Patents
コネクタ装置Info
- Publication number
- JP2825222B2 JP2825222B2 JP62024274A JP2427487A JP2825222B2 JP 2825222 B2 JP2825222 B2 JP 2825222B2 JP 62024274 A JP62024274 A JP 62024274A JP 2427487 A JP2427487 A JP 2427487A JP 2825222 B2 JP2825222 B2 JP 2825222B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- housing
- male
- piece
- female
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は雄端子を収容した第1のハウジングと、雌端
子を収容して第1のハウジングと接続される第2のハウ
ジングとからなるコネクタ装置に関するものである。 (従来技術) 従来のこの種のコネクタ装置においては、各ハウジン
グのランスで端子が係止されるようになっており、この
端子がランスで正しく係止されているかを確認するため
と、端子係止後のランスの退避を防止するためにコネク
タハウジング内のランスのたわみ空隙部には端子着座検
出片が挿入されている。ランスが正しく端子を係止して
いないときには、該ランスはそのたわみ空隙側に退避し
て端子着座検出片の挿入を阻止する状態になるので、端
子の係止状態の不良を検出できる。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来のこの種のコネクタ装置にあって
は、第1,第2のハウジングを嵌め合わせて雄端子を雌端
子に挿入する際に、位置合わせがうまくいかず、端子が
相互にこじられて損傷されてしまう問題点があった。 本発明の目的は、端子がこじられるのを防止できるコ
ネクタ装置を提供することにある。 (問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するための本発明の構成を、実施例
に対応する第1図乃至第3図を参照して説明すると、本
発明は接続すべき第1のハウジング1と第2のハウジン
グ2内にそれぞれ多段に端子収容室3,4が設けられ、前
記各端子収容室3,4には前記各ハウジング1,2に片持ち支
持されてランス5,6がそれぞれ設けられ、前記第1のハ
ウジング1の前記端子収容室3には雄端子9が前記ラン
ス5で係止されて収納され、前記第2のハウジング2の
前記端子収容室4には雌端子18が前記ランス6で係止さ
れて収容され、前記各ハウジング1,2内の前記各ランス
5,6に対応して前記各ハウジング1,2に多段に設けられて
いるたわみ空隙部7,8には端子着座検出片12,21がそれぞ
れ挿入されているコネクタ装置において、 前記第1のハウジング1側には前記端子着座検出片12
と一体に形成されていて前記雄端子9と共に該第1のハ
ウジング1の接続側端面1Aから外に前記雄端子9より先
端が先に位置する長さで突出するこじり防止片14が設け
られ、 前記こじり防止片14付きの多段の前記各端子着座検出
片12はリブ13で一体化されて雄側ランスサポート15が構
成され、 前記第2のハウジング2側にはその接続側端面2Aに開
口させて前記こじり防止片14を挿入するこじり防止片挿
入溝26が設けられ、 前記第2のハウジング2側の多段の前記各端子着座検
出片21はリブ22と枠体23とで一体化されて雌側ランスサ
ポート24が構成され、 該雌側ランスサポート24には前記こじり防止片挿入溝
14に対応してこじり防止片通過空隙部27が設けられてい
ることを特徴とする。 (作用) このようなコネクタ装置にあっては、相互の接続時に
は、第1のハウジング1側で雄端子9より先に突出して
いるこじり防止片14が先に第2のハウジング2のこじり
防止片挿入溝26に入り、これらのガイド作用により雄端
子9と雌端子18の結合が行われ、端子9,18のこじりを防
止する。 また、第1のハウジング1側のこじり防止片14付きの
多段の各端子着座検出片12はリブ13で一体化されて雄側
ランスサポート15が構成され、第2のハウジング2側の
多段で各端子着座検出片21はリブ22と枠体23とで一体化
されて雄側ランスサポート24が構成されているので、こ
れら雄側ランスサポート15,雌側ランスサポート24によ
れば多段の端子着座検出片12,21をそれぞれ一括して対
応するたわみ空隙部7,8に挿入することができ、このた
め端子着座検出片12,21の挿入作業能率が非常によくな
る。かつまた、雄側ランスサポート15,雌側ランスサポ
ート24を用いると、端子9,12の係止状態の良否の判定も
一括して行え、端子係止状態の良否判定の作業性がよ
い。 また、雌側ランスサポート24にはこじり防止片挿入溝
14に対してこじり防止片通過空隙部27を設けているの
で、こじり防止片14を支障なく通過させることができ
る。 (実施例) 以下、本発明の実施例を第1図乃至第3図を参照して
詳細に説明する。図示のように本実施例のコネクタは、
相互に接続すべき第1のハウジング1と第2のハウジン
グ2とを有する。これら第1,第2とハウジング1,2内に
はそれぞれ同数の端子収容室3,4がそれぞれ多段に形成
されている。各端子収容室3,4内にはランス5,6が片持ち
支持で突設されている。各ランス5,6に対応して各端子
収容室3,4には各ランス5,6をたわませるためのたわみ空
隙部7,8がそれぞれ多段に設けられている。 第1のハウジング1内の各端子収容室3内にはそれぞ
れ雄端子9が挿入され、ランス5の突起5Aが該雄端子9
の図示しない窓に係入されて各雄端子9は各端子収容室
3に係止されている。各雄端子9の先端部は、第1のハ
ウジング1の接続側端面1Aから外に突出されている。各
雄端子9にはそれぞれリード線10の先端部が圧着接続さ
れている。各リード線10の先端部にはそれぞれゴム製の
シール筒体11が嵌合されていて該リード線10と共に雄端
子9に圧着固定され、端子収容室3の入口を水密に封止
するようになっている。各たわみ空隙部7には、端子着
座検出片12がそれぞれ挿入されている。各端子着座検出
片12は、縦リブ13を用いて井桁状に組まれて一体化され
ている。これら端子着座検出片12と一体に複数のこじり
防止片14が設けられ、これらこじり防止片14は各端子着
座検出片12とは反対向きで雄端子9と同方向に突設され
ている。この場合、こじり防止片14は、千鳥状に、且つ
雄端子9の先端より先に突出する長さで設けられてい
る。これらこじり防止片14付きの多段の端子着座検出片
12が縦リブ13で一体化されて雄側ランスサポート15が構
成されている。雄端子9及びこじり防止片14を一括して
包囲して第1のハウジング1の接続側端面1A側の外周に
はガイド筒部16が一体に突設されている。このガイド筒
16の外周の一部には連結用突起17が突起されている。 第2のハウジング2の各端子収容室4内にはそれぞれ
雌端子18が挿入され、ランス6の突起6Aが該雌端子18の
図示しない窓に係入されて各雌端子18は各端子収容室4
に係止されている。各雌端子18にはそれぞれリード線19
の先端部が圧着接続されている。各リード線19の先端部
にはそれぞれのゴム製のシール筒体20が嵌合されていて
該リード線10と共に雌端子18に圧着固定され、端子収容
室4の入口を水密に封止するようになっている。多段の
たわみ空隙部8には、端子着座検出片21がそれぞれ挿入
されている。これらの多段の端子着座検出片21は縦リブ
22と枠体23とで一体化され、雌側ランスサポート24が構
成されている。第2のハウジング2の接続側端面2Aに
は、その雌側ランスサポート24を嵌合するための溝25
と、雄側ランスサポート15のこじり防止片14を嵌合する
ためのこじり防止片挿入溝26とが設けられている。こじ
り防止片挿入溝26に対応して雌側ランスサポート24に
は、こじり防止片通過空隙部27が形成されている。第2
のハウジング2の接続側端面2A側の外周には挿入空隙28
を介してガイド筒29が立上り部29Aでの片持ち支持で設
けられている。このガイド筒29内で第2のハウジング2
の外周にはゴム製のシールリング30が立上り部29Aに隣
接して嵌合されている。ガイド筒29の一部は切り欠か
れ、立上り部29Aを利用して縦長のループ状をしたロッ
ク片31が該立上り部29Aを中心として揺動可能に設けら
れ、両ハウジング1,2と結合時に連結用突起17を係止で
きるようになっている。 このようなコネクタ装置の両ハウジング1,2を結合す
るために際しては、雄端子9より先にこじり防止片14が
突出しているので、このこじり防止片14が先に第2のハ
ウジング2のこじり防止片挿入溝26に入り両者のガイド
作用により雄端子9が雌端子18に挿入されるようにな
り、両端子9,18の結合時のこじりを防止できる。この
時、第1のハウジング1のガイド筒16は、第2のハウジ
ング2のガイド筒29の内側の挿入空隙28に入り込み、シ
ールリング30に圧接され、両ハウジング1,2の結合部分
でのシールがなされる。 特に、本実施例のように多段の端子着座検出片12,21
をそれぞれ一体化して雄側ランスサポート15,雌側ラン
スサポート24を構成すると、多段の端子着座検出片12,2
1の挿入作業を一括して行うことができ、且つ端子9,12
の係止状態の良否の判定を一括して行え、作業性がよ
い。 (発明の効果) 以上説明したように本発明のコネクタ装置では、雄端
子より先に突出する長さでこじり防止片を第1のハウジ
ング側に設けたので、このこじり防止片が先に第2のハ
ウジングのこじり防止片挿入溝に入り、そのガイド作用
を利用して雄端子と雌端子の結合が行われるようにな
り、結合時の端子のこじりを防止することができる。 また、第1のハウジング側のこじり防止片付きの多段
の各端子着座検出片をリブで一体化して雄側ランスサポ
ートを構成し、第2のハウジング側の多段の各端子着座
検出片をリブと枠体で一体化して雄側ランスサポートを
構成しているので、これら雄側ランスサポート,雌側ラ
ンスサポートによれば多段の端子着座検出片をそれぞれ
一括して対応するたわみ空隙部に挿入することができ、
このため端子着座検出片の挿入作業能率が非常によくな
る利点がある。かつまた、これら雄側ランスサポート,
雌側ランスサポートを用いると、端子の係止状態の良否
の判定も一括して行え、端子係止状態の良否判定の作業
性がよい利点がある。 また、雌側ランスサポートにはこじり防止片挿入溝に
対応してこじり防止片通過空隙部を設けているので、こ
じり防止片を支障なく通過させることができる。
子を収容して第1のハウジングと接続される第2のハウ
ジングとからなるコネクタ装置に関するものである。 (従来技術) 従来のこの種のコネクタ装置においては、各ハウジン
グのランスで端子が係止されるようになっており、この
端子がランスで正しく係止されているかを確認するため
と、端子係止後のランスの退避を防止するためにコネク
タハウジング内のランスのたわみ空隙部には端子着座検
出片が挿入されている。ランスが正しく端子を係止して
いないときには、該ランスはそのたわみ空隙側に退避し
て端子着座検出片の挿入を阻止する状態になるので、端
子の係止状態の不良を検出できる。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来のこの種のコネクタ装置にあって
は、第1,第2のハウジングを嵌め合わせて雄端子を雌端
子に挿入する際に、位置合わせがうまくいかず、端子が
相互にこじられて損傷されてしまう問題点があった。 本発明の目的は、端子がこじられるのを防止できるコ
ネクタ装置を提供することにある。 (問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するための本発明の構成を、実施例
に対応する第1図乃至第3図を参照して説明すると、本
発明は接続すべき第1のハウジング1と第2のハウジン
グ2内にそれぞれ多段に端子収容室3,4が設けられ、前
記各端子収容室3,4には前記各ハウジング1,2に片持ち支
持されてランス5,6がそれぞれ設けられ、前記第1のハ
ウジング1の前記端子収容室3には雄端子9が前記ラン
ス5で係止されて収納され、前記第2のハウジング2の
前記端子収容室4には雌端子18が前記ランス6で係止さ
れて収容され、前記各ハウジング1,2内の前記各ランス
5,6に対応して前記各ハウジング1,2に多段に設けられて
いるたわみ空隙部7,8には端子着座検出片12,21がそれぞ
れ挿入されているコネクタ装置において、 前記第1のハウジング1側には前記端子着座検出片12
と一体に形成されていて前記雄端子9と共に該第1のハ
ウジング1の接続側端面1Aから外に前記雄端子9より先
端が先に位置する長さで突出するこじり防止片14が設け
られ、 前記こじり防止片14付きの多段の前記各端子着座検出
片12はリブ13で一体化されて雄側ランスサポート15が構
成され、 前記第2のハウジング2側にはその接続側端面2Aに開
口させて前記こじり防止片14を挿入するこじり防止片挿
入溝26が設けられ、 前記第2のハウジング2側の多段の前記各端子着座検
出片21はリブ22と枠体23とで一体化されて雌側ランスサ
ポート24が構成され、 該雌側ランスサポート24には前記こじり防止片挿入溝
14に対応してこじり防止片通過空隙部27が設けられてい
ることを特徴とする。 (作用) このようなコネクタ装置にあっては、相互の接続時に
は、第1のハウジング1側で雄端子9より先に突出して
いるこじり防止片14が先に第2のハウジング2のこじり
防止片挿入溝26に入り、これらのガイド作用により雄端
子9と雌端子18の結合が行われ、端子9,18のこじりを防
止する。 また、第1のハウジング1側のこじり防止片14付きの
多段の各端子着座検出片12はリブ13で一体化されて雄側
ランスサポート15が構成され、第2のハウジング2側の
多段で各端子着座検出片21はリブ22と枠体23とで一体化
されて雄側ランスサポート24が構成されているので、こ
れら雄側ランスサポート15,雌側ランスサポート24によ
れば多段の端子着座検出片12,21をそれぞれ一括して対
応するたわみ空隙部7,8に挿入することができ、このた
め端子着座検出片12,21の挿入作業能率が非常によくな
る。かつまた、雄側ランスサポート15,雌側ランスサポ
ート24を用いると、端子9,12の係止状態の良否の判定も
一括して行え、端子係止状態の良否判定の作業性がよ
い。 また、雌側ランスサポート24にはこじり防止片挿入溝
14に対してこじり防止片通過空隙部27を設けているの
で、こじり防止片14を支障なく通過させることができ
る。 (実施例) 以下、本発明の実施例を第1図乃至第3図を参照して
詳細に説明する。図示のように本実施例のコネクタは、
相互に接続すべき第1のハウジング1と第2のハウジン
グ2とを有する。これら第1,第2とハウジング1,2内に
はそれぞれ同数の端子収容室3,4がそれぞれ多段に形成
されている。各端子収容室3,4内にはランス5,6が片持ち
支持で突設されている。各ランス5,6に対応して各端子
収容室3,4には各ランス5,6をたわませるためのたわみ空
隙部7,8がそれぞれ多段に設けられている。 第1のハウジング1内の各端子収容室3内にはそれぞ
れ雄端子9が挿入され、ランス5の突起5Aが該雄端子9
の図示しない窓に係入されて各雄端子9は各端子収容室
3に係止されている。各雄端子9の先端部は、第1のハ
ウジング1の接続側端面1Aから外に突出されている。各
雄端子9にはそれぞれリード線10の先端部が圧着接続さ
れている。各リード線10の先端部にはそれぞれゴム製の
シール筒体11が嵌合されていて該リード線10と共に雄端
子9に圧着固定され、端子収容室3の入口を水密に封止
するようになっている。各たわみ空隙部7には、端子着
座検出片12がそれぞれ挿入されている。各端子着座検出
片12は、縦リブ13を用いて井桁状に組まれて一体化され
ている。これら端子着座検出片12と一体に複数のこじり
防止片14が設けられ、これらこじり防止片14は各端子着
座検出片12とは反対向きで雄端子9と同方向に突設され
ている。この場合、こじり防止片14は、千鳥状に、且つ
雄端子9の先端より先に突出する長さで設けられてい
る。これらこじり防止片14付きの多段の端子着座検出片
12が縦リブ13で一体化されて雄側ランスサポート15が構
成されている。雄端子9及びこじり防止片14を一括して
包囲して第1のハウジング1の接続側端面1A側の外周に
はガイド筒部16が一体に突設されている。このガイド筒
16の外周の一部には連結用突起17が突起されている。 第2のハウジング2の各端子収容室4内にはそれぞれ
雌端子18が挿入され、ランス6の突起6Aが該雌端子18の
図示しない窓に係入されて各雌端子18は各端子収容室4
に係止されている。各雌端子18にはそれぞれリード線19
の先端部が圧着接続されている。各リード線19の先端部
にはそれぞれのゴム製のシール筒体20が嵌合されていて
該リード線10と共に雌端子18に圧着固定され、端子収容
室4の入口を水密に封止するようになっている。多段の
たわみ空隙部8には、端子着座検出片21がそれぞれ挿入
されている。これらの多段の端子着座検出片21は縦リブ
22と枠体23とで一体化され、雌側ランスサポート24が構
成されている。第2のハウジング2の接続側端面2Aに
は、その雌側ランスサポート24を嵌合するための溝25
と、雄側ランスサポート15のこじり防止片14を嵌合する
ためのこじり防止片挿入溝26とが設けられている。こじ
り防止片挿入溝26に対応して雌側ランスサポート24に
は、こじり防止片通過空隙部27が形成されている。第2
のハウジング2の接続側端面2A側の外周には挿入空隙28
を介してガイド筒29が立上り部29Aでの片持ち支持で設
けられている。このガイド筒29内で第2のハウジング2
の外周にはゴム製のシールリング30が立上り部29Aに隣
接して嵌合されている。ガイド筒29の一部は切り欠か
れ、立上り部29Aを利用して縦長のループ状をしたロッ
ク片31が該立上り部29Aを中心として揺動可能に設けら
れ、両ハウジング1,2と結合時に連結用突起17を係止で
きるようになっている。 このようなコネクタ装置の両ハウジング1,2を結合す
るために際しては、雄端子9より先にこじり防止片14が
突出しているので、このこじり防止片14が先に第2のハ
ウジング2のこじり防止片挿入溝26に入り両者のガイド
作用により雄端子9が雌端子18に挿入されるようにな
り、両端子9,18の結合時のこじりを防止できる。この
時、第1のハウジング1のガイド筒16は、第2のハウジ
ング2のガイド筒29の内側の挿入空隙28に入り込み、シ
ールリング30に圧接され、両ハウジング1,2の結合部分
でのシールがなされる。 特に、本実施例のように多段の端子着座検出片12,21
をそれぞれ一体化して雄側ランスサポート15,雌側ラン
スサポート24を構成すると、多段の端子着座検出片12,2
1の挿入作業を一括して行うことができ、且つ端子9,12
の係止状態の良否の判定を一括して行え、作業性がよ
い。 (発明の効果) 以上説明したように本発明のコネクタ装置では、雄端
子より先に突出する長さでこじり防止片を第1のハウジ
ング側に設けたので、このこじり防止片が先に第2のハ
ウジングのこじり防止片挿入溝に入り、そのガイド作用
を利用して雄端子と雌端子の結合が行われるようにな
り、結合時の端子のこじりを防止することができる。 また、第1のハウジング側のこじり防止片付きの多段
の各端子着座検出片をリブで一体化して雄側ランスサポ
ートを構成し、第2のハウジング側の多段の各端子着座
検出片をリブと枠体で一体化して雄側ランスサポートを
構成しているので、これら雄側ランスサポート,雌側ラ
ンスサポートによれば多段の端子着座検出片をそれぞれ
一括して対応するたわみ空隙部に挿入することができ、
このため端子着座検出片の挿入作業能率が非常によくな
る利点がある。かつまた、これら雄側ランスサポート,
雌側ランスサポートを用いると、端子の係止状態の良否
の判定も一括して行え、端子係止状態の良否判定の作業
性がよい利点がある。 また、雌側ランスサポートにはこじり防止片挿入溝に
対応してこじり防止片通過空隙部を設けているので、こ
じり防止片を支障なく通過させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図の本発明に係るコネクタ装置の一実施例の結合前
の状態の縦断面図、第2図は本実施例のコネクタ装置の
分解状態の一部破断斜視図、第3図は雄側ランスサポー
トの一例を示す斜視図である。 1,2……第1,第2のハウジング、3,4……端子収容室、5,
6……ランス、7,8……たわみ空隙部、9……雄端子、12
……端子着座検出片、13……縦リブ、14……こじり防止
片、15……雄側ランスサポート、18……雌端子、21……
端子着座検出片、22……縦リブ、23……枠体、24……雌
側ランスサポート、26……こじり防止片挿入溝、27……
こじり防止片通過空隙部。
の状態の縦断面図、第2図は本実施例のコネクタ装置の
分解状態の一部破断斜視図、第3図は雄側ランスサポー
トの一例を示す斜視図である。 1,2……第1,第2のハウジング、3,4……端子収容室、5,
6……ランス、7,8……たわみ空隙部、9……雄端子、12
……端子着座検出片、13……縦リブ、14……こじり防止
片、15……雄側ランスサポート、18……雌端子、21……
端子着座検出片、22……縦リブ、23……枠体、24……雌
側ランスサポート、26……こじり防止片挿入溝、27……
こじり防止片通過空隙部。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.接続すべき第1のハウジング(1)と第2のハウジ
ング(2)内にそれぞれ多段に端子収容室(3,4)が設
けられ、前記各端子収容室(3,4)には前記各ハウジン
グ(1,2)に片持ち支持されてランス(5,6)がそれぞれ
設けられ、前記第1のハウジング(1)の前記端子収容
室(3)には雄端子(9)が前記ランス(5)で係止さ
れて収納され、前記第2のハウジング(2)の前記端子
収容室(4)には雌端子(18)が前記ランス(6)で係
止されて収納され、前記各ハウジング(1,2)内の前記
各ランス(5,6)に対応して前記各ハウジング(1,2)に
多段に設けられているたわみ空隙部(7,8)には端子着
座検出片(12,21)がそれぞれ挿入されているコネクタ
装置において、 前記第1のハウジング(1)側には前記端子着座検出片
(12)と一体に形成されていて前記雄端子(9)と共に
該第1のハウジング(1)の接続側端面(1A)から外に
前記雄端子(9)より先端が先に位置する長さで突出す
るこじり防止片(14)が設けられ、 前記こじり防止片(14)付きの多段の前記各端子着座検
出片(12)はリブ(13)で一体化されて雄側ランスサポ
ート(15)が構成され、 前記第2のハウジング(2)側にはその接続側端面(2
A)に開口させて前記こじり防止片(14)を挿入するこ
じり防止片挿入溝(26)が設けられ、 前記第2のハウジング(2)側の多段の前記各端子着座
検出片(21)はリブ(22)と枠体(23)とで一体化され
て雌側ランスサポート(24)が構成され、 該雌側ランスサポート(24)には前記こじり防止片挿入
溝(26)に対応してこじり防止片通過空隙部(27)が設
けられていることを特徴とするコネクタ装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62024274A JP2825222B2 (ja) | 1987-02-04 | 1987-02-04 | コネクタ装置 |
US07149107 US4806123B1 (en) | 1987-02-03 | 1988-01-27 | Electrical connector device with a number of terminals |
KR1019880000934A KR970000553B1 (ko) | 1987-02-03 | 1988-02-02 | 다수의 단자를 갖춘 전기 컨넥터 장치 |
DE3889738T DE3889738T2 (de) | 1987-02-03 | 1988-02-03 | Elektrische Verbindungsvorrichtung mit mehreren Klemmen. |
EP88300900A EP0277822B1 (en) | 1987-02-03 | 1988-02-03 | Electrical connector device with a number of terminals |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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-
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- 1987-02-04 JP JP62024274A patent/JP2825222B2/ja not_active Expired - Lifetime
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