JP2824839B2 - 電子カメラ - Google Patents

電子カメラ

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JP2824839B2
JP2824839B2 JP63131495A JP13149588A JP2824839B2 JP 2824839 B2 JP2824839 B2 JP 2824839B2 JP 63131495 A JP63131495 A JP 63131495A JP 13149588 A JP13149588 A JP 13149588A JP 2824839 B2 JP2824839 B2 JP 2824839B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、静止画像を記録する全固体電子カメラ、特
に、その記憶部に固定メモリを用いたスチルビデオカメ
ラ等に関するものである。
〔従来の技術〕
静止画像を電子的に記録(記憶)するための装置の一
例として、スチルビデオカメラがある。この種のスチル
ビデオカメラは、例えば2″のフロッピーディスクに、
トラックピッチ100μm,トラック幅60μmのトラック1
周に1フィールドの画面を記録し、50フィールド(また
は25フレーム)の記録が可能である。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上のようなこの種のスチルビデオカメラにおいて
は、記憶部分にフロッピーディスクを用いているため、
カメラの構成には必然的にその回転駆動系(モータ等)
を必要とするが、これらの駆動系機構にあっては、カメ
ラをある程度以上に小形化したり薄形化したりすること
は不可能である。
このため、メモリ部をも固体素子で構成したいわゆる
全固体のスチルビデオカメラ(電子カメラ)が考えられ
るが、上記の小形/薄形化の利点を十分に発揮するため
に、已むなく代償として、光学系などが簡略化され、こ
のため比較的大きい画面を撮影するのには不向きとなる
という難点があった。
本発明は、以上のような従来例の問題点を解消するた
めになされたもので、比較的小形/薄形化を達成し得る
と共に、本来そのままでは得難かった比較的大きい再生
画面が得られるこの種の全固体電子カメラの提供を目的
としている。
〔課題を解決するための手段〕
このような目的を達成するために、本願における請求
項1に記載の発明によれば、画像表示用モニタ手段と、
撮影した画像を記憶する固体メモリから成る記録部とを
備えた電子カメラにおいて、前記電子カメラの撮影時、
前記画像表示用モニタ手段に、現在撮影されている画像
を表示するとともに、該画像の周囲部に、以前に撮像さ
れ前記メモリに記憶されている画像の少なくとも1部を
オーバーラップさせて表示させることにより、撮影時
に、現在撮影されている画像を、該画像のすでに前記メ
モリに記憶されている画像に対する連続性を確認しなが
ら、撮影し得るように構成した電子カメラを特徴とす
る。
また本願の請求項2に記載の発明によれば、画像表示
用モニタ手段と、撮像した画像を記憶する固体メモリか
ら成る記録部とを備えた電子カメラにおいて、前記モニ
タ手段に、画像を撮像する際に、該画像の周囲に、以前
に撮像された画像の少なくとも1部を表示し得るように
なし、前記モニタ手段の表示出力が行われていない部分
が透明もしくは半透明であるような構成とした電子カメ
ラを特徴とする。
また本願の請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明において前記モニタ手段を液晶で構成した
電子カメラを特徴とする。
これによって、再生時において、例えばプリント上で
接続することにより本来そのままでは得ることが困難な
大画面を得ることができ、また撮影時に画像間の連続性
の良好な画像撮影を行うことができ、これらによって前
記目的を達成しようとするものである。
〔作用〕
以上のような構成により、この種のカメラを小形/薄
形化し得ると同時に本来、そのままでは得にくい大画面
を再生することができる。
〔実施例〕
以下に、本発明を実施例に基づいて説明する。
(構成) 第1図に、本発明に係る全固体電子カメラの一実施例
としてのスチルビデオカメラの構成ブロック図を示す。
図中、1は撮影レンズ、2ハーフミラー、2aは反射ミ
ラー、3はファインダレンズで、これらにより撮像光学
系を構成している。また、4は液晶ビューファインダ
(以下、単にファインダという)、5はプリプロセス回
路、6はカメラプロセス回路、7は記録インタフェー
ス、8はバッファメモリ、9は再生インタフェース、10
は双方向インタフェース、11は、着脱可能のカードメモ
リである。また、12はシステムコントローラ、13は表示
コントローラ、14は固体撮像素子を示す。
(動作/作用) つぎに、以上の構成における動作と作用を説明する。
撮影レンズ1から入射した光像は、ハーフミラー2で
2分割され、一方は、固体撮像素子14に入力されて電気
信号に変換され、この信号はプリプロセス回路5で成形
されたのち、カメラプロセス回路6において階調等のγ
処理等を受ける。その出力信号は記録インタフェース7
により、バッファメモリ8に記憶される。バッファメモ
リ8に記憶された画像データは、双方向インタフェース
10により、固体スチルビデオカメラ用の着脱可能なカー
ドメモリ11に記憶される。このカードメモリは、1枚で
数10枚の画像を記憶できるものである。
一般に、固体撮像素子14からの出力は、暗電流の関係
から50ms程度の時間以内に出力する必要がある。一方、
カードメモリ11への書込みは、特に高速である必要はな
く、これを特に高速化しようとすると、カードメモリ11
の構成やインタフェース部10に大きな負荷がかかるた
め、ここにおいては、1画像分のバッファメモリを有し
ている。
一方、ハーフミラー2で分割された光像の他の一方
は、反射ミラー2aを介して、ファインダレンズ3へ入射
しファインダ4に送られる。このファインダ4は液晶で
構成されており、このファインダ4を覗いた視野表示出
力の一例を第2図に示す。本来のファインダ表示部F
(そこに映ったものが記録される部分)が中央部にあ
り、その外側周囲のそれぞ上/下,左/右にA,B,C,Dに
示す各周囲領域がある。このA,B,C,Dの各領域には、液
晶表示が可能なように構成してあり、この各領域のいず
れかに、カードメモリ11もしくはバッファメモリ8の中
の画像の少なくとも一つが表示されるように構成してあ
る。
例えば、第2図に示すように、一つ前に撮影された画
像Iが、A領域の部分に表示される。実際に表示される
のは、その画像のうちの上部1/3程度(すなわち、A,B,
C,D各領域部の中央部Fに近い内側1/3程度)、が表示さ
れることになる。
その画像Iにきれいに接続されて不自然でなく映るよ
うに、ファインダF内の像を設定すればよい。実際に記
録される部分は、本来のファインダ部Fである内側の四
角の中でる。この本来のファインダ部Fは当然透明であ
るが、外側の各領域部分も本実施例において液晶を用い
ており、像の無い部分はほぼ透明となって、より上記両
画像を合せ易くしている。
上記各領域に表示すべき画像が、もし、既に前記カー
ドメモリ11に格納されている画像情報であれば、外部か
ら必要な画面を指定し、システムコントローラ12の制御
によりその画像がバッファメモリ8に出力され、やはり
外部から指定されたA〜D領域のいずれかの位置にシス
テムコントローラ12により制御されて出力することにな
る。
また、いずれの画面を指定してよいか不明の場合に
は、同様に、外部から指示により、ファインダ上の中央
部Fに、順番にもしくは、指定した画像を出力して確認
することができ、その選択された画像をA〜Dのどこか
に表示する。その後、カメラのシャッタが押されたら、
バッファメモリ8の内容を、撮像されたものに書替えれ
ばよい。
このようにして、以前に撮影された画像に対し接続さ
れた大型の画像を得ることができ、それらを例えばプリ
ントアウト時に接続すれば、本来の画面より大画面の画
像を作成することができる。
(他の実施例) 前記実施例においては、ファインダ4は液晶形とした
事例を示したが、かならずしも液晶形でなくとも、画像
を出力しない際には透明あるいは半透明になるものであ
れば、他の形式のものであっても差支えない。また、こ
の種の形式のファインダでなく、例えば電子ビューファ
インダ(EVF)であっても差支えない。この場合のファ
インダ視野表示は、例えば第3図にその一例を示すよう
に、本来の画像は、画面全体ではなく例えば、中央部F
のみに出力されるようにすればよい。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、この発明によれば、電子カメ
ラのビューファインダ等のモニタ手段への画像の周囲に
接続すべき前画面を該当位置へ表示する手段を備え、こ
れらにより、接続可能な画像を記憶し、再生時に、例え
ばプリント上で両画像を接続することにより、比較的、
小形/薄形化を達成し得るとともに、本来、そのままで
は得ることが困難であった比較的大きい画面を得ること
ができるようになった。
また以前に撮影した画像を、新たに画像を撮影する際
に、その画像の周囲にオーバラップさせて同時に表示す
ることができるようにしたので、撮影時に確実に画像間
にオーバラップ領域が確保できるよう、画像間の連続性
を確認しながら撮影を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるスチルビデオカメラの一実施例
の構成ブロック図、第2図は、第1図のカメラのファイ
ンダの表示出力例、第3図は、第1図のカメラの他の実
施例のファインダの表示出力例である。 4……液晶ファインダ 8……バッファメモリ 11……カードメモリ 14……固体撮像素子

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像表示用モニタ手段と、撮像した画像を
    記憶する固体メモリから成る記録部とを備えた電子カメ
    ラにおいて、 前記電子カメラの撮影時、前記画像表示用モニタ手段
    に、現在撮像されている画像を表示するとともに、該画
    像の周囲部に、以前に撮像され前記メモリに記憶されて
    いる画像の少なくとも1部をオーバーラップさせて表示
    させることにより、撮影時に、現在撮像されている画像
    を、該画像のすでに前記メモリに記憶されている画像に
    対する連続性を確認しながら、撮影し得るように構成し
    たことを特徴とする電子カメラ。
  2. 【請求項2】画像表示用モニタ手段と、撮像した画像を
    記憶する固体メモリから成る記録部とを備えた電子カメ
    ラにおいて、 前記モニタ手段に、画像を撮像する際に、該画像の周囲
    に、以前に撮像された画像の少なくとも1部を表示し得
    るようになし、前記モニタ手段の表示出力が行われてい
    ない部分が透明もしくは半透明であるような構成とした
    ことを特徴とする電子カメラ。
  3. 【請求項3】前記モニタ手段を液晶で構成したことを特
    徴とする請求項1記載の電子カメラ。
JP63131495A 1988-05-31 1988-05-31 電子カメラ Expired - Lifetime JP2824839B2 (ja)

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