JP2823050B2 - 繊維補強水硬性無機質成形体の製造方法 - Google Patents

繊維補強水硬性無機質成形体の製造方法

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JP2823050B2
JP2823050B2 JP26273489A JP26273489A JP2823050B2 JP 2823050 B2 JP2823050 B2 JP 2823050B2 JP 26273489 A JP26273489 A JP 26273489A JP 26273489 A JP26273489 A JP 26273489A JP 2823050 B2 JP2823050 B2 JP 2823050B2
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    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、繊維補強水硬性無機質成形体の製造方法に
関し、詳しくは、有機合成繊維を補強繊維とするオート
クレーブ養生を採用し得る繊維補強水硬性無機質成形体
の製造方法に関する。
従来の技術 例えば、ポルトランドセメントを水硬性無機質材料、
即ち、結合材とし、石綿を補強繊維とする所謂石綿スレ
ート板をはじめ、ケイ酸カルシウム板、スラグ石膏板等
は、代表的にはハチエツク法による抄造と、その後のオ
ートクレーブ養生方式にて大量生産し得ると共に、不燃
性であり、しかも、強度にすぐれるので、建築材料とし
て広く用いられている。しかしながら、近年、石綿は、
それを含む建築材料の製造環境のみならず、その使用環
境にも所謂石綿公害を引き起こすとして、その使用が制
限されつつある。
そこで、近年、石綿を用いない繊維補強水硬性無機質
成形体の製造が広く研究されている。例えば、特公昭63
−19465号には、パルプ及びポリビニルアルコール繊維
と共に、山皮の1種であるセピオライトを濾水性の調整
材として用いて水性スラリーとし、これを抄造し、養生
して、無機質成形体を製造する方法が提案されている。
また、特開昭61−31337号公報には、雲母、パルプ、
補強合成繊維及び水硬性無機物質と共に、繊維状又は針
状のゼピオライトやアタパルジヤイト、ウオラストナイ
ト等を補強繊維の分散性と抄造用スラリーの濾水性を高
めるために用いて、抄造にて水硬性無機質成形体を製造
する方法が提案されている。
しかし、上記した方法を含め、従来、有機合成繊維を
補強繊維とする水硬性無機質成形体の製造においては、
抄造体の養生は、自然養生によつている。この自然養生
は数十日間にわたる長期間を必要とするので、工業的見
地からは、成形体の生産性を劣ると共に、製造費用を高
めることとなる。抄造体をオートクレーブ養生するとき
は、有機合成繊維の著しい劣化によつて、得られる成形
体は、強度が著しく低く、到底、実用に供し得ない。
例えば、ポリビニルアルコール繊維は、セメントにな
じみやすく、且つ、強い強度を有するので、補強材とし
ては好適な繊維であるが、オートクレーブ養生するとき
は、繊維が著しく劣化し、その強度が半減し、更に、得
られる成形体を著しく着色させる。
かかる問題を解決するために、例えば、特開昭62−19
7342号公報には、ポリアクリロニトリル繊維を補強繊維
として用いて、オートクレーブ養生によつて水硬性無機
質成形体を製造する方法も提案されているが、特殊なポ
リアクリロニトリル繊維を用いるので、製造費用が高
く、実用性に難がある。
発明が解決しようとする課題 本発明者らは、補強繊維として有機合成繊維を用いる
従来の水硬性無機質成形体の製造における上記した問題
を解決するために鋭意研究した結果、有機合成繊維を予
め山皮と共に水中にて撹拌混合し、山皮にて繊維の表面
を被覆させ、1種の複合体となし、これを水硬性無機物
質と共に抄造用スラリー又は成形用ペースト若しくは坏
土とし、抄造し、又は成形した後、オートクレーブ養生
することによつて、補強繊維としての有機合成繊維の強
度低下や成形体の変色なしに、高強度の水硬性無機質成
形体を得ることができることを見出して、本発明に至つ
たものである。
課題を解決するための手段 本発明による繊維補強水硬性無機質成形体の製造方法
は、有機合成繊維からなる補強繊維と山皮を予め混合
し、次いで、これを水硬性無機物質と共に水性のスラリ
ー又はペーストとし、抄造又は成形した後、水熱反応に
よるオートクレーブ養生することを特徴とする。
本発明の方法において用いる山皮は、表面に多数の活
性水酸基を有する粘土性鉱物であつて、含水ケイ酸マグ
ネシウムであるセピオライト、含水ケイ酸マグネシウム
アルミニウムであるアタパルジヤイト又はパリゴルスカ
イトをいい、通常、マウンテン・コルク、マウンテン・
レザー、マウンテン・ウツド等と呼ばれている。海泡石
も山皮の1種である。
山皮は、外観は、通常、繊維状又は粉末状であつて、
そのままでも用いることができるが、予め解きほぐし
て、多孔質繊維状とし、補強繊維とのなじみをよくする
ことが好ましい。例えば、山皮を湿潤させ、これに高剪
断力を加えることによつて、山皮を上記したような多孔
質繊維状とすることができる。本発明の方法において
は、特に、繊維長約10mμ〜5mmの多孔質繊維状の山皮を
用いることが好ましい。
本発明の方法においては先ず、必要に応じて界面活性
剤の存在下、補強有機合成繊維を水中にて山皮と撹拌混
合する。通常、先ず、山皮を水に分散させ、次いで、こ
れに補強繊維を加え、撹拌して、繊維を分散させ、山皮
と混合する。しかし、山皮と補強繊維とを予めドライブ
レンドした後、これを水に加えて、撹拌混合してもよ
い。山皮を水に分散させるに際して、水における山皮の
含量は、特に限定されるものではないが、通常は、0.05
〜50重量%の範囲であり、好ましくは0.1〜10重量%の
範囲である。
山皮を水に分散させるには、山皮を常温の水又は加温
した水に加え、単純に撹拌混合すればよい。しかし、山
皮を水に分散させる方法は何ら限定されるものではな
い。例えば、高速ミキサーを用いて、山皮を水中に粉砕
分散させてもよい。特に、高濃度の分散液を調製すると
きは、例えば、3本ロールによる混合を採用することも
できる。また、予め少量の水と山皮とを混合し、土練機
等にてよく混練した後、水と共に混合撹拌してもよい。
このように、山皮を水に分散させた後、これに補強繊
維を加え、再び、撹拌混合することによつて、山皮は補
強繊維の表面に付着し、或いは絡みついて、1種の複合
体又は凝集体を形成する。このように、粘土鉱物である
山皮が補強繊維の表面に付着し、繊維を保護するので、
後述するように、これを含む抄造体又は成形体をオート
クレーブ養生しても、補強繊維は劣化せず、その強度を
含む当初の物性を実質的にそのまま保持することができ
る。
更に、かかる補強繊維−山皮複合体は、後述する水硬
性無機物質と水中で撹拌混合することによつて、水硬性
無機物質を吸着し、特に、凝集剤の存在下によく凝集
し、かくして、通常、20メツシユ程度の金網で濾水性よ
く容易に濾過することができ、従来の通常のハチエツク
法による抄造を行なうことができる。
本発明においては、上記補強繊維としては、有機合成
繊維が用いられる。具体例としては、例えば、ポリビニ
ルアルコール繊維、ポリアクリロニトリル繊維、ポリア
ミド繊維、ポリエステル繊維、ポリエチレン繊維、ポリ
プロピレン繊維、ポリ塩化ビニリデン繊維、ポリ塩化ビ
ニル繊維、ポリテトラフルオロエチレン繊維等を挙げる
ことができる。これらのなかでは、ポリビニルアルコー
ル繊維又はポリアクリロニトリル繊維が好ましく用いら
れる。かかる補強繊維は、通常、繊維長約0.1〜25mm、
繊維径約1μm乃至0.2mmであるものが好適に用いられ
る。
特に、ポリビニルアルコール繊維は、セメントになじ
みがよく、大きい強度を有するので、本発明の方法にお
いて、好ましく用いられる。前述したように、ポリビニ
ルアルコール繊維は、オートクレーブ養生条件下におい
て、通常、強度が著しく低下すると共に、黄橙色乃至褐
色に変色する。しかし、本発明の方法によれば、ポリビ
ニルアルコール繊維を補強繊維として用いても、前述し
たように、山皮が繊維を被覆して、複合体を形成してい
るので、オートクレーブ養生によつても、変色や強度の
低下なしに、補強性能を保持した水硬性無機質硬化成形
体を得ることができる。
補強繊維を山皮にて処理するに際して、山皮は、通
常、補強繊維100重量部当たりに50〜10000重量部、好ま
しくは100〜5000重量部が用いられる。用いる山皮の量
が補強繊維100重量部当たりに50重量部よりも少ないと
きは、山皮の補強繊維への付着量が少なすぎる結果、前
述したような複合体の形成が不十分となつて、かかる混
合物を用いて得られる抄造体又は成形体は、後述するオ
ートクレーブ養生において、補強繊維がその補強性能を
保持し得ないので、強度に劣るものとなる。
他方、用いる山皮の量が補強繊維100重量部当たりに1
0000重量部よりも多いときは、例えば、抄造工程におい
て、メーキングロール上での巻き上げが困難となつて、
円滑な生産に支障をきたすほか、得られる抄造体の嵩比
重を高めることが困難となり、所要の嵩比重を有する製
品を得るためには、高圧プレス等を必要とするようにな
るので、好ましくない。更に、補強繊維による補強効果
が低減される。
補強繊維と山皮との水中での撹拌混合に際しては、前
述した山皮の水への分散と同様に行なえばよいが、必要
に応じて、界面活性剤を併用してもよい。また、山皮を
水に分散させるときにも、界面活性剤を用いてもよい。
界面活性剤としては、水溶性の非イオン系又は陰イオン
系界面活性剤が好ましく用いられる。
本発明の方法においては、上記のようにして、補強繊
維と山皮との複合体を調製した後、石綿スレート板の抄
造法による製造の場合と同様に、上記複合体を補強繊維
として用いて、水硬性無機物質、凝集剤、必要に応じて
パルプや無機質充填剤等を水中で撹拌混合し、抄造用の
水性スラリーを調製し、或いは成形用のペーストを調製
する。
本発明の方法において用いる水硬性無機物質は、例え
ば、ポルトランドセメントにて代表される種々のセメン
ト、ケイ石、ケイ藻土、高炉スラグ、フライアツシユ、
石灰、石膏等を挙げることができる。例えば、水硬性無
機物質としてポルトランドセメントを用いればセメント
スレート板を、水硬性無機物質としてケイ酸カルシウム
を主成分とするケイ石、ケイ藻土、石灰等を用いればケ
イ酸カルシウム板を、また、スラグ、石膏、石灰等を用
いればスラグ石膏板をそれぞれ得ることができる。この
ほかにも、水硬性無機物質を適宜に選ぶことによつて、
石膏板、炭酸マグネシウム板、炭酸カルシウム板等を得
ることもできることは、いうまでもない。
本発明においては、上記凝集剤としては、従来より知
られている無機凝集剤及び有機高分子凝集剤のいずれを
も用いることができる。従つて、無機凝集剤としては、
例えば、ポリ塩化アルミニウム、硫酸第一鉄、硫酸第二
鉄、塩化第二鉄、硫酸バン土、アルミン酸ナトリウム、
ポリ硫酸アルミニウム等を用いることができる。このよ
うな無機凝集剤を用いる場合、消石灰、ソーダ灰、ケイ
酸ナトリウム、ベントナイト、フライアツシユ等の凝集
助剤を併用してもよい。
また、有機高分子凝集剤としては、天然凝集剤及び合
成凝集剤のいずれをも用いることができる。天然有機高
分子凝集剤としては、例えば、グアーガム、アルギン酸
ナトリウム、デンプン、ゼラチン、キトサン等の非イオ
ン性及び陰イオン性凝集剤を挙げることができる。
合成有機高分子凝集剤も、所謂中重合度(分子量数千
乃至数万)及び高重合度(分子量数十万乃至千万)のい
ずれも用いることができる。具体例として、例えば、ポ
リアクリル酸ナトリウム、その部分加水分解物、ポリア
クリルアミド部分加水分解物、アクリルアミド・アクリ
ル酸ナトリウム共重合体等の陰イオン性凝集剤、ポリビ
ニルイミダゾリン、ポリアルキルアミノアクリレート、
ポリアルキルアミノメタクリレート、ポリアクリルアミ
ドのマンニツヒ変成物等のカチオン性凝集剤、ポリアク
リルアミド、ポリエチレンオキサイド等の非イオン性凝
集剤等を挙げることができる。しかし、これらのなかで
は、特に、高重合度のポリアクリルアミド、ポリエチレ
ンオキサイド等の非イオン性凝集剤等が好ましい。
かかる凝集剤は、本発明の方法においては、抄造法に
よつて成形体を製造する場合に、抄造用スラリーにおけ
る固形分に対して、通常、3〜300ppm程度、好ましくは
10〜100ppm程度が用いられる。
本発明においては、山皮と共に、必要に応じて、パル
プを用いてもよい。パルプは、抄造用スラリーの抄造性
を向上させるために有用である。特に、スラリー固形分
において2重量%以上のパルプ添加が効果的である。
本発明において、パルプは、針葉樹パルプ、広葉樹パ
ルプいずれでもよいが、特に、高強度の成形体を得ると
きは、針葉樹パルプが用いられる。また、抄造法を採用
する場合には、濾水性を向上させるときは、例えば、叩
解パルプや故紙パルプが好ましく用いられる。通常、製
造費用を低減するためにも、叩解パルプ又は故紙パルプ
が好ましく用いられる。
パルプは、得られる成形体の不燃性を確保するため
に、通常、抄造用スラリー又は成形用ペーストの固形分
中、5重量%以下の範囲で用いられるが、しかし、必要
に応じて、5重量%を越えて用いることもできる。
更に、本発明の方法においては、無機質充填材が併用
されてもよい。かかる無機質充填材としては、例えば、
ウオラストナイト、エトリンガイド、ゾーノトライト、
水酸化アルミニウム、塩基性炭酸マグネシウム等の繊維
状無機物質、薄片雲母、バーミキユライト、パーライ
ト、シラスバルーン、ガラス繊維、スラツグウール等を
挙げることができる。かかる無機質充填剤は、通常、ス
ラリー又はペーストの固形分中、1〜20重量%、好まし
くは、2〜10重量%の範囲で用いられる。
また、本発明の方法においては、スラリー又はペース
トを調製する際に、糊料を併用して、スラリー又はペー
ストにおける補強繊維と山皮との複合化を助長し、或い
はペーストの可塑性を高めることができる。かかる糊料
としては、カルボキシメチルセルロース、メチルセルロ
ース、ヒドロキシルメチルセルロース等のようなデンプ
ンを主体とする糊料、ふのり、ゼラチン、にかわ、可溶
性ケラチン、タンマン、こんにやく、ポリサツカロイド
類、ポリビニルアルコール、酢酸ビニルエマルジヨン、
スチレン・ブタジエンゴムラテツクス等を挙げることが
できる。特に、ケイ酸カルシウム板を製造する場合に
は、エマルジヨンバインダーを併用することは、得られ
るケイ酸カルシウム板の加工性を高める等のために有利
である。糊料は、通常、スラリー又はペーストの固形分
中、0.1〜5重量%の範囲で用いられる。
本発明の方法において、抄造用スラリーにおける固形
分濃度は、通常、2〜30重量%の範囲にあり、好ましく
は、3〜15重量%の範囲にある。また、成形用ペースト
における固形分濃度は、通常、60〜90重量%の範囲にあ
り、好ましくは、70〜80重量%の範囲にある。
以上のようにして、抄造用スラリー又は成形用ペース
トを調製した後、常法に従つて、抄造体又は成形体を
得、必要に応じて、予備養生した後、オートクレーブ養
生すれば、補強繊維の補強性能を保持した高強度の水硬
性無機質硬化成形体を得ることができる。
即ち、従来、石綿スレート板の製造において、抄造及
びオートクレーブ養生の技術は既によく知られている。
本発明の方法においても、上述のようにして得られた抄
造用スラリーを石綿スレートの製造と同様の抄造法によ
つて、抄造体を得、これを同様にオートクレーブ養生す
ることによつて、無機質成形体を得ることができる。抄
造方式としては、ハチエツク法(丸網抄造法)や長網抄
造法を用いることができるが、通常は、ハチエツク法が
用いられる。
また、成形体を得るには、例えば、押出成形法による
ことができるが、これ以外の方法によつてもよい。
オートクレーブ養生は、抄造体又は成形体をオートク
レーブ内にて高温高圧の飽和水蒸気にて加熱し、抄造体
又は成形体を構成する水硬性無機物質を水熱反応によつ
て硬化させる処理をいう。本発明においては、養生温度
は、用いる水硬性無機物質にもよるが、通常、100℃以
上、好ましくは、110〜180℃の範囲であり、特に、好ま
しくは130〜160℃の範囲である。オートクレーブ養生に
おいて、圧力は、通常、1〜10kg/cm2の範囲、好ましく
は3〜6kg/cm2の範囲である。また、養生時間は、通
常、4〜24時間の範囲である。
本発明において、上記のように、ペーストを調製し、
成形体を得る場合には、ペースト調製時に、特に前述し
たような糊料を併用して、ペーストの可塑性を高めるこ
とが好ましい。
発明の効果 以上のように、本発明の方法によれば、補強繊維とし
ての有機合成繊維を予め山皮と共に水中にて撹拌混合
し、山皮にて繊維の表面を被覆させ、1種の複合体とす
るので、これを水硬性無機物質と共に抄造用スラリー又
は成形用ペーストとし、抄造し、又は成形した後、オー
トクレーブ養生することによつて、補強有機合成繊維の
強度低下や成形体の変色なしに、高強度の水硬性無機質
成形体を得ることができる。
実施例 以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明は
これら実施例により何ら限定されるものではない。
尚、以下において、用いた材料は、以下のもの等であ
る。
山皮 エードプラスPMW(武田薬品工業(株)製、粉末繊維
状) エードプラスPMC(武田薬品工業(株)製、粉末状) エードプラスML100W(武田薬品工業(株)製、繊維
状) エードプラスML50D(武田薬品工業(株)製、繊維
状) ポリビニルアルコール繊維 AA1.6D(ユニチカ化成(株)製、繊維長6mm) AA0.3D(ユニチカ化成(株)製、繊維長3mm) ポリアクリロニトリル繊維(PAN) Dolanit−10(ヘキスト社製、繊維径18μm、繊維長6
mm) パルプ CSF60ml(叩解パルプ) 雲母 M−60((株)レプコ製) ウオラストナイト NYAD−G(長瀬産業(株)製) ベントナイト 筑前8号(品川窯材(株)製) シリカフユーム SF白パウダー(日本重化学工業(株)製) セメント 普通ポルトランドセメント また、以下において、得られた成形体の試験方法は以
下のとおりである。
曲げ強度 JIS K 6911に規定されている方法に準じて、幅4cmの
板について、スパン10cmにて測定した。
長さ変化率 JIS A 5429に規定されている方法によつた。
不燃性試験 建築基準法第2条9施行令第108条の2に従つて、建
設省告示第1828号に定められた基材試験及び表面試験を
行なつて、合格を○、不合格を×とした。
外観 オートクレーブ養生後の成形体の表面の着色の程度を
目視にて観察し、着色なしを○、若干の着色ありを△、
著しい着色ありを×とした。
破断面 曲げ試験後の試験片の破断面において、補強繊維の残
存状態を観察し、補強繊維が残存しているときを○、若
干量残存しているときを△、残存していないときを×と
した。
実施例1 (山皮とポリビニルアルコール繊維との混合例) セピオライト40gに水を加えて総量1kgとし、家庭用ミ
キサーにて約3分間撹拌混合して、ペースト状スラリー
を得た。
別に、ポリビニルアルコール繊維AA1.6D200mgを水4.5
に加え、ミキサーにて軽く2秒程度撹拌して、繊維を
解きほぐした後、これを上記セピオライトのスラリー50
0gを加え、総量約5として、約5秒間、撹拌混合し
て、均一なスラリーを得た。
この後、このスラリーに1.5重量%ポリエチレンオキ
サイド水溶液1mlを加え、ゆつくりと撹拌すると、僅か
に繊維状の凝集体の生成がみられた。そこで、更に、上
記ポリエチレンオキサイド水溶液1mlを加え、約5分間
撹拌すると、山皮−ポリビニルアルコール繊維複合体が
凝集沈降した。
この複合体はをシヤーレに移し、観察したところ、ポ
リビニルアルコール繊維の表面に山皮が均一に且つ配向
して、付着していることが認められた。
(抄造用スラリーの調製) 予め叩解したパルプを所定の抄造固型分となるように
パルパーに加え、このスラリーを5分間撹拌混合した。
次いで、これに充填剤の所定量を加え、5分間撹拌し
て、分散させた後、更に、前記と同様にして、予め山皮
と混合したポリビニルアルコール繊維をスラリーに加
え、5分間撹拌して、分散させた。
このようにして得られたスラリーにポルトランドセメ
ントの所定量を加え、5分間撹拌した後、チエストに移
送して、固形分15重量%のスラリーとした。このスラリ
ーに白水を加えて、スラリー固形分約8重量%に希釈す
ると共に、スラリー固形分に対して20ppmのアニオン系
凝集剤を加え、65メツシユシリンダー付きのバツト槽に
移送し、漉き上げた。これに続いて、メーキングロール
及びプレスにて厚さ6mmとし、嵩比重1.5のセメント板を
製造した。
第1表に処方を示すと共に、上記抄造による抄造率を
併せて示す。
これらセメント板を60℃にて湿潤空気にて15時間促進
養生させた後、第2表に示す温度にてオートクレーブ養
生を行なつた。このようにして得られたセメント板につ
いて試験した結果を第2表に示す。
また、比較のために、同様にして得られたセメント板
を20℃にて湿潤空気を用いて28日間、自然養生を行なつ
た。得られたセメント板について試験した結果を第3表
に示す。
以上の結果から明らかなように、山皮による処理を施
さないポリビニルアルコール繊維を補強繊維として用い
て製造したセメント板(実験番号24〜29)は、いずれも
不燃性試験において、クラツクが発生し、不合格であつ
た。また、ポリビニルアルコール繊維を用いた場合は、
養生温度1 30℃以上にて、補強性能が低下しており、繊維が一部溶
解したものとみられる(実験番号25、26、28及び29)。
これに対して、本発明に従つて、ポリビニルアルコー
ル繊維を予め山皮にて処理すると、得られるセメント板
は、温度140〜150℃にてオートクレーブ養生を行なつて
も、繊維による補強性能が保持されており、不燃性試験
にも合格している。
尚、第3表において、実験番号3にて得られたセメン
ト板は、長さ変化率が大きく(0.278%)、接着が弱
く、固化不足のために、不燃性試験に合格しなかつたも
のとみられる。また、実験番号4及び5にて得られたセ
メント板は、ポリアクリロニトリル繊維の接着が一層弱
いために、不燃性試験に合格しなかつたものとみられ
る。
実施例2 ポリビニルアルコール繊維(ユニチカ化成(株)製AB
1200×6)10g、山皮(武田薬品工業(株)製セピオラ
イト、エードプラスML−100)30g及びポリエチレンオキ
サイド0.5gをポリエチレン製袋内に水10mlと共に充填
し、シールし、回転混合機端に貼り付けて、約10分間混
合して、綿状の粉末を得た。
この粉末にセメント1kg、メチルセルロース(信越化
学工業(株)製メトローズ90SH1500)3.5gを加え、回転
混合機にて十分に混合して、均一な粉末とした後、これ
に水225gを加え、2軸スクリユー混合機で2回混合処理
して、可塑性を有する餅状のペーストを得た。
このペーストを小型真空押出機を用いて、15×15mmの
ダイスから押出して、長さ12cmの角柱の成形物10個を調
製した。
これらの成形物のうち、比較例1として、5個を20℃
にて28日間自然養生して、硬化セメント体とした。残り
の5個は、底に水をはつた容量1のオートクレーブに
入れ、密閉した後、140℃で12時間オートクレーブ養生
して、硬化セメント体とした。このオートクレーブ養生
において、ポリビニルアルコール繊維の茶褐色への変色
はみられなかつた。
これら硬化体の性質を第4表に示す。
比較例2として、山皮に代えて、天然のウオラストナ
イト粉末を用いた以外は、上記と同様にして、ペースト
を調製した。しかし、このペーストは、可塑性がやや乏
しく、押出成形したところ、やや毛羽立つた成形体を得
た。この成形体を上記と同じ条件にてオートクレーブ養
生して、硬化体としたところ、表面に茶褐色の縞模様が
生じた。また、比較例3として、成形体を28日間放置
し、自然養生させて、硬化体を得た。
これら硬化体の性質を第4表に示す。
実施例3 ポリビニルアルコール繊維(ユニチカ化成(株)製AB
1200×6)1kgと山皮(武田薬品工業(株)製セピオラ
イト、エードプラスPMC)3kgとを水23kgに加え、ケデイ
・ミキサーにて均一になるまで撹拌混合した。
別に、セメント100kg、ヒドロキシエチルセルロース2
kg及びポリエチレンオキサイド粉末0. 5kgをナフタ・ミキサーにて均一になるまで混合した
後、オムニ・ミキサーにて撹拌混合しつつ、これに前記
ポリビニルアルコール繊維と山皮との混合処理物を含む
スラリーを徐々に加え、均一になるまで、約30分間撹拌
混合して、可塑性を有する餅状のペーストを得た。これ
を処方Aによるペーストとする。
比較例として、上記と同じポリビニルアルコール繊維
1kgと水24kgをケデイ・ミキサーにて均一になるまで撹
拌混合して、スラリーを得た。
別に、ナフタ・ミキサーにてセメント100kg、浴材と
してのボルクレー(コロイド社製)3kg、収縮防止材と
しての雲母粉末S−80((株)レプコ製)10kg、ヒドロ
キシメチルセルロース3kgを均一になるまで、約1時間
混合した。
これをオムニ・ミキサーにて撹拌混合しつつ、これに
上記ポリビニルアルコール繊維を含むスラリーを徐々に
加え、均一になるまで、約30分間撹拌混合して、同様
に、可塑性を有する餅状のペーストを得た。これを処方
Bによるペーストとする。
断面L字状のノズルを備えた真空式土練成形機を用い
て、上記処方A及びBによるペーストをそれぞれ長さ12
cmの異形成形体20個に押出成形し、そのうちそれぞれ10
個を20℃の温度にて28日間自然養生させて、硬化体を調
製し、残りのそれぞれ10個の成形体は、温度150℃にて1
0時間オートクレーブ養生した。
それぞれの硬化体から2×4×10cmの試験片を切出
し、その物性を測定した。結果を第5表に示す。処方A
によるペースト押出成形体を自然養生したときを比較例
3とし、処方Bによるペースト押出成形体をオートクレ
ーブ養生及び自然養生したときをそれぞれ比較例5及び
6として示す。
処方Aによるペーストを用いた硬化体には色相に変化
は認められなかつたが、処方Bによるペーストを用いた
硬化体には、褐色の縞模様が表面に生じた。この縞模様
は、特に、硬化体の角部において顕著であつた。
実施例4 家庭用ミキサーに水900ml、エードプラスPMW1g及びエ
ードプラスML−100W1gを入れ、約30秒間撹拌混合した
後、これにポリビニルアルコール繊維FA1D(繊維長7m
m)(ユニチカ化成(株)製)1gを加え、更に、30秒間
撹拌混合した。続いて、得られたスラリーに新聞故紙5
g、スラグ39.5g、二水石膏30g、雲母7g、パーライト6
g、炭酸カルシウム7g及び消石灰2.5gを加え、30秒間撹
拌混合した。
得られたスラリーを容量1のビーカーに移し、アニ
オン系凝集剤PA−331(栗田工業(株)製)500ppm液6ml
を加え、ガラス棒にて手撹拌した後、15×15cm、50メツ
シユの金網を敷いた成形枠に移し、吸引濾過して、湿潤
シートを得た。
このようにして得られた湿潤生シート2枚を重ね合わ
せ、面圧40kg/cm2にてプレス接着した後、70℃の湿潤空
気にて15時間促進養生し、更に、第6表に示す温度にて
オートクレーブ養生を行なつて、スラグ石膏板を得た。
比較例7として、湿潤生シート2枚を重ね合わせ、面
圧40kg/cm2にてプレス接着した後、70℃の湿潤空気にて
15時間促進養生し、更に、20℃の湿潤空気にて28日間、
自然養生させて、スラグ石膏板を得た。
このようにして得られたスラグ石膏板の性質を第6表
に示す。
更に、比較例8として、家庭用ミキサーにて水900ml
及び新聞故紙5gを30秒間撹拌混合し、次いで、これにス
ラグ41.5gと共に、上記と同じポリビニルアルコール繊
維、二水石膏、雲母、パーライト、炭酸カルシウム及び
消石灰を上記と同量加え30秒間撹拌混合して、スラリー
を得た。
以後、得られたスラリーを上記と同様に処理して、第
6表に示す温度にてオートクレーブ養生を行なつて、ス
ラグ石膏板を得た。
比較例9として、70℃の湿潤空気にて15時間促進養生
し、更に、20℃の湿潤空気にて28日間、自然養生させ
て、スラグ石膏板を得た。
このようにして得られたスラグ石膏板の性質を 第6表に示す。
以上の結果から明らかなように、本発明に従つてオー
トクレーブ養生を行なつて得たスラグ石膏板は、自然養
生によるスラグ石膏板の80%以上の曲げ強度を保持して
いる。
実施例5 エードプラスPMC10gとエードプラスML50D10gに水を加
えて、総量1kgとし、これを家庭用ミキサーにて約3分
間撹拌混合して、ペースト状のスラリーを得た。
別に、ポリビニルアルコール繊維AA1.6D5gを水10に
入れ、ミキサーにて軽く5秒程度撹拌して、繊維を解き
ほぐした後、これを上記山皮のスラリーに加え、約5秒
間撹拌混合して、均一なスラリーを得た。この後、この
スラリーに5重量%ポリエチレンオキサイド水溶液1ml
を加え、約5秒間撹拌した。予めポリビニルアルコール
繊維と山皮とからなる複合体を形成させた。続いて、叩
解パルプ10gを上記スラリーに加え、約5秒間撹拌混合
して、均一なスラリーを得た。
上記スラリーを山皮6重量%、ポリビニルアルコール
繊維1.5重量%及びパルプ3重量%となるようにパルパ
ーに仕込み、3分間撹拌した。次いで、雲母6重量%と
ポルトランドセメント83.5重量%を加え、5分間撹拌し
た後、実施例1と同様にして抄造し、生セメント板を製
造した。抄造効率は92%であつた。
このようにして得られた生セメント板を初期養生し、
次いで、130℃でオートクレーブ養生した。得られたセ
メント板は、曲げ強度273.5kg/cm2、長さ変化率0.118%
であつて、その他は、前記実験番号(2)と同様であつ
て、合格であつた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C04B 14:10) 111:12 (72)発明者 堀内 盛夫 兵庫県赤穂市坂越329 (72)発明者 池田 文雄 兵庫県赤穂市農神町5―12 (56)参考文献 特開 昭62−78136(JP,A) 特開 昭62−96354(JP,A) 特開 平2−6357(JP,A) 特開 昭64−65052(JP,A) 特開 昭64−24054(JP,A) 特開 平1−141857(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C04B 28/02 C04B 14/10 C04B 16/06 B28B 1/52 C04B 40/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】有機合成繊維からなる補強繊維と山皮を予
    め混合し、次いで、これを水硬性無機物質と共に水性の
    スラリー又はペーストとし、抄造又は成形した後、水熱
    反応によるオートクレーブ養生することを特徴とする繊
    維補強水硬性無機質成形体の製造方法。
  2. 【請求項2】補強繊維がポリビニルアルコール繊維又は
    ポリアクリロニトリル繊維であることを特徴とする請求
    項第1項記載の繊維補強水硬性無機質成形体の製造方
    法。
  3. 【請求項3】補強繊維100重量部当りに山皮50〜10000重
    量部を混合することを特徴とする請求項第1項記載の繊
    維補強水硬性無機質成形体の製造方法。
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