JP2825214B2 - 表示装置の駆動回路 - Google Patents
表示装置の駆動回路Info
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- JP2825214B2 JP2825214B2 JP12084492A JP12084492A JP2825214B2 JP 2825214 B2 JP2825214 B2 JP 2825214B2 JP 12084492 A JP12084492 A JP 12084492A JP 12084492 A JP12084492 A JP 12084492A JP 2825214 B2 JP2825214 B2 JP 2825214B2
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- analog
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号がディジタル
で与えられ、極めて多階調の表示を行う表示装置の駆動
回路に関する。
で与えられ、極めて多階調の表示を行う表示装置の駆動
回路に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置を駆動する場合、液晶の応
答速度がCRT(陰極線管)表示装置に使用される蛍光
物質と比較して非常に低いことから、特別の表示駆動回
路が用いられる。すなわち、液晶表示駆動回路では、時
々刻々送られてくる画像信号をそのまま各絵素に与える
のではなく、1水平期間内に各絵素に対応してサンプリ
ングした画像信号をその水平期間中保持し、次の水平期
間の先頭又はその途中の適当な時期に一斉に出力する。
そして、各絵素に対する画像信号電圧の出力を開始した
後、液晶の応答速度を十分に上回る時間だけその信号電
圧を保持しておくのである。
答速度がCRT(陰極線管)表示装置に使用される蛍光
物質と比較して非常に低いことから、特別の表示駆動回
路が用いられる。すなわち、液晶表示駆動回路では、時
々刻々送られてくる画像信号をそのまま各絵素に与える
のではなく、1水平期間内に各絵素に対応してサンプリ
ングした画像信号をその水平期間中保持し、次の水平期
間の先頭又はその途中の適当な時期に一斉に出力する。
そして、各絵素に対する画像信号電圧の出力を開始した
後、液晶の応答速度を十分に上回る時間だけその信号電
圧を保持しておくのである。
【0003】上記表示装置の1つとして、スイッチング
素子に薄膜トランジスタ(TFT)が使用され、映像デ
ータがディジタルで送られる液晶表示装置がある。その
液晶表示装置を駆動する回路としては、図20に従来の
ディジタルソースドライバーの1出力対応の構成図を示
す。実際の駆動回路としては、図20の回路が表示装置
の水平方向分の絵素の数だけ必要とされる。図21はそ
の全体の構成図を示しており、各CELLは、その1つ
が図20の回路に対応している。図21においては、出
力パルスOEと、階調電源V0〜V3は省略している
が、これらは全てのCELLに共通に入力されている。
なお、図20及び21の例においては、映像データとし
ては2ビットとしてあり、0〜3の4つの値を持つ。よ
って、階調電源V0〜V3から各絵素に与えられる信号
電圧はV0〜V3の4レベルの中のいずれかとなる。
素子に薄膜トランジスタ(TFT)が使用され、映像デ
ータがディジタルで送られる液晶表示装置がある。その
液晶表示装置を駆動する回路としては、図20に従来の
ディジタルソースドライバーの1出力対応の構成図を示
す。実際の駆動回路としては、図20の回路が表示装置
の水平方向分の絵素の数だけ必要とされる。図21はそ
の全体の構成図を示しており、各CELLは、その1つ
が図20の回路に対応している。図21においては、出
力パルスOEと、階調電源V0〜V3は省略している
が、これらは全てのCELLに共通に入力されている。
なお、図20及び21の例においては、映像データとし
ては2ビットとしてあり、0〜3の4つの値を持つ。よ
って、階調電源V0〜V3から各絵素に与えられる信号
電圧はV0〜V3の4レベルの中のいずれかとなる。
【0004】図20の回路は、そのうち第n番目の絵素
に対する部分を示すものである。この回路は、画像信号
データの各 ビット(D0,D1)毎に設けられた第1段
目のDフリップフロップ(サンプリングフリップフロッ
プ)Msmp及び第2段目のフリップフロップ(ホール
ドフリップフロップ)MH、1個のデコレーダDEC、
それに4種の外部電圧源V0〜V3とソースラインOn
との間に各々設けられたアナログスイッチASW0〜A
SW3により構成される。なお、ディジタル画像信号デ
ータのサンプリングは、Dフリップフロップ以外にも種
々のものを用いることができる。
に対する部分を示すものである。この回路は、画像信号
データの各 ビット(D0,D1)毎に設けられた第1段
目のDフリップフロップ(サンプリングフリップフロッ
プ)Msmp及び第2段目のフリップフロップ(ホール
ドフリップフロップ)MH、1個のデコレーダDEC、
それに4種の外部電圧源V0〜V3とソースラインOn
との間に各々設けられたアナログスイッチASW0〜A
SW3により構成される。なお、ディジタル画像信号デ
ータのサンプリングは、Dフリップフロップ以外にも種
々のものを用いることができる。
【0005】このディジタルソースドライバーは次のよ
うに動作する。画像信号データD0、D1は第n番目の
絵素に対応するサンプリングパルスTsmpnの立ち上
がり時点でサンプリングフリップフロップMsmpに取
り込まれ、そこで保持される。1水平期間のサンプリン
グが終了した時点で出力パルスOEがホールドフリップ
フロップMHに与えられ、サンプリングフリップフロッ
プMsmpに保持されていた画像信号データD0、D1
はホールドフリップフロップMHに取り込まれると共に
デコーダDECに出力される。デコーダDECはこの2
ビットの画像信号データD0、D1をデコードし、その
値(0〜3)に応じてアナログスイッチASW0〜AS
W3いずれか1個を導通として、4種の外部電圧V0〜
V3のいずれかをソースラインOnに出力する。
うに動作する。画像信号データD0、D1は第n番目の
絵素に対応するサンプリングパルスTsmpnの立ち上
がり時点でサンプリングフリップフロップMsmpに取
り込まれ、そこで保持される。1水平期間のサンプリン
グが終了した時点で出力パルスOEがホールドフリップ
フロップMHに与えられ、サンプリングフリップフロッ
プMsmpに保持されていた画像信号データD0、D1
はホールドフリップフロップMHに取り込まれると共に
デコーダDECに出力される。デコーダDECはこの2
ビットの画像信号データD0、D1をデコードし、その
値(0〜3)に応じてアナログスイッチASW0〜AS
W3いずれか1個を導通として、4種の外部電圧V0〜
V3のいずれかをソースラインOnに出力する。
【0006】ところで、図22は、カラー映像用の信号
として、赤(R)、青(B)、緑(G)の信号が並列に
コンピュータから送られて来る場合に対応したソースド
ライバーの全体の構成図を示す。この図において、CE
LLは図20の回路に相当しており、OA用のソースド
ライバーとしては一般にこのように構成される場合が多
い。なお、図22においては、出力パルスOEと、階調
電源V0〜V3は省略しているが、これらは全てのCE
LLに共通に入力されている。
として、赤(R)、青(B)、緑(G)の信号が並列に
コンピュータから送られて来る場合に対応したソースド
ライバーの全体の構成図を示す。この図において、CE
LLは図20の回路に相当しており、OA用のソースド
ライバーとしては一般にこのように構成される場合が多
い。なお、図22においては、出力パルスOEと、階調
電源V0〜V3は省略しているが、これらは全てのCE
LLに共通に入力されている。
【0007】以上ではデジタルドライバーを説明してい
るが、その他にアナログドライバーが存在する。デジタ
ルドライバーの特徴としては、従来のアナログドライバ
ーと比較すると、非常に高速で且つ精密なサンプリング
が可能である。又、例えば、電子計算機等の端末機の表
示装置駆動回路として使用する場合には、電子計算機等
も本質的にデジタル機器である事から、その整合性もよ
い。しかしながら、下記のような欠点が存在することも
否めない。
るが、その他にアナログドライバーが存在する。デジタ
ルドライバーの特徴としては、従来のアナログドライバ
ーと比較すると、非常に高速で且つ精密なサンプリング
が可能である。又、例えば、電子計算機等の端末機の表
示装置駆動回路として使用する場合には、電子計算機等
も本質的にデジタル機器である事から、その整合性もよ
い。しかしながら、下記のような欠点が存在することも
否めない。
【0008】即ち、階調数が多い場合には、外部から与
えるべき階調用電源の個数が多くなり、実質的に駆動回
路を構成するLSIの製作が困難になることである。例
えば、データが8ビットの場合を考えると、階調数は、
28=256であるから、原理的には、256個の階調
用電源を必要とすることである。
えるべき階調用電源の個数が多くなり、実質的に駆動回
路を構成するLSIの製作が困難になることである。例
えば、データが8ビットの場合を考えると、階調数は、
28=256であるから、原理的には、256個の階調
用電源を必要とすることである。
【0009】ところで、アナログの映像信号をアナログ
のままサンプリングするアナログドライバーの場合に
は、原理的に階調数の問題は発生しない。アナログドラ
イバーは、本質的に無限階調ドライバーと考えてよい。
以下に、この従来から使用されているアナログドライバ
ーの原理を簡単に説明する。
のままサンプリングするアナログドライバーの場合に
は、原理的に階調数の問題は発生しない。アナログドラ
イバーは、本質的に無限階調ドライバーと考えてよい。
以下に、この従来から使用されているアナログドライバ
ーの原理を簡単に説明する。
【0010】アナログドライバーの場合における1出力
対応の基本的構成を図23に示す。図23は、デジタル
ドライバーにおける図20に対応している。このアナロ
グドライバーは、アナログスイッチSW1、サンプリン
グコンデンサCsmp、アナログスイッチSW2、ホー
ルドコンデンサCH、及び出力バッファアンプAにより
構成されている。
対応の基本的構成を図23に示す。図23は、デジタル
ドライバーにおける図20に対応している。このアナロ
グドライバーは、アナログスイッチSW1、サンプリン
グコンデンサCsmp、アナログスイッチSW2、ホー
ルドコンデンサCH、及び出力バッファアンプAにより
構成されている。
【0011】このように構成されたアナログドライバー
は、以下のように動作する。アナログスイッチSW1に
入力されるアナログの映像信号Vsは、サンプリングク
ロック信号Tsmp1〜Tsmpnによって順次サンプ
リングされ、各時点における映像信号Vsの瞬時電圧V
smp1〜Vsmpnが各サンプリングコンデンサCs
mpに印加される。第n番目のサンプリングコンデンサ
Csmpは第n番目の絵素に対応する映像信号電圧の値
Vsmpnにより充電され、その値を保持する。1水平
走査期間の間にこうして順次サンプリングされ、保持さ
れた信号電圧Vsmp1〜Vsmpnは、全アナログス
イッチSW2に一斉に与えられる出力用パルスOEによ
り、各サンプリングコンデンサCsmpからホールドコ
ンデンサCHに移動され、バッファアンプAを介して、
各絵素に接続されているソースラインO1〜Onに出力
される。
は、以下のように動作する。アナログスイッチSW1に
入力されるアナログの映像信号Vsは、サンプリングク
ロック信号Tsmp1〜Tsmpnによって順次サンプ
リングされ、各時点における映像信号Vsの瞬時電圧V
smp1〜Vsmpnが各サンプリングコンデンサCs
mpに印加される。第n番目のサンプリングコンデンサ
Csmpは第n番目の絵素に対応する映像信号電圧の値
Vsmpnにより充電され、その値を保持する。1水平
走査期間の間にこうして順次サンプリングされ、保持さ
れた信号電圧Vsmp1〜Vsmpnは、全アナログス
イッチSW2に一斉に与えられる出力用パルスOEによ
り、各サンプリングコンデンサCsmpからホールドコ
ンデンサCHに移動され、バッファアンプAを介して、
各絵素に接続されているソースラインO1〜Onに出力
される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ア
ナログドライバーは、先述したように階調数に原理的な
制約はないが、記憶素子に容量を用いる場合には、記憶
素子自体が本質的に時定数を持っているために、サンプ
リングに要する時間としてその時定数を十分に上回る時
間を必要とし、よってサンプリング速度を原理的に高速
化できないという問題があった。なお、現時点では、最
も高速なアナログドライバーでも、そのサンプリング速
度は6MHZ程度であり、デジタルドライバーの3分の
1程度に過ぎない。
ナログドライバーは、先述したように階調数に原理的な
制約はないが、記憶素子に容量を用いる場合には、記憶
素子自体が本質的に時定数を持っているために、サンプ
リングに要する時間としてその時定数を十分に上回る時
間を必要とし、よってサンプリング速度を原理的に高速
化できないという問題があった。なお、現時点では、最
も高速なアナログドライバーでも、そのサンプリング速
度は6MHZ程度であり、デジタルドライバーの3分の
1程度に過ぎない。
【0013】本発明はかかる課題を解決すべくなされた
ものであり、高速動作が可能であり、しかも階調に制限
のない表示装置の駆動回路を提供することを目的とす
る。
ものであり、高速動作が可能であり、しかも階調に制限
のない表示装置の駆動回路を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置の駆動
回路は、外部から与えられるディジタル映像信号を複数
に分岐してラッチすると共に、時間的に引き伸ばしたク
ロック信号を分岐された映像信号数に応じた数だけ発
し、該クロック信号に基づいて各分岐されたデータを出
力するディジタル処理回路と、該ディジタル処理回路か
ら出力される複数の映像信号を入力して、該映像信号の
各々をアナログ信号に変換して出力するDA変換回路
と、該DA変換回路からの複数のアナログ信号を入力
し、該複数のアナログ信号を、該ディジタル処理回路が
発する該クロック信号に基づいてサンプリングするアナ
ログドライバー回路と、を備えており、そのことにより
上記目的を達成できる。
回路は、外部から与えられるディジタル映像信号を複数
に分岐してラッチすると共に、時間的に引き伸ばしたク
ロック信号を分岐された映像信号数に応じた数だけ発
し、該クロック信号に基づいて各分岐されたデータを出
力するディジタル処理回路と、該ディジタル処理回路か
ら出力される複数の映像信号を入力して、該映像信号の
各々をアナログ信号に変換して出力するDA変換回路
と、該DA変換回路からの複数のアナログ信号を入力
し、該複数のアナログ信号を、該ディジタル処理回路が
発する該クロック信号に基づいてサンプリングするアナ
ログドライバー回路と、を備えており、そのことにより
上記目的を達成できる。
【0015】前記ディジタル処理回路としては、分岐さ
れた映像信号の1つを出力する位相に、他の分岐された
映像信号を出力する位相を整合させる位相整合回路を備
える構成としてもよい。
れた映像信号の1つを出力する位相に、他の分岐された
映像信号を出力する位相を整合させる位相整合回路を備
える構成としてもよい。
【0016】
【作用】本発明にあっては、外部から与えられるディジ
タル映像信号は、ディジタル処理回路で複数に分岐して
ラッチされ、各分岐された映像信号は時間的に引き伸ば
されたクロック信号に基づいて出力される。この出力さ
れた映像信号は、DA変換回路によりアナログ信号に変
換されてアナログドライバー回路に与えられ、ここでク
ロック信号に基づいてサンプリングされる。したがっ
て、映像信号を並列的に処理することができ、高速処理
が可能となる。また、アナログドライバー回路を使用し
ているので、無限階調が可能である。
タル映像信号は、ディジタル処理回路で複数に分岐して
ラッチされ、各分岐された映像信号は時間的に引き伸ば
されたクロック信号に基づいて出力される。この出力さ
れた映像信号は、DA変換回路によりアナログ信号に変
換されてアナログドライバー回路に与えられ、ここでク
ロック信号に基づいてサンプリングされる。したがっ
て、映像信号を並列的に処理することができ、高速処理
が可能となる。また、アナログドライバー回路を使用し
ているので、無限階調が可能である。
【0017】また、ディジタル処理回路が位相整合回路
を備える場合は、分岐された映像信号の1つを出力する
位相に、他の分岐された映像信号を出力する位相を整合
させることができる。
を備える場合は、分岐された映像信号の1つを出力する
位相に、他の分岐された映像信号を出力する位相を整合
させることができる。
【0018】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づき説明
する。
する。
【0019】(実施例1)図1は、本実施例における表
示装置の駆動回路の基本的構成を示す。この駆動回路
は、ディジタル映像信号Dとクロック信号CKが外部か
ら与えられるディジタル処理回路DPと、ディジタル処
理回路DPから出力される信号DA、DB、DCを入力
してDA変換するDA変換回路1と、デジタル処理回路
DPから出力される3種のクロック信号CKA、CK
B、CKC及びDA変換回路から出力される信号vA、
vB、vCを入力してサンプリングするアナログドライ
バー回路ADとからなる。
示装置の駆動回路の基本的構成を示す。この駆動回路
は、ディジタル映像信号Dとクロック信号CKが外部か
ら与えられるディジタル処理回路DPと、ディジタル処
理回路DPから出力される信号DA、DB、DCを入力
してDA変換するDA変換回路1と、デジタル処理回路
DPから出力される3種のクロック信号CKA、CK
B、CKC及びDA変換回路から出力される信号vA、
vB、vCを入力してサンプリングするアナログドライ
バー回路ADとからなる。
【0020】図2は、上記デジタル処理回路DPの具体
的な回路構成例を示す。デジタル処理回路DPは、クロ
ック作成回路2と、3つのフリップフロップ回路F/F
1,F/F2,F/F3とにより構成されている。クロ
ック作成回路2は、図3に示すような回路となってお
り、外部から与えられるクロック信号CKに基づいて3
種のクロック信号CKA、CKB、CKCを発生させて
フリップフロップ回路F/F1,F/F2,F/F3に
出力する。図3のRESETは、回路を初期化するため
の信号であり、回路の始動時に1度入力するだけでよ
い。
的な回路構成例を示す。デジタル処理回路DPは、クロ
ック作成回路2と、3つのフリップフロップ回路F/F
1,F/F2,F/F3とにより構成されている。クロ
ック作成回路2は、図3に示すような回路となってお
り、外部から与えられるクロック信号CKに基づいて3
種のクロック信号CKA、CKB、CKCを発生させて
フリップフロップ回路F/F1,F/F2,F/F3に
出力する。図3のRESETは、回路を初期化するため
の信号であり、回路の始動時に1度入力するだけでよ
い。
【0021】フリップフロップ回路F/F1、F/F
2、F/F3は、それぞれデータビット数だけのフリッ
プフロップを備えている。例えば、フリップフロップ回
路F/F1を例に挙げると、図4に示すように8個のフ
リップフロップを備えている。図4におけるd0、d1
〜d6、d7はそれぞれ映像データDを構成するビット
である。他のフリップフロップ回路F/F2、F/F3
においても同様に構成されている。
2、F/F3は、それぞれデータビット数だけのフリッ
プフロップを備えている。例えば、フリップフロップ回
路F/F1を例に挙げると、図4に示すように8個のフ
リップフロップを備えている。図4におけるd0、d1
〜d6、d7はそれぞれ映像データDを構成するビット
である。他のフリップフロップ回路F/F2、F/F3
においても同様に構成されている。
【0022】このように構成されたデジタル処理回路D
Pにおいては、フリップフロップ回路F/F1、F/F
2、F/F3は外部から与えられるデジタル映像信号を
3つに分岐してラッチする。また、クロック作成回路
は、外部から与えられるクロック信号CKに基づき、こ
れをディジタル映像信号の分岐数に応じた数で、適当な
時間引き伸ばしたクロック信号CKA、CKB、CKC
を発生させ、フリップフロップ回路F/F1、F/F
2、F/F3や他の回路に出力する。このクロック信号
CKA、CKB、CKCを入力すると、該当するフリッ
プフロップ回路F/F1、F/F2、F/F3は、それ
までラッチしていたデータDA、DB、DCをDA変換
回路に出力する。
Pにおいては、フリップフロップ回路F/F1、F/F
2、F/F3は外部から与えられるデジタル映像信号を
3つに分岐してラッチする。また、クロック作成回路
は、外部から与えられるクロック信号CKに基づき、こ
れをディジタル映像信号の分岐数に応じた数で、適当な
時間引き伸ばしたクロック信号CKA、CKB、CKC
を発生させ、フリップフロップ回路F/F1、F/F
2、F/F3や他の回路に出力する。このクロック信号
CKA、CKB、CKCを入力すると、該当するフリッ
プフロップ回路F/F1、F/F2、F/F3は、それ
までラッチしていたデータDA、DB、DCをDA変換
回路に出力する。
【0023】DA変換回路1は、ディジタル信号DA、
DB、DCをアナログ変換してアナログ信号vA、v
B、vCを得、アナログドライバー回路ADに出力す
る。
DB、DCをアナログ変換してアナログ信号vA、v
B、vCを得、アナログドライバー回路ADに出力す
る。
【0024】アナログドライバー回路ADは、図5に示
すような回路構成となっている。このアナログドライバ
ー回路ADは、クロック信号CKA、CKB、CKCが
与えられるSHCK1、SHCK2、SHCK3と、v
Aが与えられるCELL1、CELL4、CELL7、
CELL10…と、vBが与えられるCELL2、CE
LL5、CELL8…と、vCが与えられるCELL
3、CELL6、CELL9…とからなる。上記CEL
L1、2等は、それぞれ図23に示すようなアナログド
ライバーの1出力対応の回路から構成されている。な
お、図5においては、実際には与えられている図23の
出力用パルスOEを省略している。
すような回路構成となっている。このアナログドライバ
ー回路ADは、クロック信号CKA、CKB、CKCが
与えられるSHCK1、SHCK2、SHCK3と、v
Aが与えられるCELL1、CELL4、CELL7、
CELL10…と、vBが与えられるCELL2、CE
LL5、CELL8…と、vCが与えられるCELL
3、CELL6、CELL9…とからなる。上記CEL
L1、2等は、それぞれ図23に示すようなアナログド
ライバーの1出力対応の回路から構成されている。な
お、図5においては、実際には与えられている図23の
出力用パルスOEを省略している。
【0025】上記SHCK1、SHCK2、SHCK3
は、それぞれクロック信号CKA、CKB、CKCから
サンプリングクロックを作成し、各CELLに供給する
為の回路であり、一般にシフトレジスタ等により構成さ
れている。詳細には、SHCK1は、クロック信号CK
Aからサンプリングクロックを作成してCELL1、C
ELL4、CELL7、CELL10…に出力する。ま
た、SHCK2は、クロック信号CKBからサンプリン
グクロックを作成してCELL2、CELL5、CEL
L8…に、SHCK3はクロック信号CKCからサンプ
リングクロックを作成してCELL3、CELL6、C
ELL9…に出力する。この出力タイミングは、上記ア
ナログデータvA、vB、vCがアナログドライバー回
路ADに出力されるタイミングに同期させてある。
は、それぞれクロック信号CKA、CKB、CKCから
サンプリングクロックを作成し、各CELLに供給する
為の回路であり、一般にシフトレジスタ等により構成さ
れている。詳細には、SHCK1は、クロック信号CK
Aからサンプリングクロックを作成してCELL1、C
ELL4、CELL7、CELL10…に出力する。ま
た、SHCK2は、クロック信号CKBからサンプリン
グクロックを作成してCELL2、CELL5、CEL
L8…に、SHCK3はクロック信号CKCからサンプ
リングクロックを作成してCELL3、CELL6、C
ELL9…に出力する。この出力タイミングは、上記ア
ナログデータvA、vB、vCがアナログドライバー回
路ADに出力されるタイミングに同期させてある。
【0026】かかるアナログドライバー回路ADにおい
ては、ディジタル処理回路DPのクロック作成回路2か
ら与えられるクロック信号CKA、CKB、CKCに基
づいて、入力したアナログデータvA、vB、vCをサ
ンプリングする。
ては、ディジタル処理回路DPのクロック作成回路2か
ら与えられるクロック信号CKA、CKB、CKCに基
づいて、入力したアナログデータvA、vB、vCをサ
ンプリングする。
【0027】次に、上述のように構成された表示装置の
駆動回路の動作内容を、図6に基づいて説明する。図6
は、ディジタル処理回路DPに入力されるクロック信号
CK及びディジタル映像信号Dと、ディジタル処理回路
DPから出力されるクロック信号CKA、CKB、CK
C及びデータ出力DA、DB、DC(DA変換回路への
入力)と、DA変換回路1の出力vA、vB、vCとの
関係を示すタイミングチャートである。クロック信号C
KAとデータ出力DA、クロック信号CKBとデータ出
力DB、クロック信号CKCとデータ出力DCがそれぞ
れ組となっている。
駆動回路の動作内容を、図6に基づいて説明する。図6
は、ディジタル処理回路DPに入力されるクロック信号
CK及びディジタル映像信号Dと、ディジタル処理回路
DPから出力されるクロック信号CKA、CKB、CK
C及びデータ出力DA、DB、DC(DA変換回路への
入力)と、DA変換回路1の出力vA、vB、vCとの
関係を示すタイミングチャートである。クロック信号C
KAとデータ出力DA、クロック信号CKBとデータ出
力DB、クロック信号CKCとデータ出力DCがそれぞ
れ組となっている。
【0028】ディジタル処理回路DPには、クロック信
号CKと同期して映像信号D(D1、D2、D3、…)
が入力される。ディジタル処理回路DPは、映像信号D
を3つのフリップフロップ回路F/F1、F/F2、F
/F3に分岐させてラッチする一方、クロック信号CK
を3倍に時間的に引き伸ばされたクロック信号CKA、
CKB、CKCを発生する。クロック信号CKAの発生
タイミングは、D1、D4、D7、…の映像信号に対応
させてクロック信号CKの3m(mは整数)毎に行われ
る。また、クロック信号CKB、CKCは、クロック信
号CKの3m+1、3m+2毎に行われる。
号CKと同期して映像信号D(D1、D2、D3、…)
が入力される。ディジタル処理回路DPは、映像信号D
を3つのフリップフロップ回路F/F1、F/F2、F
/F3に分岐させてラッチする一方、クロック信号CK
を3倍に時間的に引き伸ばされたクロック信号CKA、
CKB、CKCを発生する。クロック信号CKAの発生
タイミングは、D1、D4、D7、…の映像信号に対応
させてクロック信号CKの3m(mは整数)毎に行われ
る。また、クロック信号CKB、CKCは、クロック信
号CKの3m+1、3m+2毎に行われる。
【0029】よって、図示例の場合には、映像信号D1
はクロック信号CKAが入力されて次の映像信号D4に
関するクロック信号CKAが入力される間保持され、D
Aとして出力される。映像信号D2はクロック信号CK
Bが入力されて次の映像信号D5に関するクロック信号
CKBが入力される間保持され、DBとして出力され
る。映像信号D3はクロック信号CKCが入力されて次
の映像信号D6に関するクロック信号CKCが入力され
る間保持され、DCとして出力される。更に、それ以降
も同様に繰り返される。
はクロック信号CKAが入力されて次の映像信号D4に
関するクロック信号CKAが入力される間保持され、D
Aとして出力される。映像信号D2はクロック信号CK
Bが入力されて次の映像信号D5に関するクロック信号
CKBが入力される間保持され、DBとして出力され
る。映像信号D3はクロック信号CKCが入力されて次
の映像信号D6に関するクロック信号CKCが入力され
る間保持され、DCとして出力される。更に、それ以降
も同様に繰り返される。
【0030】したがって、ディジタル処理回路DPの入
力、出力の関係は、図6のようになる事は明かである。
データ出力DA、DB、DCは、DA変換回路1へ与え
られ、ここでアナログ信号vA、vB、vCとされる。
vAは、クロック信号CKAに同期し、映像信号D1、
D4、D7、D10…に対応して変化するアナログ信号
となって、アナログドライバー回路ADに与えられる。
vB、vCに関しても同様にアナログ信号となって、ア
ナログドライバー回路ADに与えられる。
力、出力の関係は、図6のようになる事は明かである。
データ出力DA、DB、DCは、DA変換回路1へ与え
られ、ここでアナログ信号vA、vB、vCとされる。
vAは、クロック信号CKAに同期し、映像信号D1、
D4、D7、D10…に対応して変化するアナログ信号
となって、アナログドライバー回路ADに与えられる。
vB、vCに関しても同様にアナログ信号となって、ア
ナログドライバー回路ADに与えられる。
【0031】アナログドライバー回路ADは、前述した
ような構成になっているから、信号vAはクロック信号
CKAで、vBはクロック信号CKBで、vCはクロッ
ク信号CKCのタイミングで、これらのアナログ信号v
A、vB、vCをサンプリングし、保持すると共に、適
当なタイミングで与えられる出力パルスOE(図5では
省略)によって、その出力端子O1、O2…から出力さ
れる。
ような構成になっているから、信号vAはクロック信号
CKAで、vBはクロック信号CKBで、vCはクロッ
ク信号CKCのタイミングで、これらのアナログ信号v
A、vB、vCをサンプリングし、保持すると共に、適
当なタイミングで与えられる出力パルスOE(図5では
省略)によって、その出力端子O1、O2…から出力さ
れる。
【0032】したがって、本実施例の駆動回路において
は、3系統にデータを分岐する場合において、分岐され
たデータ及びそのサンプリング用クロック信号は、共
に、元の3分の1の速度に低下している事が分かる。こ
れは、逆に言えば、元のデータ及びクロック信号は、ア
ナログドライバーADでサンプリングすることが可能な
サンプリング速度の3倍にまで高速化できる事を示して
いる。
は、3系統にデータを分岐する場合において、分岐され
たデータ及びそのサンプリング用クロック信号は、共
に、元の3分の1の速度に低下している事が分かる。こ
れは、逆に言えば、元のデータ及びクロック信号は、ア
ナログドライバーADでサンプリングすることが可能な
サンプリング速度の3倍にまで高速化できる事を示して
いる。
【0033】なお、本発明の駆動回路は、カラー表示を
行う場合にも適用可能である。図7は、赤、青、緑の各
映像データR、G、Bがそれぞれ並列に送られてくる場
合の駆動回路の構成を示す。図8は、その駆動回路にお
けるディジタル処理回路DPの構成を示している。ま
た、図9は、この場合のアナログドライバー回路ADの
回路構成図を示す。電子計算機等の表示装置として使用
される場合は、この様な構成になることが普通である。
行う場合にも適用可能である。図7は、赤、青、緑の各
映像データR、G、Bがそれぞれ並列に送られてくる場
合の駆動回路の構成を示す。図8は、その駆動回路にお
けるディジタル処理回路DPの構成を示している。ま
た、図9は、この場合のアナログドライバー回路ADの
回路構成図を示す。電子計算機等の表示装置として使用
される場合は、この様な構成になることが普通である。
【0034】(実施例2)図10は、本発明の他の実施
例における表示装置の駆動回路の基本的構成を示す。こ
の駆動回路は、ディジタル映像信号Dとクロック信号C
Kが外部から与えられるデジタル処理回路DPと、デジ
タル処理回路DPから出力される信号DA、DB、DC
を入力してDA変換するDA変換回路1と、デジタル処
理回路DPから出力されるクロック信号CKC及びDA
変換回路から出力されるvA、vB、vCを入力してサ
ンプリングするアナログドライバー回路ADとからな
る。
例における表示装置の駆動回路の基本的構成を示す。こ
の駆動回路は、ディジタル映像信号Dとクロック信号C
Kが外部から与えられるデジタル処理回路DPと、デジ
タル処理回路DPから出力される信号DA、DB、DC
を入力してDA変換するDA変換回路1と、デジタル処
理回路DPから出力されるクロック信号CKC及びDA
変換回路から出力されるvA、vB、vCを入力してサ
ンプリングするアナログドライバー回路ADとからな
る。
【0035】図11は、上記ディジタル処理回路DPの
具体的な回路構成例を示す。ディジタル処理回路DP
は、クロック作成回路2と、5つのフリップフロップ回
路F/F1、F/F2、F/F3、F/F4、F/F5
により構成されている。クロック作成回路2は、前述の
図3と同一構成となっており、外部から与えられるクロ
ック信号CKに基づいて3種のクロック信号CKA、C
KB、CKCを発生させる。
具体的な回路構成例を示す。ディジタル処理回路DP
は、クロック作成回路2と、5つのフリップフロップ回
路F/F1、F/F2、F/F3、F/F4、F/F5
により構成されている。クロック作成回路2は、前述の
図3と同一構成となっており、外部から与えられるクロ
ック信号CKに基づいて3種のクロック信号CKA、C
KB、CKCを発生させる。
【0036】一方、フリップフロップ回路F/F1等
は、映像信号Dを直接入力する3つのフリップフロップ
回路F/F1、F/F2、F/F3のうち、F/F2、
F/F3にそれぞれF/F4、F/F5が接続された構
成となっている。フリップフロップ回路F/F1、F/
F2、F/F3には、それぞれクロック信号CKA、C
KB、CKCが与えられ、フリップフロップ回路F/F
4、F/F5にはクロック信号CKCが与えられる。フ
リップフロップ回路F/F4、F/F5は、フリップフ
ロップ回路F/F3と同様のクロック信号CKCが与え
られるため、位相調整回路10として機能する。各フリ
ップフロップ回路F/F1、F/F2、F/F3、F/
F4、F/F5は、それぞれデータビット数だけのフリ
ップフロップを備えており、図4と同一構成となってい
る。
は、映像信号Dを直接入力する3つのフリップフロップ
回路F/F1、F/F2、F/F3のうち、F/F2、
F/F3にそれぞれF/F4、F/F5が接続された構
成となっている。フリップフロップ回路F/F1、F/
F2、F/F3には、それぞれクロック信号CKA、C
KB、CKCが与えられ、フリップフロップ回路F/F
4、F/F5にはクロック信号CKCが与えられる。フ
リップフロップ回路F/F4、F/F5は、フリップフ
ロップ回路F/F3と同様のクロック信号CKCが与え
られるため、位相調整回路10として機能する。各フリ
ップフロップ回路F/F1、F/F2、F/F3、F/
F4、F/F5は、それぞれデータビット数だけのフリ
ップフロップを備えており、図4と同一構成となってい
る。
【0037】このように構成されたデジタル処理回路D
Pにおいては、フリップフロップ回路F/F1、F/F
2、F/F3は外部から与えられるデジタル映像信号を
3つに分岐してラッチする。また、クロック作成回路2
は、外部から与えられるクロック信号CKに基づき、こ
れをディジタル映像信号の分岐数に応じた数で、適当な
時間引き伸ばしたクロック信号CKA、CKB、CKC
を発生させる。このクロック信号CKA、CKBを入力
した該当するフリップフロップ回路F/F1、F/F2
は、それまでラッチしていたデータDA´、DB´をフ
リップフロップ回路F/F4、F/F5に出力し、フリ
ップフロップ回路F/F4、F/F5はクロック信号C
KCを入力するとデータDA、DBをDA変換回路1に
出力する。一方、クロック信号CKCを入力したフリッ
プフロップ回路F/F3は、それまでラッチしていたデ
ータDCをDA変換回路1に出力する。データDA、D
B、DCのDA変換回路1への出力は、クロック信号C
KCに基づいて同時に行われる。
Pにおいては、フリップフロップ回路F/F1、F/F
2、F/F3は外部から与えられるデジタル映像信号を
3つに分岐してラッチする。また、クロック作成回路2
は、外部から与えられるクロック信号CKに基づき、こ
れをディジタル映像信号の分岐数に応じた数で、適当な
時間引き伸ばしたクロック信号CKA、CKB、CKC
を発生させる。このクロック信号CKA、CKBを入力
した該当するフリップフロップ回路F/F1、F/F2
は、それまでラッチしていたデータDA´、DB´をフ
リップフロップ回路F/F4、F/F5に出力し、フリ
ップフロップ回路F/F4、F/F5はクロック信号C
KCを入力するとデータDA、DBをDA変換回路1に
出力する。一方、クロック信号CKCを入力したフリッ
プフロップ回路F/F3は、それまでラッチしていたデ
ータDCをDA変換回路1に出力する。データDA、D
B、DCのDA変換回路1への出力は、クロック信号C
KCに基づいて同時に行われる。
【0038】DA変換回路1は、ディジタルであるデー
タDA、DB、DCをアナログ変換してアナログデータ
vA、vB、vCを得、アナログドライバー回路ADに
出力する。
タDA、DB、DCをアナログ変換してアナログデータ
vA、vB、vCを得、アナログドライバー回路ADに
出力する。
【0039】アナログドライバー回路ADは、図12に
示すような回路構成となっており、クロック信号CKC
が与えられるSHCKと、vAが与えられるCELL
1、CELL4、CELL7、CELL10…と、vB
が与えられるCELL2、CELL5、CELL8、C
ELL11…と、vCが与えられるCELL3、CEL
L6、CELL9、CELL12…とからなる。上記C
ELL1、2等は、それぞれ図23に示すようなアナロ
グドライバーの1出力対応の回路から構成されている。
なお、図12においては、実際には与えられている図2
3の出力用パルスOEを省略している。
示すような回路構成となっており、クロック信号CKC
が与えられるSHCKと、vAが与えられるCELL
1、CELL4、CELL7、CELL10…と、vB
が与えられるCELL2、CELL5、CELL8、C
ELL11…と、vCが与えられるCELL3、CEL
L6、CELL9、CELL12…とからなる。上記C
ELL1、2等は、それぞれ図23に示すようなアナロ
グドライバーの1出力対応の回路から構成されている。
なお、図12においては、実際には与えられている図2
3の出力用パルスOEを省略している。
【0040】上記SHCKは、クロック信号CKCから
サンプリングクロックTsmp1、Tsmp2、Tsm
p3、Tsmp4等を作成し、各CELLに供給する為
の回路であり、一般にシフトレジスタ等により構成され
ている。詳細には、サンプリングクロックTsmp1
は、CELL1、CELL2、CELL3に出力され、
また、サンプリングクロックTsmp2は、CELL
4、CELL5、CELL6に、サンプリングクロック
Tsmp3は、CELL7、CELL8、CELL9
に、サンプリングクロックTsmp4は、CELL1
0、CELL11、CELL12に出力される。この出
力タイミングは、上述のアナログデータvA、vB、v
Cがアナログドライバー回路ADに出力されるタイミン
グに同期させてある。
サンプリングクロックTsmp1、Tsmp2、Tsm
p3、Tsmp4等を作成し、各CELLに供給する為
の回路であり、一般にシフトレジスタ等により構成され
ている。詳細には、サンプリングクロックTsmp1
は、CELL1、CELL2、CELL3に出力され、
また、サンプリングクロックTsmp2は、CELL
4、CELL5、CELL6に、サンプリングクロック
Tsmp3は、CELL7、CELL8、CELL9
に、サンプリングクロックTsmp4は、CELL1
0、CELL11、CELL12に出力される。この出
力タイミングは、上述のアナログデータvA、vB、v
Cがアナログドライバー回路ADに出力されるタイミン
グに同期させてある。
【0041】かかるアナログドライバー回路ADにおい
ては、ディジタル処理回路DPのクロック作成回路から
与えられるクロック信号CKCに基づいて、入力したア
ナログデータvA、vB、vCをサンプリングする。
ては、ディジタル処理回路DPのクロック作成回路から
与えられるクロック信号CKCに基づいて、入力したア
ナログデータvA、vB、vCをサンプリングする。
【0042】次に、上述のように構成された表示装置の
駆動回路の動作内容を、図13及び14に基づき説明す
る。
駆動回路の動作内容を、図13及び14に基づき説明す
る。
【0043】図13は、ディジタル処理回路DPに入力
されるクロック信号CK及び映像信号データDと、ディ
ジタル処理回路DPから出力されるクロック信号CK
A、CKB、CKC及びデータ出力DA、DB、DC
(DA変換回路1への入力)との関係を示すタイミング
チャートである。クロック信号CKAとデータ出力DA
´、クロック信号CKBとデータ出力DB´、クロック
信号CKCとデータ出力DCがそれぞれ組となってい
る。
されるクロック信号CK及び映像信号データDと、ディ
ジタル処理回路DPから出力されるクロック信号CK
A、CKB、CKC及びデータ出力DA、DB、DC
(DA変換回路1への入力)との関係を示すタイミング
チャートである。クロック信号CKAとデータ出力DA
´、クロック信号CKBとデータ出力DB´、クロック
信号CKCとデータ出力DCがそれぞれ組となってい
る。
【0044】ディジタル処理回路DPには、クロック信
号CKと同期して映像信号D(D1、D2、D3、…)
が入力される。ディジタル処理回路DPは、映像信号D
を3つのフリップフロップ回路F/F1、F/F2、F
/F3に分岐させてラッチする一方、クロック信号CK
を3倍に時間的に引き伸ばしたクロック信号CKA、C
KB、CKCを発生する。クロック信号CKAの発生タ
イミングは、D1、D4、D7、…の映像信号に対応さ
せてクロック信号CKの3m毎に行われる。また、クロ
ック信号CKB、CKCは、クロック信号CKの3m+
1、3m+2毎に行われる。
号CKと同期して映像信号D(D1、D2、D3、…)
が入力される。ディジタル処理回路DPは、映像信号D
を3つのフリップフロップ回路F/F1、F/F2、F
/F3に分岐させてラッチする一方、クロック信号CK
を3倍に時間的に引き伸ばしたクロック信号CKA、C
KB、CKCを発生する。クロック信号CKAの発生タ
イミングは、D1、D4、D7、…の映像信号に対応さ
せてクロック信号CKの3m毎に行われる。また、クロ
ック信号CKB、CKCは、クロック信号CKの3m+
1、3m+2毎に行われる。
【0045】よって、図示例の場合、映像信号D1は、
クロック信号CKAが入力されて次の映像信号D4に関
するクロック信号CKAが入力される間保持され、DA
´として位相調整回路10のフリップフロップ回路F/
F4に出力される。映像信号D2は、クロック信号CK
Bが入力されて次の映像信号D5に関するクロック信号
CKBが入力される間保持され、DB´として位相調整
回路10のフリップフロップ回路F/F5に出力され
る。映像信号D3は、クロック信号CKCが入力されて
次の映像信号D6に関するクロック信号CKCが入力さ
れる間保持され、DCとして出力される。このDCの出
力のとき、フリップフロップ回路F/F3と同時に位相
調整回路10のフリップフロップ回路F/F4、F/F
5にクロック信号CKCが入力されるので、フリップフ
ロップ回路F/F4、F/F5からDA、DBがDCと
同時にDA変換回路1に出力される。更に、それ以降も
同様に繰り返される。
クロック信号CKAが入力されて次の映像信号D4に関
するクロック信号CKAが入力される間保持され、DA
´として位相調整回路10のフリップフロップ回路F/
F4に出力される。映像信号D2は、クロック信号CK
Bが入力されて次の映像信号D5に関するクロック信号
CKBが入力される間保持され、DB´として位相調整
回路10のフリップフロップ回路F/F5に出力され
る。映像信号D3は、クロック信号CKCが入力されて
次の映像信号D6に関するクロック信号CKCが入力さ
れる間保持され、DCとして出力される。このDCの出
力のとき、フリップフロップ回路F/F3と同時に位相
調整回路10のフリップフロップ回路F/F4、F/F
5にクロック信号CKCが入力されるので、フリップフ
ロップ回路F/F4、F/F5からDA、DBがDCと
同時にDA変換回路1に出力される。更に、それ以降も
同様に繰り返される。
【0046】したがって、ディジタル処理回路DPの入
力、出力の関係が、図13のようになる事は明かであ
る。なお、本実施例のように位相調整回路10を有する
場合には、DA、DB、DCを出力するタイミング(位
相)を揃えることができる利点がある。
力、出力の関係が、図13のようになる事は明かであ
る。なお、本実施例のように位相調整回路10を有する
場合には、DA、DB、DCを出力するタイミング(位
相)を揃えることができる利点がある。
【0047】図14は、クロック信号CKCと、データ
出力DA、DB、DCと、DA変換回路1によりアナロ
グ信号に変換されたvA、vB、vCとの関係を示すタ
イミングチャートである。vA、vB、vCは、クロッ
ク信号CKCの立ち上がりに同期して変化するアナログ
信号となって、アナログドライバー回路ADに与えられ
る。なお、図14においてはDA変換回路1における遅
延は無視しているが、遅延が無視できない場合は、クロ
ック信号CKCに対して遅延回路を設ける等の方式で遅
延を補償する必要があることは言うまでもない。
出力DA、DB、DCと、DA変換回路1によりアナロ
グ信号に変換されたvA、vB、vCとの関係を示すタ
イミングチャートである。vA、vB、vCは、クロッ
ク信号CKCの立ち上がりに同期して変化するアナログ
信号となって、アナログドライバー回路ADに与えられ
る。なお、図14においてはDA変換回路1における遅
延は無視しているが、遅延が無視できない場合は、クロ
ック信号CKCに対して遅延回路を設ける等の方式で遅
延を補償する必要があることは言うまでもない。
【0048】アナログドライバー回路ADは、前述した
ような構成になっているから、信号vAをサンプリング
クロックTsmp1、Tsmp4…等で、vBをサンプ
リングクロックTsmp2…で、vCをサンプリングク
ロックTsmp3…でサンプリングし、保持すると共
に、適当なタイミングで与えられる出力パルスOEによ
って、その出力端子から出力する。
ような構成になっているから、信号vAをサンプリング
クロックTsmp1、Tsmp4…等で、vBをサンプ
リングクロックTsmp2…で、vCをサンプリングク
ロックTsmp3…でサンプリングし、保持すると共
に、適当なタイミングで与えられる出力パルスOEによ
って、その出力端子から出力する。
【0049】したがって、本実施例の駆動回路において
も、3系統にデータを分岐する場合は、分岐されたデー
タ及びそのサンプリング用クロック信号は、共に、元の
3分の1の速度に低下している事が分かる。これは、逆
に言えば、元のデータ及びクロック信号は、アナログド
ライバー回路ADでサンプリングすることが可能なサン
プリング速度の3倍にまで高速化できる事を示してい
る。
も、3系統にデータを分岐する場合は、分岐されたデー
タ及びそのサンプリング用クロック信号は、共に、元の
3分の1の速度に低下している事が分かる。これは、逆
に言えば、元のデータ及びクロック信号は、アナログド
ライバー回路ADでサンプリングすることが可能なサン
プリング速度の3倍にまで高速化できる事を示してい
る。
【0050】なお、本発明の駆動回路は、カラー表示を
行う場合にも適用可能である。図15は、赤、青、緑の
各映像データR、G、Bがそれぞれ並列に送られてくる
場合の駆動回路の構成を示す。図16は、その駆動回路
におけるディジタル処理回路部DPの構成を示してい
る。また、図17は、この場合のアナログドライバー回
路ADの回路構成図を示す。電子計算機等の表示装置と
して使用される場合は、この様な構成になることが普通
である。
行う場合にも適用可能である。図15は、赤、青、緑の
各映像データR、G、Bがそれぞれ並列に送られてくる
場合の駆動回路の構成を示す。図16は、その駆動回路
におけるディジタル処理回路部DPの構成を示してい
る。また、図17は、この場合のアナログドライバー回
路ADの回路構成図を示す。電子計算機等の表示装置と
して使用される場合は、この様な構成になることが普通
である。
【0051】ところで、上述した本発明にあっては、デ
ィジタル処理回路DPがデジタル回路である為、非常に
高速の動作が可能である。又、ディジタル処理回路DP
自身はそれほど大きな回路ではないため、データのビッ
ト数が大きくても全く問題とならない。ディジタル処理
回路DPはディスクリートのICで組み込むこともでき
るし、又、LSI化も容易である。実際、本発明は、デ
ータのビット数が増えれば増えるほど、その効果を遺憾
なく発揮できるという特徴を有する。
ィジタル処理回路DPがデジタル回路である為、非常に
高速の動作が可能である。又、ディジタル処理回路DP
自身はそれほど大きな回路ではないため、データのビッ
ト数が大きくても全く問題とならない。ディジタル処理
回路DPはディスクリートのICで組み込むこともでき
るし、又、LSI化も容易である。実際、本発明は、デ
ータのビット数が増えれば増えるほど、その効果を遺憾
なく発揮できるという特徴を有する。
【0052】更に、以下のような特徴を有する。DA変
換回路は、市販のDA変換用のICを使用することが可
能であり、何ら新しい開発を必要としない。また、アナ
ログドライバー回路ADは、基本的原理、構成は従来の
アナログドライバーと同一である。特に各CELLの構
成は全く同じであり、唯その全体の構成が異なるだけで
ある。従って、その設計、構造は、従来の技術そのまま
で容易に可能であり、何ら新しい技術開発は必要としな
い。
換回路は、市販のDA変換用のICを使用することが可
能であり、何ら新しい開発を必要としない。また、アナ
ログドライバー回路ADは、基本的原理、構成は従来の
アナログドライバーと同一である。特に各CELLの構
成は全く同じであり、唯その全体の構成が異なるだけで
ある。従って、その設計、構造は、従来の技術そのまま
で容易に可能であり、何ら新しい技術開発は必要としな
い。
【0053】このように、本発明の場合には、従来不可
能であった事実上無限階調の高速デジタル入力の駆動回
路システムが、容易に実現可能となる。尚、実際の駆動
回路においては、1つのディジタル処理回路DPとDA
変換回路に、多数のアナログドライバー回路ADを接続
する事ができる。実際、1枚の表示パネルの駆動に必要
なディジタル処理回路DPとアナログドライバー回路A
Dは、1組ないし2組程度で十分である。その為、ディ
ジタル処理回路DPとアナログドライバー回路DAに、
多少高価なものを使用したとしても、全体に対するコス
トアップの要因としてはたいした事はない。
能であった事実上無限階調の高速デジタル入力の駆動回
路システムが、容易に実現可能となる。尚、実際の駆動
回路においては、1つのディジタル処理回路DPとDA
変換回路に、多数のアナログドライバー回路ADを接続
する事ができる。実際、1枚の表示パネルの駆動に必要
なディジタル処理回路DPとアナログドライバー回路A
Dは、1組ないし2組程度で十分である。その為、ディ
ジタル処理回路DPとアナログドライバー回路DAに、
多少高価なものを使用したとしても、全体に対するコス
トアップの要因としてはたいした事はない。
【0054】なお、上述した2つの実施例においては映
像信号Dを3系統に分岐しているが、本発明は4系統以
上に分岐して行ってもよい。その場合には、より高速処
理が可能となる。
像信号Dを3系統に分岐しているが、本発明は4系統以
上に分岐して行ってもよい。その場合には、より高速処
理が可能となる。
【0055】また、本発明の駆動回路は、アナログドラ
イバー回路ADとしては、他の2つのディジタル処理回
路DP、DA変換回路1とは独立したLSIで構成する
ことができる特徴を有する。又、ディジタル処理回路D
Pとしては、DA変換回路1から独立させた構成として
もよいが、DA変換回路1を備えた構成とするようにし
てもよい。
イバー回路ADとしては、他の2つのディジタル処理回
路DP、DA変換回路1とは独立したLSIで構成する
ことができる特徴を有する。又、ディジタル処理回路D
Pとしては、DA変換回路1から独立させた構成として
もよいが、DA変換回路1を備えた構成とするようにし
てもよい。
【0056】また、本発明は、ディジタル処理回路DA
とアナログドライバー回路ADとの間に、アナログドラ
イバー回路ADの入力条件に適するようにアナログ信号
を処理するアナログ信号処理回路を挿入するようにして
もよい。例えば、実施例2の場合を例に挙げると、図1
8のようにアナログ信号処理回路11を設ける。実施例
1においても同様に設けるとよい。
とアナログドライバー回路ADとの間に、アナログドラ
イバー回路ADの入力条件に適するようにアナログ信号
を処理するアナログ信号処理回路を挿入するようにして
もよい。例えば、実施例2の場合を例に挙げると、図1
8のようにアナログ信号処理回路11を設ける。実施例
1においても同様に設けるとよい。
【0057】上記2つの実施例においては、図5及び1
2に示すアナログドライバー回路ADの1出力相当の構
造、即ちCELLの構造として図23に示す回路構成の
アナログドライバーを用いているが、本発明はこれに限
らず同等の機能を有する他の構成のもの、例えば図19
に示す回路構成のアナログドライバーのようなものでも
よい。
2に示すアナログドライバー回路ADの1出力相当の構
造、即ちCELLの構造として図23に示す回路構成の
アナログドライバーを用いているが、本発明はこれに限
らず同等の機能を有する他の構成のもの、例えば図19
に示す回路構成のアナログドライバーのようなものでも
よい。
【0058】
【発明の効果】本発明による場合には、映像信号を並列
的に処理することができるので高速処理が可能となり、
また、アナログドライバー回路を使用しているので、無
限階調が可能となる。更に、ディジタル処理回路が位相
整合回路を備える場合は、分岐された映像信号の1つを
出力する位相に、他の分岐された映像信号を出力する位
相を整合させることができる。
的に処理することができるので高速処理が可能となり、
また、アナログドライバー回路を使用しているので、無
限階調が可能となる。更に、ディジタル処理回路が位相
整合回路を備える場合は、分岐された映像信号の1つを
出力する位相に、他の分岐された映像信号を出力する位
相を整合させることができる。
【図1】本発明にかかる表示装置の駆動回路の基本的構
成を示すブロック図。
成を示すブロック図。
【図2】図1の駆動回路のディジタル処理回路DPを示
すブロック図。
すブロック図。
【図3】図2のディジタル処理回路DPのクロック作製
回路を示すブロック図。
回路を示すブロック図。
【図4】図2のディジタル処理回路DPのフリップフロ
ップ回路を示すブロック図。
ップ回路を示すブロック図。
【図5】図1の駆動回路のアナログドライバー回路AD
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図6】図1の駆動回路の動作内容を示すタイミングチ
ャート。
ャート。
【図7】カラー表示を行う場合の駆動回路を示すブロッ
ク図。
ク図。
【図8】図7の駆動回路のディジタル処理回路DPを示
すブロック図。
すブロック図。
【図9】図7の駆動回路のアナログドライバー回路AD
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図10】本発明にかかる表示装置の駆動回路の他の基
本的構成を示すブロック図。
本的構成を示すブロック図。
【図11】図10の駆動回路のディジタル処理回路DP
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図12】図10の駆動回路のアナログドライバー回路
ADを示すブロック図。
ADを示すブロック図。
【図13】図11のディジタル処理回路DPによる信号
処理内容を示すタイミングチャート。
処理内容を示すタイミングチャート。
【図14】図12のアナログドライバー回路ADによる
信号処理内容を示すタイミングチャート。
信号処理内容を示すタイミングチャート。
【図15】カラー表示を行う場合の駆動回路を示すブロ
ック図。
ック図。
【図16】図15の駆動回路のディジタル処理回路DP
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図17】図15の駆動回路のアナログドライバー回路
ADを示すブロック図。
ADを示すブロック図。
【図18】本発明に係る表示装置の駆動回路の更に他の
基本的構成を示すブロック図。
基本的構成を示すブロック図。
【図19】本発明に適用可能な他のアナログドライバー
を示す回路図。
を示す回路図。
【図20】従来のディジタルソースドライバーを示すブ
ロック図。
ロック図。
【図21】従来の表示装置の駆動回路の全体を示すブロ
ック図。
ック図。
【図22】従来におけるカラー表示を行う場合の表示装
置の駆動回路の全体を示すブロック図。
置の駆動回路の全体を示すブロック図。
【図23】一般的に使用されているアナログドライバー
を示す回路図。
を示す回路図。
D ディジタル映像信号 CK クロック信号 DP ディジタル処理回路 CKA クロック信号 CKB クロック信号 CKC クロック信号 DA ディジタル信号 DB ディジタル信号 DC ディジタル信号 1 DA変換回路 2 クロック作成回路 vA アナログ信号 vB アナログ信号 vC アナログ信号 AD アナログドライバー回路 10 位相調整回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02F 1/133 G09G 3/20 G09G 3/36
Claims (2)
- 【請求項1】外部から与えられるディジタル映像信号を
複数に分岐してラッチすると共に、時間的に引き伸ばし
たクロック信号を分岐された映像信号数に応じた数だけ
発し、該クロック信号に基づいて各分岐されたデータを
出力するディジタル処理回路と、 該ディジタル処理回路から出力される複数の映像信号を
入力して、該映像信号の各々をアナログ信号に変換して
出力するDA変換回路と、 該DA変換回路からの複数のアナログ信号を入力し、該
複数のアナログ信号を、該ディジタル処理回路が発する
該クロック信号に基づいてサンプリングするアナログド
ライバー回路と、 を備えた表示装置の駆動回路。 - 【請求項2】前記ディジタル処理回路が、分岐された映
像信号の1つを出力する位相に、他の分岐された映像信
号を出力する位相を整合させる位相整合回路を備える請
求項1記載の表示装置の駆動回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12084492A JP2825214B2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 表示装置の駆動回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12084492A JP2825214B2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 表示装置の駆動回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05313137A JPH05313137A (ja) | 1993-11-26 |
JP2825214B2 true JP2825214B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=14796362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12084492A Expired - Lifetime JP2825214B2 (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 表示装置の駆動回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2825214B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
TW526464B (en) | 2000-03-10 | 2003-04-01 | Sharp Kk | Data transfer method, image display device and signal line driving circuit, active-matrix substrate |
JP2004139092A (ja) * | 2003-10-27 | 2004-05-13 | Sharp Corp | データ伝送方法および信号線駆動回路 |
JP2006350378A (ja) * | 2006-08-22 | 2006-12-28 | Lg Philips Lcd Co Ltd | 液晶表示装置の駆動装置 |
JP2008299355A (ja) * | 2008-09-04 | 2008-12-11 | Lg Display Co Ltd | 液晶表示装置の駆動装置 |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP12084492A patent/JP2825214B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05313137A (ja) | 1993-11-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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