JP2651134B2 - コネクタ装置 - Google Patents
コネクタ装置Info
- Publication number
- JP2651134B2 JP2651134B2 JP7275442A JP27544295A JP2651134B2 JP 2651134 B2 JP2651134 B2 JP 2651134B2 JP 7275442 A JP7275442 A JP 7275442A JP 27544295 A JP27544295 A JP 27544295A JP 2651134 B2 JP2651134 B2 JP 2651134B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- housing
- lance
- stages
- male
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は雄端子を収容した第
1のハウジングと、雌端子を収容して第1のハウジング
と接続される第2のハウジングとからなるコネクタ装置
に関するものである。
1のハウジングと、雌端子を収容して第1のハウジング
と接続される第2のハウジングとからなるコネクタ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のコネクタ装置において
は、第1,第2のハウジング内にそれぞれ多段に端子収
容室が設けられ、各端子収容室には各ハウジングに片持
ち支持されてランスがそれぞれ設けられ、第1のハウジ
ングの端子収容室には雄端子がランスで係止されて収納
され、第2のハウジングの端子収容室には雌端子がラン
スで係止されて収納され、各ハウジングの上下2段を単
位とする端子収容室の各ランスの間には共通のたわみ空
隙部が設けられ、これらたわみ空隙部には上下に共通の
端子着座検出片がそれぞれ挿入された構造になってい
た。
は、第1,第2のハウジング内にそれぞれ多段に端子収
容室が設けられ、各端子収容室には各ハウジングに片持
ち支持されてランスがそれぞれ設けられ、第1のハウジ
ングの端子収容室には雄端子がランスで係止されて収納
され、第2のハウジングの端子収容室には雌端子がラン
スで係止されて収納され、各ハウジングの上下2段を単
位とする端子収容室の各ランスの間には共通のたわみ空
隙部が設けられ、これらたわみ空隙部には上下に共通の
端子着座検出片がそれぞれ挿入された構造になってい
た。
【0003】このようなコネクタ装置によれば、各たわ
み空隙部に端子着座検出片をそれぞれ挿入することによ
り、端子が正しく着座しているか否か、即ち端子がラン
スで正しく係止されているか否かを判定することができ
る。この場合、ランスが正しく端子を係止していないと
きには、該ランスはそのたわみ空隙部側に退避していて
端子着座検出片の挿入を阻止するので、端子の係止状態
の不良を検出することができる。
み空隙部に端子着座検出片をそれぞれ挿入することによ
り、端子が正しく着座しているか否か、即ち端子がラン
スで正しく係止されているか否かを判定することができ
る。この場合、ランスが正しく端子を係止していないと
きには、該ランスはそのたわみ空隙部側に退避していて
端子着座検出片の挿入を阻止するので、端子の係止状態
の不良を検出することができる。
【0004】また、端子着座検出片をたわみ空隙部に挿
入したままにすることにより、端子係止後のランスの退
避を防止できるため、正しく着座している端子の振動等
による脱落を防止することができる。
入したままにすることにより、端子係止後のランスの退
避を防止できるため、正しく着座している端子の振動等
による脱落を防止することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種のコネクタ装置にあっては、ハウジングの端面に
開口して多段に設けられたたわみ空隙部に対してそれぞ
れ端子着座検出片を挿入して判定をしなければならない
ので、作業能率が非常に悪い問題点があった。
この種のコネクタ装置にあっては、ハウジングの端面に
開口して多段に設けられたたわみ空隙部に対してそれぞ
れ端子着座検出片を挿入して判定をしなければならない
ので、作業能率が非常に悪い問題点があった。
【0006】本発明の目的は、多段のたわみ空隙部に対
して各端子着座検出片を能率よく挿入できるコネクタ装
置を提供することにある。
して各端子着座検出片を能率よく挿入できるコネクタ装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成を、実施例に対応する図1乃至図3を
参照して説明すると、本発明は接続すべき第1のハウジ
ング1と第2のハウジング2内にそれぞれ多段に端子収
容室3,4が設けられ、前記各端子収容室3,4には前
記各ハウジング1,2に片持ち支持されてランス5,6
がこれらハウジング1,2の開口端側からみて同じ側の
面に同じ向きでそれぞれ設けられ、前記第1のハウジン
グ1の前記各端子収容室3には雄端子9が前記ランス5
で係止されて同じ向きで収納され、前記第2のハウジン
グ2の前記各端子収容室4には雌端子18が前記ランス
6で係止されて同じ向きで収納され、前記各ハウジング
1,2内の前記各ランス5,6の同じ側の面に対応して
前記各ハウジング1,2に多段に設けられているたわみ
空隙部7,8には端子着座検出片12,21がそれぞれ
挿入されているコネクタ装置において、前記第1のハウ
ジング1側の全段の前記各端子着座検出片12はリブ1
3で一体化されて雄側ランスサポート15が構成され、
前記第2のハウジング2側の全段の前記各端子着座検出
片21はリブ22と枠体23とで一体化されて雌側ラン
スサポート24が構成されていることを特徴とする。
めの本発明の構成を、実施例に対応する図1乃至図3を
参照して説明すると、本発明は接続すべき第1のハウジ
ング1と第2のハウジング2内にそれぞれ多段に端子収
容室3,4が設けられ、前記各端子収容室3,4には前
記各ハウジング1,2に片持ち支持されてランス5,6
がこれらハウジング1,2の開口端側からみて同じ側の
面に同じ向きでそれぞれ設けられ、前記第1のハウジン
グ1の前記各端子収容室3には雄端子9が前記ランス5
で係止されて同じ向きで収納され、前記第2のハウジン
グ2の前記各端子収容室4には雌端子18が前記ランス
6で係止されて同じ向きで収納され、前記各ハウジング
1,2内の前記各ランス5,6の同じ側の面に対応して
前記各ハウジング1,2に多段に設けられているたわみ
空隙部7,8には端子着座検出片12,21がそれぞれ
挿入されているコネクタ装置において、前記第1のハウ
ジング1側の全段の前記各端子着座検出片12はリブ1
3で一体化されて雄側ランスサポート15が構成され、
前記第2のハウジング2側の全段の前記各端子着座検出
片21はリブ22と枠体23とで一体化されて雌側ラン
スサポート24が構成されていることを特徴とする。
【0008】このようなコネクタ装置にあっては、第1
のハウジング1側の全段の各端子着座検出片12はリブ
13で一体化されて雄側ランスサポート15が構成さ
れ、第2のハウジング2側の全段の各端子着座検出片2
1はリブ22と枠体23とで一体化されて雌側ランスサ
ポート24が構成されているので、これら雄側ランスサ
ポート15,雌側ランスサポート24によれば多段の各
端子着座検出片12,21を段数に拘らずそれぞれ一括
して対応する各たわみ空隙部7,8に挿入でき、このた
め端子着座検出片12,21の挿入作業能率が非常によ
くなる。また、雄側ランスサポート15,雌側ランスサ
ポート24を用いると、端子9,12の係止状態の良否
の判定も段数に拘らず一括して行えて、端子の係止状態
の良否判定を一括して能率よく行うことができる。
のハウジング1側の全段の各端子着座検出片12はリブ
13で一体化されて雄側ランスサポート15が構成さ
れ、第2のハウジング2側の全段の各端子着座検出片2
1はリブ22と枠体23とで一体化されて雌側ランスサ
ポート24が構成されているので、これら雄側ランスサ
ポート15,雌側ランスサポート24によれば多段の各
端子着座検出片12,21を段数に拘らずそれぞれ一括
して対応する各たわみ空隙部7,8に挿入でき、このた
め端子着座検出片12,21の挿入作業能率が非常によ
くなる。また、雄側ランスサポート15,雌側ランスサ
ポート24を用いると、端子9,12の係止状態の良否
の判定も段数に拘らず一括して行えて、端子の係止状態
の良否判定を一括して能率よく行うことができる。
【0009】特に本発明では、複数段に設けられている
端子収容室3,4に、各端子9,18を同じ向きで収容
するタイプのコネクタ装置を用いているので、端子収容
室3,4の段数が増えても、端子着座検出片12,21
の一体化によるランスサホート15,24の形成を容易
に行うことができる。また、各端子9,18をハウジ ン
グ1,2に収納する向きが、同じ向きに統一されている
ので、各端子9,18の誤挿入を防止しつつ、能率よく
各端子9,18の挿入作業を行うことができる。
端子収容室3,4に、各端子9,18を同じ向きで収容
するタイプのコネクタ装置を用いているので、端子収容
室3,4の段数が増えても、端子着座検出片12,21
の一体化によるランスサホート15,24の形成を容易
に行うことができる。また、各端子9,18をハウジ ン
グ1,2に収納する向きが、同じ向きに統一されている
ので、各端子9,18の誤挿入を防止しつつ、能率よく
各端子9,18の挿入作業を行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図1乃至図3を参照して詳細に説明する。図示のよう
に本例のコネクタは、相互に接続すべき第1のハウジン
グ1と第2のハウジング2とを有する。これら第1,第
2のハウジング1,2内にはそれぞれ同数の端子収容室
3,4がそれぞれ多段に形成されている。各端子収容室
3,4内には、各ハウジング1,2の開口端側からみて
同じ側の面に同じ向きでランス5,6が片持ち支持でそ
れぞれ突設されている。各ランス5,6の同じ側の面に
対応して、各端子収容室3,4には各ランス5,6をた
わませるためのたわみ空隙部7,8がそれぞれ多段に設
けられている。
を図1乃至図3を参照して詳細に説明する。図示のよう
に本例のコネクタは、相互に接続すべき第1のハウジン
グ1と第2のハウジング2とを有する。これら第1,第
2のハウジング1,2内にはそれぞれ同数の端子収容室
3,4がそれぞれ多段に形成されている。各端子収容室
3,4内には、各ハウジング1,2の開口端側からみて
同じ側の面に同じ向きでランス5,6が片持ち支持でそ
れぞれ突設されている。各ランス5,6の同じ側の面に
対応して、各端子収容室3,4には各ランス5,6をた
わませるためのたわみ空隙部7,8がそれぞれ多段に設
けられている。
【0011】第1のハウジング1内の各端子収容室3内
にはそれぞれ雄端子9が同じ向きで挿入され、ランス5
の突起5Aが該雄端子9の図示しない窓に係入されて各
雄端子9は各端子収容室3に係止されている。各雄端子
9の先端部は、第1のハウジング1の接続側端面1Aか
ら外に突出されている。各雄端子9にはそれぞれリード
線10の先端部が圧着接続されている。各リード線10
の先端部にはそれぞれゴム製のシール筒体11が嵌合さ
れていて該リード線10と共に雄端子9に圧着固定さ
れ、端子収容室3の入口を水密に封止するようになって
いる。各たわみ空隙部7には端子着座検出片12がそれ
ぞれ挿入されている。全段の端子着座検出片12は、縦
リブ13を用いて井桁状に組まれて一体化されている。
これら端子着座検出片12と一体に複数のこじり防止片
14が設けられ、これらこじり防止片14は各端子着座
検出片12とは反対向きで雄端子9と同方向に突設され
ている。この場合、こじり防止片14は、千鳥状に、且
つ雄端子9の先端より先に突出する長さで設けられてい
る。これらこじり防止片14付きの全段の端子着座検出
片12が縦リブ13で一体化されて雄側ランスサポート
15が構成されている。雄端子9及びこじり防止片14
を一括して包囲して第1のハウジング1の接続側端面1
A側の外周にはガイド筒部16が一体に突設されてい
る。このガイド筒16の外周の一部には連結用突起17
が突設されている。
にはそれぞれ雄端子9が同じ向きで挿入され、ランス5
の突起5Aが該雄端子9の図示しない窓に係入されて各
雄端子9は各端子収容室3に係止されている。各雄端子
9の先端部は、第1のハウジング1の接続側端面1Aか
ら外に突出されている。各雄端子9にはそれぞれリード
線10の先端部が圧着接続されている。各リード線10
の先端部にはそれぞれゴム製のシール筒体11が嵌合さ
れていて該リード線10と共に雄端子9に圧着固定さ
れ、端子収容室3の入口を水密に封止するようになって
いる。各たわみ空隙部7には端子着座検出片12がそれ
ぞれ挿入されている。全段の端子着座検出片12は、縦
リブ13を用いて井桁状に組まれて一体化されている。
これら端子着座検出片12と一体に複数のこじり防止片
14が設けられ、これらこじり防止片14は各端子着座
検出片12とは反対向きで雄端子9と同方向に突設され
ている。この場合、こじり防止片14は、千鳥状に、且
つ雄端子9の先端より先に突出する長さで設けられてい
る。これらこじり防止片14付きの全段の端子着座検出
片12が縦リブ13で一体化されて雄側ランスサポート
15が構成されている。雄端子9及びこじり防止片14
を一括して包囲して第1のハウジング1の接続側端面1
A側の外周にはガイド筒部16が一体に突設されてい
る。このガイド筒16の外周の一部には連結用突起17
が突設されている。
【0012】第2のハウジング2の各端子収容室4内に
はそれぞれ雌端子18が同じ向きで挿入され、ランス6
の突起6Aが該雌端子18の図示しない窓に係入されて
各雌端子18は各端子収容室4に係止されている。各雌
端子18にはそれぞれリード線19の先端部が圧着接続
されている。各リード線19の先端部にはそれぞれゴム
製のシール筒体20が嵌合されていて該リード線10と
共に雌端子18に圧着固定され、端子収容室4の入口を
水密に封止するようになっている。多段のたわみ空隙部
8には、端子着座検出片21がそれぞれ挿入されてい
る。これら全段の端子着座検出片21は縦リブ22と枠
体23とで一体化され、雌側ランスサポート24が構成
されている。第2のハウジング2の接続側端面2Aに
は、この雌側ランスサポート24を嵌合するための溝2
5と、雄側ランスサポート15のこじり防止片14を嵌
合するためのこじり防止片挿入溝26とが設けられてい
る。こじり防止片挿入溝26に対応して雌側ランスサポ
ート24には、こじり防止片通過空隙部27が形成され
ている。第2のハウジング2の接続側端面2A側の外周
には挿入空隙28を介してガイド筒29が立上り部29
Aで該第2のハウジング2に片持ち支持されている。こ
のガイド筒29内で第2のハウジング2の外周にはゴム
製のシールリング30が立上り部29Aに隣接して嵌合
されている。ガイド筒29の一部は切り欠かれ、立上り
部29Aを利用して縦長のループ状をしたロック片31
が該立上り部29Aを中心として揺動可能に設けられ、
両ハウジング1,2の結合時に連結用突起17を係止で
きるようになっている。
はそれぞれ雌端子18が同じ向きで挿入され、ランス6
の突起6Aが該雌端子18の図示しない窓に係入されて
各雌端子18は各端子収容室4に係止されている。各雌
端子18にはそれぞれリード線19の先端部が圧着接続
されている。各リード線19の先端部にはそれぞれゴム
製のシール筒体20が嵌合されていて該リード線10と
共に雌端子18に圧着固定され、端子収容室4の入口を
水密に封止するようになっている。多段のたわみ空隙部
8には、端子着座検出片21がそれぞれ挿入されてい
る。これら全段の端子着座検出片21は縦リブ22と枠
体23とで一体化され、雌側ランスサポート24が構成
されている。第2のハウジング2の接続側端面2Aに
は、この雌側ランスサポート24を嵌合するための溝2
5と、雄側ランスサポート15のこじり防止片14を嵌
合するためのこじり防止片挿入溝26とが設けられてい
る。こじり防止片挿入溝26に対応して雌側ランスサポ
ート24には、こじり防止片通過空隙部27が形成され
ている。第2のハウジング2の接続側端面2A側の外周
には挿入空隙28を介してガイド筒29が立上り部29
Aで該第2のハウジング2に片持ち支持されている。こ
のガイド筒29内で第2のハウジング2の外周にはゴム
製のシールリング30が立上り部29Aに隣接して嵌合
されている。ガイド筒29の一部は切り欠かれ、立上り
部29Aを利用して縦長のループ状をしたロック片31
が該立上り部29Aを中心として揺動可能に設けられ、
両ハウジング1,2の結合時に連結用突起17を係止で
きるようになっている。
【0013】このようなコネクタ装置の両ハウジング
1,2を結合するに際しては、雄端子9より先にこじり
防止片14が突出しているので、このこじり防止片14
が先に第2のハウジング2のこじり防止片挿入溝26に
入り、両者のガイド作用により雄端子9が雌端子18に
挿入されるようになり、両端子9,18の結合時のこじ
りを防止できる。この時、第1のハウジング1のガイド
筒16は、第2のハウジング2のガイド筒29の内側の
挿入空隙28に入り込み、シールリング30に圧接さ
れ、両ハウジング1,2の結合部分でのシールがなされ
る。
1,2を結合するに際しては、雄端子9より先にこじり
防止片14が突出しているので、このこじり防止片14
が先に第2のハウジング2のこじり防止片挿入溝26に
入り、両者のガイド作用により雄端子9が雌端子18に
挿入されるようになり、両端子9,18の結合時のこじ
りを防止できる。この時、第1のハウジング1のガイド
筒16は、第2のハウジング2のガイド筒29の内側の
挿入空隙28に入り込み、シールリング30に圧接さ
れ、両ハウジング1,2の結合部分でのシールがなされ
る。
【0014】特に、本例のように全段の各端子着座検出
片12,21をそれぞれ一体化して雄側ランスサポート
15,雌側ランスサポート24を構成すると、多段の各
端子着座検出片12,21を段数に拘らずそれぞれ一括
して対応する各たわみ空隙部7,8に挿入でき、このた
め端子着座検出片12,21の挿入作業能率が非常によ
くなる。また、雄側ランスサポート15,雌側ランスサ
ポート24を用いると、端子9,12の係止状態の良否
の判定も段数に拘らず一括して行えて、端子の係止状態
の良否判定を一括して能率よく行うことができる。
片12,21をそれぞれ一体化して雄側ランスサポート
15,雌側ランスサポート24を構成すると、多段の各
端子着座検出片12,21を段数に拘らずそれぞれ一括
して対応する各たわみ空隙部7,8に挿入でき、このた
め端子着座検出片12,21の挿入作業能率が非常によ
くなる。また、雄側ランスサポート15,雌側ランスサ
ポート24を用いると、端子9,12の係止状態の良否
の判定も段数に拘らず一括して行えて、端子の係止状態
の良否判定を一括して能率よく行うことができる。
【0015】また本発明では、複数段に設けられている
端子収容室3,4に、各端子9,18を同じ向きで収容
するタイプのコネクタ装置を用いているので、端子収容
室3,4の段数が増えても、端子着座検出片12,21
の一体化によるランスサホート15,24の形成を容易
に行うことができる。また、各端子9,18をハウジン
グ1,2に収納する向きが、同じ向きに統一されている
ので、各端子9,18の誤挿入を防止しつつ、能率よく
各端子9,18の挿入作業を行うことができる。
端子収容室3,4に、各端子9,18を同じ向きで収容
するタイプのコネクタ装置を用いているので、端子収容
室3,4の段数が増えても、端子着座検出片12,21
の一体化によるランスサホート15,24の形成を容易
に行うことができる。また、各端子9,18をハウジン
グ1,2に収納する向きが、同じ向きに統一されている
ので、各端子9,18の誤挿入を防止しつつ、能率よく
各端子9,18の挿入作業を行うことができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明のコネクタ装
置では、第1のハウジング側のこじり防止片付きの全段
の各端子着座検出片はリブで一体化して雄側ランスサポ
ートを構成し、第2のハウジング側の全段の各端子着座
検出片はリブと枠体とで一体化して雌側ランスサポート
を構成しているので、これら雄側ランスサポート,雌側
ランスサポートによれば多段の各端子着座検出片を段数
に拘らずそれぞれ一括して対応する各たわみ空隙部に挿
入でき、このため端子着座検出片の挿入作業能率が非常
によくなる利点がある。また、雄側ランスサポート,雌
側ランスサポートを用いると、端子の係止状態の良否の
判定も段数に拘らず一括して行えて、端子の係止状態の
良否判定を一括して能率よく行うことができる。特に本
発明では、複数段に設けられている端子収容室に、各端
子を同じ向きで収容するタイプのコ ネクタ装置を用いて
いるので、端子収容室の段数が増えても、端子着座検出
片の一体化によるランスサホートの形成を容易に行うこ
とができる。また、各端子をハウジングに収納する向き
が、同じ向きに統一されているので、各端子の誤挿入を
防止しつつ、能率よく各端子の挿入作業を行うことがで
きる。
置では、第1のハウジング側のこじり防止片付きの全段
の各端子着座検出片はリブで一体化して雄側ランスサポ
ートを構成し、第2のハウジング側の全段の各端子着座
検出片はリブと枠体とで一体化して雌側ランスサポート
を構成しているので、これら雄側ランスサポート,雌側
ランスサポートによれば多段の各端子着座検出片を段数
に拘らずそれぞれ一括して対応する各たわみ空隙部に挿
入でき、このため端子着座検出片の挿入作業能率が非常
によくなる利点がある。また、雄側ランスサポート,雌
側ランスサポートを用いると、端子の係止状態の良否の
判定も段数に拘らず一括して行えて、端子の係止状態の
良否判定を一括して能率よく行うことができる。特に本
発明では、複数段に設けられている端子収容室に、各端
子を同じ向きで収容するタイプのコ ネクタ装置を用いて
いるので、端子収容室の段数が増えても、端子着座検出
片の一体化によるランスサホートの形成を容易に行うこ
とができる。また、各端子をハウジングに収納する向き
が、同じ向きに統一されているので、各端子の誤挿入を
防止しつつ、能率よく各端子の挿入作業を行うことがで
きる。
【図1】本発明に係るコネクタ装置における実施の形態
の一例を示す結合前の状態の縦断面図である。
の一例を示す結合前の状態の縦断面図である。
【図2】本例のコネクタ装置の分解状態の一部破断斜視
図である。
図である。
【図3】雄側ランスサポートの一例を示す斜視図であ
る。
る。
1,2 第1,第2のハウジング 3,4 端子収容室 5,6 ランス 7,8 たわみ空隙部 9 雄端子 12 端子着座検出片 13 縦リブ 14 こじり防止片 15 雄側ランスサポート 18 雌端子 21 端子着座検出片 22 縦リブ 23 枠体 24 雌側ランスサポート 26 こじり防止片挿入溝 27 こじり防止片通過空隙部
Claims (1)
- 【請求項1】 接続すべき第1のハウジング(1)と第
2のハウジング(2)内にそれぞれ多段に端子収容室
(3,4)が設けられ、前記各端子収容室(3,4)に
は前記各ハウジング(1,2)に片持ち支持されてラン
ス(5,6)がこれらハウジング(1,2)の開口端側
からみて同じ側の面に同じ向きでそれぞれ設けられ、前
記第1のハウジング(1)の前記各端子収容室(3)に
は雄端子(9)が前記ランス(5)で係止されて同じ向
きで収納され、前記第2のハウジング(2)の前記各端
子収容室(4)には雌端子(18)が前記ランス(6)
で係止されて同じ向きで収納され、前記各ハウジング
(1,2)内の前記各ランス(5,6)の同じ側の面に
対応して前記各ハウジング(1,2)に多段に設けられ
ているたわみ空隙部(7,8)には端子着座検出片(1
2,21)がそれぞれ挿入されているコネクタ装置にお
いて、 前記第1のハウジング(1)側の全段の前記各端子着座
検出片(12)はリブ(13)で一体化されて雄側ラン
スサポート(15)が構成され、 前記第2のハウジング(2)側の全段の前記各端子着座
検出片(21)はリブ(22)と枠体(23)とで一体
化されて雌側ランスサポート(24)が構成されている
ことを特徴とするコネクタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7275442A JP2651134B2 (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | コネクタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7275442A JP2651134B2 (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | コネクタ装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62024274A Division JP2825222B2 (ja) | 1987-02-03 | 1987-02-04 | コネクタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08213092A JPH08213092A (ja) | 1996-08-20 |
JP2651134B2 true JP2651134B2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=17555590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7275442A Expired - Lifetime JP2651134B2 (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | コネクタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2651134B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003257551A (ja) * | 2002-03-07 | 2003-09-12 | Ryosei Electro-Circuit Systems Ltd | コネクタ |
JP5583160B2 (ja) * | 2012-03-08 | 2014-09-03 | 古河電気工業株式会社 | コネクタ |
JP6133078B2 (ja) * | 2013-02-22 | 2017-05-24 | 古河電気工業株式会社 | 圧着端子及びその製造方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58198879A (ja) * | 1982-05-14 | 1983-11-18 | 日産自動車株式会社 | コネクタ |
JPS60249273A (ja) * | 1984-05-23 | 1985-12-09 | 日産自動車株式会社 | 接続端子の取付構造 |
JPS60249272A (ja) * | 1984-05-23 | 1985-12-09 | 日産自動車株式会社 | 接続端子の取付構造 |
-
1995
- 1995-10-24 JP JP7275442A patent/JP2651134B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08213092A (ja) | 1996-08-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5292261A (en) | Terminal retainer for connector | |
US6494731B1 (en) | Waterproof connector | |
EP0652607B1 (en) | A waterproof connector | |
US5618207A (en) | Retaining method and double-retaining connector therefor | |
KR100644179B1 (ko) | 커넥터 및 커넥터 조립체 | |
EP1109263B1 (en) | Electrical connector | |
JP3301329B2 (ja) | コネクタ | |
US5895296A (en) | Combined-type connector | |
US5183418A (en) | Connector | |
US5769555A (en) | Connector assembly | |
US5573432A (en) | Press-connecting connector | |
US6709298B2 (en) | Insulator coring and contact configuration to prevent pin stubbing in the throat of tuning fork socket connector contacts | |
JP3674767B2 (ja) | コネクタ | |
US6241554B1 (en) | Waterproof connector and method of assembling the same | |
EP1075051A2 (en) | Waterproof connector and method of assembling the same | |
US5328288A (en) | Housing block-retaining construction | |
US6102740A (en) | Waterproof connector and assembling method of waterproof connector | |
JPH11167947A (ja) | コネクタ | |
US5123866A (en) | Electrical connector with terminal retaining member | |
US6186829B1 (en) | Waterproof connector and method of assembling the same | |
EP0942493B1 (en) | Method of assembling a waterproof connector | |
JP2651134B2 (ja) | コネクタ装置 | |
US6309252B1 (en) | Waterproof connector | |
US20010012717A1 (en) | Connector | |
EP0926776A1 (en) | Waterproof electrical connector |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |