JP2824863B2 - α▲下1▼―ブロッカー点眼剤 - Google Patents
α▲下1▼―ブロッカー点眼剤Info
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は血管収縮作用を有する薬物を配合することに
より、眼の結膜充血を防止したα1−ブロッカー点眼剤
を提供するものである。
より、眼の結膜充血を防止したα1−ブロッカー点眼剤
を提供するものである。
「従来技術」 α1−ブロッカーは血管拡張作用を有し、血圧降下剤
として有用である事が知られており、その血管拡張作用
に基づき眼圧を下げる効果がある事が報告されている。
眼科領域に応用した1例として角膜透過性を高めた塩酸
ブナゾシンの点眼剤が特開昭63−301822号に記載されて
いる。
として有用である事が知られており、その血管拡張作用
に基づき眼圧を下げる効果がある事が報告されている。
眼科領域に応用した1例として角膜透過性を高めた塩酸
ブナゾシンの点眼剤が特開昭63−301822号に記載されて
いる。
「発明が解決しようとする課題および課題を解決するた
めの手段」 α1−ブロッカーは低濃度でも眼圧を下げる優れた薬
剤であるが、血管拡張作用があるため点眼剤として用い
ると眼結膜が充血するという欠点があつた。
めの手段」 α1−ブロッカーは低濃度でも眼圧を下げる優れた薬
剤であるが、血管拡張作用があるため点眼剤として用い
ると眼結膜が充血するという欠点があつた。
そこで、本発明者らはこの問題について鋭意検討した
結果、血管収縮剤を配合することにより眼の結膜充血が
防止できることを見い出した。
結果、血管収縮剤を配合することにより眼の結膜充血が
防止できることを見い出した。
「発明の開示」 本発明は血管収縮作用を有する薬物を配合することに
より、眼の結膜充血を防止したα1−ブロッカー点眼剤
に関するものである。
より、眼の結膜充血を防止したα1−ブロッカー点眼剤
に関するものである。
本発明におけるα1−ブロッカーの例としてブナゾシ
ン、プラゾシン、モキシシリト、ウラピジル、コリナン
シン、テラゾシン、ドキサゾシン、トリマゾシンなどが
挙げられ、それらは塩酸塩等の医薬として許容できる塩
の形になつていてもよい。
ン、プラゾシン、モキシシリト、ウラピジル、コリナン
シン、テラゾシン、ドキサゾシン、トリマゾシンなどが
挙げられ、それらは塩酸塩等の医薬として許容できる塩
の形になつていてもよい。
本発明における血管収縮作用を有する薬物の代表例と
しては塩酸ナファゾリン、硝酸ナファゾリン、塩酸テト
ラヒドロゾリン、塩酸フェニレフリンなどのα−アゴニ
ストが挙げられる。
しては塩酸ナファゾリン、硝酸ナファゾリン、塩酸テト
ラヒドロゾリン、塩酸フェニレフリンなどのα−アゴニ
ストが挙げられる。
α1−ブロッカーは血管拡張作用を有し、血圧降下剤
として有用である事が知られており、その血管拡張作用
に基づき眼圧を下げる効果がある事が報告されている。
眼科領域に応用した1例として角膜透過性を高めた塩酸
ブナゾシンの点眼剤が特開昭63−301822号に記載されて
いる。
として有用である事が知られており、その血管拡張作用
に基づき眼圧を下げる効果がある事が報告されている。
眼科領域に応用した1例として角膜透過性を高めた塩酸
ブナゾシンの点眼剤が特開昭63−301822号に記載されて
いる。
α1−ブロッカーは低濃度でも眼圧を下げる優れた薬
剤であるが、血管拡張作用があるため点眼剤として用い
ると眼結膜が充血するという欠点があつた。
剤であるが、血管拡張作用があるため点眼剤として用い
ると眼結膜が充血するという欠点があつた。
そこで、本発明者はこの問題を解決するために、血管
収縮作用を有するα−アゴニストを配合することを検討
した。本発明点眼剤の主薬はα1−ブロッカーであり、
その主作用たるα1−ブロック作用とは相反する作用で
あるα−アゴニスト作用を有する薬物は薬理学的に配合
禁忌と考えられており、α1−ブロッカー点眼剤にα−
アゴニストを配合することは困難と思われたが、本発明
者らが鋭意検討した結果、以下に述べるように眼圧下降
作用にはほとんど影響がなく充血を防止できることを見
い出した。α1−ブロッカーの代表例として塩酸ブナゾ
シン、塩酸プラゾシン、塩酸コリナンシンの3つを用い
て実験を行なつた。詳細なデータについては薬理試験の
項で示すが、α1−ブロッカー点眼液はウサギを用いた
実験で、その濃度が0.005〜0.1%と低濃度でも眼圧下降
作用を有しており、その効果は濃度に依存していた。
収縮作用を有するα−アゴニストを配合することを検討
した。本発明点眼剤の主薬はα1−ブロッカーであり、
その主作用たるα1−ブロック作用とは相反する作用で
あるα−アゴニスト作用を有する薬物は薬理学的に配合
禁忌と考えられており、α1−ブロッカー点眼剤にα−
アゴニストを配合することは困難と思われたが、本発明
者らが鋭意検討した結果、以下に述べるように眼圧下降
作用にはほとんど影響がなく充血を防止できることを見
い出した。α1−ブロッカーの代表例として塩酸ブナゾ
シン、塩酸プラゾシン、塩酸コリナンシンの3つを用い
て実験を行なつた。詳細なデータについては薬理試験の
項で示すが、α1−ブロッカー点眼液はウサギを用いた
実験で、その濃度が0.005〜0.1%と低濃度でも眼圧下降
作用を有しており、その効果は濃度に依存していた。
人とウサギでは薬物による眼圧下降作用に大きな差は
認められないが、充血に対する眼の感受性に差があるた
め、充血の出現度合が全く異なる。人の場合は低濃度で
も充血しやすいが、ウサギの場合には非常に充血が出現
しにくく、ウサギを用いて充血防止の実験をするには人
に対するよりもはるかに高濃度の点眼液を用いて実験す
る必要がある。本願の実験では充血防止の評価ができる
濃度として、1%α1−ブロッカー点眼液を用いた。ま
た血管収縮剤の代表例として用いた塩酸ナファゾリンや
塩酸テトラヒドロゾリンについても、α1−ブロッカー
の濃度に比例して高い濃度のものを用いて実験を行なつ
た。
認められないが、充血に対する眼の感受性に差があるた
め、充血の出現度合が全く異なる。人の場合は低濃度で
も充血しやすいが、ウサギの場合には非常に充血が出現
しにくく、ウサギを用いて充血防止の実験をするには人
に対するよりもはるかに高濃度の点眼液を用いて実験す
る必要がある。本願の実験では充血防止の評価ができる
濃度として、1%α1−ブロッカー点眼液を用いた。ま
た血管収縮剤の代表例として用いた塩酸ナファゾリンや
塩酸テトラヒドロゾリンについても、α1−ブロッカー
の濃度に比例して高い濃度のものを用いて実験を行なつ
た。
その結果、α1−ブロッカーのみの点眼剤では充血が
認められたが、血管収縮剤配合のものではどちらも明ら
かに充血が防止できた。また、血管収縮剤を配合しても
α1−ブロッカーの眼圧下降作用には実質上影響が認め
られなかつた。このことから、血管収縮剤の配合により
眼の充血を防止できる優れたα1−ブロッカー点眼剤が
得られることが明らかとなつた。
認められたが、血管収縮剤配合のものではどちらも明ら
かに充血が防止できた。また、血管収縮剤を配合しても
α1−ブロッカーの眼圧下降作用には実質上影響が認め
られなかつた。このことから、血管収縮剤の配合により
眼の充血を防止できる優れたα1−ブロッカー点眼剤が
得られることが明らかとなつた。
本発明におけるα1−ブロッカーの濃度は薬物によつ
ても異なるが、眼圧下降作用を有する濃度であればよく
特に制限されないが通常0.001〜1.0%であり、例えば塩
酸ブナゾシンの場合には好ましくは0.005〜0.5%であ
る。
ても異なるが、眼圧下降作用を有する濃度であればよく
特に制限されないが通常0.001〜1.0%であり、例えば塩
酸ブナゾシンの場合には好ましくは0.005〜0.5%であ
る。
また、配合される血管収縮剤の濃度は眼の結膜充血を
防止できる濃度であればよく、特に制限はない。実際に
はα1−ブロッカーと血管収縮剤の種類によつて決めら
れ、例えば塩酸ブナゾシン点眼剤の場合には塩酸もしく
は硝酸ナファゾリンでは0.0003〜0.003%、塩酸テトラ
ヒドロゾリンでは0.005〜0.05%、塩酸フェニレフリン
では0.01〜0.1%が好ましい。
防止できる濃度であればよく、特に制限はない。実際に
はα1−ブロッカーと血管収縮剤の種類によつて決めら
れ、例えば塩酸ブナゾシン点眼剤の場合には塩酸もしく
は硝酸ナファゾリンでは0.0003〜0.003%、塩酸テトラ
ヒドロゾリンでは0.005〜0.05%、塩酸フェニレフリン
では0.01〜0.1%が好ましい。
本発明点眼剤は、α1−ブロッカー、血管収縮剤の他
に点眼剤として通常用いられる添加剤を必要に応じて加
えればよい。添加剤の例としては塩化ナトリウム、塩化
カリウム、濃グリセリン、D−マンニトールなどの等張
化剤、リン酸ナトリウム、ホウ酸、ホウ砂、イプシロン
アミノカプロン酸などの緩衝化剤、エデト酸ナトリウム
などの安定化剤、パラオキシ安息香酸エステルや塩化ベ
ンザルコニウムなどの防腐剤、塩酸や水酸化ナトリウム
などのpH調整剤などが挙げられる。本発明点眼剤のpHは
点眼剤として許容されるものであればよく、4.5〜8.0の
範囲が好ましい。
に点眼剤として通常用いられる添加剤を必要に応じて加
えればよい。添加剤の例としては塩化ナトリウム、塩化
カリウム、濃グリセリン、D−マンニトールなどの等張
化剤、リン酸ナトリウム、ホウ酸、ホウ砂、イプシロン
アミノカプロン酸などの緩衝化剤、エデト酸ナトリウム
などの安定化剤、パラオキシ安息香酸エステルや塩化ベ
ンザルコニウムなどの防腐剤、塩酸や水酸化ナトリウム
などのpH調整剤などが挙げられる。本発明点眼剤のpHは
点眼剤として許容されるものであればよく、4.5〜8.0の
範囲が好ましい。
以下に実施例を示す。
「実施例」 実施例1 処方1 100ml 塩酸ブナゾシン 0.1g 塩酸ナファゾリン 0.003g ホウ酸 1.4g 塩化ベンザルコニウム 0.005g 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 適量 製法 滅菌精製水80mlに塩酸ブナゾシン、塩酸ナファゾリ
ン、ホウ酸、塩化ベンザルコニウムを加え溶解する。こ
れに水酸化ナトリウムを加えpHを6.0に調整する。滅菌
精製水を加え全量を100mlとする。
ン、ホウ酸、塩化ベンザルコニウムを加え溶解する。こ
れに水酸化ナトリウムを加えpHを6.0に調整する。滅菌
精製水を加え全量を100mlとする。
同様の方法で以下の処方の点眼剤を調製した。
処方2 100ml 塩酸ブナゾシン 0.01g 塩酸テトラヒドロゾリン 0.03g ホウ酸 1.4g 塩化ベンザルコニウム 0.005g 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 適量 処方3 100ml 塩酸ブナゾシン 0.005g 塩酸ナファゾリン 0.001g 塩化ナトリウム 0.9g 塩化ベンザルコニウム 0.005g 希塩酸または水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 適量 処方4 100ml 塩酸ブナゾシン 0.05g 塩酸フェニレフリン 0.05g 濃グリセリン 1.4g D−マンニトール 1.0g 塩化ベンザルコニウム 0.005g リン酸水素ナトリウム 適量 水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 適量 処方5 100ml 塩酸プラゾシン 0.05g 塩酸ナファゾリン 0.001g 塩化ナトリウム 0.9g 塩化ベンザルコニウム 0.005g 希塩酸または水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 適量 処方6 100ml 塩酸プラゾシン 0.05g 塩酸テトラヒドロゾリン 0.03g 塩化ナトリウム 0.9g 塩化ベンザルコニウム 0.005g 希塩酸または水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 適量 処方7 100ml 塩酸コリナンシン 0.1g 塩酸テトラヒドロゾリン 0.03g 塩化ナトリウム 0.9g 塩化ベンザルコニウム 0.005g 希塩酸または水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 適量 処方8 100ml 塩酸モキシシリト 0.05g 塩酸ナファゾリン 0.001g 塩化ナトリウム 0.9g 塩化ベンザルコニウム 0.005g 希塩酸または水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 適量 処方9 100ml ウラピジル 0.05g 塩酸ナファゾリン 0.001g 塩化ナトリウム 0.9g 塩化ベンザルコニウム 0.005g 希塩酸または水酸化ナトリウム 適量 滅菌精製水 適量 〔薬理試験〕 α1−ブロッカーの代表例として塩酸ブナゾシン、塩
酸プラゾシン、塩酸コリナンシンの3つを用い実験を行
なつた。
酸プラゾシン、塩酸コリナンシンの3つを用い実験を行
なつた。
α1−ブロッカー点眼剤の眼圧下降作用を確認するた
め、ウサギを用い、日内変動による眼圧上昇時に点眼し
てその作用を調べた。点眼剤はホウ酸緩衝液(pH6.0)
にα1−ブロッカーを溶解したものを用い、点眼2時間
後の眼圧下降を表1に示した。
め、ウサギを用い、日内変動による眼圧上昇時に点眼し
てその作用を調べた。点眼剤はホウ酸緩衝液(pH6.0)
にα1−ブロッカーを溶解したものを用い、点眼2時間
後の眼圧下降を表1に示した。
表1に示すようにα1−ブロッカー点眼剤は0.005〜
0.1%の低濃度でも有効であり、その効果は濃度に依存
していることを確認した。
0.1%の低濃度でも有効であり、その効果は濃度に依存
していることを確認した。
次に、血管収縮剤による眼の充血の防止を調べる実験
を行なつた。
を行なつた。
点眼による眼の充血を判定する一般的な方法としては
ウサギを用いた改良Draize法による前眼部の刺激症状観
察がある(現代の臨床4,277(1970))。
ウサギを用いた改良Draize法による前眼部の刺激症状観
察がある(現代の臨床4,277(1970))。
そこで、血管収縮剤の効果を調べるため、その代表例
として塩酸ナファゾリンもしくは塩酸テトラヒドロゾリ
ンを配合したものを用い、α1−ブロッカー単独のもの
との比較を行なつた。
として塩酸ナファゾリンもしくは塩酸テトラヒドロゾリ
ンを配合したものを用い、α1−ブロッカー単独のもの
との比較を行なつた。
点眼剤はホウ酸緩衝剤(pH6.0)にα1−ブロッカー
と血管収縮剤を溶解したものを用いた。尚、対照とし
て、各々の1%α1−ブロッカー点眼剤を用いた。
と血管収縮剤を溶解したものを用いた。尚、対照とし
て、各々の1%α1−ブロッカー点眼剤を用いた。
(実験方法) ウサギに5分間隔で点眼剤を4回点眼し、30分後に下
記のスコアに従いウサギの充血を調べた。
記のスコアに従いウサギの充血を調べた。
スコア 充血なし −0 角膜周囲の血管のやや拡張せる程度 −0.5 さらに著明な血管拡張をきたした場合 −1 眼瞼縁に向つて走る血管の拡張が著明な場合、もしく
は著しい赤色を帯びた場合 −2 (結果) 結果を表2に示した。
は著しい赤色を帯びた場合 −2 (結果) 結果を表2に示した。
表2に示すように1%α1−ブロッカーを点眼したも
のには充血が認められたが、血管収縮剤を配合したもの
では充血が生じなかつた。
のには充血が認められたが、血管収縮剤を配合したもの
では充血が生じなかつた。
「発明の効果」 α1−ブロッカーは低濃度でも眼圧を下げる優れた薬
剤であるが、血管拡張作用があるため点眼剤として用い
ると眼結膜が充血するという欠点があつた。本発明はα
1−ブロッカーを含有する点眼剤に血管収縮作用を有す
る薬物を配合することにより、眼の結膜充血を防止でき
るという優れた効果を示すものである。
剤であるが、血管拡張作用があるため点眼剤として用い
ると眼結膜が充血するという欠点があつた。本発明はα
1−ブロッカーを含有する点眼剤に血管収縮作用を有す
る薬物を配合することにより、眼の結膜充血を防止でき
るという優れた効果を示すものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 45/00 A61K 31/415 A61K 31/505 A61K 9/08 CA(STN) REGISTRY(STN) WPIDS(STN)
Claims (4)
- 【請求項1】血管収縮作用を有する薬物を配合すること
を特徴とするα1−ブロッカー点眼剤。 - 【請求項2】α1−ブロッカーが、ブナゾシン、プラゾ
シン、モキシシリト、ウラピジル、コリナンシン、モト
ラゾシン、ドキサゾシン、トリマゾシンまたはそれらの
医薬として許容できる塩から選択された一つまたは二つ
以上である請求項1記載のα1−ブロッカー点眼剤。 - 【請求項3】医薬として許容できる塩が塩酸塩である請
求項2記載のα1−ブロッカー点眼剤。 - 【請求項4】α1−ブロッカーが、塩酸ブナゾシン、塩
酸プラゾシンまたは塩酸コリナンシンである請求項1記
載のα1−ブロッカー点眼剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2183509A JP2824863B2 (ja) | 1989-07-12 | 1990-07-11 | α▲下1▼―ブロッカー点眼剤 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17981789 | 1989-07-12 | ||
JP1-179817 | 1989-07-12 | ||
JP2183509A JP2824863B2 (ja) | 1989-07-12 | 1990-07-11 | α▲下1▼―ブロッカー点眼剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03128332A JPH03128332A (ja) | 1991-05-31 |
JP2824863B2 true JP2824863B2 (ja) | 1998-11-18 |
Family
ID=26499550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2183509A Expired - Fee Related JP2824863B2 (ja) | 1989-07-12 | 1990-07-11 | α▲下1▼―ブロッカー点眼剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2824863B2 (ja) |
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WO1995031200A1 (en) * | 1994-05-18 | 1995-11-23 | Senju Pharmaceutical Co., Ltd. | Pharmaceutical composition for treating glaucoma containing terazosin |
JPH08231400A (ja) * | 1995-02-24 | 1996-09-10 | Rohto Pharmaceut Co Ltd | イフェンプロジルを必須成分とする眼圧降下剤 |
JP3060287B2 (ja) * | 1995-10-09 | 2000-07-10 | 参天製薬株式会社 | アパファントを主薬とする水性点眼剤 |
WO1997018812A1 (en) * | 1995-11-17 | 1997-05-29 | Alcon Laboratories, Inc. | Combination therapy for treating glaucoma |
WO1998041199A1 (fr) * | 1997-03-14 | 1998-09-24 | Nippon Shinyaku Co., Ltd. | Decongestionnant nasal ou oculaire |
AU7081598A (en) * | 1997-04-24 | 1998-11-13 | Taisho Pharmaceutical Co., Ltd. | Eye drops |
US20030207890A1 (en) | 2001-02-23 | 2003-11-06 | Collier Robert J | Compounds with 5-ht1a activity useful for treating disorders of the outer retina |
WO2001070223A1 (en) * | 2000-03-17 | 2001-09-27 | Alcon, Inc. | Compounds with 5-ht2 and 5-ht1a agonist activity for treating glaucoma |
WO2001085171A1 (en) * | 2000-05-12 | 2001-11-15 | Novalar Pharmaceuticals, Inc. | Local anesthetic methods and kits |
ES2295161T3 (es) * | 2000-05-17 | 2008-04-16 | Senju Pharmaceutical Co., Ltd. | Solucion oftalmica. |
WO2003004058A1 (en) * | 2001-07-02 | 2003-01-16 | Santen Pharmaceutical Co., Ltd. | OPTIC NERVE PROTECTING AGENTS CONTAINING α1 RECEPTOR BLOCKER AS THE ACTIVE INGREDIENT |
WO2003006061A1 (fr) * | 2001-07-13 | 2003-01-23 | Kissei Pharmaceutical Co., Ltd. | Compositions de medicaments pour usage ophtalmologique |
AU2013266067B2 (en) * | 2012-05-25 | 2016-10-06 | Xlear, Inc. | Xylitol-based anti-mucosal compositions and related methods and compositions |
ES2724933A1 (es) * | 2018-03-13 | 2019-09-17 | Ocupharm Diagnostics Sl | Terapia combinada con melatonina para la reducción de la presión intraocular |
WO2024048750A1 (ja) * | 2022-08-31 | 2024-03-07 | 株式会社坪田ラボ | α1ブロッカーを含む近視進行抑制用点眼剤 |
CN115770215B (zh) * | 2022-12-13 | 2024-02-23 | 南京正科医药股份有限公司 | 一种盐酸乌拉地尔注射液及其制备方法 |
-
1990
- 1990-07-11 JP JP2183509A patent/JP2824863B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH03128332A (ja) | 1991-05-31 |
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Legal Events
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